JPH01122254A - ビル監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はビル監視装置、％にビルで発生した異常事態の
情報が、自動ダイヤルによって管理室に通報されるビル
監視装置に関するものである。

〈従来の技術〉 ビルに設置されているエレベータが故障したり、ビルに
火災が発生したり、各種の異常事態がビルに発生すると
、異常事態の発生が警備会社などの監視センタに通報さ
れるビル監視装置が１例えば特開昭５９−３０１９４号
公報において提案されている。

第２図は特開昭５９−３０１９４号公報で提案されてい
るビル監視装置の構成を示し、監視の対象となるビル１
には、エレベータを制御し故障発生時に各種のセンサが
検知信号を発する制御盤２、乗かご内に設けられるイン
タホン３、ビルの火災を検知する火災検知器４、ビル１
内への侵入者を検知する防犯装置５、その他の異常を検
知する特殊異常検知装置が、異常検知装置として設けら
れてぃる。

また、ビルＩＫは送信装置７が設けられ、前述の各種の
異常検知装置の出力端子は、送信装置７の入力端子に接
続され、送信装置７は異常検知装置からの検知信号に基
づいて、ビル１に発生した異常のデータとビル番号とが
符号化された異常信号を作成し出力するように構成され
ている。

一方、監視センタ１１には、前述の異常信号を受信する
受信装置１２と、この受信装置１２に接続され、異常信
号の解読、記録及び表示を行なう主監視装ａ１３とが設
けられている。

そして、前述の送信装置７と電話局９間が電話回線８で
接続され、電話局９と受信装置１２間が電話回線１０で
接続されている。

このような構成の提案に係るビル監視装置の動作を、次
に説明する。

例えば、ビル１に侵入者があると防犯装置５がこの異常
事態を検知し、防犯装置５から検知信号が発せられて送
信装置７に入力される。

そして、送信装置７によってこの検知信号に基づいて、
侵入者の発生を示す異常のデータとビル１の番号とが符
号化された異常信号が作成され、電話回線８、電話局９
及び電話回線１０を介して、この異常信号が受信装置１
２に入力される。

このようにして、監視センタ１１の受信装置１２で受信
された異常信号は、次いで主監視装置１３に入力されて
、異常事態の種類、異常事態が発生したビルの番号など
が解読され、これらの異常事態を示すデータが、監視セ
ンタ１１のプリンタに記録され、陰極線表示管上に表示
される。

そこで、監視センタ１１の監視員はプリンタの記録や陰
極線表示管の表示を確認して、異常事態が発生したビル
の管理人に電話で発生した異常事態の内容を通報し、そ
の他必要な処置をとって異常事態の発生に対処していた
。

〈発明が解決しようとする問題点〉 前述したように提案されているビル監視装置では、監視
センタ１１の監視員がプリンタの記録や陰極線表示管の
表示から、異常事態の内容を確認して電話で小規模管理
区域側に配設されている管理室の管理人に連絡する方式
であるため、監視員が急いで連絡しようと焦って正確な
情報の伝達が出来ないことがある。

また、管理人も慌てているために情報の内容を聴きもら
したり、不明瞭な内容を聞き返さずに電話を切って現場
に駈附けて、結局不充分な対応しか出来ないことがある
。

本発明は前述したようなこの種のビル監視装置の現状に
鑑みてなされたものであり、その目的は監視センタで受
信したビルの異常通信が、対応する管理室の通報番号先
に自動ダイヤリングにより伝送され、管理室に設けられ
ているプリンタや陽極線表示管などを介して管理人に直
接通報され、管理人が異常事態の内容を直接確認して、
迅速で適格な処置を取ることが出来るビル監視装置を提
、供することにある。

く問題点を解決するための手段〉 前述の目的を達成するために、本発明ではビルに各種の
異常検知装置が設けられ、これらの異常検知装置が異常
を検知して検知信号を出力すると。

前記異常のデータと前記ビル番号とが符号化された異常
信号が作成され、この異常信号が電話回線を介して監視
センタに伝送されるビル監視装置において、前記監視セ
ンタに設けられ、前記異常信号の受信の完了により作動
し、前記異常信号から異常内容と対応する管理室の通報
番号とを読み取る情報判別手段と、前記ビルと前記監視
センタ間及び前記監視センタと前記管理室間の回線の開
閉制御及び着信検知制御を行なう回線制御手段と、前記
監視センタに設けられ、前記異常信号に優先順位を付し
、この優先順位に従って前記通報番号を伝送先として、
前記異常信号を前記回線制御手段の制御によって伝送す
る自動ダイヤリング手段とを有する構成となっている。

〈作用〉 本発明では、ビルに異常事態が発生して異常検知装置か
ら検知信号が発せられると、この検知信号に基づいて異
常のデータとビル番号とが符号化された異常信号が作成
されて、電話回線を介して監視センタに伝送される。

前述の異常信号を受信した監視センタにおいては、異常
信号の受信が完了すると情報判別手段が作動し、受信し
た異常信号から異常事態が発生したビルに対応する管理
室の通報番“号と、異常の内容とが読み取られる。

