JPH08256378A - エレベータの遠隔監視装置 - Google Patents
エレベータの遠隔監視装置Info
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- JPH08256378A JPH08256378A JP5755995A JP5755995A JPH08256378A JP H08256378 A JPH08256378 A JP H08256378A JP 5755995 A JP5755995 A JP 5755995A JP 5755995 A JP5755995 A JP 5755995A JP H08256378 A JPH08256378 A JP H08256378A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレベータ遠隔監視装置にファクシミリや通
常の電話機から間違い電話されるときにそれを識別して
短時間のうちに対応し、本来のエレベータの遠隔監視業
務への影響を少なくする。 【構成】 電話回線3を通じて受信回路4に入力される
信号の内容を信号処理回路5によって判定し、規定の通
信手順に則った信号以外の信号の入力を判定する時には
異常データ識別回路7によって当該信号の種類を識別
し、通信コード信号を識別するときにその旨を表示装置
8によって表示させる。また、異常データ識別回路7が
音声信号を識別するときに音声警告回路9によってあら
かじめ登録してある警告音声を接続相手先に発信して番
号間違いを知らせ、相手が同じ番号に何度もかけてくる
のを防止する。
常の電話機から間違い電話されるときにそれを識別して
短時間のうちに対応し、本来のエレベータの遠隔監視業
務への影響を少なくする。 【構成】 電話回線3を通じて受信回路4に入力される
信号の内容を信号処理回路5によって判定し、規定の通
信手順に則った信号以外の信号の入力を判定する時には
異常データ識別回路7によって当該信号の種類を識別
し、通信コード信号を識別するときにその旨を表示装置
8によって表示させる。また、異常データ識別回路7が
音声信号を識別するときに音声警告回路9によってあら
かじめ登録してある警告音声を接続相手先に発信して番
号間違いを知らせ、相手が同じ番号に何度もかけてくる
のを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数の場所に散在するエ
レベータそれぞれと電話回線で接続し、集中的に管理す
るエレベータの遠隔監視装置に関する。
レベータそれぞれと電話回線で接続し、集中的に管理す
るエレベータの遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に、多数の場所に散在する
エレベータそれぞれと電話回線で接続し、集中的に管理
するエレベータの遠隔監視装置では、いずれかのエレベ
ータに異常が発生した場合にそのエレベータ側に設置さ
れている遠隔保守端末から自動的にエレベータの遠隔監
視装置を呼出して異常発生とその異常に関する情報、異
常の種類や発生時刻などを通報し、エレベータの遠隔監
視装置側では、異常通報を受信してその信号を解析し、
異常発生の警報を出力すると共に表示装置にどこに存在
するどのエレベータに、どんな異常が、いつ発生したの
かなどを知らせる異常情報を表示し、監視員に知らせる
ようにしている。
エレベータそれぞれと電話回線で接続し、集中的に管理
するエレベータの遠隔監視装置では、いずれかのエレベ
ータに異常が発生した場合にそのエレベータ側に設置さ
れている遠隔保守端末から自動的にエレベータの遠隔監
視装置を呼出して異常発生とその異常に関する情報、異
常の種類や発生時刻などを通報し、エレベータの遠隔監
視装置側では、異常通報を受信してその信号を解析し、
異常発生の警報を出力すると共に表示装置にどこに存在
するどのエレベータに、どんな異常が、いつ発生したの
かなどを知らせる異常情報を表示し、監視員に知らせる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のエレベータの遠隔監視装置では、その電話番号の
ところには各地に散在するエレベータシステムからしか
呼出しが来ないことを前提にして回路構成を組み上げて
いるために、特に番号間違いでファクシミリ信号や音声
信号が着信したときにも異常信号の着信と判断してその
着信信号を解析しようとして不必要に電話回線を拘束
し、他のエレベータシステムの遠隔保守端末からの発報
を受信できなくなる問題点があった。そして特に一般電
話機からの呼出しの場合には、呼出し相手が自分の発呼
した相手先、つまり遠隔監視装置側から何の応答もない
ために自分が間違い番号をダイヤルしたことに気づくま
でに時間がかかり、場合によっては数度繰り返し同じ番
号にダイヤルし、その間、電話回線が拘束されてしまう
問題点があった。
従来のエレベータの遠隔監視装置では、その電話番号の
ところには各地に散在するエレベータシステムからしか
呼出しが来ないことを前提にして回路構成を組み上げて
いるために、特に番号間違いでファクシミリ信号や音声
