JP2002134653A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP2002134653A
JP2002134653A JP2000322893A JP2000322893A JP2002134653A JP 2002134653 A JP2002134653 A JP 2002134653A JP 2000322893 A JP2000322893 A JP 2000322893A JP 2000322893 A JP2000322893 A JP 2000322893A JP 2002134653 A JP2002134653 A JP 2002134653A
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electrode pattern
semiconductor device
conductor
insulator
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Toshiyuki Asahi
俊行 朝日
Yasuhiro Sugaya
康博 菅谷
Shingo Komatsu
慎五 小松
Koichi Hirano
浩一 平野
Yoshihisa Yamashita
嘉久 山下
Yoshitaka Sunakawa
義隆 砂川
Kazuyoshi Amami
和由 天見
Seiichi Nakatani
誠一 中谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層化に適し、高周波化に対応し、信頼性の
高い半導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 電気絶縁体101と電極パターン102
と、前記電気絶縁体101の内部に配置し、前記電極パ
ターン102に配置された半導体103及び貫通導体1
04を備え、前記貫通導体104の端面が前記電気絶縁
体101から露出した半導体装置100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体がパッケー
ジもしくは、基板の内部に配置される半導体装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器は、高性能化及び小型化
が求められている。そのため、特に、半導体パッケージ
及び、それを基板に搭載した電子回路モジュールは、小
型化及び薄型化が必要とされている。半導体パッケージ
においては、ほぼチップサイズにまで小型化された半導
体装置、いわゆるチップサイズパッケージ(CSP)が
普及し始めている。また、携帯機器等にメモり等の付加
価値や容量の増大を狙ってパッケージ内に複数個の半導
体チップを搭載しているパッケージもある。複数個の半
導体を横に並べて配列したマルチチップパッケージや、
スタックドパッケージとよばれる複数個の半導体チップ
を積層させ搭載することにより、実装密度を高めた構造
のものも、特開平5−90486に開示されている。ま
た、特開平11−204720に開示されているよう
に、スタックドパッケージのCSP構造化をはかる特許
も出願されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
スタックドパッケージにおいては、積層時の上側の半導
体からの配線の引き出しに課題がある。上側の半導体チ
ップからの引き出しを行うためには、ワイヤボンディン
グが必要となり、そのため、次のような課題が生じてい
る。 1.ワイヤボンディング用の電極スペースを確保するた
め、積層する半導体チップサイズに制限があり、3層以
上積層する場合、全く同サイズのチップを積層するのは
困難である。 2.高速動作の半導体では、ワイヤボンディングによる
インダクタンス成分の影響がでてしまう。特に積層した
上側のチップからは引き出しが長くなってしまい、多層
化するに連れて影響が大きくなる。 3.多ピン数の半導体チップの場合、ワイヤボンディン
グのスペースを充分に確保できない。また、多ピン数に
対応するためには、ワイヤをより細くする必要があり、
信頼性の低下、インダクタンス成分の増加がおこる。 4.製造プロセスが半導体メーカーにしか行えないた
め、汎用的な半導体を積層できない。 本発明の目的は、多層化、薄型化に適し、高密度実装可
能な半導体装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に記載の本発明に対
応)は、第1面と第2面を有する電気絶縁体と、前記電
気絶縁体の少なくとも第1面に形成された第1の電極パ
ターンと、前記電気絶縁体の内部に配置され、前記第1
の電極パターンに接続された第1の半導体と、前記電気
絶縁体の内部で前記半導体とは別の位置に配置され、前
記第1面において前記第1の電極パターンに接続された
貫通導体を備え、前記電気絶縁体の第2面から前記貫通
導体の端面が露出することを特徴とする半導体装置であ
る。これにより、貫通導体を多層化したときの配線とし
て使用でき、配線長の減少、信頼性の向上が図れる。
【0005】第2の本発明(請求項2に記載の本発明に
対応)は、第1面と第2面を有する電気絶縁体と、前記
電気絶縁体の少なくとも第1面に形成された第1の電極
パターンと、前記電気絶縁体の少なくとも第2面に形成
された第2の電極パターンと、前記電気絶縁体の内部に
配置され、前記第1の電極パターンに接続された第1の
半導体と、前記電気絶縁体の内部で前記半導体とは別の
位置に配置され、前記第1面において前記第1の電極パ
ターンに接続され、前記第2面おいて前記第2の電極パ
ターンに接続された貫通導体とからなることを特徴とす
る半導体装置である。これにより、第2の電極パターン
上に半導体、部品を実装でき、高密度実装が可能とな
る。
【0006】第3の本発明(請求項3に記載の本発明に
対応)は、前記電気絶縁体の第2面から前記第1の半導
体の一面が露出することを特徴とする半導体装置であ
る。これにより、貫通導体を多層化したときの配線とし
て使用するとともに、半導体の厚みも減少させることが
でき、より薄型化に適した構造となる。
【0007】第4の本発明(請求項4に記載の本発明に
対応)は、前記電気絶縁体の第2面上に第2の半導体を
設け、該第2の半導体と、前記貫通導体の端面とを接続
したことを特徴とする半導体装置である。これにより、
多層化により、高密度に実装した半導体装置を提供でき
る。
【0008】第5の本発明(請求項5に記載の本発明に
対応)は、前記第1の電極パターンに半田ボールが実装
されていることを特徴としている。これにより、半導体
装置をBGA(Ball Grid Array)として、使用できリフ
ロー等の既存の設備による実装が可能となる。
【0009】第6の本発明(請求項6に記載の本発明に
対応)は、前記電気絶縁体がフィラーと絶縁性樹脂を含
む混合物からなることを特徴としている。これにより、
無機フィラーの選択による電気絶縁性基板の熱伝導度、
線膨張係数、誘電率等の調整が可能となる。
【0010】第7の本発明(請求項7に記載の本発明に
対応)は、前記フィラーが、アルミナ、マグネシア、窒
化ホウ素、窒化アルミ、窒化珪素、テフロン及び、シリ
カから選ばれる少なくとも一つを含むことを特徴として
