JP2002110980A - 電力用半導体素子 - Google Patents
電力用半導体素子Info
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-
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-
- H01L29/7395—
-
- H01L29/7397—
Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
有する電力用半導体素子を提供する。 【解決手段】 第1導電型エミッタ層7と第1導電型ベ
ース層1の間の第2導電型ベース層6上に互いにキャパ
シタンス容量の異なる第1のゲート絶縁膜3及び第2の
ゲート絶縁膜10を設ける。
Description
力変換装置を構成する電力半導体素子のなかで、IGB
T、パワーMOSFETに係り、特に負荷短絡耐量を向
上させた素子構造に関する。
ける電源機器の小型化、高性能化への要求を受けて、電
力用半導体素子では、高耐圧化、大電流化と共に、低損
失化、高破壊耐量化、高速化に対する性能改善が注力さ
れている。特に高耐圧化、高電流化という点で、300
V程度以上の耐圧を有する電力用半導体素子としてパワ
ーMOSFETよりも低オン電圧を得ることができるI
GBTが用いられている。
状に設けたプレーナ構造およびゲートを構内に埋め込み
形成したトレンチ構造の2種類が広く知られている。
IGBTの構成を示す断面図である。このIGBTで
は、高抵抗のn型ベース層101の表面に高濃度のp型
コレクタ層102が形成され、他方の面には、選択的に
p型ベース層106が形成され、さらに、p型ベース層
106内には、n型エミッタ層107が選択的に形成さ
れている。
6上の一部およびn型エミッタ層107上の一部にゲー
ト酸化膜103が設けられている。また、エミッタ電極
109が、p型ベース層106とn型エミッタ層107
に設けられる。ゲート電極105は、ゲート酸化膜10
3と層間絶縁膜104によってエミッタ電極109およ
びn型ベース層101およびp型ベース層106と絶縁
されている。
6、n型エミッタ層107、ゲート電極105によっ
て、CHをチャネル領域とする電子注入用MOSFET
が構成されている。さらに、n型エミッタ層107とp
型ベース層106上には両方に接するようにエミッタ電
極109が設けられている。
GBTでは、n型エミッタ層107とp型ベース層10
6は、それぞれ不純物の注入および熱拡散によって形成
されるために、それらの不純物分布はガウス分布に準じ
る分布となることから、チャネル領域CHに沿った不純
物濃度分布をみるとn型エミッタ層107とp型ベース
層106との接合付近にp型不純物濃度の最高値があ
り、p型ベース層106とn型ベース層101の接合付
近に近づくほど徐々にp型不純物濃度が下がっていく。
構造のIGBTとトレンチ構造のIGBTは、動作原理
は同様であるので以下では、プレーナ構造のIGBTの
動作を説明する。
極109に負電圧が印加されているとき、エミッタ電極
109より正となる正電圧をゲート電極105に印加す
ると、p型ベース層106のゲート電極105に接した
表面がn型に反転し、電子eがn型エミッタ層107か
ら反転層を介してn型ベース層101に注入されてp型
コレクタ層102に達する。これによってn型ベース層
101とp型コレクタ層102が順バイアスされて、p
型コレクタ層102から正孔hがn型ベース層101に
注入される。このように、n型ベース層101に電子e
と正孔hの両方が注入され、n型ベース層101領域で
電導率変調が起こってオン電圧が低減される。すなわ
ち、素子が導通状態になる。
05にエミッタ電極109に対して負の電圧が印加され
る。これにより、ゲート電極105に接したp型ベース
層106の表面に形成されていた反転層が消失して、電
子注入が停止する。一方、n型ベース層101内に蓄積
されていた正孔hは、その一部がp型ベース層106を
