JP2002115735A - 成形エアスリーブ - Google Patents

成形エアスリーブ

Info

Publication number
JP2002115735A
JP2002115735A JP2001173804A JP2001173804A JP2002115735A JP 2002115735 A JP2002115735 A JP 2002115735A JP 2001173804 A JP2001173804 A JP 2001173804A JP 2001173804 A JP2001173804 A JP 2001173804A JP 2002115735 A JP2002115735 A JP 2002115735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
ply
reinforcing
air
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001173804A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert Charles Schisler
チャールズ シスラー ロバート
James Edwin Woodlee
エドウィン ウッドリー ジェームス
Jeffrey Mark Frye
マーク フライ ジェフリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JP2002115735A publication Critical patent/JP2002115735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/04Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall
    • F16F9/0409Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall characterised by the wall structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、密封度が高く、かつ、剛性なスリ
ーブ端部を備えた管状の形状を有するエアスリーブを提
供する。 【解決手段】 少なくとも1つの補強用プライが、一方
のスリーブ端部から、反対側のスリーブ端部に延び、補
強用プライは、プライコート合成物に包まれたコードと
を有し、補強用プライの少なくとも1つの端部が、一方
のエアスリーブ端部で終端している。本発明によれば、
補強手段は、補強用プライの端部から、プライコード合
成物よりも大きな距離をあけて配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形エアスリーブ
に関する。本発明は、特に、エアスリーブの端部に所望
の構造を達成するように成形エアスリーブを構成および
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エアスリーブは、ゴムのインナーライナ
と、すだれ織の2つのプライと、ゴムカバーとを有す
る。これらのスリーブは、ショックアブソーバおよびス
トラットの空気ばねとして取り付けられることにより、
自動車のヘルパースプリング市場に最大の商業用途があ
る。他の用途として、トラックの運転室のサスペンショ
ンのばね、トラックの運転者用シートのばね、および多
種多様な工業用空気ばねがある。
【0003】エアスリーブは、いろいろな端部を有する
ように製造されるが、これらの端部は、コードプライの
末端が空気にさらされる構造(一般に切断端部)と、
「密封端部」と呼ばれる、コードプライの末端がゴムの
中に完全に包囲されていなくてはならない構造と、の2
種類の基本構造に大別される。密封端部のスリーブにつ
いて述べると、スリーブの端部がエアスプリングの高圧
室に露出し、高圧の空気が露出したコードの端末に入っ
てエアスリーブの本体に移動することにより、露出した
コードプライ端部がスリーブの故障を招くかもしれない
場合に、コードの末端をゴムで密封することは非常に重
要である。
【0004】エアスリーブの別の共通要件は、コードプ
ライの末端が、部品(エアスリーブ)の0.20”以下
(5.1mm以下)の密封端部であることである。この
要件はエアショックアブソーバ製造業者のニーズ、すな
わち、圧着留め具の端部を越える余分な材料を無くすこ
と、部品の端部のすぐ近くに圧着すること、およびコー
ドプライがスリーブの端部のすぐ近くで終わることを要
する優れた圧着を持つこと、に関わる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、密封端
部を備えたエアスリーブの製造にはいくつかの問題が生
じることがある。第1に、密封端部式のいくつかのエア
スリーブは、コード末端が部品の端部から0.20”以
