JP5544243B2 - 避雷用同軸コネクタ - Google Patents
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Description
そのため、一般的に、避雷用同軸コネクタは略T字形状をしている。即ち、避雷用同軸コネクタは、3つの接続対象物(相手コネクタやケーブル)と接続する構造になっており、2方向が信号ラインで、1方向がアースラインになっている。避雷用同軸コネクタは、少なくとも、2つの内部導体と1つ以上のインシュレータと1つ以上の外部導体とボディとスタブ管とを備えている。2つの内部導体は、ネジ留めや半田付けによりT字形状に形成している。ボディとスタブ管は、ロー付けによってT字形状に形成している。外部導体は、ボディに圧入によって固定されている。
下記に避雷用同軸コネクタの文献として、特許文献1(特開2001−203045)と特許文献2(特開2003−304631)及び避雷装置で伝送線路を直流的に短絡した構造として特許文献3(実開平5−88144号)を挙げる。
また、一定時間、高温状態に各部品がさらされているため、熱劣化が生じ、各部品の寿命の短縮に繋がってしまう。
さらに、半田付けやロー付けでは、作業するための一定時間が必要なので、多くの作業時間が掛かってしまう。
また、請求項3記載の避雷用同軸コネクタは、前記スタブ管のフランジ部に所要数の孔を設け、前記ボディには前記孔に対応する位置に雌ネジ部を設け、ネジ部材により前記スタブ管と前記ボディとを接続することを特徴とする請求項1または2記載の避雷用同軸コネクタにある。
さらに、請求項4記載の避雷用同軸コネクタは、前記ボディに、前記外部導体を一体に形成することを特徴とする請求項1または2、3記載の避雷用同軸コネクタにある。
さらにまた、請求項5記載の避雷用同軸コネクタは、前記スタブ管に、前記第2内部導体若しくは前記第3内部導体が入る係合孔を設け、前記第2内部導体若しくは前記第3内部導体の接触部を弾性を有するバネ片にすることを特徴とする請求項1、2または3、4記載の避雷用同軸コネクタにある。
(1)請求項1記載のように、3つの接続対象物と接続する略T字形状をする避雷用同軸コネクタであって、2つの接続対象物及びスタブ管と接続する2つの内部導体と、1つの内部導体を保持する少なくとも1個以上のインシュレータと、該インシュレータを保持するボディと、該ボディに装着されるとともに接続対象物と接続する1つ以上の外部導体と、1つの内部導体を保持するとともに1つの接続対象物と接続するスタブ管とを備える避雷用同軸コネクタにおいて、一方の前記内部導体を2分割(第1内部導体、第2内部導体)にし、2分割した前記第1内部導体と第2内部導体とで他方の内部導体(第3内部導体)と接続・保持し、前記スタブ管には、前記ボディとの接続部側にフランジ部を設け、前記フランジ部を前記ボディに接続し、前記インシュレータが1個の場合には、前記インシュレータを2分割(第1インシュレータ、第2インシュレータ)し、前記第1内部導体を前記第1インシュレータに保持するとともに前記第2内部導体を前記第2インシュレータに保持し、前記第1インシュレータ及び前記第2インシュレータに保持された状態の前記第1内部導体と前記第2内部導体とで前記第3内部導体を挟持することにより接続・保持することを特徴とする避雷用同軸コネクタにしているので、簡単な構造で、各内部導体同士の接続やボディとスタブ管の接続に半田付けやロー付けを行う必要がなく、ヒートレスを実現しているため各素材(部品)が熱歪変形を生じることがなく、接続不良に繋がることがなく、作業時間の短縮になる。
