JP4666671B2 - 射出成形体およびその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車ボディに取付けられるサイドウインカー等の射出成形体およびその製造方法の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来技術】
一般に、この種射出成形体の例として、車両の折曲方向がボディ側面からも視認できるよう設けられるランプとしてサイドウインカーがある。そしてこの様なサイドウインカーは、レンズ部と、電球が組み込まれるハウジングとをそれぞれ型成形し、これらを突き合わせ接着して形成することになるが、このようなものの製造方法として、ダイスライドインジェクション法が知られている。この方法は、例えば、特公平2−38377号公報に記載されるように、可動型と固定型を上下方向に対向配設した状態で各一次製品をそれぞれ型成形(一次成形)した後、可動型をスライド移動して両一次製品同志を突合せ、この突合せ面部の外周に形成した凹溝に樹脂材を二次射出して二次製品を一体に型成形(二次成形)するようにしている。ところがこのものでは、二次成形時において、特に前記突合された一次製品の内周面側は中空状態になっているような場合に、二次成形する際の射出圧を受けて内側に変形するという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで特開平11−179754号公報に示す如く、突合せ面部を凹凸嵌合する構成にして二次射出圧を、凹凸嵌合した一次製品の両者で受けるようにして、一次成形での反り、変形の改善を図る矯正効果を伴うようにしたものが提唱される。ところが前記凹凸嵌合は、嵌合面が嵌合方向と平行であるため、加工精度によって凹凸嵌合が緩い場合には嵌合面同士に隙間ができてしまううえ、二次射出圧を受けての変形が免れない一方、凹凸嵌合が堅い場合には円滑な凹凸嵌合ができなくなるという問題があり、ここに本発明が解決せんとする課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、半割り状の第一、第二の一次製品をそれぞれ一次射出で成形した後、該第一、第二の一次製品同士の外周縁部を上下方向において互いに接触して突き合わせをし、しかる後、該突き合わせ部に樹脂材を二次射出することで一次製品同志が一体化された二次製品として中空状の射出成形体を成形するにあたり、第一の一次製品は上方が開口した凹孔形状をし、かつ、該凹孔周壁上面部にフランジ部が形成され、該フランジ部には上面外周側の接触水平面部と上面内周側の凸状部とが形成されるものとする一方、第二の一次製品は下方が開口した凹状部に形成され、外周部に第一の一次製品の接触水平面部に突当てられる接触水平面部が形成されるものとし、第一の一次製品の接触水平面部と第二の一次製品の接触水平面部とを突き合わせるとともに、第一の一次製品の凸状部と第二の一次製品の凹状部内周面とを突き合わせ、該突き合わせ部位にて互いに対向する凸状部と凹状部内周面との少なくとも一方に形成のテーパ面部を他方の部材に接触せしめた後、前記二次射出をするようにしたことを特徴とする射出成形体の製造方法である。
また、半割り状の第一、第二の一次製品をそれぞれ一次射出で成形した後、該第一、第二の一次製品同士の外周縁部を上下方向において互いに接触して突き合わせをし、しかる後、該突き合わせ部に樹脂材を二次射出することで一次製品同志が一体化された二次製品として中空状の射出成形体において、第一の一次製品は上方が開口した凹孔形状をし、かつ、該凹孔周壁上面部にフランジ部が形成され、該フランジ部には上面外周側の接触水平面部と上面内周側の凸状部とが形成されるものとする一方、第二の一次製品は下方が開口した凹状部に形成され、外周部に第一の一次製品の接触水平面部に突当てられる接触水平面部が形成されるものとし、第一の一次製品の凸状部と第二の一次製品の凹状部内周面との少なくとも一方には、第一、第二の一次製品同志を突き合わせたときに互いに接当するテーパ面部が形成されていることを特徴とする射出成形体である。
そしてこれらによって、一次製品同志を突合せた場合に、一方の一次製品に形成される凸状部が他方の一次製品の凹状部に接触することになるが、この接触はテーパ面部での接当となるので加工誤差に影響されることがなく、そして二次射出圧をテーパ面で接触する凸状部で受けることになって変形が低減する。
