JP2002144773A - 複合シート及びこれを用いた複合シート製品 - Google Patents

複合シート及びこれを用いた複合シート製品

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JP2002144773A
JP2002144773A JP2000341210A JP2000341210A JP2002144773A JP 2002144773 A JP2002144773 A JP 2002144773A JP 2000341210 A JP2000341210 A JP 2000341210A JP 2000341210 A JP2000341210 A JP 2000341210A JP 2002144773 A JP2002144773 A JP 2002144773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送付時のセキュリティ効果を確保しつつ、確
認済み明示効果も得ることができる複合シート及びこれ
を用いた複合シート製品を提供する。 【解決手段】 複合シート1は、第一のシート11と、
第一のシート11の一端12側に連設された第二のシー
ト21と、第一のシート11の他端13側に連設された
第三のシート31とを中心にして構成されている。第二
のシート21の裏面22に設けられた第一の貼着部41
は第一の離型紙43を備えており、この離型紙43を剥
がすことによって、折り返した第二のシート21を第一
のシート11に剥離可能で再貼着不可能に貼着させてい
る。第三のシート31の裏面32側に設けられた第二の
貼着部51、51は第二の離型紙53を備えており、こ
の離型紙53を剥がすことによって、折り返した第三の
シート31を折り返された状態の第二のシート21に剥
離可能で再貼着不可能に貼着させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記載されている情
報や検体等の隠蔽性を確保しつつ配送等を行うための複
合シート及びこれを用いた複合シート製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、葉書の裏面に所定の個人情報を印
刷するとともに、該裏面に目隠しシールを剥離可能であ
って再粘着不可能に貼着した私製葉書が実用されてい
る。かかる私製葉書によれば、他人が印刷されている情
報を見ようとして目隠しシールを剥離すると、該目隠シ
ールを再貼着することが不可能となって、剥離したこと
が発覚する。これにより、他人が不当に目隠しシールを
剥離しようとする欲求を抑制するセキュリティ効果が生
じて、目隠しシールが剥離されることなく個人情報の秘
密性が確保される。
【0003】また、本人に送達された際には、目隠しシ
ールを剥離することにより、葉書の裏面に印刷されてい
る個人情報を見ることができる。無論、本人が目隠しシ
ールを剥離した場合にも、再貼着することは不可能であ
ることから、目隠しシールが剥離された状態にあること
により、本人が前記個人情報を確認済みであることが明
示される確認済み明示効果が発生することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る私
製葉書にあっては、剥離された目隠しシールを再貼着す
ることができないことから、片道葉書である場合には前
述した利点があるものの、往復葉書にした場合には、返
信再送する際に前記個人情報が露呈したままとなる。つ
まり、例えば目隠しシールを剥離して個人情報を見た後
印鑑を押して再送する郵送形態を想定した場合、再送す
る際には個人情報が露呈することとなる。
【0005】また、今日においては、目隠しシールと葉
書との間に試験紙を介装し、被験者が目隠しシールを剥
離して、試験紙に血液等の検体を染み込ませた後、検査
機関に発送する簡易健康診断システムの構築を検討し
た。しかし、この場合も、一旦剥離した目隠しシールは
剥離されたままとなることから、検体を染み込ませ試験
紙を目隠しシールと葉書との間に介装して検査機関に発
送することができない。
【0006】無論、目隠しシールを何度でも貼着及び剥
離可能とすれば、個人情報を見た後印鑑を押して返信再
送する際に、目隠しシールにより個人情報を隠蔽するこ
とができ、あるいは検体を染み込ませ試験紙を目隠しシ
ールと葉書との間に介装して検査機関に再送することも
可能となる。
【0007】しかし、目隠しシールを何度でも貼着及び
剥離可能にすると、再送されて相手側に送達されるまで
に、他人が目隠しシールを剥離して個人情報を見ても再
度貼着しておけば、これが発覚することがない。したが
って、再送時に前記セキュリティ効果が生じず、再送時
に個人情報の秘密性を確保したり、検体の真性を確保す
ることができない。
【0008】また、この返信を受け取った相手側におい
ても、再度目隠しシールを貼着することが可能となるこ
とから、前記確認済み明示効果が発生せず、捺印等を確
認したのたのにも拘わらず、未確認と誤認してしまう不
都合が生ずる。さらに、検査機関においても、検査済み
となったにも拘わらず、再度目隠しシールが貼着されて