信号が着信したときにも異常信号の着信と判断してその
着信信号を解析しようとして不必要に電話回線を拘束
し、他のエレベータシステムの遠隔保守端末からの発報
を受信できなくなる問題点があった。そして特に一般電
話機からの呼出しの場合には、呼出し相手が自分の発呼
した相手先、つまり遠隔監視装置側から何の応答もない
ために自分が間違い番号をダイヤルしたことに気づくま
でに時間がかかり、場合によっては数度繰り返し同じ番
号にダイヤルし、その間、電話回線が拘束されてしまう
問題点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、間違い電話の着信時に警報を発して監
視員に知らせることができ、また番号間違いで音声信号
が着信するときには音声で警告することによって接続相
手に間違い電話であることを知らせることができ、間違
い電話によって電話回線が不要に長い時間拘束されるこ
とを防止することができるエレベータの遠隔監視装置を
提供することを目的とする。
なされたもので、間違い電話の着信時に警報を発して監
視員に知らせることができ、また番号間違いで音声信号
が着信するときには音声で警告することによって接続相
手に間違い電話であることを知らせることができ、間違
い電話によって電話回線が不要に長い時間拘束されるこ
とを防止することができるエレベータの遠隔監視装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のエレベ
ータの遠隔監視装置は、電話回線を通じて着信する信号
を受信する受信回路と、受信回路に入力される信号の内
容を判定する信号処理回路と、信号処理回路が規定の通
信手順に則った信号の入力を判定するときに入力信号の
データ処理を行うデータ処理回路と、信号処理回路が規
定の通信手順に則った信号以外の信号の入力を判定する
時に異常信号入力を警報する異常信号入力警報回路とを
備えたものである。
ータの遠隔監視装置は、電話回線を通じて着信する信号
を受信する受信回路と、受信回路に入力される信号の内
容を判定する信号処理回路と、信号処理回路が規定の通
信手順に則った信号の入力を判定するときに入力信号の
データ処理を行うデータ処理回路と、信号処理回路が規
定の通信手順に則った信号以外の信号の入力を判定する
時に異常信号入力を警報する異常信号入力警報回路とを
備えたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明のエレ
ベータの遠隔監視装置において、さらに、信号処理回路
が規定の通信手順に則った信号以外の信号の入力を判定
するときに、当該信号の種類を識別する異常データ識別
回路と、この異常データ識別回路が通信コード信号を識
別するときにその旨を表示する表示装置を備えたもので
ある。
ベータの遠隔監視装置において、さらに、信号処理回路
が規定の通信手順に則った信号以外の信号の入力を判定
するときに、当該信号の種類を識別する異常データ識別
回路と、この異常データ識別回路が通信コード信号を識
別するときにその旨を表示する表示装置を備えたもので
ある。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明のエレ
ベータの遠隔監視装置において、異常データ識別回路が
音声信号を識別するときにあらかじめ登録した警告音声
を接続相手先に発信する音声警告回路を備えたものであ
る。
ベータの遠隔監視装置において、異常データ識別回路が
音声信号を識別するときにあらかじめ登録した警告音声
を接続相手先に発信する音声警告回路を備えたものであ
る。
【0008】
【作用】請求項1の発明のエレベータの遠隔監視装置で
は、電話回線を通じて受信回路に入力される信号の内容
を信号処理回路によって判定し、規定の通信手順に則っ
た信号以外の信号の入力を判定する時には異常信号入力
警報回路によって異常信号入力を警報して監視員に知ら
せる。
は、電話回線を通じて受信回路に入力される信号の内容
を信号処理回路によって判定し、規定の通信手順に則っ
た信号以外の信号の入力を判定する時には異常信号入力
警報回路によって異常信号入力を警報して監視員に知ら
せる。
【0009】請求項2の発明のエレベータの遠隔監視装
置では、さらに、信号処理回路が規定の通信手順に則っ
た信号以外の信号の入力を判定するときに、異常データ
識別回路によって当該信号の種類を識別し、通信コード
信号を識別するときにその旨を表示装置によって表示さ
せる。
置では、さらに、信号処理回路が規定の通信手順に則っ
た信号以外の信号の入力を判定するときに、異常データ
識別回路によって当該信号の種類を識別し、通信コード
信号を識別するときにその旨を表示装置によって表示さ
せる。
【0010】請求項3の発明のエレベータの遠隔監視装
置では、異常データ識別回路が音声信号を識別するとき
に音声警告回路によってあらかじめ登録してある警告音
声を接続相手先に発信して番号間違いを知らせる。
置では、異常データ識別回路が音声信号を識別するとき
に音声警告回路によってあらかじめ登録してある警告音
