JP2002120047A - アルミニウム軸受合金の連続鋳造方法および連続鋳造装置 - Google Patents
アルミニウム軸受合金の連続鋳造方法および連続鋳造装置Info
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Abstract
する場合、晶出物の粗大化を防止する。 【解決手段】 上下一対の無端ベルト8、9の互いに平
行な部分に鋳造空間Cを形成し、この鋳造空間Cに溶融
したAl合金を供給する。溶融したAl合金は無端ベル
ト8、9を介して水冷ジャケット17、18により冷却
されて凝固しながら一対の無端ベルト8、9から板状に
なって送り出される。すると、この無端ベルト8、9か
ら送り出された直後の部分に水噴射パイプ22、23か
ら水が噴射され、鋳造された板材21が3〜6℃/se
cの冷却速度で急冷され、これにより晶出物の粗大化が
防止される。
Description
よってアルミニウム軸受合金を板状に連続的に鋳造する
方法およびその装置に係り、特に晶出物の粗大化を防止
するようにしたものに関する。
その他の比較的低い温度で溶融する金属を連続的に板状
に鋳造する装置として、一対の無端ベルトの間で鋳造す
る構造のベルト鋳造機は公知である。この公知のベルト
鋳造機は、一対の無端ベルトをそれぞれ複数のローラに
掛け渡し、その一対の無端ベルトのほぼ平行な部分の間
で水平または水平に対して僅かな角度だけ傾斜した鋳造
空間を形成した構造のものである。
は、冷却装置により冷却されながら、駆動ローラにより
駆動されて走行する。溶融された金属は上記の鋳造空間
内に供給され、無端ベルトにより冷却されて板状に凝固
し、鋳造空間から連続的に送り出される。このような移
動鋳型式のベルト鋳造機は、固定鋳型式の連続鋳造装置
に比べ、鋳造速度が速く、生産性に優れる。
械のエンジンの軸受としては、通常、アルミニウム軸受
合金(以下、Al合金)を内張りした軸受(以下、アル
ミニウム合金軸受)が用いられる。このアルミニウム合
金軸受は、鋳造工程、圧延工程、圧接工程、熱処理工
程、機械加工工程を順に経て製造される。すなわち、鋳
造工程では、アルミニウム軸受合金を溶融して板状に鋳
造する。鋳造したAl合金の板材は次に圧延工程で圧延
し、圧接工程で鋼鈑に圧接してバイメタルにする。そし
て、Al合金の鋳造板材と鋼鈑との接着強度を高めるた
めにバイメタルを焼鈍し、その後、バイメタルを機械加
工して最終的に半円筒状または円筒状の軸受に形成す
る。
では、Al合金を板状に連続鋳造する装置として前述の
ベルト鋳造機を採用し、生産性の向上を図ることが行わ
れている。しかしながら、ベルト鋳造機は、鋳造速度が
速いため、鋳造板材の冷却速度としては遅くなり、徐冷
状態となる。すると、Sn、Siなどを含有するAl合
金では、Sn、Siなどの晶出物の粗大化および偏析が
起き易く、また、軸受特性を向上するために種々の元素
を添加したAl合金も同様に、金属間化合物の晶出物が
粗大化し易い上、偏析するという問題を生ずる。
偏析し、或いは粗大化すると塑性変形性が低下し、その
後の圧延、圧接など、塑性加工を行う場合、割れを発生
したりする。また、軸受特性としても、耐疲労性、耐摩
耗性が低下したりして軸受特性の向上のために種々の元
素を添加した意味がなくなってしまう。
で、その目的は、ベルト鋳造手段によってAl合金を板
状に鋳造する場合において、晶出物の粗大化および偏析
を防止できるアルミニウム軸受合金の連続鋳造方法およ
び連続鋳造装置を提供することにある。
の無端ベルトのうち、ほぼ平行に対向する部分の間に鋳
造空間を形成し、この鋳造空間に溶融したAl合金を供
給して板状に連続鋳造する方法において、Al合金の凝
