JP4540218B2 - 糸通し装置を備えたミシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミシンに装着された針孔用の糸通し装置に関するものであり、特に電動により、糸通し具が回転しながら下降して針孔にフックを挿通させる一連の動作が滑らかにできるミシンの糸通し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ミシンに装着された針の針孔に糸を通すための装置が装着されたものが多くなっている。その糸通し装置は、種々のタイプのものが開発されているが、その多くは、針孔付近まで、糸通し装置を降下させ、次いで糸通し装置のフックを針孔に挿通させるように操作する2段階の作業工程のもので、これらの一連の動作はレバーによる手動操作にて行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来では、上記のような作業工程を、糸通し装置のレバー部材を針穴付近に降下させた後、糸を針穴に通すまで、手で保持していなければならず、操作レバー部材を離すタイミング或いは操作レバー部材の操作時の力の入れ方によっては、糸を通すことができずに、空振りで終わったり、針孔箇所にフックを勢いを付けて押しつけるようになり、フック及び針孔の相互を損傷させるおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで発明者は、前記課題を解決することを目的とし、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、ミシン機枠に支承され上下動する針棒の先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするための糸通し装置を備えたミシンであって、前記針孔に回動動作により出没して糸通しするためのフックを備え、前記ミシン機枠に支承され上下動及び回転可能に支承されるガイドピンが装着された糸通し軸部材と、前記ガイドピンをガイドするためのガイド溝を有する案内手段と、該糸通し軸部材が昇降した針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必要な前記フックの出没量だけ回転した位置を維持するため前記案内手段のガイド溝に沿って回動するための傾斜状長孔が形成された昇降動作を与える手段とを備えたことを特徴とする糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、針孔に糸を通す糸掛け作業において、ボタン又はレバー操作等の極めて簡単な操作のみで、フックが糸通しに必要な出没量だけ糸通し軸部材が回転し、且つその位置を保持することができるようにしたので、糸掛けが極めて容易となり、作業員の熟練度に関係なく糸通しの一連の作業をスムーズ且つ迅速に行うことができる。
【0005】
また、ミシン機枠に支承され上下動する針棒の先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするための糸通し装置を備えたミシンであって、前記針孔に回動動作により出没して糸通しするためのフックを備え、前記ミシン機枠に支承され上下動及び回転可能に支承されるガイドピンが装着された糸通し軸部材と、前記糸通し軸部材を所定の範囲回転を規制する昇降用案内溝と共に、糸通し位置において糸通しに必要な前記フックの出没量の回転を許容するための回動案内部とが形成された案内手段と、前記糸通し軸部材が昇降した針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必要な前記フックの出没量だけ回転した位置を維持するため前記案内手段の回動案内部に沿って回動するための傾斜状長孔が形成された昇降動作を与える手段とを備えたことを特徴とする糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、フックの針孔への出没動作をより一層,正確に行うことができる。
【0006】
