JP4091735B2 - コネクタおよびこのコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル終端接続部 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、コネクタおよびこのコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル終端接続部に係わり、特に、キュービクルタイプのガス絶縁開閉装置(GIS)の盤間接続等を行なう場合に有用なコネクタおよびこのコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル終端接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、受変電設備工事の省力化および工期の短縮化の観点から、キュービクルタイプのガス絶縁開閉装置が多用されている。しかして、かかるガス絶縁開閉装置においては、各キュービクルの外壁に、機器に電気的に接続されるT分岐導体を有するT型のコネクタが取付けられ、これらのT型のコネクタ間が電力ケーブルから成る絶縁母線で電気的に接続されている。
【0003】
しかしながら、このような電力ケーブルを用いた盤間接続においては、絶縁母線が実質的に剛体であり、簡単に曲げることができないことから、T型のコネクタの取付間隔、すなわち、盤間距離をある程度確保する必要があり、このためガス絶縁開閉装置が大型化するという難点があり、また、複数のT型のコネクタ間に絶縁母線を配設した後、予め絶縁母線の外周に装着しておいた2個のストレスコーンをそれぞれ移動させて、対応するT型のコネクタの受容孔にそれぞれ装着しなければならない等、煩雑な作業手順を要するという難点があった。
【0004】
このため、本出願人は、先に、構造が簡単で、絶縁母線の接続・取外し作業を能率良く、かつ迅速に行なうことができ、更にガス絶縁開閉装置の小型化を図り得る盤間連絡部材を開発し、特許出願(特願平11−82042号)を行なっている。
【0005】
この盤間連絡部材は、図5に示すように、T型のコネクタ100と、このコネクタの両側に離間して配置される第1、第2のL型のコネクタ200、200と、これらのコネクタ相互間に電気的にプラグイン接続される第1、第2の絶縁母線300、300とを備えている。
【0006】
T型のコネクタ100は、水平部の両端部に水平接続孔110、垂直部の端部に垂直接続孔120を有するT型接続導体130と、T型接続導体130の外周に内部半導電層140を介して一体的に設けられ、水平接続孔110と連通する水平装着孔150、垂直接続孔120と連通する垂直装着孔160をそれぞれ有するT型絶縁成形体170と、このT型絶縁成形体170の外周に一体的に設けられた外部半導電層180とを備えている。なお、外部半導電層180の水平部の両端部および垂直部の下端部に相当する領域には電界緩和層180が設けられている。
【0007】
また、第1、第2のL型のコネクタ200は、それぞれ、水平部の端部に水平接続孔210、垂直部の端部に垂直接続孔220を有するL型接続導体230と、L型接続導体230の外周に内部半導電層240を介して一体的に設けられ、水平接続孔210と連通する水平装着孔250、垂直接続孔220と連通する垂直装着孔260をそれぞれ有するL型絶縁成形体270と、このL型絶縁成形体270の外周に一体的に設けられた外部半導電層280とを備えている。なお、外部半導電層280の水平部の端部および垂直部の下端部に相当する領域には電界緩和層281がそれぞれ設けられている。
【0008】
第1、第2の絶縁母線300は、それぞれ、中心導体310と、この中心導体310の外周に、その両端部を露出させて設けられた内部半導電層320と、この内部半導電層320の外周に設けられた絶縁体330と、この絶縁体330の中央部外周に設けられた外部半導電層340とで構成されている。なお、中心導体310の両端部外周には、それぞれ環状の凹溝が形成され、各凹溝には、テープ状の導体接続子311がそれぞれ円周方向に沿って配設されている。
【0009】
一方、キュービクルタイプのガス絶縁開閉装置は、内部にSF6ガスを封入した3個の角形容器400を備えており、各角形容器400内には、それぞれ、単位回路毎の図示しない電気機器(遮断器、断路器、計器変成器等)が収容され、各角形容器400の外壁401には、電気機器に電気的に接続された電極410を有するブッシング420がそれぞれ装着されている。なお、各電極410の端部外周には、環状の凹溝が形成され、この凹溝には、テープ状の導体接続子411が円周方向に沿ってそれぞれ配設されている。