固時の冷却速度ΔTを3〜6℃/secに制御すること
を特徴とするものである(請求項1)。
までの鋳造開始からの時間(sec) 上記3〜6℃/secという冷却速度は、従来のベルト
鋳造機の冷却速度1〜2℃/secに比較して速い。こ
のような3〜6℃/secという速い冷却速度でAl合
金を凝固させると、晶出物は粗大化および偏析せず、そ
の後の圧延工程、圧接工程などで割れが発生するなどの
不具合を生ずるおそれがなく、また軸受特性を低下させ
るおそれもない。
l合金、すなわち、3〜40質量%のSn、0.5〜7
質量%のSi、0.05〜2質量%のFeを含み、Al
−Si−Feの3元系金属間化合物を晶出する新規なA
l合金を鋳造する場合(請求項2)、3〜40質量%の
Sn、0.5〜7質量%のSi、0.05〜2質量%の
Feの他、Mn、V、Mo、Cr、Co、Ni、Wのう
ちから選択された1種以上の元素を総量で0.01〜3
質量%含有し、Al−Si−Feに当該選択された元素
が加わった多元系金属間化合物を晶出する新規なAl合
金を鋳造する場合(請求項3)に好適である。
のうちから選択された1種以上の元素を総量で0.01
〜2質量%含ませることができる(請求項4)。また、
Cu、Mg、Znのうちから選択された1種以上の元素
を総量で0.1〜5質量%含ませても良い(請求項
5)。
に至った技術的背景を説明する。近年、エンジンの高性
能化に伴い、エンジン用軸受には、更なる耐疲労性、耐
摩耗性の向上が求めらる傾向にある。そのうち、耐疲労
性に関しては、Cu、Mn、Vなどの元素を添加してA
l合金を強化するようにしている。また、耐摩耗性に関
しては、特開昭58−64332号公報に見られるよう
に、Al合金にSiを添加し、Al合金中に晶出するS
i粒子の大きさと分布を制御すること、或いは、特開昭
58−67841号公報に見られるように、Al合金に
Mn、Fe、Mo、Niなどを添加し、Al合金中にそ
のMnなどとAlとの金属間化合物を晶出させることに
よってなじみ性、非焼付性を高め、ひいては耐摩耗性の
向上を図っている。
開昭58−67841号公報では、Si粒子、金属間化
合物が5μm以上40μm以下の大きさを持つ場合に効
果があるとする。しかしながら、一般に、Al中に含ま
れる硬質粒子は均一に分散することで強化の用に供さ
れ、その粒子の大きさは細かいほど効果を発揮するとさ
れているが、特開昭58−64332号公報、特開昭5
8−67841号公報のように、Siや金属間化合物を
5μm以上40μm以下という比較的大きな径を持った
粒子に制御すると、Alマトリックスの強度が低下し、
耐疲労性に劣ったものとなってしまう。すなわち、晶出
粒子を小さくして耐疲労性を向上させようとすれば、非
焼付性の向上は望み得ず、逆に晶出粒子を大きくして非
焼付性ひいては耐摩耗性を向上させようとすれば、耐疲
労性の向上は望み得ない、といったジレンマに陥ってし
まう。
属間化合物、或いはAl−Si−Feをベースにした多
元系金属間化合物を晶出させることによって、耐疲労性
を損なうことなく、非焼付性および耐摩耗性を向上させ
ることができるAl合金を発明した。このAl−Si−
Feの3元系金属間化合物、Al−Si−Feをベース
にした多元系金属間化合物は極めて安定しており、裏金
鋼鈑との圧接後に施される熱処理によっても、その基本
的な形を変えることがない。
的には立体的に連結したサンゴ状に晶出するが、鋳造後
の圧延、裏金鋼鈑と圧接する際の圧延などによって細か
く砕け、その後の熱処理によっても形態を変えてしま
う。これはSiの特徴で、特に300℃を越える熱処理
では、界面張力を小さくしようとして比較的丸みを帯び
た形状に変化する。特に、Al合金のようなSnを多く
