JP2002123883A - 通報装置および警備システム - Google Patents

通報装置および警備システム

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JP2002123883A
JP2002123883A JP2000314250A JP2000314250A JP2002123883A JP 2002123883 A JP2002123883 A JP 2002123883A JP 2000314250 A JP2000314250 A JP 2000314250A JP 2000314250 A JP2000314250 A JP 2000314250A JP 2002123883 A JP2002123883 A JP 2002123883A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視対象領域に異常が発生した場合、適切な
対処を行うことを可能にする通報装置を得ること。 【解決手段】 監視対象領域101を遠隔監視する監視
センタ104に対して監視対象領域101の異常を通報
する通報装置112において、監視対象領域101に配
置された電話機111による所定通話先102に対する
接続を検出する所定通話先検出部113と、所定通話先
検出部113が接続を検出した場合、該接続の通話内容
を監視センタ104に送信する制御部116および送受
信部115とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、監視対象領域を
遠隔監視する監視センタに対して該監視対象領域の異常
を通報する通報装置、および通報装置と監視センタとを
備えた警備システムに関し、詳細には、監視対象領域に
異常が発生した場合、適切な対処を行うことを可能にす
る通報装置および警備システムに関する。
【0002】
【従来の技術】警備会社等が構築する従来の警備システ
ムとして、たとえば、異常事態に対応する係員が待機
し、顧客先のビル等の監視対象領域を遠隔地から監視す
る監視センタと、監視対象領域に配置され、監視対象領
域の異常を監視センタに通報する通報装置とを備えたも
のが知られている。この通報装置は、監視対象領域の各
部に配置された種々の防犯センサや防災センサに接続さ
れ、いずれかのセンサが異常を検出すると、異常を検出
したセンサを示す情報を含む警報を監視センタに送信す
る。たとえば、通報装置は、侵入センサは「1」、火災
センサは「2」、ガス漏れセンサは「3」というような
識別情報を警報とともに監視センタに送信する。これに
より、監視センタでは、異常に関する大まかな情報を得
ることができる。警報を受信した監視センタは、異常が
発生した監視対象領域に係員を急行させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術によれば、発生した異常に関する詳細な情報を得
ずに係員を監視対象領域に向かわせるため、適切な対処
を行うことができない場合があるという問題点があっ
た。すなわち、係員は、現場に到着するまでに、侵入,
火災,ガス漏れ等といった大まかな情報は得られるが、
具体的にどのような状況であるかといった詳細な情報は
得られない。そして、詳細な情報を得ないまま係員が監
視対象領域に立ち入ると、係員自身に危険が伴う場合が
ある。
【0004】この発明は上記に鑑みてなされたものであ
って、監視対象領域に異常が発生した場合、適切な対処
を行うことを可能にする通報装置および警備システムを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る通報装置は、監視対象領域を遠隔
監視する監視センタに対して該監視対象領域の異常を通
報する通報装置において、前記監視対象領域に配置され
た電話機による所定の通話先に対する接続を検出する検
出手段と、前記検出手段が前記接続を検出した場合、該
接続の通話内容を前記監視センタに送信する送信手段
と、を具備するものである。
【0006】この請求項1の通報装置にあっては、検出
手段が、監視対象領域に配置された電話機による所定の
通話先に対する接続を検出し、送信手段が、検出手段が
接続を検出した場合、該接続の通話内容を監視センタに
送信する。これにより、監視センタは、監視対象領域の
異常に関する詳細な情報を得ることができる。
【0007】また、請求項2に係る通報装置は、請求項
1に記載の通報装置において、前記送信手段が、前記検
出手段が前記接続を検出した場合、所定の移動局に対し
て前記通話内容を送信するものである。
【0008】この請求項2の通報装置にあっては、送信
手段が、検出手段が接続を検出した場合、所定の移動局
に対して通話内容を送信する。これにより、監視対象領
域に向かって移動中の係員は、監視対象領域の異常に関
する詳細な情報を得ることができる。
【0009】また、請求項3に係る通報装置は、請求項
1または2に記載の通報装置において、さらに、前記通
話内容を記録する記録手段を具備し、前記送信手段が、
前記記録手段が記録した前記通話内容を前記監視センタ
および/または前記移動局に送信するものである。
【0010】この請求項3の通報装置にあっては、記録
手段が、通話内容を記録し、送信手段が、記録手段が記
録した通話内容を監視センタおよび/または移動局に送
信する。これにより、任意のタイミングで通話内容を送
信することができる。
【0011】また、請求項4に係る通報装置は、請求項
3に記載の通報装置において、前記電話機が、アナログ
電話回線に接続され、前記検出手段が、前記接続の終了
を検出し、前記送信手段が、前記検出手段が前記接続の