れらのものにおいて、第一の一次製品に形成される凸状部に対向する第二の一次製品に形成される凹状部内周面はテーパ面部に形成され、前記凸状部は、テーパ面部に部分接触するものであることを特徴とするとすることができ、このようにしても確実な密嵌合ができることになる。
これらのものにおいて、第一の一次製品の凸状部に対向する外面には、二次射出をする際に型押さえされる凹溝が形成されていることを特徴とすることができ、このようにすることで、凸状部に対応する部位が型押さえされた状態で二次射出がなされるため、より一層の変形防止が計れることになる。
さらにこれらにおいて、第一の一次製品には、二次射出される樹脂材による射出圧を受けて凸状部が形成される部位を、該第一の一次製品の突き合せ方向に向けて押圧する押圧面部が形成されていることを特徴とすることができ、これによって、両一次製品同志の面接触部の確実な密嵌合ができて、二次射出される樹脂材がこれら面接触部にムラのある状態で入り込んでしまうことを回避できる。
このものにおいて、押圧面部は、凹溝の二次射出される側の溝側面であって、該溝側面は、溝開口側ほど溝幅が広くなるよう傾斜していることを特徴とすることができ、また、押圧面部は、第一の一次製品の二次射出される樹脂材を受ける樹脂材受け面であって、該受け面は、第一の一次製品の突き合わせ方向に対して傾斜していることを特徴とすることができ、これによって、一方の一次製品に押圧面部を簡単に形成することができる。
さらにまた前記のものにおいて、押圧面部は、その傾斜角度を調整することで二次射出圧の突き合わせ方向への押圧力が調整されるものであることを特徴とすることができ、これによって、二次射出圧からの押圧力の調整が自在になって、多種の製品に対応できることになる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次ぎに、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図面において、1はサイドウインカーであって、該サイドウインカー1は、レンズ部2と、電球3が組み込まれるハウジング4とで構成されるが、レンズ部2、ハウジング4は半割り製品である一次製品として固定型、可動型でそれぞれ成形された後、可動型をスライド移動させて両一次製品同士を突合せた後、後述するように該突合せ面部に樹脂材5を二次射出して成形される従来から知られたダイスライドインジェクション方式により成形されるもので、その詳細については省略する。
【0006】
前記一次射出成形で形成される前記レンズ部2は椀形状になっており、その開口端縁部は、ハウジング4側と水平状態で面接触する接触水平面部2aが形成され、該接触水平面部2aからは、外側に向けて、該接触水平面部2aの外周縁からハウジング4側に向けて突出する突出面部2b、該突出面部2bの外周縁から水平状になってレンズ部2の外周面2cに続く突出水平面部2dが順次形成されている。また前記接触水平面部2aの内側には、椀状となることで凹状となったレンズ部内周面(本発明の「凹状部」に相当する、以下同じ)2eの外端部にレンズ部底側ほど中央よりに傾斜するテーパ面部2fが形成されている。
【0007】
一方、一次射出成形で形成されるハウジング4は、電球3が取付けられるソケット部4aと、該ソケット部4aの外周縁からフランジ状に突出するフランジ部4bとで一体形成されるが、フランジ部4bの端縁部は、前記接触水平面部2aの内径側半部に接触する接触水平面部4cと、該接触水平面部4cの外周端面となる外端面部4dとが外径側に順次形成されている。さらにフランジ部4bには、前記レンズ部2の内周中空面部に嵌合する嵌合凸部(本発明の「凸状部」に相当する、以下同じ)4eが形成されるが、該嵌合凸部4eの外周縁には、前記テーパ面部2fと対向するよう傾斜状になったテーパ面部4fが形成されている。
【0008】
