JP2002101544A - コネクタおよびこのコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル終端接続部 - Google Patents

コネクタおよびこのコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル終端接続部

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JP2002101544A JP2000289178A JP2000289178A JP2002101544A JP 2002101544 A JP2002101544 A JP 2002101544A JP 2000289178 A JP2000289178 A JP 2000289178A JP 2000289178 A JP2000289178 A JP 2000289178A JP 2002101544 A JP2002101544 A JP 2002101544A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B13/00Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタを小径化し、機器外壁への取付を容易
にする。 【解決手段】コネクタは、ゴム状弾性を呈する絶縁成形
体を備えており、この絶縁成形体の外周には半導電塗料
の塗布層が設けられている。また絶縁成形体の水平・垂
直装着孔の開口端部側の外周には、それぞれコーン状部
が形成され、このコーン状部の外周には、ゴム状弾性を
呈するストレスコーンが絶縁成形体と一体的に設けられ
ている。盤間連絡部材は、T型のコネクタと、このT型
のコネクタの両側に離間して配置された第1、第2のL
型のコネクタと、これらのコネクタ相互間にプラグイン
接続される第1、第2の絶縁母線とを備えている。ケー
ブル終端接続部は、機器外壁から突出するブッシングに
嵌着されたコネクタを備えており、このコネクタの水平
・垂直装着孔には電力ケーブルが装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コネクタおよび
このコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタ
を用いたケーブル終端接続部に係わり、特に、キュービ
クルタイプのガス絶縁開閉装置(GIS)の盤間接続等
を行なう場合に有用なコネクタおよびこのコネクタを用
いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル
終端接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、受変電設備工事の省力化および工
期の短縮化の観点から、キュービクルタイプのガス絶縁
開閉装置が多用されている。しかして、かかるガス絶縁
開閉装置においては、各キュービクルの外壁に、機器に
電気的に接続されるT分岐導体を有するT型のコネクタ
が取付けられ、これらのT型のコネクタ間が電力ケーブ
ルから成る絶縁母線で電気的に接続されている。
【0003】しかしながら、このような電力ケーブルを
用いた盤間接続においては、絶縁母線が実質的に剛体で
あり、簡単に曲げることができないことから、T型のコ
ネクタの取付間隔、すなわち、盤間距離をある程度確保
する必要があり、このためガス絶縁開閉装置が大型化す
るという難点があり、また、複数のT型のコネクタ間に
絶縁母線を配設した後、予め絶縁母線の外周に装着して
おいた2個のストレスコーンをそれぞれ移動させて、対
応するT型のコネクタの受容孔にそれぞれ装着しなけれ
ばならない等、煩雑な作業手順を要するという難点があ
った。
【0004】このため、本出願人は、先に、構造が簡単
で、絶縁母線の接続・取外し作業を能率良く、かつ迅速
に行なうことができ、更にガス絶縁開閉装置の小型化を
図り得る盤間連絡部材を開発し、特許出願(特願平11
−82042号)を行なっている。
【0005】この盤間連絡部材は、図5に示すように、
T型のコネクタ100と、このコネクタの両側に離間し
て配置される第1、第2のL型のコネクタ200、20
0と、これらのコネクタ相互間に電気的にプラグイン接
続される第1、第2の絶縁母線300、300とを備え
ている。
【0006】T型のコネクタ100は、水平部の両端部
に水平接続孔110、垂直部の端部に垂直接続孔120
を有するT型接続導体130と、T型接続導体130の
外周に内部半導電層140を介して一体的に設けられ、
水平接続孔110と連通する水平装着孔150、垂直接
