JP2002113281A - 糸通し装置を備えたミシン - Google Patents

糸通し装置を備えたミシン

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JP2002113281A JP2000366159A JP2000366159A JP2002113281A JP 2002113281 A JP2002113281 A JP 2002113281A JP 2000366159 A JP2000366159 A JP 2000366159A JP 2000366159 A JP2000366159 A JP 2000366159A JP 2002113281 A JP2002113281 A JP 2002113281A
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    • D05B87/00Needle- or looper- threading devices
    • D05B87/02Needle- or looper- threading devices with mechanical means for moving thread through needle or looper eye

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミシンに装着された針孔用の糸通し装置に関
するものであり、特に電動により、糸通し具が回転しな
がら下降して針孔にフックを挿通させる一連の動作が滑
らかすること。 【解決手段】 ミシン機枠に支承され上下動する針棒2
0の先端に保持される針21の針孔21aに出没して糸
通しするための糸通し装置を備えたミシンであって、前
記針孔21aに回動動作により出没して糸通しするため
のフック4bを備え、前記ミシン機枠に支承され上下動
及び回転可能に支承される糸通し軸部材Aと、該糸通し
軸部材Aが昇降した針棒20高さに対応した糸通し位置
において糸通しに必要な出没量だけ回転した位置を維持
する手段とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンに装着され
た針孔用の糸通し装置に関するものであり、特に電動に
より、糸通し具が回転しながら下降して針孔にフックを
挿通させる一連の動作が滑らかにできるミシンの糸通し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ミシンに装着された針の針孔に糸
を通すための装置が装着されたものが多くなっている。
その糸通し装置は、種々のタイプのものが開発されてい
るが、その多くは、針孔付近まで、糸通し装置を降下さ
せ、次いで糸通し装置のフックを針孔に挿通させるよう
に操作する2段階の作業工程のもので、これらの一連の
動作はレバーによる手動操作にて行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、上記のよう
な作業工程を、糸通し装置のレバー部材を針穴付近に降
下させた後、糸を針穴に通すまで、手で保持していなけ
ればならず、操作レバー部材を離すタイミング或いは操
作レバー部材の操作時の力の入れ方によっては、糸を通
すことができずに、空振りで終わったり、針孔箇所にフ
ックを勢いを付けて押しつけるようになり、フック及び
針孔の相互を損傷させるおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、ミ
シン機枠に支承され上下動する針棒の先端に保持される
針の針孔に出没して糸通しするための糸通し装置を備え
たミシンであって、前記針孔に回動動作により出没して
糸通しするためのフックを備え、前記ミシン機枠に支承
され上下動及び回転可能に支承される糸通し軸部材と、
該糸通し軸部材が昇降した針棒高さに対応した糸通し位
置において糸通しに必要な出没量だけ回転した位置を保
持する手段とを備えた糸通し装置を備えたミシンとした
ことにより、針孔に糸を通す糸掛け作業において、ボタ
ン又はレバー操作等の極めて簡単な操作のみで、フック
