JPH085600B2 - エレベータ乗かご内通話装置 - Google Patents

エレベータ乗かご内通話装置

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JPH085600B2
JPH085600B2 JP10540488A JP10540488A JPH085600B2 JP H085600 B2 JPH085600 B2 JP H085600B2 JP 10540488 A JP10540488 A JP 10540488A JP 10540488 A JP10540488 A JP 10540488A JP H085600 B2 JPH085600 B2 JP H085600B2
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JP
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elevator car
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car communication
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潔 園本
晴久 中村
洋 郷古
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株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータ乗かご内の通話装置に係り、特
に、この通話装置の点検に好適なエレベータ乗かご内通
話装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図に従来のエレベータ乗かご内通話装置のブロッ
ク図を示す。第2図において、T1〜Tnはビル端末、1は
エレベータかご内通話装置、2は通話装置1の始動スイ
ツチ、3は通話装置1の送話器4は通話装置1の受話
器、5は通話装置1の呼び検出器、6はビル端末T1〜Tn
の発報装置、10はセンタ装置である。センタ装置10はビ
ル端末T1〜Tnと電話回線7を介して接続されている。11
はセンタ側通話装置である。
従来、センタ装置10とエレベータかご内の通話装置1
の点検は以下のように動作していた。保守員が通話装置
1の始動スイツチ2を押すことによりビル端末T1内の通
話装置1の呼び検出器5を介して発報装置6に始動スイ
ツチ2が押された信号を送り、発報装置6は予め決めら
れたセンタ装置10に対して必要な情報を電話回線7を介
して送信する。一方センタ装置10内にある処理装置は受
信した情報によりビル端末T1からの通話要求であること
を認知し、電話回線7を介して通話装置1の送話器3お
よび受話器4とセンタ側通話装置11との通話を可能にす
る。これにより、通話装置1の保守員とセンタ側通話装
置11のセンタ管制員との通話が可能となり、この通話に
よつて通話装置1を正常と判断し、点検を完了としてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
エレベータ乗かご内通話装置1とセンタ装置10間の通
話機能の点検は、その性質上定期的、例えば1ケ月に一
度の度合いで実施されているのが通常である。従って、
ビル端末T1〜Tnの数が多くなると、センタ装置10で処理
する通話点検頻度が多くなり一時に集中する場合があ
る。この場合、センタ装置10側は、これに対応するため
に、センタ側通話装置11や対応するセンタ管制員を増や
さなければならない問題があつた。又、上記通話点検が
一時に集中する場合、センタ装置10の本来の機能である
ビル端末T1〜Tnからの異常発報信号に対する対応ができ
なくなるという問題があつた。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決
し、管理センタ装置側の専門の管制員の増加を抑制し、
かつ、異常発報時の対応に支障を生じさせることのない
エレベータ乗かご内通話装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、エレベータ乗
かご内の通話装置を、電話回線を介して管理センタ装置
の通話装置と連結し、通話を行なうようにしたエレベー
タ乗かご内通話装置において、エレベータ側に設けら
れ、保守員の操作によつて通話装置の点検であることを
知らせる報知手段と、この報知手段動作時、前記乗かご
内通話装置を前記管理センタ装置の通話装置から切離
し、他の応答装置へ接続する手段とを備えたことを特徴
とする。
〔作用〕
保守員の操作によつて通話装置の点検であることを知
らせる報知手段が作動すると、この通話装置は、管理セ
ンタ装置の通話装置から切離され、他の応答装置へと接
続される。そして、この応答装置からの返答は、専門の
管理員以外の者でもよく、又は報知手段からの信号を受
信して音声を発する装置によつてもよい。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るエレベータ乗かご
内通話装置のブロック図である。第1図で第2図に示す
部分と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
8はエレベータ保守点検スイツチで、例えば、エレベ
ータ乗かご内に設けられ、エレベータ保守点検時に保守
員によつて操作される。この保守点検スイツチ8はビル
端末T1〜Tnにそれぞれ入力される構成になつている。
20はセンタ装置で、このセンタ装置20の制御装置21は
電話回線7と接続される。22は切換器で、ビル端末から
の保守点検スイツチ8の作動時、制御装置21の指令によ
り切換えられる装置である。23はセンタ側の通常の通話
装置であり、切換器22の接点a側に接続される。また24
は点検時の通話装置であり、切換器22の接点b側に接続
