JP2008504862A - 糸通し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フック部に糸を引っ掛ける構造を改善することにより、フック部に糸を安定的に引っ掛けて糸通し作業の不良を減らし、且つ生産性を向上させることができる糸通し装置が提供する。
【解決手段】本発明は、裁縫機械に備えられた針の針孔に糸を通すための糸通し装置に関するものであって、所定の糸案内経路に沿って糸を供給する糸供給部と、糸が引っ掛かるフック部と、フック部から延長されてフック部を支持するフック支持部とを有する糸キャッチャと、フック部が針孔に挿入及び復帰するように糸キャッチャを往復駆動させる糸キャッチャ駆動部と、糸供給部から提供される糸を針孔に挿入されたフック部に引っ掛ける糸案内部とを含むことを特徴とする。これにより、フック部に糸を安定的に引っ掛けることで糸通し作業の不良を減らし、且つ生産性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、裁縫機械の糸通し装置に関し、より詳しくはフック部に糸を引っ掛ける構造を改善した裁縫機械の糸通し装置に関する。
裁縫機械及び自動刺繍機などの裁縫機械においては、上糸の入れ替えのために不可避にヘッドステムの下端に設置された針の針孔に糸を通過させる糸通し作業をしなければならない。
このような糸通し作業は、多くの時間がかかり、且つ作業が不便であり、特に多様な色合の糸を用いる自動刺繍機においては、糸の入れ替えが頻繁であるため、多くの作業時間の損失を伴う。
大韓民国特許出願第2000−52077号においては、糸キャッチャの先端部に糸が引っ掛かるフック部を形成し、糸キャッチャを針と離隔した位置から針に向かって往復移動させ、フック部が針孔を通過して針孔に自動的に糸通し作業を行う糸通し装置が開示されている。
ところが、このような従来の糸通し装置においては、糸が引っ掛かるフック部が針孔を通過するために細いワイヤで形成され、糸がフック部に引っ掛かった状態で針が下降し、フック部から糸が解れて針孔に結束されるので、針孔に結束される糸とフック部との間の摩擦によって糸の損傷をもたらすだけでなく、フック部に反復的な変形が生することで耐久性が低下して破損され、糸キャッチャを頻繁に入れ替えなければならないという問題点がある。
また、場合によっては、糸がフック部に不安定に引っ掛かった状態で糸通し作業が行われることで、糸通し作業の不良をもたらして生産性が低下するという問題点がある。
大韓民国特許出願第2000−52077号明細書
そこで、本発明の目的は、フック部に糸を安定的に引っ掛けることで糸通し作業の不良を減らし、且つ生産性を向上させることができる糸通し装置を提供することにある。
前記目的を果たすために、本発明は、裁縫機械に備えられた針の針孔に糸を通すための糸通し装置において、所定の糸案内経路に沿って糸を供給する糸供給部と、糸が引っ掛かったフック部と前記フック部から延長されて前記フック部を支持するフック支持部とを有する糸キャッチャと、前記フック部が前記針孔に挿入及び復帰するように前記糸キャッチャを往復駆動させる糸キャッチャ駆動部と、前記糸供給部から提供される糸を前記針孔に挿入された前記フック部に引っ掛ける糸案内部とを含むことを特徴とする糸通し装置を提供する。
ここで、前記針が装着されるニードルバーと、前記針が裁縫作業区間から外れて前記針孔に糸を通すための糸通し作業区間に昇降するように前記ニードルバーを昇降する昇降部と、前記昇降部を昇降させる昇降駆動部とをさらに有し、前記昇降部が糸通し作業区間内で上昇することによって、前記糸キャッチャ駆動部は前記フック部を前記針孔に挿入させ、前記糸案内部は前記針孔に挿入された前記フック部に糸を引っ掛けることができる。
前記糸キャッチャ駆動部は、本体と、前記本体に往復移動可能に設けられ、前記糸キャッチャを支持する糸キャッチャ支持部と、前記糸キャッチャ支持部を前記本体に往復移動可能に支持する支持軸と、前記糸キャッチャ支持部を往復移動させる往復移動部とを含むこともできる。
前記往復移動部は、前記昇降部に備えられた駆動ピンと、前記昇降部が糸通し作業区間内で上昇することによって、前記駆動ピンと接触するように前記針の昇降方向に対して横方向に所定の角度をなして形成された往復移動用プロファイル部を有し、前記駆動ピンが前記往復移動用プロファイル部を接触移動することによって、前記糸キャッチャ支持部を加圧及び加圧解除して前記フック部を前記針孔に挿入及び復帰させる駆動リンクとを含むこともできる。
一方、前記糸案内部は、前記本体に回転可能に結合され、一側に糸案内用プロファイル部が形成された回転ブラケットと、前記糸キャッチャ支持部の一側から突出して前記回転ブラケットの糸案内用プロファイル部に沿って接触移動し、前記糸キャッチャ支持部の往復移動によって前記回転ブラケットを回転させる回転ピンと、前記糸供給部から提供される糸を引っ張って前記フック部に引っ掛けられるように案内する糸案内ブラケットと、前記回転ブラケットと前記糸案内ブラケットとを相互連結し、前記回転ブラケットの回転力を前記糸案内ブラケットに伝達する補助リンクとを含むこともできる。
また、前記糸案内部は、他の実施形態として、前記本体に回転可能に結合される回転ブラケットと、前記糸供給部から提供される糸を引っ張って前記フック部に引っ掛けられるように案内する糸案内ブラケットと、前記回転ブラケットと前記糸案内ブラケットとを相互連結し、前記回転ブラケットの回転力を前記糸案内ブラケットに伝達する補助リンクと、前記本体と前記回転ブラケットとの間に備えられ、前記糸案内ブラケットによって引っ張られた糸が前記フック部に引っ掛かるように、前記回転ブラケットに弾性力を提供して回転させる回転ブラケット用弾性部材とを含むこともできる。