終了を検出した後、前記アナログ電話回線を介して、前
記記録手段が記録した前記通話内容を前記監視センタお
よび/または前記移動局に送信するものである。
【0012】この請求項4の通報装置にあっては、電話
機が、アナログ電話回線に接続され、検出手段が、接続
の終了を検出し、送信手段が、検出手段が接続の終了を
検出した後、そのアナログ電話回線を介して、記録手段
が記録した通話内容を監視センタおよび/または移動局
に送信する。これにより、電話機および通報装置がアナ
ログ電話回線を共用することができる。
【0013】また、請求項5に係る通報装置は、請求項
1〜3の何れか一つに記載の通報装置において、前記電
話機が、ISDN回線に接続され、前記送信手段が、前
記ISDN回線の、前記所定の通話先に対する通話に使
用されているBチャネル以外のいずれかのBチャネルを
介して、前記通話内容を前記監視センタおよび/または
前記移動局に送信するものである。
【0014】この請求項5の通報装置にあっては、電話
機が、ISDN回線に接続され、送信手段が、そのIS
DN回線の、所定の通話先に対する通話に使用されてい
るBチャネル以外のいずれかのBチャネルを介して、通
話内容を監視センタおよび/または移動局に送信する。
これにより、電話機および通報装置がISDN回線を共
用することができる。
【0015】また、請求項6に係る通報装置は、請求項
5に記載の通報装置において、前記送信手段が、前記I
SDN回線のBチャネルが全て使用中である場合、前記
ISDN回線の、前記所定の通話先に対する通話に使用
されているBチャネル以外のいずれかのBチャネルを開
放し、該Bチャネルを介して、前記通話内容を前記監視
センタおよび/または前記移動局に送信するものであ
る。
【0016】この請求項6の通報装置にあっては、送信
手段が、ISDN回線のBチャネルが全て使用中である
場合、ISDN回線の、所定の通話先に対する通話に使
用されているBチャネル以外のいずれかのBチャネルを
開放し、該Bチャネルを介して、通話内容を監視センタ
および/または移動局に送信する。これにより、ISD
N回線のBチャネルが全て使用中である場合でも、迅速
に通話内容を送信することができる。
【0017】また、請求項7に係る通報装置は、請求項
5または6に記載の通報装置において、さらに、前記監
視対象領域の異常を検出する異常検出手段を具備し、前
記送信手段が、前記異常検出手段が異常を検出した場
合、前記ISDN回線のDチャネルを介して前記監視セ
ンタに異常を通報するものである。
【0018】この請求項7の通報装置にあっては、異常
検出手段が、監視対象領域の異常を検出し、送信手段
が、異常検出手段が異常を検出した場合、ISDN回線
のDチャネルを介して監視センタに異常を通報する。こ
れにより、ISDN回線のBチャネルが使用中の場合も
異常を迅速に通報することができる。
【0019】また、請求項8に係る警備システムは、監
視対象領域を遠隔監視する監視センタと、前記監視セン
タに対して前記監視対象領域の異常を通報する通報装置
と、を備えた警備システムにおいて、前記通報装置が、
前記監視対象領域に配置された電話機による所定の通話
先に対する接続を検出する検出手段と、前記検出手段が
前記接続を検出した場合、該接続の通話内容を前記監視
センタに送信する送信手段と、を有し、前記監視センタ
が、前記送信手段からの前記通話内容を記録するセンタ
記録手段を具備するものである。
【0020】この請求項8の警備システムにあっては、
通報装置において、検出手段が、監視対象領域に配置さ
れた電話機による所定の通話先に対する接続を検出し、
送信手段が、検出手段が接続を検出した場合、該接続の
通話内容を監視センタに送信し、監視センタにおいて、
センタ記録手段が、送信手段からの通話内容を記録す
る。これにより、監視センタは、監視対象領域の異常に
関する詳細な情報を得ることができる。
【0021】また、請求項9に係る警備システムは、請
求項8に記載の警備システムにおいて、さらに、前記監
視対象領域に向かう自動車に設置した移動局または前記
監視対象領域に向かって移動中の係員が携帯する移動局
を具備し、前記監視センタが、前記送信手段から送信さ
れた前記通話内容を前記移動局に送信するセンタ送信手
段を有するものである。
【0022】この請求項9の通報装置にあっては、監視
センタのセンタ送信手段が、通報装置の送信手段から送
信された通話内容を移動局に送信する。これにより、監
視対象領域に向かう係員は、監視対象領域の異常に関す
る詳細な情報を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、実施の形態1〜実施の形態3の順で、添付の図面を
参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態によっ
て、この発明が限定されるものではない。
【0024】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1にかかる警備システムの概略構成を示す図であ
る。この警備システムは、警備会社等が構築するシステ
ムであって、異常事態に対応する係員が待機し、顧客先
のビル等の監視対象領域101を遠隔地から監視する監
視センタ104と、監視対象領域101に配置され、監
視対象領域の異常を監視センタ104に通報する通報装
置112とを備える。通報装置112は、監視対象領域
101の各部に配置されたセンサ117−1〜117−
Nに接続され、いずれかのセンサが異常を検出すると、
異常を検出したセンサを示す情報を含む警報を監視セン
タ104に送信する。センサ117−1〜117−N