(2)請求項2記載の避雷用同軸コネクタは、前記第1内部導体及び前記第2内部導体には、互いを連結・接続するためのネジ部(雄ネジと雌ネジ)を設け、前記第3内部導体には接続対象物と接続する側との反対側にフランジを設けるとともに前記フランジに前記雄ネジが入る貫通孔を設け、前記第1インシュレータ及び前記第2インシュレータに保持された状態の前記第1内部導体と前記第2内部導体のどちらか一方の前記雄ネジを前記第3内部導体の貫通孔に通し、前記第1内部導体と前記第2内部導体の雌雄ネジを螺着することにより前記第1内部導体と前記第2内部導体と前記第3内部導体を接続・保持することを特徴とする請求項1記載の避雷用同軸コネクタにしているので、簡単な構造で、各内部導体同士の接続やボディとスタブ管の接続に半田付けやロー付けを行う必要がなく、ヒートレスを実現しているため各素材(部品)が熱歪変形を生じることがなく、接続不良に繋がることがなく、作業時間の短縮になる。
(3)請求項3記載の避雷用同軸コネクタは、前記スタブ管のフランジ部に所要数の孔を設け、前記ボディには前記孔に対応する位置に雌ネジ部を設け、ネジ部材により前記スタブ管と前記ボディとを接続することを特徴とする請求項1または2記載の避雷用同軸コネクタにしているので、簡単な構造で、各内部導体同士の接続やボディとスタブ管の接続に半田付けやロー付けを行う必要がなく、ヒートレスを実現しているため各素材(部品)が熱歪変形を生じることがなく、接続不良に繋がることがなく、作業時間の短縮になる。
(4)請求項4記載の避雷用同軸コネクタは、記ボディに、前記外部導体を一体に形成することを特徴とする請求項1または2、3記載の避雷用同軸コネクタにしているので、簡単な構造で、各内部導体同士の接続やボディとスタブ管の接続に半田付けやロー付けを行う必要がなく、ヒートレスを実現しているため各素材(部品)が熱歪変形を生じることがなく、接続不良に繋がることがなく、作業時間の短縮になり、設備投資を抑えることができ、高シールド特性、Low‐IM( 相互変調歪)の実現ができ、かつ、面接触で接続することで接触抵抗安定化、Low‐IM( 相互変調歪)の実現が可能になる。
(5)請求項5記載の避雷用同軸コネクタは、前記スタブ管に、前記第2内部導体若しくは前記第3内部導体が入る係合孔を設け、前記第2内部導体若しくは前記第3内部導体の接触部を弾性を有するバネ片にすることを特徴とする請求項1、2または3、4記載の避雷用同軸コネクタにしているので、簡単な構造で、各内部導体同士の接続やボディとスタブ管の接続に半田付けやロー付けを行う必要がなく、ヒートレスを実現しているため各素材(部品)が熱歪変形を生じることがなく、接続不良に繋がることがなく、作業時間の短縮になり、設備投資を抑えることができ、高シールド特性、Low‐IM( 相互変調歪)の実現ができ、かつ、面接触で接続することで接触抵抗安定化、Low‐IM( 相互変調歪)の実現が可能になる。
つまり、前記第1内部導体12及び前記第2内部導体14には、互いを連結・接続するためのネジ部(雄ネジ122と雌ネジ142)を設け、前記第3内部導体16には接続対象物と接続する側との反対側にフランジ162を設けるとともに前記フランジ162に前記雄ネジ122が入る貫通孔163を設け、前記第1インシュレータ18及び前記第2インシュレータ20に保持された状態の前記第1内部導体12と前記第2内部導体14のどちらか一方の前記雄ネジ122を前記第3内部導体16の貫通孔163に通し、前記第1内部導体12と前記第2内部導体14の雌雄ネジ122、142を螺着することにより前記第1内部導体12と前記第2内部導体14と前記第3内部導体16を接続・保持するものである。
本実施例では、第1内部導体12のネジ部を雌ネジにし、第2内部導体14のネジ部を雄ネジにしたが、逆にしてもよい。
第1に、第1内部導体12を第1インシュレータ18に、第2内部導体14を第2インシュレータ20に、それぞれ挿入する。