含む材料においては、その傾向は助長される。
多元系金属間化合物はその晶出形態(その一例を図3に
示す)を変えず、通常の熱処理温度では、全くその形に
変化がないのである。また、その3元系金属間化合物、
多元系金属間化合物は、軸受の製造工程中、塑性変形を
伴う圧延、圧接工程で粉砕される。しかしながら、この
粉砕により、金属間化合物は刃物の破片のようにシャー
プエッジを持った形態(その一例を図4に示す)とな
る。Si粒では、圧延、熱処理を経て丸みを帯びて細か
く割れてしまうが、上記3元系金属間化合物、多元系金
属間化合物はシャープエッジを持った攻撃的な形を保つ
のである。
属間化合物は少量でも相手軸に対するラッピング作用を
持ち、特に初期摩耗の不安定な軸と軸受との関係を安定
化させてなじみ性を高めるのに極めて有効である。その
具体的な作用は、相手軸の表面の突出部や相手軸の表面
の球状黒鉛周辺のバリなどのエッジ部を削り取る作用、
Al合金の弱点である相手軸への凝着による摩耗を未然
に防止し、また凝着物を掻き落として焼付きを未然に防
止する機能である。
元系金属間化合物は、圧延を経ても比較的粗大なものが
多く、粉砕されて微細化したSi粒子はAlマトリック
ス中に分散してその強度を高める効果を有することと相
俟って、耐摩耗性、非焼付性の向上と耐疲労性の向上と
の両立を可能ならしめるのである。
金属間化合物を晶出するAl合金を鋳造する場合、本発
明の鋳造方法によって3〜6℃/secの冷却速度で凝
固させると、上記金属間化合物が粗大化せず、40〜5
5μmの大きさの結晶に制御できると共に、Siの晶出
物も粗大化せず、40μm以下の大きさに制御できる。
その後に鋳造板材を圧延したり、裏金鋼鈑に圧接したり
する際に、金属間化合物は粉砕されて1〜20μmの大
きさとなり、Siの晶出物は5μm以下の大きさの粒子
となる。
説明すると、以下の通りである。◎ Sn(3〜40質量%) Snは軸受としての非焼付性、なじみ性、埋収性などの
表面性能を改善する。Snの含有量が3質量%未満では
その効果がなく、40質量%を越えると軸受合金の機械
的性質が低下し、軸受性能の低下を招く。好ましいSn
の含有量は6〜20質量%である。
出するものは微細に分散し、材料の疲労強度を高め、ま
た非焼付性、耐摩耗性の向上に寄与する。一方、Siは
Al−Si−Fe系金属間化合物を構成する必須元素
で、適切なラッピング作用や非焼付性、耐摩耗性の向上
にも効果がある。0.5質量%未満では合金に固溶して
しまい、その効果がない。また、7質量%を越えると粗
大晶出し、かえって軸受合金の耐疲労性を害する。好ま
しいSiの含有量は2〜6質量%である。
し、前述の効果をもたらす。そのFeを含む金属間化合
物は軸との焼付きを防止し、耐摩耗性を向上させる。そ
の特性は0.05〜2質量%が有効で、0.05質量%
未満ではその効果がなく、2質量%を越えると化合物の
粗大化が起こり、軸受合金が脆くなって圧延加工に問題
が出てくる。好ましくは0.07〜1質量%である。
(1種以上を総量で0.01〜3質量%) これらは選択元素であり、本発明における多元系金属間
化合物を構成する。すなわち、Al−Si−Feに選択
された元素αを加えたAl−Si−Fe−αの多元系金
属間化合物を生成する。もちろん、単体でAlマトリッ
クス中に固溶してAlマトリックスも強化する。多元系
金属間化合物の生成効果は0.01質量%未満では期待
できず、3質量%を越えると多元系金属間化合物が粗大
化し過ぎ、軸受合金としての物性の低下をもたらすと共
に、圧延などの塑性加工にも問題を生ずる。その好まし
い含有量は0.2〜2質量%である。
01〜2質量%) これらの選択元素はAl−Si−Fe系金属間化合物の