内(5.1mm以内)に配置されることを要するだけで
なく、部品の端部の面取り角が一般に30°〜60°で
あることも要し、これにより部品の端部の厚さを50%
まで減少させる。端部に隣接していることおよび面取り
された形状であることを求めるコードに対する複合要件
は、面取り部による被覆ゴムの損失のため、成形工程中
にコード末端を確実に密封することを極めて難しくする
可能性がある。
【0006】第2に、成形工程で部品の片側に膨張可能
なブラダーが使用され、部品の反対側に金属の型が使用
される場合、ブラダーが膨張するにつれ、エアスリーブ
の端部領域の著しい移動が生じる可能性がある。これに
より、エラストマーが柔軟で流動状態であるときに、コ
ードの末端が部品の一方の表面に向かって移動すること
がある。これにより、コード末端の密封が不確実になる
ことがある。
【0007】第3に、エアスリーブの中には、部品に対
して硬い、すなわち容易に曲がらない端部を備えなくて
はならないものもある。この目標は、密封端部、すなわ
ち密封され面取りされた端部も要求される場合に達成が
難しいことがある。部品の端部まで完全に延びるコード
が存在しないために剛性が減少し、また、面取りが剛性
を著しく減少させる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、エアスリーブ
に関する。エアスリーブは、両側のスリーブ端部を有す
る管状の形状を有する。少なくとも1つの補強用プライ
は、一方のスリーブ端部から、反対側のスリーブ端部に
延び、補強用プライは、プライコート合成物に包まれた
コードとを有し、補強用プライの少なくとも1つの端部
は、一方のエアスリーブ端部で終端する。本発明によれ
ば、補強手段は、補強用プライの端部から、プライコー
ド合成物よりも大きな距離をあけて配置されている。
【0009】補強手段は、繊維充填エラストマー、織布
プライ、ニット布プライ、スパンバンドプライ、および
コード補強プライから成る群より選択される。補強手段
が繊維充填ゴムである場合、エラストマーは、繊維切片
1.5〜6phr(ゴム100部あたりの部数)からな
る。繊維の公称長さは、約1/16インチ〜1/4イン
チ(1.5mm〜6.5mm)である。
【0010】開示される発明の別の態様において、エア
スリーブの両端部の両方に補強手段が設けられる。
【0011】本発明では、前述の望ましいエアスリーブ
を達成するエアスリーブ形成方法も開示されている。
【0012】本発明を、一例として添付図面を参照しな
がら説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、空気式ショックアブソー
バ、すなわちストラットに使用されるタイプのエアスリ
ーブ2を示す。エアスリーブ2は、一方のスリーブ端部
10を裏返しにした状態で配置されており、ストラッ
ト、すなわちショックアブソーバにすぐに取り付けられ
るようになっている。図2に示されているように、スリ
ーブ2がサスペンションストラット4に用いられる場
合、一方のスリーブ端部6が、ショックアブソーバ4の
内部に形成される圧力室8の中で拘束され、他方のスリ
ーブ端部10が、圧力室8の外側で拘束される。通常、
圧力室8の外側で拘束されるスリーブの端部10が切断
端部であり、圧力室8の内側で拘束されるスリーブの端
部6が密封端部である。
【0014】本発明によれば、エアスリーブ2の密封端
部6は付加補強層12と一緒に形成される。図3(A)
〜(C)参照。補強層12A、12B、12Cは、スリ
ーブ端部に位置し、補強用プライ18、19の端部26
から距離tだけ離れている。距離tは、補強層12と、
補強用プライ18、19の端部26との間の最短距離と
して測定される。距離tは、補強用プライ18、19の
コード27を被覆しているプライコートの厚さPよりも
大きい。補強層12は、スリーブ2の密封端部6のいろ
いろな位置に配置することができ、補強層12の正確な
位置および形状は、いくつかの特定の実例によって限定
されるものではない。付加補強層12は、エアスリーブ
2を製造する際に補助的な役割をし、スリーブ端部6の
所望の形状を保証し、また、スリーブ端部6において付
加的な補強を提供する。
【0015】本発明のエアスリーブ2および本発明のエ
アスリーブ端部6のいくつかの特定の実施例について以
下に説明する。図3(A)において、補強層12Aは、
補強層12Aの厚さの約半分の距離tだけ補強用プライ
から離れている、比較的太い繊維が充填されたゴム層で
ある。図3(B)において、補強層12Bは、細いコー
ドによって補強された層である。補強層12Bは、スリ
ーブ端部6の表面に沿いに位置する。図3Cにおいて、
補強層12Cは、スリーブ端部6の内部に包含されてい
るファイバ充填ゴム層である。本発明のエアスリーブの
これらの実例から明らかであるように、補強層12は種
々の材料から作製してもよいし、特定の記載実施例その
もの以外のスリーブ端部に多種多様な構成で配置しても
よい。他の構成として、スリーブ2の端部6の全体を包