介してエミッタ電極109に排出され、残りの正孔hが
電子eと再結合して消滅し、素子はターンオフする。
素子は導通状態でコレクタ電極108に電源電圧が印加
される。これによって素子には大きな短絡ピーク電流
(Icp)が流れ、ある一定時間(tsc)で素子は破
壊する。従来のIGBTでは、チャネル密度を大きくす
るとオン電圧を低減することができたが、一方でチャネ
ル密度の増加は電流を流し易くなる結果、短絡ピーク電
流(Icp)を大きくし負荷短絡耐量(tsc)が小さ
くなるという問題があった。
来の半導体素子では、負荷短絡耐量が小さいという問題
がある。
で、低いオン電圧を維持しつつ高い負荷短絡耐量を同時
に実現し得る電力用半導体素子を提供することにある。
めに、第1の発明は電力用半導体素子であって、第1導
電型ベース層と、前記第1導電型ベース層の一方の表面
に選択的に形成された第2導電型ベース層と、前記第2
導電型ベース層の表面に選択的に形成された第1導電型
エミッタ層またはソース層と、前記第1導電型ベース層
の他方の表面上に形成された、あるいは、一方の表面上
に選択的に形成されたコレクタ層またはドレイン層と、
前記コレクタ層またはドレイン層上に設けられた第1の
主電極と、前記第1導電型エミッタ層またはソース層上
に設けられるとともに前記第2導電型ベース層上に設け
られた第2の主電極と、前記第1導電型エミッタ層また
はソース層と前記第1導電型ベース層間の前記第2導電
型ベース層上に設けられた第1のゲート絶縁膜及び第2
のゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極とを具備
し、前記第2のゲート絶縁膜のキャパシタンスの容量
は、前記第1のゲート絶縁膜のキャパシタンスの容量と
は異なっている。
力用半導体素子において、上記第1のゲート絶縁膜は上
記第1導電型エミッタ層またはソース層に近い位置に設
けられ、上記第2のゲート絶縁膜は上記第1導電型ベー
ス層に近い位置に設けられている。
力用半導体素子において、前記第2のゲート絶縁膜の厚
さは、前記第1のゲート絶縁膜の厚さよりも大きい。
力用半導体素子において、前記第2のゲート絶縁膜の比
誘電率は、前記第1のゲート絶縁膜の比誘電率よりも小
さい。
力用半導体素子において、前記第2のゲート絶縁膜の厚
みは勾配を持ち、前記第1導電型エミッタ層またはソー
ス層側の厚みは、前記第1導電型ベース層側の厚みより
も小さい。
れか1項の発明において、前記ゲート電極は、前記第1
導電型エミッタ層またはソース層の表面から前記第2導
電型ベース層を貫通して前記第1導電型ベース層の途中
の深さまで達するように形成されたトレンチの内部に前
記第1のゲート絶縁膜と前記第2のゲート絶縁膜とを介
して埋め込まれているトレンチ構造を有する。
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。
の実施形態である電力用半導体素子の断面図である。以
下、電力用半導体素子の一例としてプレーナ構造を有す
るIGBTを用いて説明する。以下の全ての実施形態で
は第1導電型層としてn型、第2導電型層としてp型を
用いる。
おり、このn型ベース層1の一方の面には、高不純物濃
度のp型コレクタ層2が形成されている。
3と同じ材質ではあるが厚さの異なるゲート絶縁膜10
を介してゲート電極5が形成されている。n型ベース層
1の表面にはp型ベース層6が形成されている。このp
型ベース層6の表面には、高不純物濃度のn型エミッタ
層7が形成されている。
入および熱拡散によって形成されることから、不純物濃
度分布はガウス分布に準じる分布になっており、チャネ
ル領域CHにおいても同様である。
ミッタ層7、ゲート絶縁膜3、ゲート絶縁膜10および
ゲート電極5によって、ゲート絶縁膜3およびゲート絶
縁膜10とp型ベース層6の界面にチャネルCHが形成
されn型エミッタ層7からn型ベース層1に電子を注入
するMOSFETを構成している。
設けられている。また、n型エミッタ層7およびp型ベ
