JP2007218836A - 試薬シート体 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検査者が検査結果を手軽に確認することができながらも詳細な検査を被検査者の手間をかけずに行う。
【解決手段】表面の一部に試薬部11が設けられた試薬片10と、試薬片10に貼着される貼着片20とを有し、2層のフィルム基材1a,1bによる擬似接着層1を具備し、試薬部11を含む領域が、フィルム基材1a,1bを互いに剥離することにより試薬片10から分離する分離領域13となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、試薬を用いた検査に用いられる試薬シート体に関する。
従来より、病院等の医療機関において、病気の診療や検査等のために血液や尿等の検体を採取することが行われている。このように採取された検体は検体容器に収容され、検体の検査を行う検査機関に送られ、検査機関にて検体の検査が行われることになる。
近年においては、検体として唾液を用いて検査を行う検査用具が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。唾液を用いた検査は、血液や尿を用いた検査と比べて容易にかつ抵抗なく検体を採取できることから、被検査者が医療機関や検査機関によらずに自分で手軽に検査することができる。そのため、このような唾液を用いた検査用具は、今後様々な種類の検査を対象としたものが普及していく可能性がある。
唾液を用いた検査用具によって検査を行う場合は、被検査者の唾液を検査用具の所定の領域に付着させ、検査用具の反応を見ることにより検査を行うことになる。
特開2000−329763号公報
しかしながら、上述したような検査用具は、例えば、唾液を付着させた際の試薬による色の変化によって検査結果を示すものであるため、陽性/陰性の判断程度しかすることができず、陽性であった場合、さらに詳細な検査を行うためには医療機関や検査機関に出向かなければならず、被検査者にとって手間がかかってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、被検査者が検査結果を手軽に確認することができながらも詳細な検査を被検査者の手間をかけずに行うことができる試薬シート体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
表面の一部に試薬部が設けられた第1のシート部と、該第1のシート部に貼着される第2のシート部とを有してなる試薬シート体において、
前記第1のシート部は、少なくとも前記試薬部が設けられた領域が2層フィルムによる擬似接着構造を有し、前記試薬部を含む一部の領域が、前記2層フィルムを剥離することにより前記第1のシート部から分離する分離領域であることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、被検査者は第1のシート部に設けられた試薬部に検体を付着させて検査を行い、その後さらに詳細な検査を行う場合は、第1のシート部に設けられた擬似接着構造の2層フィルムを剥離することにより、試薬部を含む分離領域を第1のシート部から一旦分離させ、分離領域を表裏反転させて第1のシート部の分離領域が分離した領域に再度密着させる。この状態においては、試薬部が、2層フィルムに挟み込まれた状態となるため、試薬部や試薬部に付着した検体が外気に触れることがなく、試薬部の状態が外気によって変化してしまったり、試薬部に付着した検体が乾燥してしまったりすることがない。その後、第1のシート部の分離領域が再度密着した面に第2のシート部を貼着することにより、第1のシート部に再度密着した分離領域が第1のシート部と第2のシート部との間に固定され、検査機関等に送付されることになる。検査機関等に試薬シート体が届けられると、第1のシート部と第2のシート部とが剥離され、分離領域が第1のシート部から分離され、試薬部に付着している検体を用いて詳細な検査が行われることになる。
以上説明したように本発明においては、表面の一部に試薬部が設けられた第1のシート部と、第1のシート部に貼着される第2のシート部とを有し、第1のシート部が、少なくとも試薬部が設けられた領域が2層フィルムによる擬似接着構造を具備し、試薬部を含む一部の領域が、2層フィルムを剥離することにより第1のシート部から分離する分離領域となっている構成としたため、被検査者が検査を行う場合は、第1のシート部に設けられた試薬部に検体を付着させて検査を行い、その後さらに詳細な検査を行う場合は、試薬部を含む分離領域を第1のシート部から一旦分離させ、分離領域を表裏反転させて第1のシート部の分離領域が分離した領域に再度密着させ、第1のシート部の分離領域が再度密着した面に第2のシート部を貼着させて検査機関等に送付するだけで、検査機関等において、第1のシート部と第2のシート部とが剥離され、分離領域が第1のシート部から分離され、試薬部に付着している検体を用いて詳細な検査が行われることになり、被検査者が検査結果を手軽に確認することができながらも詳細な検査を被検査者の手間をかけずに行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の試薬シート体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図1に示すように、第1のシート部となる試薬片10と第2のシート部となる貼着片20とが折り部30を介して折り畳み可能に連接して構成されている。