JPH0919039A - 電気機器の終端接続部構造 - Google Patents

電気機器の終端接続部構造

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JPH0919039A
JPH0919039A JP7186410A JP18641095A JPH0919039A JP H0919039 A JPH0919039 A JP H0919039A JP 7186410 A JP7186410 A JP 7186410A JP 18641095 A JP18641095 A JP 18641095A JP H0919039 A JPH0919039 A JP H0919039A
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JP
Japan
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mounting
connection
termination
bushing
parts
Prior art date
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JP7186410A
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English (en)
Inventor
Mizuo Kiuchi
瑞夫 木内
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配置スペースの削減を図ることのできる終端
接続部構造10を提供することにある。 【構成】 電気機器の内部回路18に接続される内部導
体19および該内部導体に接続される各ケーブル11の
接続端部を覆う全体に筒状のブッシング14であって、
電気機器に設けられた板状取付け部12に形成された取
付け開口17を貫通して配置される電気絶縁材料からな
る各筒状ブッシング14に設けられた全体に環状の取付
けフランジ部16の外縁に、少なくとも1つの直線縁部
46を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばGIS(ガス絶
縁開閉装置)のような電気機器の終端接続部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】GISの終端接続部は、例えばCVケー
ブルのようなゴム、プラスチック絶縁ケーブルの接続の
ために、この機器の壁体のような板状取付け部に、ケー
ブルの数に応じた数がそれぞれ整列して配置される。各
終端接続部には、機器の内部導体とケーブルの電気的接
続部を包囲する電気絶縁材料からなる筒状のブッシング
が適用されている。このブッシングは、機器の取付け部
にそれぞれ水平あるいは正三角形状に整列して形成され
た取付け開口を貫通して配置されている。各ブッシング
の外周部には取付け部の開口縁部に当接する円形の取付
けフランジ部が形成されており、各ブッシングは、この
フランジ部でボルトのような締結具を介して取付け部に
固定されている。これにより、複数の終端接続部は機器
に整列して配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の終端接続部が設けられる機器の軽量、小型化に
伴って、この終端接続部の軽量、小型化が図られてい
る。しかしながら、この終端接続部の配置スペースのコ
ンパクト化を進める上では、隣合うそれぞれの終端接続
部において、各ブッシングから径方向に張り出した円形
外形を有する取付けフランジ部間での相互のスペース干
渉が大きな問題となり、この円形取付けフランジ部が終
端接続部の配置スペースのコンパクト化を妨げることと
なる。そこで、本発明の目的は、配置スペースの削減を
図ることのできる終端接続部構造を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、電気機器に複数のケーブルを接続す
るために該ケーブルの数に対応してそれぞれが相互に整
列して設けられる複数の終端接続部構造において、電気
機器の内部回路に接続される内部導体および該内部導体
に接続される各ケーブルの接続端部を覆う全体に筒状の
電気絶縁材料からなる筒状ブッシングであって電気機器
に設けられた板状取付け部に形成された取付け開口を貫
通して配置される各筒状ブッシングのそれぞれに設けら
れた全体に環状の取付けフランジ部の外縁を非円形縁部
としたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明に係る終端接続部では、各筒状ブッシン
グの取付けフランジ部の外縁に、例えば、少なくとも1
つの直線縁部を形成してこの外縁を非円形縁部とし、各
終端接続部の取付けフランジの直線縁部を互いに対向さ
せかつ近接させて配置することにより、従来の円形フラ
ンジに比較して、各直線縁部により円形から切除された
弧状部分の弧の高さに相当する分、各終端接続部の取付
けフランジ部を除く本体部分を相互に近接させて配置す
ることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に沿って詳細に
説明する。図1は、本発明の終端接続部を部分的に破断
して示す断面図である。本発明に係る終端接続部構造1
0は、例えばGISのような電気機器にケーブル11を