ース層6上にはエミッタ電極9が設けられている。n型
エミッタ層7とp型ベース層6はこのエミッタ電極9に
よって短絡している。また、ゲート電極5上には層間絶
縁膜4が設けられていて、エミッタ電極9と接しないよ
うになっている。
る。ターンオン時には、エミッタ電極9とコレクタ電極
8との間にコレクタ電圧VCEが印加された状態で、エ
ミッタ電極9とゲート電極5との間に所定の正のゲート
電圧VGEを印加すると、チャネル領域CHがn型に反
転しチャネルが形成される。このチャネルを通じてエミ
ッタ電極9から電子がn型ベース層1に注入される。こ
の注入された電子によりp型コレクタ層2とn型ベース
層1との間が順バイアスされ、正孔がp型コレクタ層2
よりn型ベース層1に注入される。この結果、伝導度変
調によりn型ベース層1の抵抗が大幅に低減して通電す
る。
エミッタ電極9に対して負の電圧が印加される。これに
よって、p型ベース層6とゲート絶縁膜3およびゲート
絶縁膜10に接した位置に形成されていた反転層が消失
して、電子注入が停止する。一方、n型ベース層1内に
蓄積されていた正孔hは、その一部がp型ベース層6を
介してエミッタ電極9に排出され、残りの正孔hが電子
eと再結合して消滅し、素子はターンオフする。
素子は導通状態でコレクタ電極8に電源電圧が印加さ
れ、これによって素子には短絡ピーク電流(Icp)が
流れ、ある一定時間(tsc)で素子は破壊する。負荷
が短絡してから素子破壊に至るまでの時間が負荷短絡耐
量(tsc)である。
大きくなると負荷短絡耐量は小さくなることが確認され
ている。この理由は短絡ピーク電流による熱破壊であ
る。本発明による新構造のIGBTでは、短絡ピーク電
流とほぼ同じ静特性で電流の飽和値を小さくすることに
よって負荷短絡耐量を大きくすることができる。
絡耐量が向上する理由を述べる。
コレクタ電圧VCEを増大すると、それに伴ってp型ベ
ース層6のチャネル部分CHの点Q2での電位も上昇
し、ゲート電位と点Q2でのベース電位との電位差がし
きい値電圧よりも小さくなり反転層を維持することが出
来なくなって空乏化(ピンチオフ)し抵抗が無限大とな
り、IGBTの電流は飽和する。しきい値電圧は、ゲー
ト絶縁膜のキャパシタンスの容量と反比例の関係があ
り、キャパシタンス容量が増大するにつれ、しきい値電
圧は低下する。
て、しきい値電圧は、上記のしきい値電圧とゲート絶縁
膜のキャパシタンスの関係よりゲート絶縁膜3に接する
p型ベース層6領域よりもゲート絶縁膜3の膜厚よりも
厚い膜厚を有するゲート絶縁膜10に接するp型ベース
層6領域の点Q2で決まり、したがって、ピンチオフも
このゲート絶縁膜10に接するp型ベース層6領域の点
Q2で起こる。
本発明のIGBTの電流の飽和値が小さくなることを示
す。図7は、縦軸にn型エミッタ層7とエミッタ電極9
の境界を原点にとりエミッタ電極9からコレクタ電極8
への距離を示し、横軸にエミッタ電極9を基準(接地)
とした電圧分布を、図11(従来技術のプレーナIGB
T)のX−X′と図1(本発明のプレーナIGBT)の
A−A′のぞれぞれに対して示している。
オフする電圧Vpin と、ピンチオフ点Q1からn型ベー
ス層101までのチャネル部分の抵抗による電圧V
pin-chと、n型ベース層101とp型コレクタ層102
間の電圧Vch-collとを合わせたもの(Vpin +V
pin-ch +Vch-coll =VCE(1) )がコレクタ電圧VC
Eであり、IGBTの飽和の電流値はこのコレクタ電圧
VCEの二乗で変換する。
0に接するp型ベース層6領域の点Q2にシフトさせる
ことにより、ピンチオフ点Q2からn型ベース層1との
間のチャネル部分の抵抗による電圧Vpin-chを取り除く
ことにより、コレクタ電圧が、ピンチオフ電圧Vpin
と、n型ベース層1とp型コレクタ層3間の電圧Vch-c
oll との足し合わせになるようにしている(Vpin +V
ch-coll =VCE(2) )。
は従来のコレクタ電圧VCEよりも小さく、これによっ
