JP2002113741A - 射出成形体およびその製造方法 - Google Patents

射出成形体およびその製造方法

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孝史 五十木
Takao Umezawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドウインカー1を、ダイスライドインジ
ェクション法を用いて成形するに際し、二次射出時の射
出圧を受けて、一次製品であるレンズ部2が変形しない
ようにする。 【解決手段】 一次製品であるハウジング4に、レンズ
部2に嵌合する嵌合凸部4eを形成し、該嵌合凸部4e
に形成のテーパ部4fとレンズ部2側に形成のテーパ部
2fとを面接触させ、これにより、嵌合凸部4eの嵌合
が容易に行えながら、二次射出圧をテーパ接触する係合
凸部4eで受けるようにして変形防止をした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ボディに取
付けられるサイドウインカー等の射出成形体およびその
製造方法の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来技術】一般に、この種射出成形体の例として、車
両の折曲方向がボディ側面からも視認できるよう設けら
れるランプとしてサイドウインカーがある。そしてこの
様なサイドウインカーは、レンズ部と、電球が組み込ま
れるハウジングとをそれぞれ型成形し、これらを突き合
わせ接着して形成することになるが、このようなものの
製造方法として、ダイスライドインジェクション法が知
られている。この方法は、例えば、特公平2−3837
7号公報に記載されるように、可動型と固定型を上下方
向に対向配設した状態で各一次製品をそれぞれ型成形
(一次成形)した後、可動型をスライド移動して両一次
製品同志を突合せ、この突合せ面部の外周に形成した凹
溝に樹脂材を二次射出して二次製品を一体に型成形(二
次成形)するようにしている。ところがこのものでは、
二次成形時において、特に前記突合された一次製品の内
周面側は中空状態になっているような場合に、二次成形
する際の射出圧を受けて内側に変形するという問題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで特開平11−1
79754号公報に示す如く、突合せ面部を凹凸嵌合す
る構成にして二次射出圧を、凹凸嵌合した一次製品の両
者で受けるようにして、一次成形での反り、変形の改善
を図る矯正効果を伴うようにしたものが提唱される。と
ころが前記凹凸嵌合は、嵌合面が嵌合方向と平行である
ため、加工精度によって凹凸嵌合が緩い場合には嵌合面
同士に隙間ができてしまううえ、二次射出圧を受けての
変形が免れない一方、凹凸嵌合が堅い場合には円滑な凹
凸嵌合ができなくなるという問題があり、ここに本発明
が解決せんとする課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、半割り状の一次製品をそれぞれ一
次射出で成形した後、該一次製品同志の突き合わせを
し、しかる後、該突き合わせ部に樹脂材を二次射出する
ことで一次製品同志が一体化された二次製品として射出
成形体を成形するにあたり、一方の一次製品に形成され
る凸状部を、他方の一次製品に形成される凹状部に突き
合わせをし、該突き合わせ部位にて互いに対向する凸状
部と凹状部との少なくとも一方に形成のテーパ面部を他
方の部材に接触せしめた後、前記二次射出をするように
したことを特徴とする射出成形体の製造方法である。ま
た、半割り状の一次製品をそれぞれ一次射出で成形した
後、該一次製品同志の突き合わせをし、しかる後、該突
き合わせ部に樹脂材を二次射出することで一次製品同志
が一体化された二次製品として成形される射出成形体に
おいて、前記一次製品の一方には、他方の一次製品に形
成の凹状部に対向する状態で嵌合する凸状部が形成され
たものとし、該凸状部と凹状部との少なくとも一方に
は、前記両一次製品同志を突き合わせたときに互いに接
当するテーパ面部が形成されていることを特徴とする射
出成形体である。そしてこれらによって、一次製品同志
を突合せた場合に、一方の一次製品に形成される凸状部
が他方の一次製品の凹状部に接触することになるが、こ
の接触はテーパ面部での接当となるので加工誤差に影響
されることがなく、そして二次射出圧をテーパ面で接触
する凸状部で受けることになって変形が低減する。これ
らのものにおいて、一方の一次製品の凸状部に対向する