生成には寄与せず、Alマトリックスに固溶し、軸受合
金の疲労強度を高める効果を持つ。0.01質量%未満
ではその効果はなく、2質量%を越えると軸受合金が脆
くなる。その好ましい含有量は0.02〜0.5質量%
である。
0.1〜5質量%) これらの選択元素はAlマトリックス強度を向上させる
添加元素であり、溶体化処理を施すことにより強制的に
Alマトリックスに固溶させることができ、急冷、時効
させることで、微細な化合物を析出させることもでき
る。その効果は0.1質量%未満では期待できず、5質
量%を越えると粗大な化合物になってしまう。その好ま
しい含有量は0.5〜4質量%である。
無端ベルトを備え、当該一対のベルトのほぼ平行に対向
する部分の間に鋳造空間を形成したベルト鋳造手段と、
このベルト鋳造手段の前記鋳造空間にAl合金の溶湯を
当該鋳造空間の一端側から供給する溶湯供給手段と、鋳
造空間に供給された溶湯を一対の無端ベルトを介して冷
却する冷却手段と、一対の無端ベルトの走行により、鋳
造空間で連続的に鋳造されて当該鋳造空間の他端側から
送り出される鋳造板材に対し、その表裏両側から水を噴
射して冷却する水噴射手段とを具備してなる(請求項
6)。
送り出される鋳造板材に対し、その表裏両側から水を噴
射するので、鋳造板材を急冷して凝固させることがで
き、晶出物の粗大化を防止できる。
層急速に冷却できるようにするために、鋳造板材に対
し、鋳造空間から送り出された直後の部分に水が噴射さ
れるように構成することができる(請求項7)。
手段から鋳造板材に噴射された水の飛散を防止する防滴
部材を、鋳造空間から送り出される鋳造板材の表裏両側
を覆うように配置することができる(請求項8)。無端
ベルトは溶湯に触れて相当高温度になる。このため、水
噴射手段から噴射された水が飛散して無端ベルトに付着
し、高温度のAl合金にかかると、その水が爆発的に蒸
気化するおそれがある。しかしながら、請求項8のよう
に防滴部材を設けて水噴射手段から噴射された水が無端
ベルトにかからないようにすることによって、水が爆発
的に蒸気化することを効果的に防止できる。
少なくとも鋳造空間側の端部を、鋳造空間側に向かって
鋳造板材に次第に接近するように傾斜していることが好
ましい。このように防滴板が傾斜していれば、鋳造板材
に噴射されて飛び散った水は防滴部材に当たって鋳造空
間から遠去かる方向に跳ね返されるので、水が無端ベル
トにかかることをより確実に防止できる。
ベルトにかかることを、より完全に防止するために、空
気噴出手段によりエアカーテンを形成して水噴射手段か
ら噴射されて飛散した水が無端ベルトに付着することを
防止するように構成することができる(請求項10)。
参照しながら説明する。Al合金を板状に鋳造する連続
鋳造装置はベルト鋳造手段としてのベルト鋳造機を主体
にして構成されている。ベルト鋳造機1を示す図2にお
いて、基台2には複数個の支柱3が立設されており、こ
れら支柱3に上機枠4が上下動可能に支持されている。
また、基台2には、上機枠4の下側に位置して下機枠5
が固定されている。そして、上下両機枠4、5には複数
本のローラ6a〜6e、7a〜7eが設けられており、
それらローラ6a〜6e、7a〜7eに上下一対の無端
ベルト8、9が掛け渡されている。なお、無端ベルト
8、9はスチール板、或いは耐熱繊維などによって形成
されている。
a〜7eのうち、上機枠4については右上のローラ6
e、下機枠5については右下のローラ7eは、各機枠
4、5に回動可能に支持されたアーム10、11の先端
部に設けられている。そして、アーム10、11は油圧
シリンダ12、13によってそれぞれ矢印A、B方向に
回動付勢されて無端ベルト8、9に張力を付与してい