いる。これにより、放熱性に優れた電気絶縁性基板が得
られる。また、フィラーとしてアルミナを用いた場合
は、低コスト化がはかれる。フィラーとしてマグネシア
を用いた場合は、電気絶縁性基板の線膨張係数を大きく
することができる。また、フィラーとして窒化ホウ素、
窒化アルミ、窒化珪素を用いた場合は、線膨張係数を低
くすることができる。また、フィラーとしてシリカ、テ
フロンを用いた場合は、電気絶縁性基板の誘電率を小さ
くすることができる。
【0011】第8の本発明(請求項8に記載の本発明に
対応)は、前記絶縁性樹脂が、エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂、フッ素樹脂、シアネート樹脂、PPO樹脂およ
び、PPE樹脂から選ばれる少なくとも一つの絶縁性樹
脂を含むことを特徴としている。これにより、耐熱性や
電気絶縁性、高周波特性を向上させることができる。
【0012】第9の本発明(請求項9に記載の本発明に
対応)は、前記第1の電極パターンが、金属箔、リード
フレーム、導電性樹脂組成物の少なくとも一つで形成さ
れていることを特徴としている。これにより、低い電気
抵抗で、微細な電極パターンを形成できる。
【0013】第10の本発明(請求項10に記載の本発
明に対応)は、前記貫通導体が、前記第1の電極パター
ンに半田、導電性接着剤、異方性導電フィルムの少なく
ともひとつを用いて接続されていることを特徴としてい
る。これにより、高密度に半導体素子を実装することが
できる。
【0014】第11の本発明(請求項11に記載の本発
明に対応)は、前記貫通導体が、ワイヤボンディング可
能な材料であることを特徴としている。これにより、上
層からの配線の取り出しを既存の設備で行え、低価格に
製作できる。
【0015】第12の本発明(請求項12に記載の本発
明に対応)は、前記貫通導体が、アレイ状に形成されて
いることを特徴としている。これにより貫通導体を1つ
ずつ実装する必要が無く、取り扱いも容易になり、工程
が簡略化できる。
【0016】第13の本発明(請求項13に記載の本発
明に対応)は、前記第1の半導体が半導体ベアーチップ
であることを特徴としている。これにより、高密度に半
導体素子を実装することができる。
【0017】第14の本発明(請求項14に記載の本発
明に対応)は、前記半導体ベアーチップが前記第1の電
極パターンにフリップチップボンディング接続されてい
ることを特徴としている。これにより、高密度に半導体
素子を実装することができる。
【0018】第15の本発明(請求項15に記載の本発
明に対応)は、前記貫通導体と前記第2の半導体の接続
がワイヤボンディング、もしくはフリップチップボンデ
ィングによって行われていることを特徴としている。こ
れにより、高密度に半導体素子を実装することができ
る。
【0019】第16の本発明(請求項16に記載の本発
明に対応)は、板状のキャリアに第1の電極パターンを
形成する工程と、前記第1の電極パターンに第1の半導
体及び、貫通導体を配置する工程と、前記第1の半導体
及び、貫通導体を前記第1の電極パターンに固定する工
程と、前記第1の電極パターンの上に粘土状の電気絶縁
材を押し付け、前記第1の半導体及び、前記貫通導体を
電気絶縁材に埋設する工程と、前記電気絶縁材を硬化さ
せることにより電気絶縁体を形成する工程と、前記貫通
導体の端面を前記電気絶縁体から露出させる工程とを含
むことを特徴とする半導体装置の製造方法である。これ
により、本発明の半導体装置を製造することができる。
【0020】第17の本発明(請求項17に記載の本発
明に対応)は、前記電気絶縁材を硬化させることにより
電気絶縁体を形成する工程により、前記第1の半導体及
び、貫通導体を前記第1の電極パターンに固定する工程
を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
これにより、本発明の半導体装置を少ない工程で容易に
製造することができる。
【0021】第18の本発明(請求項18に記載の本発
明に対応)は、前記第1の電極パターンの上に粘土状の
電気絶縁材を押し付け、前記第1の半導体及び、前記貫
通導体を電気絶縁材に埋設することにより、前記貫通導
体の端面を露出させる工程を行うことを特徴とする半導
体装置の製造方法である。これにより、本発明の半導体
装置をより簡単な工程で製造することができる。
【0022】第19の本発明(請求項19に記載の本発
明に対応)は、前記貫通導体の端面を前記電気絶縁体か
ら露出させる工程が、前記電気絶縁体を研磨、研削、切
断の少なくともひとつよって薄型化することにより行わ
れることを特徴とする半導体装置の製造方法である。こ
れにより、本発明の半導体装置を容易に薄型化できる。
【0023】第20の本発明(請求項20に記載の本発
明に対応)は、更に、第2の半導体を前記貫通導体に接
続する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方
法である。これにより、多層化を容易に行うことがで
き、高密度実装した半導体装置を提供できる。
【0024】第21の本発明(請求項21に記載の本発
明に対応)は、複数の請求項1に記載の半導体装置を多
層化し、前記貫通導体と前記第1の電極パターンを接続
することにより互いの電気的接続を行うことを特徴とす
る多層化された半導体装置である。これにより、同一工
程で作製した半導体内蔵層を多層化することで、高密度
な実装を容易に提供できる。
【0025】第22の本発明(請求項22に記載の本発
明に対応)は、前記第1の電極パターンと前記貫通導体
の接続が半田、もしくはフリップチップボンディングに
よって行われていることを特徴としている。これによ
り、高密度に半導体素子を実装することができる。
【0026】第23の本発明(請求項23に記載の本発
明に対応)は、複数の請求項16に記載の半導体装置
を、前記貫通導体と前記第1の電極パターンを接続する
ことにより多層化する工程を更に含むことを特徴とする
半導体装置の製造方法である。これにより、同一工程で
作製した半導体内蔵層を多層化することが可能となり、
製造が容易になる。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1について図面を参照して説明する。図1
は、本実施の形態1における半導体装置100の断面図
である。図1において、半導体装置100は、第1面1
01aと第2面101bを有する電気絶縁体101と、
電気絶縁体101の第1面101aに形成された電極パ
ターン102と、電極パターン102にバンプ105を
介して接続された半導体103と、半田106により電
極パターン102に接続され、端面が前記電気絶縁体1
01の第2面101bに露出している貫通導体104か
ら構成されている。以上のように構成された半導体装置
100の製造法について、図面を用いて詳細に説明す
る。
【0028】図2(a)〜(e)は半導体装置100の
製造工程を示す断面図である。図2(a)に示すよう
に、キャリア107上に電極パターン102を形成す
る。電極パターン102は、エッチング、印刷といった
方法を用いて形成することができる。特に、エッチング
では、フォトリソ工法など、微細な電極パターンの形成
法が利用できる。キャリア107素材としては、PET