続孔120と連通する垂直装着孔160をそれぞれ有す
るT型絶縁成形体170と、このT型絶縁成形体170
の外周に一体的に設けられた外部半導電層180とを備
えている。なお、外部半導電層180の水平部の両端部
および垂直部の下端部に相当する領域には電界緩和層1
80が設けられている。
【0007】また、第1、第2のL型のコネクタ200
は、それぞれ、水平部の端部に水平接続孔210、垂直
部の端部に垂直接続孔220を有するL型接続導体23
0と、L型接続導体230の外周に内部半導電層240
を介して一体的に設けられ、水平接続孔210と連通す
る水平装着孔250、垂直接続孔220と連通する垂直
装着孔260をそれぞれ有するL型絶縁成形体270
と、このL型絶縁成形体270の外周に一体的に設けら
れた外部半導電層280とを備えている。なお、外部半
導電層280の水平部の端部および垂直部の下端部に相
当する領域には電界緩和層281がそれぞれ設けられて
いる。
【0008】第1、第2の絶縁母線300は、それぞ
れ、中心導体310と、この中心導体310の外周に、
その両端部を露出させて設けられた内部半導電層320
と、この内部半導電層320の外周に設けられた絶縁体
330と、この絶縁体330の中央部外周に設けられた
外部半導電層340とで構成されている。なお、中心導
体310の両端部外周には、それぞれ環状の凹溝が形成
され、各凹溝には、テープ状の導体接続子311がそれ
ぞれ円周方向に沿って配設されている。
【0009】一方、キュービクルタイプのガス絶縁開閉
装置は、内部にSF6ガスを封入した3個の角形容器4
00を備えており、各角形容器400内には、それぞ
れ、単位回路毎の図示しない電気機器(遮断器、断路
器、計器変成器等)が収容され、各角形容器400の外
壁401には、電気機器に電気的に接続された電極41
0を有するブッシング420がそれぞれ装着されてい
る。なお、各電極410の端部外周には、環状の凹溝が
形成され、この凹溝には、テープ状の導体接続子411
が円周方向に沿ってそれぞれ配設されている。
【0010】次に、盤間連絡部材の組立方法および盤間
連絡部材の角型容器への取付態様について述べる。
【0011】先ず、T型のコネクタ100の各水平装着
孔150に、第1、第2の絶縁母線300の一端部をそ
れぞれ装着して、第1、第2の絶縁母線300の中心導
体310の一端部をT型接続導体130の各水平接続孔
110にそれぞれプラグイン接続する。これにより、第
1、第2の絶縁母線300の各中心導体310が、それ
ぞれ導体接続子311を介してT型接続導体130に電
気的に接続される。
【0012】続いて、第1、第2の絶縁母線300の他
端部を、対応するL型のコネクタ200の水平装着孔2
50にそれぞれ装着して、第1、第2の絶縁母線300
の中心導体310の他端部をL型接続導体230の水平
接続孔210にそれぞれプラグイン接続する。これによ
り、第1、第2の絶縁母線300の各中心導体310
が、それぞれ導体接続子311を介してL型接続導体2
30に電気的に接続される。
【0013】以上のようにして組立てられた盤間連絡部
材は、T型のコネクタ100の垂直装着孔160および
第1、第2のL型のコネクタ200の各垂直装着孔26
0を、対応する角形容器400のブッシング420側に
向けて一挙に下降させて、各ブッシング420の電極4
10をT型接続導体130およびL型接続導体230の
各垂直接続孔120、220にそれぞれプラグイン接続
する。これにより、T型接続導体130および第1、第
2のL型接続導体230が導体接続子411を介して角
形容器400内の電気機器にそれぞれ電気的に接続され
ることになる。
【0014】図6は、このような構成の盤間連絡部材を
角形容器の頂部外壁に配設した状態を示している。同図
において、符号RはR相の盤間連絡部材、SはS相の盤
間連絡部材、TはT相の盤間連絡部材を示しており、こ
れらの盤間連絡部材を構成するコネクタ、すなわち、3
個のT型のコネクタ100と、3個の第1のL型のコネ
クタ200および3個の第2のL型のコネクタ200
は、それぞれ、斜めにずらして角形容器の頂部外壁に配
設されている。そして、これらのコネクタ相互間は、第
1、第2の絶縁母線300により相互に電気的に接続さ
れている。
【0015】このような構成の盤間連絡部材において
は、予め盤間連絡部材を組立て、これを上方から下降さ
せて機器外壁に装着していることから、盤間距離に合わ
せて絶縁母線を短尺化でき、また、絶縁母線の外周にス
トレスコーンが存在しないことから、絶縁母線の外周に
ストレスコーンを装着する作業およびこれをコネクタに