外面には、二次射出をする際に型押さえされる凹溝が形
成されていることを特徴とすることができ、このように
することで、凸状部に対応する部位が型押さえされた状
態で二次射出がなされるため、より一層の変形防止が計
れることになる。さらにこれらにおいて、凸状部が形成
される一方の一次製品には、二次射出される樹脂材によ
る射出圧を受けて凸状部が形成される部位を、該一方の
一次製品の突き合わせ方向に向けて押圧する押圧面部が
形成されていることを特徴とすることができ、これによ
って、両一次製品同志の面接触部の確実な密嵌合ができ
て、二次射出される樹脂材がこれら面接触部にムラのあ
る状態で入り込んでしまうことを回避できる。このもの
において、押圧面部は、凹溝の二次射出される側の溝側
面であって、該溝側面は、溝開口側ほど溝幅が広くなる
よう傾斜していることを特徴とすることができ、また、
押圧面部は、凸状部が形成される一方の一次製品の二次
射出される樹脂材を受ける樹脂材受け面であって、該受
け面は、一方の一次製品の突き合わせ方向に対して傾斜
していることを特徴とすることができ、これによって、
一方の一次製品に押圧面部を簡単に形成することができ
る。これらにおいて、一方の一次製品に形成される凹状
部にはテーパ面部が形成され、他方の一次製品に形成さ
れる凸状部は、前記テーパ面部に部分接触するものであ
ることを特徴とすることができ、このようにしても確実
な密嵌合ができることになる。さらにまた前記のものに
おいて、押圧面部は、その傾斜角度を調整することで二
次射出圧の突き合わせ方向への押圧力が調整されるもの
であることを特徴とすることができ、これによって、二
次射出圧からの押圧力の調整が自在になって、多種の製
品に対応できることになる。これらの何れかにおいて、
射出成形体は中空状のサイドウインカー、一方の一次製
品はサイドウインカーのレンズ部、他方の一次製品はサ
イドウインカーのハウジングであることを特徴とするこ
とができ、このようにすることで、高品質のサイドウイ
ンカーを安価に生産できることになる。
【0005】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。図面において、1はサイ
ドウインカーであって、該サイドウインカー1は、レン
ズ部2と、電球3が組み込まれるハウジング4とで構成
されるが、レンズ部2、ハウジング4は半割り製品であ
る一次製品として固定型、可動型でそれぞれ成形された
後、可動型をスライド移動させて両一次製品同士を突合
せた後、後述するように該突合せ面部に樹脂材5を二次
射出して成形される従来から知られたダイスライドイン
ジェクション方式により成形されるもので、その詳細に
ついては省略する。
【0006】前記一次射出成形で形成される前記レンズ
部2は椀形状になっており、その開口端縁部は、ハウジ
ング4側と水平状態で面接触する接触水平面部2aが形
成され、該接触水平面部2aからは、外側に向けて、該
接触水平面部2aの外周縁からハウジング4側に向けて
突出する突出面部2b、該突出面部2bの外周縁から水
平状になってレンズ部2の外周面2cに続く突出水平面
部2dが順次形成されている。また前記接触水平面部2
aの内側には、椀状となることで凹状となったレンズ部
内周面(本発明の「凹状部」に相当する、以下同じ)2
eの外端部にレンズ部底側ほど中央よりに傾斜するテー
パ面部2fが形成されている。
【0007】一方、一次射出成形で形成されるハウジン
グ4は、電球3が取付けられるソケット部4aと、該ソ
ケット部4aの外周縁からフランジ状に突出するフラン
ジ部4bとで一体形成されるが、フランジ部4bの端縁
部は、前記接触水平面部2aの内径側半部に接触する接
触水平面部4cと、該接触水平面部4cの外周端面とな
る外端面部4dとが外径側に順次形成されている。さら
にフランジ部4bには、前記レンズ部2の内周中空面部
に嵌合する嵌合凸部(本発明の「凸状部」に相当する、
以下同じ)4eが形成されるが、該嵌合凸部4eの外周
縁には、前記テーパ面部2fと対向するよう傾斜状にな
ったテーパ面部4fが形成されている。
【0008】そしてサイドウインカー1は、前記一次製
品として射出成形されたレンズ部2とハウジング4とを
ダイスライドによって突合せ対向せしめることになる
が、このとき、ハウジング嵌合凸部4eがレンズ部2の
中空内周面部に嵌合する。そしてこの場合に、テーパー
面部2f、4f同士が接触対向する状態となって接触水
平面部2a、4c同士が突合されることになり、この突
合せ状態で、さらに樹脂材5を二次射出してサイドウイ
ンカー1のボディが成形されるが、樹脂材5は、フラン