また、前記糸通し軸部材を昇降させるとともに針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必要な出没量だけ回転させる動力源として電動モータを用いた糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、格納位置から糸通し位置まで速度、針孔にフックが進入するときの速度、フックが退出して糸を通すときの速度が、任意に設定できるので特に安全を考慮した進入速度や確実な糸通しのための退出速度を設定できることが可能となった。また、前記モータは糸通し時の出没の回転速度は進入時より退出時を速くするようにした糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、一旦針孔に進入して挿通したフックが針孔から退出する速度を速くしたことにより、フックに掛けられた糸が抜ける可能性を防止することができる。
【0007】
また、ミシン機枠に支承され上下動する針棒の先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするための糸通し装置を備えたミシンであって、前記針孔に回転動作により出没して糸通しするためのフックを備え、前記ミシン機枠に上下動及び回転可能に支承される糸通し軸部材と、前記ミシン機枠に固着され、前記糸通し軸部材の上下動時の回転を規制する上下動案内部と糸通し軸部材の回転時に回転を許容する回動案内部とを連続して形成した枠部材と、前記糸通し軸部材を上下動し、該糸通し軸部材の一端が前記針棒の規制部材への係合時に前記枠部材の回動案内部において前記糸通し軸部材を回転させる昇降ガイド部材とを備え、前記糸通し軸部材の一端が前記針棒の規制部材への係合する位置が前記糸通し軸部材のフックが前記針の針孔に一致するようにした糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、糸通し軸部材は、上下動案内部と回動案内部とを連続形成した枠部材と、針棒に装着された規制部材とにより、糸通し軸部材のフックが針孔の高さ位置まで正確に案内され、フックの針孔への挿通を高い精度にて行うことができる。しかも、上記動作を行うための機構は極めて簡単なものとしている。
【0008】
また、前記モータは前記糸通し軸部材の一端が前記針棒の規制部材への係合時に下降領域から回転領域であることを検出して動作し、所定の回転量だけ回転制御するようにした糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、モータの検出手段により、モータの動作に時間的損失を排除し、動作を一層良好なものにすることができる。また、前記停止状態は復帰信号発生まで維持電流制御により維持するようにした糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、停止した状態から不意に動きだすことを防止し、作業員の安全を確保することができる。
【0009】
また、前記モータは、前記糸通し軸部材昇降時に外乱により生する負荷異常増加に対応して安全停止させるようにした糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、作業中の外乱発生に対してモータを停止させ、作業員の安全を確保することができる。また、前記モータの安全停止に対して、異常を報知する手段を更に備えた糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、より一層の安全性を確保することができる。また、前記糸通し軸部材には、前記フックから所定の距離離間した位置に糸切り刃が備えられている糸通し装置を備えたミシンとしたことにより、一旦、針孔に挿通した糸の残糸を抜け出しにくい程度で且つ長すぎないように設定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の構成は、主に糸通し軸部材A,支持枠本体B及び昇降駆動部Cから構成され、前記支持枠本体Bは針棒支持枠体22に装着され、支持枠本体Bに、前記糸通し軸部材Aが装着される〔図1(a),(b)参照〕。該糸通し軸部材Aは、軸部2,ガイドピン3及び糸通し具4とから構成されている。また、上記の構成に糸通し具4の下降停止位置を検知する検出手段及び糸通し具4を回動させて糸通し具4に設けたフック4bを針孔21aに挿入する回動手段が設けられている。
【0011】
そのガイドピン3は、軸部2の軸方向における適宜の箇所に軸方向に対して略直角状に貫通して固着され、ガイドピン3の両軸端が軸部2の直径方向に突出している〔図2(b),図5(a)等参照〕。前記ガイドピン3は、後述する昇降ガイド部材9及び昇降駆動部Cを介して上下方向に移動し、そのガイドピン3を介して軸部2が上下方向に移動する。