る。また、ローラ6a〜6e、7a〜7eはモータ(図
示せず)に連結されており、その回転により無端ベルト
8、9が駆動されてそれぞれ矢印D、E方向に走行する
ようになっている。
b間の部分と下側の無端ベルト9のローラ7aおよび7
b間の部分は互いにほぼ平行に対向し、この上下一対の
無端ベルト8、9のほぼ平行に対向する部分の間の空間
は鋳造空間Cとされている。もちろん、鋳造空間Cの左
右両側はシール材(図示せず)によって閉塞されてい
る。そして、前記基台2の図示左側には鋳造空間Cの一
端側に位置して溶湯供給手段としての溶湯溜め14が設
けられており、この溶湯溜め14に注湯器15からAl
合金の溶湯が供給される。溶湯溜め14はノズル16を
備え、このノズル16から溶湯を鋳造空間Cに供給する
ようになっている。
8、9を冷却する水冷用ジャケット17、18を備えて
いる。水冷用ジャケット17、18は上下両機枠4、5
に取り付けられ、上下一対の無端ベルト8、9のほぼ平
行な部分に対し、鋳造空間Cの反対側から接触してい
る。そして、この水冷用ジャケット17、18は鋳造空
間C内に供給されたAl合金の溶湯を無端ベルト8、9
を介して冷却する。
に位置して上下に対向するローラコンベア19、20が
設けられており、鋳造空間Cで板状に鋳造されたAl合
金(以下、鋳造板材)21はそれらローラコンベア1
9、20間に送り出される。そして、これら上下両ロー
ラコンベア19、20の鋳造空間C側の部位には、図1
にも示すように、鋳造空間Cから送り出された直後の鋳
造板材21に対し、上下両側から水を噴射する水噴射手
段として、当該鋳造板材21の送り出し方向である矢印
F方向に沿って並ぶ2本の水噴射パイプ22、23が設
けられている。この実施例では、鋳造板材21の板厚は
15mmに設定されているが、上機枠4の上下方向の位
置を調節して鋳造間隔Cの高さを調節することによって
変更可能である。
2、23から噴射された水が外部に飛び散ることを防止
する防滴部材24、25が設けられている。これら上下
の防滴部材24、25は浅底の偏平容器状に形成されて
鋳造板材21の通路である上下のローラコンベア19、
20を覆い隠すように設けられている。これら防滴部材
24、25の鋳造空間C側の端部はその上下の間隔が鋳
造空間Cに向って次第に狭まるように、上防滴部材24
については上面が鋳造空間Cに向って下向きに傾斜し、
下防滴部材25については下面が鋳造空間Cに向って上
向きに傾斜するように形成されている。
は、前記水噴射パイプ22、23よりも鋳造空間C側に
位置して空気噴出手段としての空気噴出パイプ26、2
7が設けられている。この空気噴出パイプ26、27は
上下両側に向けて空気を噴射して防滴部材24、25と
鋳造板材21との間にエアカーテンを形成し、水噴射パ
イプ22、23から噴射された水が鋳造空間C側(矢印
F方向と反対側)に向かって進み、無端ベルト8、9に
付着することを防止している。
出された鋳造板材21はその後、ピンチローラ28、2
9間に挟み込まれ、最終的に図示しない巻き込み機によ
ってコイル状に巻回される。
よってAl合金を鋳造する場合の作用を説明する。溶融
したAl合金を注湯器15から溶湯溜め14に注入する
と、その溶湯は溶湯溜め14のノズル16から鋳造空間
Cへ供給される。鋳造空間Cへ供給された溶湯は水冷ジ
ャケット17、18により無端ベルト8、9を介して冷
やされ、その冷却により次第に凝固して板状に成形され
ながら矢印D、E方向に走行している無端ベルト8、9
によって矢印F方向に送られる。そして、水噴射パイプ
22、23は、鋳造板材21に対し、鋳造空間Cから送
り出された直後の部分に水を噴射する。
ら出ると、直ちに噴射水によって冷却されるので、水冷