が糸通しに必要な出没量だけ糸通し軸部材が回転し、且
つその位置を保持することができるようにしたので、糸
掛けが極めて容易となり、作業員の熟練度に関係なく糸
通しの一連の作業をスムーズ且つ迅速に行うことができ
る。
【0005】また、ミシン機枠に支承され上下動する針
棒の先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするた
めの糸通し装置を備えたミシンであって、前記針孔に回
動動作により出没して糸通しするためのフックを備え、
前記ミシン機枠に上下動及び回転可能に支承される糸通
し軸部材と、前記糸通し軸部材を所定の範囲回転を規制
すると共に、糸通し位置において糸通しに必要な出没量
の回転を許容する案内手段と、前記糸通し軸部材を昇降
させ針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必
要な出没量だけ回転させる手段を備えた糸通し装置を備
えたミシンとしたことにより、フックの針孔への出没動
作をより一層,正確に行うことができる。また、前記糸
通し軸部材を昇降させるとともに針棒高さに対応した糸
通し位置において糸通しに必要な出没量だけ回転させる
動力源として電動モータを用いた糸通し装置を備えたミ
シンとしたことにより、格納位置から糸通し位置まで速
度、針孔にフックが進入するときの速度、フックが退出
して糸を通すときの速度が、任意に設定できるので得に
安全を考慮した進入速度や確実な糸通しのための退出速
度を設定できることが可能となった。
【0006】また、前記モータは糸通し時の出没の回転
速度は進入時より退出時を速くするようにした糸通し装
置を備えたミシンとしたことにより、一旦針孔に進入し
て挿通したフックが針孔から退出する速度を速くしたこ
とにより、フックに掛けられた糸が抜ける可能性を防止
することができる。また、前記糸通し軸部材を昇降させ
るとともに針棒高さに対応した糸通し位置において糸通
しに必要な出没量だけ回転させる動力源として停止制御
可能な電動モータを用いた糸通し装置を備えたミシンと
したことにより、糸掛け作業時において何らかの事態が
生じたときに、即座に動作を停止させ、作業員の安全,
機器を保護することができる。
【0007】また、ミシン機枠に支承され上下動する針
棒の先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするた
めの糸通し装置を備えたミシンであって、前記針孔に回
転動作により出没して糸通しするためのフックを備え、
前記ミシン機枠に上下動及び回転可能に支承される糸通
し軸部材と、前記ミシン機枠に固着され、前記糸通し軸
部材の上下動時の回転を規制する上下動案内部と糸通し
軸部材の回転時に回転を許容する回動案内部とを連続し
て形成した枠部材と、前記糸通し軸部材を上下動し、該
糸通し軸部材の一端が前記針棒の規制部材への係合時に
前記枠部材の回動案内部において前記糸通し軸部材を回
転させる昇降ガイド部材とを備え、前記糸通し軸部材の
一端が前記針棒の規制部材への係合する位置が前記糸通
し軸部材のフックが前記針の針孔に一致するようにした
糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、糸通し軸
部材は、上下動案内部と回動案内部とを連続形成した枠
部材と、針棒に装着された規制部材とにより、糸通し軸
部材のフックが針孔の高さ位置まで正確に案内され、フ
ックの針孔への挿通を高い精度にて行うことができる。
しかも、上記動作を行うための機構は極めて簡単なもの
としている。
【0008】また、前記モータは前記糸通し軸部材の一
端が前記針棒の規制部材への係合時に下降領域から回転
領域であることを検出して動作し、所定の回転量だけ回
転制御するようにした糸通し装置を備えたミシンとした
ことにより、モータの検出手段により、モータの動作に
時間的損失を排除し、動作を一層良好なものにすること
ができる。また、前記停止状態は復帰信号発生まで維持
電流制御により維持するようにした糸通し装置を備えた
ミシンとしたことにより、停止した状態から不意に動き