(ポリエチレンテレフタレート)やPPS(ポリフェニ
レンサルファイト)のような樹脂フィルムの他、銅箔、
アルミ箔のような金属箔が用いられる。キャリア107
を用いることにより、電極パターンの取り扱いが容易と
なる。また、電極パターン102とキャリア107の間
に電極パターン102をはがしやすくするための剥離層
があってもよい。
【0029】次に、図2(b)に示すように、電極パタ
ーン102に、半導体103及び貫通導体104を配置
する。貫通導体104の配置方法としては、電極パター
ン102にクリーム半田106を印刷し、加熱により半
田接続する方法がある。また、半田106の代わりに、
ACFや、例えば、金、銀、銅、銀とパラジウムからな
る合金などを熱硬化性樹脂で混練した導電性接着剤も使
用できる。また、半導体103の配置方法には、金ワイ
ヤボンディング法で作製したバンプ105又は、半田に
よるバンプ105を半導体103側にあらかじめ形成
し、熱処理によって金または半田を溶解して、配置する
方法がある。更に、半田バンプと導電性接着剤を併用す
ることも可能である。なお、半導体103と電極パター
ン102の間に封止樹脂を注入してもよい。封止樹脂の
注入によって、後の工程で半導体103を電気絶縁体1
01に埋設させる際に、半導体103と電極パターン1
02の間に隙間ができることを防止することができる。
封止樹脂には、通常のフリップチップボンディングに使
用されるアンダーフィル樹脂を用いることができる。
【0030】図2(a)、(b)の工程と並行して、電
気絶縁体101を作成する。ここで、電気絶縁体101
の作成方法を説明する。電気絶縁体101は、絶縁性樹
脂又は、フィラーと絶縁性樹脂の混合物が用いられる。
まず、フィラーと絶縁性樹脂を混合し、攪拌することに
よって、ペースト状の絶縁性樹脂混合物を作成する。こ
の時、絶縁性樹脂混合物に粘度を調整するための溶剤を
添加しても良い。この絶縁性樹脂混合物をシート形状に
することによって電気絶縁体101を形成する。シート
形状に成形する方法には、例えば、ドクターブレード法
があり、フィルム上に作成することができる。電気絶縁
体101を硬化温度以下で乾燥させると、電気絶縁体1
01の粘着性を低下させることができる。この熱処理に
よって、板状の電気絶縁体101の粘着性が失われ、フ
ィルムとの剥離が容易になる。そのうえ、電気絶縁体1
01が粘土状の未硬化状態(Bステージ)であるため、
取り扱いは容易である。
【0031】次に、板状の電気絶縁体101を図2
(c)に示すように、切断等により第1面101aと第
2面101bを有する所定の外形の板形状に加工する。
半導体103および貫通導体104を電極パターン10
2に配置した後、粘土状の電気絶縁体101を位置合わ
せして重ねる。これを加圧することによって、図2
(d)に示すように電極パターン102、半導体103
及び貫通導体104を電気絶縁体101に埋設させるこ
とができる。この時、貫通導体104の配置に合わせて
貫通孔150aが形成された加圧板150を第2面10
1bに位置合わせして加圧してもよい。このようにすれ
ば、第2面101bでの貫通導体104の露出を確保す
ることができる。その後、これを加熱することによっ
て、電気絶縁体101中の熱硬化性樹脂は硬化し、半導
体103、貫通導体104を埋設した板状の電気絶縁体
101が形成される。この際の加熱は、熱硬化性樹が硬
化する温度以上の温度で行うことはいうまでもない。こ
の工程によって、電極パターン102、半導体103、
貫通導体104及び電気絶縁体101が機械的に強固に
接着する。なお、加熱によって熱硬化性樹脂を硬化させ
る際に、加熱しながら100g/mm2〜2kg/mm2の圧力で
加圧すれば、半導体装置100の機械的強度を向上させ
ることができる。
【0032】また、前記のような板状の電気絶縁体10
1を用いずに、熱硬化性樹脂を粉末又は、ペレット状に
加工した後に、溶解して成型金型に流すこともできる。
更に、粉末のまま流し込んだ後に、溶解、成形すること
もできる。絶縁性樹脂層を注入する方法としては、トラ
ンスファーモールドや射出成形を用いることができる。
図2(d)において電気絶縁体101を硬化させた後、
図2(e)に示すように、キャリア107を取り去る。
【0033】以上のような工程により、電気絶縁体10
1に電極パターン102、半導体103、貫通導体10
4を内蔵し、貫通導体104の端面が電気絶縁体101
から露出した半導体装置100が形成できる。以上のよ
うに形成される半導体装置100の各構成要素を以下で
詳細に説明する。
【0034】電気絶縁体101は、例えば、絶縁性樹脂
又は、フィラーと絶縁性樹脂の混合物が用いられる。電
気絶縁体101に、フィラーと絶縁性樹脂の混合物を選
択すれば、電気絶縁体101の線膨張係数、熱伝導度、
誘電率などを容易に制御することができる。フィラーに
は、例えば、アルミナ、マグネシア、窒化ホウ素、窒化
アルミ、窒化珪素、テフロン及び、シリカが用いられ
る。アルミナ、窒化ホウ素または窒化アルミを用いた場
合、従来のガラス−エポキシ基板より熱伝導度の高い基
板の製作ができ、半導体103の発熱を効果的に放熱さ
せることができる。また、アルミナにはコストが安いと
いう利点もある。シリカを用いた場合、電気絶縁体10
1の線膨張係数がシリコン半導体により近くなり、温度
変化によるクラックの発生を防止することができる。こ
のため、半導体を直接実装するフリップチップ時に好ま
しい。更に、誘電率の低い電気絶縁体101が得られる
うえ、比重も軽いため、携帯電話などの高周波用基板と
して好ましい。窒化珪素やテフロンを用いても誘電率の
低い電気絶縁体101が形成できる。また、窒化ホウ素
を用いれば線膨張係数を低減することができる。
【0035】絶縁性樹脂には、熱硬化性樹脂や光硬化性
樹脂が用いられる。耐熱性の高いエポキシ樹脂やフェノ
ール樹脂、シアネート樹脂を用いることにより、電気絶
縁体101の耐熱性を向上させることができる。また、
誘電正接の低いフッ素樹脂、PTFE樹脂、PPO樹
脂、PPE樹脂を含むか、もしくは、それらの樹脂を変
性させた樹脂を用いれば、電気絶縁体101の高周波特
性を向上させることができる。更に、絶縁性樹脂に分散
剤、着色剤、カップリング剤または離型剤を含んでいて
もよい。分散剤を含むことにより、絶縁性樹脂中のフィ
ラーを均一性よく分散させることができる。また、着色
剤を含むことにより、電気絶縁体101は着色され、半
導体装置の放熱性を向上させることができる。更に、カ
ップリング剤を含むことにより、絶縁性樹脂とフィラー
の接着強度を高くすることができる。つまり、電気絶縁
体101の絶縁性を向上させることができる。離型剤を
含むことにより、金型と混合物の離型性を向上させるこ
とができる。結果として、生産性は向上する。
【0036】電極パターン102は、電気伝導性を有す
る物質からなり、例えば、金属箔や導電性樹脂組成物、
金属板を加工したリードフレームを用いることができ
る。金属箔を用いれば、離型フィルムを用いた転写等に
よる電極パターン102の形成が可能である。特に、銅
箔は値段も安く、電気伝導性も高いため好ましい。更
に、離型フィルム上に電極パターン102を形成すれ
ば、電極パターンが取り扱いやすくなり好ましい。導電
性樹脂組成物を用いれば、スクリーン印刷による電極パ