しまうことにより、未検査と誤認してしまう不都合が生
ずる。
【0009】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、送付時のセキュリティ効果を確保しつ
つ、確認済み明示効果も得ることができる複合シート及
びこれを用いた複合シート製品を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載の複合シートにおいては、第一
のシートと、この第一のシートの一端側に連設され、前
記第一のシートの裏面側に折り返し可能な第二のシート
と、前記第一のシートの他端側に連設され、折り返され
た状態の前記第二のシートに折り返し可能な第三のシー
トとから成り、前記第一のシートの前記裏面側と前記第
二のシートの裏面側の少なくとも一方に第一の貼着部が
設けられ、この第一の貼着部は、折り返した前記第二の
シートを前記第一のシートに剥離可能であって再貼着不
可能に貼着させる第一の貼着材と、この第一の貼着材に
剥離可能に貼付された第一の離型紙とを備える一方、前
記第二のシートの表面側と前記第三のシートの裏面側の
少なくとも一方に第二の貼着部が設けられ、この第二の
貼着部は、折り返した前記第三のシートを折り返された
状態の前記第二のシートに剥離可能であって再貼着不可
能に貼着させる第二の貼着材と、この第二の貼着材に剥
離可能に貼付された第二の離型紙とを備えたものとして
いる。
【0011】かかる構成において、発送者は少なくとも
第一のシートの裏面または第二のシートの裏面に通達内
容を記入した後、第一の離型紙を剥がさずに第一のシー
トの裏面側に第二のシートを折り返し、さらに第二の離
型紙を剥がして第三のシートを折り返し、第二の貼着材
で第二のシートに貼着させて発送する。したがって、往
信過程において他人が第三のシートを剥離すると、再貼
着させることが不可能となって他人が剥離したことが発
覚するため、他人が不当に第三のシートを剥離しようと
する欲求を抑制する往信時のセキュリティ効果が生じ
る。
【0012】そして、受取人は、第三のシートを剥離し
て第一のシートから除去し、第一のシートや第二のシー
トに記載された通達内容を確認して捺印や記入等を行っ
た後、第一の貼着部の離型紙を剥がして第二のシートを
折り返し、第一の貼着材で第一のシートに貼着させて返
送する。したがって、返信過程において他人が第二のシ
ートを剥離すると、再貼着させることが不可能となって
他人が剥離したことが発覚するため、他人が不当に第二
のシートを剥離しようとする欲求を抑制する返信時のセ
キュリティ効果が生じる。
【0013】また、返送された際には、発送者は第二の
シートを剥離することにより、受取人の捺印や記入内容
等を確認することができる。そして、第二のシートを剥
離すると再貼着は不可能となることから第二のシートが
剥離された状態となり、発送者が受取人の捺印や記入内
容等を確認済みであることが明示される。
【0014】また、請求項2記載の複合シートにおいて
は、前記第一のシートの前記裏面側と前記第二のシート
の前記裏面側の少なくとも一方に、検体を付着させる検
体用媒体を設けたものとしている。
【0015】かかる構成において、受取人である被験者
は、第三のシートを剥離して第一のシートから除去し、
試験紙、試験針等の検体用媒体に血液等の所定の検体を
付着させた後、第一の貼着部の離型紙を剥がして第二の
シートを折り返し、第一の貼着材で第一のシートに貼着
させることで検査機関に発送することが可能になる。
【0016】また、請求項3記載の複合シート製品にお
いては、第一のシートと、この第一のシートの一端側に
連設されて前記第一のシートの裏面側に折り畳まれた第
二のシートと、前記第一のシートの他端側に連設されて
前記第二のシートの表面側に折り畳まれた第三のシート
とから成り、前記第一のシートの前記裏面側と前記第二
のシートの裏面側の少なくとも一方に第一の貼着部が設
けられ、この第一の貼着部は、前記第二のシートを前記
第一のシートに剥離可能であって再貼着不可能に貼着さ
せる第一の貼着材と、この第一の貼着材に剥離可能に貼
付された離型紙とを備える一方、前記第二のシートと前
記第三のシートは、剥離可能であって再貼着不可能な第
二の貼着材により貼着されたものとしている。
【0017】かかる構成において発送者は、少なくとも
第一のシートの裏面または第二のシートの裏面に通達内
容を記載して製造した複合シート製品を発送すること
で、往信過程において他人が第三のシートを剥離する
と、再貼着させることが不可能となって他人が剥離した
ことが発覚するため、他人が不当に第三のシートを剥離
しようとする欲求を抑制する往信時のセキュリティ効果
が生じる。
【0018】そして、受取人は、第三のシートを剥離し
て第一のシートから除去し、第一のシートに記載された
通達内容を確認して捺印や記入等を行った後、第一の貼
着部の離型紙を剥がして第二のシートを折り返し、第一
の貼着材で第一のシートに貼着させて返送する。したが
って、返信過程において他人が第二のシートを剥離する
と、再貼着させることが不可能となって他人が剥離した
ことが発覚するため、他人が不当に第二のシートを剥離