囲(すなわち、端部を覆うようにU字形に包囲)する構
成、および、スリーブの片側だけに沿って延びる補強層
12を有する構成、などもある。
【0016】可撓性の成形エアスリーブ2を製造する第
1の段階は、未硬化の管状の予備成形物の組立である。
管状の予備成形物の層を積み重ねる効果的な方法であれ
ば、どれでも適している。好適な自動化方法は、米国特
許第3,794,538号に開示され、図4に示されて
いる。図示の方法では、回転可能なマンドレル14上に
2つのスリーブが同時に作製され、マンドレル14の長
さは、作製されるエアスリーブ2の長さの2倍よりも大
きい。エアスリーブ2の個々の構成要素は、エアスリー
ブ2の組立中の材料の取扱いを簡単にする移動ベルト1
6上に横たえられる。したがって、ベルト16上に横た
えられた構成要素も、作製される単一のエアスリーブ2
の必要長の2倍の長さになる。ベルト16上に横たえら
れる通常の構成要素は、少なくとも1つの補強用プライ
18、19と被覆層20である。被覆層20に隣接して
いるのは、移動ベルト16の中央に置かれている補強層
22である。補強層22の幅は、製造するエアスリーブ
2の各端部に必要な幅の2倍である。
【0017】予備成形物を組み立てる際、別の作業によ
り最も内側のゴム層24が押出され、わずかに拡張させ
られ、回転マンドレル14の上を滑らされる。第1のプ
ライ18が、回転マンドレル14と移動ベルト16によ
って、最も内側のゴム層24の上に重なるようにマンド
レル14に螺旋状に付着させられる。第2のプライ19
は、第1のファブリック層18の上に反対向きに螺旋状
に巻き付けられる。布プライ18、19は、斜めに裁断
されて反対方向に延びるコードを含んでいる。プライ1
8、19のコードは、プライコート合成物に包まれてプ
ライ18、19を形成する。管状の予備成形物は、多種
多様な任意の布コード、希望すればファブリックからも
構成でき、製造されるエアスリーブ2のタイプによって
プライ18、19のコードの特定バイアス角度が決まる
ことを理解されたい。カレンダー加工されたゴムの被覆
層20が、下に横たわる層24、18、19の上に付着
させられる。最後に、補強層22が被覆層20上に中央
に巻き付けられる。回転マンドレル14上で組立てられ
た後、予備成形物はマンドレルから外され、半分に切断
されて2つの別個の予備成形物となる。
【0018】予備成形物が半分に切断された後、予備成
形物の一方の端部は付加補強層22を有するが、予備成
形物の反対側の端部は有しない。図示されていないが、
予備成形物の両方の端部に付加補強層22を設けること
もできる。そのような構造の場合、付加補強層22は、
中央の補強層に隣接する移動ベルト16上に横たえても
よいし、いずれか他の妥当な方法で付着させてもよい。
補強層22が予備成形物の少なくとも一方の端部に位置
する状態で予備成形物が組立てられて適切な長さに切断
された後、予備成形物は硬化させられてエアスリーブ2
となる。
【0019】予備成形物を作製する別の方法として、限
定的ではないが、1つのスリーブだけを製造するのに必
要な材料を積み重ねる方法、最も内側のゴム層24が回
転マンドレル14に加えられる前に補強層22を回転マ
ンドレル14に加える方法、または、2倍長の予備成形
物の両端にのみ補強層22を加える方法、などがある。
【0020】補強層は、種類の異なる複数の材料から形
成してもよい。図3(A)と図3(C)に示されるよう
に、補強層12A、12Cは、繊維強化エラストマーで
ある。エラストマー基材は、限定的ではないが、ポリク
ロロプレン、ポリエピクロロヒドリン、ポリイソブチレ
ン、ハロゲン化ポリイソブチレン、天然ゴム、ポリイソ
プレン、ポリブタジエン、スチレンブタジエン、および
そのようなエラストマーのブレンドなどのエラストマー
など、エアスリーブの製造に広く使用されているエラス
トマーから選択される。被覆層20によく付着するエラ
ストマーであればどれであっても補強層12A、12C
のエラストマー基材として満足である。予備成形物の硬
化時に補強層12A、12Cがすぐに被覆層20に付着
してスリーブ2を形成するように、エラストマー基材
は、被覆層20を形成するために使用されているエラス
トマーと同系統のものであることが好ましい。エラスト
マーは、約1.0〜10phr、好ましくは1.5〜
6.0phr、好適な充填率6.0phrの繊維を備え
ている。繊維は、公称長さ約1/16インチ〜約1/4
インチ(1.5mm〜6.5mm)、好適な長さ約3/
16インチ(4.75mm)の短繊維である。繊維は、
補強層12A、12Cの中で方向付けられていてもよい
し、そうでなくてもよい。繊維は、綿、ナイロン、レー
ヨン、ポリエステル、アラミド、ガラス、金属、スティ
ール、カーボンなど、通常の補強用繊維材料のものであ
ればどれでもよい。
【0021】図3(B)に示されているように、補強層
12Bは、ファブリック層またはコード層から形成する
こともできる。補強層12Bがファブリック層である場
合、ファブリック層は、レーヨン、ナイロン、ポリエス
