JP2002133915A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2002133915A JP2000326378A JP2000326378A JP2002133915A JP 2002133915 A JP2002133915 A JP 2002133915A JP 2000326378 A JP2000326378 A JP 2000326378A JP 2000326378 A JP2000326378 A JP 2000326378A JP 2002133915 A JP2002133915 A JP 2002133915A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来の半分以下の厚みに容易にすることがで
き、新規な印象を与えるリアコンビネーションランプを
提供する。 【解決手段】 車体に取付けられるハウジング4と、発
光面をレンズカバー2に対峙するように配設し、その背
面側には光源光を積極的に前方に反射する反射鏡を有し
ていない有機EL素子からなる面状光源3と、該光源か
ら発せられた放射光の放射角度を狭める複数のレンズ素
子からなるレンズカットが設けられているレンズカバー
2と、からなる車両用灯具で、該灯具の奥行き方向の寸
法が、レンズカバー2の厚みとハウジング4の厚みの合
計の厚みに対して、10倍以内の寸法として構成してい
る。これにより、薄型化と、軽量化を図り、さらに電磁
ノイズ等の発生しない新規な印象を与えるリアコンビネ
ーションランプが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
灯具に関するもので、詳細には尾灯、制動灯、方向指示
灯、後退灯、これらの灯具が複合されたリアコンビネー
ションランプ、サイドマーカーランプなどの車両用灯具
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような車両用灯具は、例えば
図9および図10に示すように構成され、リアコンビネ
ーションランプとして用いられている。
【0003】図9および図10において、リアコンビネ
ーションランプ90は、図示しない自動車の車体後方
に、開放した前面が車体後方を向くように取り付けられ
るハウジング91と、ハウジング91の開放した前面を
覆うレンズカバー92と、各灯室90a,90b,90
c内の各々に配設した光源93と、該光源に焦点を有す
る反射鏡94と、から構成されている。
【0004】上記ハウジング91は、方向指示灯部90
a、尾灯/制動灯部90bおよび後退灯部90cの3つ
の灯室を備えるように隔壁により区分され、前面が開放
した略函状に形成されており、例えば、ABS樹脂によ
り一体に成形されている。上記レンズカバー92には、
光源93および反射鏡94からの光を所定の配向特性を
満足するように拡散するレンズカットが設けられてい
る。また、区分した各灯室90a,90b,90cに対
応してアンバー色、赤色、白色の異なる色の材料からな
るレンズカバーとされ、例えば、アクリル等の樹脂を用
いて多色成形する等の手段により得ることができる。レ
ンズカバー92は、ハウジング91の開放した前面に接
着して灯室を気密的に固定する。上記光源93として
は、白熱電球が採用され、反射鏡94の中央部に設けた
図示しない開口部に反射鏡94の背面側から挿入して固
定する。上記反射鏡94は、例えば光源93に焦点を有
する回転放物面、もしくは複数の反射領域からなる複合
反射面を備え、光源93から放射された光をレンズカバ
ー92を通して、車体後方を照らす。
【0005】このような構成のリアコンビネーションラ
ンプ90によれば、各灯室90a,90b,90c内の
各光源93が点灯することにより、灯室90aにおいて
はアンバー色光を照射して方向指示灯として作用し、灯
室90bにおいては赤色光を照射して尾灯/制動灯とし
て作用し、灯室90cにおいては白色光を照射して後退