ジャケット17、18による冷却に引き続いて水噴射パ
イプ22、23からの噴射水による冷却が行われ、この
水噴射により鋳造板材21は急冷されて凝固を完了する
ものである。
は、3〜40質量%のSn、0.5〜7質量%のSi、
0.05〜2質量%のFeを含む合金、或いは3〜40
質量%のSn、0.5〜7質量%のSi、0.05〜2
質量%のFeの他、Mn、V、Mo、Cr、Co、N
i、Wのうちから選択された1種以上の元素を総量で
0.01〜3質量%含有する合金が用いられる。
空間Cに供給される。そして、Snを除いた部分の凝固
が完了する約500℃にまで冷却された時点を凝固の完
了とする。この凝固完了までに、水冷ジャケット17、
18と水噴射パイプ22、23との冷却によって、鋳造
板材21が3〜6℃/secの冷却速度で、鋳造開始温
度である800℃から500℃まで温度低下するよう
に、水冷ジャケット17、18の通水量と水噴射パイプ
22、23からの噴射水量が設定されている。このよう
な冷却速度で急冷することにより、鋳造板材21の晶出
物の粗大化および偏析が防止される。以上から明らかな
ように、ここでいう冷却速度は、冷却速度ΔT=(鋳造
開始温度T−500)/(鋳造板材の温度が500℃に
低下するまでの鋳造開始からの時間)、と定義されてい
るものである。
射水による冷却時において、噴射水は鋳造板材21に当
たって飛散する。Al合金は約800℃の高温で鋳造空
間Cに供給されるため、無端ベルト8、9に水が付着す
ると、Al合金の溶湯に触れたとき、その水が急激に蒸
発し、危険である。しかしながら、この水噴射は上下一
対の防滴部材22、23の間で行われるから、鋳造板材
21に当たって飛散した水は防滴部材22、23により
遮られて外部に飛び散ることはなく、無端ベルト8、9
に水が付着するおそれはない。
C側の端部はその上下の間隔が鋳造空間Cに向って次第
に狭まるように、上防滴部材24については上面が鋳造
空間Cに向って下向きに傾斜し、下防滴部材25につい
ては下面が鋳造空間Cに向って上向きに傾斜するように
形成されているので、鋳造空間C側に向って飛び出よう
とする水はその防滴部材24、25の傾斜面24a、2
5aに衝突して鋳造空間Cの反対側に跳ね返されるよう
になるので、上下の防滴部材24、25と鋳造板材21
との間に存在する隙間から水が外部に飛び出ることを防
止できる。
造空間C側に設けられた空気噴出パイプ26、27が防
滴部材24、25と鋳造板材21との間にエアカーテン
を形成するので、水噴射パイプ22、23から噴射され
た水が鋳造空間C方向に進み、防滴部材24、25と鋳
造板材21との間から鋳造空間C側に漏れ出て無端ベル
ト8、9に付着することを一層確実に防止することがで
きる。なお、防滴部材22、23により受けられた水
は、下防滴部材23に設けられた排出路(図示せず)か
ら排水される。
は、図3に示すようにAl−Si−Feの3元系金属間
化合物、或いはAl−Si−FeにMn、V、Mo、C
r、Co、Ni、Wのうち選択された元素との多元系金
属間化合物(Al−Si−Fe−Mnなど)が晶出する
と共に、Si粒子が晶出する。そして、この鋳造工程
で、その鋳造板材21の冷却速度を上記のように3〜6
℃/secに制御することによって上記金属間化合物の
晶出物の大きさを30〜70μm、Si共晶組織の大き
さを40μm以下に制御できる。
冷間で15mmから6mmの板厚に連続圧延され、次
に、鋳造板材21に接着層形成用の薄いAl板を圧接
し、その後、鋳造板材21を裏金鋼鈑に圧接してバイメ
タルを製造する。次いで、鋳造板材21と裏金鋼鈑との
接着力を高めるための焼鈍を行った後、Al合金を強化
するために470℃で20分間保持する溶体化処理を行