テル、アラミド、または綿などの材料、またはそのよう
な材料の組み合わせから織る、編む、またはスパンボン
ドすることもできる。ファブリックの厚さは薄いことが
好ましい。または補強層12Bは、ファブリック層と同
じ材料から形成され、カレンダー加工されたコード層で
あってもよい。補強層12Bが任意の被覆ゴムすなわち
エアスリーブ2のゴムに接着するように、接着剤層を補
強層12Bに一般的な方法で塗布することもできる。
【0022】いくつかの硬化/成形工程では、スリーブ
予備成形物の片側に膨張可能なブラダーを使用し、スリ
ーブの反対側に金属の型を使用する。予備成形物は、膨
張可能なブラダーと金属の型を使用して硬化させられ
る。予備成形物は膨張可能なブラダーの上に置かれ、次
に、金属の型の中に入れられる。あるいは、予備成形物
は金属の型の外側に置かれ、次に膨張可能なブラダーの
中に圧縮式に入れられる。金属の型は、硬化時にスリー
ブ2とスリーブ端部6、10に所望の形状を与えてスリ
ーブ2を形成するように輪郭付けがなされている。膨張
可能なブラダーは、予備成形物を、輪郭に合致している
金属の型に押し付け、スリーブ端部6、10を形成する
型の輪郭部に押しこむ。補強層12がきわめて限定され
ているので、ブラダーが膨張しても、エアスリーブ端部
6におけるエラストマーの流動が生じない。
【0023】繊維充填エラストマー12A、12Cの繊
維切片であろうと、ファブリックまたはコード層12B
で用いられている繊維であろうと、補強層12内の繊維
は、最も内側のゴム層24または被覆層20の無繊維補
強エラストマーの流動性よりも大きな耐流動性を備えた
補強層12を形成する。スリーブ2が硬化させられると
き、補強層12は、スリーブ端部6におけるその位置を
維持し、スリーブ端部6は所望の形状を維持し、コード
端部26の任意の動きは実質的に減少させられる。
【0024】補強層12は、スリーブ端部6の強度と剛
性も増加させる。スリーブ端部6が先細の端部を構成す
るように成形されると、補強層12が、スリーブ2の成
形中、スリーブ端部6の形作られた先細部を維持するの
を助けるとともに、先細のスリーブ端部6の剛性を増加
させる。
【0025】本発明により製造されるエアスリーブは、
図5に示されるように、空気ばね30にも有用である。
空気ばねのエアスリーブ32は、上側リテーナ36によ
って一方の端部34が固定され、下側リテーナ40とピ
ストン42との間に反対側の端部38が固定される。エ
アスリーブの両端部38、34は、定められた成形形状
を有する。下側リテーナ40とピストン42との間に固
定される端部38を、図5の図(A)にさらに明確に示
す。スリーブ端部38は先細の形状を有し、補強プライ
46のコード端部44は、エアスリーブ端部38のちょ
うどその端部の手前で終端している。スリーブ端部38
は、前述のように、本発明による繊維充填エラストマー
48である補強層12とともに示されている。図6に、
上に開示された本発明の方法を利用して形成することに
よって同様に恩恵が得られる、さらに複雑に形作られた
エアスリーブ端部50を示す。端部52は、本発明によ
り繊維充填エラストマーから形成される。ファブリック
/コード補強層を使用して、図5(A)に示されるよう
にもっと単純な輪郭を有するスリーブ端部を形成するこ
ともできるが、図6に示されるようにもっと複雑な形状
を有するスリーブ端部に繊維充填エラストマーを使用し
て所望の形状にした方が良い。
【0026】エアスリーブの端部に補強層を利用するこ
とにより、エアスリーブの端部に必要な強度とコード縁
部保護を与えながらエアスリーブの残りの部分を、成形
のあいだに流れる傾向が大きい曲げ耐久性の高い合成物
から作製することができる。したがってエアスリーブの
性能が損なわれることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】端部が裏返され、ストラット/ショックアブソ
ーバに取り付ける準備が整っている成形エアスリーブの
図である。
【図2】エアスリーブ付き空気式サスペンションストラ
ットの図である。
【図3】図(A)は本発明のエアスリーブの一実施形態
の図である。図(B)は本発明のエアスリーブの別の実
施形態の図である。図(C)は本発明のエアスリーブの
さらに別の実施形態の図である。
【図4】本発明によるエアスリーブを組立てる方法を示
す図である。
【図5】空気ばねの図である。図(A)は、本発明によ
るエアスリーブの端部の図である。
【図6】本発明の別のエアスリーブの図である。
【符号の説明】