ジ部4bの裏面4g、並びにレンズ部外周面2cとそれ
ぞれ略面一状になるよう型で形成された帯状の空間に射
出され、これによって樹脂材5は、前記レンズ部側接触
水平面2aのハウジング側接触水平面部4c位置より外
側および突出面部2b、突出水平面部2d、そしてハウ
ジング側外端面部4dに接着するようにして肉盛りされ
る設定になっている。
【0009】さらにこのものでは、サイドウインカー1
は楕円形状をしており、そして、車両ボディBに穿設さ
れた取付け孔6にハウジング4を嵌合組み込みすること
になるが、フランジ部裏面4gの長径方向一側には、取
り付け孔6に係止するための係止溝4hが形成され、他
側には弾性を有する係止脚4iが形成されている。そし
てサイドウインカー1は、係止脚4iを中心側に弾性変
形させるようにして取付け孔6に無理嵌合し、係止溝4
hが取付け孔6の孔縁に達した段階で係止脚4iを一部
弾性復帰させることで係止溝4hに取付け孔6の内周縁
が嵌合することになって簡単な弾性取付けができるよう
になっているが、フランジ部4bの嵌合凸部4eに対向
する裏面(外面)には、前記係止溝4h、係止脚4iに
対応する部分を除いて凹溝4jが形成されている。そし
てこの凹溝4jは、前記二次射出をする際に型Xが嵌合
しており、これによって二次射出する際の射出圧を受け
るようになっている。ところで本実施の形態の凹溝4j
は、樹脂材5が二次射出される側の溝側面(図6、7の
左側の溝側面)は、溝開口端側ほど溝幅が幅広になった
略V溝形状をしていて型Xとはテーパ状の面接当となっ
ている。つまり、嵌合凸部4eの嵌合方向Yに対して角
度αだけ外周側に拡開したテーパ面で接触するようにな
っていて押圧面部が構成されている。そして前記二次射
出の射出圧を受けた場合に、フランジ部4bは、型Xと
のテーパ状の接当面を滑って嵌合凸部4e側に押圧する
力を受けることになって、テーパー面部2f、4f同
志、接触水平面部2a、4c同志の密接触が果せるよう
に設定されている。
【0010】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、サイドウインカー1のボディは、前述したよ
うに一次成形されたレンズ部2とハウジング4とをダイ
スライド方式により突合せることになるが、この際に、
レンズ部2のテーパー面部2fは、型押しされてハウジ
ング4のテーパー面部4fに密着することになって、後
述する樹脂材5が該密接するテーパー面部2f、4fに
バリ状となって浸入することを防止できるとともに、一
次製品の変形防止も計ることができる。そしてこのよう
にテーパー面部2f、4f同士を密着した後、樹脂材5
を二次射出して形成することになるが、この際に、ハウ
ジング4側に形成の嵌合凸部4eがレンズ部2の中空内
周面側に密着接触状態で嵌合して二次射出する際の射出
圧を受けとめることになって変形防止が計れる。しかも
この嵌合凸部4eのレンズ部2との接触は、それぞれに
形成のテーパー面部2f、4fで行われるため、加工誤
差があったとしても、確実な嵌合凸部4eのレンズ2側
への嵌合と面接触とがなされることになって、二次射出
圧の受け効果が向上し、変形防止が高まる。
【0011】しかもこのものでは、ハウジング4の裏面
には、前記二次射出圧を受ける嵌合凸部4eに対応して
凹溝4jが形成され、この凹溝4jに型が挿入された型
押さえ状態で二次射出が行われるため、嵌合凸部4eの
強度アップが計れ、さらなる変形防止が達成でき、変形
のない高品質のサイドウインカー1を効率よく生産でき
る。そのうえ、凹溝4jは、溝開口端側ほど溝幅が広く
なる設定になった状態で型Xと接触している結果、前記
二次射出圧を受けた場合に、テーパ部4bが嵌合凸部4
e側に押圧されることになってレンズ部2とハウジング
4の前記面接触部同志の接触がより密になって隙間のな
いものにでき、これによって、二次射出した樹脂材5が
これら接触面部にムラのある状態で入ってしまうことを
回避して、外観性の優れた高品質のサイドウインカー1
を製造することができる。因みに、フランジ部4bが二
次射出圧を受けた場合に、その射出圧によっては嵌合凸
部4e側に変形することになって、二次射出した樹脂材
5を、図7(A)に示すようにフランジ部裏面4gと丁
度面一状になるよう型当設定しておいても、図7(B)
に示すようにフランジ部裏面4gが樹脂材5に対して段
差状にZだけ凹んだ製品となって、前記密接触状態が如
何に確実に確保されているかが理解される。そしてこの
段差Zが大きいほど、フランジ部4bの二次射出圧を受
けての変形が大きいことを示すことになるが、このため
には、凹溝4jの角度αを大きさを調整することで、密