は、種々の防犯センサや防災センサである。Nは、セン
サ117−1〜117−Nの個数であり、任意の値に設
定することができる。
【0025】また、通報装置112は、監視対象領域1
01に配置された電話機111に接続され、電話機11
1と共用のアナログ電話回線を用いて電話回線網103
に回線接続し、監視センタ104との通信を行う。通報
装置112は、電話機111に接続され、電話機111
による所定の通話先に対する接続を検出する所定通話先
検出部113と、音声を記録する音声記録部114と、
電話回線網103に接続する送受信部115と、これら
各部を制御する制御部116とを備える。電話機111
は、監視対象領域101の顧客が使用する電話機であっ
て、一般のオフィス用または家庭用の電話機であっても
よいし、公衆電話機であってもよい。電話機111は、
通報装置112を介して電話回線網103に接続する。
【0026】所定通話先検出部113は、警察署や消防
署等の所定通話先102の電話番号を予め記憶してい
る。この電話番号は、図示しない入力部を介して予め設
定する。所定通話先検出部113は、発呼の際のトーン
信号等に基づいて電話機111の通話先の電話番号を検
出し、その電話番号と予め記憶した所定通話先102の
電話番号とを比較する。そして、これらの電話番号が一
致した場合、通話内容の記録処理の開始を命令する起動
信号を制御部116に出力する。あるいは、警察署や消
防署に対する通報用のボタンを電話機111に設け、所
定通話先検出部113は、このボタンが押されたことを
検出することによって、所定通話先102に対する接続
を検出するようにしてもよい。
【0027】監視対象領域101の顧客は、火災や侵入
者等の異常を発見した場合、電話機111から消防署や
警察署に通報する。この際の通話内容は、火災の状態、
侵入者の様子、詳細な異常発生場所等の、異常に関する
詳細な情報である。この情報は、異常事態に対処するた
めに監視対象領域101に向かう係員にとって、非常に
有益な情報であり、係員がこの情報を得て現場に駆けつ
けることによって、異常に対する迅速かつ適確な対処が
可能となる。
【0028】また、所定通話先検出部113は、所定通
話先102に対する通話の終了を検出し、通話終了を通
知する終了信号を制御部116に出力する。通話終了の
検出は、電話機111のオンフックを検出すること等に
よって行う。音声記録部114は、テープレコーダ,ハ
ードディスク,半導体メモリ等の記録媒体を有し、この
記録媒体に音声を記録する。制御部116は、所定通話
先検出部113からの起動信号を受信すると、所定通話
先102に対する通話の通話内容を取得し、その通話内
容を音声記録部114に記録させる。また、制御部11
6は、所定通話先検出部113からの終了信号を受信す
ると、音声記録部114が記録した通話内容を読み出
し、その通話内容を、送受信部115および電話回線網
103を介して監視センタ104に送信する。
【0029】さらに、制御部116は、監視対象領域1
01の各部に配置されたセンサ117−1〜117−N
に接続され、いずれかのセンサが異常を検出すると、異
常を検出したセンサを示す情報を含む警報を、送受信部
115および電話回線網103を介して監視センタ10
4に送信する。電話機111が所定通話先102以外の
通話先と通話する場合、所定通話先検出部113,制御
部116および送受信部115は、電話機111と電話
回線網103との間の信号伝達のみを行う。すなわち、
通報装置112は、電話機111側に対して、自通報装
置が存在していないかの様に振舞う。
【0030】監視センタ104は、電話回線網103に
接続する送受信部131と、通報装置112から送信さ
れた通話内容を記録する音声記録部133と、監視対象
領域101に向かう自動車105に設置した図示しない
無線移動局との通信を行う移動局送受信部132と、音
声出力を行うスピーカ135と、これら各部を制御する
制御部134とを備える。音声記録部133は、テープ
レコーダ,ハードディスク,半導体メモリ等の記録媒体
を有し、この記録媒体に音声を記録する。制御部134
は、送受信部131が通報装置112からの通話内容を
受信すると、その通話内容を音声記録部133に記録さ
せるとともに、その通話内容をスピーカ135に音声出
力させる。
【0031】また、監視対象領域101の顧客が異常を
発見する前にセンサ117−1〜117−Nが異常を検
出し、通報装置112から監視センタ104に警報が出
力され、この警報を受信した監視センタ104の係員が
すでに自動車105で監視対象領域101に向かって移
動中の場合がある。この場合、制御部134は、自動車
105に設置した図示しない無線移動局または係員が携
帯する図示しないトランシーバ,携帯電話もしくはPH
S等の移動局に対し、移動局送受信部132を介して、
通報装置112からの通話内容を送信する。
【0032】ここで、制御部134は、送受信部131
が受信した通話内容をそのまま移動局に送信してもよい
し、音声記録部133に一旦記録した通話内容を移動局
に送信してもよい。移動局は、監視センタ104に対
し、音声記録部133に記録された通話内容の送信を何
度でも要求することができる。制御部134は、移動局
送受信部132を介して移動局からの送信要求があった
場合、音声記録部133に記録した通話内容を読み出
し、その通話内容を、移動局送受信部132を介して移
動局に送信する。なお、所定通話先検出部113は、こ
の発明の検出手段に対応し、制御部116および送受信
部115はこの発明の送信手段に対応し、音声記録部1
14は、この発明の記録手段に対応し、音声記録部13
3は、センタ音声記録手段に対応する。
