JP3155399B2 - バイパスケーブル用アダプタ - Google Patents
バイパスケーブル用アダプタInfo
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- JP3155399B2 JP3155399B2 JP15605893A JP15605893A JP3155399B2 JP 3155399 B2 JP3155399 B2 JP 3155399B2 JP 15605893 A JP15605893 A JP 15605893A JP 15605893 A JP15605893 A JP 15605893A JP 3155399 B2 JP3155399 B2 JP 3155399B2
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- Japan
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- bypass
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイパスケーブル用ア
ダプタに関し、特に、地中配電機器のモールド型変圧変
流器(以下、MOFと略記する。)のリード線を接続す
るのに便利なバイパスケーブル用アダプタに関するもの
である。
ダプタに関し、特に、地中配電機器のモールド型変圧変
流器(以下、MOFと略記する。)のリード線を接続す
るのに便利なバイパスケーブル用アダプタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】地中配電用機器には、MOF、多回路開
閉器、地上変圧器、高圧キャビネット等、数多くの種類
があり、これらの機器に接続するバイパスケーブルにも
それら機器の種類に応じて種々のものがある。このよう
なバイパスケーブルは、配電路内に接続された機器が故
障した場合や、定期的な機器の交換等の場合に、配電路
を遮断することなく、無停電の状態で工事を支障なく行
なえるようにバイパス路を形成するために使用されてい
る。図13は、多回路開閉器1と高圧キャビネット2,
3が接続された地中配電路である。この配電路におい
て、例えば、×印を付した高圧キャビネット3が故障
し、このキャビネット3を地中無停電工法により取り替
えるには、高圧キャビネット2からバイパス路を形成す
べく、バイパス開閉器4を介してバイパスケーブル5,
6が接続・使用される。このようなバイパス路に使用さ
れるバイパスケーブル5,6における終端部の構造を図
14に示す。
閉器、地上変圧器、高圧キャビネット等、数多くの種類
があり、これらの機器に接続するバイパスケーブルにも
それら機器の種類に応じて種々のものがある。このよう
なバイパスケーブルは、配電路内に接続された機器が故
障した場合や、定期的な機器の交換等の場合に、配電路
を遮断することなく、無停電の状態で工事を支障なく行
なえるようにバイパス路を形成するために使用されてい
る。図13は、多回路開閉器1と高圧キャビネット2,
3が接続された地中配電路である。この配電路におい
て、例えば、×印を付した高圧キャビネット3が故障
し、このキャビネット3を地中無停電工法により取り替
えるには、高圧キャビネット2からバイパス路を形成す
べく、バイパス開閉器4を介してバイパスケーブル5,
6が接続・使用される。このようなバイパス路に使用さ
れるバイパスケーブル5,6における終端部の構造を図
14に示す。
【0003】図におけるバイパスケーブル終端部10
は、高圧キャビネット内の負荷開閉器へ直接接続できる
ような構造を備えている。即ち、バイパスケーブル終端
部10の端部から露出させたケーブル導体8の先端に
は、ねじ孔9aを設けた導体接続端子9が圧縮接続され
ている。この導体接続端子9が相手側の負荷開閉器に差
し込まれ、該導体接続端子9の外周に取り付けられた端
子固定管14を相手側のねじ孔にねじ込んで固定される
ようになっている。上記のバイパスケーブル終端部10
の中心部には、ケーブル芯11が配置されて、このケー
ブル芯11の端部には、遮蔽層12が形成され、絶縁体
7とケーブル導体8とが順に段剥されている。また、該
端部全体は、絶縁性ゴムにより一体的にモールドされ、
絶縁カバー13が形成されている。なお、15は、絶縁
カバー13内に設けられたコーン状の接地端子であり、
遮蔽層12と電気的に接続され、機器との接地を取るた
めに設けられている。
は、高圧キャビネット内の負荷開閉器へ直接接続できる