【0010】
次に、盤間連絡部材の組立方法および盤間連絡部材の角型容器への取付態様について述べる。
【0011】
先ず、T型のコネクタ100の各水平装着孔150に、第1、第2の絶縁母線300の一端部をそれぞれ装着して、第1、第2の絶縁母線300の中心導体310の一端部をT型接続導体130の各水平接続孔110にそれぞれプラグイン接続する。これにより、第1、第2の絶縁母線300の各中心導体310が、それぞれ導体接続子311を介してT型接続導体130に電気的に接続される。
【0012】
続いて、第1、第2の絶縁母線300の他端部を、対応するL型のコネクタ200の水平装着孔250にそれぞれ装着して、第1、第2の絶縁母線300の中心導体310の他端部をL型接続導体230の水平接続孔210にそれぞれプラグイン接続する。これにより、第1、第2の絶縁母線300の各中心導体310が、それぞれ導体接続子311を介してL型接続導体230に電気的に接続される。
【0013】
以上のようにして組立てられた盤間連絡部材は、T型のコネクタ100の垂直装着孔160および第1、第2のL型のコネクタ200の各垂直装着孔260を、対応する角形容器400のブッシング420側に向けて一挙に下降させて、各ブッシング420の電極410をT型接続導体130およびL型接続導体230の各垂直接続孔120、220にそれぞれプラグイン接続する。これにより、T型接続導体130および第1、第2のL型接続導体230が導体接続子411を介して角形容器400内の電気機器にそれぞれ電気的に接続されることになる。
【0014】
図6は、このような構成の盤間連絡部材を角形容器の頂部外壁に配設した状態を示している。同図において、符号RはR相の盤間連絡部材、SはS相の盤間連絡部材、TはT相の盤間連絡部材を示しており、これらの盤間連絡部材を構成するコネクタ、すなわち、3個のT型のコネクタ100と、3個の第1のL型のコネクタ200および3個の第2のL型のコネクタ200は、それぞれ、斜めにずらして角形容器の頂部外壁に配設されている。そして、これらのコネクタ相互間は、第1、第2の絶縁母線300により相互に電気的に接続されている。
【0015】
このような構成の盤間連絡部材においては、予め盤間連絡部材を組立て、これを上方から下降させて機器外壁に装着していることから、盤間距離に合わせて絶縁母線を短尺化でき、また、絶縁母線の外周にストレスコーンが存在しないことから、絶縁母線の外周にストレスコーンを装着する作業およびこれをコネクタに向けて移動させる作業が不要となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような構成の盤間連絡部材においては、盤間連絡部材の取付部分のスペース、すなわち、角型容器の頂部外壁のスペースが狭いことから、盤間連絡部材を構成するコネクタのより一層の小型化が望まれている。
【0017】
このため、T、L型の各コネクタを構成する外部半導電層の厚さを薄くする方法も案出されているが、かかる方法においては、次のような難点があった、すなわち、T、L型の各コネクタを構成する内部半導電層、絶縁成形体および外部半導電層が、それぞれ、半導電ゴム、絶縁ゴムおよび半導電ゴムのいわゆる3層モールド構成で一体的に形成されていることから、外部半導電層の形成に際してある程度の厚さを確保する必要があり、このため、この外部半導電層の厚さに比例してコネクタが大径化するという難点があった。また、絶縁成形体の外側に半導電のゴムテープを巻き付け、これを金型でプレス加工して外部半導電層を形成する場合においては、T、L型のコネクタの如く、複雑な形状を有する製品においては、半導電のゴムテープをきれいに巻き付けるのが困難であり、また、かなりの手間を要するという難点がある上、半導電層の厚さが不均一となり、半導電層にボイドが生じたり、半導電層と絶縁層との界面に乱れを生じたりするという難点もあった。
【0018】