だすことを防止し、作業員の安全を確保することができ
る。
【0009】また、前記モータは、前記糸通し軸部材昇
降時に外乱により生する負荷異常増加に対応して安全停
止させるようにした糸通し装置を備えたミシンとしたこ
とにより、作業中の外乱発生に対してモータを停止さ
せ、作業員の安全を確保することができる。また、前記
モータの安全停止に対して、異常を報知する手段を更に
備えた糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、よ
り一層の安全性を確保することができる。また、前記糸
通し軸部材には、前記フックから所定の距離離間した位
置に糸切り刃が備えられている糸通し装置を備えたミシ
ンとしたことにより、一旦、針孔に挿通した糸の残糸を
抜け出しにくい程度で且つ長すぎないように設定するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本発明の構成は、主に糸通し軸部材
A,支持枠本体B及び昇降駆動部Cから構成され、前記
支持枠本体Bは針棒支持枠体22に装着され、支持枠本
体Bに、前記糸通し軸部材Aが装着される〔図1
(a),(b)参照〕。該糸通し軸部材Aは、軸部2,
ガイドピン3及び糸通し具4とから構成されている。ま
た、上記の構成に糸通し具4の下降停止位置を検知する
検出手段及び糸通し具4を回動させて糸通し具4に設け
たフック4bを針孔21aに挿入する回動手段が設けら
れている。
【0011】そのガイドピン3は、軸部2の軸方向にお
ける適宜の箇所に軸方向に対して略直角状に貫通して固
着され、ガイドピン3の両軸端が軸部2の直径方向に突
出している〔図2(b),図5(a)等参照〕。前記ガ
イドピン3は、後述する昇降ガイド部材9及び昇降駆動
部Cを介して上下方向に移動し、そのガイドピン3を介
して軸部2が上下方向に移動する。
【0012】その糸通し具4は、揺動部材4aとフック
4bとからなり、揺動部材4aが前記軸部2の下端に固
着され、軸部2を回動中心として揺動部材4aが回動す
る。該揺動部材4aにはフック4bが形成されており、
その揺動部材4aとともにフック4bが回動する〔図1
(a)参照〕。該フック4bは、針孔21aに挿通する
ことによって、糸通しが行われる。前記ガイドピン3
と、糸通し具4の揺動部材4aとは所定の角度をなして
それぞれ装着される。また、揺動部材4aにはフック4
bから所定の距離離間した位置に、糸切り刃4cを装着
している。所定の距離は針孔21aからの残糸が次の縫
い目形成時に抜け出ない程度の適正長さとなるようにフ
ック4bと糸切り刃4cとの距離Lが設定されている
〔図16参照〕。なお、糸切り刃4cには、針孔21
a側に弱い押圧力で糸保持可能な糸保持部4dを形成す
ることが有効である。また糸ガイド片4eを形成すると
さらに有効である。
【0013】支持枠本体Bは、枠部材6とガイド溝7と
から構成され、その枠部材6は、上下方向に伸びる側板
6aの上下両端に軸支部6b,6bが形成されている。
その側板6aに前記ガイド溝7が形成されている〔図
1,図2(a)参照〕。該ガイド溝7は、溝カムタイプ
となっており、前記軸部2に装着されたガイドピン3が
挿通し、前記ガイド溝7に沿って上下方向に移動する。
【0014】前記軸部2には、コイルスプリング5が装
着され、該コイルスプリング5の上端がガイドピン3
と、またコイルスプリング5の下端が前記枠部材6の下
部側軸支部6bとにより支持されている〔図2(b)参
照〕。そのコイルスプリング5によって、軸部2は、常
時上方に弾性的に付勢されている。
【0015】前記ガイド溝7は、上方から昇降用案内溝
7aと回動案内部7bの順に構成されたもので、前記昇
降用案内溝7aの下端箇所に回動案内部7bが連続的に
形成されている。さらに、昇降用案内溝7aは、垂直状
溝7a1 と角度変移溝7a2とから構成され連続的に形
成されている。その垂直状溝7a1 では、ガイドピン3
が水平方向に回動しないように上下方向に案内する。次
に、角度変移溝7a2は傾斜した溝となっており、前記
ガイドピン3は、水平方向に回動しつつ上下方向に移動