接度を調整できることになって、製品として要求される
強度、安定度に対応したものを供給できることになる。
【0012】尚、本発明は、前記実施の形態に限定され
ないものであることは勿論であって、固定型と可動型と
からなるダイスライド方式に限定されず、型同志の相対
的な移動によるものでも実行することができ、要は、半
割り状の一次製品をそれぞれ一次射出で成形した後、該
一次製品同志の突き合わせをし、しかる後、該突き合わ
せ部に樹脂材を二次射出することで一次製品同志が一体
化された二次製品として射出成形体を成形するものであ
れば型方式については特に限定されないものである。
【0013】さらにまた、例えば図8に示す第二の実施
の形態のように、レンズ部(一方)2にテーパ部2fを
形成するが、同図(A)のように、ハウジング(他方)
4側はテーパではなくR状の凸状部4kとして部分接触
するもの、あるいは同図(B)に示すように、エッジ状
の凸状部4mとして部分接触するもの、つまり凸状部と
凹状部との接触を、一方をテーパー面とし、他方をR面
や頂部のようにし、これらの点的な接触としたものでも
よい。また図9に示す第三の実施の形態のように、レン
ズ部2、ハウジング部4の何れにもテーパー部2f、4
fが形成されるが、さらにその延長側に嵌合方向を向い
たストレート部2k、4kを形成しておき、突き合わせ
嵌合に際してテーパ部2f、4fでひろいこみ、ストレ
ート部2k、4kで位置合せするようにしてもよく、こ
のようにすることで、より精度アップが図れる。
【0014】さらにまた、フランジ部4bを、二次射出
圧を受けて嵌合凸部4e側に押圧する押圧面部を構成す
る場合に、凹溝4jについて、図10(A)の第四の実
施の形態に示すように、外端面部4d側のみが嵌合凸部
4eの嵌合方向Yに対して任意の角度αだけ拡開したテ
ーパ面で接する構成とすることで充分である。また、図
10(B)の第五の実施の形態のように凹溝4jは溝幅
が溝開口側ほど幅広になるものではなく略U字形をした
ものにし、フランジ部外端面部4dを角度αだけ傾斜し
たものにしてこれを押圧面部とすることもできる。この
場合に、凹溝4jの存在は必ずしも必要としないが、図
10(C)に示す第六の実施の形態のように両者を有す
る構成にすることもできる。さらには図10(D)に示
す第七の実施の形態のようにフランジ部外端面部4dを
前記(B)(C)とは逆向きの傾斜とすることができ、
このようにした場合には、一方の一次製品が他方の二次
製品から抜け出る方向の押圧力を受け、これによって、
両一次製品間の接当面を広げる方向の負荷となり、この
場合には、そのあいだに形成される間隙を均一にしてこ
この二次射出した樹脂材を均一に充填できるという利点
がある。
【0015】さらに図11(A)〜(C)は第八〜第十
の実施の形態を示すものであるが、これらのものは、前
記第一の実施の形態のものに加えて、二次射出材5が充
填される充填室Sの隣接する状態で互いに嵌合する凹凸
リブ2m、4m(レ溝形状、円弧形状、V溝形状)を形
成したもので、このようにすることで、二次射出材5の
接当面への流れ防止をより確かなものにでき、これによ
って嵌合凸部4dを小さくでき、電球3からの光の横方
向の透過を、嵌合凸部4dによって邪魔されることを可
及的に回避できると共に、製品を肉薄にすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】サイドウインカーの側面図である。
【図2】サイドウインカーの底面図である。
【図3】サイドウインカーの横断面図である
【図4】サイドウインカーの縦断面図である。
【図5】サイドウインカーの要部を拡大した部分横断面
図である。
【図6】サイドウインカーの要部を拡大した部分縦断面
図である。
【図7】(A)は二次射出する状態を示した部分断面
図、(B)は二次射出成形した状態を示した部分断面図
である。
【図8】(A)はハウジング側がR状の例を示す第二の
実施の形態の部分拡大図、(B)はハウジング側がエッ
ジ状の例を示す第二の実施の形態の部分拡大図である。
【図9】ストレート部を有する第三の実施の形態を示す
部分拡大図である。
【図10】(A)(B)(C)(D)は、第四〜第七の
実施の形態を示す部分拡大図である。
【図11】(A)(B)(C)は、第八〜第十の実施の
形態を示すものであって、(D)の円で囲んだ部分の部
分拡大図である。
【符号の説明】