て、本発明によるIGBTの飽和の電流値も従来のIG
BTでの飽和の電流値にくらべて小さくなる。
を示す図であり、n型エミッタ層7、p型ベース層6、
n型ベース層1の不純物濃度を示している。図に示すよ
うに、p型ベース層6の不純物濃度は、エミッタ側表面
においてエミッタ側にピークを持つガウス分布に準じる
分布になっている。
ある。具体的には、従来のIGBTでは、p型ベース層
107上のゲート絶縁膜103の膜厚が1000オング
ストロームで、この時の飽和電流値が6800A/cm
2であるのに対して、本発明では、p型ベース層6上の
ゲート酸化膜3を従来のIGBTでのゲート酸化膜10
3の膜厚と同じ1000オングストロームの膜厚に保ち
つつ、ゲート絶縁膜10の膜厚を1μmにした場合、こ
の時の飽和電流値は1700A/cm2となった。研究
の結果、この飽和電流値に対応する負荷短絡耐量(ts
c)(短絡ピーク電流Icpが流れてから素子の短絡保
護回路の動作が開始するまでの所要時間)は10μs以
上得られることを確認した。
流の飽和値との関係から、本発明の電流の飽和値を小さ
くする方法によって、負荷短絡耐量を大きくすることが
出来る。
の実施形態である電力用半導体素子の断面図である。本
実施形態と前述した第1の実施形態を示す図1との違い
は、n型ベース層1の表面に接するゲート絶縁膜が、第
1の実施形態の図1ではゲート絶縁膜3であったが、本
実施形態では、ゲート絶縁膜3よりも膜厚の厚いゲート
絶縁膜10であるところである(テラス型ゲート)。図
2のプレーナIGBTの動作は、前述した図1のプレー
ナIGBTの動作と比べて基本的には同じであり、しき
い値電圧はゲート絶縁膜10と接するp型ベース層6領
域内で決まることから、ピンチオフは、このゲート絶縁
膜10と接するp型ベース層6の領域内のQ2で起こ
る。
接するゲート絶縁膜をゲート絶縁膜10にすることによ
りゲート絶縁膜のキャパシタンス容量が、n型ベース層
1領域内にゲート絶縁膜3を有する図1に比べて小さく
することができることにより、ターンオン、ターンオフ
に要する時間を図1よりも短くすることができる。ま
た、製造工程もより容易である。
の実施形態である電力用半導体素子の断面図である。本
実施形態と前述した第1の実施形態を示す図1との違い
は、図1のゲート絶縁膜3が、本実施形態の図3での勾
配をもつゲート酸化膜11に対応している点である。こ
のゲート絶縁膜11は、p型ベース層6とn型ベース層
1との接合部分上にあるゲート絶縁膜の膜厚を、n型エ
ミッタ層7とp型ベース層6との接合部分上にあるゲー
ト絶縁膜の膜厚よりも厚く、n型エミッタ層7とp型ベ
ース層6との接合部分に近づくにつれゲート絶縁膜の膜
厚が徐々に薄くなるよう勾配がついていることが特徴で
ある。
た第1の実施形態における図1のプレーナIGBTの動
作とくらべて基本的には同じである。本実施形態におい
ては、ゲート絶縁膜11はp型ベース層6とn型ベース
層1の接合に近づくにつれ膜厚は厚くなることから、し
きい値電圧もp型ベース層6とn型ベース層1の接合に
近づくにつれ徐々に高くなる。したがって、前述した図
1のプレーナIGBTと同様に点Q2でピンチオフがお
こり、前述した第1の実施形態における負荷短絡耐量が
向上する理由と同様の理由により、負荷短絡耐量を向上
することができる。
の実施形態である電力用半導体素子の断面図である。図
4と第1の実施形態の図1との違いは、図1において
は、ゲート絶縁膜3とゲート絶縁膜10との材質が同じ
であり、したがって、比誘電率も同じであるが、本実施
形態の図4においては、ゲート絶縁膜3とゲート絶縁膜
12とは材質が異なり、したがって、比誘電率も異な
る。本実施形態のゲート絶縁膜の例として、例えば、ゲ
ート絶縁膜3に五酸化タンタル(Ta2 O5 )(比誘電
率22)あるいは、窒化シリコン(Si3 N4 )(比誘
電率7)を用いて、ゲート絶縁膜12に二酸化シリコン
(SiO2 )(比誘電率3.9)を用いることである。