これら試薬片10及び貼着片20は、2層のフィルム基材1a,1bからなる擬似接着層1が2枚の紙基材2a,2bに挟み込まれて紙基材2a,2bに塗布された粘着剤(不図示)によって貼着されて構成されており、擬似接着層1を構成するフィルム基材1a,1bは、ポリエチレンやポリエステル等の合成樹脂からなり、不完全な溶着あるいは接着力が弱い粘着剤等の適宜な手段によって互いに剥離可能に貼着されている。なお、折り部30は、紙基材2a,2bに筋押し加工による折り線やミシン目等によって形成することが考えられる。
試薬片10は、紙基材2b上の一部の領域に、検体となる体液を吸収可能な紙等の吸湿部材に検査用の試薬が浸透した試薬部11が設けられており、その試薬部11の周囲には、紙基材2bの表面からフィルム基材1aのフィルム基材1bとの貼着面まで達するスリット12が形成され、このスリット12によって囲まれた領域が、フィルム基材1aとフィルム基材1bとを剥離することにより試薬片10から分離される分離領域13となっている。
貼着片20は、紙基材2bの表面の全面に粘着剤3が塗布され、この粘着剤3によって剥離紙4が剥離可能に貼着されている。
以下に、上記のように構成された試薬シート体の使用方法について説明する。なお、本形態においては、試薬部11の吸湿部材に浸透した試薬として、体液の検査結果が陽性であれば発色し、陰性であれば発色しないものを用いることとする。
図2は、図1に示した試薬シート体の使用方法を説明するための図である。
検査を実施したい被検査者は、図1に示した試薬シート体を取得し、試薬部11に体液40を付着させる(図2(a))。なお、試薬部11に付着させる体液40としては、血液、尿、唾液等が考えられ、試薬部11は、唾液等の体液40を滴下することにより付着させる場合に体液40を滴下しやすいようにくぼみを有するものであれば好ましい。また、試薬部11の吸湿部材に浸透した試薬は、その種類によっては外気に長時間触れていると、体液40が付着した際に反応の程度が低下してしまうものがあるため、そのような試薬を用いたものにおいては、被検査者が体液40を試薬部11に付着させる前の状態においては、フィルム等で覆うことにより試薬部11を外気に触れないようにしておくことが好ましい。
被検査者が体液40を試薬部11に付着させてから所定時間が経過すると、体液40の検査結果が陽性であれば試薬部11が発色し、陰性であれば試薬部11が発色しない。なお、被検査者がこの時間を計る目安として、試薬部11にコントロールラインを設けることが考えられる。コントロールラインとは、試薬部11に体液40が付着してから、試薬が反応するまでの時間が経過した場合に、体液40の検査結果が陽性/陰性のいずれの場合でも発色するものであって、被検査者はこのコントロールラインが発色したことで、検査時間が経過したことを認識することができる。
このようにして、被検査者は、試薬部11の反応によって体液40の検査結果の概略(陽性/陰性)を容易に知ることができる。
試薬部11の試薬が反応して発色した場合、すなわち、体液40の検査結果が陽性であった場合であって、その後、被検査者がさらなる詳細な検査を希望する場合は、まず、スリット12によって囲まれた分離領域13のフィルム基材1aとフィルム基材1bとを剥離し、それにより、試薬部11を含む分離領域13を試薬片10から分離する(図2(b))。
次に、試薬片10から分離した分離領域13を、表裏反転させて試薬片10の分離領域13が分離した領域に再度密着させる(図2(c))。すると、試薬部11が、フィルム基材1aとフィルム基材1bとに挟み込まれた状態となるため、試薬部11や試薬部11に付着した体液40が外気に触れることがなく、試薬部11の状態が外気によって変化してしまったり、試薬部11に付着した体液40が乾燥してしまったりすることを防止することができる。
その後、貼着片20から剥離紙4を剥離し、また、紙基材2a,2b及びフィルム基材1a,1bを、分離領域13が試薬片10に再度密着した面が内側となるように折り部30を介して折り畳み、試薬片10と貼着片20とを粘着剤3によって互いに貼着する(図2(d))。これにより、試薬片10に再度密着した分離領域13が、試薬片10と貼着片20との間に挟み込まれた状態で固定される。
そして、上述したように試薬片10と貼着片20とが貼着された状態で、この試薬シート体が、体液40の検査を行う検査機関等に送付されることになる。この際、試薬部11が、紙基材2aと紙基材2bとに挟まれた状態となっているので、試薬部11における検査結果が試薬シート体の送付途中において外部から見られてしまうことがない。
検査機関等においては、この試薬シート体が届けられると、まず、試薬片10と貼着片20とが剥離される。試薬片10と貼着片20とは、粘着剤3を剥離可能な適宜な手段によって剥離されることになるが、粘着剤3として貼着後の剥離が可能な程度に粘着力が弱い粘着剤を用いたり、常温、常圧において自着性を有し他着性を有さない粘着剤を試薬片10及び貼着片20の互いの貼着面に塗布しておいたりすれば、試薬片10と貼着片20とを人手によって容易に剥離することができる。この常温、常圧において自着性を有し他着性を有さない粘着剤の一例としては、リカボンドAP−P217(中央理化製)が挙げられる。この自着性を有する粘着剤においては筆記性を有するため、試薬片10及び貼着片20に塗布した後においても、その面に情報を記入することができる。