1 サイドウインカー 2 レンズ部 2f テーパー面部 4 ハウジング 4e 嵌合凸部 4f テーパー面部 4j 凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十木 孝史 群馬県太田市西新町135−10 株式会社大 嶋電機製作所内 (72)発明者 梅澤 隆男 群馬県太田市西新町135−10 株式会社大 嶋電機製作所内 Fターム(参考) 4F202 AG07 AH17 CA11 CB01 CB28 CK25 CK42 CK52 CK83 4F206 AG07 AH17 JA07 JB28 JM04 JN11 JQ81

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半割り状の一次製品をそれぞれ一次射出
    で成形した後、該一次製品同志の突き合わせをし、しか
    る後、該突き合わせ部に樹脂材を二次射出することで一
    次製品同志が一体化された二次製品として射出成形体を
    成形するにあたり、一方の一次製品に形成される凸状部
    を、他方の一次製品に形成される凹状部に突き合わせを
    し、該突き合わせ部位にて互いに対向する凸状部と凹状
    部との少なくとも一方に形成のテーパ面部を他方の部材
    に接触せしめた後、前記二次射出をするようにしたこと
    を特徴とする射出成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】 半割り状の一次製品をそれぞれ一次射出
    で成形した後、該一次製品同志の突き合わせをし、しか
    る後、該突き合わせ部に樹脂材を二次射出することで一
    次製品同志が一体化された二次製品として成形される射
    出成形体において、前記一次製品の一方には、他方の一
    次製品に形成の凹状部に対向する状態で嵌合する凸状部
    が形成されたものとし、該凸状部と凹状部との少なくと
    も一方には、前記両一次製品同志を突き合わせたときに
    互いに接当するテーパ面部が形成されていることを特徴
    とする射出成形体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、一方の一次
    製品の凸状部に対向する外面には、二次射出をする際に
    型押さえされる凹溝が形成されていることを特徴とする
    射出成形体またはその製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、凸状部
    が形成される一方の一次製品には、二次射出される樹脂
    材による射出圧を受けて凸状部が形成される部位を、該
    一方の一次製品の突き合わせ方向に向けて押圧する押圧
    面部が形成されていることを特徴とする射出成形体また
    はその製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、押圧面部は、凹溝の
    二次射出される側の溝側面であって、該溝側面は、溝開
    口側ほど溝幅が広くなるよう傾斜していることを特徴と
    する射出成形体またはその製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、押圧面部
    は、凸状部が形成される一方の一次製品の二次射出され
    る樹脂材を受ける樹脂材受け面であって、該受け面は、
    一方の一次製品の突き合わせ方向に対して傾斜している
    ことを特徴とする射出成形体またはその製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4、5または6において、一方の
    一次製品に形成される凹状部にはテーパ面部が形成さ
    れ、他方の一次製品に形成される凸状部は、前記テーパ
    面部に部分接触するものであることを特徴とする射出成
    形体またはその製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5または6において、押圧面部
    は、その傾斜角度を調整することで二次射出圧の突き合
    わせ方向への押圧力が調整されるものであることを特徴
    とする射出成形体またはその製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかにおいて、射出
    成形体は中空状のサイドウインカー、一方の一次製品は
    サイドウインカーのレンズ部、他方の一次製品はサイド
    ウインカーのハウジングであることを特徴とする射出成
    形体またはその製造方法。
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