JP2613404B2 - 絶縁母線の接続方法 - Google Patents

絶縁母線の接続方法

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JP2613404B2 JP62295677A JP29567787A JP2613404B2 JP 2613404 B2 JP2613404 B2 JP 2613404B2 JP 62295677 A JP62295677 A JP 62295677A JP 29567787 A JP29567787 A JP 29567787A JP 2613404 B2 JP2613404 B2 JP 2613404B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、絶縁母線の接続方法の改良に係り、特にキ
ュービクル型開閉器相互間を絶縁母線で電気的に連絡す
る場合に有用な絶縁母線の接続方法に関する。
(従来の技術) 近時、キュービクル内に低ガス圧(約0.5kg/cm2)のS
F6ガスを封入し、絶縁距離を短くしてキュービクル全体
を小型化し、ひいてはキュービクルの運搬を容易にした
いわゆる低ガス圧方式のキュービクルが提案されてい
る。
ところで、かかる低ガス圧方式のキュービクルにおい
ては、キュービクルの小型化によりキュービクル間を電
気的に接続する母線の長さが必然的に短くなり、それに
比例して母線が硬くなる傾向にある。
このため、母線が硬くなるとこれを曲げることが困難
になるので、次に示すような絶縁母線の接続方法が提案
されている。すなわち、第5図に示すように、先ず両端
部に母線端末受容孔1を有し、中央部内周に露呈する如
く埋設させた筒状の接続導体2を備える筒状のブッシン
グ本体3の前記接続導体2の外周に、導体引出棒4をブ
ッシング本体3の軸線と直交し先端部(図示せず)のみ
を露出する如く植設させて成る2個のT型状のブッシン
グ5a、5bを、それぞれ機器ケース6、6に導体引出棒4
の先端部が機器ケース6、6内に位置する如く気密に離
間して取着する。次に、一対のストレスコーン7、7や
圧縮装置を内蔵する保護管8、8を離間して挿着した直
線状の絶縁母線9を準備しておき、この絶縁母線9の一
端側を第6図の矢印10で示したように、一方のT型ブッ
シング5aの母線端末受容孔1に挿入し、接続導体2を貫
通する位置まで挿し込む。次いで、第7図に示すよう
に、絶縁母線9の他端側を矢印11で示すように他方のT
型ブッシング5b側に引き戻し、これをその母線端末受容
孔1に導入する。しかして、第8図に示すように、絶縁
母線9の両端に取着したプラグ12、12を各T型ブッシン
グ5a、5bの接続導体2、2にそれぞ密嵌する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の絶縁母線の接続方法
においては、絶縁母線9が66kV級のCVケーブルで構成さ
れ、キュービクル間の間隔が1200mm程度以上ある場合に
は適正に両者間の連絡をすることが可能であるが、キュ
ービクル間の間隔が極端に狭い場合(例えば650mm程
度)にはCVケーブル等から成る絶縁母線9を、T型ブッ
シング5a、5bの母線端末受容孔1や接続導体2に挿入す
ることが困難になるという難点があった。
そこで本発明はこのような難点を解消しようとするも
ので、キュービクル間の間隔が極端に狭い場合であって
もキュービクル間の電気的な連絡を容易になし得る絶縁
母線の接続方法を提供することを目的とす。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の絶縁母線の接続方法は、電気機器を収容する
気密ケースの外壁に、筒状の接続導体とこの接続導体に
連なる母線端末受容孔をそれぞれ有し、かつ、それぞれ
の露出する充電部が前記気密ケース内に位置するととも
に、それぞれの母線端末受容孔の軸線がほぼ一致するよ
うに取り付けられた2個の分岐ブッシングの対向する母
線端末受容孔に、ストレスコーンとこのストレスコーン
を母線端末受容孔に向けてそれぞれ押圧する押圧手段を
備えた電界緩和装置をそれぞれ仮止めし、次いで、それ
自身の導体両端部にプラグを装着してなる絶縁母線を、
一方の分岐ブッシングの母線端末受容孔より他方の分岐
ブッシングの母線端末受容孔に向けて、前記両電界緩和
装置を貫通させつつ挿入し、その挿入側のプラグを他方
の分岐ブッシングの接続導体に接続固定するとともに、
他端側のプラグを一方の分岐ブッシングの接続導体に接
続固定し、しかる後、仮止めしておいた前記両電界緩和
装置を前記絶縁母線両端の所定の位置にそれぞれ固定す
ることを特徴としている。
(作用) 本発明の絶縁母線の接続方法においては、絶縁母線
を、一方のT型ブッシングの母線端末受容孔から他方の
T型ブッシングの母線端末受容孔に向かって直線状に挿
入できるので、キュービクルの間隔が極端に狭い場合で
あってもキュービクル間の電気的な連絡を容易に行なう
ことができる。
(実施例) 以下本発明を、図面に示す一実施例について説明す
る。
第1図および第2図は、本発明の一実施例における絶
縁母線の接続状況を示す説明図で、第5図と共通する部
分には同一符号を付してある。
第1図において、2個のT型ブッシング5a、5bを機器
ケース6、6の外壁にブッシング本体の軸線を一致させ
て気密に離間して取着する点は従来の絶縁母線の接続方
法と同一である。なお、各T型ブッシング5a、5bは、従
来と同様に両端部に母線端末受容孔1a、1bを有し中央部
内周に露呈する如く埋設させた筒状の接続導体2、2を
備え、この接続導体の外周に導体引出棒4がブッシング
本体3の軸線を直交する如く先端部のみ露出させて突出
されている。
本発明においては、予め各T型ブッシング5a、5bの対
向する母線端末受容孔1a、1bにストレスコーン7、7を
それぞれ挿着し、圧縮装置13、13を内蔵する保護管8、
8のフランジ14、14を対向するブッシング本体3、3の
側壁15、15にそれぞれルーズに仮取付けしておく。