【0012】
その糸通し具4は、揺動部材4aとフック4bとからなり、揺動部材4aが前記軸部2の下端に固着され、軸部2を回動中心として揺動部材4aが回動する。該揺動部材4aにはフック4bが形成されており、その揺動部材4aとともにフック4bが回動する〔図1(a)参照〕。該フック4bは、針孔21aに挿通することによって、糸通しが行われる。前記ガイドピン3と、糸通し具4の揺動部材4aとは所定の角度をなしてそれぞれ装着される。また、揺動部材4aにはフック4bから所定の距離離間した位置に、糸切り刃4cを装着している。所定の距離は針孔21aからの残糸が次の縫い目形成時に抜け出ない程度の適正長さとなるようにフック4bと糸切り刃4cとの距離Lが設定されている〔図16▲1▼参照〕。なお、糸切り刃4cには、針孔21a側に弱い押圧力で糸保持可能な糸保持部4dを形成することが有効である。また糸ガイド片4eを形成するとさらに有効である。
【0013】
支持枠本体Bは、枠部材6とガイド溝7とから構成され、その枠部材6は、上下方向に伸びる側板6aの上下両端に軸支部6b,6bが形成されている。その側板6aに前記ガイド溝7が形成されている〔図1,図2(a)参照〕。該ガイド溝7は、溝カムタイプとなっており、前記軸部2に装着されたガイドピン3が挿通し、前記ガイド溝7に沿って上下方向に移動する。
【0014】
前記軸部2には、コイルスプリング5が装着され、該コイルスプリング5の上端がガイドピン3と、またコイルスプリング5の下端が前記枠部材6の下部側軸支部6bとにより支持されている〔図2(b)参照〕。そのコイルスプリング5によって、軸部2は、常時上方に弾性的に付勢されている。
【0015】
前記ガイド溝7は、上方から昇降用案内溝7aと回動案内部7bの順に構成されたもので、前記昇降用案内溝7aの下端箇所に回動案内部7bが連続的に形成されている。さらに、昇降用案内溝7aは、垂直状溝7a1 と角度変移溝7a2 とから構成され連続的に形成されている。その垂直状溝7a1 では、ガイドピン3が水平方向に回動しないように上下方向に案内する。次に、角度変移溝7a2 は傾斜した溝となっており、前記ガイドピン3は、水平方向に回動しつつ上下方向に移動する。その角度変移溝7a2 は、前記垂直状溝7a1 に対して僅かの傾斜角度をなしている。
【0016】
その角度変移溝7a2 は、ガイドピン3を僅かの角度で回動させ、前記軸部2及び前記糸通し具4を僅かの角度に回動させるようにしたものである。これによって、前記糸通し具4が軸部2によって降下するときに、糸通し具4が近接する位置に存在する針棒20の針止め部等の突起物に当たらないように、又は干渉することがないようにしている。
【0017】
次に、回動案内部7bは、前記昇降用案内溝7aの下端に連続して形成されたものであり、正方形又は長方形等の方形状をなしている。その回動案内部7bは、その内部において後述する規制部材18とともにガイドピン3を水平方向に回動させるスペースを備えた開口部である。
【0018】
次に、昇降ガイド部材9は、前記糸通し軸部材Aの軸部2を前記ガイドピン3を介して昇降動作を与える役目をなすものである。その昇降ガイド部材9は、半割り円筒形状のガイド本体9aに傾斜状長孔9bが形成されたものである。そのガイド本体9aの頂部には、昇降用ガイド孔9a1 が形成されている。また、ガイド本体9aの上端にはガイド突起9cが形成されている〔図5(a)乃至(c)等参照〕。前記昇降用ガイド孔9a1 には、軸部2が貫通し、ガイドピン3は傾斜状長孔9bに遊挿している〔図5(a),(b),(c)参照〕。
【0019】
前記ガイド突起9cは、後述する昇降駆動部Cの昇降駆動部材15に連結される。また、前記ガイド突起9cは、枠部材6の側板6aの幅方向端部に当接し、昇降ガイド部材9が軸周方向への回動を規制する役目もなす〔図9(b),図10(b)等参照〕。前記傾斜状長孔9bの傾斜方向については、昇降ガイド部材9が下降したときに、傾斜状長孔9bに遊挿しているガイドピン3がその傾斜状長孔9bに沿って回動する場合に、傾斜状長孔9bの傾斜上方となるように傾斜している。
【0020】
