JP2002142914A - 車両用シートバックのバックボード取付構造 - Google Patents

車両用シートバックのバックボード取付構造

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Hideaki Kumon
秀昭 公文
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/58Seat coverings
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バックボード取付構造として、固定強度、外
観特性、取付作業性等を充足することに加え、更に取り
外しも容易にしてメンテナンス性や易解体等に優れたも
のを実現する。 【解決手段】 バックボード2がバックフレーム側の対
応部12,14に取り付けられ、バック背面の開口11
を覆った状態に添設される車両用シートバックのバック
ボード取付構造を対象とし、バックフレーム側には後方
向へ向けて張り出した掛止め部16が設けられる一方、
バックボード2の内面には該バックボード2の押し力に
より掛止め部16を本体部5内に受け入れて係止し、か
つ該係止状態を操作部9の引き操作により解除可能なロ
ック手段4を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートバッ
クのうち、特に背面側にバックボードを添設している場
合に適用されるシートバックのバックボード取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートバックは、バック本体が袋
状の表皮材で被覆された状態で、バック背面側に大きな
開口が形成され、該開口をバックボードにより塞いで外
観処理されるものが多い。このバックボードは、前記開
口の処理と共にバック背面側の剛性を受け持つ。図6及
び図7はそのようなバックボードの従来の取付構造例を
示している。同図のバックボード60は、樹脂板61に
表皮材62を添設したものであり、バック本体50の背
面側開口51を覆う比較的大きな装飾体である。そし
て、バック本体50内の図示しない主フレーム側に付設
された補助フレーム53,54に対しフック65とクリ
ップ67を介して固定される。即ち、バックボード60
の背面には、上側にあってフック65が左右に設けら
れ、上下略中間と下側にあって左右に合計4個のクリッ
プ用取付座66が設けられている。フック65と取付座
66は樹脂板61と一体形成されたり後付けされる。ク
リップ67は取付座66に差し込み方式で保持される。
補助フレーム53は下縁53aが掛止め部に設定されて
いるが、専用掛止め孔が設けられることもある。補助フ
レーム54の両側には、クリップ用の係止孔54aがそ
れぞれ設けられている。なお、図6の例では補助フレー
ム54がバック本体50の表皮材52の対応横端末部5
2aで覆われ、該端末部52aにも通し孔が設けられて
いる。シート設計によっては補助フレーム54の両側、
つまり各係止孔54aが露出配置されることもある。図
6では1個のクリップ67だけを図示している。
【0003】以上のバックボード60の取付作業では、
上両側のフック65が図7の如く補助フレーム53の下
縁53aに掛止めされた後、取付座66に保持された各
クリップ62が補助フレーム54の対応係止孔54aに
差し込み操作される。この作業は、同図の如くフック6
5の掛止め状態から、バックボード60の全体を開口5
1側に強く押すと、各クリップ67が係止孔54aに弾
性縮径されながら貫入され、貫入完了と同時に元の状態
に復元して係合する。この係合力により、バックボード
60は補助フレーム53,54に対し不動状態に固定さ
れる。なお、図6中、符号55は背面下側の補助フレー
ムである。ここには、表皮材52の下端末部52bが略
J形のリテーナ56を介し掛止め処理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のバックボード6
0に関しては、バックボード60の固定強度及び取付作
業性、開口51を被覆した状態での一体感を如何に良好
にするかが設計課題となり、そのような観点から工夫も
なされてきた(例えば、特開2000−4980や特開
2000−158992号等)。ところが、従来構造
は、何れもが一旦取り付けられると、取り外しがほとん
で不可能か容易ではなく、着脱性に欠けていた。これ
は、例えば、上述した取付構造において、バックボード
60を外すためボード下側を強制的に引っ張ってクリッ
プ67と係止孔54aの係合を解除しようとすると、該
係合力に負けてバックボード60が破損したり、取付座
66が破損するからである。このように、従来構造は、
取り外しないしは着脱性を考慮したものはなく、例え
ば、バック本体50内に組み込まれる各種センサーや機
構部品の交換等におけるメンテナンス性、シートバック
自体を解体する解体性等に問題があった。
【0005】本発明は以上の課題を解消することを目的
としている。具体的には、バックボード取付構造とし
て、固定強度、外観特性、取付作業性等を充足すること
に加え、更に取り外しも容易にしてメンテナンス性や易
解体、更にはバックボードのオプション化(交換部品と