【0033】以上の構成において、実施の形態1の動作
について図2および図3のフローチャートを参照して説
明する。図2は、実施の形態1にかかる通報装置112
の動作手順を示すフローチャートである。通報装置11
2の動作では、まず、所定通話先検出部113が、電話
機111による発呼があったか否かを判定する(S10
1)。そして、所定通話先検出部113は、電話機11
1による発呼があった場合、通話先が所定通話先102
であるか否かを判定する(S102)。通話先が所定通
話先102でない場合は、ステップS101に戻り、次
の発呼を待つ。一方、通話先が所定通話先102である
場合、所定通話先検出部113は、制御部116に起動
信号を出力し、起動信号を受信した制御部116は、そ
の通話内容を取得して音声記録部114に出力し、音声
記録部114は、その通話内容の記録を開始する(S1
03)。
【0034】つぎに、所定通話先検出部113は、通話
が終了したか否かを判定する(S104)。通話が終了
した場合、所定通話先検出部113は、終了信号を制御
部116に送信する。終了信号を受信した制御部116
は、音声記録部114を制御して通話内容の記録を終了
し(S105)、電話機111が使用していたアナログ
電話回線を用いて監視センタ104に回線接続する。そ
して、制御部116は、音声記録部114に記録された
通話内容を読み出し、その通話内容を、送受信部115
および電話回線網103を介して監視センタ104に送
信する(S106)。通話内容の送信が終了するとステ
ップS101に戻る。
【0035】図3は、実施の形態1にかかる監視センタ
104の動作手順を示すフローチャートである。監視セ
ンタ104の動作では、まず、制御部134が、送受信
部131に対して回線呼出しがあったか否かを判定する
(S111)。そして、回線呼出しがあった場合、制御
部134は、発信者番号情報を取得し、その呼出しが監
視領域101からの呼出しであるか否かを判定する(S
112)。監視領域101からの呼出しでない場合、制
御部134は、図示しない電話機に回線を接続し、係員
が、その電話を受ける(S118)。そして、ステップ
S111に戻り、次の呼出しを待つ。
【0036】一方、監視領域101からの回線呼出しで
ある場合、制御部134は、異常検出の通報であるか否
かを判定する(S113)。異常検出の通報である場
合、制御部134は、図示しない警報装置を制御して警
報を発生させ(S119)、ステップS111に戻る。
一方、異常検出の通報でない場合、制御部134は、通
話内容の送信であるか否かを判定する(S114)。通
報装置112の制御部116は、異常検出の通報および
通話内容の送信の場合、異常を通報する情報および通話
内容の情報にそれぞれ所定の識別子を付加して送信す
る。監視センタ104の制御部134は、これらの識別
子に基づいて、異常検出の通報であるか否か、および通
話内容の送信であるか否かを判定する。
【0037】ステップS114で、通話内容の送信でな
いと判定した場合、制御部134は、図示しない電話機
に回線を接続し、係員が、その電話を受ける(S12
0)。そして、ステップS111に戻る。一方、ステッ
プS114で、通話内容の送信であると判定した場合、
制御部134は、その通話内容を、スピーカ135を介
して音声出力するとともに、音声記録部133に記録さ
せる。監視センタ104の係員は、この音声を聞き、適
切な準備を行い、監視対象領域101に急行し、異常に
対する適切な対応を行う。また、係員がすでに監視対象
領域101に向けて出発した後であれば、その通話内容
を移動局に対して送信する(S115)。そして、ステ
ップS111に戻る。
【0038】なお、監視センタ104の制御部134
が、通話内容を入力してすぐにスピーカ135に出力し
た場合、監視センタ104の係員は、監視対象領域10
1の顧客と所定通話先102との会話のはじめの部分を
聞き逃すことがある。消防や警察に対する通話において
は、第一声が最も重要な場合が多い。そこで、制御部1
34は、音声を入力してもすぐには出力せず、先に警報
発生させ、その後、音声を流すようにしてもよい。
【0039】また、通報装置112からの通話内容の送
信が終了した後、監視センタ104から監視対象領域1
01の電話機111に対して電話をかけ、さらに詳しい
情報を得るとともに、顧客に対して適切な指示を与える
ようにしてもよい。また、この警備システムは、消防署
や警察署等の所定通話先102に対する通話の内容を監
視センタ104に送信するものであるが、逆に、監視セ
ンタ104に対する通話を消防署や警察署等の所定通話
先102に送信するようにしてもよい。
【0040】前述した様に、実施の形態1によれば、所
定通話先検出部113が、監視対象領域101に配置さ
れた電話機111による所定通話先102に対する接続
を検出し、制御部116が、所定通話先検出部113が
接続を検出した場合、該接続の通話内容を監視センタ1
04に送信する。これにより、監視センタ104が監視
対象領域101の異常に関する詳細な情報を得ることが
できるため、監視対象領域101に異常が発生した場
合、適切な対処を行うことができる。
【0041】(実施の形態2)図4は、この発明の実施
の形態2にかかる警備システムの概略構成を示す図であ
る。なお、図1と同一構成の部分については同一の符号
を付している。この警備システムは、実施の形態1の警
備システムにおいて、通報装置112に代えて、複数の
電話機211−1〜211〜Mを接続した通報装置21
2を設けたものである。ここで、Mは、電話機の台数を
示し、任意の数に設定することができる。電話機211