2 エアスリーブ 4 サスペンションストラット 6 密封端部 8 圧力室 10 切断端部 12 補強層 14 回転マンドレル 16 移動ベルト 18 ファブリック層 19 プライ 20 被覆層 22 補強層 24 ゴム層 26 コード端部 27 コード 32 エアスリーブ 34 端部 36 上側リテーナ 38 スリーブ端部 40 下側リテーナ 42 ピストン 44 コード端部 46 補強プライ 48 繊維充填エラストマー 50 エアスリーブ端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 ロバート チャールズ シスラー アメリカ合衆国 44262 オハイオ州 マ ンロエ フォールズ ハリィ アヴェニュ ー 143 (72)発明者 ジェームス エドウィン ウッドリー アメリカ合衆国 44240 オハイオ州 ケ ント ビルッツ ロード 3475 (72)発明者 ジェフリー マーク フライ アメリカ合衆国 44685 オハイオ州 ユ ニオンタウン ニューベリィ アヴェニュ ー エヌダブリュ 10733 Fターム(参考) 3J045 AA10 BA01 BA02 CB11 CB17 CB18 DA01 EA10 3J069 AA28 DD40 DD47

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状の形状と、両側のスリーブ端部と、
    一方のスリーブ端部から反対側のスリーブ端部まで延在
    する少なくとも1つの補強用プライと、を有し、前記補
    強用プライがプライコード合成物に包まれたコードを有
    し、前記補強用プライの少なくとも一方の端部が一方の
    スリーブ端部で終端しているエアスリーブにおいて、 補強手段が、前記補強用プライの端部から、プライコー
    ド合成物より大きい距離をあけて配置されていることを
    特徴とするエアスリーブ。
  2. 【請求項2】 前記補強手段が、繊維充填エラストマ
    ー、織布プライ、ニット布プライ、スパンボンドプラ
    イ、およびコード補強プライから成る群より選択される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のエアスリーブ。
  3. 【請求項3】 両側のスリーブ端部を備えた管状の形状
    を有するエアスリーブを形成する方法であって、複数の
    層を組立てて管状の予備成形物を成形する段階と、管状
    の予備成形物を硬化させてエアスリーブを形成する段階
    とを有し、前記層のうちの少なくとも1つが、少なくと
    も一方の端部が一方のスリーブ端部で終端し、プライコ
    ード合成物に包まれたコードを有する少なくと補強用プ
    ライである方法において、 少なくとも1つの前記層が補強層であって、補強層が補
    強用プライの端部から、プライコード合成物よりも大き
    な距離をあけて配置されるように前記複数の層を組立て
    る段階を有し、 前記補強層が繊維充填エラストマーであることを特徴と
    する方法。
JP2001173804A 2000-06-13 2001-06-08 成形エアスリーブ Pending JP2002115735A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/592247 2000-06-13
US09/592,247 US6264178B1 (en) 2000-06-13 2000-06-13 Molded air sleeves

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002115735A true JP2002115735A (ja) 2002-04-19

Family

ID=24369914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001173804A Pending JP2002115735A (ja) 2000-06-13 2001-06-08 成形エアスリーブ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6264178B1 (ja)
EP (1) EP1164309B1 (ja)
JP (1) JP2002115735A (ja)
BR (1) BR0102285A (ja)
DE (1) DE60118461T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015183825A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 キーパー株式会社 配線用ダストカバー及び配線用ダストカバー組み付け方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6637733B1 (en) * 2002-06-12 2003-10-28 Bfs Diversified Products, Llc Air spring with vibration isolation
MXPA03006214A (es) * 2002-07-22 2004-02-04 Goodyear Tire & Rubber Compuesto que tiene compuesto de caucho con hidrotalcita.