ターン102の形成が可能となる。また、導電性樹脂組
成物の電気伝導性物質に、金、銀、銅、ニッケルのよう
な金属粉やカ−ボン粉を用いることにより、低い電気抵
抗の電極パターン102の形成が可能となる。更に、導
電性樹脂組成物の樹脂に、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂およびシアネート樹脂から選ばれる少なくとも1つの
熱硬化性樹脂を含むことにより、耐熱性の向上が図れ
る。リードフレームを用いれば、電気抵抗の低い、厚み
のある金属を使用できる。また、エッチングによる微細
パターン化や打ち抜き加工等の簡易な製造法の利用が可
能となる。リードフレームでは、それぞれの電極パター
ン102がリードフレームの外周部で接続されており、
複数のパターンを一体として取り扱うことができる。ま
た、これらの電極パターン102の表面にメッキ処理を
施すことにより、耐食性や電気伝導性を向上させること
ができる。更に、電極パターン102の電気絶縁体10
1との接触面を粗化すれば、電気絶縁体101との接着
性を向上させることができる。
【0037】半導体103には、例えば、トランジス
タ、IC、LSIなどの半導体素子が用いられる。半導
体素子は、半導体ベアーチップであってもよい。また、
半導体素子は封止樹脂を用いて、半導体素子もしくは、
半導体素子と電極パターン102の接続部の少なくとも
一部を封止しても良い。電極パターン102と半導体1
03の接続には、例えば、フリップチップボンディング
によるものがある。バンプ105には、アンダーフィル
樹脂が用いられる。アンダーフィル樹脂の替わりに導電
性接着剤、異方性導電フィルム(ACF)を用いてもよ
い。また、半導体103は、電気絶縁体101に内蔵さ
れているため外気から遮断されている。このため、湿度
による信頼性低下を防止することができる。また、上述
のように、電気絶縁体101の材料にフィラーと絶縁性
樹脂の混合物を用いれば、セラミック基板のように高温
で焼成する必要がないため、半導体103を電気絶縁体
101に内蔵することが容易である。
【0038】貫通導体104は、例えば、金、銀、銅、
アルミといった固体金属が用いられる。固体の金属を用
いることにより、低抵抗で信頼性の高い接続が可能とな
る。また、金、銀、銅、スズを用いるか、または、それ
らのメッキを施したものを用いれば、電極パターン10
2に半田106を用いて接続することが可能となる。ま
たは、貫通導体104自体にハンダメッキを施してもよ
い。こうすることにより、クリーム半田等の印刷を施す
ことなく電極パターン102に配置可能となる。貫通導
体104の形状は、円柱、角柱、パイプ形状を用いるこ
とができる。特に角柱形状の場合、既存の電子部品と同
じ機械で配置することができ好ましい。なお、貫通導体
104の形状は、上記に限定されないことは言うまでも
ない。
【0039】本発明では、このような貫通導体104を
用いることにより、半導体装置100の上面(図1で
は、電気絶縁体101の第2面101b)での配線の取
り出しが容易となる。結果、信頼性の高い接続が可能と
なり、多層化に適した半導体装置100を提供できる。
【0040】なお、本実施の形態における半導体装置1
00は、電極パターン102が電気絶縁体101に埋設
されていない場合を示したが、電極パターン102が電
気絶縁体101の内部にあってもよい。また、本実施の
形態においては、電極パターン102が1層の場合を示
したが、層数を限定するものではない。なお、電極パタ
ーン102に半田ボール(図示せず)を設けてもよい。
半田ボールを設けることにより、基板への接続を容易に
行うことができる。
【0041】また、本発明の貫通導体104は、その端
面が電気絶縁体101から露出しているとしたが、貫通
導体104の一部が電気絶縁体101から露出していれ
ばよいことはいうまでもない。
【0042】(実施の形態2)実施の形態2では、半導
体装置100の他の製造法を説明する。以下、本発明の
実施の形態2について図面を参照して説明する。実施の
形態2で用いられる材料は、特に説明のない限り実施の
形態1で説明したものである。図3(a)〜(e)は、
半導体装置100の他の製造工程を示す断面図である。
図3(a)は、実施の形態1における図2(a)と同じ
工程である。
【0043】次に、図3(b)に示すように、電極パタ
ーン102に、半導体103及び貫通導体104を配置
する。配置方法としては、導電性接着剤115を用いて
電極パターン102に配置する方法がある。導電性接着
剤115は、例えば、金、銀、銅、銀とパラジウムから
なる合金などを熱硬化性樹脂で混練したものである。ま
た、あらかじめ電極パターン102,半導体103、貫
通導体104にキレート処理を施すことにより接着性を
向上させておいても良い。なお、半導体103と電極パ
ターン102の間に封止樹脂を注入してもよい。封止樹
脂の注入によって、後の工程で半導体103を電気絶縁
体101に埋設する際に、半導体103と電極パターン
102の間に隙間ができることを防止することができ
る。封止樹脂には通常のフリップチップボンディングに
使用されるアンダーフィル樹脂を用いることができる。
また、貫通導体104は、アレイ状に構成され一体化し
たものを用いても良い。アレイ化した貫通導体104を
用いることにより、配置工程の削減、配置後の安定がは
かれる。導電性接着剤115は加熱することによって硬
化させることができるが、この工程では未硬化状態のま
までもよい。
【0044】また、図3(a)の工程と並行して、図3
(b)に示すような第1面101aと第2面101bを
有する電気絶縁体101を用意する。この電気絶縁体1
01は、図2(c)と同様のものである。次に、図3
(b)に示すように、電極パターン102に半導体10
3および貫通導体104を配置した後、粘土状の電気絶
縁体101を位置合わせして重ねる。これを図3(c)
に示すように、加圧することによって、電極パターン1
02、半導体103、貫通導体104を電気絶縁体10
1に埋設することができる。その後、これらを加熱し、
電気絶縁体101中の熱硬化性樹脂を硬化させる。この
ようにして、半導体103、貫通導体104が埋設され
た板状の電気絶縁体101を形成できる。加熱処理は、
熱硬化性樹が硬化する温度以上の温度で行うことはいう
までもない。この工程によって、電極パターン102、
半導体103、貫通導体104及び電気絶縁体101が
機械的に強固に接着する。なお、加熱によって熱硬化性
樹脂を硬化させる際に、加熱しながら100g/mm2〜2k
g/mm2の圧力で加圧することによって、半導体装置10
0の機械的強度を向上させることができる。また、板状
の電気絶縁体101を用いずに、トランスファー成形に
よって、電極パターン102に半導体103、貫通導体
104を封止する方法でも作成できる。この電気絶縁体
101を硬化させる工程では、導電性接着剤115も同
時に硬化させることができる。このように、電気絶縁体
101と導電性接着剤115を同時に硬化することによ
って、工程を削減できるうえ、半導体103等に加えら
れる熱量も低減できるため、半導体103の特性劣化を
防ぐことができる。
【0045】図3(c)の工程で電気絶縁体101を硬
化させた後、図3(d)に示すように、電気絶縁体10