これによって、2つのゲート絶縁膜の膜厚がゲート絶縁
膜3とゲート絶縁膜12と同じであっても、2つのゲー
ト絶縁膜のキャパシタンス容量は異なることになる。し
きい値電圧は、ゲート絶縁膜キャパシタンス容量がゲー
ト絶縁膜3にくらべ小さいゲート絶縁膜12によってき
まり、ピンチオフは、ゲート絶縁膜12と接するp型ベ
ース層6のチャネル領域CH点Q2において起こる。
ける負荷短絡耐量が向上する理由と同様の理由により、
負荷短絡耐量を向上することができる。
の実施形態である電力用半導体素子(横型IGBT)の
断面図である。図5中、401は高抵抗のn型ベース層
であり、このn型ベース層401の一方の面には、p型
基板層404が形成されており、このp型基板層404
上にはエミッタ電極410が設けられている。また、n
型ベース層401の他方の面には、選択的にp型ベース
層407が形成されており、このp型ベース層407の
表面には選択的に高不純物濃度のn型エミッタ層409
が形成される。また、前記n型ベース層401の他方の
面には、選択的にn型バッファ層403が形成されてお
り、このn型バッファ層403の表面には選択的に高不
純物濃度のp型コレクタ層402が形成され、このp型
コレクタ層402に接してコレクタ電極411が形成さ
れている。
ース層408上、n型ベース層401上の一部およびn
型バッファ層上にゲート絶縁膜412が、さらにp型ベ
ース層407上の一部分には、ゲート絶縁膜408が設
けられている。このゲート絶縁膜408は、ゲート絶縁
膜412と膜厚あるいは比誘電率が異なることによりゲ
ート絶縁膜のキャパシタンス容量が異なっている。ゲー
ト絶縁膜412およびゲート絶縁膜408上にはゲート
電極406が設けられている。このゲート電極406上
には層間絶縁膜405が設けられており、それに開口さ
れたコンタクトホールを介して前記n型エミッタ層40
9上の一部およびp型ベース層407上の一部にコンタ
クトするようにエミッタ電極410が設けられている。
なお、前記ゲート電極406は、ゲート絶縁膜412と
ゲート絶縁膜408と層間絶縁膜405によって、エミ
ッタ電極410、コレクタ電極411、n型ベース層4
01およびp型ベース層407とは、絶縁されている。
1の実施形態における図1のプレーナIGBTの動作と
くらべて基本的には同じである。本実施形態において
は、ゲート絶縁膜408下のp型ベース層407のチャ
ネル部分CH点Q2でしきい値電圧が決まる。したがっ
て、前述した図1のプレーナIGBTと同様に点Q2で
ピンチオフがおこり、前述した第1の実施形態における
負荷短絡耐量が向上する理由と同様の理由により、負荷
短絡耐量を向上することができる。
の実施形態である電力用半導体素子(トレンチIGB
T)の断面図である。
しており、このn型ベース層301の一方の面には、高
不純物濃度のp型コレクタ層302が形成されている。
絶縁膜304およびゲート絶縁膜311を介してゲート
電極305が埋め込み形成されている。各トレンチ30
3で挟まれた領域のn型ベース層301の表面には高不
純物濃度のp型ベース層306が形成されている。
物濃度のn型エミッタ層307が形成されている。n型
ベース層301、p型ベース層306、n型エミッタ層
307、ゲート絶縁膜304、ゲート絶縁膜311およ
びゲート電極305によって、トレンチ303に接した
p型ベース層306の表面にチャネルCHが形成されn
型エミッタ層307からn型ベース層301に電子を注
入するMOSFETを構成している。
308が設けられている。また、n型エミッタ層307
およびp型ベース層306上にはエミッタ電極309が
設けられている。n型エミッタ層307とp型ベース層
306はこのエミッタ電極309によって短絡してい
る。また、ゲート電極305上には層間絶縁膜310が
設けられていて、エミッタ電極309と接しないように
なっている。
る。ターンオン時には、エミッタ電極309とコレクタ
電極308との間にコレクタ電圧VCEが印加された状