しようとする欲求を抑制する返信時のセキュリティ効果
が生じる。
【0019】また、返送された際には、発送者は第二の
シートを剥離することにより、受取人の捺印や記入内容
等を確認することができる。そして、第二のシートを剥
離すると再貼着は不可能となることから第二のシートが
剥離された状態となり、発送者が受取人の捺印や記入内
容等を確認済みであることが明示される。
【0020】また、請求項4記載の複合シート製品にお
いては、前記第一のシートの前記裏面側と前記第二のシ
ートの前記裏面側の少なくとも一方に、検体を付着させ
る検体用媒体を設けたものとしている。
【0021】かかる構成において、受取人である被験者
は、第三のシートを剥離して第一のシートから除去し、
試験紙、試験針等の検体用媒体に血液等の所定の検体を
付着させた後、第一の貼着部の離型紙を剥がして第二の
シートを折り返し、第一の貼着材で第一のシートに貼着
させることで検査機関に発送することが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
複合シート1の裏側を示す平面図である。この複合シー
ト1は、第一のシート11と、第一のシート11の一端
12側に連設された第二のシート21と、第一のシート
11の他端13側に連設された第三のシート31とを中
心にして構成されており、各シート11、21、31は
紙製であって郵便葉書と同じ大きさに作られている。
【0024】第二のシート21は、一端12で第一のシ
ート11の裏面14側に折り返しが可能となっており、
第二のシート21の裏面22には矩形状の中央部22a
を除いて枠状に第一の貼着部41が設けられている。
【0025】第一の貼着部41は、図2に示すように第
一の貼着材42と、第一の貼着材42に剥離可能に貼付
された第一の離型紙43とから構成されている。さら
に、第一の貼着材42は、第二のシート21の裏面22
上に塗布された強粘着剤44と、強粘着剤44上に順次
積層された樹脂製のフィルム45、剥離可能再貼着不能
粘着層46、樹脂製のフィルム47、強粘着剤48とか
ら構成されている。
【0026】強粘着剤44、48は、例えばアクリル酸
エステル(共)重合体:酢酸ビニル(共)重合体、ゴム系粘
着剤等であって、紙に対する粘着強度がフィルム45、
47に対する粘着強度よりも強い特性を有している。
【0027】剥離可能再貼着不能粘着層46はホットメ
ルト系接着剤等であって、一旦剥がすと再粘着不可能で
あり、フィルム45、47に対する粘着強度が強粘着剤
44、48のフィルム45、47に対する粘着強度より
も弱い特性を有している。
【0028】また、第一の離型紙43は第一の貼着材4
2の強粘着剤48に積層されており、この離型紙43を
剥がすことによって、第一の貼着材42が折り返した第
二のシート21を第一のシート11に剥離可能であって
再貼着不可能に貼着させるようになっている。
【0029】一方、第三のシート31は、第一のシート
11の他端13で第一のシート11の裏面14側に折り
返しが可能になっているとともに、折り返された状態の
第二のシート21に折り返し可能となっている。また、
この他端13にはミシン目が形成されており、第三のシ
ート31を第一のシート11から容易に切り離すことが
可能となっている。
【0030】また、第三のシート31の裏面32側に
は、上下端部33、33に、第二の貼着部51、51が
それぞれ設けられている。この第二の貼着部51は、図
3に示すように、第二の貼着材52と、第二の貼着材5
2に剥離可能に貼付された第二の離型紙53とから構成
されている。
【0031】第二の貼着材52は、第一の貼着材41と
同様な構成となっている。すなわち、第三のシート31
の裏面32の上下端部33上に塗布された強粘着剤44
と、強粘着剤44上に順次積層された樹脂製のフィルム
45、剥離可能再貼着不能粘着層46、樹脂製のフィル
ム47、強粘着剤48から構成されている。
【0032】一方、第二の離型紙53は第二の貼着材5
2の強粘着剤48に積層されており、この離型紙53を
剥がすことによって、第二の貼着材52が折り返した第
三のシート31を折り返された状態の第二のシート21
に剥離可能であって再貼着不可能に貼着させるようにな
っている。
【0033】図4は、複合シート1の表側を示す平面図
である。第二のシート21の表面23において上部には
返信用宛先欄23aが設けられており、発送者の名前お
よび住所と郵便番号が記載されるようになっている。返
信用宛先欄23aの下部には差出欄23bが形成されて
おり、受取人の名前および住所と郵便番号が記載される
ようになっている。
【0034】一方、第三のシート31の表面34側の上
部には往信用宛先欄34aが設けられており、受取人の
名前および住所と郵便番号が記載されるようになってい
る。往信用宛先欄34aの下部には差出欄34bが形成
されており、発送者の名前および住所と郵便番号が記載
されるようになっている。
【0035】かかる構成において発送者は、第一のシー
ト11の裏面14に通達内容の記入または印刷等行う。
そして、第二のシート21の返信用宛先欄23aと第三
のシート31の差出欄34bとに発送者の名前および住