灯として作用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のリアコンビネーションランプ90は、車体後方に
取り付けられるが、取り付けのための空間を車体内に設
けなければならず、車体内スペースを広くするためにそ
の小型化が要望されている。一方、車両用信号灯として
の機能を具備するためには、所定の発光面積が必要であ
る。また、後続の車両の運転手等から見た際に均一な発
光面として観視されることも要望されている。そこで、
上記反射鏡94およびレンズカバー92には、光源93
からの照射光を拡散するような拡散処理を施して、各灯
室90a,90b,90cにおいて均一な発光面が得ら
れるようにしている。ここで均一な発光面とするために
は、白熱電球光源93および反射鏡94と、レンズカバ
ー92との間の距離をある程度隔てることが必要である
ため、薄型化を図ることが難かしくなってきている。
【0007】また、上記した理由から、レンズカバー9
2に形成するレンズカット等による拡散処理は、いずれ
のリアコンビネーションランプの発光面も類似の印象を
与えるものとなっており、新規な印象を与える発光面を
備えた車両用の信号灯具が要望されている。
【0008】本発明は、以上の点から、薄型化の可能
な、小容量の車両用灯具、新規な印象を与える発光面を
備えた車両用灯具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の態
様によれば、(1)ハウジングと、ハウジング内に配設
する光源と、光源を覆いハウジングの開放された側に取
付けたレンズカバーと、を備える車両用灯具において、
上記光源は、発光面をレンズカバーに対峙するように配
設した面状光源からなり、その背面側にはその光源光を
積極的に前方に反射する独立した反射鏡を有していず、
光源から発せられた光がレンズカバーを透過する光路に
は、複数のレンズ素子からなるレンズカットが設けられ
ている、ことを特徴とする車両用灯具、により達成され
る。
【0010】この態様では、薄型で全体の容積の小さな
車両用灯具を提供することができ得る。また、新規な印
象を与える発光面を得ることができ得る。
【0011】また、上記目的は、本発明の他の態様によ
っても達成される。すなわち(2)上記面状光源が、有
機化合物を発光材料とする有機EL素子を備えた有機E
L表示装置である、ことを特徴とする(1)に記載の車
両用灯具。この態様によれば、さらに、電磁ノイズを発
生して他の車両搭載の電子機器に対して悪影響を与えな
いようにした車両用灯具を提供することができ得る。
(3)上記車両用灯具の奥行き方向の寸法が、レンズカ
バーの厚みとハウジングの厚みの合計の厚みに対して、
10倍以内の寸法である、ことを特徴とする(2)に記
載の車両用灯具。この態様によれば、さらに、従来では
到底得られない薄型の車両用灯具を提供することができ
得る。(4) 上記レンズカットが、光源の有機化合物
発光材料から発せられた放射光の放射角度を狭めるレン
ズ素子を備えている、ことを特徴とする(2)または
(3)に記載の灯具。この態様によれば、さらに、従来
とは異なる作用を奏する新規なレンズカットを採用で
き、優れた意匠の車両用灯具を提供することができ得
る。
【0012】また、上記目的は、以下の態様によっても
達成される。(5)上記車両用灯具が、少なくとも2つ
の発光色の異なる面状光源と、これらの面状光源を同一
色にて覆うレンズカバーとを備えている、ことを特徴と
する(1)から(4)に記載の車両用複合灯具。この態
様によれば、非点灯時においては、統一的な外観の印象
を与え、点灯時においては、異なる点灯色となって、非
点灯時とは異なる印象を与えるリアコンビネーションラ
ンプ等の車両用複合灯具を提供でき得る。(6) 上記
車両用灯具が、少なくとも2つの面状光源と、これらの
面状光源を同一色にて覆うレンズカバーとを備えてお
り、光源から発せられた放射光がレンズカバーを透過す
る光路には、放射光を吸収して放射光の発光波長とは異
