JP2002142915A - 車両用シートバックのバックボード取付構造 - Google Patents

車両用シートバックのバックボード取付構造

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JP2002142915A
JP2002142915A JP2000345547A JP2000345547A JP2002142915A JP 2002142915 A JP2002142915 A JP 2002142915A JP 2000345547 A JP2000345547 A JP 2000345547A JP 2000345547 A JP2000345547 A JP 2000345547A JP 2002142915 A JP2002142915 A JP 2002142915A
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hole
backboard
groove
clip
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Sohei Saito
荘平 斉藤
Hiroyuki Takano
洋幸 高野
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/58Seat coverings
    • B60N2/5816Seat coverings attachments thereof
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックボード取付構造として、固定強度、外
観特性、取付作業性等を充足することに加え、更に取り
外しも容易にしてメンテナンス性や易解体等に優れたも
のを実現する。 【解決手段】 バックボード2が内面左右に設けられた
取付座4を有し、当該各取付座4に基部6aを介し保持
した各クリップ6をバックフレーム側の対応係止孔13
aにそれぞれ圧入係合して、バック背面部の開口11を
覆った状態に添設される車両用シートバックのバックボ
ード取付構造を対象にし、各取付座4は、基部6aを余
裕を持って受け入れる穴出入口部5a及び該穴出入口部
5aに嵌合された基部5aを溝部5bを介し一方向に動
かすことにより抜け止め保持する穴装着部5cからなる
と共に、前記左右の取付座4が穴出入口部5aをバック
ボード2の幅方向の同じ向きとなるよう配置され、基部
6aを同じ方向から前記対応する穴出入口部5aに嵌合
し、かつ溝部5bを介して同方向へ動かして前記対応す
る穴装着部5cにそれぞれ係合保持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートバッ
クのうち、特に背面側にバックボードを添設している場
合に適用されるシートバックのバックボード取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートバックは、バック本体が袋
状の表皮材で被覆された状態で、バック背面側に大きな
開口が形成され、該開口をバックボードにより塞いで外
観処理されるものが多い。このバックボードは、前記開
口の処理と共にバック背面側の剛性を受け持つ。図4か
ら図6はそのようなバックボードの従来の取付構造例を
示している。同図のバックボード60は、樹脂板61に
表皮材62を添設したものであり、バック本体50の背
面側開口51を覆う比較的大きな装飾体である。そし
て、バック本体50内の図示しない主フレーム側に付設
された補助フレーム53,54に対しフック65とクリ
ップ67を介して固定される。即ち、バックボード60
の背面には、上側にあってフック65が左右に設けら
れ、上下略中間と下側にあって左右に合計4個のクリッ
プ用取付座66が設けられている。フック65と取付座
66は樹脂板61と一体形成されたり後付けされる。ク
リップ67は取付座66に差し込み方式で保持される。
即ち、取付座66は、図5の如くクリップ67の基部6
7aを差し込む比較的大きく開口した穴出入口部66a
と、穴出入口部66aに溝部66bを介し通じている穴
装着部66cとからなり、基部67aを穴出入口部66
a、更に溝部66bから穴装着部66cに動かして係合
保持する。また、左右の取付座66は、同図の如くそれ