−1〜211〜Mは、監視対象領域201の顧客が使用
する電話機であって、一般のオフィス用または家庭用の
電話機であってもよいし、公衆電話機であってもよい。
電話機211−1〜211〜Mは、通報装置212を介
して電話回線網103に接続する。
【0042】通報装置212は、監視対象領域201に
配置された複数の電話機211−1〜211−Mに接続
され、電話機211−1〜211−Mのうちで使用され
ていない何れかの電話回線を用いて電話回線網103に
回線接続し、監視センタ104との通信を行う。あるい
は、通報装置212と監視センタ104とを図示しない
専用回線によって接続し、この専用回線を用いて通報装
置212と監視センタ104との通信を行うようにして
もよい。さらに、通報装置212に無線機能を持たせ、
自動車105に設置された図示しない移動局や係員が携
帯する図示しない移動局と通報装置212との通信を行
うようにしてもよい。
【0043】通報装置212は、電話機211−1〜2
11−Mに接続され、電話機211−1〜211−Mに
よる所定の通話先に対する接続を検出する所定通話先検
出部213と、音声を記録する音声記録部114と、電
話回線網103に接続する送受信部215と、これら各
部を制御する制御部216とを備える。所定通話先検出
部113は、警察署や消防署等の所定通話先102の電
話番号を予め記憶している。この電話番号は、図示しな
い入力部を介して予め設定する。所定通話先検出部21
3は、発呼の際のトーン信号等に基づいて電話機211
−1〜211−Mの通話先の電話番号を検出し、その電
話番号と予め記憶した所定通話先102の電話番号とを
比較する。
【0044】そして、これらの電話番号が一致した場
合、所定通話先102との通話を行う電話機の回線の情
報および起動信号を制御部216に出力する。あるい
は、警察署や消防署に対する通報用のボタンを電話機2
11−1〜211−Mに設け、所定通話先検出部213
は、このボタンが押されたことを検出することによっ
て、所定通話先102に対する接続を検出するようにし
てもよい。また、所定通話先検出部213は、使用中で
ない電話機を検出し、使用中でない電話機の回線の情報
を制御部216に通知する。また、所定通話先検出部2
13は、所定通話先102に対する通話の終了を検出
し、終了信号を制御部216に出力する。通話終了の検
出は、電話機211−1〜211−Mのオンフックを検
出すること等によって行う。
【0045】制御部216は、所定通話先検出部213
からの起動信号を受信すると、所定通話先102に対す
る通話の通話内容を取得し、その通話内容を音声記録部
114に記録させるとともに、使用中でない回線または
専用回線を用い、その通話内容を監視センタ104に送
信する。さらに、制御部216は、センサ117−1〜
117−Nに接続され、いずれかのセンサが異常を検出
すると、異常を検出したセンサを示す情報を含む警報
を、使用中でない回線または専用回線を用い、監視セン
タ104に送信する。また、図示しない移動局に対し、
空中線を用いてこれらの情報を送信してもよい。
【0046】送受信部215は、電話回線網103に接
続するとともに、図示しない専用回線を介して監視セン
タ104に接続する。さらに、空中線を介して図示しな
い移動局に接続する。電話機211−1〜211−Mが
所定通話先102以外の通話先と通話する場合、所定通
話先検出部213,制御部216および送受信部215
は、電話機211−1〜211−Mと電話回線網103
と間の信号伝達のみを行う。なお、所定通話先検出部2
13は、この発明の検出手段に対応し、制御部216お
よび送受信部215はこの発明の送信手段に対応する。
【0047】以上の構成において、実施の形態2の動作
について説明する。実施の形態2の基本的な動作は、実
施の形態1の動作と同様である。ただし、図2のステッ
プS103において、制御部216は、通話内容の記録
を開始するとともに、使用中でない回線または専用回線
を用いて監視センタ104と回線接続し、監視センタ1
04に対する通話内容の送信を開始する。そして、ステ
ップS105において、通話内容の記録を終了するとと
もに、通話内容の送信を終了する。そして、ステップS
106の処理は行わず、ステップS101戻る。
【0048】前述した様に、実施の形態2によれば、通
報装置212が、複数の電話機211−1〜211−M
に接続され、電話機211−1〜211−Mと所定通話
先102との通話終了を待たずに、使用中でない電話機
の回線を用いて、通話内容を監視センタ104に送信す
るため、迅速な通話内容の送信が可能となり、さらに適
切な対処を行うことができる。
【0049】(実施の形態3)図5は、この発明の実施
の形態3にかかる警備システムの概略構成を示す図であ
る。なお、図1と同一構成の部分には同一の符号を付し
ている。この警備システムは、実施の形態1の警備シス
テムにおいて、通報装置112に代えて、ISDN(イ
ンテグレ−ティッド・サービス・ディジタル・ネットワ
ーク)回線に接続する通報装置313を設けたものであ
る。通報装置313は、TA(ターミナル・アダプタ)
314を介して、監視対象領域301に配置された通信
機器315〜316に接続するとともに、DSU(ディ
ジタル・サービス・ユニット)312およびISDN交
換機311を介して、電話回線網103に接続する。通
信機器315〜316は、たとえば、電話機315およ
びファクシミリ装置316である。
【0050】電話機315は、監視対象領域301の顧
客が使用する電話機であって、一般のオフィス用または
家庭用の電話機であってもよいし、公衆電話機であって
もよい。電話機315は、TA314,通報装置31