そのガイド本体9aの下端には案内軸9dが形成されている。また、前記側板6aの下方位置で且つガイド溝7より下方の位置に固定溝8が形成されている〔図2(a),(b)参照〕。そして、前記昇降ガイド部材9が下降し、前記ガイドピン3が回動案内部7bの手前の垂直状溝7a1 に達するあたりで、前記案内軸9dが前記固定溝8に遊挿する構造となっている。これによって、ガイドピン3が回動案内部7bの領域内では、前記昇降ガイド部材9は軸周方向に非回動で、上下方向にのみ移動することができる。
【0021】
次に、昇降駆動部Cは、主に駆動部機枠12,モータ13,螺子軸部14及び昇降駆動部材15とから構成され、前記モータ13が駆動部機枠12に装着されている。該駆動部機枠12は、前記支持枠本体Bに装着される〔図1(a)及び図6(a),(b)参照〕。前記モータ13は、前記螺子軸部14の回転角を精密に制御可能なモータが好ましく、ステッピングモータが好適である。
【0022】
そのモータ13は螺子軸部14と直結し、該螺子軸部14を回動させるものである。該螺子軸部14には、昇降駆動部材15が装着され、前記螺子軸部14の回動により、前記昇降駆動部材15が昇降する〔図6(a),(b)参照〕。具体的には昇降駆動部材15には、そのベース部15aに内螺子部15a1 が形成され、該内螺子部15a1 が前記螺子軸部14に螺合し、該螺子軸部14の回動により、昇降駆動部材15が昇降する。該昇降駆動部材15は、前記昇降ガイド部材9を上下移動させる役目をなすものである。
【0023】
具体的には、その昇降駆動部材15には、その形状が略コ字状である連結片15bが設けられ、該連結片15bが前記昇降ガイド部材9のガイド突起9cを挟持状態に連結支持する(図4参照)。ここで、前記連結片15bと前記ガイド突起9cとの連結においては、前記ガイド突起9cは前記連結片15bを上下方向に挟持しているのみであり、ガイド突起9cが水平方向に移動することは自在である。
【0024】
次に、前記駆動部機枠12には、昇降用案内溝12aが形成され、また昇降駆動部材15には、案内突起15cが形成され、該案内突起15cが前記昇降用案内溝12aに遊挿状態となり、その案内突起15cと昇降用案内溝12aにより昇降駆動部材15が安定した状態で昇降することができる。
【0025】
次に、糸通し具4の下降停止位置検出する検知手段、及び糸通し具4に外乱が生じた場合にこの外乱を検知する圧力検知手段が備わっている。具体的には、昇降駆動部材15には、圧力センサ16が装着され、糸通し具4の下降領域を検知し、その後の回転領域での、フック4bの回転に必要な量モータ13を回転させる位置を明らかにしている。さらに、糸通し軸部材Aの糸通し具4に強制的に停止させるような負荷、外乱、例えば何かが装置に引っ掛かったり、詰まったりする等のようなことが生じた場合に、前記圧力センサ16が作動してモータ13を停止させ、作業員にけがをさせないようにしたり、糸通し具4及び針孔21aが損傷することを防止する。
【0026】
その昇降駆動部材15への圧力センサ16の装着構造は、具体的には前記昇降駆動部材15にはベース部15aに対して別部材からなる可動部15dが上下動自在に装着されている。前記ベース部15aには、圧力センサ16が装着されている。前記連結片15bは、可動部15dと一体的となっており、前記可動部15dとともに、前記ベース部15aに対して上下動し、前記可動部15dはコイルスプリング15eにより常時下方に弾性的に付勢されている〔図7(a),(b)参照〕。そして、可動部15dには作動片15d1 が形成され、該作動片15d1 が、ベース部15aに装着された圧力センサ16のスイッチ片16aにオン,オフ操作可能に当接している〔図6(b),図7(a),(b)参照〕。
【0027】
上記構成とすることにより、螺子軸部14の回動動作とともに昇降駆動部材15が下降し、糸通し軸部材Aの昇降ガイド部材9を下降させるときに、糸通し具4に何らかの外力が作用して、糸通し具4の下降動作を強制的に停止するような外乱が生じたときに、前記ベース部15aに対して前記可動部15dが昇降ガイド部材9と連結しているので相対的に上方に移動することとなり、前記圧力センサ16のスイッチ片16aを作動させて、圧力センサ16により、糸通し具4の下降領域終了を検知し、その後の回転領域ではモータ13の回転速度を針21に干渉を防止するために低速度にして、フック4bの出没回転に必要な量モータ13を回転させる。
【0028】
前記針棒20は、針棒支持枠体22に軸支されている。該針棒支持枠体22はミシン本体の機構に組み込まれる。該針棒支持枠体22は、具体的には針棒20を支持するための軸支部が形成され、針棒20が軸支されている。該針棒20は、針21が装着される。その針棒20には、規制部材18が装着されている。具体的には、その規制部材18に針棒20が貫通して固定されたものである〔図1(b),図2(b)参照〕。