US6719279B1 (en) * 2002-08-21 2004-04-13 Bfs Diversified Products, Llc Air spring sleeve
EP1546573A1 (en) 2002-08-30 2005-06-29 Freudenberg-NOK General Partnership Airspring sleeve
US20040248485A1 (en) 2003-06-03 2004-12-09 Kerstetter Randal Howard Airsleeve
US7250203B2 (en) * 2003-10-16 2007-07-31 The Goodyear Tire & Rubber Company Airsleeve
DE10361089A1 (de) * 2003-12-22 2005-07-21 Continental Aktiengesellschaft Luftfeder
DE102004016660B3 (de) * 2004-04-05 2005-12-01 Contitech Luftfedersysteme Gmbh Luftfederrollbalg aus elastomerem Werkstoff
US20060071378A1 (en) * 2004-10-05 2006-04-06 Bfs Diversified Products, Llc Fluid suspension apparatus and method of manufacturing same
US20060131797A1 (en) * 2004-12-22 2006-06-22 Kerstetter Randal H Iii Airspring
US7703480B1 (en) * 2005-08-01 2010-04-27 Hillerich & Bradsby Co. Composite tubes and method of manufacturing same
DE102005041800B3 (de) * 2005-09-02 2007-03-01 Otto Sauer Achsenfabrik Gmbh Luftfederbalg
DE102006033197A1 (de) * 2006-07-18 2008-01-24 Continental Aktiengesellschaft Rollbalg für eine Luftfeder
US8800974B2 (en) 2006-11-14 2014-08-12 Firestone Industrial Products Company, Llc Air spring sleeve
US8403307B2 (en) * 2007-08-30 2013-03-26 Firestone Industrial Products Company, Llc Gas spring assembly and method of manufacture
WO2009032580A2 (en) * 2007-08-31 2009-03-12 Firestone Industrial Products Company, Llc Spring body for gas spring assembly and method of forming same
CN102187114A (zh) * 2008-08-14 2011-09-14 凡士通工业产品公司 进行重复变形的橡胶制品和制造其的组合物
DE102010000290A1 (de) * 2010-02-03 2011-08-04 ContiTech Luftfedersysteme GmbH, 30165 Luftfedereinrichtung eines Schienenfahrzeuges
DE102010061163B4 (de) * 2010-12-10 2019-04-11 Contitech Luftfedersysteme Gmbh Luftfeder für Nutzfahrzeuge mit einem Rollbalg aus elastomerem Werkstoff, dessen Enden jeweils einen Befestigungswulst aufweisen
FR2973089B1 (fr) 2011-03-24 2013-04-19 Hutchinson Membrane pour suspension secondaire a air de vehicule terrestre ou ferroviaire, son procede de fabrication, suspension et vehicule l'incorporant.