3,DSU312およびISDN交換機311を介して
電話回線網103に接続する。図6は、図5に示した通
報装置313の概略構成を示す図である。通報装置31
3は、S/T点を提供し、TA314に接続する接続部
324と、DSU312に接続する送受信部321と、
所定通話先102の電話番号を記憶した記憶部322
と、これら各部を制御する制御部323とを備える。
【0051】記憶部322は、所定通話先102の電話
番号を予め記憶している。この電話番号は、図示しない
入力部を介して予め設定する。制御部323は、発呼の
際のトーン信号等に基づいて電話機315の通話先の電
話番号を検出し、その電話番号と記憶部322に記憶さ
れた所定通話先102の電話番号とを比較する。そし
て、これらの電話番号が一致した場合、その通話内容を
取得し、使用中でないBチャネルを使用して、その通話
内容を監視センタ104に送信する。あるいは、警察署
や消防署に対する通報用のボタンを電話機315に設
け、制御部323は、このボタンが押されたことを検出
することによって、所定通話先102に対する接続を検
出するようにしてもよい。
【0052】また、制御部323は、通信機器315〜
316とISDN交換機311との信号送受信を監視
し、通信機器315〜316の通信先を監視する。そし
て、所定通話先102に対する発呼があった場合に、I
SDN回線のBチャネルが全て使用中であるとき、所定
通話先102に対する通話に使用されているBチャネル
以外のいずれかのBチャネルを開放し、開放したBチャ
ネルを用いて監視センタ104と回線接続し、通話内容
を監視センタ104に送信する。
【0053】また、制御部323は、記録部322に通
話内容を記録し、一旦記録した通話内容を監視センタ1
04に送信するようにしてもよい。さらに、制御部32
3は、監視対象領域301の各部に配置されたセンサ1
17−1〜117−Nに接続され、いずれかのセンサが
異常を検出すると、異常を検出したセンサを示す情報を
含む警報を、Dチャネルパケットによって監視センタ1
04に送信する。電話機315が所定通話先102以外
の通話先と通話する場合、接続部324,制御部323
および送受信部321は、TA314とDSU312と
間の信号伝達のみを行う。
【0054】なお、ここでは、通報装置313をDSU
312の下流のS/T点に設置した例を示したが、通報
装置313をDSU312の上流のU点に設置してもよ
い。また、接続部324,制御部323および送受信部
321は、この発明の検出手段および送信手段に対応
し、記憶部322は、この発明の記録手段に対応する。
【0055】以上の構成において、実施の形態3の動作
について図7,図8のフローチャートを参照して説明す
る。図7は、実施の形態3にかかる通報装置313の通
話内容送信処理の動作手順を示すフローチャートであ
る。通話内容を監視センタ104に送信する通話内容送
信処理では、まず、制御部323が、電話機315によ
る発呼があったか否かを判定する(S301)。そし
て、発呼があった場合、制御部323は、記憶部322
を参照し、通話先の電話番号を取得し、所定通話先10
2の電話番号と通話先の電話番号と比較し、通話先が所
定通話先102であるか否かを判定する(S302)。
【0056】通話先が所定通話先102でない場合は、
ステップS301に戻り、次の発呼を待つ。一方、通話
先が所定通話先102である場合、制御部323は、そ
の通話内容を取得して記憶部322に出力し、記憶部3
22は、その通話内容の記録を開始する(S303)。
また、制御部323は、使用中でない空きのBチャネル
があるか否かを判定する(S304)。そして、空きの
Bチャネルがあれば、そのBチャネルを用いて監視セン
タ104との回線接続を確立する(S305)。一方、
空きのBチャネルがない場合、所定通話先102との通
話に使用されているBチャネル以外のいずれかのBチャ
ネルを開放し(S306)、開放したBチャネルを用い
て監視センタ104との回線接続を確立する(S30
5)。
【0057】Bチャネルの開放動作では、まず、制御部
323が、所定通話先102との通話に使用されている
Bチャネルを特定する。この特定は、たとえば、通信機
器315〜316がレイア2レベルで送受信する端末識
別子(TEI)を用いて行う。そして、制御部323
は、所定通話先102との通話に使用されているBチャ
ネル以外のBチャネルを使用している何れかの通信機器
に対して切断信号を送信する。すなわち、制御部323
は、その通信機器とその通信機器の通信相手先とが送受
信するRR(送信可)監視フレームを遮断し、RNR
(送信不可)監視フレームを送信する。
【0058】制御部323は、監視センタ104との回
線接続が確立すると、監視センタ104に対する通話内
容の送信を開始する(S307)。この通話内容送信の
動作では、制御部323が、記憶部322に対する書込
みと読出しとを交互に行う。すなわち、通話内容を記憶
部322に記憶させるとともに、記憶させた通話内容を
最初から順に読み出す。そして、制御部323は、送受
信部321,DSU312,ISDN交換機311およ
び電話回線網103を介して監視センタ104に通話内
容を送信する。通話が終了し、通話内容の送信が終了す
ると、ステップS301に戻る。
【0059】なお、通話内容を一旦記憶せずに、そのま
ま監視センタ104に送信するようにしてもよいが、一
旦記憶した通話内容を送信することによって、回線開放
作業等に時間を要した場合も、通話内容を最初から送信
することができる。また、日本電信電話株式会社(NT
T)が提供するINS(登録商標)の「三者間通話サー