【0029】
前記規制部材18には摺動面18aが形成されている。該摺動面18aには昇降ガイド部材9とともに降下するガイドピン3が当接し、該ガイドピン3とともに軸部2及び糸通し具4の降下を停止させる役目をなしている。そして、前記摺動面18aに当接したガイドピン3が摺動面18aに沿って水平面状を回動し、軸部2とともに糸通し具4が回動し、糸通し具4のフック4bが針孔21aに挿通する。
【0030】
ここで、前記糸通し軸部材Aのガイドピン3と糸通し具4のフック4bとの距離H1 と、針棒20側の規制部材18の摺動面18aと針棒20に装着された針21の針孔21aまでの距離H2 とは等しいものとする。即ち、H1 =H2 である。従って、針棒20に対して規制部材18は、その装着位置を適宜に調整することができるようになっている。
【0031】
具体的には、規制部材18には貫通孔が形成された装着部18cに針棒20が挿通されて、ロック螺子等により固着されている。また、前記摺動面18aの上方で、且つ前記ガイドピン3の摺動範囲の終端箇所には、押え面18bが形成されている〔図11(a)参照〕。該押え面18bは、摺動面18a上を摺動するガイドピン3の軸端部分を前記摺動面18aとともに挟持状態にするものである〔図11(c),(d)参照〕。これによって、ガイドピン3が回動しているときに停電となっても、押え面18bによりガイドピン3が前記コイルスプリング5の弾性で元の状態に戻ろうとすることを防止することができる。
【0032】
ミシン本体には、画面表示部23が設けられ〔図14(a)参照〕、該画面表示部23に、糸通しスイッチによる糸通し動作が順序に応じて表示される〔図14(b)参照〕。その糸通し動作の表示は、静止画又は動画により行われ、具体的には、図15▲1▼,▲2▼,▲3▼,▲4▼及び,図16▲5▼,▲6▼,▲7▼,▲8▼に示される画像が表示される。また、画面表示部23には、運転中における糸通し不可又は、糸通し選択中の運転不可及び不可理由等が表示される。
【0033】
なお、前記昇降ガイド部材9のガイド本体9aの内部で、且つ前記ガイドピン3の上方に押えバネ10が装着されることもある〔図17(a),(b)参照〕。該押えバネ10は、前記ガイドピン3を常時,下方に付勢している。前記押えバネ10は、前記コイルスプリング5の弾性力よりも大きなものが使用されている。前記昇降ガイド部材9は、ガイド本体9aの下端に底板9eが形成されており、該底板9eに前記コイルスプリング5の上端が当接し、前記昇降ガイド部材9,ガイドピン3及び軸部2を上方に弾性的に付勢している。
【0034】
そして、前記昇降ガイド部材9は、前記昇降駆動部材15の動作とともに降下し、前記ガイドピン3の他端側が前記規制部材18の摺動面18aに到達して当接しつつ、前記ガイドピン3が前記押えバネ10の弾性力に抗して傾斜状長孔9bに沿って移動しつつ回動する。これによって前記軸部2が軸周方向に回動し、軸部2の下端に固着された糸通し具4が回動し、フック4bが針孔21aへ挿通し、糸通し動作が行われる〔図17(c),(d)参照〕。また、昇降ガイド部材9が前記昇降駆動部材15とともに上昇を開始しようとすると、前記押えバネ10の弾性押圧力は、前記ガイドピン3を傾斜状長孔9bに沿って下方側に移動させるように働く。これによって前記昇降ガイド部材9の上昇開始とともに前記ガイドピン3が即座に傾斜状長孔9bに沿って下方に移動することができ、軸部2が前回とは反対方向に回動して前記フック4bが針孔21aから外れ、一連の糸通し動作がスムーズに行われる。
【0035】
【作用】
まず、糸通し軸部材Aの糸通し具4が針棒20の上方位置にあり、これから糸通し具4のフック4bを針孔21aに挿入させる動作について説明する。初期では、糸通し軸部材Aにおいては、そのガイドピン3がガイド溝7の上端に位置している〔図8(a)参照〕。そこで、図示しないスイッチを介してモータ13を駆動させる。これによって螺子軸部14が回動を開始する。
【0036】
該螺子軸部14の回動により、昇降駆動部材15が降下する。このときリミットスイッチ17も作動し、動作が確認される。昇降駆動部材15が螺子軸部14に沿って降下することにより、昇降駆動部材15と連結片15bを介して連結している昇降ガイド部材9が降下する。