される。
次に本実施例の動作を説明する。今保守員が保守点検
スイツチ8を操作するとビル端末T1はエレベータ点検で
あることを認知する。次に保守員は通話装置1の始動ス
イツチ2を操作する。これによりビル端末T1内の通話装
置呼び検出器5を介して信号が発報装置6に送られ、こ
の発報装置6はさきの点検スイツチ8の操作と併せて、
エレベータ点検のための通話発報であることを認知し、
同時にセンタ装置20に、点検信号を含めた通話要求情報
を送信する。
一方、センタ装置20内の制御装置21は、ビル端末から
電話回線7を介して受信した通話要求信号の中に点検信
号が含まれている場合、切換器22を接点b側に切換える
指令を出力する。これにより、点検通話装置24はエレベ
ータ乗かご内からの保守員の音声を受話し、これに対し
て係員が応答を行なう。この応答は、保守員の話しかけ
に対する単なる応答であるので、上記係員は専門の管理
員である必要はなく、音声により返答し得る者であれば
誰でもよい。保守員は、センタ装置からの音声をインタ
ホン1の受話器4から聞き音声の状態を点検する。一
方、保守点検でなく本当の異常が発生した場合は、点検
信号の発生がないため、切換器22はa側に接続した状態
となり、専門の管制員が応答するセンタ側通話装置23へ
とつながり、従前通りの処置がなされる。
このように本実施例では、点検時にはビル端末側で保
守点検信号を出力し、センタ装置側ではこれを識別し
て、点検通話装置に接続し、この通話装置を介してエレ
ベータ乗かご内通話装置に送話するようにしたので、セ
ンタ側では点検に対応すべき専門管制員を必要とせず、
したがつて、台数が増えても保守点検のための専門の管
制員は不要となり、コストを大幅に削減することができ
る。
なお、上記実施例の説明では保守点検スイツチとして
エレベータかご内に備えられているスイツチを例示して
説明したが、これに限ることなく、その他のスイツチと
併用してもよい。
又、上記実施例の説明では、人間が応答する点検通話
装置を用いる例について説明したが、これに限ることは
なく、テープレコーダを内蔵した点検装置を用い、切換
器が作動して接続すると自動的に録音動作を開始し、保
守員の声を所定時間例えば10秒位録音し、その後、自動
的に巻戻してこれを再生し、この再生した声を保守員が
受話器で開くことにより保守点検ができるようにしても
よい。そうすれば、応答者は全く不要となり、維持量を
大幅に節約できる。なお、このテープレコーダを内蔵し
た点検装置は、切換器が作動したとき予め録音してある
音声を再生するだけのものであつてもよい。
さらに、上記実施例では、センタ装置の中に、応答装
置を設けるようにしたが、別の部屋に設けても良い。
又、端末装置T1〜Tn側に電話回線を切換えることのでき
る切換器を設けると共に、全く別の場所に応答装置を設
け、これにより、保守時は、切換器により応答装置の電
話回線を選択するようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、乗かご内通話装置の
点検時、点検専用の他の応答装置を用いるようにしたた
め、専門の管制員以外の者でも応答が可能となり、管制
員の増員を抑制できるばかりか、異常発報時これに迅
速、確実に対処することができる。また、応答装置とし
て録音、再生装置を用いれば、応答のための人員が不要
となり維持費を大幅に節約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るエレベータ乗かご内通話
装置のブロック図、第2図は従来のエレベータ乗かご内
通話装置のブロック図である。 1……かご側通話装置、2……始動スイツチ、3……送
話器、4……受話器、5……呼び検出器、6……発報装
置、7……電話回線、20……センタ装置、21……制御装
置、22……切換器、23……センタ側通話装置、24……点
検通話装置、T1〜Tn……ビル端末装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータ乗りかご内の通話装置を、電話
    回線を介して管理センタ装置の通話装置と連結し、通話
    を行なうようにしたエレベータ乗りかご内通話装置にお
    いて、エレベータ側に設けられた保守員の操作によって
    通話装置の点検であることを知らせる報知手段と、この
    報知手段動作時前記乗りかご内通話装置を前記管理セン
    タ装置の通話装置から切離し他の応答装置へと接続する
    切換手段とを備えたことを特徴とするエレベータ乗りか
    ご内通話装置。
  2. 【請求項2】前記他の応答装置は、前記乗りかご内通話
    装置からの保守員の呼びかけに対して機械的に応答する
    応答装置であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のエレベータ乗りかご内通話装置。
  3. 【請求項3】前記他の応答装置は、前記乗りかご内通話
    装置からの保守員の呼びかけを自動的に録音、再生する
    応答装置であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のエレベータ乗りかご内通話装置。
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JPH0342479A (ja) * 1989-07-06 1991-02-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータの通話試験装置
JPH03155258A (ja) * 1989-11-14 1991-07-03 Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd エレベータ乗かご内通話装置の点検装置

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