い、水冷後、170℃で15時間保持する時効処理を施
す。
よって鋳造当初の大きさ40〜55μmから1〜20μ
m程度に粉砕されて図4に示すようにシャープエッジを
持った角張った形状になると共に、その金属間化合物か
らなる硬質粒子が1mm2当たり6〜200個分布する
ようになる。このような硬質粒子の大きさおよび分布は
その後の熱処理によってもほとんど変わることはない。
一方、Si粒子も圧延、圧接などによって粉砕され、時
効処理後の最終的な形態では最大径が5μm未満の丸み
を帯びた形状で、1mm2当たり200個以上分布する
ようになる。その後、バイメタルを機械加工して半割円
筒状の軸受を製造する。
合金成分(質量%)、鋳造に使用した連続鋳造装置の種
類、冷却速度を示す。同表の鋳造装置の欄のBC1は水
噴射パイプを備えた本発明の連続鋳造装置、BC2は水
噴射パイプのない従来の連続鋳造装置を示す。
合金11〜16(従来品)について、鋳造板材の組織検
査、圧延性の調査結果、および軸受として製造し、疲労
試験、摩耗試験、焼付試験を行った結果を示す。疲労試
験、摩耗試験、焼付試験の条件は表3〜5に示す。
いて分析して見る。同表において組織の欄の○印は偏析
はなく、また、金属間化合物の晶出物の大きさは40〜
55μmの範囲にあって均一に分散していることを示
し、×印は偏析ありを示す。この表2でいう偏析とは、
鋳造板材の組織の結晶粒にばらつきがある、或いはSn
やSiの分布が不均一である、或いは粗大なAl−Si
−Fe系の金属間化合物が存在する状態を言う。圧延性
については、圧延工程で50%圧下した場合の鋳造板材
の端部の割れの深さで評価し、割れの深さが5mm以下
のものには○印、5mmを越えるものには×印を付して
示した。
℃/secで急冷する発明品はいずれも組織に偏析はな
く、冷却速度が3℃/sec未満で徐冷状態となる従来
品はいずれも組織に偏析があった。その結果、発明品は
いずれも圧延時の割れが軽微で圧延性は良く、従来品は
大きな割れを生じて圧延性に劣ることが分かる。このた
め、発明品では1回当たりの圧下量を大きくして生産性
を高めることが可能である。また、耐疲労性、耐摩耗
性、非焼付性についても、発明品の方が従来品よりも優
れていることが理解される。
3〜6℃/secの冷却速度で冷却して鋳造板材21を
鋳造することにより、その鋳造板材21に晶出する金属
間化合物およびSiを粗大化しないように適度な大きさ
に制御し、これにて、その後の圧延時に鋳造板材21に
割れが発生しないようにすると共に、その圧延に伴って
生ずる金属間化合物、Si晶出物の粉砕により、金属間
化合物については、前述したラッピング作用などを有効
に発揮して非焼付性ひいては耐摩耗性を向上させ得る大
きさとなるようにし、Si粒子についてはAlマトリッ
クスに広く分布して耐疲労性を向上させ得る大きさとな
るようにできるものである。
例に限定されるものではなく、例えばAl−Si−Fe
の3元系金属間化合物、Al−Si−FeにMnなどを
加えた多元系金属間化合物を晶出するアルミニウム系軸
受合金を対象にしたものに限られず、通常のアルミニウ
ム系軸受合金を対象とした鋳造方法、鋳造装置に適用し
ても良いなど、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し
て実施することができる。
の出口側の断面図
図
した鋳造板材の顕微鏡写真の模式図
圧延後の鋳造板材の顕微鏡写真の模式図
無端ベルト、14は溶湯溜め(溶湯供給手段)、17、
18は水冷ジャケット(冷却手段)、19、20はロー
ラコンベア、21は鋳造板材、22、23は水噴射パイ
プ(水噴射手段)、24、25は防滴部材、26、27
は空気噴出パイプ(空気噴出手段)である。