ような構造を備えている。即ち、バイパスケーブル終端
部10の端部から露出させたケーブル導体8の先端に
は、ねじ孔9aを設けた導体接続端子9が圧縮接続され
ている。この導体接続端子9が相手側の負荷開閉器に差
し込まれ、該導体接続端子9の外周に取り付けられた端
子固定管14を相手側のねじ孔にねじ込んで固定される
ようになっている。上記のバイパスケーブル終端部10
の中心部には、ケーブル芯11が配置されて、このケー
ブル芯11の端部には、遮蔽層12が形成され、絶縁体
7とケーブル導体8とが順に段剥されている。また、該
端部全体は、絶縁性ゴムにより一体的にモールドされ、
絶縁カバー13が形成されている。なお、15は、絶縁
カバー13内に設けられたコーン状の接地端子であり、
遮蔽層12と電気的に接続され、機器との接地を取るた
めに設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在架空絶
縁電線用のバイパスケーブルは、広く用いられている
が、そのようなバイパスケーブルであれば、架空絶縁電
線の被覆を剥いで、比較的容易に所定箇所に取り付ける
ことができる。しかながら、上記のような地中配電路で
は、必ず専用のケーブルを使用するため、配電路の途中
で被覆を剥いで、所定の処理することは不可能であり、
地中配電機器に直接接続しなければならない。この場
合、地中配電機器の接続部の形状は、種々様々であり、
例えば、高圧キャビネット内の負荷開閉器へ接続するた
めのものであれば、図14に示したような形状にしなけ
ればならず、また、他の機器であれば、その接続部の形
状に合わせた形状にしなければならない。このため、バ
イパスケーブルの種類が非常に多くなってしまうという
解決すべき課題があった。
縁電線用のバイパスケーブルは、広く用いられている
が、そのようなバイパスケーブルであれば、架空絶縁電
線の被覆を剥いで、比較的容易に所定箇所に取り付ける
ことができる。しかながら、上記のような地中配電路で
は、必ず専用のケーブルを使用するため、配電路の途中
で被覆を剥いで、所定の処理することは不可能であり、
地中配電機器に直接接続しなければならない。この場
合、地中配電機器の接続部の形状は、種々様々であり、
例えば、高圧キャビネット内の負荷開閉器へ接続するた
めのものであれば、図14に示したような形状にしなけ
ればならず、また、他の機器であれば、その接続部の形
状に合わせた形状にしなければならない。このため、バ
イパスケーブルの種類が非常に多くなってしまうという
解決すべき課題があった。
【0005】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、バイパスケーブルの種類は1種類
で済み、かつ、地中配電機器のうち、MOFの多種類の
リード線に接続できるバイパスケーブル用アダプタを提
供することを目的とする。
めになされたもので、バイパスケーブルの種類は1種類
で済み、かつ、地中配電機器のうち、MOFの多種類の
リード線に接続できるバイパスケーブル用アダプタを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のバイパスケーブ
ル用アダプタは、端部内壁にねじ溝が刻設され、かつ、
内部にバイパスケーブル終端部の導体接続端子を受け入
れる弾性リングを有する筒状本体部と、この筒状本体部
から水平方向に延び、かつ、上面中央部にリード線を受
けるためのV溝を形成した羽子板部と、上下面に前記羽
子板部のV溝に対向するように、互いに大きさの異なる
リード線押さえ用V溝を形成した押え板とを備えたこと
を特徴とするものである。
ル用アダプタは、端部内壁にねじ溝が刻設され、かつ、
内部にバイパスケーブル終端部の導体接続端子を受け入
れる弾性リングを有する筒状本体部と、この筒状本体部
から水平方向に延び、かつ、上面中央部にリード線を受
けるためのV溝を形成した羽子板部と、上下面に前記羽
子板部のV溝に対向するように、互いに大きさの異なる
リード線押さえ用V溝を形成した押え板とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明のバイパスアダプタは、1種類のプラグ
イン型バイパスケーブル終端部を受け入れる筒状本体部
に挿入・固定し、これと一体的に連らなる羽子板部及び
この羽子板部と押え板を重ね合わせて締付ボルトにより
リード線を固定する。押え板の上下面には、大小のリー
ド線押え用V溝が形成されているので、リード線の線径
に応じて上下を反転させて使用することができるととも
