JP2942860B2 - 低圧幹線分岐部のコネクターの感電防止装置 - Google Patents

低圧幹線分岐部のコネクターの感電防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビル等の電気シャフトに配置される低圧幹
線から各階に給電を行うために用いられる分岐装置に関
し、特に、電源側コネクターの先端部に、該コネクター
をカバーするようにして可撓性のスカートを突出して設
けることにより、活線状態の電源側コネクターに不用意
に接触する等の事故が発生することを防止出来るように
する低圧幹線分岐部のコネクターの感電防止装置に関す
る。
(従来の技術) オフィスビル等のように電力使用量の大きい建物にお
いては、送電線の容量が大きく、送電能力の大きい平型
ケーブル等が多く使用されている。そして、そのような
送電線を用いた低圧幹線から各階に給電線を分岐する際
には、例えば、実開昭58−141574号公報等に示されるよ
うな分岐手段を用いていることが多い。
上記したような従来の給電線の分岐手段としては、第
4図または、第5図に示されるような分岐部の接続方法
が用いられる。
例えば、第4図および第4a図に示されるように、分岐
スリーブを用いて分岐線を接続する方法による場合に
は、幹線ケーブルの被覆として絶縁部材を剥離して導電
線を露出させ、その露出部分を覆うようにして分岐スリ
ーブ10Aを固定し、該分岐スリーブ10Aから側部に突出し
て形成した接続板18に分岐線の端部を接続するようにし
ている。
これとは別に、第5図に示されるような接続方法が用
いられる場合がある。この第5図に示される接続方式に
おいては、幹線ケーブル1の絶縁部材を除去して、その
導電線2の露出部分4に対して分岐スリーブ10Bを固定
するが、その分岐スリーブ10Bには、分岐線19の導電体1
9aをも一体に取付けることによって、直接分岐線19を接
続出来るようになっている。
そして、上記したようにして分岐スリーブを介して分
岐線を接続し、その周囲を絶縁テープ等を巻き付ける等
して絶縁を行うとともに、分岐線の固定の作業を必要に
応じて随時行うことが出来る。
上記したような分岐線の接続方法としては、第4図に
示されるような例が多く用いられており、前記した従来
例の他に、例えば、実公昭52−21904号公報や、実開昭5
8−141573号公報等に示されるような例がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の低圧幹線分岐部
のコネクター装置においては、建物内の各階に給電を行
うための分岐線は、その建物の施工時に想定された電力
使用量に応じて設けられているために、最近のOA化等に
対応させて、OA機器を多く使用するようになると、事務
スペース内での電力使用量が飛躍的に増大して、従来の
分岐線ではその電力需要に対応出来ない等の問題が発生
する。
そこで、前記したような容量の不足などが発生した場
合には、幹線ケーブルに対して固定している容量の小さ
い分岐線を幹線ケーブルから取り外し、新たな大容量の
分岐線を接続することが必要になる。しかし、従来の幹
線ケーブルに接続されている分岐線は、容易に取り外し
が出来ない状態で固定されているものであり、その工事
のためには、導電線2を覆っている絶縁テープ等の絶縁
部材を除去し、接続部分での分岐スリーブを外して、新
しい大容量の分岐線を固定する作業を行うことが必要で
ある。
ところが、上記したような作業は、幹線ケーブルに通
電したままの状態では行い得ないものであり、当然その
工事の間は停電状態となる。また、オフィスビルのよう
に、テナントが引っ越しを行う都度、その階での電力使
用量が変化したり、社内セクションの移動等によって各
階毎のOA機器の配置が変わった場合等には、それに対応
した容量の給電線を設置することが必要となる。
そして、その分岐線の容量アップの工事は、前述した
ように活線状態では行い得ないために、当然休日などを
利用して工事を行うことになるが、ビルのフロアの数が
多い場合には、各フロアに対応して設ける分岐線の数も
多くなり、工事に多くの人手を必要とすることのほか
に、古い分岐線を取り外して、新しい分岐線を接続し、
それに対する絶縁部材の施工を行う等の多くの面倒な工
事を行うことが要求される。さらに、通常のビルにおけ
る電気シャフトは、比較的余裕の少ない空間として形成
されていることが多く、そのような狭い場所での工事を