1の第2面101bを切断することにより、貫通導体1
04を個片に分離すると共に、貫通導体104の端面を
電気絶縁体101から露出させる。切断の他に、研削や
研磨による方法を用いても良い。
【0046】次に、図3(e)に示すようにキャリア1
07を取り去ることによって、電極パターン102、半
導体103、貫通導体104を内蔵し、貫通導体104
の端面が電気絶縁体101から露出した半導体装置10
0を形成できる。なお、図3(d)、(e)の工程が逆
でもよいことはいうまでもない。また、電極パターン1
02に半田ボール(図示せず)を設けてもよい。半田ボ
ールを設けることにより、基板への接続を容易に行うこ
とができる。
【0047】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3について図面を参照して説明する。本実施の形態3
における半導体装置200の構成は、基本的に実施の形
態1、2における半導体装置100と同様である。半導
体装置100と半導体装置200の構成の違いは、電気
絶縁体201の第2面201bに、半導体203の一面
が露出しているということである。図4(f)に半導体
装置200の完成品を示す。また、半導体装置200の
製造法に関しても、薄型化工程に関する点以外は、上述
した実施の形態1と同様である。従って、本実施の形態
3において、特に説明のないものについては、詳細な説
明を省略する。同じ呼称の構成要素については、特に説
明のない限り同様の機能を有する。
【0048】図4(a)〜(f)は半導体装置200の
製造工程を示す断面図である。図4(a)〜(d)は、
図2(a)〜(d)と同様である。貫通導体204は、
図2(d)と異なり、図4(d)の工程では、電気絶縁
体201の第2面201bに露出している必要性はな
い。次に、図4(e)に示すように、電気絶縁体201
の第2面201bを研磨、研削、もしくは切断する。こ
の研磨、研削、切断では、貫通導体204及び半導体2
03を電気絶縁体201の第2面201bに露出させる
ように実施する。半導体203を同時に研磨、研削、切
断することによって、薄型化がはかれる。この工程を電
気絶縁体201が硬化した後に行えば、半導体203の
取り扱いが容易となり、研磨・研削が行いやすくなる。
また、半導体203のかけや割れを防止する効果もあ
る。キャリア207は、研磨、研削、切断工程の前後ど
ちらで取り除いても良いが、研磨、研削、切断工程後に
取り除くことによって、電極パターン202を汚れから
保護することもできる。
【0049】最後に図4(f)に示すように、キャリア
207を取り去り、薄型構造の半導体装置200を形成
することができる。なお、電極パターン202に半田ボ
ール(図示せず)を設けてもよい。半田ボールを設ける
ことにより、基板への接続を容易に行うことができる。
また、本発明の貫通導体204は、その端面が電気絶縁
体201から露出しているとしたが、貫通導体204の
一部が電気絶縁体201から露出していればよいことは
いうまでもない。
【0050】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4について図面を参照して説明する。図5(a)〜
(e)は半導体装置300の製造工程を示す断面図であ
る。本実施の形態4における半導体装置300の構成
は、図5(e)に示されている。半導体装置300は、
第1面301aと第2面301bを有する電気絶縁体3
01と、電気絶縁体301の第1面301aに形成され
た第1の電極パターン302aと、電気絶縁体301の
第2面301bに形成された第2の電極パターン302
bと、第1の電極パターン302aにバンプ305を介
して接続される複数の半導体303と、第1の電極パタ
ーン302a及び第2の電極パターン302bに半田3
06を介して接続された貫通導体304と、第1の電極
パターン302a及び第2の電極パターン302bに接
続されたビアペースト308から構成される。
【0051】以上のように構成された、半導体装置30
0の製造法を以下で説明する。なお、本実施の形態4に
おける半導体装置300の製造法は、電極パターン30
2bの形成およびビアに関する工程を除き、上述した実
施の形態1と同様である。従って、本実施の形態4にお
いて、特に説明のないものについては、詳細な説明を省
略する。また、同じ呼称の構成要素については、特に説
明のない限り同様の機能を有する。
【0052】図5(a)〜(e)は半導体装置300の
製造工程を示す断面図である。本実施の形態4おいて
は、半導体装置300は基板形状であり、複数の半導体
を有しているが、工程的には、図5(a)、(b)の工
程は、図2(a)、(b)と同様である。キャリア30
7aには、第1の電極パターン302aを、キャリア3
07bには、第2の電極パターン302bを形成してお
く。また、図5(a)、(b)に並行して、第1面30
1aと第2面301bを有する電気絶縁体301を用意
する。この電気絶縁体301は、図2(c)と同様のも
のである。
【0053】図5(c)において、電気絶縁体301に
ビアを形成し、ビアペースト308を充填する。電気絶
縁体301に形成するビアは、たとえば、レーザー加工
やドリル加工、パンチング加工によって形成する。レー
ザー加工は、微細なピッチでビアを形成することがで
き、削りくずも発生しないため好ましい。レーザー加工
の光源には、炭酸ガスレーザーやYAGレーザー、エキ
シマレーザーが用いられる。また、ドリル加工、パンチ
ング加工の場合、汎用性のある既存の設備でビアの形成
が可能である。ビアの形成後、ビアペースト308を充
填する。ビアペースト308には、導電性粉末と樹脂の
混合物が用いられる。導電性粉末には、例えば、金、
銀、銅、ニッケルのような金属粉やカ−ボン粉を用いる
ことができる。特に、銅を用いた場合は、導電性が高
く、マイグレショーンも少ないため好ましい。また、粉
末を銅でコートした導電性粉末を用いてもよい。樹脂に
は、熱硬化性樹脂、例えば、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、シアネート樹脂、ポリフェニレンエーテルを用い
ることができる。特に、エポキシ樹脂は、耐熱性が高く
好ましい。また、光硬化性の樹脂を用いることもでき
る。ビアペースト308の充填には、印刷や注入による
方法を用いることができる。特に、印刷の場合は、電極
パターンの形成を同時に行うことができる。
【0054】ビアペースト308の充填し、第1の電極
パターン302aに半導体303および貫通導体304
を配置した後、粘土状の電気絶縁体301と第2の電極
パターン302bを位置合わせして重ねる。貫通導体3
04には、第1の電極パターン302aに接続された反
対側にも半田306を形成しておく。これらを加圧する
ことによって、図5(d)に示すように、電極パターン
302a、電極パターン302b、半導体303および
貫通導体304を電気絶縁体301に埋設させることが
できる。積層後、加熱し、電気絶縁体301を硬化させ
る。この加熱により、貫通導体304と第2の電極パタ
ーン302bの接続も同時に行う。また、貫通導体30
4と第2の電極パターン302bの接続に、圧接やAC
F、導電性接着剤を用いてもよい。
【0055】図5(e)において、キャリア307a、