接続するために、機器の例えば金属性壁体のような板状
の取付け部12に設けられる。終端接続部構造10は、
一端開放のケーブル挿入孔13が規定された、例えばエ
ポキシ樹脂材料のような電気絶縁材料からなる筒状ブッ
シング14を含み、このブッシング14におけるケーブ
ル挿入孔13が開放する基部15の近傍には、ブッシン
グ14を取付け部12に取り付けるための取付けフラン
ジ部16が設けられている。この取付けフランジ部16
については、後で詳しく説明する。
【0007】筒状ブッシング14は、基部15と反対側
の端部を先端として、機器の外部側から取付け部12に
形成された取付け開口17を貫通するように、フランジ
部16を取付け部12に当接されて配置されている。機
器が3相の交流電力用である場合、3つの終端接続部構
造10が適用され、それぞれのブッシング14のために
3つの取付け開口17が例えば水平方向に所定の間隔を
おいて整列して形成され、それぞれの取付け開口17に
本発明の終端接続部構造10が組み付けられが、説明の
簡素化のために1つの終端接続部構造10の構成につい
て説明する。
【0008】筒状ブッシング14の先端部側には、機器
の内部回路を構成する部材18に接続される内部導体1
9が埋設されている。内部導体19には、ケーブル挿入
孔13に連なり、一端が閉鎖された連通孔20が形成さ
れており、これによりケーブル挿入孔13は筒状ブッシ
ング14の先端部側で閉鎖されている。ケーブル挿入孔
13に挿入されるケーブル11の終端部は、端末処理に
よりシース21から遮蔽層22、半導電層23、絶縁層
24および導体25が順次露出され、導体25に内部導
体19との接続のための電気接続部を構成する着脱機構
26が設けられている。
【0009】着脱機構26は、図示の例では、導体25
に圧縮により接続された接続導体27が係止され、連通
孔20に挿入される接続アダプタ28と、該アダプタの
縁部に連なる導電性の外方筒状部材29と、この外方筒
状部材29の軸線方向に滑動可能な導電性の内方筒状部
材30とを備える。外方筒状部材29には、球体31が
内部導体19の凹溝32内に突出可能に保持されてい
る。外方筒状部材29と内方筒状部材30との間には、
該内方部材を球体31の引込位置に保持させる圧縮コイ
ルスプリング33が配置されている。
【0010】この圧縮コイルスプリング33のばね力に
打ち勝って内方筒状部材30を外方筒状部材29に押し
込むことにより、球体31を凹溝32内に突出させるこ
とができ、これにより着脱機構26は導体25をロック
状態で内部導体19に接続する。また、内方筒状部材3
0への押込力を解除することにより、ケーブルの導体2
5を着脱機構26と一体的に内部導体19の連通孔20
から引き抜くことができる。接続導体27と接続アダプ
タ28との間およびこの接続アダプタ28と内部導体1
9との間に、電気的接触を図るための従来よく知られた
筒状板ばね部材からなる筒状接続子34がそれぞれ配置
されている。
【0011】ケーブル挿入孔13内には、ケーブル11
の絶縁層24を取り巻く筒状の絶縁体部分35および半
導電部分36を有するストレスコーン37が配置されて
いる。また、ストレスコーン37の外端部には、押し金
具38、圧縮コイルスプリング39が配置され、基部1
5の端面には、ボルト40を介して保護金具41がその
ベース部41Aで固定されている。保護金具41のベー
ス部41Aと基部15の端面との間には、機密性を保持
するためのオー・リングからなる環状シール部材42が
配置されている。
【0012】ボルト40の締め付けにより、保護金具4
1が基部15の端面に固定されると、ストレスコーン3
7は、従来におけると同様、押し金具38を介して伝え
られる圧縮コイルスプリング39の押圧力により、筒状
ブッシング14の挿入孔13のテーパ傾斜面13Aに均
等に押し付けられ、これにより所定の耐電圧特性を発揮
する。このストレスコーン37はその先端に設けられた
ストッパ43を介して着脱機構26の内方筒状部材30
を球体31の突出位置に押し込むことから、ケーブル1
1のブッシング14からの抜け落ちが確実に防止され
る。
【0013】この終端接続部構造10のブッシング14
を取付け部12に取り付けるための取付けフランジ部1
6は、全体に環状を呈し、その内縁部分44がブッシン
グ14の壁面内に埋設されている。図示の例では、取付
けフランジ部16は金属材料からなり、その内縁部分4
4は、ストレスコーン37の半導電層部分先端からの電
気力線の分散を図るために、ブッシング14の軸線方向
に伸長し、先端縁部分が適正に丸められている。また、
取付けフランジ部16の内面と取付け部12の縁部との
間には、機器内の機密性を保持するためのオー・リング
からなる環状のシール部材45が配置されている。この
取付けフランジ部16は、図1からも明らかなように、
ブッシング14の最も外形の大きな部分よりもさらに径
方向外方に張り出しており、終端接続部構造10におい
て最も大きな幅寸法を占める部分である。
【0014】図2は、この取付けフランジ部16の端面
図である。図2に明確に示されているように、取付けフ
ランジ部16は、全体的に円形の外形を有するが、複数
の終端接続部の整列方向である横方向に位置する両側部
に、それぞれ直線状の縁部46が設けられている。これ
により、取付けフランジ部16は、従来の完全な円形外
形のフランジ部から一対の弧状部分Aを切り欠いたよう
な平面形状を呈する。
