JP3036645B2 - 機器直結形接続部 - Google Patents

機器直結形接続部

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JP3036645B2
JP3036645B2 JP2262199A JP26219990A JP3036645B2 JP 3036645 B2 JP3036645 B2 JP 3036645B2 JP 2262199 A JP2262199 A JP 2262199A JP 26219990 A JP26219990 A JP 26219990A JP 3036645 B2 JP3036645 B2 JP 3036645B2
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cable
bushing
connection
conductor
electric device
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正樹 生田
浩正 佐藤
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  • Testing Relating To Insulation (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ガス絶縁開閉器(GIS)や油入形変成器等
の電気機器に直接的に取付けられる機器直結形接続部に
関する。
(従来の技術) 従来のこの種の機器直結形接続部は、エポキシ樹脂等
から成る接続筒に導体引出棒を配し、この導体引出棒に
送電用又は受電用のケーブルを電気接続した上でケーブ
ル保護筒を接続筒に連結した構造を有している。そし
て、接続筒は電気機器のケーシングに固定され、導体引
出棒は電気機器の内部回路に電気接続されている。
このように、従来の機器直結形接続部は導体引出棒と
ケーブルとを電気接続して接続筒及びケーブル保護筒に
より覆ってしまう構造を有しているので、課電試験を行
なう場合には課電用ケーブルを接続することができな
い。
このため、通常は電気機器のケーシングに課電用ブッ
シングを取付けるための取付部を設け、この取付部に課
電用ブッシングを固定的に取付けて課電試験を行なって
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、課電試験のために課電用ブッシングを取付け
るためには、電気機器が密閉型構造の場合特に取付作業
に多大な手間と時間を要する欠点があった。また、電気
機器のケーシングには予め課電用ブッシングの取付部を
設けておく必要がある。
本発明はこのような点を解決するためになされたもの
で、課電用ケーブルを接続することができる構造の機器
直結形接続部を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の機器直結形接続部は、電気機器の絶縁性流体
の封入されているケ−シングに気密を保持して固定され
るブッシングと、このブッシング内に設けられて一端が
電気機器の内部回路に電気接続される接続導体と、ブッ
シングに設けられ接続導体に通電用のケ−ブルを接続す
るためのケ−ブル接続部分と、ブッシングにケ−ブル接
続部分と共に設けられ接続導体と課電用のケ−ブルを着
脱可能に接続されるための補助ケ−ブル接続部分とを備
えることを特徴としている。
(作用) 課電試験等を行なう場合には、ブッシングの補助ケー
ブル接続部分の閉塞を解除し、この接続部分に課電用ケ
ーブルを接続する。
従って、課電用ブッシングを別個に用意し、かつ電気
機器のケーシングに取付ける必要がなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る機器直結形接続部の断面図であ
る。
この第1図において、1はブッシングを示し、このブ
ッシング1はエポキシ樹脂から成り、横方向に略L字状
に突出する突出部1Aが形成されている。ブッシング1内
には接続導体2が埋設されている。接続導体2の下部に
はブッシング1より突出して円盤状の連結部2Aが形成さ
れている。接続導体2の上部には大径部3が形成され、
この大径部3には上下方向に沿って導体挿入穴3aが設け
られている。また、接続導体2の大径部3にはブッシン
グ1の突出部1A内にL字状に突出する他の大径部4が形
成され、この大径部4には他の導体挿入穴4aが設けられ
ている。
ブッシング1の突出部1Aにはケーブル接続部分5が形
成されている。この接続部分5には送電用または受電用
のCVケーブル6が接続されており、そのCVケーブル6の
端末ではシース層が除去され、遮蔽層6a,外部半導電層6
b,絶縁層6c及びケーブル導体6dが露出している。ケーブ
ル導体6dは接続導体2の大径部4における導体挿入穴4a
に挿入され、導体挿入穴4aにはケーブル導体6d上のくさ
び部材7が締付金具8を介して押し込まれている。即
ち、締付金具8は導体挿入穴4aの内周面に設けたねじ溝
に螺入され、これによりくさび部材7を導体挿入穴4aに
押し込んでいる。従って、ケーブル導体6dは接続導体2
の大径部4と電気接続されることになる。
CVケーブル6の絶縁層6c及び外部半導電層6b上にはモ
ールドストレスコーン9が嵌合されている。このストレ
スコーン9は押し金具10により押圧されてブッシング1
の突出部1Aのテーパ穴1Bに押し付けられている。押し金
具10には複数のシャフト11の一端が螺入,固定され、シ
ャフト11は締付用スプリング12を介して座金13に移動可
能に挿入されている。座金13はケーブル保護金具14の内
周側段部に係止している。従って、締付用スプリング12