態で、エミッタ電極309とゲート電極305との間に
所定の正のゲート電圧VGEを印加すると、チャネル領
域がn型に反転しチャネルCHが形成される。このチャ
ネルCHを通じてエミッタ電極309から電子がn型ベ
ース層301に注入される。この注入された電子により
p型コレクタ層302とn型ベース層301との間が順
バイアスされ、正孔がp型コレクタ層302よりn型ベ
ース層301に注入される。この結果、伝導度変調によ
りn型ベース層301の抵抗が大幅に低減して通電す
る。
5にエミッタ電極309に対して負の電圧が印加され
る。これによって、p型ベース層306のゲート電極3
05に接した位置に形成されていた反転層が消失して、
電子注入が停止する。一方、n型ベース層内に蓄積され
ていた正孔hは、その一部がp型ベース層306を介し
てエミッタ電極309に排出され、残りの正孔hが電子
eと再結合して消滅し、素子はターンオフする。
素子は導通状態でコレクタ電極308に電源電圧が印加
され、これによって素子には短絡ピーク電流(Icp)
が流れ、ある一定時間(tsc)で素子は破壊する。負
荷が短絡してから素子破壊に至るまでの時間が負荷短絡
耐量(tsc)である。
大きくなると負荷短絡耐量は小さくなることが確認され
ている。この理由は短絡ピーク電流による熱破壊であ
る。本発明による新構造のIGBTでは、短絡ピーク電
流とほぼ同じ静特性での電流の飽和値を小さくすること
によって負荷短絡耐量を大きくすることができる。
由を述べる。
コレクタ電圧VCEを増大すると、それに伴ってp型ベ
ース層306のチャネル部分CHの点Q2での電位も上
昇し、ゲート電位と点Q2でのベース電位との電位差が
閾値電圧よりも小さくなり反転層を維持することが出来
なくなって空乏化(ピンチオフ)し抵抗が無限大とな
り、IGBTの電流は飽和する。本実施形態では、チャ
ネル部分CHにおいて閾値電圧は、第1の実施形態と同
様の理由により、ゲート絶縁膜311で決まる。したが
って、ピンチオフもこのゲート絶縁膜311に接するp
型ベース層306の点Q2で起こる。
本発明のIGBTの電流の飽和値が小さくなることを示
す。
11に接するp型ベース層306にシフトさせることに
よりピンチオフ点からn型ベース層307との間のチャ
ネル部分の抵抗による電圧Vpin-ch を取り除くことに
より、コレクタ電圧が、ピンチオフ電圧Vpin と、n型
ベース層301とp型コレクタ層302間の電圧Vch
-coll との足し合わせになるようにしている(Vpin +
Vch-coll =VCE(2) )。したがって、本発明のコレク
タ電圧VCEは従来のコレクタ電圧VCEよりも小さ
く、これによって、本発明によるIGBTの飽和の電流
値も従来のIGBTでの飽和の電流値に較べて小さくな
る。よって、負荷短絡耐量は向上する。
7の実施形態である電力用半導体素子(パワーMOSF
ET)の断面図である。
図1のプレーナIGBTとくらべて、p型不純物で形成
されたコレクタ層2の代わりに、n型不純物で形成され
たドレイン層202になり、コレクタ電極8がドレイン
電極208となり、n型エミッタ層7がn型ソース層2
07となり、エミッタ電極9がソース電極209となっ
ている点が異なり、その他は同じである。
Tにさらにドレイン電圧VSDを増大すると、それに伴
ってp型ベース層206のチャネル部分CHの点Q2で
の電位も上昇し、ゲート電位と点Q2でのベース電位と
の電位差が閾値電圧よりも小さくなり反転層を維持する
ことが出来なくなって空乏化(ピンチオフ)し抵抗が無
限大となり、パワーMOSFETの電流は飽和する。本
実施形態では、チャネル部分CHにおいて閾値電圧は、
第1の実施形態と同様の理由により、ゲート絶縁膜21
0で決まる。したがって、ピンチオフもこのゲート絶縁
膜210に接するp型ベース層206の点Q2で起こ
る。
和値よりも本発明のパワーMOSFETの電流の飽和値
が小さくなることを示す。
10に接するp型ベース層206にシフトさせることに
よりピンチオフ点からn型ソース層207との間のチャ