【0015】終端接続部構造10は、取付け部12に螺
合するボルトのような締結具47を介して、直線状の縁
部46が複数の終端接続部構造10の整列方向に並ぶよ
うに、すなわち終端接続部構造10が水平方向に整列さ
れる場合は直線状の縁部46が左右の両側縁部となるよ
うに、取付け部12に固定される。この取付けフランジ
部16の配置により、一つの終端接続部構造10につい
て、弧状部分Aの弧の高さ寸法hの二倍すなわち2h
分、幅寸法の低減が可能となる。従って、例えば3相交
流電源については、互いに近接して配置されるそれぞれ
の終端接続部構造10の直線状の縁部46を相互に平行
にかつ近接して配置することにより、各終端接続部構造
10のスペース上の干渉問題を生じることなく、6h分
のスペース削減が可能となり、電気機器のコンパクト化
に極めて有効となる。また、完全な円形外形を有するフ
ランジ部に比較して、フランジ部を構成する材料の削減
により、フランジ部の軽量化と共に、これに伴う終端接
続部の軽量化およびコストダウンをも図ることもでき
る。
【0016】図3は、本発明の他の実施例を示す終端接
続部構造の端面図である。この例では、3つの終端接続
部構造10が正三角形状に整列して配置されており、各
終端接続部構造10のブッシング14のフランジ部16
の外縁には、互いに120度の角度で交差する一組の直
線縁部46が形成されている。この一組の直線縁部46
により、各フランジ部16の外形は扇形を呈し、それぞ
れの要が相互に近接して向き合うように、3つの終端接
続部構造10が正三角形状に整列して配置されており、
これにより配置スペースの削減が図られている。
【0017】本発明は以上の実施例に限定されない。電
気機器としてGISの例について説明したが、本発明の
終端接続部はこれに限らず種々の電気機器に適用するこ
とができる。また、ケーブルを着脱可能に接続する終端
接続部の例を示したが、ケーブルの固定的な接続にも本
願発明を適用することができる。また、筒状ブッシング
の取付けフランジ部の外形形状として、円形フランジ部
の縁部に2つの直線縁部を有する外形形状を示したが、
フランジ部の外形形状に四角形のような多角形形状を適
用することができる。また、2相電力用の場合、整列す
る各終端接続部の筒状ブッシングにおける各取付けフラ
ンジ部の互いに近接する縁部に、それぞれ1つの直線縁
部を形成することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明の終端接続部構造に
よれば、各終端接続部における取付けフランジ部の外縁
に形成された少なくとも1つの直線縁部を互いに対向さ
せかつ近接させて配置することにより、従来の円形フラ
ンジに比較して、各直線縁部により円形から切除された
部分に相当する分、各終端接続部の取付けフランジ部を
除く本体部分を相互に近接させて配置することが可能と
なることから、終端接続部構造の配置スペースの削減を
図ることができ、これにより電気機器の一層のコンパク
ト化に大きく寄与することができる。また、フランジ部
を構成する部分の材料の削減により、フランジ部の軽量
化に伴う終端接続部の軽量化およびコストダウンを図る
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の終端接続部を一部を破断して示す断面
図である。
【図2】本発明の終端接続部を示す端面図である。
【図3】本発明の終端接続部の他の実施例を示す端面図
である。
【符号の説明】
10 終端接続部構造 11 ケーブル 12 取付け部 14 ブッシング 16 取付けフランジ部 17 取付け開口 18 内部回路(構成部材) 19 内部導体 46 直線状の縁部46 47 締結具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器に複数のケーブルを接続するた
    めに該ケーブルの数に対応してそれぞれが相互に整列し
    て設けられる複数の終端接続部構造であって、 それぞれの終端接続部構造は、前記電気機器の内部回路
    に接続される内部導体および該内部導体に接続される前
    記各ケーブルの接続端部を覆う全体に筒状の電気絶縁材
    料からなり、前記電気機器に設けられた板状取付け部に
    形成された取付け開口を貫通して配置される筒状ブッシ
    ングを含み、 各筒状ブッシングは、該ブッシングの外周から径方向外
    方に広がり、締結具を介して前記取付け部に固定される
    全体に環状の取付けフランジ部を備え、 該取付けフランジの外縁は非円形部縁部であることを特
    徴とする、電気機器の終端接続部構造。
JP7186410A 1995-06-29 1995-06-29 電気機器の終端接続部構造 Pending JPH0919039A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007242835A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Japan Ae Power Systems Corp アレスタ
CN111403090A (zh) * 2020-03-11 2020-07-10 扬州曙光电缆股份有限公司 第三代核电站严酷环境用特种电缆

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