して市販すること)等に優れたものを実現することにあ
る。他の目的は以下に説明する内容の中で順次明らかに
して行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1から5に例示される如く、バックボード
2がバックフレーム側の対応部(12,14)に取り付
けられ、バック背面の開口11を覆った状態に添設され
る車両用シートバックのバックボード取付構造におい
て、前記バックフレーム側には後方向へ向けて張り出し
た掛止め部16が設けられる一方、前記バックボード2
の内面には該バックボード2の押し力により前記掛止め
部16を本体部5内に受け入れて係止し、かつ該係止状
態を操作部9の引き操作により解除可能なロック手段4
を有していることを特徴としている。
【0007】以上の取付構造によれば、取付操作は、ま
ず、バックボード2が開口11を覆うよう配置された状
態で押し力を加えると、バックフレーム側に突出してい
る掛止め部16がロック手段4の本体部5内に挿入され
解除可能に係止され、該係止力により固定されるため、
取付作業性に優れている、取り外す場合は、操作部9の
引き操作によりロック手段4の係止状態が解除されるた
め、バックボード2を確実・容易に取り外すことができ
る。
【0008】以上の本発明は次のように具体化されるこ
とがより好ましい。第1に、前記ロック手段4の本体部
5は、前記バックボード2を構成している樹脂板20に
一体に形成されている構成である。これは、本体部5が
バックボード2の心材である樹脂板20と一体成形され
ると、部品数及び組立工数の削減が達成されるだけでは
なく、設置個所や位置的な精度が確保され、従来構造に
比して経費増とならずに本発明を適用可能にすることに
意義がある。第2に、前記操作部9は、前記本体部5に
設けられて前記掛止め部16を内側に挿入する通し孔5
aの真下で、かつ前記バックボード2の内面下側に配置
されている構成である。これは、バックボード2がバッ
ク背面の装飾機能も有することから、本発明の如く操作
部9を持つロック手段4を採用する場合に該操作部9の
存在によりバック背面との一体感、及びロック解除時の
操作性を如何に確保するかが問題となり、それらを解消
したことに意義がある。即ち、この構造では、操作部9
をバックボード2の内面下側に配置することにより、バ
ックボード装着状態での外観特性を維持し易く、同時に
操作部9の引き操作性も良好にできる。第3に、前記バ
ックボード2は、前記ロック手段4を内面下側に有して
いると共に、内面上側に設けられてバックフレーム側の
対応する部位12aや遊嵌孔に差し込み係合される取付
手段3を有している構成である。これは、バックボード
2が比較的大きく重いことから、固定強度やバック本体
1側との一体感を確実に充足する上で、フック等の簡易
でかつ着脱容易な差し込み方式又は引っ掛け方式の取付
手段3と共に本発明のロック手段4を採用したことに意
義がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態例を添
付図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用した車
両用シートバック背面側の模式分解図、図2はロック手
段の構成を示す要部拡大図である。図3はロック手段の
作動を示し、同(a)はロック状態を、同(b)はアン
ロック状態を示している。図4(a)は図3(a)のA
−A線矢視断面図、図4(b)は図3(a)のB−B線
矢視側面図である。図5はバックボードの取付操作と離
脱操作を示し、同(a)は取付時の主な手順を示し、同
(b)は取付状態を示し、同(c)は離脱時の主な手順
を示している。
【0010】(全体構造)車両用シートバックは、バッ
ク本体1が折り曲げ加工されたパイプ等の主フレームに
対し緩衝用パッドを保持し、袋状の表皮材10で被覆処
理されると共に背面側に開口11を有し、該開口11が
後付けされるバックボード2により外観処理される構造
であればよい。ここで、バック本体1は、前記主フレー
ムに溶着された補助フレーム12,13,14等を有し
て必要部の剛性を確保し、それらを利用してSバネ17
が組み込まれたり、不図示のヘッドレストが保持された
り、表皮材10の対応する端末部10a,10b等が下
端末部10bの例の如く略J形リテーナ15等を介し係
止処理される。バックボード2は、射出成形された樹脂
板20と、樹脂板20外面に貼り付けられた表皮材21
とからなり、両側が多少湾曲形成されている。これらは
従来とほぼ同じくしている。なお、バック本体1内に
は、体圧や温度センサー、又、保持部の一部を揺動制御
する機構部が組み込まれている。このシートバックは、
不図示のシートクッションに対し後付けにて組み付けら
れるが、前記表皮材10と緩衝パッドがシートクッショ
ン側の表皮材やパッドと連続に形成されている構成、つ
まりシートクッションと一体構成でも差し支えなく、要
はバックボード2で覆われる背面側の開口11を有して
いるものであれば本発明対象となる。
【0011】(取付構造)バックボード2は、図1と図
5の如く補助フレーム12に対応した差し込み方式の取
付手段3と、補助フレーム14に対応したロック手段4
により着脱可能に取り付けられる。このうち、取付手段