ぞれの穴出入口部66aがバックボード60の左右側を
向くよう、つまり互いの穴出入口部66a,66aが対
向するよう配置されている。補助フレーム53は下縁5
3aが掛止め部に設定されている。補助フレーム54の
両側には、クリップ用の係止孔54aがそれぞれ設けら
れている。なお、図4の例では補助フレーム54がバッ
ク本体50の表皮材52の対応横端末部52aで覆わ
れ、該端末部52aにも通し孔が設けられている。シー
ト設計によっては補助フレーム54の両側、つまり各係
止孔54aが露出配置されることもある。
【0003】以上のバックボード60の取付作業では、
上両側のフック65が図6の如く補助フレーム53の下
縁53aに掛止めされた後、取付座66の穴装着部66
cに保持された各クリップ62が補助フレーム54の対
応係止孔54aに差し込み係合操作される。この作業
は、図6の如くフック65の掛止め状態から、バックボ
ード60の全体を開口51側に強く押すと、各クリップ
67が係止孔54aに弾性縮径されながら貫入され、貫
入完了と同時に元の状態に復元して係合する。この係合
力により、バックボード60は補助フレーム53,54
に対し不動状態に固定される。なお、図4中、符号55
は背面下側の補助フレームで、ここには表皮材52の下
端末部52bが略J形のリテーナ56を介し掛止め処理
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のバックボード6
0に関しては、バックボード60の固定強度及び取付作
業性、開口51を被覆した状態での一体感を如何に良好
にするかが設計課題となり、そのような観点から工夫も
なされてきた(例えば、特開2000−4980や特開
2000−158992号等)。ところが、従来構造
は、何れもが一旦取り付けられると、取り外しがほとん
で不可能か容易ではなく、着脱性に欠けていた。これ
は、上述した取付構造において、バックボード60を外
すためボード下側を強制的に引っ張ってクリップ67と
係止孔54aの係合を解除しようとすると、該係合力に
負けてバックボード60が破損したり、取付座66が破
損するからである。このように従来構造は、取り外しな
いしは着脱性を考慮したものはなく、例えば、バック本
体50内に組み込まれる各種センサーや機構部品の交換
等におけるメンテナンス性、シートバック自体を解体す
る解体性等に問題があった。
【0005】本発明は以上の課題を解消することを目的
としている。具体的には、バックボード取付構造とし
て、固定強度、外観特性、取付作業性等を充足すること
に加え、更に取り外しも容易にしてメンテナンス性や易
解体、更にはバックボードのオプション化(交換部品と
して市販すること)等に優れたものを実現することにあ
る。他の目的は以下に説明する内容の中で順次明らかに
して行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1から3に例示される如く、バックボード
2が内面の左右に設けられたクリップ用取付座4を有
し、当該各取付座4にクリップ基部6aを介し保持した
各クリップ6をバックフレーム側の対応係止孔13aに
それぞれ圧入係合して、バック背面部の開口11を覆っ
た状態に添設される車両用シートバックのバックボード
取付構造において、前記各取付座4は、前記クリップ基
部6aを余裕を持って受け入れる穴出入口部5a及び該
穴出入口部5aに嵌合されたクリップ基部5aを溝部5
bを介し一方向に動かすことにより抜け止め保持する穴
装着部5cからなると共に、前記左右の取付座4が前記
穴出入口部5aをバックボード2の幅方向の同じ向きと
なるよう配置され、前記クリップ基部6aを同じ方向か
ら前記対応する穴出入口部5aに嵌合し、かつ前記溝部
5bを介して同方向へ動かして前記対応する穴装着部5
cにそれぞれ係合保持することを特徴としている。
【0007】以上の取付構造によれば、取付操作は、ま
ず、バックボード2が内面の各取付座4の穴装着部5c
にクリップ6をそれぞれ係合保持した状態から、開口1
1を覆うよう配置される。そして、バックボード2は、
各クリップ6をバックフレーム側の対応する係止孔13
aと対向した状態から押し力を受けると、各クリップ6
が係止孔13aと係合し該係合力により固定される。こ
の取付状態では、左右の取付座4がそれぞれの穴出入口
部5aをバックボード2の左又は右側向き、つまり同じ