307bを取り去り、半導体装置300が形成される。
以上のように、ビアペースト308を用いることで、半
導体装置300は、複数層の電極パターンとの接続が可
能となり、多層化に適した構造の半導体装置300が提
供できる。なお、本実施の形態4においては、電極パタ
ーンを2層としたが、総数を限定するものではない。ま
た、電極パターン302aに半田ボール(図示せず)を
設けてもよい。半田ボールを設けることにより、基板へ
の接続を容易に行うことができる。
【0056】(実施の形態5)以下、本発明の実施の形
態5について図面を参照して説明する。本実施の形態5
における半導体装置400は、図6(d)に示す通り、
図4(e)に示す半導体装置200と同じ構造である半
導体内蔵層409と、第1面410aと第2面410b
を有する電気絶縁体410を一体化させた構造である。
電気絶縁体410は、第2面410bに形成された第2
の電極パターン402bと、第2の電極パターン402
bに接続され、電気絶縁体を貫通して設けられたビアペ
ースト408からなる。半導体内蔵層409の貫通導体
404は、ビアペースト408と接続されている。ま
た、半導体内蔵層409の第1面409aに形成された
電極パターンを第1の電極パターン402aとする。ま
た、第1の電極パターン402aには、基板への接続用
の半田ボール420が形成されている。
【0057】本実施の形態5における半導体装置400
の製造法は、第2の電極パターン402bに関する点を
除き、上述した実施形態3、4と同様である。従って、
本実施の形態5において、特に説明のないものについて
は、詳細な説明を省略する。同じ呼称の構成要素につい
ては、特に説明のない限り同様の機能を有する。
【0058】図6(a)〜(d)は半導体装置400の
製造工程を示す断面図である。図6(a)は図4(a)
〜(f)の工程によって作成した薄型構造の半導体内蔵
層409である。図6(b)において、電気絶縁体41
0にビアを形成し、ビアペースト408を充填する。そ
の後、この未硬化状態、即ち、粘土状の電気絶縁体41
0とキャリア407に形成された第2の電極パターン4
02bと半導体内蔵層409を位置あわせして重ねる。
このとき、電気絶縁体410のビアペースト408、第
2の電極パターン401b、貫通導体404が重なるよ
うに位置合わせを行う。つまり、電気絶縁体410の第
1面410aにあるビアペースト408の露出部と、電
極パターン402bを重ね、電気絶縁体410の第2面
にあるビアペースト408の露出部と半導体内蔵層40
9の第2面409bから露出した貫通導体404を重ね
る。図6(c)に示すとおり、これらを加圧及び加熱す
ることにより、半導体内蔵層409、電気絶縁体410
および第2の電極パターン402bが一体硬化される。
この加圧及び過熱では、ビアペースト408によって貫
通導体404と第2の電極パターン402bが接続され
る。
【0059】次に、図6(d)に示す通り、キャリア4
07を取り去れば、小型化、多層化に適した半導体装置
400が形成できる。ここで、半導体内蔵層の電気絶縁
体層401と電気絶縁体410を半導体装置400の電
気絶縁体411とし、その第1面及び第2面をそれぞれ
第1面411a及び第2面411bとすると、半導体装
置400は、電気絶縁体411の第1面411a及び第
2面411bにそれぞれ第1の電極パターン402a及
び第2の電極パターン402bが形成され、電気絶縁体
411の内部に半導体403及び貫通導体404を配置
した半導体装置ということが言える。また、電極パター
ン402に半田ボール420を設けることにより、基板
への接続を容易に行うことができる。
【0060】(実施の形態6)以下、本発明の実施の形
態6について図面を参照して説明する。図7は、本実施
の形態6における半導体装置500の断面図である。図
7において、第1面509aと第2面509bを有する
半導体内蔵層509は、図4(e)に示す半導体装置2
00と同じ構造である。半導体内蔵層509の第1面5
09aには、第2の半導体503bがフェースアップで
設けられている。半導体503bには、電極551が設
けられ、電極551と貫通導体504はワイヤ550に
より接続されている。なお、半導体内蔵層509の内部
に配置されている半導体を第1の半導体503aとす
る。
【0061】以上のような構成の半導体装置500の製
造法は、多層化に関する点以外は、上述した実施の形態
3と同様である。従って、本実施の形態6において、特
に説明のないものについては、詳細な説明を省略する。
同じ呼称の構成要素については、特に説明のない限り同
様の機能を有する。以下に製造法を説明する。まず、半
導体内蔵層509の第2面509bに第2の半導体50
3bをフェースアップで設け、半導体503aと半導体
503bによる積層構造にする。次に、第2の半導体5
03bの電極551からの配線の引き出しは、ワイヤ5
50によるワイヤボンディングによって行う。固体の貫
通導体504に金、アルミ、もしくは金メッキした材質
を使用すれば、ワイヤボンディングが可能であり、電極
551と貫通導体504は、ワイヤ550により接続さ
れる。
【0062】以上のような工程により、貫通導体504
が積層側(半導体内蔵層509の第2面509b)まで
引き出されているため、ワイヤボンディングのワイヤの
長さを短くすることができる。従って、高周波数化に適
し、信頼性の向上した半導体装置500を形成すること
ができる。また、電極パターン502に半田ボール(図
示せず)を設けてもよい。半田ボールを設けることによ
り、基板への接続を容易に行うことができる。
【0063】(実施の形態7)以下、本発明の実施の形
態7について図面を参照して説明する。図8は、本実施
の形態7における半導体装置600の断面図である。図
8において、第1面609aと第2面609bを有する
半導体内蔵層609は、図4(e)に示す半導体装置2
00と同じ構造である。半導体内蔵層609の第1面6
09aには、第2の半導体603bがフェースダウンで
設けられている。半導体603bは、バンブ605を介
して貫通導体604と接続されている。なお、半導体内
蔵層609に内臓されている半導体を第1の半導体60
3aとする。
【0064】以上のように構成された半導体装置600
の製造法は、多層化に関する点以外は、上述した実施の
形態3と同様である。従って、本実施の形態7におい
て、特に説明のないものについては、詳細な説明を省略
する。同じ呼称の構成要素については、特に説明のない
限り同様の機能を有する。以下に製造法について説明す
る。
【0065】まず、半導体内蔵層609の第2面609
bに半導体603bをフェースダウンで設け、半導体6
03aと半導体603bを積層構造にする。半導体60
3bからの電極の引き出しは、半導体603bを貫通導
体604にバンプ605を介してフリップチップボンデ
ィングすることにより行う。固体の貫通導体604を使
用することにより、フリップチップ実装が可能となり、
半導体603bは、バンブ605を介して貫通導体60
4と接続される。
【0066】以上のように、半導体内蔵層607の貫通
導体604が積層側(半導体内蔵層の第2面609b)
まで引き出されているため、多層化された半導体装置6
00を通常の接続方法で形成することができる。また、