そして、試薬片10に密着していた分離領域13が取り出され、試薬部11に付着している体液40を用いて詳細な検査が行われることになる。
このように、試薬部11が反応することにより示された検査結果に応じてさらに詳細な検査を行う場合は、被検査者は、試薬部11を含む分離領域13を試薬片10から一旦分離させ、分離領域13を表裏反転させて試薬片10の分離領域13が分離した領域に再度密着させ、試薬片10の分離領域13が再度密着した面に貼着片20を貼着させて検査機関等に送付するだけで、検査機関等において、試薬片10と貼着片20とが剥離され、分離領域13が試薬片10から分離され、試薬部11に付着している体液40を用いて詳細な検査が行われることになる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の試薬シート体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図3に示すように、第1のシート部となる試薬片110と第2のシート部となる貼着片120とが折り部130を介して折り畳み可能に連接して構成されている。これら試薬片110及び貼着片120は、紙基材102aに筋押し加工による折り線やミシン目等によって折り部130が形成され、この折り部130を介して連接している。
試薬片110は、紙基材102a上に、2層のフィルム基材101a,101bからなる擬似接着層101が積層されて粘着剤(不図示)によって貼着され、さらにこの擬似接着層101上に紙基材102bが積層されて粘着剤(不図示)によって貼着されている。擬似接着層101を構成するフィルム基材101a,101bは、ポリエチレンやポリエステル等の合成樹脂からなり、不完全な溶着あるいは接着力が弱い粘着剤等の適宜な手段によって互いに剥離可能に貼着されている。紙基材102b上の一部の領域には、検体となる体液を吸収可能な紙等の吸湿部材に検査用の試薬が浸透した試薬部111が設けられており、その試薬部111の周囲には、紙基材102bの表面からフィルム基材101aのフィルム基材101bとの貼着面まで達するスリット112が形成され、このスリット112によって囲まれた領域が、フィルム基材101aとフィルム基材101bとを剥離することにより試薬片110から分離される分離領域113となっている。
貼着片120は、紙基材102bの周縁部に沿うように粘着剤103が塗布され、この粘着剤103によって剥離紙104が剥離可能に貼着されている。
以下に、上記のように構成された試薬シート体の使用方法について説明する。なお、本形態においては、試薬部111の吸湿部材に浸透した試薬として、体液の検査結果が陽性であれば発色し、陰性であれば発色しないものを用いることとする。
図4は、図3に示した試薬シート体の使用方法を説明するための図である。
検査を実施したい被検査者は、図3に示した試薬シート体を取得し、試薬部111に体液140に付着させる(図4(a))。なお、試薬部111に付着させる体液140としては、血液、尿、唾液等が考えられ、試薬部111は、唾液等の体液140を滴下することにより付着させる場合に体液140を滴下しやすいようにくぼみを有するものであれば好ましい。また、試薬部111の吸湿部材に浸透した試薬は、その種類によっては外気に長時間触れていると、体液140が付着した際に反応の程度が低下してしまうものがあるため、そのような試薬を用いたものにおいては、被検査者が体液140を試薬部111に付着させる前の状態においては、フィルム等で覆うことにより試薬部111を外気に触れないようにしておくことが好ましい。
被検査者が体液140を試薬部111に付着させてから所定時間が経過すると、体液140の検査結果が陽性であれば試薬部111が発色し、陰性であれば試薬部111が発色しない。なお、被検査者がこの時間を計る目安として、試薬部111にコントロールラインを設けることが考えられる。コントロールラインとは、試薬部111に体液140が付着してから、試薬が反応するまでの時間が経過した場合に、体液140の検査結果が陽性/陰性のいずれの場合でも発色するものであって、被検査者はこのコントロールラインが発色したことで、検査時間が経過したことを認識することができる。
このようにして、被検査者は、試薬部111の反応によって体液140の検査結果の概略(陽性/陰性)を容易に知ることができる。
試薬部111の試薬が反応して発色した場合、すなわち、体液140の検査結果が陽性であった場合であって、その後、被検査者がさらなる詳細な検査を希望する場合は、まず、スリット112によって囲まれた分離領域113のフィルム基材101aとフィルム基材101bとを剥離し、それにより、試薬部111を含む分離領域113を試薬片110から分離する(図4(b))。