声を接続相手先に発信して番号間違いを知らせる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて詳説
する。図1は請求項1〜請求項3の発明の共通する実施
例のエレベータの遠隔監視装置を用いたエレベータ遠隔
監視システムの全体構成を示ており、各地に散在するエ
レベータシステムそれぞれに接続されている遠隔保守端
末1、エレベータ保守会社に設置されている遠隔監視装
置2、そしてこれらの遠隔保守端末1と遠隔監視装置2
との間を接続する公衆電話回線3から構成されている。
する。図1は請求項1〜請求項3の発明の共通する実施
例のエレベータの遠隔監視装置を用いたエレベータ遠隔
監視システムの全体構成を示ており、各地に散在するエ
レベータシステムそれぞれに接続されている遠隔保守端
末1、エレベータ保守会社に設置されている遠隔監視装
置2、そしてこれらの遠隔保守端末1と遠隔監視装置2
との間を接続する公衆電話回線3から構成されている。
【0012】エレベータ遠隔保守端末1は、エレベータ
システムの動作状態を検出し、一定周期ごとに動作履歴
を遠隔監視装置2に送信し、また異常発生時には即時に
遠隔監視装置2にオートダイヤルして異常情報を送信す
る。
システムの動作状態を検出し、一定周期ごとに動作履歴
を遠隔監視装置2に送信し、また異常発生時には即時に
遠隔監視装置2にオートダイヤルして異常情報を送信す
る。
【0013】遠隔監視装置2は、電話回線3に接続され
ていて遠隔保守端末1からの発信信号を受信する受信回
路4と、受信回路4で受信した信号の内容を解析して遠
隔保守端末1からの信号か、その他の信号かを判定する
信号処理回路5と、この信号処理回路5が遠隔保守端末
1からの信号を受信したと判定するときにその信号を取
り込み、従来から行われている通常のデータ処理を行う
データ処理回路6を備えている。
ていて遠隔保守端末1からの発信信号を受信する受信回
路4と、受信回路4で受信した信号の内容を解析して遠
隔保守端末1からの信号か、その他の信号かを判定する
信号処理回路5と、この信号処理回路5が遠隔保守端末
1からの信号を受信したと判定するときにその信号を取
り込み、従来から行われている通常のデータ処理を行う
データ処理回路6を備えている。
【0014】遠隔監視装置2はまた、信号処理回路5が
通常の遠隔保守端末1からの信号と異なる手順の信号を
受信していると判定するときにその着信信号の種類、そ
の着信信号がファクシミリのような通信コードである
か、音声信号であるかを判断する異常データ検出回路7
と、この異常データ検出回路7が通信コードであると判
断したときにその判断結果を表示して監視員に知らせる
ための表示装置8と、「こちらは、・・・・エレベータ
サービスでございます。番号をお間違えのようですの
で、もう一度お確かめください。」といった番号間違い
を警告する音声があらかじめ登録されていて、異常デー
タ検出回路7が音声信号であると判断したときにその発
呼者に対してその警告音声を出力する音声警告装置9
と、異常データ検出回路7が動作するときに回線接続状
態をモニタして「回線接続中」、「回線切断」を知らせ
るランプ表示、あるいはディスプレイ表示を行うモニタ
装置10を備えている。
通常の遠隔保守端末1からの信号と異なる手順の信号を
受信していると判定するときにその着信信号の種類、そ
の着信信号がファクシミリのような通信コードである
か、音声信号であるかを判断する異常データ検出回路7
と、この異常データ検出回路7が通信コードであると判
断したときにその判断結果を表示して監視員に知らせる
ための表示装置8と、「こちらは、・・・・エレベータ
サービスでございます。番号をお間違えのようですの
で、もう一度お確かめください。」といった番号間違い
を警告する音声があらかじめ登録されていて、異常デー
タ検出回路7が音声信号であると判断したときにその発
呼者に対してその警告音声を出力する音声警告装置9
と、異常データ検出回路7が動作するときに回線接続状
態をモニタして「回線接続中」、「回線切断」を知らせ
るランプ表示、あるいはディスプレイ表示を行うモニタ
装置10を備えている。
【0015】次に、上記構成のエレベータの遠隔監視装
置の動作について説明する。いずれかの遠隔保守端末1
から正規の異常発生を通報する信号が電話回線3を通じ
て発信されると、遠隔監視装置2の受信回路4で受信
し、信号処理回路5がその信号が正規の通信手順に従う
信号であると判断し、データ処理回路6を起動させて信
号解析を行い、いずれのエレベータシステムに、どのよ
うな異常が発生したのかのデータ解析を行う。
置の動作について説明する。いずれかの遠隔保守端末1
から正規の異常発生を通報する信号が電話回線3を通じ
て発信されると、遠隔監視装置2の受信回路4で受信
し、信号処理回路5がその信号が正規の通信手順に従う
信号であると判断し、データ処理回路6を起動させて信
号解析を行い、いずれのエレベータシステムに、どのよ
うな異常が発生したのかのデータ解析を行う。
【0016】しかしながら、発呼者が番号間違いして電
話回線3を通じてファクシミリ装置から発せられる通信
コード信号が着信し、受信回路4がそれを受信すると、