向けて移動させる作業が不要となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の盤間連絡部材においては、盤間連絡部材の取付部
分のスペース、すなわち、角型容器の頂部外壁のスペー
スが狭いことから、盤間連絡部材を構成するコネクタの
より一層の小型化が望まれている。
【0017】このため、T、L型の各コネクタを構成す
る外部半導電層の厚さを薄くする方法も案出されている
が、かかる方法においては、次のような難点があった、
すなわち、T、L型の各コネクタを構成する内部半導電
層、絶縁成形体および外部半導電層が、それぞれ、半導
電ゴム、絶縁ゴムおよび半導電ゴムのいわゆる3層モー
ルド構成で一体的に形成されていることから、外部半導
電層の形成に際してある程度の厚さを確保する必要があ
り、このため、この外部半導電層の厚さに比例してコネ
クタが大径化するという難点があった。また、絶縁成形
体の外側に半導電のゴムテープを巻き付け、これを金型
でプレス加工して外部半導電層を形成する場合において
は、T、L型のコネクタの如く、複雑な形状を有する製
品においては、半導電のゴムテープをきれいに巻き付け
るのが困難であり、また、かなりの手間を要するという
難点がある上、半導電層の厚さが不均一となり、半導電
層にボイドが生じたり、半導電層と絶縁層との界面に乱
れを生じたりするという難点もあった。
【0018】本発明は、上述の難点を解決するためにな
されたもので、上述のコネクタのより一層の小径化を図
ると共に、コネクタの装着孔と絶縁母線等との界面に必
要な面圧を確保し得るコネクタおよびこのコネクタを用
いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル
終端接続部を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明のコネクタは、内部に接続導体を有し、
端部に絶縁母線またはケーブルを受容する装着孔を有す
るゴム状弾性を呈する絶縁成形体と、この絶縁成形体の
外周に塗布された半導電塗料の塗布層とを備えて成り、
前記絶縁成形体の装着孔の開口端部側の外周には、前記
開口端部側から中央部に向かって拡径するコーン状部が
形成され、このコーン状部の外周には、先端部に前記コ
ーン状部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈す
るストレスコーンが、前記円錐状部を前記コーン状部に
密接させて、前記絶縁成形体と一体的に設けられている
ことを特徴としている。
【0020】また、本発明のコネクタは、内部に接続導
体を有し、水平部の両端部に水平装着孔、垂直部の端部
に垂直装着孔を有するゴム状弾性を呈するT型の絶縁成
形体と、この絶縁成形体の外周に塗布された半導電塗料
の塗布層とを備えて成り、絶縁成形体の各水平装着孔お
よび垂直装着孔の開口端部側の外周には、それぞれ開口
端部側から中央部に向かって拡径するコーン状部が形成
され、このコーン状部の外周には、先端部に前記コーン
状部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈するス
トレスコーンが、円錐状部を前記コーン状部に密接させ
て、絶縁成形体と一体的に設けられていることを特徴と
している。。
【0021】更に、本発明のコネクタは、内部に接続導
体を有し、水平部の端部に水平装着孔、垂直部の端部に
垂直装着孔を有するゴム状弾性を呈するL型の絶縁成形
体と、この絶縁成形体の外周に塗布された半導電塗料の
塗布層とを備えて成り、絶縁成形体の水平装着孔および
垂直装着孔の開口端部側の外周には、それぞれ開口端部
側から折曲部に向かって拡径するコーン状部が形成さ
れ、このコーン状部の外周には、先端部に前記コーン状
部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈するスト
レスコーンが、円錐状部を前記コーン状部に密接させ
て、絶縁成形体と一体的に設けられていることを特徴と
している。
【0022】これらの本発明のコネクタによれば、絶縁
成形体の外周に半導電塗料の塗布層が設けられ、この半
導電塗料の塗布層の形成に厚さを必要としないことか
ら、コネクタを小径化でき、また、ゴム状弾性を呈する
絶縁成形体の装着孔の開口端部側の外周に、ゴム状弾性
を呈するストレスコーンが絶縁成形体と一体的に設けら
れていることから、絶縁成形体の装着孔の開口端部側に
おける径方向の締付力を確保することができる。更に、
複雑な形状を有するコネクタであっても、半導電塗料を
簡単に塗布することができ、また、半導電塗料の塗布層
にボイドが生じたり、半導電塗料の塗布層と絶縁成形体
との界面に乱れを生じたりするおそれもなくなる。