次に、試薬片110から分離した分離領域113を、表裏反転させて試薬片110の分離領域113が分離した領域に再度密着させる(図4(c))。すると、試薬部111が、フィルム基材101aとフィルム基材101bとに挟み込まれた状態となるため、試薬部111や試薬部111に付着した体液140が外気に触れることがなく、試薬部111の状態が外気によって変化してしまったり、試薬部111に付着した体液140が乾燥してしまったりすることを防止することができる。
その後、貼着片120から剥離紙104を剥離し、また、紙基材102a,102b及びフィルム基材101a,101bを、分離領域113が試薬片110に再度密着した面が内側となるように折り部130を介して折り畳み、試薬片110と貼着片120とを粘着剤103によって互いに貼着する(図4(d))。これにより、試薬片110に再度密着した分離領域113が、試薬片110と貼着片120との間に挟み込まれた状態で固定される。
そして、上述したように試薬片110と貼着片120とが貼着された状態で、この試薬シート体が、体液140の検査を行う検査機関等に送付されることになる。この際、試薬部111が、紙基材102aと紙基材102bとに挟まれた状態となっているので、試薬部111における検査結果が試薬シート体の送付途中において外部から見られてしまうことがない。
検査機関等においては、この試薬シート体が届けられると、まず、試薬片110と貼着片120とが剥離される。試薬片110と貼着片120とは、粘着剤3を剥離可能な適宜な手段によって剥離されることになるが、粘着剤103として貼着後の剥離が可能な程度に粘着力が弱い粘着剤を用いたり、常温、常圧において自着性を有し他着性を有さない粘着剤を試薬片110及び貼着片120の互いの貼着面に塗布しておいたりすれば、試薬片110と貼着片120とを人手によって容易に剥離することができる。また、貼着片120の粘着剤103が塗布された領域の内側、並びに試薬片110の折り畳み状態にて粘着剤103に対向する領域の内側にそれぞれミシン目を形成しておき、このミシン目を破断することによりこの試薬シート体を開封できるような構成とすることも考えられる。
そして、試薬片110に密着していた分離領域113が取り出され、試薬部111に付着している体液140を用いて詳細な検査が行われることになる。
このように、試薬部111が反応することにより示された検査結果に応じてさらに詳細な検査を行う場合は、被検査者は、試薬部111を含む分離領域113を試薬片110から一旦分離させ、分離領域113を表裏反転させて試薬片110の分離領域113が分離した領域に再度密着させ、試薬片110の分離領域113が再度密着した面に貼着片120を貼着させて検査機関等に送付するだけで、検査機関等において、試薬片110と貼着片120とが剥離され、分離領域113が試薬片110から分離され、試薬部111に付着している体液140を用いて詳細な検査が行われることになる。
なお、上述した2つの実施の形態において、試薬片10,110の試薬部11,111が設けられた領域の紙基材2a,2b,102a,102bの少なくともいずれか一方や、折り部30,130を介して紙基材2a,2b,102a,102b及びフィルム基材1a,1b,101a,101bが折り畳まれた場合に試薬部11,111に対向する領域の紙基材2a,2b,102a,102bの少なくともいずれか一方に濃色の印刷を施しておけば、試薬シート体の送付途中において、試薬部11,111における検査結果が紙基材2a,2b,102a,102bを透かすことにより見られてしまうことがなくなるとともに、この印刷を遮光性を有するように施せば、試薬部11,111や試薬部11,111に付着した体液40,140が変色、変化してしまうことを回避することができる。また、印刷ではなく、濃色のフィルムを貼着しておく構成とすることも考えられる。
また、上述した2つの実施の形態においては、試薬片10,110と貼着片20,120とが折り部30,130を介して折り畳み可能に連接した構成としているが、試薬片10,110と貼着片20,120とが連接していない構成とすることも考えられる。
本発明の試薬シート体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した試薬シート体の使用方法を説明するための図である。 本発明の試薬シート体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図3に示した試薬シート体の使用方法を説明するための図である。
符号の説明
1,101 擬似接着層
1a,1b,101a,101b フィルム基材
2a,2b 紙基材
3,103 粘着剤
4,104 剥離紙
10,110 試薬片
11,111 試薬部
12,112 スリット
13,113 分離領域
20,120 貼着片
30,130 折り部
40,140 体液

Claims (1)

  1. 表面の一部に試薬部が設けられた第1のシート部と、該第1のシート部に貼着される第2のシート部とを有してなる試薬シート体において、
    前記第1のシート部は、少なくとも前記試薬部が設けられた領域が2層フィルムによる擬似接着構造を有し、前記試薬部を含む一部の領域が、前記2層フィルムを剥離することにより前記第1のシート部から分離する分離領域であることを特徴とする試薬シート体。
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