行うことは、作業能率が非常に良くない等の問題があ
る。
また、上記したような従来例の分岐線引出し方法によ
ると、分岐部から引出したコネクターが、露出された状
態で配置されている場合もあり、作業員等が不用意にコ
ネクターに手を触れたりして、感電事故等が発生する危
険性を持っている。
(発明の目的) 本発明は上記したような従来の低圧幹線分岐部のコネ
クターの欠点を解消するもので、幹線ケーブルから分岐
する電源側コネクターにスカートを突出させて設け、安
全性を向上させ得るようにするとともに、分岐部のコネ
クターを容易に接続換え出来るようにして、建物内での
配線の工事を容易に行い得るようにする低圧幹線分岐部
のコネクターの感電防止装置を提供することを目的とし
ている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明は、幹線ケーブルの絶縁部材を剥離して導電線
を露出し、該導電線の露出部分を覆うようにしてリング
状の分岐スリーブを一体に固定して取付け、前記分岐ス
リーブに固定した分岐線を介して電源側コネクターを設
けて、負荷側コネクターを接続するとともに、前記電源
側コネクターには、分岐線の導体に接続し負荷側コネク
ターのプラグを挿入するレセップと、前記レセップの周
囲を覆い負荷側コネクターの挿入側に長く突出させた固
定円筒と、前記固定円筒の外周部を覆い、固定円筒の先
端部から円筒状に突出させたスカートを一体に形成する
ゴムカバーとを設け、前記固定円筒の先端部内面と負荷
側コネクターのプラグの先端部とにそれぞれ消弧子を設
けて構成している。
したがって、本発明の低圧幹線分岐部のコネクターの
感電防止装置は、電源側コネクターがスカートによって
カバーされた状態となり、活線状態のコネクターに不用
意に接触して感電する等の事故が発生することを防止出
来るとともに、負荷側のコネクターの接続換え等の作業
を容易に行い得るものとすることが出来る。
そして、本発明の低圧幹線の分岐装置を用いると、建
物内の各フロアの電力需要に対応させて配線換えの作業
を行う場合でも、幹線ケーブルに対する接続は、単に幹
線ケーブルの分岐部に設けた電源側コネクターに対し
て、給電線のコネクターを挿入するのみの作業で済むこ
とより、活線状態の幹線ケーブルに対して、その送電を
中断することなく、安全に大容量の負荷側ケーブルの接
続を行うことが出来る。
(実施例) 図示された例にしたがって、本発明の低圧幹線分岐部
のコネクターの感電防止装置の構成を説明する。
本発明の幹線ケーブル1は、第1図に示されるように
して構成されるもので、ケーブル1の所定の箇所から分
岐部を介して分岐線20を引出し、その端部に電源側コネ
クター30を設けている。また、本発明の実施例に示され
るケーブルは、通常平型ケーブルと呼ばれる形式のケー
ブル(例えば、600V単心架橋ポリエチレン絶縁ビニール
シース平型ケーブル)を用いている。
上記した本発明の電源側コネクター30の先端部には、
所定の長さを有するスカート38を設けており、該スカー
ト38によって、コネクター30の露出部をカバーする。
なお、本発明に装置においてコネクターの端部からそ
の開口部を覆うようにして設けられているスカートは、
EPゴム等のような、適当な硬さを有する材料で作られ、
その開口部から作業者等が不用意にものを入れたりする
ことがないように構成する。そして、該スカートの先端
部から負荷側コネクターを挿入する場合に、前記スカー
トの先端部と負荷側コネクターのゴムカバーとが接続さ
れ、該接続部をカバーすることが出来る。
また、負荷側コネクター40には、給電線21が接続され
ており、該給電線21をトランスを介して、または直接需
要側の機器に接続し、給電を行い得るように構成する。
本発明の上記した構成の分岐部は、例えば、建物内部
で電気シャフトに配置されて、各階に配置した給電線に
対して給電を行うものである場合には、その建物の各階
に対応した位置にそれぞれが設けられるもので、該幹線
ケーブル1が3相交流である場合には、平行して配置さ
れる3本の幹線ケーブルまたは、4本のケーブルのそれ
ぞれに分岐部が形成され、それ等の線を組合せることに
よって、必要な電源などが得られるようになる。
第2図に示されるコネクターは、本発明の電源側コネ
クターと、負荷側コネクターとを接続して用いる場合の
例である。
この第2図に示されるコネクターの例において、電源