本発明は、上述の難点を解決するためになされたもので、上述のコネクタのより一層の小径化を図ると共に、コネクタの装着孔と絶縁母線等との界面に必要な面圧を確保し得るコネクタおよびこのコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル終端接続部を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明のコネクタは、内部に接続導体を有し、端部に絶縁母線またはケーブルを受容する装着孔を備え、装着孔の開口端部側の外周に開口端部側から中央部に向かって拡径するコーン状部を有するゴム状弾性を呈する絶縁成形体と、この絶縁成形体の外周に塗布された半導電塗料の塗布層と、先端部にコーン状部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈する円筒状のストレスコーンとを備えて成り、ストレスコーンは、絶縁成形体の開口端部における径方向の締付力を強くするため、円錐状部をコーン状部に密接させて、絶縁成形体と一体的に設けられ、塗布層はストレスコーンの外周に跨って設けられていることを特徴としている。
【0020】
また、本発明のコネクタは、内部に接続導体を有し、水平部の両端部に水平装着孔、垂直部の端部に垂直装着孔を備え、絶縁成形体の各水平装着孔および垂直装着孔の開口端部側の外周にそれぞれ開口端部側から中央部に向かって拡径するコーン状部を有するゴム状弾性を呈する絶縁成形体と、この絶縁成形体の外周に塗布された半導電塗料の塗布層と、先端部にコーン状部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈する円筒状のストレスコーンとを備えて成り、ストレスコーンは、絶縁成形体の開口端部における径方向の締付力を強くするため、円錐状部をコーン状部に密接させて、絶縁成形体と一体的に設けられ、塗布層はストレスコーンの外周に跨って設けられていることを特徴としている。
【0021】
更に、本発明のコネクタは、内部に接続導体を有し、水平部の端部に水平装着孔、垂直部の端部に垂直装着孔を備え、絶縁成形体の水平装着孔および垂直装着孔の開口端部側の外周にそれぞれ開口端部側から折曲部に向かって拡径するコーン状部を有するゴム状弾性を呈する絶縁成形体と、この絶縁成形体の外周に塗布された半導電塗料の塗布層と、先端部にコーン状部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈する円筒状のストレスコーンとを備えて成り、ストレスコーンは、絶縁成形体の開口端部における径方向の締付力を強くするため、円錐状部をコーン状部に密接させて、絶縁成形体と一体的に設けられ、塗布層はストレスコーンの外周に跨って設けられていることを特徴としている。
【0022】
これらの本発明のコネクタによれば、絶縁成形体の外周に半導電塗料の塗布層が設けられ、この半導電塗料の塗布層の形成に厚さを必要としないことから、コネクタを小径化でき、また、ゴム状弾性を呈する絶縁成形体の装着孔の開口端部側の外周に、ゴム状弾性を呈するストレスコーンが絶縁成形体と一体的に設けられていることから、絶縁成形体の装着孔の開口端部側における径方向の締付力を確保することができる。更に、複雑な形状を有するコネクタであっても、半導電塗料を簡単に塗布することができ、また、半導電塗料の塗布層にボイドが生じたり、半導電塗料の塗布層と絶縁成形体との界面に乱れを生じたりするおそれもなくなる。
【0023】
本発明の盤間連絡部材は、T型のコネクタと、このT型のコネクタの両側に離間して配置された第1、第2のL型のコネクタと、T型のコネクタの一方の水平装着孔と第1のL型のコネクタの水平装着孔間に装着された第1の絶縁母線と、T型のコネクタの他方の水平装着孔と第2のL型のコネクタの水平装着孔間に装着された第2の絶縁母線とを備えることを特徴としている。
ことを特徴とする盤間連絡部材。
【0024】
また、本発明の盤間連絡部材は、L型のコネクタと、このL型のコネクタの右側にそれぞれ離間して配置された第1、第2のT型のコネクタと、L型のコネクタの水平装着孔と第1のT型のコネクタの一方の水平装着孔間に装着された第1の絶縁母線と、第1のT型のコネクタの他方の水平装着孔と第2のT型のコネクタの一方の水平装着孔間に装着された第2の絶縁母線と、第2のT型のコネクタの他方の水平装着孔に装着された絶縁栓とを備える特徴としている。
【0025】