そして、外周の一領域に溝が陷沒形成され、前記昇降部と共に昇降して前記回転ブラケットに接近及び離隔する昇降ロッドと、前記溝に引っ掛かる係止突起と、前記係止突起の一側から延長された延長部を有し、前記昇降ロッドの昇降を断続する昇降クラッチと、前記延長部が接触及び離隔するクラッチ用カムプロファイルが形成され、前記昇降ロッドが下降時に前記延長部が前記クラッチ用カムプロファイルに接触して前記係止突起が前記溝に係止解除され、前記フック部の糸を引っ掛けた状態で前記針孔から復帰した後に、前記糸案内ブラケットが元の位置に復帰するように前記昇降クラッチを作動させるクラッチ作動部材とをさらに含むことにより、前記フック部に糸が引っ掛からないことを防止し、フック部に糸を確実に引っ掛けることができるようになる。
本発明によれば、フック部に糸を引っ掛ける構造を改善することにより、フック部に糸を安定的に引っ掛けて糸通し作業の不良を減らし、且つ生産性を向上させることができる糸通し装置が提供される。
以下、添付図面を参照しながら、本発明について詳細に説明する。説明に先立って、種々の実施形態において、同一の構成を有する構成要素に対しては同一の符号を付けて代表的に第1実施形態で説明し、それ以外の実施形態においては第1実施形態と異なる構成についてのみ説明しようとする。
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態による糸通し装置1は、所定の糸案内経路(図示せず)に沿って糸3を供給する糸供給部9から供給された糸3が結束される針11を有する。
針11は、ニードルバー(図示せず)を貫通して所定の裁縫作業区間を往復運動し、針ホルダ13によってニードルバー15の先端に装着されている。ニードルバー15は管状体に形成されており、クラッチ(図示せず)によって所定の区間を往復駆動するニードルバー駆動部(図示せず)と断続的に連結されている。
これにより、ニードルバー15はクラッチによってニードルバー駆動部と相互連結され、ニードルバー駆動部の往復駆動によってニードルバー15の先端に装着された針11は、所定の裁縫作業区間を往復運動して裁縫作業を行うようになる。
一方、本発明による糸通し装置1は、針11が裁縫作業区間から外れて針11の針孔11a(図8b参照)に糸3を通すための糸通し作業区間に上昇するようにニードルバー15を昇降する昇降部21と、昇降部21を昇降させる昇降駆動部41とを有する。
昇降部21は、ニードルバー15が昇降可能に結合されるニードルバーブッシュ23と、ニードルバーブッシュ23と昇降駆動部41とを相互連結する連結リンク33と、連結リンク33の一側に結合されてニードルバーブッシュ23と共に昇降する昇降バー35とを有する。
ニードルバーブッシュ23は、ヘッドステム7の貫通孔7aに昇降可能に設置され、ニードルバー15を部分的に収容してニードルバー15の昇降を案内する一対のガイド部25、27を有する。
以下においては、説明の便宜上、ニードルバーブッシュ23の上側に位置するガイド部を上側ガイド部25、下側に位置するガイド部を下側ガイド部27と称する。一対のガイド部25、27は同軸をなして離隔配置されており、上側ガイド部25にはニードルバー弾性部材31が部分的に収容される弾性部材収容溝25aが形成されている。
ニードルバー弾性部材31は、ニードルバー15の一側外周に沿って設置され、上側ガイド部25の弾性部材収容溝25aに収容されてニードルバー15とニードルバーブッシュ23とを弾性的に連結する。また、ニードルバー弾性部材31は針11の裁縫作業の際にニードルバー15を緩衝する役割も果たす。
連結リンク33は、後述する昇降駆動部41のシリンダロッド45の自由端部と、ニードルバーブッシュ23の上側ガイド部25の上部面にそれぞれ結合されている。連結リンク33の一側には長い棒状の昇降バー35が結合されており、昇降バー35はニードルバーブッシュ23と所定の間隔を有して平行に配置される。
昇降駆動部41は、流体圧が作動するシリンダ本体43と、シリンダ本体43の流体圧作動によって長さが伸長及び縮小して往復運動をするシリンダロッド45とを有する。シリンダ本体43はヘッドステム7に支持され、シリンダロッド45はニードルバーブッシュ23と所定の間隔を有して平行に配置される。
これにより、昇降駆動部41のシリンダ本体43の駆動によってシリンダロッド45が往復運動をすれば、シリンダロッド45の往復運動は連結リンク33を経てニードルバーブッシュ23及び昇降バー35に伝達され、ニードルバーブッシュ23及び昇降バー35は昇降運動を行うようになる。
ここで、本実施形態においては、昇降駆動部として、流体圧によって作動する流体圧シリンダが開示されているが、流体圧シリンダ以外にモータ、カム装置、ソレノイドなどが適用されることもできる。
一方、本発明による糸通し装置1は、糸3が引っ掛かるフック部53と、フック部53を支持するフック支持部55とを有し、糸3を針孔11aに通す糸キャッチャ51と、糸キャッチャ51を往復移動する糸キャッチャ駆動部61と、フック部53に引っ掛かった糸3を引っ張ってフック支持部55に沿って移動させる糸移動部91とを有する。
糸キャッチャ51は、糸3が引っ掛かるフック部53と、フック部53から延長されてフック部53を支持するフック支持部55とを有する。フック部53は掛け金形状を有し、フック部53の一端は、相対的に断面積が大きくて長い棒状のフック支持部55によって支持されている。これにより、フック支持部55はフック部53に比べて相対的に耐久強度が大きい。