第2に、ボディ22に、第1内部導体12が挿入された第1インシュレータ18と第2内部導体14が挿入された第2インシュレータ20を、両端側からそれぞれ装着孔222内に挿入し、かつ、第3内部導体16を嵌入孔125より挿入し、第2内部導体14の雄ネジ142が第3内部導体16の貫通孔163に入るように挿入し、第1内部導体12と第2内部導体14のネジ部122、142を螺着する。
最後に、スタブ管24をボディ22にビス(六角穴付きボルト)により固定する。
12 第1内部導体
121 接触部
122 ネジ部
123 係合部
14 第2内部導体
141 接触部
142 ネジ部
143 係合部
16 第3内部導体
161 接触部
162 フランジ
163 貫通孔
18 第1インシュレータ
181 挿入孔
182 係止部
183 切欠部
20 第2インシュレータ
201 挿入孔
202 係止部
203 切欠部
22 ボディ
221 外部導体部
222 装着孔
223 係合部
224 雌ネジ
225 嵌入孔
226 ネジ部
24 スタブ管
241 接触部
242 係合孔
243 フランジ部
244 孔
26 嵌合口
Claims (5)
- 3つの接続対象物と接続する略T字形状をする避雷用同軸コネクタであって、
2つの接続対象物及びスタブ管と接続する2つの内部導体と、1つの内部導体を保持する少なくとも1個以上のインシュレータと、該インシュレータを保持するボディと、該ボディに装着されるとともに接続対象物と接続する1つ以上の外部導体と、1つの内部導体を保持するとともに1つの接続対象物と接続するスタブ管とを備える避雷用同軸コネクタにおいて、
一方の前記内部導体を2分割(第1内部導体、第2内部導体)にし、2分割した前記第1内部導体と第2内部導体とで他方の内部導体(第3内部導体)と接続・保持し、
前記スタブ管には、前記ボディとの接続部側にフランジ部を設け、前記フランジ部を前記ボディに接続し、
前記インシュレータが1個の場合には、前記インシュレータを2分割(第1インシュレータ、第2インシュレータ)し、前記第1内部導体を前記第1インシュレータに保持するとともに前記第2内部導体を前記第2インシュレータに保持し、
前記第1インシュレータ及び前記第2インシュレータに保持された状態の前記第1内部導体と前記第2内部導体とで前記第3内部導体を挟持することにより接続・保持することを特徴とする避雷用同軸コネクタ。 - 前記第1内部導体及び前記第2内部導体には、互いを連結・接続するためのネジ部(雄ネジと雌ネジ)を設け、
前記第3内部導体には接続対象物と接続する側との反対側にフランジを設けるとともに前記フランジに前記雄ネジが入る貫通孔を設け、
前記第1インシュレータ及び前記第2インシュレータに保持された状態の前記第1内部導体と前記第2内部導体のどちらか一方の前記雄ネジを前記第3内部導体の貫通孔に通し、前記第1内部導体と前記第2内部導体の雌雄ネジを螺着することにより前記第1内部導体と前記第2内部導体と前記第3内部導体を接続・保持することを特徴とする請求項1記載の避雷用同軸コネクタ。 - 前記スタブ管のフランジ部に所要数の孔を設け、前記ボディには前記孔に対応する位置に雌ネジ部を設け、ネジ部材により前記スタブ管と前記ボディとを接続することを特徴とする請求項1または2記載の避雷用同軸コネクタ。
- 前記ボディに、前記外部導体を一体に形成することを特徴とする請求項1または2、3記載の避雷用同軸コネクタ。
- 前記スタブ管に、前記第2内部導体若しくは前記第3内部導体が入る係合孔を設け、前記第2内部導体若しくは前記第3内部導体の接触部を弾性を有するバネ片にすることを特徴とする請求項1、2または3、4記載の避雷用同軸コネクタ。
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