これらの本発明の盤間連絡部材によれば、予め盤間連絡部材を組立て、これを上方から下降させて機器外壁に装着していることから、盤間距離に合わせて絶縁母線を短尺化でき、また、絶縁母線を各コネクタの装着孔に簡単に装着できることから、盤間連絡部材の組立を簡易かつ迅速に行なうことができ、更に、各コネクタが小径化されていることから、取付スペースが狭くても盤間連絡部材を機器外壁に容易に取付けることができる。
【0026】
これらの本発明の盤間連絡部材によれば、予め盤間連絡部材を組立て、これを上方から下降させて機器外壁に装着していることから、盤間距離に合わせて絶縁母線を短尺化でき、また、絶縁母線を各コネクタの装着孔に簡単に装着できることから、盤間連絡部材の組立を簡易かつ迅速に行なうことができ、更に、各コネクタが小径化されていることから、取付スペースが狭くても盤間連絡部材を機器外壁に容易に取付けることができる。
【0027】
本発明のケーブル終端接続部は、機器外壁から突出するブッシングに、L型のコネクタの水平装着孔が嵌着され、このL型のコネクタの垂直装着孔に電力ケーブルが装着されていることを特徴としている。
【0028】
また、本発明のケーブル終端接続部は、機器外壁から突出するブッシングに、T型のコネクタの垂直装着孔が嵌着され、このT型のコネクタの一方の水平装着孔に電力ケーブルが、他方の水平装着孔に絶縁栓がそれぞれ装着されていることを特徴としている。
【0029】
これらの本発明のケーブル終端接続部によれば、小径化されたコネクタを利用していることから、取付スペースが狭くてもコネクタを容易に取付けることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコネクタおよびこのコネクタを用いた盤間連絡部材並びに前記コネクタを用いたケーブル終端接続部の好ましい実施の形態例について、図面を参照して説明する。
【0031】
図1(a)は、本発明におけるT型のコネクタの断面図、図1(b)は、図1(a)のA−A線断面図、図1(c)は、本発明におけるL型のコネクタの断面図を示している。
【0032】
図1(a)、(b)において、本発明におけるT型のコネクタ1は、接続導体11と、この接続導体11の外側に設けられたエチレンプロピレンゴム(以下、「EPゴム」という。)から成る絶縁成形体12とを備えており、絶縁成形体12の中央部内周には、半導電性EPゴムから成る内部半導電層13が一体的に形成され、外周面にはカーボン等が配合された半導電塗料の塗布層14が設けられている。
【0033】
接続導体11は、全体としてT字状を呈しており、その水平部の両端部には、後述する絶縁母線の中心導体を挿入し得る水平接続孔11aが、垂直部の端部には、後述するブッシングの電極を挿入し得る垂直接続孔11bがそれぞれ設けられている。
【0034】
絶縁成形体12は、全体としてT字状を呈しており、その水平部の両端部には、後述する絶縁母線を挿入し得る水平装着孔12aが接続導体11の水平接続孔11aと同軸的にかつ連通して設けられている。また、絶縁成形体12の垂直部の端部には、後述するブッシングを挿入し得る垂直装着孔12bが接続導体11の垂直接続孔11bと同軸的にかつ連通して設けられている。
【0035】
一方、絶縁成形体12の水平端部および垂直端部の外周には、各端部から中央部に向かってそれぞれ拡径するコーン状部12c、12dが形成されており、これらのコーン状部12c、12dの外周には、次のようにして、半導電性EPゴムから成るストレスコーン15a、15bが絶縁成形体12と一体的にモールドされている。すなわち、各ストレスコーン15a、15bは、それぞれ、先端部にコーン状部12c、12dと対応する円錐状部151a、151bを備えており、この円錐状部151a、151bの基端部側には絶縁成形体12の水平部・垂直部と略同等の厚さを有する円筒部152a、152bが連設されている。しかして、かかるストレスコーン15a、15bは,それぞれ、円錐状部151a、151bが絶縁成形体12のコーン状部12c、12dの外表面に当接されて、絶縁成形体12と一体的にモールドされている。
【0036】
なお、内部半導電層13は、接続導体11の水平部の外周および垂直部の基端部外周に位置する部分に接続導体11および絶縁成形体12と一体的にモールドされている。
【0037】
次に、本発明におけるL型のコネクタ2は、図1(c)に示すように、接続導体21と、この接続導体21の外側に設けられたEPゴムから成る絶縁成形体22とを備えており、絶縁成形体22の折曲部内周には半導電性EPゴムから成る内部半導電層23が一体的に形成され、外周面には半導電塗料の塗布層24が設けられている。