【0037】
昇降ガイド部材9の降下動作は、ガイドピン3を介して軸部2に伝達される。そして、ガイドピン3が、ガイド溝7に沿って降下し、前記ガイドピン3がガイド溝7の角度変移溝7a2 の領域に達したときに、軸部2が軸周方向に回動を開始し、針棒20の針21装着部を避けて降下する〔図9(a),(b)参照〕。
【0038】
さらに、昇降駆動部材15が降下し続けると、前記昇降ガイド部材9も降下し、ガイドピン3が回動案内部7bの領域に達する。該回動案内部7b手前に位置する垂直状溝7a1 で、前記ガイドピン3の他端側が規制部材18の摺動面18aに当接し、軸部2とともに糸通し具4の降下を停止させる〔図10,図11及び図12参照〕。このとき、糸通し具4のフック4bと針孔21aとの高さ方向の位置は一致している。
【0039】
次いで昇降ガイド部材9の下降は前記ガイドピン3が傾斜状長孔9bを介して軸部2を回動させる。傾斜状長孔9bによる回動は下降領域の状態に比べて負荷抵抗が大きくなる。この負荷抵抗の大きさは、昇降駆動部材15のコイルスプリング15eの反発力よりも大きい。従って、ガイドピン3が規制部材18に当接する、下降領域から回転領域への移行時に昇降ガイド部材9に連結する昇降駆動部材15の連結片15bが停止し、ベース部15aはコイルスプリング15eの付勢に抗して下降し、圧力センサ16のスイッチ片16aを作動して下降領域終了の位置を検出する。次の回転領域に対してモータ13を更に所定の回転量だけ回転させて停止する。この所定の回転量は昇降ガイド部材9の更なる下降により、前記ガイドピン3が傾斜状長孔9bを介して軸部2を回動させ、フック4bを針21の針孔21aに進入して糸掛けに必要な位置に設定する。なお、モータ13は、その位置において、次の上昇信号が発せられるまで、維持電流制御により維持して、糸掛けを容易化する。
【0040】
これによって、糸通し具4のフック4bは、針孔21aに挿入することができ〔図13(a),(b)参照〕、その次に、前記フック4bに糸巻き側から引き出した糸を掛け〔図15▲1▼,▲2▼,▲3▼,▲4▼参照〕、その先端側は糸通し具4の糸保持部に挟持させてから糸通し具4に設けた糸切り刃4cで残糸を切る〔図16▲5▼,▲6▼参照〕。前記糸切り刃4cと針孔21aの距離は糸通し後の縫い開始時に糸抜けしないような長さが得られる位置となっている。糸掛け及び糸切りが終了した後、糸通し具4を上昇させる、復帰信号が発生されると、モータ13を逆回転する。その逆回転により、前記ガイドピン3が傾斜状長孔9bを介して軸部2を回動させて、フック4bが針孔21aから退出する〔図16▲6▼,▲7▼参照〕。そのフック4bが退出する速度は、モータ13を制御して、糸掛けした糸がフック4bから抜け出ないように高速度で作動させることが好ましい。次に、糸通し軸部材Aは前記ガイド溝7に従って上昇し、元の位置に戻すことにより、針孔21aに糸通しを完了することができる〔図16▲8▼参照〕。なお、糸通しの一連の動作は、ミシン本体の画面表示部23に画像で表示される。
【0041】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、針孔21aに糸を通す糸掛け作業において、ボタン又はレバー操作等の極めて簡単な操作のみで、フック4bが糸通しに必要な出没量だけ糸通し軸部材Aが回転し、且つフック4bが針孔21aに挿通している状態を保持することができ、糸掛けが極めて容易となり、作業員の熟練度に関係なく糸通しの一連の作業をスムーズ且つ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の糸通し軸部材が上昇した位置における斜視図
(b)は本発明から昇降駆動部を取り外した状態の斜視図
【図2】(a)は本発明の糸通し軸部材が上昇した位置における正面図
(b)は(a)の糸通し軸部材及び支持枠本体の一部断面にした側面図
【図3】本発明の軸部及び昇降ガイド部材箇所における支持枠本体の一部断面にした平面図
【図4】糸通し軸部材と昇降駆動部との連結状態を示す略示図
【図5】(a)は糸通し軸部材及び昇降ガイド部材の斜視図
(b)は昇降ガイド部材の拡大斜視図
(c)は昇降ガイド部材の拡大断面図
【図6】(a)は昇降駆動部の縦断側面図
(b)は昇降駆動部の背面図
【図7】(a)は昇降駆動部材に圧力センサを装着し圧力センサが非作動状態の作用図