なる発光色を発する蛍光材料を備えている、ことを特徴
とする(1)から(4)に記載の車両用複合灯具。この
態様によれば、白色以外の同一点灯色の光源を用意して
も、様々な色の発光色のリアコンビネーションランプ等
の車両用複合灯具を提供することができ得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1から図6を参照しながら、詳細に説明する。
【0014】図1、図2および図3は本発明による車両
用灯具の一例として、リアコンビネーションランプに適
用した場合の一実施形態の構成を示している。図1、2
において、リアコンビネーションランプ1は、所定の規
格を具備するようにレンズカットが施されたレンズカバ
ー2と、レンズカバー2の背面に配設された3つの光源
3a,3b,3cからなる光源3と、さらにその背面側
に配設されたハウジング4と、から構成され、ハウジン
グ4とレンズカバー2により形成される灯室5が形成さ
れている。
【0015】以上の構成は、従来のリアコンビネーショ
ンランプとほぼ同様の構成であるが、本発明実施形態に
よるリアコンビネーションランプ1においては、以下の
点で異なる構成になっている。即ち、上記光源3とし
て、薄型の面発光素子である有機EL素子からなる光源
3を配設し、レンズカバー2とハウジング4とを略平行
に、且つ、灯室5が狭い間隙となるようにして、薄型の
奥行きを狭めた構成になっている。そして、上記光源の
背面側にはその光源光を積極的に前方に反射する独立し
た反射鏡を有していない。
【0016】上記レンズカバー2は、方向指示灯部2
a、尾灯/制動灯部2b、後退灯部2cおよび赤色にて
形成された再帰反射部2dの4つの部分を備え、各々の
部分の光源3と対峙するレンズカバー内面にはレンズカ
ットが形成されている。また、各部分の間および周囲に
はハウジング4と当接する平坦部2eが形成されてい
る。このようなレンズカバー2は、例えば薄いピンク色
のアクリル樹脂を用いて射出成形技術等の手段により一
体に形成される。
【0017】方向指示灯部2a、尾灯/制動灯部2b、
後退灯部2cのレンズカットは、例えば図4に示したよ
うなレンズカット6をレンズカバー2の内面に形成す
る。図4において(a)は平面図、(b)は(a)のA
−A部の断面図である。レンズカット6は多数のレンズ
素子7からなり、各素子はレンズカバー2の外側表面と
略平行な平坦表面の四角形状とした上部面6aと、上部
面6aの各辺に台形状の平面を設けた側方斜面6bとか
らなる。
【0018】レンズカット6に近接して配設した面発光
素子光源3からの照射光は、放射状に広がるベクトルを
有して上記レンズ素子7の夫々に入射する。入射光の一
部は殆ど屈折することなく上部面6aを通過して車体後
部方向に出射し、他の一部は、側方斜面6bにより反
射、屈折された後に車体後部方向に出射する。上部面6
aおよび側方斜面6bの形状、大きさや傾斜角度を適宜
調整することで、方向指示灯部2a、尾灯/制動灯部2
b、後退灯部2cの夫々の機能に応じた配光を得ること
ができる。なお、上部面6aや側方斜面6bは平面に限
られるものではなく、例えば図4(c)および(d)に
示したように上部面6aおよび/または側方斜面6bを
凸曲面、凹曲面やこれらの複合曲面などとした曲面であ
っても良く、さらには全てのレンズ素子7が同一のレン
ズカットでなくても良い。要はレンズ素子7全体とし
て、照射光の照射角度を狭めるようなレンズカット6と
することで、所望の配光を得ることができるものならば
他のカットでも構わない。
【0019】上記光源3は、方向指示灯部用のアンバー
色を発光する光源3a、尾灯/制動灯部用の赤色を発光
する光源3b、後退灯部用の白色を発光する光源3cの
3つの面発光光源を備え、レンズカバー2の背面に固定
されている。面発光光源とは、白熱電球のような線状の
フィラメントからの発光ではなく、車両用灯具の光源と
して用いたときに実質的に面状とみなせる光源をいう。
面発光光源としては、ZnS等の無機化合物蛍光体をバ