ネル部分の抵抗による電圧Vpin-ch を取り除くことに
より、コレクタ電圧を、ピンチオフ電圧Vpin と、n型
ベース層201とp型ドレイン層202間の電圧Vch
-collとの足し合わせになるようにしている(Vpin +
Vch-coll =VCE(2) )。したがって、本発明のドレイ
ン電圧VSDは従来のドレイン電圧VSDよりも小さ
く、これによって、本発明によるパワーMOSFETの
飽和の電流値も従来のパワーMOSFETでの飽和の電
流値にくらべて小さくなる。よって、負荷短絡耐量は向
上する。
ン電圧を維持しつつ、負荷短絡時に生じる短絡ピーク電
流を抑えることによって高い負荷短絡耐量を実現し得る
電力用半導体素子を提供することができる。
係わるプレーナIGBTを示す断面図である。
係わるプレーナIGBTを示す断面図である。
係わるプレーナIGBTを示す断面図である。
係わるプレーナIGBTを示す断面図である。
係わるプレーナIGBTを示す断面図である。
係わるプレーナIGBTを示す断面図。
X′に沿った電圧分布と、図1に示す本発明のプレーナ
IGBTのA−A′に沿った電圧分布とを対比して示す
図である。
る。
クタ電流静特性をシミュレーションした結果と、従来の
プレーナIGBTのコレクタ電圧対コレクタ電流静特性
をシミュレーションした結果とを対比して示す図であ
る。
に係わるプレーナIGBTを示す断面図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 第1導電型ベース層と、 前記第1導電型ベース層の一方の表面に選択的に形成さ
れた第2導電型ベース層と、 前記第2導電型ベース層の表面に選択的に形成された第
1導電型エミッタ層またはソース層と、 前記第1導電型ベース層の他方の表面上に形成された、
あるいは、一方の表面上に選択的に形成されたコレクタ
層またはドレイン層と、 前記コレクタ層またはドレイン層上に設けられた第1の
主電極と、 前記第1導電型エミッタ層またはソース層上に設けられ
るとともに前記第2導電型ベース層上に設けられた第2
の主電極と、 前記第1導電型エミッタ層またはソース層と前記第1導
電型ベース層間の前記第2導電型ベース層上に設けられ
た第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜を介して
設けられたゲート電極とを具備し、 前記第2のゲート絶縁膜のキャパシタンスの容量は、前
記第1のゲート絶縁膜のキャパシタンスの容量とは異な
っていることを特徴とする電力用半導体素子。 - 【請求項2】 上記第1のゲート絶縁膜は上記第1導電
型エミッタ層またはソース層に近い位置に設けられ、上
記第2のゲート絶縁膜は上記第1導電型ベース層に近い
位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
電力用半導体素子。 - 【請求項3】 前記第2のゲート絶縁膜の厚さは、前記
第1のゲート絶縁膜の厚さよりも大きいことを特徴とす
る請求項2記載の電力用半導体素子。 - 【請求項4】 前記第2のゲート絶縁膜の比誘電率は、
前記第1のゲート絶縁膜の比誘電率よりも小さいことを
特徴とする請求項2記載の電力用半導体素子。 - 【請求項5】 前記第2のゲート絶縁膜の厚みは勾配を
持ち、前記第1導電型エミッタ層またはソース層側の厚
みは、前記第1導電型ベース層側の厚みよりも小さいこ
とを特徴とする請求項2記載の電力用半導体素子。 - 【請求項6】 前記ゲート電極は、前記第1導電型エミ
ッタ層またはソース層の表面から前記第2導電型ベース
層を貫通して前記第1導電型ベース層の途中の深さまで
達するように形成されたトレンチの内部に前記第1のゲ
ート絶縁膜と前記第2のゲート絶縁膜とを介して埋め込
まれているトレンチ構造を有することを特徴とする請求
項1乃至5のいずれか1項に記載の電力用半導体素子。
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