次いで、監視センタの自動ダイヤリング手段が作動し、
受信した異常信号に優先順位が付され、この優先順位に
従って異常信号が、情報判別手段が判別したそれぞれの
通報番号に対して自動ダイヤルされる。

一方、ビルと監視センタ間及び監視センタと管理室間の
回線の開閉制御及び着信検知制御を行なう回線制御手段
が設けられ、自動ダイヤリング手段によって自動ダイヤ
ルが行なわれると、この回線制御手段が作動して、異常
信号が前述の優先順位に従って、それぞれの通報番号先
に伝送される。

それぞれの管理室の通報番号先に伝送された異常信号に
よって、管理室に設けられているプリンタや陰極線表示
管に異常データが記録され或は表示される。

また異常事態によって、例えばビルのエレベータに設け
られているインタホンに呼びが発生した場合などは、管
理室の通報番号先に伝送された異常信号によって、管理
人に直結する電話器が作動する。

このため、管理室の管理人はビルに発生した異常事態の
内容を、管理室のプリンタや陰極線表示管上で確認して
迅速にこれに対処することができ、また、エレベータの
インタホンの呼びに応答して、必要な処置を取ることが
出来る。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を第１図を用いて詳細に説明する
。

ここで、第１図は本発明の実施例の要部の構成を示すブ
ロック図である。

第１図に示すように、本発明の実施例においては、エレ
ベータの故障を検知する各種のセンサを備えた制御盤２
２、乗かご内の利用者が外部と連絡を取るインタホン２
３、ビル２１の火災を検知する火災検知器２４、ビル２
１への侵入者を検知する防犯装置２５及びその他の異常
を検知する特殊異常検知装＃２６が、異常検知装置とし
てビル２１に設けられている。

また、ビル２１には前述の異常検知装置のそれぞれの出
力端子が入力端子に接続される送信装置２７が設けられ
ている。

そして、前述の各種の異常検知装置が、対応する異常事
態の発生を検知してそれぞれ検知信号を送信装置２７に
入力すると、送信装置２７ではこの検知信号に基づいて
、ビル２１に発生した異常事態の異常のデータとビル番
号とが符号化された異常信号が作成され、この異常信号
が送信装置２７から出力されるようになっている。

一方、監視センタ３１にはビル監視用受信装置３２が設
けられ、このビル監視用受信装置３２には情報判別手段
３６が接続され、この情報判別手段３６には記録表示装
置３７が接続され、また、ビル監視用受信装置３２には
自動ダイヤリング手段３８が接続されている。

そして、前述の送信装置２７と電話局２９とが電話回線
２８で接続され、電話局２９と前述のビル監視用受信装
置３２とが電話回線３０で接続されている。

また、ビル２１を管理するために、小規模管理区域側に
設けられている管理室３４にはビル端末受信装置３５と
本電話器４０が設けられ、ビル端末受信装置３５には記
録表示装置３９が接続されている。

なお、前述の記録表示袋［３７，３９としては、通常は
プリンタと陰極線表示管とが使用される。

そして、前述の電話局２９と管理室３４のビル端末受信
装置３５とが、電話回線３３で接続されている。

このような構成の本発明の実施例において、回線制御手
段は電話局２９に設げられている。

以上述べたような構成の本発明の実施例について、その
動作を次に説明する。

ビル２１に異常事態が発生すると、対応する異常検知装
置からの検知信号が送信袋ｆｆ２７に入力され、送信袋
＃２７からはビル２１に発生した異常のデータとビル番
号とが符号化された異常信号が出力され、電話回線２８
、電話局、電話回線３０を介して監視センタ３１のビル
監視用受信装置３２に入力される。

このようにして、ビル監視用受信ｆ；ｆｉｆｆｉ３２に
入力された異常信号は、ビル監視用受信装置３２に設け
られている図示せぬ記憶部に記憶されると共に、情報判
別手段３６に取り込まれ異常信号から異常の内容と、異
常事態が発生したビル２１に対応する管理室３４０通報
番号とが読み取られる。

この場合の通報番号は管理室３４が設けられているビル
の電話番号であるが、異常信号の異常の内容がインタホ
ン２３の呼びの発生である場合には、前述したビルの電
話番号から再度管理室３４の本電話器４０の電話番号が
読み出されて、この電話番号が通報番号とされる。

前述のビル監視用受信装置ｆ！＋３２が異常信号の受信
を完了すると、自動ダイヤリング手段３８が作動しビル
監視用受信装置３２の記憶部から異常信号が読み出され
、情報判別゛手段３６で読み取られた異常データに対し
て優先項位が付され、それぞれ前述した通報番号を伝送
先として自動ダイヤリング動作が行なわれる。

即ち、異常信号がインタホン２３の呼びに基づく場合に
は、前述したように情報判別手段３６で読み取られた管
理室３４０本電断器４０を伝送先として、自動ダイヤリ
ング手段３８による自動ダイヤリング動作が行なわれる
。