ここで、図示されていないが、糸キャッチャ51は本実施形態とは異なって、単一のワイヤで形成されることができ、フック支持部を形成するワイヤの先端部を掛け金形状に形成して糸が引っ掛かるフック部を形成することもできる。
糸キャッチャ駆動部61は、本体63と、糸キャッチャ51を支持する糸キャッチャ支持部65と、糸キャッチャ支持部65を本体63に往復移動可能に支持する一対の支持軸71と、糸キャッチャ支持部65を往復移動させる往復移動部81とを有する。
本体63は、一側が開口されたブロック形状を有し、ヘッドステム7を支持する支持フレーム5に結合される。本体63の上部面には、後述する回転ピン117の往復移動時に干渉を防止するためのスロット63aが形成されている。
糸キャッチャ支持部65はブロック形状を有し、本体63に往復移動可能に備えられた一端が本体63から突出している。本体63から突出した糸キャッチャ支持部65の一端には、フック部53が針11の針孔11aに向かうように糸キャッチャ51が支持されている。
また、フック部53の両側には、フック部53が針11の針孔11aに円滑に挿入されるように、フック部53の移動を案内する一対のフックガイド67が備えられており、このフックガイド67は糸キャッチャ支持部65によって支持されている。そして、糸キャッチャ支持部65には駆動リンク85の一端部が収容されるリンク収容溝69が形成されている。
糸キャッチャ支持部65は、本体63に備えられた一対の支持軸71によって往復移動可能に支持されている。本体63の内側壁と糸キャッチャ支持部65との間には支持軸用弾性部材73が備えられており、この支持軸用弾性部材73は支持軸71の外周に設けられている。
支持軸用弾性部材73は、針11の針孔11aに挿入されたフック部53が糸3を掛けた状態で針孔11aから復帰するようにする役割を果たす。ここで、図示していないが、糸キャッチャ支持部65は単一の支持軸71によって往復移動可能に支持されることもできる。
糸キャッチャ支持部65を往復移動させる往復移動部81は、昇降部21の昇降バー35の一側に突出した駆動ピン83と、駆動ピン83と接触する往復移動用プロファイル部87を有し、駆動ピン83が往復移動用プロファイル部87を接触移動することにより、糸キャッチャ支持部65を加圧及び加圧解除してフック部53を針孔11aに挿入及び復帰させる駆動リンク85とを有する。
駆動リンク85は、糸キャッチャ支持部65に接近及び離隔するようにヘッドステム7に回転可能に設置されている。駆動リンク85の上端部には、昇降部21のニードルバーブッシュ23及び昇降バー35が糸通し作業区間内で上昇することによって駆動ピン83と接触する往復移動用プロファイル部87が備えられており、往復移動用プロファイル部87は針11の昇降方向に対して横方向に所定の角度をなして形成されている。
したがって、ニードルバーブッシュ23及び昇降バー35が昇降駆動部41の作動によって糸通し作業区間内で上昇すれば、駆動ピン83が駆動リンク85の上端部に備えられた往復移動用プロファイル部87に沿って接触して上昇移動するようになり、駆動リンク85の下端部が糸キャッチャ支持部65に向かって回転して糸キャッチャ支持部65を加圧するようになり、糸キャッチャ支持部65は本体63の後方から前方に支持軸71に沿って前進することにより、フック部53は針孔11aに挿入される。
ここで、図示していないが、往復移動部81として、糸キャッチャ支持部65に流体圧シリンダ、モータ、カム装置、ソレノイドなどを直結して糸キャッチャ支持部65を往復移動させ、フック部53を針孔11aに挿入及び復帰させることもできる。
フック部53に引っ掛かった糸3を引っ張ってフック支持部55に沿って移動させる糸移動部91は、針孔11aを通過してフック部53に引っ掛かった状態の糸3を引っ張ってフック支持部55に沿って移動させる糸移動ブラケット93と、糸移動ブラケット93を駆動する糸移動駆動部101とを有する。
糸移動ブラケット93は、針孔11aとフック部53がなす平面に平行をなして本体63に回転可能に設置されている。糸移動ブラケット93の一領域には、針孔11aを通過してフック部53に引っ掛かった糸3を引っ張る天秤部95が備えられている。
糸移動ブラケット93は本体63の内側に結合される補助支持部97に回転可能に結合される。また、糸移動ブラケット93は、糸移動ブラケット用弾性部材99によって補助支持部97に弾性支持されている。
糸移動駆動部101は、糸移動ブラケット93の一側に形成された糸移動用プロファイル部103と、ニードルバー15の下降により糸移動用プロファイル部103に沿って接触移動して糸移動ブラケット93を回転させる糸解きブラケット105とを有する。
糸移動用プロファイル部103は、糸移動ブラケット93の一側面に後述する糸解きブラケット105の先端部が接触し、昇降可能に糸移動ブラケット93の長さ方向に対して横方向に所定の幅だけ切り取られている。
糸解きブラケット105は、ニードルバーブッシュ23の下端部に結合されており、糸移動用プロファイル部103と接触する先端部が三角断面形状を有する。糸解きブラケット105は、ニードルバー15及びニードルバーブッシュ23の昇降によって糸移動ブラケット93に形成された糸移動用プロファイル部103に離隔及び接触する。
したがって、針11が糸通し作業区間から裁縫作業区間に下降することによってニードルバー15及びニードルバーブッシュ21が共に下降して、糸解きブラケット105も糸移動ブラケット93に形成された糸移動用プロファイル部103に沿って接触しながら下降する。