に、バイパスケーブル1種類で済む。
イン型バイパスケーブル終端部を受け入れる筒状本体部
に挿入・固定し、これと一体的に連らなる羽子板部及び
この羽子板部と押え板を重ね合わせて締付ボルトにより
リード線を固定する。押え板の上下面には、大小のリー
ド線押え用V溝が形成されているので、リード線の線径
に応じて上下を反転させて使用することができるととも
に、バイパスケーブル1種類で済む。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明のバイパスケーブル用アダ
プタの一部を断面とした正面図、図2は、その側面図で
ある。これらの図において、バイパスケーブル用アダプ
タ20は、次のような構成からなる。即ち、バイパスケ
ーブル用アダプタ20は、筒状本体部21と、この筒状
本体部21と一体的に形成された羽子板部22とからな
る。羽子板部22の端部内壁には、ねじ溝23が刻設さ
れ、さらにその内部に、バイパスケーブル終端部の導体
接続端子を受け入れるための弾性リング24が挿入・固
定されている。この弾性リング24は、その内周面に板
ばね状の突条部25が形成されている。
に説明する。図1は、本発明のバイパスケーブル用アダ
プタの一部を断面とした正面図、図2は、その側面図で
ある。これらの図において、バイパスケーブル用アダプ
タ20は、次のような構成からなる。即ち、バイパスケ
ーブル用アダプタ20は、筒状本体部21と、この筒状
本体部21と一体的に形成された羽子板部22とからな
る。羽子板部22の端部内壁には、ねじ溝23が刻設さ
れ、さらにその内部に、バイパスケーブル終端部の導体
接続端子を受け入れるための弾性リング24が挿入・固
定されている。この弾性リング24は、その内周面に板
ばね状の突条部25が形成されている。
【0009】筒状本体部21から水平方向に延びる羽子
板部22の上面中央部には、図6の斜視図に示すよう
に、リード線28を受けるためのV溝26が設けられて
いる。上記リード線28は、例えば、MOF側から引き
出されたリード線であり、各種の大きさのものがあり、
この各種リード線28を受け入れ可能なようにV溝26
の幅も選定してある。このV溝26を挟んで羽子板部2
2の両端には、締付ボルト受け入れ用の一対のねじ孔2
7,27が形成されている。上記の羽子板部22と組み
合わせられて押え板29が使用される。この押え板29
は、図7に示すように、その上面及び下面の中央部にリ
ード線28を押さえるための互いに大きさの異なるリー
ド線押え用V溝30,31が形成されている。このリー
ド線押え用V溝30は、リード線28の線径が比較的細
い場合に使用され、また、リード線28の線径が比較的
太い場合には、上下面を反転させて幅の広い下面のリー
ド線押え用V溝31が使用できるようになっている。押
え板29の両端面には、締付ボルトを挿通する一対の透
孔33が設けられている。
板部22の上面中央部には、図6の斜視図に示すよう
に、リード線28を受けるためのV溝26が設けられて
いる。上記リード線28は、例えば、MOF側から引き
出されたリード線であり、各種の大きさのものがあり、
この各種リード線28を受け入れ可能なようにV溝26
の幅も選定してある。このV溝26を挟んで羽子板部2
2の両端には、締付ボルト受け入れ用の一対のねじ孔2
7,27が形成されている。上記の羽子板部22と組み
合わせられて押え板29が使用される。この押え板29
は、図7に示すように、その上面及び下面の中央部にリ
ード線28を押さえるための互いに大きさの異なるリー
ド線押え用V溝30,31が形成されている。このリー
ド線押え用V溝30は、リード線28の線径が比較的細
い場合に使用され、また、リード線28の線径が比較的
太い場合には、上下面を反転させて幅の広い下面のリー
ド線押え用V溝31が使用できるようになっている。押
え板29の両端面には、締付ボルトを挿通する一対の透
孔33が設けられている。
【0010】次に、上記のバイパスケーブル用アダプタ
を使用するために改良したバイパスケーブル終端部を、
図8ないし図12を参照して説明する。まず、図8は、
高圧キャビネット等に使用される負荷開閉器に直結する
ためのバイパスケーブル終端部を示す一部を断面とした
図である。この図において、バイパスケーブル終端部4
0は、その先端部に導体接続端子41を有し、この導体
接続端子41の外周に端子固定管42がはめ込まるが、
このバイパスケーブル終端部40は、導体接続端子41
の先端部を突出させた状態でEPゴム等の絶縁材料より
モールドされ、絶縁カバー43が一体形成される。この