【0023】本発明の盤間連絡部材は、T型のコネクタ
と、このT型のコネクタの両側に離間して配置された第
1、第2のL型のコネクタと、T型のコネクタの一方の
水平装着孔と第1のL型のコネクタの水平装着孔間に装
着された第1の絶縁母線と、T型のコネクタの他方の水
平装着孔と第2のL型のコネクタの水平装着孔間に装着
された第2の絶縁母線とを備えることを特徴としてい
る。
【0024】また、本発明の盤間連絡部材は、L型のコ
ネクタと、このL型のコネクタの右側にそれぞれ離間し
て配置された第1、第2のT型のコネクタと、L型のコ
ネクタの水平装着孔と第1のT型のコネクタの一方の水
平装着孔間に装着された第1の絶縁母線と、第1のT型
のコネクタの他方の水平装着孔と第2のT型のコネクタ
の一方の水平装着孔間に装着された第2の絶縁母線と、
第2のT型のコネクタの他方の水平装着孔に装着された
絶縁栓とを備えることを特徴としている。
【0025】これらの本発明の盤間連絡部材によれば、
予め盤間連絡部材を組立て、これを上方から下降させて
機器外壁に装着していることから、盤間距離に合わせて
絶縁母線を短尺化でき、また、絶縁母線を各コネクタの
装着孔に簡単に装着できることから、盤間連絡部材の組
立を簡易かつ迅速に行なうことができ、更に、各コネク
タが小径化されていることから、取付スペースが狭くて
も盤間連絡部材を機器外壁に容易に取付けることができ
る。
【0026】本発明のケーブル終端接続部は、機器外壁
から突出するブッシングに、L型のコネクタの水平装着
孔が嵌着され、このL型のコネクタの垂直装着孔に電力
ケーブルが装着されていることを特徴としている。
【0027】また、本発明のケーブル終端接続部は、機
器外壁から突出するブッシングに、T型のコネクタの垂
直装着孔が嵌着され、このT型のコネクタの一方の水平
装着孔に電力ケーブルが、他方の水平装着孔に絶縁栓が
それぞれ装着されていることを特徴としている。
【0028】これらの本発明のケーブル終端接続部によ
れば、小径化されたコネクタを利用していることから、
取付スペースが狭くてもコネクタを容易に取付けること
ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコネクタおよびこ
のコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを
用いたケーブル終端接続部の好ましい実施の形態例につ
いて、図面を参照して説明する。
【0030】図1(a)は、本発明におけるT型のコネ
クタの断面図、図1(b)は、図1(a)のA−A線断
面図、図1(c)は、本発明におけるL型のコネクタの
断面図を示している。
【0031】図1(a)、(b)において、本発明にお
けるT型のコネクタ1は、接続導体11と、この接続導
体11の外側に設けられたエチレンプロピレンゴム(以
下、「EPゴム」という。)から成る絶縁成形体12と
を備えており、絶縁成形体12の中央部内周には、半導
電性EPゴムから成る内部半導電層13が一体的に形成
され、外周面にはカーボン等が配合された半導電塗料の
塗布層14が設けられている。
【0032】接続導体11は、全体としてT字状を呈し
ており、その水平部の両端部には、後述する絶縁母線の
中心導体を挿入し得る水平接続孔11aが、垂直部の端
部には、後述するブッシングの電極を挿入し得る垂直接
続孔11bがそれぞれ設けられている。
【0033】絶縁成形体12は、全体としてT字状を呈
しており、その水平部の両端部には、後述する絶縁母線
を挿入し得る水平装着孔12aが接続導体11の水平接
続孔11aと同軸的にかつ連通して設けられている。ま
た、絶縁成形体12の垂直部の端部には、後述するブッ
シングを挿入し得る垂直装着孔12bが接続導体11の
垂直接続孔11bと同軸的にかつ連通して設けられてい
る。
【0034】一方、絶縁成形体12の水平端部および垂
直端部の外周には、各端部から中央部に向かってそれぞ
れ拡径するコーン状部12c、12dが形成されてお
り、これらのコーン状部12c、12dの外周には、次
のようにして、半導電性EPゴムから成るストレスコー
ン15a、15bが絶縁成形体12と一体的にモールド
されている。すなわち、各ストレスコーン15a、15
bは、それぞれ、先端部にコーン状部12c、12dと
対応する円錐状部151a、151bを備えており、こ
の円錐状部151a、151bの基端部側には絶縁成形
体12の水平部・垂直部と略同等の厚さを有する円筒部
152a、152bが連設されている。しかして、かか
るストレスコーン15a、15bは,それぞれ、円錐状
部151a、151bが絶縁成形体12のコーン状部1
2c、12dの外表面に当接されて、絶縁成形体12と