ビス」を用い、所定通話先102と監視対象領域301
との通話内容を監視センタ104に送信するようにして
もよい。
【0060】つぎに、監視センタ104に監視対象領域
の異常を通報する異常通報処理について説明する。図8
は、実施の形態3にかかる通報装置313の異常通報処
理の動作手順を示すフローチャートである。この異常通
報処理では、まず、制御部323が、センサ117−1
〜117−Mが異常を検出したか否かを判定する(S3
21)。いずれかのセンサが異常を検出した場合、IS
DN回線のDチャネルを使用して監視センタ104との
回線接続を行い、監視センタ104に異常を通報する
(S322)。
【0061】前述した様に実施の形態3によれば、電話
機315が、ISDN回線に接続され、通信装置313
が、そのISDN回線の、所定通話先102に対する通
話に使用されているBチャネル以外のいずれかのBチャ
ネルを介して、通話内容を監視センタ104に送信す
る。これにより、電話機315および通報装置313が
ISDN回線を共用することができるため、コストを低
減することができる。また、実施の形態2と同様に、複
数の電話機を通報装置313に接続してもよいし、通報
装置313が空中線を介して図示しない移動局に通話内
容を送信するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の通報装
置(請求項1)は、検出手段が、監視対象領域に配置さ
れた電話機による所定の通話先に対する接続を検出し、
送信手段が、検出手段が接続を検出した場合、該接続の
通話内容を監視センタに送信する。これにより、監視セ
ンタが監視対象領域の異常に関する詳細な情報を得るこ
とができるため、監視対象領域に異常が発生した場合、
適切な対処を行うことができる。
【0063】また、この発明の通報装置(請求項2)
は、送信手段が、検出手段が接続を検出した場合、所定
の移動局に対して通話内容を送信する。これにより、監
視対象領域に向かって移動中の係員が監視対象領域の異
常に関する詳細な情報を得ることができるため、監視対
象領域に異常が発生した場合、さらに適切な対処を行う
ことができる。
【0064】また、この発明の通報装置(請求項3)
は、記録手段が、通話内容を記録し、送信手段が、記録
手段が記録した通話内容を監視センタおよび/または移
動局に送信するため、任意のタイミングで通話内容を送
信することができる。
【0065】また、この発明の通報装置(請求項4)
は、電話機が、アナログ電話回線に接続され、検出手段
が、接続の終了を検出し、送信手段が、検出手段が接続
の終了を検出した後、そのアナログ電話回線を介して、
記録手段が記録した通話内容を監視センタおよび/また
は移動局に送信する。これにより、電話機および通報装
置がアナログ電話回線を共用することができるため、コ
ストを低減することができる。
【0066】また、この発明の通報装置(請求項5)
は、電話機が、ISDN回線に接続され、送信手段が、
そのISDN回線の、所定の通話先に対する通話に使用
されているBチャネル以外のいずれかのBチャネルを介
して、通話内容を監視センタおよび/または移動局に送
信する。これにより、電話機および通報装置がISDN
回線を共用することができるため、コストを低減するこ
とができる。
【0067】また、この発明の通報装置(請求項6)
は、送信手段が、ISDN回線のBチャネルが全て使用
中である場合、ISDN回線の、所定の通話先に対する
通話に使用されているBチャネル以外のいずれかのBチ
ャネルを開放し、該Bチャネルを介して、通話内容を監
視センタおよび/または移動局に送信するため、ISD
N回線のBチャネルが全て使用中である場合でも、迅速
に通話内容を送信することができる。
【0068】また、この発明の通報装置(請求項7)
は、検出手段が、監視対象領域の異常を検出し、送信手
段が、検出手段が異常を検出した場合、ISDN回線の
Dチャネルを介して監視センタに異常を通報するため、
ISDN回線のBチャネルが使用中の場合も異常を迅速
に通報することができる。
【0069】また、この発明の警報システム(請求項
8)は、通報装置において、検出手段が、監視対象領域
に配置された電話機による所定の通話先に対する接続を
検出し、送信手段が、検出手段が接続を検出した場合、
該接続の通話内容を監視センタに送信し、監視センタに
おいて、センタ記録手段が、送信手段からの通話内容を
記録する。これにより、監視センタが監視対象領域の異
常に関する詳細な情報を得ることができるため、監視対
象領域に異常が発生した場合、適切な対処を行うことが
できる。
【0070】また、この発明の警備システム(請求項
9)は、監視センタのセンタ送信手段が、通報装置の送
信手段から送信された通話内容を移動局に送信する。こ
れにより、監視対象領域に向かって移動中の係員が監視
対象領域の異常に関する詳細な情報を得ることができる
ため、監視対象領域に異常が発生した場合、さらに適切
な対処を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる警備システム
の概略構成を示す図である。
【図2】実施の形態1にかかる通報装置の動作手順を示
すフローチャートである。
【図3】実施の形態1にかかる監視センタの動作手順を
示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態2にかかる警備システム
の概略構成を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態3にかかる警備システム
の概略構成を示す図である。
【図6】図5に示した通報装置の概略構成を示す図であ