所と郵便番号、第二のシート21の差出欄23bと第三
のシート31の往信用宛先欄34aとに受取人の名前お
よび住所と郵便番号をそれぞれ記入または印刷する。
【0036】そして、図5(a)に示すように第二のシ
ート21を、第一の離型紙43を剥がさずに第一のシー
ト11の裏面14側に折り返す。折り返した後、図5
(b)に示すように第二の離型紙53、53を剥がして
第三のシート31を折り返し、第二の貼着材52の強粘
着剤48を折り返された状態の第二のシート21の表面
23に圧着させることによって、図5(c)に示すよう
に第三のシート31を第二のシート21に貼着させる。
この結果、複合シート1は第三のシート31の表面34
が一番上に位置し、第一のシート11の裏面14に記載
された通達内容は密閉状態となる。
【0037】そして、発送者は、図5(c)の複合シー
ト1を受取人に発送する。この複合シート1を受け取っ
た受取人は、図6(a)に示すように第三のシート31
をめくる。すると、図6(b)に示すように第二のシー
ト21と強粘着剤48及びフィルム47が一体化した状
態で、剥離可能再貼着不能粘着層46から剥離する。こ
のため、第二のシート21に強粘着剤48を介して一体
化したフィルム47を、第三のシート31の剥離可能再
貼着不能粘着層46に再貼着することは不可能となる。
【0038】したがって、発送者から受取人までの往信
過程で、他人が第三のシート31を剥離すると、再貼着
させることが不可能となって、他人が剥離したことが発
覚する。このため、往信過程で他人が不当に第三のシー
ト31を剥離しようとする欲求を抑制する往信時のセキ
ュリティ効果が生じる。
【0039】受取人は、第三のシート31をめくった
後、図6(c)に示すように第二のシート21を広げて
第一のシート11を開放する。そして、図7(a)に示
すように第三のシート31を他端13に形成されたミシ
ン目に沿って切り離して第一のシート11から除去し、
第一のシート11の裏面14に記載された通達内容を確
認して捺印や記入等を行う。
【0040】そして、図7(b)に示すように、第一の
離型紙43を左下角部43aから剥がした後、第二のシ
ート21を第一のシート11の裏面14側に折り返して
第一の貼着材42の強粘着剤48を裏面14に圧着させ
て、図7(c)に示すように第二のシート21を第一の
シート11に貼着させる。この結果、複合シート1は第
二のシート21の表面23が一番上に位置し、第一のシ
ート11の裏面14に記載された通達内容や捺印等は密
閉状態となる。
【0041】そして、受取人は図7(c)の複合シート
1を発送者に返送する。これを受け取った発送者は、図
8(a)に示すように第二のシート21をめくると、図
8(b)に示すように第一のシート11と強粘着剤48
及びフィルム47が一体化した状態で、第二のシート2
1の剥離可能再貼着不能粘着層46から剥離する。これ
により、第一のシート11が開放されるため、裏面14
に記載された受取人の捺印や記入内容等を確認すること
ができる。
【0042】また、第二のシート21がめくられると、
第一のシート11に強粘着剤48を介して一体化したフ
ィルム47を、第二のシート21の剥離可能再貼着不能
粘着層46に再貼着することは不可能となる。
【0043】したがって、受取人から発送者までの返信
過程で他人が第二のシート21を剥離すると、再貼着さ
せることが不可能となって、他人が剥離したことが発覚
する。このため、返信過程で他人が不当に第二のシート
21を剥離しようとする欲求を抑制する返信時のセキュ
リティ効果が生じる。
【0044】また、適正に受取人に返送されて複合シー
ト1の開封が行われた場合にも、第一のシート11に強
粘着剤48を介して一体化したフィルム47を、第二の
シート21の剥離可能再貼着不能粘着層46に再貼着す
ることは不可能となる。よって、第二のシート21が剥
離された状態にあることにより、発送者が受取人の捺印
や記入内容等を確認済みであることが明示される。
【0045】このように、本実施の形態における複合シ
ート1では、送付時のセキュリティ効果を確保しつつ、
確認済み明示効果も得ることができる。
【0046】なお、本実施の形態では、第一の貼着部4
1、第二の貼着部51において、各シート21、31の
裏面22、32上に、強粘着剤44及びフィルム45を
介して剥離可能再貼着不能粘着層46を形成したが、こ
のような構造に限定されることはなく、例えば裏面2
2、32上に直接、剥離可能再貼着不能粘着層46を形
成しても同様の作用効果を奏することができる。
【0047】また、本実施の形態の複合シート1では、
第二のシート21の裏面22において部分的に第一の貼
着部41を設け、また第三のシート31の裏面32にお
いては上下端部33、33に第二の貼着部51を設けた
が、各貼着部の設置場所は特に限定されることはなく、
本実施の形態の場合の他に例えば第二のシート21の裏
面22全体に第一の貼着部を設け、第三のシート31の
裏面32全体に第二の貼着部を設けても良い。
【0048】また、第一の貼着部41を第二のシート2
1の裏面22側に設けたものとしたが、第一のシート1
1と第二のシート21とを貼着させれば良いので、第一