モールドされた絶縁カバー43の内部構造の詳細を示せ
ば、図9のようになる。
を使用するために改良したバイパスケーブル終端部を、
図8ないし図12を参照して説明する。まず、図8は、
高圧キャビネット等に使用される負荷開閉器に直結する
ためのバイパスケーブル終端部を示す一部を断面とした
図である。この図において、バイパスケーブル終端部4
0は、その先端部に導体接続端子41を有し、この導体
接続端子41の外周に端子固定管42がはめ込まるが、
このバイパスケーブル終端部40は、導体接続端子41
の先端部を突出させた状態でEPゴム等の絶縁材料より
モールドされ、絶縁カバー43が一体形成される。この
モールドされた絶縁カバー43の内部構造の詳細を示せ
ば、図9のようになる。
【0011】図9において、導体接続端子41は、段剥
ぎしたケーブル44のケーブル導体45に圧着・固定さ
れている。図9における2点鎖線で示した導体接続端子
41の部分の詳細を図10に示す。図において、突起4
6は、図8に示した端子固定管42の抜けを防止するた
めに形成されている。再び、図9に戻って、絶縁カバー
43内には、同じくEPゴム等の絶縁材料にて半導電層
47が形成され、また、内部の遮蔽編組線48は、絶縁
カバー43内に埋設した接地金具49に、はんだ付けに
より接続されている。この接地金具49に連通するよう
に、絶縁カバー43の一部には、図11に示すように孔
50が形成され、この孔50は、通常はEPゴム等の絶
縁材料からなる太鼓状のキャップ51(図12参照)に
より閉塞されている。次いで、図8に示した合成樹脂製
の端子固定管42を導体接続端子41の先端部側から挿
入して抜け止めを施し、バイパスケーブル終端部40を
完成する。
ぎしたケーブル44のケーブル導体45に圧着・固定さ
れている。図9における2点鎖線で示した導体接続端子
41の部分の詳細を図10に示す。図において、突起4
6は、図8に示した端子固定管42の抜けを防止するた
めに形成されている。再び、図9に戻って、絶縁カバー
43内には、同じくEPゴム等の絶縁材料にて半導電層
47が形成され、また、内部の遮蔽編組線48は、絶縁
カバー43内に埋設した接地金具49に、はんだ付けに
より接続されている。この接地金具49に連通するよう
に、絶縁カバー43の一部には、図11に示すように孔
50が形成され、この孔50は、通常はEPゴム等の絶
縁材料からなる太鼓状のキャップ51(図12参照)に
より閉塞されている。次いで、図8に示した合成樹脂製
の端子固定管42を導体接続端子41の先端部側から挿
入して抜け止めを施し、バイパスケーブル終端部40を
完成する。
【0012】上記のように構成のバイパスケーブル終端
部40は、高圧キャビネット等の負荷開閉器に、非常に
簡単にプラグイン接続でき、作業時間の短縮を図ること
ができる。また、定期点検等で遮蔽編組線48の導通チ
ェックが必要の場合には、キャップ51を外して遮蔽編
組線48との所定の接続を行ない、導体チェックを容易
に実施できる。さらに、高圧キャビネット等の機器内に
おいて、ケーブル接地を取らないために、従来のように
絶縁カバー内部にコーン状接地端子を設ける必要がな
く、また、遮蔽編組線48を外部に露出させないので、
非常に小型化し、取扱も簡単となる利点を有する。
部40は、高圧キャビネット等の負荷開閉器に、非常に
簡単にプラグイン接続でき、作業時間の短縮を図ること
ができる。また、定期点検等で遮蔽編組線48の導通チ
ェックが必要の場合には、キャップ51を外して遮蔽編
組線48との所定の接続を行ない、導体チェックを容易
に実施できる。さらに、高圧キャビネット等の機器内に
おいて、ケーブル接地を取らないために、従来のように
絶縁カバー内部にコーン状接地端子を設ける必要がな
く、また、遮蔽編組線48を外部に露出させないので、
非常に小型化し、取扱も簡単となる利点を有する。
【0013】さらに、上記のような改良型のバイパスケ
ーブル終端部40は、先に説明した本発明のバイパスケ
ーブル用アダプタ20を使用するのに、非常に良く適合
する。即ち、バイパスケーブル終端部40の導体接続端
子41を、バイパスケーブル用アダプタ20の筒状本体
部21に挿入し、弾性リング24のばね作用によりプラ
グイン接続することができる。この場合、端子固定管4
2の外周に設けたねじ(図示せず)を筒状本体部21の
ねじ溝23に螺合させ、両者の固定を確実にする。
ーブル終端部40は、先に説明した本発明のバイパスケ
ーブル用アダプタ20を使用するのに、非常に良く適合