向きとなっている。従って、取り外す場合は、バックボ
ード2が各取付座4の穴出入口部5aと反対の方向、つ
まり各クリップ基部6aを穴装着部5cから溝部5bを
介し穴出入口部5a側に移行すべくバックボードを穴出
入口部5aと反対の方向へ移動操作する。すると、各ク
リップ6は、係止孔13aに係合固定されている状態
で、クリップ基部6aを取付座4に保持する操作と逆の
方向、つまり穴装着部5cから溝部5b、更に穴出入口
部5aから外れる。即ち、バックボード2は、クリップ
6が取付座4から外され、バックフレーム側との間の規
制力を解放して取り外すことができる。この構造特徴
は、従来に対し左右の取付座4の向きを変更するだけで
固定強度を維持しながら、基本部材を変更することな
く、従来不可能であった離脱操作も容易に行えるように
したことに意義がある。
【0008】以上の本発明は次のように具体化されるこ
とがより好ましい。第1に、前記穴出入口部5aと前記
穴装着部5cとの間の前記溝部5bが、前記穴出入口部
5aから水平に延びる横溝5d及び該横溝5dの先端を
上に折り曲げた縦溝5eからなる構成である。この溝構
造では、穴装着部5cが縦溝5eの存在により穴出入口
部5aに対し上下に変位されていることから、上記各ク
リップ6と対応する係止孔13aとの係合つまりバック
ボード2の取付状態で、該バックボード2が各取付座4
の穴出入口部5aと反対の方向(クリップ基部6aの抜
ける方向)へ荷重を受けたとしても、クリップ基部6a
が縦溝5eに規制されて穴出入口部5a側へ不用意に移
行されることを防ぎ、取付状態を安定・確実に維持可能
にする。この場合、バックボード2を外す操作では、ク
リップ基部6aを取付座4に保持する操作と逆の方向、
つまりバックボード2を縦溝5eに沿って上に少し動か
した後、穴出入口部5aと反対の方向へ動かして、クリ
ップ基部6aを縦溝5e、更に横溝5d及び穴出入口部
5aへ移行させることになる。第2に、前記バックボー
ド2は、前記取付座4と共に、内面上側に設けられてバ
ックフレーム側の対応する部位や遊嵌孔12aに対し所
定量だけ上下の一方向に移動可能に取り付ける取付手段
3を有している構成である。これは、バックボード2が
比較的大きく重いことから、固定強度やバック本体1側
との一体感を確実に充足する上で、上記した取付座4及
びクリップ6による係合構造と共に、フック等の簡易で
かつ着脱容易な差し込み方式又は引っ掛け方式の取付手
段3を採用したことに意義がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態例を添
付図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用した車
両用シートバックの背面側の模式分解図である。図2は
バックボード取付構造の要部を示す模式構成図、図3は
取付状態と離脱操作を示し、同(a)は取付状態の断面
を示し、同(b)と(c)は離脱時の主な手順を示して
いる。
【0010】(全体構造)車両用シートバックは、バッ
ク本体1が折り曲げ加工されたパイプ等の主フレームに
対し緩衝用パッドを保持し、袋状の表皮材10で被覆処
理されると共に背面側に開口11を有し、該開口11が
後付けされるバックボード2により外観処理される構造
であればよい。ここで、バック本体1は、前記主フレー
ムに溶着された補助フレーム12,13,14等を有し
て必要部の剛性を確保し、それらを利用してSバネ16
が組み込まれたり、不図示のヘッドレストが保持された
り、表皮材10の対応する端末部10a,10b等が下
端末部10bの例の如く略J形リテーナ(分割せず、一
体の長尺ものもある)15等を介し係止処理される。バ
ックボード2は、射出成形された樹脂板20と、樹脂板
20外面に貼り付けられた表皮材21とからなり、両側
が多少湾曲形成されている。これらは従来とほぼ同じく
している。なお、バック本体1内には、体圧や温度セン
サー、又、保持部の一部を揺動制御する機構部が組み込
まれている。このシートバックは、不図示のシートクッ
ションに対し後付けにて組み付けられるが、前記表皮材
10と緩衝パッドがシートクッション側の表皮材やパッ
ドと連続に形成されている構成、つまりシートクッショ
ンと一体構成でも差し支えなく、要はバックボード2で
覆われる背面側の開口11を有しているものであれば本