そしてサイドウインカー1は、前記一次製品として射出成形されたレンズ部2とハウジング4とをダイスライドによって突合せ対向せしめることになるが、このとき、ハウジング嵌合凸部4eがレンズ部2の中空内周面部に嵌合する。そしてこの場合に、テーパー面部2f、4f同士が接触対向する状態となって接触水平面部2a、4c同士が突合されることになり、この突合せ状態で、さらに樹脂材5を二次射出してサイドウインカー1のボディが成形されるが、樹脂材5は、フランジ部4bの裏面4g、並びにレンズ部外周面2cとそれぞれ略面一状になるよう型で形成された帯状の空間に射出され、これによって樹脂材5は、前記レンズ部側接触水平面2aのハウジング側接触水平面部4c位置より外側および突出面部2b、突出水平面部2d、そしてハウジング側外端面部4dに接着するようにして肉盛りされる設定になっている。
【0009】
さらにこのものでは、サイドウインカー1は楕円形状をしており、そして、車両ボディBに穿設された取付け孔6にハウジング4を嵌合組み込みすることになるが、フランジ部裏面4gの長径方向一側には、取り付け孔6に係止するための係止溝4hが形成され、他側には弾性を有する係止脚4iが形成されている。そしてサイドウインカー1は、係止脚4iを中心側に弾性変形させるようにして取付け孔6に無理嵌合し、係止溝4hが取付け孔6の孔縁に達した段階で係止脚4iを一部弾性復帰させることで係止溝4hに取付け孔6の内周縁が嵌合することになって簡単な弾性取付けができるようになっているが、フランジ部4bの嵌合凸部4eに対向する裏面(外面)には、前記係止溝4h、係止脚4iに対応する部分を除いて凹溝4jが形成されている。そしてこの凹溝4jは、前記二次射出をする際に型Xが嵌合しており、これによって二次射出する際の射出圧を受けるようになっている。
ところで本実施の形態の凹溝4jは、樹脂材5が二次射出される側の溝側面(図6、7の左側の溝側面)は、溝開口端側ほど溝幅が幅広になった略V溝形状をしていて型Xとはテーパ状の面接当となっている。つまり、嵌合凸部4eの嵌合方向Yに対して角度αだけ外周側に拡開したテーパ面で接触するようになっていて押圧面部4rが構成されている。そして前記二次射出の射出圧を受けた場合に、フランジ部4bは、型Xとのテーパ状の接当面である押圧面部4rを滑って嵌合凸部4e側に押圧する力を受けることになって、テーパー面部2f、4f同志、接触水平面部2a、4c同志の密接触が果せるように設定されている。
【0010】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、サイドウインカー1のボディは、前述したように一次成形されたレンズ部2とハウジング4とをダイスライド方式により突合せることになるが、この際に、レンズ部2のテーパー面部2fは、型押しされてハウジング4のテーパー面部4fに密着することになって、後述する樹脂材5が該密接するテーパー面部2f、4fにバリ状となって浸入することを防止できるとともに、一次製品の変形防止も計ることができる。そしてこのようにテーパー面部2f、4f同士を密着した後、樹脂材5を二次射出して形成することになるが、この際に、ハウジング4側に形成の嵌合凸部4eがレンズ部2の中空内周面側に密着接触状態で嵌合して二次射出する際の射出圧を受けとめることになって変形防止が計れる。しかもこの嵌合凸部4eのレンズ部2との接触は、それぞれに形成のテーパー面部2f、4fで行われるため、加工誤差があったとしても、確実な嵌合凸部4eのレンズ2側への嵌合と面接触とがなされることになって、二次射出圧の受け効果が向上し、変形防止が高まる。
【0011】
しかもこのものでは、ハウジング4の裏面には、前記二次射出圧を受ける嵌合凸部4eに対応して凹溝4jが形成され、この凹溝4jに型が挿入された型押さえ状態で二次射出が行われるため、嵌合凸部4eの強度アップが計れ、さらなる変形防止が達成でき、変形のない高品質のサイドウインカー1を効率よく生産できる。
そのうえ、凹溝4jは、溝開口端側ほど溝幅が広くなる設定になった状態で型Xと接触している結果、前記二次射出圧を受けた場合に、テーパ部4bが嵌合凸部4e側に押圧されることになってレンズ部2とハウジング4の前記面接触部同志の接触がより密になって隙間のないものにでき、これによって、二次射出した樹脂材5がこれら接触面部にムラのある状態で入ってしまうことを回避して、外観性の優れた高品質のサイドウインカー1を製造することができる。