する。即ち、バイパスケーブル終端部40の導体接続端
子41を、バイパスケーブル用アダプタ20の筒状本体
部21に挿入し、弾性リング24のばね作用によりプラ
グイン接続することができる。この場合、端子固定管4
2の外周に設けたねじ(図示せず)を筒状本体部21の
ねじ溝23に螺合させ、両者の固定を確実にする。
【0014】一方、MOF側のリード線28の線径は様
々であるため、図3ないし図5に示すように、リード線
28の線径が比較的太い場合には、押え板29の幅の広
いリード線押え用V溝31(図7参照)側を使用する。
また、リード線28の線径が比較的細い場合には、押え
板29の幅の狭いリード線押え用V溝30側を使用す
る。このようにして、リード線28の線径に応じて、押
え板29の上下面を反転させ、一対の締付ボルト32を
羽子板部22のねじ孔27に螺合させてリード線28を
強固に固定する。以上によりMOF側の多サイズのリー
ド線28に接続可能となる。
々であるため、図3ないし図5に示すように、リード線
28の線径が比較的太い場合には、押え板29の幅の広
いリード線押え用V溝31(図7参照)側を使用する。
また、リード線28の線径が比較的細い場合には、押え
板29の幅の狭いリード線押え用V溝30側を使用す
る。このようにして、リード線28の線径に応じて、押
え板29の上下面を反転させ、一対の締付ボルト32を
羽子板部22のねじ孔27に螺合させてリード線28を
強固に固定する。以上によりMOF側の多サイズのリー
ド線28に接続可能となる。
【0015】
【発明の効果】上記のように本発明のバイパスケーブル
用アダプタは、バイパスケーブル終端部をプラグイン接
続できる筒状本体部を有し、その羽子板部は、押え板と
組み合わせてMOF側のリード線の各種線径に応じて使
い分けられるリード線押え用V溝を設けたので、概略次
のような効果がある。 (1)本発明のバイパスケーブル用アダプタを用いるこ
とにより、地中配電機器側の形状、大きさにかかわりな
く、1種類のバイパスケーブルで済ませることができ
る。 (2)改良型のバイパスケーブル終端部を容易にプラグ
イン接続することができ、狭い場所での作業がきわめて
容易になる。 (3)MOF等のリード線を羽子板部と押え板により挟
んで、締付・固定する方式であるため、取付作業が簡単
であり、また、上記同様に狭い場所でも支障なく作業が
行なえる。 (4)押え板を上下面反転させて使用することにより、
種々の線径のリード線の接続に対応することができる。 (5)バイパスケーブル撤去時にもその作業が容易であ
り、また、リード線に特別の加工を施さないので、通常
使用時と全く同型状にてMOF等の既設ケーブルと接続
することができる。
用アダプタは、バイパスケーブル終端部をプラグイン接
続できる筒状本体部を有し、その羽子板部は、押え板と
組み合わせてMOF側のリード線の各種線径に応じて使
い分けられるリード線押え用V溝を設けたので、概略次
のような効果がある。 (1)本発明のバイパスケーブル用アダプタを用いるこ
とにより、地中配電機器側の形状、大きさにかかわりな
く、1種類のバイパスケーブルで済ませることができ
る。 (2)改良型のバイパスケーブル終端部を容易にプラグ
イン接続することができ、狭い場所での作業がきわめて
容易になる。 (3)MOF等のリード線を羽子板部と押え板により挟
んで、締付・固定する方式であるため、取付作業が簡単
であり、また、上記同様に狭い場所でも支障なく作業が
行なえる。 (4)押え板を上下面反転させて使用することにより、
種々の線径のリード線の接続に対応することができる。 (5)バイパスケーブル撤去時にもその作業が容易であ
り、また、リード線に特別の加工を施さないので、通常
使用時と全く同型状にてMOF等の既設ケーブルと接続
することができる。
【図1】本発明のバイパスケーブル用アダプタの一部を
断面とした正面図である。
断面とした正面図である。
【図2】上記バイパスケーブル用アダプタの側面図であ
る。
る。
【図3】上記バイパスケーブル用アダプタにリード線を
挟んだ状態の正面図である。
挟んだ状態の正面図である。
【図4】上記同様に他の線径のリード線を挟んだ状態の
正面図である。
正面図である。
【図5】上記同様に他の線径のリード線を挟んだ状態の
正面図である。
正面図である。
【図6】本発明のバイパスケーブル用アダプタの斜視図
である。
である。
【図7】上記アダプタにおける押え板の斜視図である。
【図8】本発明のバイパスケーブル用アダプタを使用す
るために改良したバイパスケーブル終端部の一部を断面
とした正面図である。