一体的にモールドされている。
【0035】なお、内部半導電層13は、接続導体11
の水平部の外周および垂直部の基端部外周に位置する部
分に接続導体11および絶縁成形体12と一体的にモー
ルドされている。
【0036】次に、本発明におけるL型のコネクタ2
は、図1(c)に示すように、接続導体21と、この接
続導体21の外側に設けられたEPゴムから成る絶縁成
形体22とを備えており、絶縁成形体22の折曲部内周
には半導電性EPゴムから成る内部半導電層23が一体
的に形成され、外周面には半導電塗料の塗布層24が設
けられている。
【0037】接続導体21は、全体としてL字状を呈し
ており、その水平部の端部には、後述する絶縁母線の中
心導体を挿入し得る水平接続孔21aが、垂直部の端部
には、後述するブッシングの電極を挿入し得る垂直接続
孔21bがそれぞれ設けられている。
【0038】絶縁成形体22は、全体としてL字状を呈
しており、その水平部の端部には、後述する絶縁母線を
挿入し得る水平装着孔22aが接続導体21の水平接続
孔21aと同軸的にかつ連通して設けられている。ま
た、絶縁成形体22の垂直部の端部には、後述するブッ
シングを挿入し得る垂直装着孔22bが接続導体21の
垂直接続孔21bと同軸的にかつ連通して設けられてい
る。
【0039】一方、絶縁成形体22の水平端部および垂
直端部の外周には、各端部から折曲部に向かってそれぞ
れ拡径するコーン状部22c、22dが形成されてお
り、これらのコーン状部22c、22dの外周には、次
のようにして、半導電性EPゴムから成るストレスコー
ン25a、25bが絶縁成形体22と一体的にモールド
されている。すなわち、各ストレスコーン25a、25
bは、それぞれ、先端部にコーン状部22c、22dと
対応する円錐状部251a、251bを備えており、こ
の円錐状部251a、251bの基端部側には絶縁成形
体22の水平部・垂直部と略同等の厚さを有する円筒部
252a、252bが連設されている。しかして、かか
るストレスコーン25a、25bは,それぞれ、円錐状
部251a、251bが絶縁成形体22のコーン状部2
2c、22dの外表面に当接されて、絶縁成形体22と
一体的にモールドされている。
【0040】なお、内部半導電層23は、接続導体21
の水平部の外周および垂直部の基端部外周に位置する部
分に接続導体21および絶縁成形体22と一体的にモー
ルドされている。
【0041】このような構成のT、L型のコネクタにお
いては、絶縁成形体の外周に半導電塗料の塗布層が設け
られ、この半導電塗料の塗布層の形成に厚さを必要とし
ないことから、従来のT、L型のコネクタよりもより一
層小径化できる。また、ゴム状弾性を呈する絶縁成形体
の装着孔の開口端部側の外周に、絶縁成形体の水平部・
垂直部と略同等の厚さを有するゴム状弾性を呈するスト
レスコーンが絶縁成形体と一体的に設けられていること
から、従来のT、L型のコネクタと同様に、絶縁成形体
の装着孔の開口端部側における径方向の締付力を確保す
ることができる。更に、曲り部を有するコネクタであっ
ても、半導電塗料を簡単に塗布することができ、また、
半導電塗料の塗布層にボイドが生じたり、半導電塗料の
塗布層と絶縁成形体との界面に乱れを生じたりするおそ
れもない。
【0042】ここで、ゴム状弾性を呈する絶縁成形体の
装着孔の開口端部側の外周に、上記のストレスコーンを
絶縁成形体と一体的に設けたのは、この開口端部におけ
る径方向の締付力を強くするためである。すなわち、単
に、絶縁成形体の外周に半導電塗料を塗布した構成にす
ると、T型絶縁成形体およびL型絶縁成形体型の水平・
垂直装着孔の開口端部側の厚さが薄くなり、ひいては、
この開口端部における径方向の締付力が弱くなるという
難点がある。この点、本発明においては、ゴム状弾性を
呈する絶縁成形体の装着孔の開口端部側の外周に、スト
レスコーンを絶縁成形体と一体的に設けることにより、
この開口端部における径方向の締付力が強くなり、ひい
ては、水平・垂直装着孔と絶縁母線との界面の面圧が強
くなり、電気特性が向上することとなる。
【0043】次に、本発明のT、L型のコネクタを用い
た盤間連絡部材について説明する。図2(a)は、本発
明のT、L型のコネクタを用いた盤間連絡部材の断面
図、図2(b)は、本発明のT、L型のコネクタ間を電
気的に接続する絶縁母線の断面図を示している。なお、
図2(a)において、図1と共通する部分には同一の符
号が付されている。図2(a)において、本発明におけ
る盤間連絡部材は、T型のコネクタ1と、このT型のコ
ネクタ1の両側に離間して配置される第1、第2のL型
のコネクタ2、2と、T型のコネクタ1の一方の水平装