【0038】
接続導体21は、全体としてL字状を呈しており、その水平部の端部には、後述する絶縁母線の中心導体を挿入し得る水平接続孔21aが、垂直部の端部には、後述するブッシングの電極を挿入し得る垂直接続孔21bがそれぞれ設けられている。
【0039】
絶縁成形体22は、全体としてL字状を呈しており、その水平部の端部には、後述する絶縁母線を挿入し得る水平装着孔22aが接続導体21の水平接続孔21aと同軸的にかつ連通して設けられている。また、絶縁成形体22の垂直部の端部には、後述するブッシングを挿入し得る垂直装着孔22bが接続導体21の垂直接続孔21bと同軸的にかつ連通して設けられている。
【0040】
一方、絶縁成形体22の水平端部および垂直端部の外周には、各端部から折曲部に向かってそれぞれ拡径するコーン状部22c、22dが形成されており、これらのコーン状部22c、22dの外周には、次のようにして、半導電性EPゴムから成るストレスコーン25a、25bが絶縁成形体22と一体的にモールドされている。すなわち、各ストレスコーン25a、25bは、それぞれ、先端部にコーン状部22c、22dと対応する円錐状部251a、251bを備えており、この円錐状部251a、251bの基端部側には絶縁成形体22の水平部・垂直部と略同等の厚さを有する円筒部252a、252bが連設されている。しかして、かかるストレスコーン25a、25bは,それぞれ、円錐状部251a、251bが絶縁成形体22のコーン状部22c、22dの外表面に当接されて、絶縁成形体22と一体的にモールドされている。
【0041】
なお、内部半導電層23は、接続導体21の水平部の外周および垂直部の基端部外周に位置する部分に接続導体21および絶縁成形体22と一体的にモールドされている。
【0042】
このような構成のT、L型のコネクタにおいては、絶縁成形体の外周に半導電塗料の塗布層が設けられ、この半導電塗料の塗布層の形成に厚さを必要としないことから、従来のT、L型のコネクタよりもより一層小径化できる。また、ゴム状弾性を呈する絶縁成形体の装着孔の開口端部側の外周に、絶縁成形体の水平部・垂直部と略同等の厚さを有するゴム状弾性を呈するストレスコーンが絶縁成形体と一体的に設けられていることから、従来のT、L型のコネクタと同様に、絶縁成形体の装着孔の開口端部側における径方向の締付力を確保することができる。更に、曲り部を有するコネクタであっても、半導電塗料を簡単に塗布することができ、また、半導電塗料の塗布層にボイドが生じたり、半導電塗料の塗布層と絶縁成形体との界面に乱れを生じたりするおそれもない。
【0043】
ここで、ゴム状弾性を呈する絶縁成形体の装着孔の開口端部側の外周に、上記のストレスコーンを絶縁成形体と一体的に設けたのは、この開口端部における径方向の締付力を強くするためである。すなわち、単に、絶縁成形体の外周に半導電塗料を塗布した構成にすると、T型絶縁成形体およびL型絶縁成形体型の水平・垂直装着孔の開口端部側の厚さが薄くなり、ひいては、この開口端部における径方向の締付力が弱くなるという難点がある。この点、本発明においては、ゴム状弾性を呈する絶縁成形体の装着孔の開口端部側の外周に、ストレスコーンを絶縁成形体と一体的に設けることにより、この開口端部における径方向の締付力が強くなり、ひいては、水平・垂直装着孔と絶縁母線との界面の面圧が強くなり、電気特性が向上することとなる。
【0044】
次に、本発明のT、L型のコネクタを用いた盤間連絡部材について説明する。図2(a)は、本発明のT、L型のコネクタを用いた盤間連絡部材の断面図、図2(b)は、本発明のT、L型のコネクタ間を電気的に接続する絶縁母線の断面図を示している。なお、図2(a)において、図1と共通する部分には同一の符号が付されている。図2(a)において、本発明における盤間連絡部材は、T型のコネクタ1と、このT型のコネクタ1の両側に離間して配置される第1、第2のL型のコネクタ2、2と、T型のコネクタ1の一方の水平装着孔12a(図中、左側の水平装着孔)と第1のL型のコネクタ2(図中、左側のコネクタ)の水平装着孔22a間に装着・接続される第1の絶縁母線3(図中、左側の絶縁母線)と、T型のコネクタ1の他方の水平装着孔12a(図中、右側の水平装着孔)と第2のL型のコネクタ2(図中、右側のコネクタ)の水平装着孔22a間に装着・接続される第2の絶縁母線3(図中、右側の絶縁母線)とを備えている。