同時に、糸移動ブラケット93は、本体63の後方に向かって回転しながら、針孔11aを通過してフック部53に引っ掛かった状態の糸3を引っ張ってフック部53から遠くなるようにフック支持部55に沿って移動させる。
ここで、本実施形態においては、フック部が針孔11aから復帰した後、フック部53に引っ掛かった状態の糸3はフック支持部55に沿って移動してフック部53から遠くなることと説明しているが、フック部53に引っ掛かった状態の糸3は、フック支持部55に引っ掛からずにフック支持部55から所定の距離を有して離隔した位置に移動されることもできる。
一方、本発明による糸通し装置1は、糸供給部9から提供される糸3を針11の針孔11aとフック部53がなす平面に案内してフック部53に引っ掛ける糸案内部111をさらに有する。
糸案内部111は、一側に所定の糸案内用プロファイル部115が形成された回転ブラケット113と、回転ブラケット113の糸案内用プロファイル部115に沿って接触移動する回転ピン117と、糸供給部9から提供される糸3を引っ張ってフック部53に引っ掛かるように案内する糸案内ブラケット119と、回転ブラケット113と糸案内ブラケット119とを相互連結して回転ブラケット113の回転力を糸案内ブラケット119に伝達する補助リンク125とを有する。
回転ブラケット113は、本体63の上部面に回転可能に結合されている。回転ブラケット113の一側には回転ブラケット113の長さ方向に対して横方向に所定の角度をなす糸案内用プロファイル部115が形成されている。
回転ピン117は糸キャッチャ支持部65の上部面から上方に突出し、糸キャッチャ支持部65の往復移動により回転ブラケット113の糸案内用プロファイル部115に沿って接触移動して回転ブラケット113を回転させる。また、回転ピン117は、本体63のスロット63aに沿って往復移動し、これによって本体63との干渉は発生しないようになる。
糸案内ブラケット119は、所定の間隔を有して一端から突出した一対の糸ガイド121を有する。各糸ガイド121には糸供給部9から提供される糸3を引っ張るように糸3の通過する糸通過孔121aが形成されている。また、糸案内ブラケット119の他端部は補助リンク125に連結されている。
補助リンク125は、回転ブラケット113と糸案内ブラケット119とを相互連結し、回転ブラケット113の回転を糸案内ブラケット119に伝達して回転させる役割を果たす。補助リンク125は、糸案内ブラケット119の糸通過孔121aを通過して引っ張られた糸3が針孔11aとフック部53がなす平面に位置するように、回転ブラケット113の回転を糸案内ブラケット119に伝達して回転させる。
一方、回転ブラケット113には、糸案内用プロファイル部115の末端部から延長形成された止め突起131が設けられている。止め突起131には昇降ブラケット133の下部側に形成されたストッパ135が接触し、糸3が針孔11aとフック部53のなす平面に位置するように回転した回転ブラケット113が、元の位置に復帰することを制限する。
昇降ブラケット133は回転ブラケット113の上部に配置され、ストッパ135が本体63の上部を加圧するように所定の弾性力を提供するストッパ用弾性部材137によって弾性支持されている。
ストッパ用弾性部材137の一端は昇降ブラケット133に支持され、他端は本体63に支持されている。昇降ブラケット133のストッパ135と対向する上部の一側には、昇降ロッド141が起立配置されており、昇降ロッド141は昇降バー35の昇降によって昇降ブラケット133の上部と接触及び離隔し、これによって昇降ブラケット133の下部側に設けられたストッパ135は止め突起131と離隔及び接触する。
昇降ロッド141は棒状であり、昇降バー35に連結された補助ブラケット143に昇降可能に結合されている。昇降ロッド141の下端部は昇降ブラケット133の上部側と接触及び離隔し、昇降ロッド141の上端部には、昇降バー35が糸通し作業区間内で下降する時に、昇降ブラケット133の他端部を加圧するように弾性付勢する昇降ロッド用弾性部材145が装着されている。
昇降ロッド141は、ニードルバーブッシュ23が糸通し作業区間内で所定の上死点位置に上昇する場合、ニードルバーブッシュ23と共に上昇し、この時、昇降ロッド141の下端部は昇降ブラケット133の上部側から離隔して昇降ブラケット133は加圧解除される。同時に、昇降ブラケット133に設けられたストッパ135は、ストッパ用弾性部材137の弾性力によって回転ブラケット113の上部面を加圧するようになる。
続いて、糸案内ブラケット119に引っ張られた糸3が針孔11aとフック部53がなす平面に位置するように回転すれば、つまり、回転ブラケット113が所定の角度だけ回転すれば、ストッパ135が回転ブラケット113の上部面から離脱してストッパ用弾性部材137の弾性力により本体63の上部面に接触し、回転ブラケット113の止め突起131に密着して、回転ブラケット113は元の位置に復帰しないようになる。
そして、針11が糸通し作業区間から裁縫作業区間に下降すれば、ニードルバーブッシュ23と共に昇降ロッド141は下降するようになり、昇降ロッド141の下端部が昇降ブラケット133の上部側を加圧すれば、ストッパ135が本体63の上部から離隔して止め突起131と離隔し、回転ブラケット113は元の位置に復帰するようになる。
このような構成により、本発明による裁縫機械の糸通し装置1の作動過程について、添付図面を参照して説明する。