る。
【図7】実施の形態3にかかる通報装置の通話内容送信
処理の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】実施の形態3にかかる通報装置の異常通報処理
の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101,201,301 監視対象領域 102 所定通話先 103 電話回線網 104 監視センタ 105 自動車 111,211−1〜211−M,315 電話機 112,212,313 通報装置 113 所定通話先検出部 114 音声記録部 115,321 送受信部 116,323 制御部 117−1〜117−N センサ 311 ISDN交換機 312 DSU(ディジタル・サービス・ユニット) 314 TA(ターミナル・アダプタ) 322 記憶部 324 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA37 AA44 BB12 BB13 BB14 BB20 BB64 BB65 BB74 BB76 DD04 DD05 DD23 EE14 FF01 FF04 FF20 FF23 GG07 GG23 GG57 GG67 GG70 5K101 KK13 KK14 LL01 LL03 MM07 NN14 NN23 PP03 RR12 RR25 RR27

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象領域を遠隔監視する監視センタ
    に対して該監視対象領域の異常を通報する通報装置にお
    いて、 前記監視対象領域に配置された電話機による所定の通話
    先に対する接続を検出する検出手段と、 前記検出手段が前記接続を検出した場合、該接続の通話
    内容を前記監視センタに送信する送信手段と、 を具備することを特徴とする通報装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記検出手段が前記接
    続を検出した場合、所定の移動局に対して前記通話内容
    を送信することを特徴とする請求項1に記載の通報装
    置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記通話内容を記録する記録手
    段を具備し、 前記送信手段は、前記記録手段が記録した前記通話内容
    を前記監視センタおよび/または前記移動局に送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通報装置。
  4. 【請求項4】 前記電話機は、アナログ電話回線に接続
    され、 前記検出手段は、前記接続の終了を検出し、 前記送信手段は、前記検出手段が前記接続の終了を検出
    した後、前記アナログ電話回線を介して、前記記録手段
    が記録した前記通話内容を前記監視センタおよび/また
    は前記移動局に送信することを特徴とする請求項3に記
    載の通報装置。
  5. 【請求項5】 前記電話機は、ISDN回線に接続さ
    れ、 前記送信手段は、前記ISDN回線の、前記所定の通話
    先に対する通話に使用されているBチャネル以外のいず
    れかのBチャネルを介して、前記通話内容を前記監視セ
    ンタおよび/または前記移動局に送信することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一つに記載の通報装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記ISDN回線のB
    チャネルが全て使用中である場合、前記ISDN回線
    の、前記所定の通話先に対する通話に使用されているB
    チャネル以外のいずれかのBチャネルを開放し、該Bチ
    ャネルを介して、前記通話内容を前記監視センタおよび
    /または前記移動局に送信することを特徴とする請求項
    5に記載の通報装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記監視対象領域の異常を検出
    する異常検出手段を具備し、 前記送信手段は、前記異常検出手段が異常を検出した場
    合、前記ISDN回線のDチャネルを介して前記監視セ
    ンタに異常を通報することを特徴とする請求項5または
    6に記載の通報装置。
  8. 【請求項8】 監視対象領域を遠隔監視する監視センタ
    と、 前記監視センタに対して前記監視対象領域の異常を通報
    する通報装置と、 を備えた警備システムにおいて、 前記通報装置は、 前記監視対象領域に配置された電話機による所定の通話
    先に対する接続を検出する検出手段と、 前記検出手段が前記接続を検出した場合、該接続の通話
    内容を前記監視センタに送信する送信手段と、 を有し、 前記監視センタは、 前記送信手段からの前記通話内容を記録するセンタ記録
    手段を具備することを特徴とする警備システム。
  9. 【請求項9】 さらに、前記監視対象領域に向かう自動
    車に設置した移動局または前記監視対象領域に向かう係
    員が携帯する移動局を具備し、 前記監視センタは、前記送信手段から送信された前記通
    話内容を前記移動局に送信するセンタ送信手段を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の警備システム。
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