【0045】
第1、第2の絶縁母線3は、図2(b)に示すように、それぞれ、銅パイプ等から成る中心導体31と、この中心導体31の外周に、その両端部を露出させて中心導体31と一体的に設けられたエポキシ樹脂から成る絶縁体32およびこの絶縁体32の中央部外周に半導電塗料を塗布することによって形成された外部半導電層33とを備えている。なお、中心導体31の両端部外周には、それぞれ環状の凹溝が形成され、各凹溝には、マルチラムバンド等から成るテープ状の導体接続子34がそれぞれ円周方向に沿って配設されている。ここで、中心導体31の外周には、必要により内部半導電層(不図示)を設けてもよい。
【0046】
しかして、先ず、T型のコネクタ1の各水平装着孔12aに、第1、第2の絶縁母線3の一端部をそれぞれ装着し、第1、第2の絶縁母線3の中心導体31の一端部をT型接続導体11の各水平接続孔11aにそれぞれプラグイン接続する。これにより、第1、第2の絶縁母線3の各中心導体31が、それぞれ導体接続子35を介してT型接続導体11に電気的に接続される。
【0047】
続いて、第1、第2の絶縁母線3の他端部を、対応する第1、第2のL型のコネクタ2の各水平装着孔22aにそれぞれ装着して、第1、第2の絶縁母線3の中心導体31の他端部をL型接続導体21の水平接続孔22aにそれぞれプラグイン接続する。これにより、第1、第2の絶縁母線3の各中心導体31が、それぞれ導体接続子35を介してL型接続導体21に電気的に接続される。
【0048】
以上のようにして組立てられた盤間連絡部材は、次のようにして、キュービクルに取付けられる。
【0049】
先ず、キュービクルタイプのガス絶縁開閉装置は、従来のガス絶縁開閉装置と同様に、内部にSF6ガスを封入した角形容器4を備えており、これらの角形容器4内には、それぞれ、単位回路毎の図示しない電気機器が収容され、各角形容器の頂部外壁40には、電気機器に電気的に接続された電極41を有するブッシング42がそれぞれ装着されている。なお、各電極41の端部外周には、環状の凹溝が形成され、この凹溝には、マルチラムバンド等から成るテープ状の導体接続子43が円周方向に沿って配設されている。
【0050】
しかして、上記のようにして組立てられた盤間連絡部材は、T型のコネクタ1の垂直装着孔12bおよび第1、第2のL型のコネクタ2の各垂直装着孔22bを、対応する角形容器4のブッシング42側に向けて一挙に下降させて、各垂直接続孔11b、21bを各ブッシング42の電極41にそれぞれ嵌着する。これにより、T型接続導体11および第1、第2のL型接続導体21がそれぞれ導体接続子43を介して電極41に接続され、ひいては、この電極41を介して角形容器4内の電気機器に電気的に接続される。
【0051】
このような構成の盤間連絡部材においては、予め盤間連絡部材を組立て、これを上方から下降させて機器外壁に装着していることから、盤間距離に合わせて絶縁母線を短尺化でき、また、絶縁母線を各コネクタの装着孔に簡単に装着できることから、盤間連絡部材の組立を簡易かつ迅速に行なうことができ、更に、各コネクタが小径化されていることから、取付スペースが狭くても盤間連絡部材を機器外壁に容易に取付けることができる。
【0052】
図3は、本発明のT、L型のコネクタを用いた他の実施例に係る盤間連絡部材の断面図を示している。なお、同図において、図1、2と共通する部分には同一の符号が付されている。図3において、この実施例における盤間連絡部材は、L型のコネクタ2と、このL型のコネクタ2の右側にそれぞれ離間して配置された第1、第2のT型のコネクタ1、1とを備えており、第1のT型のコネクタ1(図中、中央部のコネクタ)とL型のコネクタ2間および第1のT型のコネクタ1と第2のT型のコネクタ1(図中、右側のコネクタ)間は、図2に示す実施例と同様に、第1の絶縁母線3(図中、左側の絶縁母線)および第2の絶縁母線3(図中、右側の絶縁母線)によって電気的に接続されている。なお、この実施例においては、第2のT型のコネクタ1の他方の水平装着孔12aに絶縁栓5が装着されている。
【0053】
図3に示す実施例においては、図2に示す盤間連絡部材と同様の効果を有する上、第2のT型のコネクタの他方の水平装着孔に装着した絶縁栓を取外して、当該水平装着孔に課電用リードケーブルをプラグイン接続して、ガス絶縁開閉装置若しくはケーブル線路の諸特性試験を行なうことができる。
【0054】