説明に先立って、糸通し作業区間は、針11が所定の裁縫作業区間から外れて所定の高さだけ上昇して、針11の針孔11aに糸を3通すために針孔11aとフック部53を整列させる糸通し整列位置と、ニードルバーブッシュ23を糸通し整列位置から所定の高さだけさらに上昇させ、針11の針孔11aに糸3を通過させて通す糸通し作業位置からなる。
裁縫機械の針11は、裁縫作業の際にニードルバーを貫通して所定の裁縫作業区間を往復運動し、つまり、上死点と下死点との間を往復運動する。
一方、裁縫機械の針11に結束される糸3を入れ替る場合、針11を裁縫作業区間の上死点から外れて所定の高さに上昇、つまり、糸通し作業区間の糸通し整列位置に上昇させる。
つまり、針11が裁縫作業区間の上死点に位置した状態で、針11の針孔11aが糸キャッチャ51のフック部53と同一平面上に位置するように昇降駆動部41のシリンダロッド45の長さを伸長させて連結リンク33を上昇させ、これによってニードルバーブッシュ23も上昇する。
ニードルバーブッシュ23が上昇することにより、ニードルバー15はニードルバー弾性部材31の弾性力によって上昇する。この時、ニードルバー15の上昇によるニードルバー駆動部とのトラブルが発生しないように、クラッチでニードルバー15とニードルバー駆動部との連結を解除する。
ニードルバー15が上昇することによって、針11が裁縫作業区間の上死点から外れて所定の高さだけ上昇し、針11の針孔11aが糸キャッチャ51のフック部53と同一平面上に位置、つまり、図3a及び図3bに示すように、針孔11aとフック部53が整列する糸通し整列位置に位置するようになる。
針11が糸通し整列位置まで上昇した後、糸供給部9から糸案内ブラケット119に糸3が提供され、この時、糸3は糸案内ブラケット119の糸通過孔121aを貫通して針台に向かうようになる。
ここで、図示していないが、糸供給部9から糸案内ブラケット119に移動する糸3は、糸案内ブラケット119に接近及び離隔する管状体になっている糸案内管(図示せず)の内周に沿って圧縮空気により移動し、糸案内ブラケット119の糸通過孔121aに貫通されることもできる。
糸案内ブラケット119の糸通過孔121aに糸3を貫通結合した後、続いて糸通し作動のためにニードルバーブッシュ23を所定の高さだけ上昇、つまり、糸通し作業位置に上昇させれば、針11及びニードルバー15は糸通し整列位置を維持した状態でニードルバーブッシュ23だけが糸通し作業位置に上昇する。
ニードルバーブッシュ23が糸通し作業位置に上昇することにより、図4a及び図4bに示すように、昇降バー35の一側に突出した駆動ピン83が、駆動リンク85に備えられた往復移動用プロファイル部87に沿って接触して上昇移動し、これによって駆動リンク85の下端部は本体63の後方から前方に向かって回転しながらリンク収容溝69に収容され、糸キャッチャ支持部65を加圧するようになる。同時に、昇降ブラケット133を加圧していた昇降ロッド141も上昇して、昇降ブラケット133は昇降ロッド141によって加圧解除される。
そして、糸キャッチャ支持部65が加圧されることにより、糸キャッチャ支持部65は本体63の後方から前方に向かって前進するようになり、これによって針11の針孔11aと同一平面上に位置した糸キャッチャ51のフック部53は、針孔11aに向かって前進して針孔11aに挿入される。
一方、糸キャッチャ支持部65が本体63の後方から前方に向かって前進することにより、糸キャッチャ支持部65の上部側に備えられた回転ピン117が、本体63のスロットに沿って前進し、回転ブラケット113に形成された糸案内用プロファイル部115に沿って接触移動して回転ブラケット113を回転させ、昇降ブラケット133に備えられたストッパ135が回転ブラケット113に形成された止め突起131に密着され、回転ブラケット113はこれ以上回転しないようになる。
また、回転ブラケット113が回転することによって補助リンク125が回転し、糸案内ブラケット119は略90度に回転しながら、図5a及び図5bに示すように、糸案内ブラケット119の糸通過孔121aを通過する糸3を針11の針孔11aとフック部53がなす平面上に案内すると同時に、糸キャッチャ51に糸3を引っ掛ける。この時、糸案内ブラケット119の一対の糸ガイド121の間には、糸キャッチャ51とフックガイド67が位置するようになる。
続いて、糸通し作業位置に上昇したニードルバーブッシュ23を、図6a及び図6bに示すように、昇降駆動部41の駆動によって糸通し整列位置にまた下降させる。この時、ニードルバーブッシュ23が下降することによって、昇降ブラケット133から離隔した昇降ロッド141も下降し始める。
ニードルバーブッシュ23が下降することにより、昇降バー35の一側に突出した駆動ピン83が、駆動リンク85に備えられた往復移動用プロファイル部87に沿って接触して下降移動し、駆動リンク85の下端部は本体63の後方に向かって回転しながら糸キャッチャ支持部65を加圧解除する。
糸キャッチャ支持部65が駆動リンク85によって加圧解除されることにより、支持軸用弾性部材73の弾性力によって糸キャッチャ支持部65は本体63の後方に移動するようになり、これによって糸キャッチャ支持部65によって支持された糸キャッチャ51も本体63の後方に移動し、糸キャッチャ51のフック部53は糸3を掛けた状態で針11の針孔11aから抜け出て、つまり、針孔11aから復帰して針11と所定の間隔を有して離隔配置される。この時、糸3は、針11の針孔11aを通過して糸キャッチャ51のフック部53に引っ掛かった状態を維持する。