発明対象となる。
【0011】(取付構造)バックボード2は、図1と図
3の如く補助フレーム12に対し取付手段3にて掛け止
めされると共に、両側の補助フレーム13に対しクリッ
プ6で係合し取り付けられる。このうち、取付手段3は
2個のフック31が用いられ、クリップ6は合計4個用
いられる。このフック31は掛止め構造の簡易なもので
あり、クリップ6は取付用基部6a上に弾性係合部6b
を突出したものであり、これら自体は従来品と同じか類
似している。
【0012】取付手段3は、バックボード2の内面上側
左右に設けられたフック31を補助フレーム12の遊嵌
孔12aに掛止め係止する構成である。このフック31
は、上側を略L又はU形に折り曲げた先端31aとなっ
ている。そして、フック31は、補助フレーム12に対
し先端31a側を遊嵌孔12aの内側に入れた状態から
バックボード2を下側へずらすことにより孔下縁に係止
されて、該係止状態をバックボード2の遊嵌孔12aに
対する相対的な上下位置により保持する。遊嵌孔12a
の孔幅は、フック31よりも若干大きく設定されてい
て、フック先端31aと係合した状態でフック31を多
少左右方向へ移動可能になっている。このようなフック
31は、図6の従来例の如く下側を略L又はU形に折り
曲げ、該先端を補助フレーム12の下縁に掛け止める構
成でもよい。要は、取付手段3がバックボード2の上側
を補助フレーム12等のフレーム側に上下動可能に位置
規制できる構成であればよい。また、この例では、フッ
ク31がバックボード2、つまり樹脂板20側に溶着等
の固着手段で取り付けているが、フック31を樹脂板2
0の型成形と同時に形成することも可能である。
【0013】これに対し、バックボード2の内面には、
上下略中間と下側にあって左右に合計4個の取付座4が
設けられている。左右の取付座4は、図1の両側の補助
フレーム13に設けられた係止孔13aと13aとの間
の寸法に対応して樹脂板20の定位置に一体形成したも
のであるが、専用品が後付けされることもある。各取付
座4は、図2の如くクリップ6の基部6aを差し込み方
式で保持する嵌合穴5を形成している。該嵌合穴5は、
基部6aを差し込む穴出入口部5aと、穴出入口部5a
に溝部5bを介し通じている穴装着部5cとからなる。
ここで、穴出入口部5aはクリップ6の基部6aを余裕
を持って受け入れる開口である。溝部5bは基部6aを
穴出入口部5aから穴装着部5cに動かすスリットであ
る。穴装着部5cは基部6aを抜け止め状態で保持する
係合穴である。また、溝部5bは、穴出入口部5aの先
端から更に水平方向へ延びている横溝5dと、横溝5d
の先端から上向きに設けられて穴装着部5cに通じてい
る縦溝5eとから構成されている。従って、穴構造とし
ては、穴装着部5cが穴出入口部5aに対し縦溝5eの
長さ分だけ上側に位置している。また、この構造では、
バックボード2に対する各取付座4の配置に工夫が施さ
れている。即ち、左右の取付座4は、図2の如くそれぞ
れの穴出入口部5aがバックボード2の左側を向くよう
配置され、同方向の並びとなっている。このため、この
例では、各取付座4の穴装着部5cが図2の右側に位置
している。
【0014】(着脱操作)次に、以上の取付構造におけ
るバックボード2の取り付けと取り外し要領を概説す
る。なお、通常は、図1において、表皮材10の各端末
部10a,10b等を上述したように対応部に係止処理
した状態から、バックボード2の取付操作が行われる。
取付操作では、まず、バックボード2が持ち上げられて
取付手段3のフック31を補助フレーム12の遊嵌孔1
2aの内側に差し込み、その状態からバックボード2が
自重で少し下がると、フック先端31aが孔下縁に掛止
め係止される。この状態からバックボード2が背面側開
口11側に押されると、穴装着部5cに保持された各ク
リップ6が補助フレーム3の対応係止孔13aに差し込
み係合される。この作業は、図6の例と同じくフック3
の掛止め状態から、バックボード2全体を開口11側に
強く押すと、各クリップ6が係止孔13aに弾性縮径さ
れながら貫入され、貫入完了と同時に元の状態に復元し
て係合する。この係合力により、バックボード2は図3
(a)の如く補助フレーム12,13に対し不動状態に
固定される。
【0015】取り外す離脱操作では、まず、バックボー