着孔12a(図中、左側の水平装着孔)と第1のL型の
コネクタ2(図中、左側のコネクタ)の水平装着孔22
a間に装着・接続される第1の絶縁母線3(図中、左側
の絶縁母線)と、T型のコネクタ1の他方の水平装着孔
12a(図中、右側の水平装着孔)と第2のL型のコネ
クタ2(図中、右側のコネクタ)の水平装着孔22a間
に装着・接続される第2の絶縁母線3(図中、右側の絶
縁母線)とを備えている。
【0044】第1、第2の絶縁母線3は、図2(b)に
示すように、それぞれ、銅パイプ等から成る中心導体3
1と、この中心導体31の外周に、その両端部を露出さ
せて中心導体31と一体的に設けられたエポキシ樹脂か
ら成る絶縁体32およびこの絶縁体32の中央部外周に
半導電塗料を塗布することによって形成された外部半導
電層33とを備えている。なお、中心導体31の両端部
外周には、それぞれ環状の凹溝が形成され、各凹溝に
は、マルチラムバンド等から成るテープ状の導体接続子
34がそれぞれ円周方向に沿って配設されている。ここ
で、中心導体31の外周には、必要により内部半導電層
(不図示)を設けてもよい。
【0045】しかして、先ず、T型のコネクタ1の各水
平装着孔12aに、第1、第2の絶縁母線3の一端部を
それぞれ装着し、第1、第2の絶縁母線3の中心導体3
1の一端部をT型接続導体11の各水平接続孔11aに
それぞれプラグイン接続する。これにより、第1、第2
の絶縁母線3の各中心導体31が、それぞれ導体接続子
35を介してT型接続導体11に電気的に接続される。
【0046】続いて、第1、第2の絶縁母線3の他端部
を、対応する第1、第2のL型のコネクタ2の各水平装
着孔22aにそれぞれ装着して、第1、第2の絶縁母線
3の中心導体31の他端部をL型接続導体21の水平接
続孔22aにそれぞれプラグイン接続する。これによ
り、第1、第2の絶縁母線3の各中心導体31が、それ
ぞれ導体接続子35を介してL型接続導体21に電気的
に接続される。
【0047】以上のようにして組立てられた盤間連絡部
材は、次のようにして、キュービクルに取付けられる。
【0048】先ず、キュービクルタイプのガス絶縁開閉
装置は、従来のガス絶縁開閉装置と同様に、内部にSF
6ガスを封入した角形容器4を備えており、これらの角
形容器4内には、それぞれ、単位回路毎の図示しない電
気機器が収容され、各角形容器の頂部外壁40には、電
気機器に電気的に接続された電極41を有するブッシン
グ42がそれぞれ装着されている。なお、各電極41の
端部外周には、環状の凹溝が形成され、この凹溝には、
マルチラムバンド等から成るテープ状の導体接続子43
が円周方向に沿って配設されている。
【0049】しかして、上記のようにして組立てられた
盤間連絡部材は、T型のコネクタ1の垂直装着孔12b
および第1、第2のL型のコネクタ2の各垂直装着孔2
2bを、対応する角形容器4のブッシング42側に向け
て一挙に下降させて、各垂直接続孔11b、21bを各
ブッシング42の電極41にそれぞれ嵌着する。これに
より、T型接続導体11および第1、第2のL型接続導
体21がそれぞれ導体接続子43を介して電極41に接
続され、ひいては、この電極41を介して角形容器4内
の電気機器に電気的に接続される。
【0050】このような構成の盤間連絡部材において
は、予め盤間連絡部材を組立て、これを上方から下降さ
せて機器外壁に装着していることから、盤間距離に合わ
せて絶縁母線を短尺化でき、また、絶縁母線を各コネク
タの装着孔に簡単に装着できることから、盤間連絡部材
の組立を簡易かつ迅速に行なうことができ、更に、各コ
ネクタが小径化されていることから、取付スペースが狭
くても盤間連絡部材を機器外壁に容易に取付けることが
できる。
【0051】図3は、本発明のT、L型のコネクタを用
いた他の実施例に係る盤間連絡部材の断面図を示してい
る。なお、同図において、図1、2と共通する部分には
同一の符号が付されている。図3において、この実施例
における盤間連絡部材は、L型のコネクタ2と、このL
型のコネクタ2の右側にそれぞれ離間して配置された第
1、第2のT型のコネクタ1、1とを備えており、第1
のT型のコネクタ1(図中、中央部のコネクタ)とL型
のコネクタ2間および第1のT型のコネクタ1と第2の
T型のコネクタ1(図中、右側のコネクタ)間は、図2
に示す実施例と同様に、第1の絶縁母線3(図中、左側
の絶縁母線)および第2の絶縁母線3(図中、右側の絶
縁母線)によって電気的に接続されている。なお、この
実施例においては、第2のT型のコネクタ1の他方の水
平装着孔12aに絶縁栓5が装着されている。
【0052】図3に示す実施例においては、図2に示す
盤間連絡部材と同様の効果を有する上、第2のT型のコ