インダー樹脂に分散させて塗布形成した所謂厚膜EL素
子、ZnS等の無機化合物を用いた所謂薄膜EL素子、
有機化合物発光材料を用いた所謂有機EL素子等を用い
ることができるが、後述する有機EL素子10を用いた
有機EL表示装置光源3を用いることが好適である。有
機EL素子10を光源として用いた場合には、薄型の面
発光光源が得られるばかりではなく、有機EL素子10
を点灯する際においては、車両の電源として多用されて
いる直流電源により点灯することができるので、インバ
ーター等の電磁ノイズを発生する回路部品が不要とな
り、やっかいな電磁ノイズ発生の問題が生じない。ま
た、有機材料を適宜選択する等によりアンバー色、赤
色、白色等の異なる色の照射光を得ることができるから
である。
【0020】上記ハウジンング4は、レンズカバー2を
貼付する側となる内面側に上記したレンズカバーの各表
示部2a,2b,2c,2dに対応して、各領域に区分
するための隔壁4aが設けられている。ハウジング4は
レンズカバー2と略同一の大きさの近似する外形形状と
なるように、例えばABS樹脂等を成形することにより
得られる。また、外面には上記光源3に給電するための
電気的接続部4bが形成されており、電気的接続部4b
には、上記した光源に電源を供給するための電源供給配
線4cが設けられている。
【0021】本発明実施形態のリアコンビネーションラ
ンプ1は、例えば次のようにして組み立てることができ
る。ハウジンング4内面の隔壁4aに区分された箇所の
うち、方向指示灯部2a、尾灯/制動灯部2b、後退灯
部2cに対応する位置に発光面側がレンズカバー2側と
なるようにして有機EL表示装置光源3a,3b,3c
を図3に示したように配設固定する。ハウジング4内に
は、電気的接続部4bに延長された電源供給配線4cを
事前に敷設し、その上にゴムや発泡性エラストマー樹脂
などからなる衝撃吸収部材8を設け、さらにその上に有
機EL表示装置光源3を接着剤等を用いて固定する。各
区分された灯室内に配設する光源は1つに限らず複数の
光源を配設しても良い。配設された有機EL表示装置光
源3は上記した電源供給配線4cと接続される。その
後、レンズカット6を形成したレンズカバー2内面とハ
ウジング4内面とを対向配設し、上記隔壁4aをレンズ
カバー2の平坦部2eに当接させて灯室5を得る。
【0022】次にこの状態で両者を接着固定する。本実
施形態においては隔壁4aと平坦面2eとの接触箇所
と、光源3との距離が近いので、従来の灯具のように熱
板溶着等の手法で両者を接着固定すると熱ダメージ、溶
着作業スペース等が発生し好ましくない。さらに、熱板
溶着による接着固定では、溶着跡が汚くなりリアコンビ
ネーションランプの外観品質を低下させる問題もある。
そこで、隔壁4aの先端は平面とされており、レンズカ
バー2の平坦面2eとを面接触させ、この状態にて、レ
ンズカバー2の外面側からレーザー光線を照射してレン
ズカバー2とハウジング4とを溶着して接着固定するこ
とが好ましい。レーザー光線による溶着の場合には、上
記した問題点を生じることなく強固な固定が得られ、ま
た接着箇所を最小限に留めて有効発光面積を大きくとる
ことができ得る。また、周辺部についても同様に溶着さ
せて接着固定する。これにより灯室5内においては、有
機EL表示装置光源3とレンズカット6とが適宜な間隙
9を設けて対向するものとなる。なお、車両用灯具は比
較的大きな面積を必要とするため、リアコンビネーショ
ンランプ1のように複数の灯室を有する薄型の複合灯具
の場合には、ネジレ等が発生し易い。そこで、従来の灯
具においては灯具周囲部のみを接着固定しているが、本
実施形態においては灯具周囲部のみならず各灯室別に区
切る隔壁4aもレンズカバー2と接着固定するものとし
て、ネジレ等が発生しにくい寸法精度および強度に優れ
たリアコンビネーションランプが得られるようにしてい
る。
【0023】なお、両者の接着固定は溶着によるものに
限らず、接着剤で固定するものでも、シールゴムを介し