信号処理回路5はその信号が正規の通信手順に従うもの
でないことを検出して異常データ検出回路7を起動させ
る。そこで異常データ検出回路7は着信信号が通信コー
ド信号であることを検出すると、表示装置8に対してそ
の異常データ受信検出信号を出力し、表示装置8はファ
クシミリ信号受信を知らせる表示を行って監視員に知ら
せる。
話回線3を通じてファクシミリ装置から発せられる通信
コード信号が着信し、受信回路4がそれを受信すると、
信号処理回路5はその信号が正規の通信手順に従うもの
でないことを検出して異常データ検出回路7を起動させ
る。そこで異常データ検出回路7は着信信号が通信コー
ド信号であることを検出すると、表示装置8に対してそ
の異常データ受信検出信号を出力し、表示装置8はファ
クシミリ信号受信を知らせる表示を行って監視員に知ら
せる。
【0017】また発呼者が番号間違いして当該遠隔監視
装置2を呼出して会話しようとするとき、受信回路4が
音声信号を受信すると、信号処理回路5はその信号が正
規の通信手順に従うものでないことを検出して異常デー
タ検出回路7を起動させ、異常データ検出回路7は着信
信号が音声信号であることを検出すると、表示装置8に
その音声信号の異常データ受信検出信号を出力し、表示
装置8は間違い電話であることを知らせる表示を行って
監視員に知らせる。これと共に、異常データ検出回路7
は音声警告装置9に対して起動指令を与え、音声警告装
置9はあらかじめ登録されている警告音声、たとえば、
上述した「こちらは、・・・・エレベータサービスでご
ざいます。番号をお間違えのようですので、もう一度お
確かめください。」といった番号間違いを警告する音声
を接続されている電話回線3を通じて相手に伝える。こ
れと共に、モニタ装置10も起動して、電話回線3の接
続状態をモニタし、回線接続が切れると「回線切断」の
ランプ表示あるいはディスプレイ表示によって監視員に
知らせる。
装置2を呼出して会話しようとするとき、受信回路4が
音声信号を受信すると、信号処理回路5はその信号が正
規の通信手順に従うものでないことを検出して異常デー
タ検出回路7を起動させ、異常データ検出回路7は着信
信号が音声信号であることを検出すると、表示装置8に
その音声信号の異常データ受信検出信号を出力し、表示
装置8は間違い電話であることを知らせる表示を行って
監視員に知らせる。これと共に、異常データ検出回路7
は音声警告装置9に対して起動指令を与え、音声警告装
置9はあらかじめ登録されている警告音声、たとえば、
上述した「こちらは、・・・・エレベータサービスでご
ざいます。番号をお間違えのようですので、もう一度お
確かめください。」といった番号間違いを警告する音声
を接続されている電話回線3を通じて相手に伝える。こ
れと共に、モニタ装置10も起動して、電話回線3の接
続状態をモニタし、回線接続が切れると「回線切断」の
ランプ表示あるいはディスプレイ表示によって監視員に
知らせる。
【0018】なお、上記の実施例ではモニタ装置10を
表示装置8と別構成としたが、これらを表示装置8で兼
用して異常信号の受信と、その信号の種別の表示、また
間違い電話による回線接続、回線切断の表示を表示装置
8の異常信号着信監視画面で一括して行うようにするこ
ともできる。
表示装置8と別構成としたが、これらを表示装置8で兼
用して異常信号の受信と、その信号の種別の表示、また
間違い電話による回線接続、回線切断の表示を表示装置
8の異常信号着信監視画面で一括して行うようにするこ
ともできる。
【0019】また上記の実施例では異常信号を受信した
ときにその種類を識別して表示し、また相手先に音声警
告するようにしたが、請求項1の発明として異常信号受
信時に異常信号受信を警報するだけのシステムとするこ
とができる。
ときにその種類を識別して表示し、また相手先に音声警
告するようにしたが、請求項1の発明として異常信号受
信時に異常信号受信を警報するだけのシステムとするこ
とができる。
【0020】さらにこれらの各実施例において、遠隔監
視装置2に着信した異常検出信号はすべて受信ログとし
て記憶装置に記録され、またプリンタに出力されるが、
これらの記録、プリント出力の際に正規の通信手順に則
っていない信号を受信した場合には「着信信号異常」を
知らせる情報も付加することにより、後から受信記録を
調べる際に他のエレベータ故障を知らせる受信記録と容
易に区別できるようにする。
視装置2に着信した異常検出信号はすべて受信ログとし
て記憶装置に記録され、またプリンタに出力されるが、
これらの記録、プリント出力の際に正規の通信手順に則
っていない信号を受信した場合には「着信信号異常」を
知らせる情報も付加することにより、後から受信記録を
調べる際に他のエレベータ故障を知らせる受信記録と容
易に区別できるようにする。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
電話回線を通じて受信回路に入力される信号の内容を信
号処理回路によって判定し、規定の通信手順に則った信
号以外の信号の入力を判定する時には異常信号入力警報
回路によって異常信号入力を警報するようにしているの