続いて、針11が糸通し作業区間から裁縫作業区間に移動するように、昇降駆動部41を駆動してニードルバーブッシュ23を下降させれば、ニードルバーブッシュ23の下降と同時に、針11及びニードルバー15は下降する。
同時に、昇降ロッド141も下降して昇降ブラケット133の一側を加圧することにより、昇降ブラケット133のストッパ135は本体63の上部面から離隔しながら回転ブラケット113の止め突起131を密着解除して、回転ブラケット113は他方向に回転しながら元の位置に復帰する。
そして、回転ブラケット113が元の位置に復帰するように回転することによって、補助リンク125が他方向に回転をして糸案内ブラケット119も元の位置に復帰するようになる。
そして、図8a及び図8bに示すように、ニードルバーブッシュ23に備えられ、糸移動ブラケット93と所定の距離を離隔している糸解きブラケット105は、ニードルバー15及びニードルバーブッシュ23の下降によって、図9a及び図9bに示すように、糸移動ブラケット93に形成された糸移動用プロファイル部103に沿って接触しながら下降し、糸移動ブラケット93を一方向に回転させる。
この時、図9cに示すように、糸移動ブラケット93の天秤部95は、針11の針孔11aを通過してフック支持部55に引っ掛けられた糸3を引っ張って、フック部53から遠くなるようにフック支持部55に沿って移動させる。
続いて、ニードルバー15及びニードルバーブッシュ23が糸通し作業区間から裁縫作業区間に下降することにより、糸キャッチャ51のフック支持部55に引っ掛かった糸6は、フック支持部55から自然に解けながら針孔11aに結束され、図7及び図10に示すように糸通し作業が完了する。
一方、図11、図12a及び図12bには、本発明の第2実施形態による糸通し装置が示されている。本発明の第2実施形態による糸通し装置1’は、前述した第1実施形態とは異なって、糸案内部111は、本体63に回転可能に結合される回転ブラケット113と、糸供給部9から提供される糸3を引っ張ってフック部53に引っ掛かるように案内する糸案内ブラケット119と、回転ブラケット113と糸案内ブラケット119とを相互連結して回転ブラケット113の回転力を糸案内ブラケット119に伝達する補助リンク125と、本体63と回転ブラケット113との間に備えられ、糸案内ブラケット119によって引っ張られた糸3がフック部53に引っ掛かるように、回転ブラケット113に弾性力を提供して回転させる回転ブラケット用弾性部材171とを有する。
また、本発明の第2実施形態による糸通し装置1’の昇降ロッド141の上端部の一領域には、溝141aが陷沒形成されている。
昇降ロッド141の一側には、昇降ロッド141の昇降を断続する昇降クラッチ151が備えられている。昇降クラッチ151は、溝141aに係止及び係止解除される係止突起153と、係止突起153の一側から延長された延長部155とを有し、昇降ロッド141の昇降方向に対して横長方向に往復移動するように、クラッチ用弾性部材(図示せず)によって支持フレーム5の一側に結合される。
補助ブラケット143の上端部には、昇降クラッチ151を作動させるクラッチ作動部材161が備えられている。クラッチ作動部材161は、延長部155が接触及び離隔する下向き傾斜をなすクラッチ用カムプロファイル163が形成されている。昇降ロッド141の下降時、クラッチ作動部材161のクラッチ用カムプロファイル163に延長部155が接触移動することによって、昇降クラッチ151の係止突起153が昇降ロッド141の溝141aから係止解除される。
これにより、フック部53に引っ掛かった糸3は針孔11aから抜け出ながら針孔11aに貫通した後、糸案内ブラケット119が元の位置に復帰するようになり、つまり、フック部53と糸案内ブラケット119とが時間差を有して作動することで、フック部53に糸3が確実に引っ掛かるようになる。
以下、このような構成により、本発明の第2実施形態による糸通し装置1’を利用してフック部53に糸3を引っ掛ける過程について説明する。
図13a乃至図13cに示すように、針11の針孔11aが糸キャッチャ51のフック部53と同一平面上に位置、つまり、針孔11aとフック部53とが整列する糸通し整列位置に位置すれば、糸供給部9から糸案内ブラケット119に糸3が提供され、この時、糸3は糸案内ブラケット119の糸通過孔121aを貫通してニードルバーに向かうようになる。
糸案内ブラケット119の糸通過孔121aに糸3を貫通結合した後、続いて糸通し作動のためにニードルバーブッシュ23を所定の高さだけ上昇、つまり、糸通し作業位置に上昇させれば、針11及びニードルバー15は糸通し整列位置を維持した状態で、ニードルバーブッシュ23だけが糸通し作業位置にで上昇する。
ニードルバーブッシュ23が糸通し作業位置に上昇することにより、図14a乃至図14cに示すように、昇降バー35の一側に突出した駆動ピン83が駆動リンク85に備えられた往復移動用プロファイル部87に沿って接触して上昇移動し、これによって駆動リンク85の下端部は本体63の後方から前方に向かって回転しながらリンク収容溝69に収容され、糸キャッチャ支持部65を加圧するようになる。同時に、昇降ブラケット133を加圧していた昇降ロッド141も上昇して、昇降ブラケット133は昇降ロッド141によって加圧解除される。
そして、糸キャッチャ支持部65が加圧されることにより、糸キャッチャ支持部65は本体63の後方から前方に向かって前進するようになり、これによって針11の針孔11aと同一平面上に位置した糸キャッチャ51のフック部53は、針孔11aに向かって前進して針孔11aに挿入される。