のシート11の裏面14側に設けても良く、発送者や受
取人が記載可能な範囲で第一のシート11の裏面14と
第二のシート21の裏面22の両方に設けても良い。
【0049】また、第二の貼着部51を第三のシート3
1の裏面32側に設けたものとしたが、第二のシート2
1と第三のシート31とを貼着させれば良いので、発送
者や受取人が記載可能な範囲で第二のシート21の表面
23側や、第三のシート31の裏面32と第二のシート
21の表面23の両方に設けても良い。
【0050】また、本実施の形態の複合シート1では、
発送者が第一のシート11の裏面14に通達内容を記載
し受取人が記入や捺印等を行って、特定の二者間で情報
をやりとりする情報伝達シートとして使用したが、これ
に限定されることはなく、例えばこの複合シート1を簡
易健康診断シートとして使用しても良い。
【0051】すなわち、簡易健康診断シートとして使用
する場合には、発送者である病院や検査機関等の担当者
が、複合シート1の第一のシート11の裏面14におい
て第二のシート21の裏面22の中央部22aと対応す
る中央部14a内に試験紙X(図1に一点鎖線で図示)
や試験針等の検体用媒体を貼付する。
【0052】そして、図5(a)〜(c)に示すように
第一の離型紙43を剥がさずに第二のシート21を折り
畳み、第二の離型紙53を剥がして第三のシート31を
折り返し、第二の貼着材52の強粘着剤48で第二のシ
ート21に貼着し、受取人である被験者に発送する。
【0053】被験者は、第三のシート31を剥離して第
一のシート11から除去し、試験紙、試験針等の検体用
媒体に、唾液、血液、尿等の所定の検体を付着させた
後、第一の離型紙43を剥がして第二のシート21を折
り返し、第一の貼着材42の強粘着剤48で第一のシー
ト11に貼着して返送する。
【0054】そして病院や検査機関等の担当者に返送さ
れた際には、第二のシート21を剥離することにより、
被験者の検体を検査することができる。したがってこの
場合でも、本実施の形態と同様の作用効果を得ることが
でき、またこの複合シート1を使用することによって簡
易健康診断システムを構築することができる。
【0055】また、前記検体用媒体は、折り畳んだ際に
第一の貼着部41と接触しない第一のシート11の裏面
14の中央部14a内に貼付する他に、第二のシート2
1の裏面22の中央部22a内に貼付したり、あるいは
両方に貼付しても良い。
【0056】図9は、本発明の第2の実施の形態を示す
複合シート製品である簡易健康診断シート101の平面
図であり、図10は図9のC−C線に沿う模式断面図、
図11は図9を展開した簡易健康診断シート101の裏
側を示す平面図である。
【0057】この簡易健康診断シート101は、第一の
シート111と、第一のシート111の裏面112側に
折り畳まれた第二のシート121と、第二のシート12
1の表面122側に折り畳まれた第三のシート131と
から成り、第二のシート121と第三のシート131
は、上下端部で第二の貼着材152、152により貼着
されている。
【0058】各シート111、121、131は紙製で
あり、郵便葉書と同じ大きさに作られている。図11に
示すように、第一のシート111には、裏面112の中
央部分に矩形状の枠113が形成されており、枠113
内には検体用媒体として試験紙Xが貼付されている。枠
113の下部には、受取人である被験者の個人情報(氏
名、住所、年齢、血液型)を記入するための記入欄11
4が設けられている。
【0059】また、第二のシート121は第一のシート
111の一端側115に連設されており、裏面123側
には、第一のシート111の枠113内に対応する矩形
状の中央部124を除いて枠状に第一の貼着部141が
設けられている。
【0060】第一の貼着部141は、図10に示すよう
に、第一の貼着材142と、第一の貼着材142に剥離
可能に貼付された離型紙143とから構成されている。
第一の貼着材142は、第1の実施の形態で説明した第
一の貼着材42や第二の貼着材52と同様な構成となっ
ている。すなわち、第二のシート21の裏面123上に
塗布された強粘着剤44と、強粘着剤44上に順次積層
された樹脂製のフィルム45、剥離可能再貼着不能粘着
層46、樹脂製のフィルム47、強粘着剤48とから構
成されている。
【0061】また、離型紙143は第一の貼着材142
の強粘着剤48に積層されており、この離型紙143を
剥がすことによって、第一の貼着材142が折り返した
第二のシート121を第一のシート111に剥離可能で
再貼着不可能に貼着させるようになっている。
【0062】一方、図11において、第三のシート13
1は第一のシート111の他端側116側に連設されて
いる。他端116にはミシン目が形成されており、第三
のシート131を第一のシート111から容易に切り離
すことが可能となっている。
【0063】第三のシート131の裏面132側には、
検査に関する事項(検査目的・検査料金・検査日数等)
や、健康診断シート1の使用方法が記載されるスペース
が設けられており、製造時において印刷されるようにな
っている。
【0064】また、第二のシート121を第三のシート