一方、T型ブッシング5a、5b相互間を電気的に連絡す
る絶縁母線16は、第3図に示すように、66kV級のCVケー
ブルの外被および遮蔽層を剥離したいわゆるケーブルコ
ア17で構成され、その中央部には半導電ポリエチレンテ
ープを巻回し、これを加熱モールドして成る半導電層18
が形成されている。また、両端を段剥して露出させたケ
ーブル導体19の一端側Aにはケーブルコア17の外径より
小径のプラグ20が装着され、他端側Bの導体19にはT型
ブッシング5aの接続導体2の内径と略等しい外径を有す
るプラグ21が装着されている。
次に、T型ブッシング5a、5b相互間を絶縁母線16によ
って電気的に連絡する方法につい述べる。先ず絶縁母線
16の一端側Aを一方のT型ブッシング5aの母線端末受容
孔1aおよび接続導体2に遊挿する。しかして、この絶縁
母線16を更に押進させると、絶縁母線16の一端側Aは第
4図に示すように他方のT型ブッシング5bの母線端末受
容孔1aの仮セットされたストレスコーン7の挿通孔22を
通り、予め接続導体2内に密嵌された筒状のプラグアダ
プター23内に至る。そして絶縁母線16を更に押進させる
と、絶縁母線16の一端側Aに装着されたプラク20がプラ
グアダプター23にプラグイン接続され、同時に他端側B
のプラグ21を一方側のT型ブッシング5aの接続導体2に
密嵌される。
以上の如く絶縁母線16をT型ブッシング5a、5b間の適
正位置に挿入セットした後に、仮取付しておいた各保護
管8、8を第4図に示すように正規にセットし各ストレ
スコーン7、7をそれぞれ各T型ブッシング5a、5bの接
続導体2、2側に向けて押圧する。
次に、金属遮蔽処理を行った後、2分割構成の保護カ
バー24を一対の保護管8、8間に跨って被嵌し、この外
周にシール体25を設ける。
なお、図中、Sは接続導体2の環状凹溝に嵌着された
止め輪、26は接続導体2もしくはプラグアダプター23の
環状凹溝に嵌着された径方向に伸縮する接続子、27は大
径プラグの先端部に形成されたネジ孔、28はボルト、29
はナットをそれぞれ示している。
このように構成された絶縁母線の接続方法において
は、絶縁母線を、一方のT型ブッシングの開口部より他
方のブッシングの開口部に向かって直線的に挿入できる
のでキュービクル間の間隔が600mm程度であっても容易
に両キュービクル間の電気的な連絡が可能となる。
なお、前述の実施例においては、絶縁母線と66kV級の
CVケーブルを使用した場合について述べてあるが、本発
明はこれに限定されず例えばエポキシ絶縁導体もしくは
ゴム絶縁導体等から成る絶縁母線を使用してもよい。
また、絶縁母線をブッシング本体から離脱する場合
は、大径プラグのネジ孔27に治具(図示せず)を係着し
これを逆方向に引張ればよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の絶縁母線の接続方法に
よればキュービクル間隔が極端に狭くてもキュービクル
間を絶縁母線で連絡することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、T型ブッシングの機器ケースへの取着状況を
示す断面図、第2図は、本発明における絶縁母線の接続
状況を示す一部切欠断面図、第3図は本発明において使
用する絶縁母線の正面図、第4図は本発明方法によって
接続した絶縁母線の接続部の一部切欠断面図、第5図〜
第8図は従来の絶縁母線の接続手順を示す説明図であ
る。 1a、1b……母線端末受容孔 2……接続導体 3……ブッシング本体 4……導体引出棒 5a、5b……T型ブッシング 6……機器ケース 7……ストレスコーン 8……保護管 16……絶縁母線 20、21……プラグ 24……保護カバー 25……シール体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 英雄 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線纜株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−58372(JP,A) 特開 昭52−121791(JP,A) 特開 昭54−145988(JP,A) 特開 昭58−201278(JP,A) 実開 昭48−70159(JP,U) 実開 昭54−27384(JP,U) 実開 昭56−120726(JP,U) 実開 昭58−3717(JP,U) 実開 昭62−116406(JP,U) ドイツ連邦共和国特許出願公開 2311030(DE,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器を収容する気密ケースの外壁に、
    筒状の接続導体とこの接続導体に連なる母線端末受容孔
    をそれぞれ有し、かつ、それぞれの露出する充電部が前
    記気密ケース内に位置するとともに、それぞれの母線端
    末受容孔の軸線がほぼ一致するように取り付けられた2
    個の分岐ブッシングの対向する母線端末受容孔に、スト
    レスコーンとこのストレスコーンを母線端末受容孔に向
    けてそれぞれ押圧する押圧手段を備えた電界緩和装置を
    それぞれ仮止めし、次いで、それ自身の導体両端部にプ
    ラグを装着してなる絶縁母線を、一方の分岐ブッシング
    の母線端末受容孔より他方の分岐ブッシングの母線端末
    受容孔に向けて、前記両電界緩和装置を貫通させつつ挿
    入し、その挿入側のプラグを他方の分岐ブッシングの接
    続導体に接続固定するとともに、他端側のプラグを一方
    の分岐ブッシングの接続導体に接続固定し、しかる後、
    仮止めしておいた前記両電界緩和装置を前記絶縁母線両
    端の所定の位置にそれぞれ固定することを特徴とする絶
    縁母線の接続方法。
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