図4は、本発明におけるT、L型のコネクタの他の取付態様を示している。なお、同図において、図1〜図3と共通する部分には同一の符号が付されている。図4において、ガス絶縁開閉装置は、3個の角型容器4を備えており、この角型容器4の右側にはTrが離間して配置されている。そして、ガス絶縁開閉装置を構成する両側の角型容器4の機器側壁44および変圧器Trの機器側壁45には、それぞれ、図2で示したものと同様構成のブッシング(不図示)が取付けられており、このうち、左側の角型容器4に取付けたブッシングには、本発明におけるL型のコネクタ2の水平装着孔が嵌着され、右側の角型容器4および変圧器Trに取付けたブッシングには、本発明におけるT型のコネクタ1の垂直装着孔がそれぞれ嵌着されている。また、L型のコネクタ2の垂直装着孔には、受電ケーブル7の一端部が装着され、角型容器4に取付けたT型のコネクタ1の一方の水平装着孔には、機器連絡用ケーブル8の一端部が装着され、変圧器Trに取付けたT型のコネクタ1の一方の水平装着孔には、機器連絡用ケーブル8の他端部が装着されている。
【0055】
次に、ガス絶縁開閉装置は、受電ケーブル7を介して給電され、3個の角型容器4間は、その頂部外壁40に取付けられた盤間連絡部材6によって電気的に接続されている。また、ガス絶縁開閉装置と変圧器Tr間は機器連絡ケーブル8によって電気的に接続されている。なお、図中、9は角型容器4に取付けたT型のコネクタ1の他方の水平装着孔にプラグイン接続された課電用リードケーブル、5は変圧器Trに取付けたT型のコネクタの他方の水平装着孔に装着された絶縁栓を示している。
【0056】
この実施例においては、小径化されたコネクタを利用していることから、取付スペースが狭くてもケーブル終端接続部を容易に形成することができる。また、T型コネクタの水平装着孔に課電用リードケーブルを接続することにより、電気機器若しくはケーブル線路の諸特性試験を行なうことができる。
【0057】
なお、前述の実施例においては、T型のコネクタ及びL型のコネクタを中心にして述べているが、本発明はこのような形状のコネクタに限定されず、端部に絶縁母線やケーブルを受容し得る装着孔を有するものであれば、いかなる形状のコネクタでもよい。また、コネクタを構成する絶縁成形体や内部半導電層はEPゴム系の材料で形成したものに限定されず、例えば、シリコ−ンゴム系の材料で形成してもよい。更に、盤間連絡部材の取付位置は角型容器の頂部外壁に限定されず、ケーブル終端接続部の形成位置も機器側壁に限定されない。また、絶縁母線を構成する絶縁体はエポキシ樹脂から成るものに限定されず、EPゴム材料等で形成してもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のコネクタによれば、絶縁成形体の外周に半導電塗料の塗布層が設けられ、この半導電塗料の塗布層の形成に厚さを必要としないことから、コネクタを小径化でき、また、ゴム状弾性を呈する絶縁成形体の装着孔の開口端部側の外周に、ゴム状弾性を呈するストレスコーンが絶縁成形体と一体的に設けられていることから、絶縁成形体の装着孔の開口端部側における径方向の締付力を確保することができる。更に、曲り部を有するコネクタであっても、半導電塗料を簡単に塗布することができ、また、半導電塗料の塗布層にボイドが生じたり、半導電塗料の塗布層と絶縁成形体との界面に乱れを生じたりするおそれもない。
【0059】
また、本発明のコネクタを利用した盤間連絡部材によれば、従来の盤間連絡部材と同様の効果を有し、更に、コネクタが小径化されていることから、取付スペースが狭くても盤間連絡部材を機器外壁に容易に取付けることができる。
【0060】
更に、本発明のコネクタを利用したケーブル終端接続部によれば、小径化されたコネクタを利用していることから、取付スペースが狭くてもケーブル終端接続部を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は本発明におけるT型のコネクタの断面図、図2(b)は図1(a)のA-A線断面図、図1(c)は本発明におけるL型のコネクタの断面図。
【図2】 図2(a)は本発明におけるコネクタを用いた盤間連絡部材の断面図、図2(b)はコネクタ間を接続する絶縁母線の断面図。
【図3】 本発明のコネクタを用いた他の実施例に係る盤間連絡部材の断面図。
【図4】 本発明におけるケーブル終端接続部の概略構成を示す説明図。