て両者を貼り合せてクリップ等で挟持して固定するもの
などでも良い。また、上記間隙9には有機EL表示装置
光源3からの発光を大きく妨げないようにゴムや発泡性
エラストマー樹脂もしくはバネなどの弾性部材からなる
中間部材9aを設けることもできる。この場合、ハウジ
ング4とレンズカバー2を貼り合せると、図示しない中
間部材と衝撃吸収部材8の間で有機EL表示装置光源3
を挟持するようにして、有機EL表示装置光源3が車両
の振動等により位置ずれしたり、破損したりすることを
予防でき得るようにすることが好ましい。
【0024】ここで、有機EL表示装置光源3について
図5を参照しながら説明を実施する。有機EL表示装置
光源3は、有機化合物を発光材料とする有機EL素子
(有機エレクトロルミネッセント素子)を含む発光装置
で、例えば、有機EL素子10を設けた透光性基板11
と、有機EL素子10を外部雰囲気から隔離するために
設けた封止基板12および両基板間を接着固定するシー
ル剤17とからなり、封止された空隙19内には乾燥手
段18を含む。また、図示しない直流電源により点灯駆
動する。
【0025】有機EL素子10は、陽極層として透光性
電極13と、有機EL層14と、陰極層として低仕事関
数の電極15を、例えば蒸着法により順次積層して構成
される。また、必要に応じて有機EL素子10を覆う封
止層16が、例えば無機化合物膜と有機化合物膜とを積
層することなどの方法により形成されている。陽極層と
しては、ニッケル、金、白金、パラジウムやこれらの合
金或いは酸化錫、沃化銅などの仕事関数の大きな金属や
それらの合金、化合物、更にはポリピロール等の導電性
ポリマーなども用いることができるが、透明、且つ仕事
関数の大きなITO透光性電極13が好適には用いられ
る。陰極層15としては、電子注入に有効な材料とする
ため電子注入効率の向上が図れる仕事関数の小さな金属
材料(低仕事関数金属材料)を用いることが好ましく、
アルミニウム、マグネシウム、マグネシウムインジウム
合金、マグネシウムアルミニウム合金、マグネシウム銀
合金や、アルミニウムリチウム合金や、LiもしくはL
iF等の薄層上にアルミニウム層を設けた積層構造の電
極等を用いることができる。有機EL層14は、両電極
間に通電することにより有機EL層14から所望の発光
が得られる有機材料を用いる。例えば、陽極層13側か
ら順に、正孔注入輸送層14aと有機発光層14bの2
層構造として形成したり、有機発光層14bの上に陰極
層15から電子を注入され易くする機能を有する電子輸
送層を更に設けた3層構造としたり、正孔注入層/正孔
輸送層/発光層/電子輸送層、正孔注入層/正孔輸送層
/発光層、正孔輸送層/発光層/電子輸送層とした多層
構成や、単層構成の有機EL層としたもの、PEDOT
(Poly (3,4) ethylenedioxythiophene)バッファー層
を介して単層構成の有機層としたものなど様々な構成の
ものを用いることもできる。正孔輸送層14aとしては
例えば芳香族アミン誘導体のジトリル−ジフェニル−ビ
フェニル−ジアミン(TPD)やビス(ジトリルアミノ
フェニル)シクロヘキサン(TPAC)を、有機発光層
14bとしてはトリス(8−キノリノラト)アルミニウ
ム錯体(Alq)等を用いることができ、発光層にドー
パントを添加することにより発光波長を変化させること
もできる。また、これらの層の組合せおよび膜厚を適宜
調整することにより、現在実用化されている有機EL表
示装置の3V程度の発光電圧を、12V等の車両の電源
電圧による発光電圧にすることもでき得る。例えば20
00オングストローム程度の膜厚としている有機EL層
14を、有機EL層14に使用する材料の組合せによっ
ても相違するが6000〜8000オングストローム程
度とすれば、3V程度の発光電圧を10V以上の発光電
圧にすることができる。
【0026】透光性基板11および封止基板12は、ガ
ラスに限らず、金属、樹脂、セラミックなどの様々な材
料を用いることができる。両基板は紫外線硬化樹脂、熱