する。その角度変移溝7a2 は、前記垂直状溝7a1
対して僅かの傾斜角度をなしている。
【0016】その角度変移溝7a2 は、ガイドピン3を
僅かの角度で回動させ、前記軸部2及び前記糸通し具4
を僅かの角度に回動させるようにしたものである。これ
によって、前記糸通し具4が軸部2によって降下すると
きに、糸通し具4が近接する位置に存在する針棒20の
針止め部等の突起物に当たらないように、又は干渉する
ことがないようにしている。
【0017】次に、回動案内部7bは、前記昇降用案内
溝7aの下端に連続して形成されたものであり、正方形
又は長方形等の方形状をなしている。その回動案内部7
bは、その内部において後述する規制部材18とともに
ガイドピン3を水平方向に回動させるスペースを備えた
開口部である。
【0018】次に、昇降ガイド部材9は、前記糸通し軸
部材Aの軸部2を前記ガイドピン3を介して昇降動作を
与える役目をなすものである。その昇降ガイド部材9
は、半割り円筒形状のガイド本体9aに傾斜状長孔9b
が形成されたものである。そのガイド本体9aの頂部に
は、昇降用ガイド孔9a1 が形成されている。また、ガ
イド本体9aの上端にはガイド突起9cが形成されてい
る〔図5(a)乃至(c)等参照〕。前記昇降用ガイド
孔9a1 には、軸部2が貫通し、ガイドピン3は傾斜状
長孔9bに遊挿している〔図5(a),(b),(c)
参照〕。
【0019】前記ガイド突起9cは、後述する昇降駆動
部Cの昇降駆動部材15に連結される。また、前記ガイ
ド突起9cは、枠部材6の側板6aの幅方向端部に当接
し、昇降ガイド部材9が軸周方向への回動を規制する役
目もなす〔図9(b),図10(b)等参照〕。前記傾
斜状長孔9bの傾斜方向については、昇降ガイド部材9
が下降したときに、傾斜状長孔9bに遊挿しているガイ
ドピン3がその傾斜状長孔9bに沿って回動する場合
に、傾斜状長孔9bの傾斜上方となるように傾斜してい
る。
【0020】そのガイド本体9aの下端には案内軸9d
が形成されている。また、前記側板6aの下方位置で且
つガイド溝7より下方の位置に固定溝8が形成されてい
る〔図2(a),(b)参照〕。そして、前記昇降ガイ
ド部材9が下降し、前記ガイドピン3が回動案内部7b
の手前の垂直状溝7a1 に達するあたりで、前記案内軸
9dが前記固定溝8に遊挿する構造となっている。これ
によって、ガイドピン3が回動案内部7bの領域内で
は、前記昇降ガイド部材9は軸周方向に非回動で、上下
方向にのみ移動することができる。
【0021】次に、昇降駆動部Cは、主に駆動部機枠1
2,モータ13,螺子軸部14及び昇降駆動部材15と
から構成され、前記モータ13が駆動部機枠12に装着
されている。該駆動部機枠12は、前記支持枠本体Bに
装着される〔図1(a)及び図6(a),(b)参
照〕。前記モータ13は、前記螺子軸部14の回転角を
精密に制御可能なモータが好ましく、ステッピングモー
タが好適である。
【0022】そのモータ13は螺子軸部14と直結し、
該螺子軸部14を回動させるものである。該螺子軸部1
4には、昇降駆動部材15が装着され、前記螺子軸部1
4の回動により、前記昇降駆動部材15が昇降する〔図
6(a),(b)参照〕。具体的には昇降駆動部材15
には、そのベース部15aに内螺子部15a1 が形成さ
れ、該内螺子部15a1 が前記螺子軸部14に螺合し、
該螺子軸部14の回動により、昇降駆動部材15が昇降
する。該昇降駆動部材15は、前記昇降ガイド部材9を
上下移動させる役目をなすものである。
【0023】具体的には、その昇降駆動部材15には、
その形状が略コ字状である連結片15bが設けられ、該
連結片15bが前記昇降ガイド部材9のガイド突起9c
を挟持状態に連結支持する(図4参照)。ここで、前記
連結片15bと前記ガイド突起9cとの連結において
は、前記ガイド突起9cは前記連結片15bを上下方向
に挟持しているのみであり、ガイド突起9cが水平方向
に移動することは自在である。
【0024】次に、前記駆動部機枠12には、昇降用案
内溝12aが形成され、また昇降駆動部材15には、案
内突起15cが形成され、該案内突起15cが前記昇降