一方、回転ブラケット113の上部面を加圧していた昇降ロッド141が上昇して回転ブラケット113を離隔することにより、回転ブラケット用弾性部材171の弾性力によって回転ブラケット113が回転する。
回転ブラケット113が回転することによって補助リンク125が回転をし、糸案内ブラケット119は略90度に回転しながら、糸案内ブラケット119の糸通過孔121aを通過する糸3を針11の針孔11aとフック部53がなす平面上に案内すると同時に、図14dに示すように糸キャッチャ51のフック部53に糸3を引っ掛ける。
続いて、糸通し作業位置に上昇したニードルバーブッシュ23を、図15a及び図15bに示すように、昇降駆動部41の駆動によって糸通し整列位置にまた下降させる。
この時、ニードルバーブッシュ23が下降することにより、昇降バー35の一側に突出した駆動ピン83が駆動リンク85に備えられた往復移動用プロファイル部87に沿って接触して下降移動し、駆動リンク85の下端部は、本体63の後方に向かって回転しながら糸キャッチャ支持部65を加圧解除する。
糸キャッチャ支持部65が駆動リンク85によって加圧解除されることにより、支持軸用弾性部材73の弾性力によって糸キャッチャ支持部65は本体63の後方に移動するようになり、これによって糸キャッチャ支持部65によって支持された糸キャッチャ51も本体63の後方に移動し、糸キャッチャ51のフック部53は糸3を引っ掛けた状態で針孔11aから復帰して針11と所定の間隔を有して離隔配置される。この時、図15cに示すように、糸3は針11の針孔11aを通過して糸キャッチャ51のフック部53に引っ掛かった状態を維持する。
一方、ニードルバーブッシュ23が糸通し作業位置から糸通し整列位置に下降する時、昇降バー35が下降することによって補助ブラケット143に備えられたクラッチ作動部材161が下降する。
クラッチ作動部材161が下降することにより、図15bに示すように、昇降ロッド141の溝141aに結合された昇降クラッチ151の延長部155は、クラッチ作動部材161のクラッチ用カムプロファイル163に接触移動するようになり、これによって昇降ロッド141はクラッチ用カムプロファイル163との接触移動時間だけ下降が遅延した後、回転ブラケット113の上端を加圧して糸案内ブラケット119を元の状態に復帰させる。
これにより、昇降ロッド141の下降が遅延する間に糸キャッチャ支持部65が本体63の後方に移動することによって、糸3が針11の針孔11aを通過して糸キャッチャ51のフック部53に引っ掛かった後、糸案内ブラケット119は元の状態に復帰するようになる。
これにより、本発明の第2実施形態による糸通し装置1’は、前述した第1実施形態に比べてフック部53に糸3を確実に引っ掛け、針11の針孔11aに通すことができるようになる。
このように、糸案内部が糸供給部から提供される糸を引っ張って針孔に挿入されたフック部に引っ掛けるので、糸がフック部に安定的に引っ掛かった後に針の針孔に通され、これによって糸通し作業の不良を減らし、且つ生産性を向上させることができる。
一方、本発明の思想は、シングルニードル(single needle)自動刺繍機及びマルチニードル(multi needle)自動刺繍機などの多様な裁縫機械に適用できることは、この技術分野における通常の知識を有する者にとって自明であると言える。
本発明の第1実施形態による糸通し装置の分解斜視図である。 図1の要部拡大分解斜視図である。 図1の糸通し作動過程を順次に示した斜視図である。 図1の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大斜視図である。 図1の糸通し作動過程を順次に示した斜視図である。 図1の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大斜視図である。 図1の糸通し作動過程を順次に示した斜視図である。 図1の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大斜視図である。 図1の糸通し作動過程を順次に示した斜視図である。 図1の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大斜視図である。 図1の糸通し作動過程が完了した状態の要部拡大斜視図である。 糸移動部の作動過程を示した要部斜視図である。 糸移動部の作動過程を示した底面図である。 糸移動部の作動過程を示した要部斜視図である。 糸移動部の作動過程を示した底面図である。 糸移動部の作動過程を示した部分側面図である。 糸移動部の作動が完了した状態の斜視図である。 本発明の第2実施形態による糸通し装置の斜視図である。 図11の本体が除去された状態の要部拡大斜視図である。 回転ブラケットと糸案内ブラケットの組立構造を示した図面である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した斜視図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大斜視図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した斜視図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大斜視図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した斜視図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大図である。 図11の糸通し作動過程を順次に示した要部拡大図である。