硬化樹脂などの接着作用を有するシール剤17により接
着固定される。なお、有機EL層14が大気雰囲気中で
駆動しても殆ど劣化しない有機EL素子10の場合には
封止基板12を省略しても構わないし、封止層16のみ
で封止するものとしても良い。また、有機EL表示装置
光源3を取り付ける面が曲面の場合には、可撓性を有す
る基板を用いることが好ましく。例えばポリマー樹脂の
上に多層構造の酸素等遮断膜を形成した可撓性基板を用
いることができる。
【0027】乾燥手段18は、例えば乾燥剤18aとそ
れを押さえるテープや結着樹脂からなる固定片18bか
らなり、封止基板12内面に設けている。乾燥剤18a
には、例えば、活性炭、ゼオライト、活性アルミナ、シ
リカゲルなどの水分を物理的に吸着する乾燥剤や、水分
を化学的に吸着する五酸化二燐(P)、酸化バリ
ウム(BaO)、酸化カルシウム(CaO)、酸化マグ
ネシウム(MgO)、酸化ナトリウム(NaO)など
のアルカリ金属酸化物、硫酸リチウム(Li
)、硫酸ナトリウム(NaSO)、硫酸カルシ
ウム(CaSo)などの硫酸塩、塩化カルシウム(C
aCl)、塩化ストロンチウム(SrCl)、弗化
タンタル(TaF)、臭化マグネシウム(MgB
)、沃化バリウム(BaI)などの金属ハロゲン
化物、過塩素酸バリウム(Ba(ClO)などの
過塩素酸塩などを用いることができる。これらは、粒径
を1〜100μm、好適には約10μm程度としたもの
が好ましい。粒径が大きすぎると空隙19を大きく設け
なければならなくなるからである。
【0028】なお、図6は、ITO透光性電極13を設
けたガラス基板11上に、有機EL層14として銅フタ
ロシアニンからなる正孔注入層、α−NPDからなるホ
ール輸送層、橙色を発光するためにDCMからなる蛍光
色素をドープしたAlq発光層、Alqからなる電子輸
送層を順に積層し、アルミニウム−Li合金からなる陰
極15を形成した有機EL素子10の分光反射特性を示
すグラフである。この素子の場合、可視光領域で平均し
て50%以上の反射率を示すが赤色領域においては銅フ
タロシアニンによる吸収があるため薄く青色に着色した
反射面として観察される。また、この有機EL素子10
を点灯させた場合には、アンバー色の発光を呈する。
【0029】本発明実施形態によるリアコンビネーショ
ンランプ1は、以上のように構成されており、各有機E
L表示装置光源3a,3b,3cから放射された光は、
レンズカット6の各レンズ素子7により所定の配光に制
御されて、車両後方等を照射する。リアコンビネーショ
ンランプ1においては、従来の灯具のような光源からの
放射光を積極的に前方に反射するための反射鏡を各有機
EL表示装置光源の背面に有していないので、全体の大
幅な薄型化が図られている。例えば従来の白熱電球を用
いたリアコンビネーションランプにおいては、白熱電球
が5cm程度で、これに所定の距離を開けて反射鏡とレ
ンズカバーを配設する必要があるため、薄くても10c
m程度の奥行き方向の厚みが必要であった。これに対し
て上記リアコンビネーションランプ1の奥行き方向の寸
法は、約1cm程度、ハウジングの強度を向上させるた
めのリブ等をハウジング外面に設けた場合であっても最
大部の厚みで2cm程度以下の寸法とすることができ
る。具体的には、レンズカバーの厚みは一般的に3mm
程度、ハウジングの厚みも3mm程度てあり、従来の灯
具においては、この合計厚み6mmに対して16倍程度
が必要であったが、本発明実施形態においては、優に1
0倍以内の寸法とすることができる。実用的には、有機
EL表示装置光源3の厚みもレンズカバー等と同等の厚
みとすることができるので、1.5〜5倍以内という従
来の灯具では到底実用化できない、極めて薄いリアコン
ビネーションランプが容易に得られる。
【0030】また、同時に大型の反射鏡が不要になると
共に、ハウウジング形状を複雑にする必要がなくなるこ
と等から、ハウジングの容積も低減でき、重量の軽量化
と、材料コストの低減をも図ることができる。また、有