【図5】 従来のコネクタを用いた盤間連絡部材の断面図。
【図6】 従来における盤間連絡部材の機器外壁への取付状態を示す平面図。
【符号の説明】
1…T型のコネクタ
2…L型のコネクタ
3…絶縁母線
11、21…接続導体
12a、22a…水平装着孔
12b、22b…垂直装着孔
12、22…絶縁成形体
14、24…半導電塗料の塗布層
151a、151b、251a、251b…コーン状部
15a、15b、25a、25b…ストレスコーン
Claims (7)
- 内部に接続導体を有し、端部に絶縁母線またはケーブルを受容する装着孔を備え、前記装着孔の開口端部側の外周に前記開口端部側から中央部に向かって拡径するコーン状部を有するゴム状弾性を呈する絶縁成形体と、この絶縁成形体の外周に塗布された半導電塗料の塗布層と、先端部に前記コーン状部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈する円筒状のストレスコーンとを備えて成り、前記ストレスコーンは、前記絶縁成形体の開口端部における径方向の締付力を強くするため、前記円錐状部を前記コーン状部に密接させて、前記絶縁成形体と一体的に設けられ、前記塗布層は前記ストレスコーンの外周に跨って設けられていることを特徴とするコネクタ。
- 内部に接続導体を有し、水平部の両端部に水平装着孔、垂直部の端部に垂直装着孔を備え、前記絶縁成形体の各水平装着孔および垂直装着孔の開口端部側の外周にそれぞれ前記開口端部側から中央部に向かって拡径するコーン状部を有するゴム状弾性を呈する絶縁成形体と、この絶縁成形体の外周に塗布された半導電塗料の塗布層と、先端部に前記コーン状部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈する円筒状のストレスコーンとを備えて成り、前記ストレスコーンは、前記絶縁成形体の開口端部における径方向の締付力を強くするため、前記円錐状部を前記コーン状部に密接させて、前記絶縁成形体と一体的に設けられ、前記塗布層は前記ストレスコーンの外周に跨って設けられていることを特徴とするT型のコネクタ。
- 内部に接続導体を有し、水平部の端部に水平装着孔、垂直部の端部に垂直装着孔を備え、前記絶縁成形体の水平装着孔および垂直装着孔の開口端部側の外周にそれぞれ前記開口端部側から折曲部に向かって拡径するコーン状部を有するゴム状弾性を呈する絶縁成形体と、この絶縁成形体の外周に塗布された半導電塗料の塗布層と、先端部に前記コーン状部と対応する円錐状部を有するゴム状弾性を呈する円筒状のストレスコーンとを備えて成り、前記ストレスコーンは、前記絶縁成形体の開口端部における径方向の締付力を強くするため、前記円錐状部を前記コーン状部に密接させて、前記絶縁成形体と一体的に設けられ、前記塗布層は前記ストレスコーンの外周に跨って設けられていることを特徴とするL型のコネクタ。
- 請求項2記載のT型のコネクタと、このT型のコネクタの両側に離間して配置された請求項3記載の第1、第2のL型のコネクタと、前記T型のコネクタの一方の水平装着孔と前記第1のL型のコネクタの水平装着孔間に装着された第1の絶縁母線と、前記T型のコネクタの他方の水平装着孔と前記第2のL型のコネクタの水平装着孔間に装着された第2の絶縁母線とを備えることを特徴とする盤間連絡部材。
- 請求項3記載のL型のコネクタと、このL型のコネクタの右側にそれぞれ離間して配置された請求項2記載の第1、第2のT型のコネクタと、前記L型のコネクタの水平装着孔と前記第1のT型のコネクタの一方の水平装着孔間に装着された第1の絶縁母線と、前記第1のT型のコネクタの他方の水平装着孔と前記第2のT型のコネクタの一方の水平装着孔間に装着された第2の絶縁母線と、前記第2のT型のコネクタの他方の水平装着孔に装着された絶縁栓とを備えることを特徴とする盤間連絡部材。
- 機器外壁から突出するブッシングに、請求項3記載のL型のコネクタの水平装着孔が嵌着され、このL型のコネクタの垂直装着孔に電力ケーブルが装着されていることを特徴とするケーブル終端接続部。
- 機器外壁から突出するブッシングに、請求項2記載のT型のコネクタの垂直装着孔が嵌着され、このT型のコネクタの一方の水平装着孔に電力ケーブルが、他方の水平装着孔に絶縁栓がそれぞれ装着されていることを特徴とするケーブル終端接続部。
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