電極パターン602に半田ボール(図示せず)を設けて
もよい。半田ボールを設けることにより、基板への接続
を容易に行うことができる。
【0067】(実施の形態8)以下、本発明の実施の形
態8について図面を参照して説明する。図9は本実施の
形態における半導体装置700の断面図である。図9に
おいて、半導体内蔵層709x、半導体内蔵層709
y、半導体内蔵層709zは、実施の形態3に示した半
導体装置200と同じ工程で作成されたものである。た
だし、半導体内蔵層709xの電極パターン702x、
半導体内蔵層709yの電極パターン702y、半導体
内蔵層709zの電極パターン702zは、多層化に伴
い変更されている。ここで、半導体内蔵層709x、半
導体内蔵層709y及び半導体内蔵層709zに内蔵さ
れた半導体をそれぞれ、半導体703x、半導体703
y及び半導体703zとする。また、半導体内蔵層70
9x、半導体内蔵層709y及び半導体内蔵層709z
に内蔵された貫通導体をそれぞれ、貫通導体704x、
貫通導体704y及び貫通導体704zとする。更に、
半導体装置700の第1面を700a、第2面を700
bとする。
【0068】以上のような構成の半導体装置700の製
造法は、多層化に関する点以外は、上述した実施の形態
3と同様である。従って、特に説明のないものについて
は、詳細な説明を省略する。更に、同じ呼称の構成要素
ついては、特に説明のない限り同様の機能を有する。
【0069】まず、貫通導体704xと、電極パターン
702yを位置合わせした後、半田706により接続
し、半導体内蔵層709xと半導体内蔵層709yを積
層構造とする。更に、貫通導体704yと、電極パター
ン702zを位置合わせした後、半田706により接続
し、半導体内臓層709x、709y、709zを積層
構造とする。なお、この時、半田706の代用にフリッ
プチップボンディングで用いられるアンダーフィル樹脂
や、導電性接着剤、異方性導電フィルム(ACF)を用
いてもよい。
【0070】このような構成にすることにより、半導体
703zの電極は、電極パターン702z、貫通導体7
04y、貫通導体704x及び電極パターン702xを
経由して、半導体装置700の第1面700aまで引き
出すことが可能となる。同様に、半導体703yの電極
は、電極パターン702y、貫通導体704x、電極パ
ターン702xを経由して、半導体装置700の第1面
700aまで引き出すことが可能となる。従って、半田
ボール(図示せず)を電極パターン702xに設けるこ
とにより容易に基板への接続を行うことできる。
【0071】なお、半導体内蔵層709x、709y、
709zの積層順は、上記順序に限定されるものではな
い。更に、半導体内蔵層709x、709y、709z
の積層化を同時に行ってもよいことはいうまでもない。
以上のように、同様の工程で作成した半導体装置である
半導体内蔵層709x、709y、709zを積層する
ことにより、低コストで高密度実装可能な半導体装置7
00を形成することができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体装置で
は、貫通導体を用いることで、信頼性が高く、多層化に
適した高密度実装可能な構造とすることが可能となる。
しかも、高周波に対応しているうえ、簡単な設備で作成
できるため、低コスト化の向上を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造工程の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2における半導体装置の
製造工程の断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3における半導体装置の
製造工程の断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態4における半導体装置の
製造工程の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態5における半導体装置の
製造工程の断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態6における半導体装置の
断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態7における半導体装置の
断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態8における半導体装置の
断面図である。
【符号の説明】
100、200、300、400、500、600、7
00 半導体装置 700a 半導体装置の第1面 700b 半導体装置の第2面 101、201、301、401、410、411、5
01、601、701電気絶縁体 101a、201a、301a、410a、411a
電気絶縁体の第1面 101b、201b、301b、410b、411b
電気絶縁体の第2面 102、202、302a、302b、402a、40
2b、502、602、702x、702y、702z
電極パターン 103、203、303、403、503a、503
b、603a、603b、703x、703y、703
z 半導体 104、204、304、404、504、604、7
04x、704y、704z 貫通導体 105、205、405、505、605、705
バンプ 106、206、306、406、506、606、7
06 はんだ 107、207、307、407 キャリア 115 導電性接着剤 308、408 ビアペースト 409、509、609、709x、709y、709
z 半導体内蔵層 409a、509a、609a、 半導体内蔵層の第
1面 409b、509b、609b、 半導体内蔵層の第
2面 150 加圧板 150a 貫通孔 550 ワイヤ 551 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 25/10 25/11 (72)発明者 小松 慎五 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平野 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山下 嘉久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 砂川 義隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 天見 和由 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中谷 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1面と第2面を有する電気絶縁体と、 前記電気絶縁体の少なくとも第1面に形成された第1の
    電極パターンと、 前記電気絶縁体の内部に配置され、前記第1の電極パタ
    ーンに接続された第1の半導体と、 前記電気絶縁体の内部で前記半導体とは別の位置に配置
    され、前記第1面において前記第1の電極パターンに接
    続された貫通導体を備え、 前記電気絶縁体の第2面から前記貫通導体の端面が露出
    することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1面と第2面を有する電気絶縁体と、 前記電気絶縁体の少なくとも第1面に形成された第1の
    電極パターンと、 前記電気絶縁体の少なくとも第2面に形成された第2の
    電極パターンと、 前記電気絶縁体の内部に配置され、前記第1の電極パタ
    ーンに接続された第1の半導体と、 前記電気絶縁体の内部で前記半導体とは別の位置に配置
    され、前記第1面において前記第1の電極パターンに接
    続され、前記第2面おいて前記第2の電極パターンに接
    続された貫通導体とからなることを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電気絶縁体の第2面から前記第1の
    半導体の一面が露出することを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記電気絶縁体の第2面上に第2の半導
    体を設け、該第2の半導体と、前記貫通導体の端面とを
    接続したことを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の電極パターンに半田ボールが
    実装されていることを特徴とする請求項1または2のい
    ずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記電気絶縁体がフィラーと絶縁性樹脂
    を含む混合物からなることを特徴とする請求項1または
    2のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記フィラーが、アルミナ、マグネシ
    ア、窒化ホウ素、窒化アルミ、窒化珪素、テフロン(登
    録商標)及び、シリカから選ばれる少なくとも一つを含
    むことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁性樹脂が、エポキシ樹脂、フェ
    ノール樹脂、フッ素樹脂、シアネート樹脂、PPO樹脂
    および、PPE樹脂から選ばれる少なくとも一つの絶縁
    性樹脂を含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の電極パターンが、金属箔、リ
    ードフレーム、導電性樹脂組成物の少なくとも一つで形
    成されていることを特徴とする請求項1または2のいず
    れかに記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記貫通導体が、前記第1の電極パタ
    ーンに半田、導電性接着剤、異方性導電フィルムの少な
    くともひとつを用いて接続されていることを特徴とする
    請求項1または2のいずれかに記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記貫通導体が、ワイヤボンディング
    可能な材料であることを特徴とする請求項1または2の
    いずれかに記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記貫通導体が、アレイ状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに
    記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の半導体が半導体ベアーチッ
    プであることを特徴とする請求項1または2のいずれか
    に記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記半導体ベアーチップが前記第1の
    電極パターンにフリップチップボンディング接続されて
    いることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 前記貫通導体と前記第2の半導体の接
    続がワイヤボンディング、もしくはフリップチップボン
    ディングによって行われていることを特徴とする請求項
    4に記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 第1の電極パターンを形成する工程
    と、 前記第1の電極パターンに第1の半導体及び、貫通導体
    を配置する工程と、 前記第1の半導体及び、貫通導体を前記第1の電極パタ
    ーンに固定する工程と、 前記第1の電極パターンの上に粘土状の電気絶縁材を押
    し付け、前記第1の半導体及び、前記貫通導体を電気絶
    縁材に埋設する工程と、 前記電気絶縁材を硬化させることにより電気絶縁体を形
    成する工程と、 前記貫通導体の端面を前記電気絶縁体から露出させる工
    程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記電気絶縁材を硬化させることによ
    り電気絶縁体を形成する工程により、前記第1の半導体
    及び、貫通導体を前記第1の電極パターンに固定する工
    程を行うことを特徴とする請求項16に記載の半導体装
    置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の電極パターンの上に粘土状
    の電気絶縁材を押し付け、前記第1の半導体及び、前記
    貫通導体を電気絶縁材に埋設することにより、前記貫通
    導体の端面を露出させる工程を行うことを特徴とする請
    求項16に記載の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記貫通導体の端面を前記電気絶縁体
    から露出させる工程が、前記電気絶縁体を研磨、研削、
    切断の少なくともひとつによって薄型化することにより
    行われることを特徴とする請求項16に記載の半導体装
    置の製造方法。
  20. 【請求項20】 更に、第2の半導体を前記貫通導体に
    接続する工程を含むことを特徴とする請求項16に記載
    の半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 複数の請求項1に記載の半導体装置を
    多層化し、前記貫通導体と前記第1の電極パターンを接
    続することにより互いの電気的接続を行うことを特徴と
    する多層化された半導体装置。
  22. 【請求項22】 前記第1の電極パターンと前記貫通導
    体の接続が半田、もしくはフリップチップボンディング
    によって行われていることを特徴とする請求項21に記
    載の半導体装置。
  23. 【請求項23】 請求項16に記載の製造方法により製
    造された複数の半導体装置を、前記貫通導体と前記第1
    の電極パターンを接続することにより多層化する工程を
    更に含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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