131とを貼着させている第二の貼着材152は、製造
時には第三のシート131の裏面132側の上下端部1
33、133に設けられている。また、本実施の形態で
は裏面132側に設けられたが、第二のシート121の
表面122側に設けられていても良い。
【0065】第二の貼着材152は、第一の貼着材14
2と同様な構成となっている。すなわち、第三のシート
131の裏面132上に塗布された強粘着剤44と、強
粘着剤44上に順次積層された樹脂製のフィルム45、
剥離可能再貼着不能粘着層46、樹脂製のフィルム4
7、強粘着剤48とから構成されており、製造時には強
粘着剤48を第二のシート121の表面122に圧着さ
せて、第三のシート131を第二のシート121に貼着
させている。
【0066】図12は、図11の簡易健康診断シート1
01の表側を示す平面図である。第二のシート121の
表面122において上部には、返信用宛先欄122aが
設けられ、発送者である病院や検査機関等の名前および
住所と郵便番号が記載されるようになっており、簡易健
康診断シート101の製造時に印刷されている。返信用
宛先欄122aの下部には差出欄122bが設けられて
おり、受取人である被験者の名前および住所と郵便番号
が記載されるようになっている。
【0067】一方、第三のシート131の表面134に
おいて上部には、往信用宛先欄134aが設けられてお
り、受取人の名前および住所と郵便番号が記載されるよ
うになっている。往信用宛先欄134aの下部には差出
欄134bが設けられ、病院や検査機関等の名前及び住
所と郵便番号が記載されるようになっており、簡易健康
診断シート101の製造時に印刷されている。
【0068】かかる構成において簡易健康診断シート1
01は、図9や図10に示すように各シート111、1
21、131が折り畳まれて第三のシート131の表面
134が一番上に位置して試験紙Xは隠蔽された状態と
なっている。
【0069】このため、簡易健康診断を行う際に病院や
検査機関等の担当者は、第三のシート131の往信用宛
先欄134aに被験者の名前、住所、郵便番号の記入、
印刷あるいは住所シールの貼付等を行って発送すれば良
く、第一の実施の形態の複合シート1を使用する場合に
比べて、試験紙Xを貼付したり折り畳むといった作業を
しなくても済み、発送時にかかる手間を軽減することが
できる。
【0070】また、例えば団体で申し込んだ多数の被験
者に対して健康診断を行う場合には、予め被験者の名
前、住所、郵便番号を、第二のシート121の差出欄1
22bと第三のシート131の往信用宛先欄134aに
それぞれ印刷しておけば、発送作業だけとなり、発送の
際にかかる手間を最小限度に抑えることができる。
【0071】簡易健康診断シート101を受け取った被
験者は、図13(a)に示すように第三のシート121
をめくると、図13(b)に示すように第二のシート1
21と強粘着剤48及びフィルム47が一体化した状態
で、剥離可能再貼着不能粘着層46から剥離する。この
ため、第二のシート121に強粘着剤48を介して一体
化したフィルム47を、第三のシート131の剥離可能
再貼着不能粘着層46に再貼着することは不可能とな
る。
【0072】したがって、病院や検査機関等の担当者か
ら被験者までの往信過程で、他人が第三のシート131
を剥離すると、再貼着させることが不可能となって、他
人が剥離したことが発覚する。このため、往信過程で他
人が不当に第三のシート131を剥離しようとする欲求
を抑制する往信時のセキュリティ効果が生じる。
【0073】被験者は第三のシート131をめくった
後、図13(c)に示すように第二のシート121を広
げて第一のシート111を開放する。次に、第三のシー
ト131の裏面132に記載された使用方法に従い、図
14(a)に示すように第三のシート131を他端11
6に形成されたミシン目に沿って切り離して第一のシー
ト111から除去した後、第一のシート111の試験紙
Xに唾液、血液、尿等の所定の検体を付着させ、記入欄
114に氏名、住所、年齢、血液型を記入する。
【0074】そして、図14(b)に示すように、離型
紙143を左下角部143aから剥がした後、第二のシ
ート121を第一のシート111の裏面112側に折り
返し、第一の貼着材142の強粘着剤48を裏面112
に圧着させることによって、図14(c)に示すように
第二のシート121を第一のシート111に貼着させ
る。この結果、簡易健康診断シート101は第二のシー
ト121の表面122が一番上に位置し、検体が付着さ
れた試験紙Xは密閉状態となる。
【0075】そして、被験者は図14(c)の簡易健康
診断シート1を病院や検査機関等の担当者に返送する。
これを受け取った担当者は、図15(a)に示すように
第二のシート121をめくると、図15(b)に示すよ
うに第一のシート111と強粘着剤48及びフィルム4
7が一体化した状態で、第二のシート121の剥離可能
再貼着不能粘着層46から剥離する。これにより第一の
シート11が開放されるため、記入欄114に記入され
た被験者の個人情報を確認し、試験紙Xに付着された検
体を検査することができる。
【0076】また、第二のシート121がめくられる