用案内溝12aに遊挿状態となり、その案内突起15c
と昇降用案内溝12aにより昇降駆動部材15が安定し
た状態で昇降することができる。
【0025】次に、糸通し具4の下降停止位置検出する
検知手段、及び糸通し具4に外乱が生じた場合にこの外
乱を検知する圧力検知手段が備わっている。具体的に
は、昇降駆動部材15には、圧力センサ16が装着さ
れ、糸通し具4の下降領域を検知し、その後の回転領域
での、フック4bの回転に必要な量モータ13を回転さ
せる位置を明らかにしている。さらに、糸通し軸部材A
の糸通し具4に強制的に停止させるような負荷、外乱、
例えば何かが装置に引っ掛かったり、詰まったりする等
のようなことが生じた場合に、前記圧力センサ16が作
動してモータ13を停止させ、作業員にけがをさせない
ようにしたり、糸通し具4及び針孔21aが損傷するこ
とを防止する。
【0026】その昇降駆動部材15への圧力センサ16
の装着構造は、具体的には前記昇降駆動部材15にはベ
ース部15aに対して別部材からなる可動部15dが上
下動自在に装着されている。前記ベース部15aには、
圧力センサ16が装着されている。前記連結片15b
は、可動部15dと一体的となっており、前記可動部1
5dとともに、前記ベース部15aに対して上下動し、
前記可動部15dはコイルスプリング15eにより常時
下方に弾性的に付勢されている〔図7(a),(b)参
照〕。そして、可動部15dには作動片15d1 が形成
され、該作動片15d1 が、ベース部15aに装着され
た圧力センサ16のスイッチ片16aにオン,オフ操作
可能に当接している〔図6(b),図7(a),(b)
参照〕。
【0027】上記構成とすることにより、螺子軸部14
の回動動作とともに昇降駆動部材15が下降し、糸通し
軸部材Aの昇降ガイド部材9を下降させるときに、糸通
し具4に何らかの外力が作用して、糸通し具4の下降動
作を強制的に停止するような外乱が生じたときに、前記
ベース部15aに対して前記可動部15dが昇降ガイド
部材9と連結しているので相対的に上方に移動すること
となり、前記圧力センサ16のスイッチ片16aを作動
させて、圧力センサ16により、糸通し具4の下降領域
終了を検知し、その後の回転領域ではモータ13の回転
速度を針21に干渉を防止するために低速度にして、フ
ック4bの出没回転に必要な量モータ13を回転させ
る。
【0028】前記針棒20は、針棒支持枠体22に軸支
されている。該針棒支持枠体22はミシン本体の機構に
組み込まれる。該針棒支持枠体22は、具体的には針棒
20を支持するための軸支部が形成され、針棒20が軸
支されている。該針棒20は、針21が装着される。そ
の針棒20には、規制部材18が装着されている。具体
的には、その規制部材18に針棒20が貫通して固定さ
れたものである〔図1(b),図2(b)参照〕。
【0029】前記規制部材18には摺動面18aが形成
されている。該摺動面18aには昇降ガイド部材9とと
もに降下するガイドピン3が当接し、該ガイドピン3と
ともに軸部2及び糸通し具4の降下を停止させる役目を
なしている。そして、前記摺動面18aに当接したガイ
ドピン3が摺動面18aに沿って水平面状を回動し、軸
部2とともに糸通し具4が回動し、糸通し具4のフック
4bが針孔21aに挿通する。
【0030】ここで、前記糸通し軸部材Aのガイドピン
3と糸通し具4のフック4bとの距離H1 と、針棒20
側の規制部材18の摺動面18aと針棒20に装着され
た針21の針孔21aまでの距離H2 とは等しいものと
する。即ち、H1 =H2 である。従って、針棒20に対
して規制部材18は、その装着位置を適宜に調整するこ
とができるようになっている。
【0031】具体的には、規制部材18には貫通孔が形
成された装着部18cに針棒20が挿通されて、ロック
螺子等により固着されている。また、前記摺動面18a
の上方で、且つ前記ガイドピン3の摺動範囲の終端箇所
には、押え面18bが形成されている〔図11(a)参
照〕。該押え面18bは、摺動面18a上を摺動するガ
イドピン3の軸端部分を前記摺動面18aとともに挟持
状態にするものである〔図11(c),(d)参照〕。