3には掛止め構造が採用され、ロック手段4には引き用
操作部9を有する構造が採用されている。
【0012】取付手段3は、図5の如くバックボード2
の背面上側左右に設けられたフック31を補助フレーム
12の下縁12aに掛止める構成である。このフック3
1は、下側が略L又はU形に折り曲げられると共に、折
り曲げられた先端に爪部31aを有している。そして、
フック31は、補助フレーム12の内側に位置させた状
態からバックボード2を上側へずらすことによりその下
縁12aに係止されて、該係止状態をバックボード2の
下縁12aに対する相対的な上下位置により保持する。
なお、この例では、フック31がバックボード2、つま
り樹脂板20側に溶着等の固着手段で取り付けている
が、これらフック31を樹脂板20の型成形と同時に形
成するようにしてもよい。また、フック31の掛止め箇
所は、補助フレーム12に比較的大きな遊嵌孔を形成し
たり、補助フレーム12に線材等の掛止め部材を突設
し、それらに掛止めることも可能である。要は、取付手
段3がバックボード2の上側を補助フレーム12等のフ
レーム側に差し込み方式で位置規制できる構成であれば
よい。
【0013】これに対し、ロック手段4は、バックボー
ド2の内面下側左右に設けられて、補助フレーム14に
突設された掛止め部材16を係脱する。掛止め部材16
は、コ形状のワイヤ材が用いられている。そして、掛止
め部材16は、ロック手段4に対応した補助フレーム1
4の2箇所にあって、両端が溶着等の手段により固定さ
れてコ形の部分を略水平後方向へ突出している。ロック
手段4は、図2の如く本体部5に対し係止爪部7、バネ
部8、操作部9を一体に形成している部材6を組み付け
たものである。このうち、本体部5は、概略厚板状をな
し、図2の如くバックボード2を構成している樹脂板2
0と一体に形成されている。該本体部5には、掛止め部
材5を内部に挿入可能な大きさの凹状に設けられた横向
き通し孔5aと、通し孔5aを区画している周囲部に形
成された上溝部5bと、両側溝部5cと、下溝部5dと
を有している。通し孔5aと上溝部5bとの間には、図
4(a)の如く後述する係止爪部7の先端7aを係止す
る係止孔5eが設けられている。通し孔5aと下溝部5
dとの間には、係止爪部7を通し孔5aから逃がす逃げ
孔5fが設けられている。図3と図4中、符号5gは本
体部5の前面壁にあって、通し孔5aの中間位置で間隔
壁を介在して真下に設けられたガイド溝である。符号5
hは本体部5の上両側に設けられた係合凹所である。
【0014】部材6は、樹脂成形品であり、図3の如く
係止爪部7及び操作部9を中間部上下に位置し、その上
側にある係止爪部7の基部両側から対のバネ部8を上側
に片状に一体化した概略形状となっている。係止爪部7
は、先端7a側が傾斜されていて、前記した係止孔5e
に係脱される。この基端側には前記ガイド溝5gに嵌合
される突起7bが設けられている。そして、係止爪部7
は、図4(a)の如く下溝部5d、逃げ孔5fを通って
通し孔5aに組み込まれ、図3(a)の如く通し孔5a
内に位置する係止位置と、同(b)の如く通し孔5aか
らほぼ抜け出す解除位置とに切り換え可能となってい
る。係止位置では先端7aが係止孔5eと係合して該係
合状態を維持する。解除位置では突起7bがガイド溝5
gの下端に当接して係止爪部7の抜けを防ぐ。前記操作
部9は、係止爪部7の下部に一体化されていて、摘み用
孔部9aを有し、該孔部9aを摘んで下へ引っ張ると、
前記した係止爪部7を係止位置から解除位置へ切り換え
る。
【0015】また、係止爪部7の基部両側に一体化され
た各バネ部8は、下溝部5d、対応する側溝部5cから
上溝部5bに沿って配置されると共に、先端に形成され
た係止軸8aを有している。そして、バネ部8は、係止
軸8aが上記係合凹所5hに係合された状態で本体部5
に組み込まれている。通常は、係止爪部7を図3(a)
の状態つまり係止位置に保持し、前記係止爪部7が係止
位置から解除位置へ切り換えられる際、全体が図3
(b)の如く操作部9方向へ弾性変位し、操作部9の引
き力が解放されると、前記弾性変位で発現されたバネ力
にて係止爪部7を解除位置から元の係止位置に移動す
る。以上のようなロック手段5は構成部材が1部品、つ
まり部材6だけであり、本体部5への組み付け性も簡単
であるという利点を有している。但し、本発明のロック
手段5はこれ以外であってもよい。
【0016】(着脱操作)次に、以上の取付構造におけ
るバックボード2の取り付けと取り外し要領を概説す
る。なお、通常は、図1において、表皮材10の各端末
部10a,10b等を上述したように対応部に係止処理
した状態から、バックボード2の取付操作が行われる。
取付操作では、まず、バックボード2が持ち上げられて
取付手段3のフック31を補助フレーム12の縁部12
aの内側に差し込む。この状態からバックボード2が背
面側開口11側に押される。この状態では、図5(a)
の如く掛止め部材16がロック手段5の通し孔5aに対
向している。バックボード2が矢印方向に押されること
により、掛止め部材16の先端部が通し孔5a内に埋め
ている係止爪部7の先端7aに当接する。すると、掛止
め部材16は、先端7aの傾斜面によって該係止爪部7
を係止位置から同(c)の如く解除位置へ自動的に押し