この自動ダイヤリング手段３８の作動によって、電話局
２９の回線制御手段による制御が行なわれ、電話回線３
０％電話局２９、電話回線３３を介して管理室３４の本
電話器４０に通報が行なわれ、管理人はインタホン２３
の呼びに応答することにより、異常事態に対して必要な
処置を取ることが出来る。

また、インタホン２３の呼びの発生以外の異常事態に対
しては、情報判別手段３６で読み出されたビルの電話番
号を伝送先として、自動ダイヤリング手段３８１Ｃよる
自動ダイヤリング動作が行なわれる。

この場合には、自動ダイヤリング手段３８の作動によっ
て、同様にして電話局２９の回線制御手段による制御が
行なわれ、電話回線３０．電話局２９、電話回線３３を
介して管理室３４のビル端末受信装置３５に異常信号が
伝送される。

この異常信号を受信したビル端末受信装置３５は、異常
信号の内容を解読しプリンタと陰極線表示管で構成され
る記録表示装置３９に記録或は表示される。

管理室３４の管理人は、この記録表示装置３９の記録或
は表示を直接確認することにより、異常事態の内容を把
握して迅速に適切な処置を取ることが出来る。

前述の監視センタ３１の監視員は、管理室３４に対して
異常信号が正常に伝送されたことを確認して、監視セン
タ３１と管理室３４間の回線を開く。

なお、監視センタ３１においては情報判別手段３６で解
読した異常信号の内容を、記録表水芸ｅ３７のプリンタ
や陰極線表示管に常時記録或は表示させることも可能で
あり、或は管理室３４からの間合せにより異常信号の内
容を記録表示装置３７のプリンタや陰極線表示管に記録
或は表示させて、伝送が不充分であった個所の確認をす
ることも出来る。

このよう罠して、本発明の実施例罠よるとビル２１で異
常事態が発生し、監視センタ３１が異常信号を受信する
と、監視センタ３１から直ちに異常信号が自動ダイヤル
の手段で管理室３４に伝送されるので、管理人は直接異
常信号の内容を確認可能であり、適切迅速な処置をとる
ことが出来る。

また、異常事態の内容によっては管理室３４の本電話器
４０に通報され、管理人がエレベータの乗かとからのイ
ンタホン２３の呼びに応答して、適切な対応処置を取る
ことも出来て、異常事態に応じて弾性的に対処すること
が可能となる。

さらに、監視センタ３１及び管理室３４のいずれにも記
録表示装置が設けられ、異常信号の伝送不完全事故の発
生にも対処可能で、高信頼性の監視が行なわれる。

実施例においては、記録表示装置としてプリンタ、陰極
線表示管を用いた場合を説明したが、本発明は実施例に
限定されるものでなく、記録表示装置として自動ファク
シミリ装置を用いることも出来る。

〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明によるとビルに発生
した異常事態の内容を、監視センタから自動ダイヤルの
手段で直接管理人に正確迅速に伝送して、管理人に対す
る情報伝達精度を高めること、が出来る。

このため、本発明によると管理人が適切迅速に異常事態
に対応出来るため、ビルに対して信頼性の高い監視を行
なうことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の要部の構成を示すブロック図
、第２図は従来提案されているビル監視装置の構成を示
すブロック図である。 ２１・・・・・・ビル、２２・・・・・・制御盤、２３
・・・・・・イ：／タホン、２４・・・・・・火災検知
器、２５・・・・・・防犯装置、２６・・・・・・特殊
異常検知装置、２７・・・・・・送信装置、２８　、３
０　、３３・・・・・・電話回線、２９・・・・・・電
話局、３１・・・・・・監視センタ、３２・・・・・・
ビル監視用受信装置、３４・・・・・・管理室、３５・
・・・・・ビル端末受信装置、３６・・・・・・情報判
別手段、３７　、３９・・・・・・記録表示装置、３８
・・・・・・自動ダイヤリング手段、４０・・・・・・
本電話器。 第１図 ２９電話局 ３８　自動ダイヤリング手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ビルに各種の異常検知装置が設けられ、これらの
   異常検知装置が異常を検知して検知信号を出力すると、
   前記異常のデータと前記ビル番号とが符号化された異常
   信号が作成され、この異常信号が電話回線を介して監視
   センタに伝送されるビル監視装置において、前記監視セ
   ンタに設けられ、前記異常信号の受信の完了により作動
   し、前記異常信号から異常内容と対応する管理室の通報
   番号とを読み取る情報判別手段と、前記ビルと前記監視
   センタ間及び前記監視センタと前記管理室間の回線の開
   閉制御及び着信検知制御を行なう回線制御手段と、前記
   監視センタに設けられ、前記異常信号に優先順位を付し
   、この優先順位に従つて前記通報番号を伝送先として、
   前記異常信号を前記回線制御手段の制御によつて伝送す
   る自動ダイヤリング手段とを有することを特徴とするビ
   ル監視装置。