これによって、ガイドピン3が回動しているときに停電
となっても、押え面18bによりガイドピン3が前記コ
イルスプリング5の弾性で元の状態に戻ろうとすること
を防止することができる。
【0032】ミシン本体には、画面表示部23が設けら
れ〔図14(a)参照〕、該画面表示部23に、糸通し
スイッチによる糸通し動作が順序に応じて表示される
〔図14(b)参照〕。その糸通し動作の表示は、静止
画又は動画により行われ、具体的には、図15,,
,及び,図16,,,に示される画像が表
示される。また、画面表示部23には、運転中における
糸通し不可又は、糸通し選択中の運転不可及び不可理由
等が表示される。
【0033】なお、前記昇降ガイド部材9のガイド本体
9aの内部で、且つ前記ガイドピン3の上方に押えバネ
10が装着されることもある〔図17(a),(b)参
照〕。該押えバネ10は、前記ガイドピン3を常時,下
方に付勢している。前記押えバネ10は、前記コイルス
プリング5の弾性力よりも大きなものが使用されてい
る。前記昇降ガイド部材9は、ガイド本体9aの下端に
底板9eが形成されており、該底板9eに前記コイルス
プリング5の上端が当接し、前記昇降ガイド部材9,ガ
イドピン3及び軸部2を上方に弾性的に付勢している。
【0034】そして、前記昇降ガイド部材9は、前記昇
降駆動部材15の動作とともに降下し、前記ガイドピン
3の他端側が前記規制部材18の摺動面18aに到達し
て当接しつつ、前記ガイドピン3が前記押えバネ10の
弾性力に抗して傾斜状長孔9bに沿って移動しつつ回動
する。これによって前記軸部2が軸周方向に回動し、軸
部2の下端に固着された糸通し具4が回動し、フック4
bが針孔21aへ挿通し、糸通し動作が行われる〔図1
7(c),(d)参照〕。また、昇降ガイド部材9が前
記昇降駆動部材15とともに上昇を開始しようとする
と、前記押えバネ10の弾性押圧力は、前記ガイドピン
3を傾斜状長孔9bに沿って下方側に移動させるように
働く。これによって前記昇降ガイド部材9の上昇開始と
ともに前記ガイドピン3が即座に傾斜状長孔9bに沿っ
て下方に移動することができ、軸部2が前回とは反対方
向に回動して前記フック4bが針孔21aから外れ、一
連の糸通し動作がスムーズに行われる。
【0035】
【作用】まず、糸通し軸部材Aの糸通し具4が針棒20
の上方位置にあり、これから糸通し具4のフック4bを
針孔21aに挿入させる動作について説明する。初期で
は、糸通し軸部材Aにおいては、そのガイドピン3がガ
イド溝7の上端に位置している〔図8(a)参照〕。そ
こで、図示しないスイッチを介してモータ13を駆動さ
せる。これによって螺子軸部14が回動を開始する。
【0036】該螺子軸部14の回動により、昇降駆動部
材15が降下する。このときリミットスイッチ17も作
動し、動作が確認される。昇降駆動部材15が螺子軸部
14に沿って降下することにより、昇降駆動部材15と
連結片15bを介して連結している昇降ガイド部材9が
降下する。
【0037】昇降ガイド部材9の降下動作は、ガイドピ
ン3を介して軸部2に伝達される。そして、ガイドピン
3が、ガイド溝7に沿って降下し、前記ガイドピン3が
ガイド溝7の角度変移溝7a2 の領域に達したときに、
軸部2が軸周方向に回動を開始し、針棒20の針21装
着部を避けて降下する〔図9(a),(b)参照〕。
【0038】さらに、昇降駆動部材15が降下し続ける
と、前記昇降ガイド部材9も降下し、ガイドピン3が回
動案内部7bの領域に達する。該回動案内部7b手前に
位置する垂直状溝7a1 で、前記ガイドピン3の他端側
が規制部材18の摺動面18aに当接し、軸部2ととも
に糸通し具4の降下を停止させる〔図10,図11及び
図12参照〕。このとき、糸通し具4のフック4bと針
孔21aとの高さ方向の位置は一致している。
【0039】次いで昇降ガイド部材9の下降は前記ガイ
ドピン3が傾斜状長孔9bを介して軸部2を回動させ
る。傾斜状長孔9bによる回動は下降領域の状態に比べ
て負荷抵抗が大きくなる。この負荷抵抗の大きさは、昇
降駆動部材15のコイルスプリング15eの反発力より