ネクタの他方の水平装着孔に装着した絶縁栓を取外し
て、当該水平装着孔に課電用リードケーブルをプラグイ
ン接続して、ガス絶縁開閉装置若しくはケーブル線路の
諸特性試験を行なうことができる。
【0053】図4は、本発明におけるT、L型のコネク
タの他の取付態様を示している。なお、同図において、
図1〜図3と共通する部分には同一の符号が付されてい
る。図4において、ガス絶縁開閉装置は、3個の角型容
器4を備えており、この角型容器4の右側にはTrが離
間して配置されている。そして、ガス絶縁開閉装置を構
成する両側の角型容器4の機器側壁44および変圧器T
rの機器側壁45には、それぞれ、図2で示したものと
同様構成のブッシング(不図示)が取付けられており、
このうち、左側の角型容器4に取付けたブッシングに
は、本発明におけるL型のコネクタ2の水平装着孔が嵌
着され、右側の角型容器4および変圧器Trに取付けた
ブッシングには、本発明におけるT型のコネクタ1の垂
直装着孔がそれぞれ嵌着されている。また、L型のコネ
クタ2の垂直装着孔には、受電ケーブル7の一端部が装
着され、角型容器4に取付けたT型のコネクタ1の一方
の水平装着孔には、機器連絡用ケーブル8の一端部が装
着され、変圧器Trに取付けたT型のコネクタ1の一方
の水平装着孔には、機器連絡用ケーブル8の他端部が装
着されている。
【0054】次に、ガス絶縁開閉装置は、受電ケーブル
7を介して給電され、3個の角型容器4間は、その頂部
外壁40に取付けられた盤間連絡部材6によって電気的
に接続されている。また、ガス絶縁開閉装置と変圧器T
r間は機器連絡ケーブル8によって電気的に接続されて
いる。なお、図中、9は角型容器4に取付けたT型のコ
ネクタ1の他方の水平装着孔にプラグイン接続された課
電用リードケーブル、5は変圧器Trに取付けたT型の
コネクタの他方の水平装着孔に装着された絶縁栓を示し
ている。
【0055】この実施例においては、小径化されたコネ
クタを利用していることから、取付スペースが狭くても
ケーブル終端接続部を容易に形成することができる。ま
た、T型コネクタの水平装着孔に課電用リードケーブル
を接続することにより、電気機器若しくはケーブル線路
の諸特性試験を行なうことができる。
【0056】なお、前述の実施例においては、T型のコ
ネクタ及びL型のコネクタを中心にして述べているが、
本発明はこのような形状のコネクタに限定されず、端部
に絶縁母線やケーブルを受容し得る装着孔を有するもの
であれば、いかなる形状のコネクタでもよい。また、コ
ネクタを構成する絶縁成形体や内部半導電層はEPゴム
系の材料で形成したものに限定されず、例えば、シリコ
−ンゴム系の材料で形成してもよい。更に、盤間連絡部
材の取付位置は角型容器の頂部外壁に限定されず、ケー
ブル終端接続部の形成位置も機器側壁に限定されない。
また、絶縁母線を構成する絶縁体はエポキシ樹脂から成
るものに限定されず、EPゴム材料等で形成してもよ
い。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコネクタによれば、絶縁成形体の外周に半導電塗料の
塗布層が設けられ、この半導電塗料の塗布層の形成に厚
さを必要としないことから、コネクタを小径化でき、ま
た、ゴム状弾性を呈する絶縁成形体の装着孔の開口端部
側の外周に、ゴム状弾性を呈するストレスコーンが絶縁
成形体と一体的に設けられていることから、絶縁成形体
の装着孔の開口端部側における径方向の締付力を確保す
ることができる。更に、曲り部を有するコネクタであっ
ても、半導電塗料を簡単に塗布することができ、また、
半導電塗料の塗布層にボイドが生じたり、半導電塗料の
塗布層と絶縁成形体との界面に乱れを生じたりするおそ
れもない。
【0058】また、本発明のコネクタを利用した盤間連
絡部材によれば、従来の盤間連絡部材と同様の効果を有
し、更に、コネクタが小径化されていることから、取付
スペースが狭くても盤間連絡部材を機器外壁に容易に取
付けることができる。
【0059】更に、本発明のコネクタを利用したケーブ
ル終端接続部によれば、小径化されたコネクタを利用し
ていることから、取付スペースが狭くてもケーブル終端
接続部を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明におけるT型のコネクタの
断面図、図2(b)は図1(a)のA-A線断面図、図
1(c)は本発明におけるL型のコネクタの断面図。
【図2】図2(a)は本発明におけるコネクタを用いた
盤間連絡部材の断面図、図2(b)はコネクタ間を接続
する絶縁母線の断面図。
【図3】本発明のコネクタを用いた他の実施例に係る盤
間連絡部材の断面図。