と、第一のシート111に強粘着剤48を介して一体化
したフィルム47を、第二のシート121の剥離可能再
貼着不能粘着層46に再貼着することは不可能となる。
【0077】したがって、被験者から病院や検査機関等
の担当者までの返信過程で他人が第二のシート121を
剥離すると、再貼着させることが不可能となって、他人
が剥離したことが発覚する。このため、返信過程で他人
が不当に第二のシート121を剥離しようとする欲求を
抑制する返信時のセキュリティ効果が生じる。
【0078】また、適正に担当者に返送されて簡易健康
診断シート101の開封が行われた場合にも、第一のシ
ート111に強粘着剤48を介して一体化したフィルム
47を、第二のシート121の剥離可能再貼着不能粘着
層46に再貼着することは不可能となる。よって、第二
のシート121が剥離された状態にあることにより、検
査済みであることが明示される。
【0079】このように、本実施の形態の簡易健康診断
シート101においても、第1の実施の形態で説明した
複合シート1と同様に、送付時のセキュリティ効果を確
保しつつ、確認済み明示効果も得ることができる。ま
た、この簡易健康診断シート101を使用することによ
って簡易健康診断システムを構築することができ、一度
に多数の被験者の簡易健康診断を手間をかけずに行うこ
ともできる。
【0080】また、第一の貼着部141は、第二のシー
ト121を折り畳んだ際に試験紙Xに接触しないように
設ければ良く、例えば第二のシート121の裏面123
の上下端部に設けても良い。
【0081】また、第一の貼着部141を第二のシート
121の裏面123側に設けたものとしたが、第一のシ
ート111と第二のシート121とを貼着させれば良い
ので、第一のシート111の裏面112側や、第一のシ
ート111の裏面112と第二のシート121の裏面1
23の両方に設けても良い。
【0082】また、検体を付着させる検体用媒体として
試験紙Xを使用したが、これに限らず試験針等他の検体
用媒体を使用しても良い。また、検体用媒体は第一のシ
ート111の裏面112の枠113内に貼付する他に、
第二のシート121の裏面123の中央部124内に貼
付したり、あるいは両方に貼付しても良い。
【0083】また、本実施の形態では、第一のシート1
11の裏面112に試験紙Xを設けることにより本発明
の複合シート製品を簡易健康診断シート101として使
用したが、これに限らず複合シート製品は任意の目的に
対して多くの情報を得ることが可能である。このため、
例えば複合シート製品を使用して開発中の商品に対する
アンケート調査を行う場合には、アンケートの内容を第
三のシートに印刷しておき、その回答欄を第一のシート
や第二のシートに設けておくことによって、本実施の形
態の簡易健康診断シート101と同様の作用効果を備え
たアンケート調査シートとして使用することができる。
【0084】なお、第1の実施の形態で説明した複合シ
ートや、第2の実施の形態で説明した複合シート製品を
スーパやコンビニエンスストア等で販売しても良く、こ
れによって複合シートや複合シート製品の使用範囲を広
げることができる。また、複合シートや複合シート製品
が剥き出しの状態で売られている場合には、複合シート
については離型紙が剥がれていないかを確認して購入
し、複合シート製品については第三のシートが剥離され
ていないかを確認して購入する。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の複合シートにおいては、往信過程で第三のシートを
剥離し、返信過程で第二のシートを剥離すると、それぞ
れ再貼着は不可能になるため、他人が不当にシートを剥
離しようとする欲求を抑制するセキュリティ効果が生じ
る。また、返送された際には第二のシートを剥離すると
再貼着は不可能となるため、シートが剥離された状態と
なって発送者が受取人の捺印等を確認済みであることが
明示される。よって、送付時のセキュリティ効果を確保
しつつ、確認済み明示効果も得ることができる。
【0086】また、請求項2記載の複合シートにおいて
は、受取人である被験者は第三のシートを剥離して第一
のシートから除去して、試験紙、試験針等の検体用媒体
に血液等の所定の検体を付着させた後、第一の貼着部の
離型紙を剥がして第二のシートを折り返し、第一の貼着
材で第一のシートに貼着させることで検査機関に発送す
ることが可能になる。よって、この複合シートを使用す
ることにより簡易健康診断システムを構築することがで
きる。
【0087】また、請求項3記載の複合シート製品にお
いては、請求項1記載の複合シートと同様に、往信過程
で第三のシートを剥離し、返信過程で第二のシートを剥
離すると、それぞれ再貼着は不可能になるため、他人が
不当にシートを剥離しようとする欲求を抑制するセキュ
リティ効果が生じる。また、返送された際には第二のシ
ートを剥離すると再貼着は不可能となるため、シートが
剥離された状態となって発送者が受取人の捺印等を確認
済みであることが明示される。よって、送付時のセキュ
リティ効果を確保しつつ、確認済み明示効果も得ること
ができる。
【0088】また、請求項4記載の複合シート製品にお