も大きい。従って、ガイドピン3が規制部材18に当接
する、下降領域から回転領域への移行時に昇降ガイド部
材9に連結する昇降駆動部材15の連結片15bが停止
し、ベース部15aはコイルスプリング15eの付勢に
抗して下降し、圧力センサ16のスイッチ片16aを作
動して下降領域終了の位置を検出する。次の回転領域に
対してモータ13を更に所定の回転量だけ回転させて停
止する。この所定の回転量は昇降ガイド部材9の更なる
下降により、前記ガイドピン3が傾斜状長孔9bを介し
て軸部2を回動させ、フック4bを針21の針孔21a
に進入して糸掛けに必要な位置に設定する。なお、モー
タ13は、その位置において、次の上昇信号が発せられ
るまで、維持電流制御により維持して、糸掛けを容易化
する。
【0040】これによって、糸通し具4のフック4b
は、針孔21aに挿入することができ〔図13(a),
(b)参照〕、その次に、前記フック4bに糸巻き側か
ら引き出した糸を掛け〔図15,,,参照〕、
その先端側は糸通し具4の糸保持部に挟持させてから糸
通し具4に設けた糸切り刃4cで残糸を切る〔図16
,参照〕。前記糸切り刃4cと針孔21aの距離は
糸通し後の縫い開始時に糸抜けしないような長さが得ら
れる位置となっている。糸掛け及び糸切りが終了した
後、糸通し具4を上昇させる、復帰信号が発生される
と、モータ13を逆回転する。その逆回転により、前記
ガイドピン3が傾斜状長孔9bを介して軸部2を回動さ
せて、フック4bが針孔21aから退出する〔図16
,参照〕。そのフック4bが退出する速度は、モー
タ13を制御して、糸掛けした糸がフック4bから抜け
出ないように高速度で作動させることが好ましい。次
に、糸通し軸部材Aは前記ガイド溝7に従って上昇し、
元の位置に戻すことにより、針孔21aに糸通しを完了
することができる〔図16参照〕。なお、糸通しの一
連の動作は、ミシン本体の画面表示部23に画像で表示
される。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
針孔21aに糸を通す糸掛け作業において、ボタン又は
レバー操作等の極めて簡単な操作のみで、フック4bが
糸通しに必要な出没量だけ糸通し軸部材Aが回転し、且
つフック4bが針孔21aに挿通している状態を保持す
ることができ、糸掛けが極めて容易となり、作業員の熟
練度に関係なく糸通しの一連の作業をスムーズ且つ迅速
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の糸通し軸部材が上昇した位置
における斜視図 (b)は本発明から昇降駆動部を取り外した状態の斜視
【図2】(a)は本発明の糸通し軸部材が上昇した位置
における正面図 (b)は(a)の糸通し軸部材及び支持枠本体の一部断
面にした側面図
【図3】本発明の軸部及び昇降ガイド部材箇所における
支持枠本体の一部断面にした平面図
【図4】糸通し軸部材と昇降駆動部との連結状態を示す
略示図
【図5】(a)は糸通し軸部材及び昇降ガイド部材の斜
視図 (b)は昇降ガイド部材の拡大斜視図 (c)は昇降ガイド部材の拡大断面図
【図6】(a)は昇降駆動部の縦断側面図 (b)は昇降駆動部の背面図
【図7】(a)は昇降駆動部材に圧力センサを装着し圧
力センサが非作動状態の作用図 (b)は昇降駆動部材に圧力センサを装着し圧力センサ
が作動状態の作用図
【図8】(a)はガイドピンがガイド溝の上端に位置し
ている状態図 (b)は(a)の状態における昇降ガイド部材,ガイド
ピンの状態図 (c)は(a)の状態における糸通し軸部材と針孔との
位置の状態図
【図9】(a)はガイドピンがガイド溝の角度変移溝に
位置している状態図 (b)は(a)の状態における昇降ガイド部材,ガイド
ピンの状態図 (c)は(a)の状態における糸通し軸部材と針孔との
位置の状態図
【図10】(a)はガイドピンがガイド溝のセット溝に
位置している状態図 (b)は(a)の状態における昇降ガイド部材,ガイド
ピンの状態図 (c)は(a)の状態における糸通し軸部材と針孔との
位置の状態図
【図11】(a)は規制部材の斜視図 (b)はガイドピンが降下して規制部材に当接しようと