の弾性力により押し金具10が押圧されるので、上記のよ
うにストレスコーン9がテーパ穴1Bに押し付けられる。
ケーブル保護金具14のフランジ部14aは、ブッシング1
の突出部1A端面に埋込ナット15及びこのナットに螺入さ
れるボルト16を介して固定されている。尚、ケーブル保
護金具14の小径部側にはCVケーブル6のシース層に跨が
って防水テープ17が巻付けられている。
ブッシング1の上部には補助ケーブル接続部分18が設
けられている。この補助ケーブル接続部分18は上方で開
口して接続導体2の大径部3における導体挿入穴3aに連
通するテーパ穴19を有している。このテーパ穴19には大
径部3の上端面に当接されている筒状のストッパ20と、
このストッパ20の上方に位置する絶縁栓21とが嵌入され
ている。絶縁栓21はEPゴム等より形成され、上部に金具
22が埋設されている。この金具22には複数のシャフト23
の下端が螺入され、シャフト23の上部は押圧スプリング
24を介して座金25に貫挿されている。座金25は保護キャ
ップ26の内周側段部に係止している。従って、絶縁栓21
は押圧用スプリング24の弾性力によりテーパ穴19内に押
し込まれている。保護キャップ26のフランジ部は、ブッ
シング1の上端に埋込ナット29及びこのナットに螺入さ
れるボルト28を介して固定されている。
以上の構成を有する本発明の機器直結形接続部40は、
第2図に示すように、ガス絶縁開閉器の如き絶縁性ガス
の封入されているケ−シングを有する電気機器41に直接
的に取付けられる。即ち、第1図に示すように、ブッシ
ング1の下部の小径部1Cを電気機器41のケーシング41a
に設けた貫通穴に貫挿すると共に、ブッシング1の下部
の段部1Dに固定用金具29を埋込ナット30及びこのナット
に螺入されるボルト31を介してOリングにより気密に固
定し、固定用金具29をケーシング41a上面にOリングを
介して気密に当接させて押え金具32により押え付け、こ
の押え金具32を固定ボルト33によりケーシング41aに固
定する。
このように本発明の機器直結形接続部40を電気機器41
に直接的に取付けた状態では、接続導体2の下部の連結
部2Aは電気機器41の内部回路とブスバー(図示せず)等
を介して電気接続される。
尚、ブッシング1の周面には半導電性の塗料が塗布さ
れている。
さて、課電試験を行なう場合には、補助ケーブル接続
部分18より絶縁栓21を取り除き、課電用CVケーブル42
(第2図参照)をこの接続部分18に接続する。即ち、保
護キャップ26を外し、座金25等を除去すると共に、テー
パ穴19より絶縁栓21を引き抜き、かつストッパ20を取り
除く。次に、課電用CVケーブル42を、上記したCVケーブ
ル6と同様に端末処理し、そのケーブル導体を導体挿入
穴3aに挿入してくさび部材にて固定し、又ストレスコー
ンをテーパ穴19に押し込む等により、課電用CVケーブル
42を補助ケーブル接続部分18に接続する。
そして、課電用CVケーブル42の他端を、第2図に示す
ように、気中終端部43に接続し、気中終端部43に課電装
置44より試験用電圧を課電する。これにより、電気機器
41の内部回路に試験電圧を印加することができる。
ところで、本実施例ではブッシング1の上部に補助ケ
ーブル接続部分18を設けたので、第2図に示すように、
電気機器41が壁面45に接近して配置されている場合でも
課電用CVケーブル42をブッシング1に接続することがで
きる。
尚、補助ケーブル接続部分18には、送電(受電)用の
CVケーブル6等で事故が生じた場合等に、他のCVケーブ
ルを接続して非常時の送電等に利用してもよく、また需
要者が増加した場合に分岐用として他のCVケーブルを接
続するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、電気機器の絶縁性流体の封入されて
いるケ−シングに気密に固定され、接続導体の設けられ
ているブッシングに、接続導体と課電用ケ−ブルを接続
させる補助ケ−ブル接続部を設けたので、課電試験のた
めに課電用ブッシングを用意し、かつ電気機器に取付け
る必要がなくなる。従って、課電試験を作業性よく行う
ことができる上に、非常時にケ−ブルを接続したりケ−
ブルの分岐接続を行なうことができる機器直結形接続部
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る機器直結形接続部の断面図、第2
図は同接続部の使用態様を示す概略図である。 1……ブッシング、 2……接続導体、 5……ケーブル接続部分、 18……補助ケーブル接続部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−10173(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/70 G01R 31/12 H02B 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器の絶縁性流体の封入されているケ
    −シングに気密を保持して固定されるブッシングと、こ
    のブッシング内に設けられて一端が前記電気機器の内部
    回路に電気接続される接続導体と、前記ブッシングに設
    けられ前記接続導体に通電用ケ−ブルを接続するための
    ケ−ブル接続部分と、前記ブッシングに前記ケ−ブル接
    続部分と共に設けられ前記接続導体と課電用のケ−ブル
    を着脱可能に接続するための補助ケ−ブル接続部分とを
    備えることを特徴とする機器直結形接続部。
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