で、警報出力によって監視員は異常な信号の受信を知る
ことができ、迅速に対応することができる。
電話回線を通じて受信回路に入力される信号の内容を信
号処理回路によって判定し、規定の通信手順に則った信
号以外の信号の入力を判定する時には異常信号入力警報
回路によって異常信号入力を警報するようにしているの
で、警報出力によって監視員は異常な信号の受信を知る
ことができ、迅速に対応することができる。
【0022】請求項2の発明によれば、信号処理回路が
規定の通信手順に則った信号以外の信号の入力を判定す
るときに、異常データ識別回路によって当該信号の種類
を識別し、通信コード信号を識別するときにその旨を表
示装置によって表示させるようにしているので、受信し
た異常信号が何によるものかを監視員が迅速に認識する
ことができて、その対応が短時間のうちに行えるように
なる。
規定の通信手順に則った信号以外の信号の入力を判定す
るときに、異常データ識別回路によって当該信号の種類
を識別し、通信コード信号を識別するときにその旨を表
示装置によって表示させるようにしているので、受信し
た異常信号が何によるものかを監視員が迅速に認識する
ことができて、その対応が短時間のうちに行えるように
なる。
【0023】請求項3の発明によれば、異常データ識別
回路が音声信号を識別するときに音声警告回路によって
あらかじめ登録してある警告音声を接続相手先に発信し
て番号間違いを知らせるようにしているので、発呼者の
思いこみで間違った番号のところに何度もかけ直すこと
によって回線が拘束される事態を予防することができ、
間違い電話による監視業務への影響を少なくすることが
できる。
回路が音声信号を識別するときに音声警告回路によって
あらかじめ登録してある警告音声を接続相手先に発信し
て番号間違いを知らせるようにしているので、発呼者の
思いこみで間違った番号のところに何度もかけ直すこと
によって回線が拘束される事態を予防することができ、
間違い電話による監視業務への影響を少なくすることが
できる。
【図1】請求項1〜請求項3の発明の共通する実施例の
回路ブロック図。
回路ブロック図。
1 遠隔保守端末 2 遠隔監視装置 3 電話回線 4 受信回路 5 信号処理回路 6 データ処理回路 7 異常データ検出回路 8 表示装置 9 音声警告装置 10 モニタ装置
Claims (3)
- 【請求項1】 電話回線を通じて着信する信号を受信す
る受信回路と、 前記受信回路に入力される信号の内容を判定する信号処
理回路と、 前記信号処理回路が規定の通信手順に則った信号の入力
を判定するときに前記入力信号のデータ処理を行うデー
タ処理回路と、 前記信号処理回路が規定の通信手順に則った信号以外の
信号の入力を判定する時に異常信号入力を警報する異常
信号入力警報回路とを備えて成るエレベータの遠隔監視
装置。 - 【請求項2】 前記信号処理回路が規定の通信手順に則
った信号以外の信号の入力を判定するときに、当該信号
の種類を識別する異常データ識別回路と、 前記異常データ識別回路が通信コード信号を識別すると
きにその旨を表示する表示装置を備えて成る請求項1記
載のエレベータの遠隔監視装置。 - 【請求項3】 前記異常データ識別回路が音声信号を識
別するときにあらかじめ登録した警告音声を接続相手先
に発信する音声警告回路を備えて成る請求項2記載のエ
レベータの遠隔監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5755995A JPH08256378A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | エレベータの遠隔監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5755995A JPH08256378A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | エレベータの遠隔監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256378A true JPH08256378A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13059189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5755995A Pending JPH08256378A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | エレベータの遠隔監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08256378A (ja) |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP5755995A patent/JPH08256378A/ja active Pending
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