符号の説明
1,1’ 糸通し装置
3 糸
9 糸供給部
11 針
11a 針孔
15 ニードルバー
21 昇降部
23 ニードルバーブッシュ
35 昇降バー
41 昇降駆動部
51 糸キャッチャ
53 フック部
55 フック支持部
61 糸キャッチャ駆動部
63 本体
65 糸キャッチャ支持部
71 支持軸
81 往復移動部
83 駆動ピン
85 駆動リンク
87 往復移動用プロファイル部
91 糸移動部
93 糸移動ブラケット
95 天秤部
101 糸移動駆動部
103 糸移動用プロファイル部
105 糸解きブラケット
111 糸案内部
113 回転ブラケット
115 糸案内用プロファイル部
117 回転ピン
119 糸案内ブラケット
125 補助リンク
133 昇降ブラケット
141 昇降ロッド
141a 溝
151 昇降クラッチ
153 係止突起
155 延長部
161 クラッチ作動部材
163 クラッチ用カムプロファイル
171 回転ブラケット用弾性部材

Claims (7)

  1. 裁縫機械に備えられた針の針孔に糸を通すための糸通し装置において、
    所定の糸案内経路に沿って糸を供給する糸供給部と、
    糸が引っ掛かるフック部と、前記フック部から延長されて前記フック部を支持するフック支持部とを有する糸キャッチャと、
    前記フック部が前記針孔に挿入及び復帰するように前記糸キャッチャを往復駆動させる糸キャッチャ駆動部と、前記糸供給部から提供される糸を前記針孔に挿入された前記フック部に引っ掛かる糸案内部とを含むことを特徴とする糸通し装置。
  2. 前記針が装着されるニードルバーと、
    前記針が裁縫作業区間から外れて前記針孔に糸を通すための糸通し作業区間に昇降するように前記ニードルバーを昇降する昇降部と、前記昇降部を昇降させる昇降駆動部とをさらに含み、
    前記昇降部が糸通し作業区間内で上昇することによって、前記糸キャッチャ駆動部は前記フック部を前記針孔に挿入させ、前記糸案内部は前記針孔に挿入された前記フック部に糸を引っ掛けることを特徴とする請求項1に記載の糸通し装置。
  3. 前記糸キャッチャ駆動部は、本体と、
    前記本体に往復移動可能に設けられ、前記糸キャッチャを支持する糸キャッチャ支持部と、
    前記糸キャッチャ支持部を前記本体に往復移動可能に支持する支持軸と、
    前記糸キャッチャ支持部を往復移動させる往復移動部とをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の糸通し装置。
  4. 前記往復移動部は、前記昇降部に備えられた駆動ピンと、
    前記昇降部が糸通し作業区間内で上昇することによって、前記駆動ピンと接触するように前記針の昇降方向に対して横方向に所定の角度をなして形成された往復移動用プロファイル部を有し、前記駆動ピンが前記往復移動用プロファイル部を接触移動することによって、前記糸キャッチャ支持部を加圧及び加圧解除して前記フック部を前記針孔に挿入及び復帰させる駆動リンクとを含むことを特徴とする請求項3に記載の糸通し装置。
  5. 前記糸案内部は、前記本体に回転可能に結合され、一側に糸案内用プロファイル部が形成された回転ブラケットと、
    前記糸キャッチャ支持部の一側から突出して前記回転ブラケットの糸案内用プロファイル部に沿って接触移動し、前記糸キャッチャ支持部の往復移動によって前記回転ブラケットを回転させる回転ピンと、
    前記糸供給部から提供される糸を引っ張って前記フック部に引っ掛かるように案内する糸案内ブラケットと、
    前記回転ブラケットと前記糸案内ブラケットとを相互連結し、前記回転ブラケットの回転力を前記糸案内ブラケットに伝達する補助リンクとを含むことを特徴とする請求項3に記載の糸通し装置。
  6. 前記糸案内部は、前記本体に回転可能に結合される回転ブラケットと、
    前記糸供給部から提供される糸を引っ張って前記フック部に引っ掛かるように案内する糸案内ブラケットと、
    前記回転ブラケットと前記糸案内ブラケットとを相互連結し、前記回転ブラケットの回転力を前記糸案内ブラケットに伝達する補助リンクと、
    前記本体と前記回転ブラケットとの間に備えられ、前記糸案内ブラケットによって引っ張られた糸が前記フック部に引っ掛かるように、前記回転ブラケットに弾性力を提供して回転させる回転ブラケット用弾性部材とを含むことを特徴とする請求項3に記載の糸通し装置。
  7. 外周の一領域に溝が陷沒形成され、前記昇降部と共に昇降して前記回転ブラケットに接近及び離隔する昇降ロッドと、
    前記溝に引っ掛かる係止突起と、前記係止突起の一側から延長された延長部とを有し、前記昇降ロッドの昇降を断続する昇降クラッチと、
    前記延長部が接触及び離隔するクラッチ用カムプロファイルが形成され、前記昇降ロッドが下降する時に前記延長部が前記クラッチ用カムプロファイルに接触して前記係止突起が前記溝に係止解除され、前記フック部が糸を引っ掛けた状態で前記針孔から復帰後に、前記糸案内ブラケットが元の位置に復帰するように前記昇降クラッチを作動させるクラッチ作動部材とをさらに含むことを特徴とする請求項5または6に記載の糸通し装置。
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