機EL表示装置光源3を点灯する際には、直流電源駆動
により点灯をすることができるので、電磁ノイズ等の発
生がなく例えば車載ラジオなどの他の電子機器に与える
悪影響を低減できる。よって、車両に搭載した場合にお
いて悪影響を与えることがなく省スペース化と軽量化を
図ることができる。
【0031】図7、図8は、上記した実施形態における
レンズカット6の他の具体例を示すものである。図7に
おいて、レンズカット6は、多数のレンズ素子17から
なり、各レンズ素子17は、回転放物面からなる凸曲
面、凹曲面もしくはこれらの複合曲面である。図8にお
いて、レンズカット6は、多数のレンズ素子27からな
り、各レンズ素子27は、ピラミッド状の微小プリズ
ム、三角錐、4,5,6・・nの多角錘で、凸もしくは
凹、またはこれらの複合からなるプリズム素子である。
レンズカット6は、これらのカットに限られるものでは
ない。例えば各レンズ素子が整然とXY方向に並んで配
置せずに、放射状、円弧状、波面状などレンズ素子が任
意に配列したものや、図示したレンズカット6の表面
(レンズ素子17やレンズ素子27の表面)に微少プリ
ズムを設けたものであっても良い。また、別部材とした
レンズカットをレンズカバー2の内面に配設することも
できる。例えば行方向に平行な山型プリズムカットを設
けたシート部材と列方向に平行な山型プリズムカットを
設けたシート部材とを積層させた複合シートからなるレ
ンズカットとすることもできる。各レンズ素子において
レンズ素子を設計する場合における光源の位置が、点光
源ではなく各レンズ素子に近接して設けた面状光源とな
るので、従来の灯具では有り得ない光源位置の設定とな
る。それゆえ、従来の灯具では得られなかった新規な印
象を与えるレンズカットを得ることができる。
【0032】上記した実施形態においては、3つの有機
EL表示装置光源の夫々を灯具の機能に応じた点灯色を
発光する光源とし、それらの光源を覆う1枚の同一色の
レンズカバーとしたが、レンズカバーの一部を異なる色
とした着色部を設けたもの、例えば、2a,2b,2c
をクリア色のレンズ材料とし、2dを赤色のレンズ材料
としたもの等としてもよい。本発明においては、外観を
観視した際に全体として薄いピンク色を呈するように薄
いピンク色材料からなるレンズカバー2を用いたリアコ
ンビネーションランプ1が、異なる発光色を発する面状
光源3を用いることで、非点灯時においてはデザイン上
の統一感が得られ、点灯時において外観色の印象とは異
なる印象を与える機能色を点灯するものとしているが、
例えば、有機EL表示装置光源3として、青色等の短波
長光を放射する同一発光色の光源3を採用し、その光源
3の夫々から発せられた光が車両用灯具外部に照射され
る光路内に、光源3からの放射光を吸収して放射光の発
光波長とは異なる発光色を発する蛍光材料、例えば黄色
の光を出すYAG系の蛍光材料等を備えて、有機EL表
示装置用光源3からの放射光と蛍光光により白色光を照
射するものとし、さらに所望の機能に応じて、色フィル
ターをインナーレンズとしてその前方に設ける等とする
こともできる。
【0033】尚、上記した実施形態は、本発明の好適な
具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付さ
れているが、本発明の範囲は、これらの態様に限られる
ものではない。リアコンビネーションランプの例で説明
したが、例えば車幅灯や、サイドターンランプまたはリ
アガーニッシュなどに設ける車両用灯具等にも適用する
こともできる。また、有機EL表示装置光源3を交換可
能に取付けるようにしたもの、有機EL表示装置光源3
の背面に、放熱板やハウジングに設ける通気孔を形成す
る等の放熱機構を設けたもの等の種々の応用も本願発明
に包含される。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来の白熱電球を用いた車両用灯具では到底に得られない