るために改良したバイパスケーブル終端部の一部を断面
とした正面図である。
【図9】上記バイパスケーブル終端部の縦断面図であ
る。
る。
【図10】図9におけるA部拡大断面図である。
【図11】図9におけるB−B線に沿う断面図である。
【図12】上記バイパスケーブル終端部に使用するキャ
ップの正面図である。
ップの正面図である。
【図13】配電路内にバイパスケーブルを使用してバイ
パス路形成する場合の説明図である。
パス路形成する場合の説明図である。
【図14】従来のバイパスケーブル終端部の半截縦断面
図である。
図である。
20 バイパスケーブル用アダプタ 21 筒状本体部 22 羽子板部 26 V溝 28 リード線 29 押え板 30,31 リード線押え用V溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 裕 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 本宮 健志 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 小林 輝雄 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式 会社 フジクラ内 (72)発明者 阿辺山 健 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式 会社 フジクラ内 (56)参考文献 特開 平1−202105(JP,A) 実開 平2−79128(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/02 H01R 4/38 H02B 1/20
Claims (1)
- 【請求項1】 端部内壁にねじ溝が刻設され、かつ、内
部にバイパスケーブル終端部の導体接続端子を受け入れ
る弾性リングを有する筒状本体部と、この筒状本体部か
ら水平方向に延び、かつ、上面中央部にリード線を受け
るためのV溝を形成した羽子板部と、上下面に前記羽子
板部のV溝に対向するように、互いに大きさの異なるリ
ード線押さえ用V溝を形成した押え板とを備えたことを
特徴とするバイパスケーブル用アダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15605893A JP3155399B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | バイパスケーブル用アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15605893A JP3155399B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | バイパスケーブル用アダプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06351146A JPH06351146A (ja) | 1994-12-22 |
JP3155399B2 true JP3155399B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=15619389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15605893A Expired - Fee Related JP3155399B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | バイパスケーブル用アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3155399B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101235819B1 (ko) * | 2011-12-21 | 2013-02-25 | 홍광헌 | 변압기용 부싱 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP15605893A patent/JP3155399B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06351146A (ja) | 1994-12-22 |
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