下げる。係止爪部7は、先端7aが掛止め部材16のコ
形先端を逃がした後、バネ部8の付勢力により元の係止
位置に復帰されることにより、掛止め部材16を係止
し、その係止状態を上記した先端7aと係止孔5eとの
係合により確実に維持することになる。これにより、バ
ックボード2は図5(b)の如く補助フレーム12,1
4に対し不動状態に取り付けられる。そして、この取付
構造では、バックボード2の上側が取付手段3による規
制力、下側が掛止め部材16に対するロック手段4のロ
ック力に応じた強さで固定される。
【0017】取り外す離脱操作では、まず、図5(b)
の状態でバックボード2の下側に配置されているロック
手段4の操作部9を引っ張る。すると、係止爪部7は、
同(c)の如く通し孔5aから引き出されて掛止め部材
16に対する係止状態を解放する。そこで、バックボー
ド2は、同(c)の矢印方向つまりボード下側を開口1
1から離間する方向へ引っ張った後、次にフック31の
係合を解除するためボード全体を下方向へ移動操作する
と、補助フレーム12,14から外される。このため、
この取付構造では、従来構造に比べて部品点数を増やす
ことなく、設計固定強度を充足しながら、バックボード
2を容易に取り外すことができる。
【0018】なお、本発明は請求項1から4で特定され
る技術要素を除いて色々に変形されるものである。例え
ば、バックボード2としては、開口11を塞ぐと共に外
観処理機能以外に、簡易な物入れ用部材(特願平200
0−81392号や特願平20000−76725号等
を参照)をボード外面に付設するような形態も含む。そ
の場合は、本発明の利点として、上記したことに加え、
例えば、バックボード2自体をオプション方式で提供す
ることも容易にし、更なる展開を可能にする。
【0019】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のバックボ
ード取付構造では、バックボードの押し力によりバック
フレーム側の掛止め部を本体部内に受け入れて係止し、
かつ該係止状態を操作部の引き操作により解除可能なロ
ック手段を有していることから、固定強度が保証され、
取付作業性と共にバックボードをバックフレーム側から
簡単に取り外すことができる。これにより、本発明は、
従来の如くメンテナンス時に苦労したり破損する虞をな
くし、同時に、解体時等にバックボードを簡単に取り外
して分離できるため、利便性及び信頼性を共に向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したシートバック背面側の模式
分解図である。
【図2】 上記背面側のバックボード用ロック手段の要
部構成図である。
【図3】 上記ロック手段のロック及びアンロック状態
を示す図である。
【図4】 図3(a)のA−A線断面とB−B線側面図
である。
【図5】 上記バックボードの着脱操作を説明するため
の図である。
【図6】 従来シートバック背面側の模式分解図であ
る。
【図7】 図6のバックボードの取付構造を示す模式構
成図である。
【符号の説明】
1…シートバックのバック本体(10は表皮材) 2…バックボード(20は樹脂板、21は表皮材) 3…取付手段(フック31、フレーム側の縁部12a) 4…ロック手段(5は本体部、6は組み込み部材、9は
操作部) 11…背面側の開口 12,13,14…補助フレーム 16…掛止め部材(掛止め部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックボードがバックフレーム側の対応
    部に取り付けられ、バック背面の開口を覆った状態に添
    設される車両用シートバックのバックボード取付構造に
    おいて、 前記バックフレーム側には後方向へ向けて張り出した掛
    止め部が設けられる一方、前記バックボードの内面には
    該バックボードの押し力により前記掛止め部を本体部内
    に受け入れて係止し、かつ該係止状態を操作部の引き操
    作により解除可能なロック手段を有している、ことを特
    徴とする車両用シートバックのバックボード取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ロック手段の本体部は、前記バック
    ボードを構成している樹脂板に一体に形成されている請
    求項1に記載の車両用シートバックのバックボード取付
    構造。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、前記本体部に設けられて
    前記掛止め部を内側に挿入する通し孔の真下で、かつ前
    記バックボードの内面下側に配置されている請求項1又
    は2に記載の車両用シートバックのバックボード取付構
    造。
  4. 【請求項4】 前記バックボードは、前記ロック手段を
    内面下側に有していると共に、内面上側に設けられてバ
    ックフレーム側の対応する部位や遊嵌孔に差し込み係合
    される取付手段を有している請求項1から3の何れかに
    記載の車両用シートバックのバックボード取付構造。
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