因みに、フランジ部4bが二次射出圧を受けた場合に、その射出圧によっては嵌合凸部4e側に変形することになって、二次射出した樹脂材5を、図7(A)に示すようにフランジ部裏面4gと丁度面一状になるよう型当設定しておいても、図7(B)に示すようにフランジ部裏面4gが樹脂材5に対して段差状にZだけ凹んだ製品となって、前記密接触状態が如何に確実に確保されているかが理解される。そしてこの段差Zが大きいほど、フランジ部4bの二次射出圧を受けての変形が大きいことを示すことになるが、このためには、凹溝4jの角度αを大きさを調整することで、密接度を調整できることになって、製品として要求される強度、安定度に対応したものを供給できることになる。
【0012】
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されないものであることは勿論であって、固定型と可動型とからなるダイスライド方式に限定されず、型同志の相対的な移動によるものでも実行することができ、要は、半割り状の一次製品をそれぞれ一次射出で成形した後、該一次製品同志の突き合わせをし、しかる後、該突き合わせ部に樹脂材を二次射出することで一次製品同志が一体化された二次製品として射出成形体を成形するものであれば型方式については特に限定されないものである。
【0013】
さらにまた、例えば図8に示す第二の実施の形態のように、レンズ部(一方)2にテーパ部2fを形成するが、同図(A)のように、ハウジング(他方)4側はテーパではなくR状の凸状部4kとして部分接触するもの、あるいは同図(B)に示すように、エッジ状の凸状部4mとして部分接触するもの、つまり凸状部と凹状部との接触を、一方をテーパー面とし、他方をR面や頂部のようにし、これらの点的な接触としたものでもよい。また図9に示す第三の実施の形態のように、レンズ部2、ハウジング部4の何れにもテーパー部2f、4fが形成されるが、さらにその延長側に嵌合方向を向いたストレート部2、4を形成しておき、突き合わせ嵌合に際してテーパ部2f、4fでひろいこみ、ストレート部2、4で位置合せするようにしてもよく、このようにすることで、より精度アップが図れる。
【0014】
さらにまた、フランジ部4bを、二次射出圧を受けて嵌合凸部4e側に押圧する押圧面部を構成する場合に、凹溝4jについて、図10(A)の第四の実施の形態に示すように、外端面部4d側のみが嵌合凸部4eの嵌合方向Yに対して任意の角度αだけ拡開したテーパ面で接する構成とすることで充分である。また、図10(B)の第五の実施の形態のように凹溝4jは溝幅が溝開口側ほど幅広になるものではなく略U字形をしたものにし、フランジ部外端面部4dを角度αだけ傾斜したものにしてこれを押圧面部とすることもできる。この場合に、凹溝4jの存在は必ずしも必要としないが、図10(C)に示す第六の実施の形態のように両者を有する構成にすることもできる。さらには図10(D)に示す第七の実施の形態のようにフランジ部外端面部4dを前記(B)(C)とは逆向きの傾斜とすることができ、このようにした場合には、一方の一次製品が他方の二次製品から抜け出る方向の押圧力を受け、これによって、両一次製品間の接当面を広げる方向の負荷となり、この場合には、そのあいだに形成される間隙を均一にしてここの二次射出した樹脂材を均一に充填できるという利点がある。
【0015】
さらに図11(A)〜(C)は第八〜第十の実施の形態を示すものであるが、これらのものは、前記第一の実施の形態のものに加えて、二次射出材5が充填される充填室Sの隣接する状態で互いに嵌合する凹凸リブ2、4(レ溝形状、円弧形状、V溝形状)を形成したもので、このようにすることで、二次射出材5の接当面への流れ防止をより確かなものにでき、これによって嵌合凸部4dを小さくでき、電球3からの光の横方向の透過を、嵌合凸部4dによって邪魔されることを可及的に回避できると共に、製品を肉薄にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サイドウインカーの側面図である。
【図2】サイドウインカーの底面図である。
【図3】サイドウインカーの横断面図である
【図4】サイドウインカーの縦断面図である。
【図5】サイドウインカーの要部を拡大した部分横断面図である。
【図6】サイドウインカーの要部を拡大した部分縦断面図である。