ような薄型の車両用灯具が提供でき得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用灯具の一実施形態のリアコ
ンビネーションランプの正面図である。
【図2】図1のリアコンビネーションランプのA−A線
縦断面図である。
【図3】図1のリアコンビネーションランプの取付け状
態を説明する概略断面図である。
【図4】図1のリアコンビネーションランプのレンズカ
ットを説明する図面である。(a)は要部平面図、
(b)はそのA−A線断面図。(c)および(d)はレ
ンズカットを曲面化した場合の断面図である。
【図5】図1の実施形態に用いる有機EL表示装置光源
の説明図である。(a)は概略正面図、 (b)はその
A−A線断面図。
【図6】図5の有機EL表示装置光源の反射特性を表す
グラフである。
【図7】リアコンビネーションランプのレンズカットの
他の例を説明する図面である。(a)は要部平面図、
(b)はそのA−A線断面図
【図8】リアコンビネーションランプのレンズカットの
さらに他の例を説明する図面である。(a)は要部平面
図、 (b)はそのA−A線断面図
【図9】従来のリアコンビネーションランプを説明する
正面図である。
【図10】図9のリアコンビネーションランプのA−A
線断面図である。
【符号の説明】 1 リアコンビネーションランプ 2 レンズカバー 3 光源 4 ハウジング 5 灯室 6 レンズカット 7,17,27 レンズ素子 8 衝撃吸収部材 9 間隙 10 有機EL素子 11 透光性基板 12 封止基板 13 透光性電極(陽極) 14 有機EL層 15 電極(陰極) 16 封止層 17 シール剤 18 乾燥手段 19 空隙 90 リアコンビネーションランプ 91 ハウジング 92 レンズカバー 93 光源 94 反射鏡

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、ハウジング内に配設する
    光源と、光源を覆いハウジングの開放された側に取付け
    たレンズカバーと、を備える車両用灯具において、 上記光源は、発光面をレンズカバーに対峙するように配
    設した面状光源からなり、その背面側にはその光源光を
    積極的に前方に反射する独立した反射鏡を有していず、 光源から発せられた光がレンズカバーを透過する光路に
    は、複数のレンズ素子からなるレンズカットが設けられ
    ている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 上記面状光源が、有機化合物を発光材料
    とする有機EL素子を備えた有機EL表示装置である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 上記車両用灯具の奥行き方向の寸法が、
    レンズカバーの厚みとハウジングの厚みの合計の厚みに
    対して、10倍以内の寸法である、ことを特徴とする請
    求項2に記載の車両用灯具。
  4. 【請求項4】 上記レンズカットが、光源の有機化合物
    発光材料から発せられた放射光の放射角度を狭めるレン
    ズ素子を備えている、ことを特徴とする請求項2または
    請求項3に記載の灯具。
  5. 【請求項5】 上記車両用灯具が、少なくとも2つの発
    光色の異なる面状光源と、これらの面状光源を同一色に
    て覆うレンズカバーとを備えている、ことを特徴とする
    請求項1から請求項4に記載の車両用複合灯具。
  6. 【請求項6】 上記車両用灯具が、少なくとも2つの面
    状光源と、これらの面状光源を同一色にて覆うレンズカ
    バーとを備えており、 光源から発せられた放射光がレンズカバーを透過する光
    路には、放射光を吸収して放射光の発光波長とは異なる
    発光色を発する蛍光材料を備えている、ことを特徴とす
    る請求項1から請求項4に記載の車両用複合灯具。
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