CN110953283A (zh) * 2019-08-07 2020-04-03 安徽莱特气弹簧有限公司 一种控阀活塞及其生产加工方法和气弹簧
KR102212684B1 (ko) * 2020-07-30 2021-02-04 현대자동차주식회사 에어 스프링

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2922637A (en) 1957-05-29 1960-01-26 Gen Motors Corp Air spring bellows
NL129255C (ja) * 1964-03-11 Michelin & Cie
US3794538A (en) 1970-07-13 1974-02-26 Goodyear Tire & Rubber Method of making a rolling lobe diaphragm
US4673168A (en) 1985-06-25 1987-06-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Airspring and a method for making airspring flexible members
JPS62292939A (ja) * 1986-06-13 1987-12-19 Bridgestone Corp 空気ばね
US4844429A (en) 1986-11-10 1989-07-04 The Firestone Tire & Rubber Company Die spring construction
US4762308A (en) 1987-03-30 1988-08-09 The Firestone Tire & Rubber Company Damping valve for air spring suspension systems
US4763883A (en) 1987-03-30 1988-08-16 The Gates Rubber Company Airspring and sleeve
US4784376A (en) 1987-06-17 1988-11-15 The Firestone Tire & Rubber Company End cap assembly for air spring
US5201499A (en) 1991-08-28 1993-04-13 Bridgestone/Firestone, Inc. Fabric reinforced stiffener for air springs
DE4342888C1 (de) * 1993-12-16 1995-04-06 Continental Ag Luftfeder mit einem abgedichtet befestigten Luftfederbalg
DE4423601C2 (de) 1994-07-06 1997-08-21 Continental Ag Luftfederrollbalg aus elastomerem Werkstoff
DE4423602A1 (de) * 1994-07-06 1996-01-11 Continental Ag Verfahren zur Herstellung von wulstlosen Schlauchrollbälgen
US5580033A (en) 1995-04-07 1996-12-03 The Goodyear Tire & Rubber Company Bellows type air spring and method of making same
DE29619081U1 (de) 1996-11-04 1997-01-09 ContiTech Luftfedersysteme GmbH, 30165 Hannover Rollbalg-Luftfeder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015183825A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 キーパー株式会社 配線用ダストカバー及び配線用ダストカバー組み付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE60118461D1 (de) 2006-05-18
BR0102285A (pt) 2002-02-19
US6264178B1 (en) 2001-07-24
DE60118461T2 (de) 2006-11-02
EP1164309B1 (en) 2006-04-05
EP1164309A2 (en) 2001-12-19
EP1164309A3 (en) 2003-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002115735A (ja) 成形エアスリーブ
EP0736697B1 (en) Bellows type air spring and method of making same
AU645436B2 (en) Fabric reinforced stiffener for air springs
CN101102883B (zh) 充气轮胎的制造方法
US6719279B1 (en) Air spring sleeve
JP3464014B2 (ja) 流体圧スリーブの端部材への組み込み方法と、流体圧スリーブを有する流体圧装置
JP4353578B2 (ja) ランフラットタイヤ用のバンドエレメント及びその建設方法
KR101100634B1 (ko) 공기 타이어
EP0862987A3 (en) Abrasion-resistant elastomeric member for a tire-building drum
US7784771B2 (en) Spring body for gas spring assembly and method of forming same
JPH10132007A (ja) 空気ばね
EP1790502B1 (en) Run flat support body for pneumatic tire
JP2009127714A (ja) 空気ばね用筒状可撓膜体およびそれの製造方法
EP1177091A1 (en) Tire building bladder
CN113939411A (zh) 轮胎
JP2000346252A (ja) 蛇腹補強ゴムホース
JPS6028589Y2 (ja) 低気体透過性ホ−ス
JPH06270292A (ja) 流体圧力装置用フレキシブルスリーブの製造方法
JP2009115105A (ja) 空気ばね用筒状可撓膜体。
JPH04276431A (ja) 強化プラスチック製連結部材
JPS61236969A (ja) 空気ばね用ダイアフラム
JPH07317968A (ja) 複合ホース
JPH0216038A (ja) 補強層をもつ分岐ホースの製造方法
JPH07178836A (ja) 帯状袋体の製造方法
JPH07164841A (ja) タイヤ及びその製造方法