いては、請求項2記載の複合シートと同様、受取人であ
る被験者は第三のシートを剥離して第一のシートから除
去して、試験紙、試験針等の検体用媒体に血液等の所定
の検体を付着させた後、第一の貼着部の離型紙を剥がし
て第二のシートを折り返し、第一の貼着材で第一のシー
トに貼着させることで検査機関に発送することが可能に
なる。よって、この複合シート製品を使用することで簡
易健康診断システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す複合シートの
裏側を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う模式断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う模式断面図である。
【図4】図1の複合シートの表側を示す平面図である。
【図5】複合シートの発送作業の手順を示す図である。
【図6】受け取った複合シートの開封作業の手順を示す
図である。
【図7】受け取った複合シートの返送作業の手順を示す
図である。
【図8】返送されてきた複合シートの開封作業の手順を
示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示す簡易健康診断
シートの平面図である。
【図10】図9のC−C線に沿う模式断面図である。
【図11】図9を展開した簡易健康診断シートの裏側を
示す平面図である。
【図12】図11の簡易健康診断シートの表側を示す平
面図である。
【図13】受け取った簡易健康診断シートの開封作業の
手順を示す図である。
【図14】受け取った簡易健康診断シートの返送作業の
手順を示す図である。
【図15】返送されてきた簡易健康診断シートの開封作
業の手順を示す図である。
【符号の説明】
1 複合シート 11 第一のシート 12 一端 13 他端 14 裏面 21 第二のシート 22 裏面 23 表面 31 第三のシート 32 裏面 41 第一の貼着部 42 第一の貼着材 43 第一の離型紙 51 第二の貼着部 52 第二の貼着材 53 第二の離型紙 101 簡易健康診断シート 111 第一のシート 115 一端 116 他端 112 裏面 121 第二のシート 122 表面 123 裏面 131 第三のシート 141 第一の貼着部 142 第一の貼着材 143 離型紙 152 第二の貼着材 X 試験紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のシートと、この第一のシートの一
    端側に連設され、前記第一のシートの裏面側に折り返し
    可能な第二のシートと、前記第一のシートの他端側に連
    設され、折り返された状態の前記第二のシートに折り返
    し可能な第三のシートとから成り、 前記第一のシートの前記裏面側と前記第二のシートの裏
    面側の少なくとも一方に第一の貼着部が設けられ、この
    第一の貼着部は、折り返した前記第二のシートを前記第
    一のシートに剥離可能であって再貼着不可能に貼着させ
    る第一の貼着材と、この第一の貼着材に剥離可能に貼付
    された第一の離型紙とを備える一方、 前記第二のシートの表面側と前記第三のシートの裏面側
    の少なくとも一方に第二の貼着部が設けられ、この第二
    の貼着部は、折り返した前記第三のシートを折り返され
    た状態の前記第二のシートに剥離可能であって再貼着不
    可能に貼着させる第二の貼着材と、この第二の貼着材に
    剥離可能に貼付された第二の離型紙とを備えたことを特
    徴とする複合シート。
  2. 【請求項2】 前記第一のシートの前記裏面側と前記第
    二のシートの前記裏面側の少なくとも一方に、検体を付
    着させる検体用媒体を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の複合シート。
  3. 【請求項3】 第一のシートと、この第一のシートの一
    端側に連設されて前記第一のシートの裏面側に折り畳ま
    れた第二のシートと、前記第一のシートの他端側に連設
    されて前記第二のシートの表面側に折り畳まれた第三の
    シートとから成り、 前記第一のシートの前記裏面側と前記第二のシートの裏
    面側の少なくとも一方に第一の貼着部が設けられ、この
    第一の貼着部は、前記第二のシートを前記第一のシート
    に剥離可能であって再貼着不可能に貼着させる第一の貼
    着材と、この第一の貼着材に剥離可能に貼付された離型
    紙とを備える一方、 前記第二のシートと前記第三のシートは、剥離可能であ
    って再貼着不可能な第二の貼着材により貼着されたこと
    を特徴とする複合シート製品。
  4. 【請求項4】 前記第一のシートの前記裏面側と前記第
    二のシートの前記裏面側の少なくとも一方に、検体を付
    着させる検体用媒体を設けたことを特徴とする請求項3
    記載の複合シート製品。
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