Claims (10)
- 【請求項1】 走行する一対の無端ベルトのうち、ほぼ
平行に対向する部分の間に鋳造空間を形成し、この鋳造
空間に溶融したアルミニウム軸受合金を供給して板状に
連続的に鋳造する連続鋳造方法において、 前記アルミニウム軸受合金の凝固時の冷却速度ΔTを3
〜6℃/secに制御することを特徴とするアルミニウ
ム軸受合金の連続鋳造方法。 但し、ΔT=(T−500)/t T:アルミニウム軸受合金の鋳造開始時の温度(℃) t:アルミニウム軸受合金の温度が500℃に低下する
までの鋳造開始からの時間(sec) - 【請求項2】 前記アルミニウム軸受合金は、3〜40
質量%のSn、0.5〜7質量%のSi、0.05〜2
質量%のFeを含み、Al−Si−Feの3元系金属間
化合物を晶出することを特徴とする請求項1記載のアル
ミニウム軸受合金の連続鋳造方法。 - 【請求項3】 前記アルミニウム軸受合金は、3〜40
質量%のSn、0.5〜7質量%のSi、0.05〜2
質量%のFeの他、Mn、V、Mo、Cr、Co、N
i、Wのうちから選択された1種以上の元素を総量で
0.01〜3質量%含有し、Al−Si−Feに当該選
択された元素が加わった多元系金属間化合物を晶出する
ことを特徴とする請求項1記載のアルミニウム軸受合金
の連続鋳造方法。 - 【請求項4】 前記アルミニウム軸受合金は、B、T
i、Zrのうちから選択された1種以上の元素を総量で
0.01〜2質量%含むことを特徴とする請求項2また
は3記載のアルミニウム軸受合金の連続鋳造方法。 - 【請求項5】 前記アルミニウム軸受合金は、Cu、M
g、Znのうちから選択された1種以上の元素を総量で
0.1〜5質量%含むことを特徴とする請求項2ないし
4のいずれかに記載のアルミニウム軸受合金の連続鋳造
方法。 - 【請求項6】 アルミニウム軸受合金を板状に連続的に
鋳造する連続鋳造装置において、 走行する一対の無端ベルトを備え、当該一対のベルトの
ほぼ平行に対向する部分の間に鋳造空間を形成したベル
ト鋳造手段と、 このベルト鋳造手段の前記鋳造空間に前記アルミニウム
軸受合金の溶湯を当該鋳造空間の一端側から供給する溶
湯供給手段と、 前記鋳造空間に供給された溶湯を前記一対の無端ベルト
を介して冷却する冷却手段と、 前記一対の無端ベルトの走行により、前記鋳造空間で連
続的に鋳造されて当該鋳造空間の他端側から送り出され
る鋳造板材に対し、その表裏両側から水を噴射して冷却
する水噴射手段とを具備してなるアルミニウム軸受合金
の連続鋳造装置。 - 【請求項7】 前記水噴射手段は、前記鋳造板材に対
し、前記鋳造空間の他端側から送り出された直後の部分
に水を噴射することを特徴とする請求項6記載のアルミ
ニウム軸受合金の連続鋳造装置。 - 【請求項8】 前記水噴射手段から鋳造板材に噴射され
た水の飛散を防止する防滴部材が前記鋳造空間から送り
出される前記鋳造板材の表裏両側を覆うように配置され
ていることを特徴とする請求項6または7記載のアルミ
ニウム軸受合金の連続鋳造装置。 - 【請求項9】 前記防滴部材の少なくとも前記鋳造空間
側の端部は、鋳造空間側に向かって前記鋳造板材に次第
に接近するように傾斜していることを特徴とする請求項
8記載のアルミニウム軸受合金の連続鋳造装置。 - 【請求項10】 前記水噴射手段よりも前記鋳造空間側
においてエアカーテンを形成して前記水噴射手段から噴
射された水が前記無端ベルト側に飛散することを防止す
る空気噴出手段が設けられていることを特徴とする請求
項6ないし9のいずれかに記載のアルミニウム軸受合金
の連続鋳造装置。
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