する状態図 (c)はガイドピンが規制部材の摺動面に当接した状態
図 (d)はガイドピンが傾斜状長孔に沿って規制部材の摺
動面上を回動する状態図
【図12】セット溝とガイドピンと傾斜状長孔との動作
を示す作用図
【図13】(a)は糸通し軸部材のフックが針孔に挿入
した状態とした本発明の斜視図 (b)は糸通し軸部材のフックが針孔に挿入した状態の
拡大図
【図14】(a)はミシン本体に画面表示部が設けられ
た実施例の斜視図 (b)は画面表示部に表示された糸通し動作の画像
【図15】針孔に挿通したフックに糸を掛けるまでの動
作の流れを示す斜視図
【図16】針孔にフックを介して糸を通し糸切り刃で残
糸を切断するまでの動作の流れを示す斜視図
【図17】(a)は本発明において昇降ガイド部材内に
押えバネが装着されたタイプの糸通し軸部材及び支持枠
本体の一部断面にした側面図 (b)は(a)にてガイドピンが降下して規制部材に当
接しようとする状態図 (c)は(a)にてガイドピンが規制部材の摺動面に当
接した状態図 (d)は(a)にてガイドピンが傾斜状長孔に沿って規
制部材の摺動面上を回動する状態図
【符号の説明】
A…糸通し軸部材 4b…フック 13…電動モータ 20…針棒 21…針 21a…針孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近江屋 光史郎 東京都中央区京橋3丁目1番1号 蛇の目 ミシン工業株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA01 CD05 CE22 CE25 CE27 GD13 GD25 JA07 LA02 LB01 LB02 NA02 NB02 NC02 NC06 RA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン機枠に支承され上下動する針棒の
    先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするための
    糸通し装置を備えたミシンであって、前記針孔に回動動
    作により出没して糸通しするためのフックを備え、前記
    ミシン機枠に支承され上下動及び回転可能に支承される
    糸通し軸部材と、該糸通し軸部材が昇降した針棒高さに
    対応した糸通し位置において糸通しに必要な出没量だけ
    回転した位置を維持する手段とを備えたことを特徴とす
    る糸通し装置を備えたミシン。
  2. 【請求項2】 ミシン機枠に支承され上下動する針棒の
    先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするための
    糸通し装置を備えたミシンであって、前記針孔に回動動
    作により出没して糸通しするためのフックを備え、前記
    ミシン機枠に上下動及び回転可能に支承される糸通し軸
    部材と、前記糸通し軸部材を所定の範囲回転を規制する
    と共に、糸通し位置において糸通しに必要な出没量の回
    転を許容する案内手段と、前記糸通し軸部材を昇降させ
    針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必要な
    出没量だけ回転させる手段を備えたことを特徴とする糸
    通し装置を備えたミシン。
  3. 【請求項3】 前記糸通し軸部材を昇降させるとともに
    針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必要な
    出没量だけ回転させる動力源として電動モータを用いた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の糸通し装置を
    備えたミシン。
  4. 【請求項4】 前記電動モータは糸通し時の出没の回転
    速度は進入時より退出時を速くするようにしたことを特
    徴とする請求項3に記載の糸通し装置を備えたミシン。
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