【図4】本発明におけるケーブル終端接続部の概略構成
を示す説明図。
【図5】従来のコネクタを用いた盤間連絡部材の断面
図。
【図6】従来における盤間連絡部材の機器外壁への取付
状態を示す平面図。
【符号の説明】
1…T型のコネクタ 2…L型のコネクタ 3…絶縁母線 11、21…接続導体 12a、22a…水平装着孔 12b、22b…垂直装着孔 12、22…絶縁成形体 14、24…半導電塗料の塗布層 151a、151b、251a、251b…コーン状部 15a、15b、25a、25b…ストレスコーン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に接続導体を有し、端部に絶縁母線ま
    たはケーブルを受容する装着孔を有するゴム状弾性を呈
    する絶縁成形体と、この絶縁成形体の外周に塗布された
    半導電塗料の塗布層とを備えて成り、前記絶縁成形体の
    装着孔の開口端部側の外周には、前記開口端部側から中
    央部に向かって拡径するコーン状部が形成され、このコ
    ーン状部の外周には、先端部に前記コーン状部と対応す
    る円錐状部を有するゴム状弾性を呈するストレスコーン
    が、前記円錐状部を前記コーン状部に密接させて、前記
    絶縁成形体と一体的に設けられていることを特徴とする
    コネクタ。
  2. 【請求項2】内部に接続導体を有し、水平部の両端部に
    水平装着孔、垂直部の端部に垂直装着孔を有するゴム状
    弾性を呈するT型の絶縁成形体と、この絶縁成形体の外
    周に塗布された半導電塗料の塗布層とを備えて成り、前
    記絶縁成形体の各水平装着孔および垂直装着孔の開口端
    部側の外周には、それぞれ前記開口端部側から中央部に
    向かって拡径するコーン状部が形成され、このコーン状
    部の外周には、先端部に前記コーン状部と対応する円錐
    状部を有するゴム状弾性を呈するストレスコーンが、前
    記円錐状部を前記コーン状部に密接させて、前記絶縁成
    形体と一体的に設けられていることを特徴とするT型の
    コネクタ。
  3. 【請求項3】内部に接続導体を有し、水平部の端部に水
    平装着孔、垂直部の端部に垂直装着孔を有するゴム状弾
    性を呈するL型の絶縁成形体と、この絶縁成形体の外周
    に塗布された半導電塗料の塗布層とを備えて成り、前記
    絶縁成形体の水平装着孔および垂直装着孔の開口端部側
    の外周には、それぞれ前記開口端部側から折曲部に向か
    って拡径するコーン状部が形成され、このコーン状部の
    外周には、先端部に前記コーン状部と対応する円錐状部
    を有するゴム状弾性を呈するストレスコーンが、前記円
    錐状部を前記コーン状部に密接させて、前記絶縁成形体
    と一体的に設けられていることを特徴とするL型のコネ
    クタ。
  4. 【請求項4】前記T型のコネクタと、このT型のコネク
    タの両側に離間して配置された前記第1、第2のL型の
    コネクタと、前記T型のコネクタの一方の水平装着孔と
    前記第1のL型のコネクタの水平装着孔間に装着された
    第1の絶縁母線と、前記T型のコネクタの他方の水平装
    着孔と前記第2のL型のコネクタの水平装着孔間に装着
    された第2の絶縁母線とを備えることを特徴とする盤間
    連絡部材。
  5. 【請求項5】前記L型のコネクタと、このL型のコネク
    タの右側にそれぞれ離間して配置された前記第1、第2
    のT型のコネクタと、前記L型のコネクタの水平装着孔
    と前記第1のT型のコネクタの一方の水平装着孔間に装
    着された第1の絶縁母線と、前記第1のT型のコネクタ
    の他方の水平装着孔と前記第2のT型のコネクタの一方
    の水平装着孔間に装着された第2の絶縁母線と、前記第
    2のT型のコネクタの他方の水平装着孔に装着された絶
    縁栓とを備えることを特徴とする盤間連絡部材。
  6. 【請求項6】機器外壁から突出するブッシングに、前記
    L型のコネクタの水平装着孔が嵌着され、このL型のコ
    ネクタの垂直装着孔に電力ケーブルが装着されているこ
    とを特徴とするケーブル終端接続部。
  7. 【請求項7】機器外壁から突出するブッシングに、前記
    T型のコネクタの垂直装着孔が嵌着され、このT型のコ
    ネクタの一方の水平装着孔に電力ケーブルが、他方の水
    平装着孔に絶縁栓がそれぞれ装着されていることを特徴
    とするケーブル終端接続部。
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