ド2を図3(b)の如く基部6aを取付座4に保持する
操作と逆の方向、つまり縦溝5eに沿って上に少し動か
した後、穴出入口部5aと反対の方向へ動かして、基部
6aを穴装着部5aから縦溝5e、更に横溝5d及び穴
出入口部5aの外へ移行させる。続いて、バックボード
2全体を開口11から離れる方向へ動かすと、図3
(c)の如く補助フレーム12,14から外される。こ
のため、この取付構造では、従来構造に比べて部品点数
を増やすことなく、設計固定強度を充足しながら、バッ
クボード2を容易に取り外すことができる。
【0016】なお、本発明は請求項1から3で特定され
る技術要素を除いて色々に変形されるものである。例え
ば、バックボード2としては、開口11を塞ぐと共に外
観処理機能以外に、簡易な物入れ用部材(特願平200
0−81392号や特願平20000−76725号等
を参照)をボード外面に付設するような形態も含む。そ
の場合は、本発明の利点として、上記したことに加え、
例えば、バックボード2自体をオプション方式で提供す
ることも容易にし、更なる展開を可能にする。
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のバックボ
ード取付構造では、クリップ基部を保持する取付座の配
置を変更するだけで、固定強度が従来と同程度に得ら
れ、取付作業性も従来と同じく行えることに加え、バッ
クボードをバックフレーム側から簡単に取り外すことが
できる。これにより、本発明は、従来の如くメンテナン
ス時に苦労したり破損する虞をなくし、同時に、解体時
等にバックボードを簡単に取り外して分離できるため、
利便性及び信頼性を共に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したシートバック背面側の模式
分解図である。
【図2】 上記背面側のバックボード取付構造の模式構
成図である。
【図3】 上記バックボードの着脱操作を説明するため
の断面図である。
【図4】 従来シートバック背面側の模式分解図であ
る。
【図5】 図4のクリップと取付座との関係を示す模式
図である。
【図6】 図4のバックボードの取付構造を示す模式断
面図である。
【符号の説明】
1はシートバックのバック本体 2はバックボード 3は取付手段 4は取付座 5は嵌合穴 5aは穴出入口部 5bは溝部 5cは穴装着部 5dは横溝 5eは縦溝 6はクリップ 6aは基部(クリップ基部) 11は背面側の開口 12,13,14は補助フレーム 12aは遊嵌孔 13aは係止孔 31はフック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックボードが内面の左右に設けられた
    クリップ用取付座を有し、当該各取付座にクリップ基部
    を介し保持した各クリップをバックフレーム側の対応係
    止孔にそれぞれ圧入係合して、バック背面部の開口を覆
    った状態に添設される車両用シートバックのバックボー
    ド取付構造において、 前記各取付座は、前記クリップ基部を余裕を持って受け
    入れる穴出入口部及び該穴出入口部に嵌合されたクリッ
    プ基部を溝部を介し一方向に動かすことにより抜け止め
    保持する穴装着部を有すると共に、 前記左右の取付座が前記穴出入口部をバックボードの幅
    方向の同じ向きとなるよう配置され、前記クリップ基部
    を同じ方向から前記対応する穴出入口部に嵌合し、かつ
    前記溝部を介して同方向へ動かして前記対応する穴装着
    部にそれぞれ係合保持する、ことを特徴とする車両用シ
    ートのバックボード取付構造。
  2. 【請求項2】 前記穴出入口部と前記穴装着部との間の
    前記溝部が、前記穴出入口部から水平に延びる横溝及び
    該横溝の先端を上に折り曲げた縦溝からなる請求項1に
    記載の車両用シートバックのバックボード取付構造。
  3. 【請求項3】 前記バックボードは、前記取付座と共
    に、内面上側に設けられてバックフレーム側の対応する
    部位や遊嵌孔に対し所定量だけ上下の一方向に移動可能
    に取り付ける取付手段を有している請求項1又は2に記
    載の車両用シートバックのバックボード取付構造。
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