(b)は昇降駆動部材に圧力センサを装着し圧力センサが作動状態の作用図
【図8】(a)はガイドピンがガイド溝の上端に位置している状態図
(b)は(a)の状態における昇降ガイド部材,ガイドピンの状態図
(c)は(a)の状態における糸通し軸部材と針孔との位置の状態図
【図9】(a)はガイドピンがガイド溝の角度変移溝に位置している状態図
(b)は(a)の状態における昇降ガイド部材,ガイドピンの状態図
(c)は(a)の状態における糸通し軸部材と針孔との位置の状態図
【図10】(a)はガイドピンがガイド溝のセット溝に位置している状態図
(b)は(a)の状態における昇降ガイド部材,ガイドピンの状態図
(c)は(a)の状態における糸通し軸部材と針孔との位置の状態図
【図11】(a)は規制部材の斜視図
(b)はガイドピンが降下して規制部材に当接しようとする状態図
(c)はガイドピンが規制部材の摺動面に当接した状態図
(d)はガイドピンが傾斜状長孔に沿って規制部材の摺動面上を回動する状態図
【図12】セット溝とガイドピンと傾斜状長孔との動作を示す作用図
【図13】(a)は糸通し軸部材のフックが針孔に挿入した状態とした本発明の斜視図
(b)は糸通し軸部材のフックが針孔に挿入した状態の拡大図
【図14】(a)はミシン本体に画面表示部が設けられた実施例の斜視図
(b)は画面表示部に表示された糸通し動作の画像
【図15】針孔に挿通したフックに糸を掛けるまでの動作の流れを示す斜視図
【図16】針孔にフックを介して糸を通し糸切り刃で残糸を切断するまでの動作の流れを示す斜視図
【図17】(a)は本発明において昇降ガイド部材内に押えバネが装着されたタイプの糸通し軸部材及び支持枠本体の一部断面にした側面図
(b)は(a)にてガイドピンが降下して規制部材に当接しようとする状態図
(c)は(a)にてガイドピンが規制部材の摺動面に当接した状態図
(d)は(a)にてガイドピンが傾斜状長孔に沿って規制部材の摺動面上を回動する状態図
【符号の説明】
A…糸通し軸部材
4b…フック
13…電動モータ
20…針棒
21…針
21a…針孔

Claims (4)

  1. ミシン機枠に支承され上下動する針棒の先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするための糸通し装置を備えたミシンであって、
    前記針孔に回動動作により出没して糸通しするためのフックを備え、
    前記ミシン機枠に支承され上下動及び回転可能に支承されるガイドピンが装着された糸通し軸部材と、
    前記ガイドピンをガイドするためのガイド溝を有する案内手段と、
    該糸通し軸部材が昇降した針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必要な前記フックの出没量だけ回転した位置を維持するため前記案内手段のガイド溝に沿って回動するための傾斜状長孔が形成された昇降動作を与える手段とを備えたことを特徴とする糸通し装置を備えたミシン。
  2. ミシン機枠に支承され上下動する針棒の先端に保持される針の針孔に出没して糸通しするための糸通し装置を備えたミシンであって、
    前記針孔に回動動作により出没して糸通しするためのフックを備え、
    前記ミシン機枠に支承され上下動及び回転可能に支承されるガイドピンが装着された糸通し軸部材と、
    前記糸通し軸部材を所定の範囲回転を規制する昇降用案内溝と共に、糸通し位置において糸通しに必要な前記フックの出没量の回転を許容するための回動案内部とが形成された案内手段と、
    前記糸通し軸部材が昇降した針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必要な前記フックの出没量だけ回転した位置を維持するため前記案内手段の回動案内部に沿って回動するための傾斜状長孔が形成された昇降動作を与える手段とを備えたことを特徴とする糸通し装置を備えたミシン。
  3. 前記糸通し軸部材を昇降させるとともに針棒高さに対応した糸通し位置において糸通しに必要な出没量だけ回転させる動力源として電動モータを用いたことを特徴とする請求項1又は2に記載の糸通し装置を備えたミシン。
  4. 前記電動モータは糸通し時の出没の回転速度は進入時より退出時を速くするようにしたことを特徴とする請求項3に記載の糸通し装置を備えたミシン。
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