【図7】(A)は二次射出する状態を示した部分断面図、(B)は二次射出成形した状態を示した部分断面図である。
【図8】(A)はハウジング側がR状の例を示す第二の実施の形態の部分拡大図、(B)はハウジング側がエッジ状の例を示す第二の実施の形態の部分拡大図である。
【図9】ストレート部を有する第三の実施の形態を示す部分拡大図である。
【図10】(A)(B)(C)(D)は、第四〜第七の実施の形態を示す部分拡大図である。
【図11】(A)(B)(C)は、第八〜第十の実施の形態を示すものであって、(D)の円で囲んだ部分の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 サイドウインカー
2 レンズ部
2f テーパー面部
4 ハウジング
4e 嵌合凸部
4f テーパー面部
4j 凹溝

Claims (8)

  1. 半割り状の第一、第二の一次製品をそれぞれ一次射出で成形した後、該第一、第二の一次製品同士の外周縁部を上下方向において互いに接触して突き合わせをし、しかる後、該突き合わせ部に樹脂材を二次射出することで一次製品同志が一体化された二次製品として中空状の射出成形体を成形するにあたり、第一の一次製品は上方が開口した凹孔形状をし、かつ、該凹孔周壁上面部にフランジ部が形成され、該フランジ部には上面外周側の接触水平面部と上面内周側の凸状部とが形成されるものとする一方、第二の一次製品は下方が開口した凹状部に形成され、外周部に第一の一次製品の接触水平面部に突当てられる接触水平面部が形成されるものとし、第一の一次製品の接触水平面部と第二の一次製品の接触水平面部とを突き合わせるとともに、第一の一次製品の凸状部と第二の一次製品の凹状部内周面とを突き合わせ、該突き合わせ部位にて互いに対向する凸状部と凹状部内周面との少なくとも一方に形成のテーパ面部を他方の部材に接触せしめた後、前記二次射出をするようにしたことを特徴とする射出成形体の製造方法。
  2. 半割り状の第一、第二の一次製品をそれぞれ一次射出で成形した後、該第一、第二の一次製品同士の外周縁部を上下方向において互いに接触して突き合わせをし、しかる後、該突き合わせ部に樹脂材を二次射出することで一次製品同志が一体化された二次製品として中空状の射出成形体において、第一の一次製品は上方が開口した凹孔形状をし、かつ、該凹孔周壁上面部にフランジ部が形成され、該フランジ部には上面外周側の接触水平面部と上面内周側の凸状部とが形成されるものとする一方、第二の一次製品は下方が開口した凹状部に形成され、外周部に第一の一次製品の接触水平面部に突当てられる接触水平面部が形成されるものとし、第一の一次製品の凸状部と第二の一次製品の凹状部内周面との少なくとも一方には、第一、第二の一次製品同志を突き合わせたときに互いに接当するテーパ面部が形成されていることを特徴とする射出成形体。
  3. 請求項2において、第一の一次製品に形成される凸状部に対向する第二の一次製品に形成される凹状部内周面はテーパ面部に形成され、前記凸状部は、テーパ面部に部分接触するものであることを特徴とする射出成形体。
  4. 請求項2または3において、第一の一次製品の凸状部に対向する外面には、二次射出をする際に型押さえされる凹溝が形成されていることを特徴とする射出成形体。
  5. 請求項2、3または4において、第一の一次製品には、二次射出される樹脂材による射出圧を受けて凸状部が形成される部位を、該第一の一次製品の突き合せ方向に向けて押圧する押圧面部が形成されていることを特徴とする射出成形体。
  6. 請求項において、押圧面部は、凹溝の二次射出される側の溝側面であって、該溝側面は、溝開口側ほど溝幅が広くなるよう傾斜していることを特徴とする射出成形体。
  7. 請求項5または6において、押圧面部は、第一の一次製品の二次射出される樹脂材を受ける樹脂材受け面であって、該受け面は、第一の一次製品の突き合わせ方向に対して傾斜していることを特徴とする射出成形体。
  8. 請求項6または7において、押圧面部は、その傾斜角度を調整することで二次射出圧の突き合わせ方向への押圧力が調整されるものであることを特徴とする射出成形体。
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