側のコネクター30には、その中央部にレセップ31を、該
レセップ31の周囲に固定円筒32を設けており、その周囲
にゴムカバー35を配置している。
また、前記固定円筒32の開口部側に消弧子33を設けて
いるが、この消弧子をポリアセタール樹脂等のような絶
縁性能の高い合成樹脂材料で形成し、レセップ31と負荷
側コネクター40のプラグ41との離接に際して、アークが
発生しても、そのアークが周囲に影響を及ぼさない状態
とするために用いられる。
さらに、本発明のコネクター30においては、その固定
円筒32をカバーするようにしてゴムカバー35を設けてお
り、該カバー35の先端部に対してさらに延長するように
して、スカート38を大きく突出させて設けている。そし
て、このスカート38によってコネクターの開口部をカバ
ーし、外部のものが通電部に接触することを防止出来る
ようにする。
上記したゴムカバー38は、その形状を任意に形成出来
るものであるが、図示されるように、若干先に向けて広
がるような形状に構成する場合には、負荷側のコネクタ
ー40の挿入に際して、該スカートを容易に押し戻して、
コネクター40の装着を容易に行い得るようにすることも
可能になる。
また、前記カバー38は、蛇腹状に形成することも可能
であり、その蛇腹状の部分を電源側コネクターの中央部
にまで形成することによって、後述するように、負荷側
のコネクター40のカバー45を、固定円筒の周囲に装着す
る作業を行う際の作業性を良好に保つことが出来る。
上記したようにして、電源側コネクターに対応させて
設けられる負荷側コネクター40は、前記したようなプラ
グ41と、該プラグ41の先端部に固定した消弧子43と、プ
ラグ41の基部に自由に回転が可能なネジ部材44とを設け
るとともに、これ等の各部材を覆うことが出来るように
ゴムカバー45を設けている。
なお、前記プラグ41の先端部に設けられる消弧子43と
しては、上記コネクター30に設けた消弧子33と同様な材
料で構成することが出来、2つの消弧子によってレセッ
プとプラグとが離接する際のアークを、狭い円筒内部の
隙間の中で消弧する作用を行うようにして、そのアーク
が外部に漏れ出すことを防止出来るようにする。
そして、電源側コネクター30に対して、負荷側コネク
ター40を装着する際に、まず、最初に負荷側コネクター
40によってスカート38を押圧して、該コネクター30の開
口部を露出させ、コネクター30のレセップ31に向けて、
プラグ41の先端部の消弧子43を挿入する。
本発明の実施例において、前記電源側コネクター30
は、レセップ31の先端と、円筒32の挿入側先端部との間
隔L1と、負荷側コネクターのプラグ41の長さL2とは、L1
>L2の関係に形成されている。したがって、プラグ41を
レセップ31に向けて挿入する間は、レセップ31に対して
プラグ41の先端部に設けた消弧子43が係合される状態と
なり、両者の導電体は直接接続されることがないので通
電状態とはならない。
そして、上記したような状態でプラグが挿入された後
で、プラグ41の後部に設けたネジ部材を、プラグ本体に
対して自由に回転させて、前記固定円筒の先端部に設け
たメネジ34に対してネジ込む動作を行う途中で、プラグ
41がレセップ31に挿入され、両者は通電状態になる。
また、上記した通電状態の設定に際しては、接続され
る導電体の間でアークが発生したとしても、そのアーク
は密閉状態に設定された円筒の内部で消弧されるので、
外部に漏れ出すことは完全に防止されるものとなる。
そして、前記したように、ネジ部材44をメネジ34に全
部ネジ込むことによって、両者は完全に固定され、通電
状態を確保することが出来るものとなる。なお、前記し
たコネクターの装着に際して、ネジ部材44はプラグ41の
周囲で自由に回転することが出来るので、該ネジ部材44
を回転させても負荷側ケーブルがねじれたりすることは
なく、プラグがレセップ31の内部に深く挿入されるよう
な動作が行なわれるのみとなる。
その固定の動作の後で、負荷側コネクター40のカバー
45を、電源側コネクター30の端部に接するようにして、
その固定円筒32に対して移動させて、該2つのゴムカバ
ー35、45によって接続部をシールする。
なお、図示される実施例においては、カバー35および
45は、ケーブルの外径、および固定円筒32よりも若干小
径に形成されており、さらに、分岐線20と、給電線21と
のそれぞれに摺動する部分のカバーには、それぞれリン
グ状の溝36、46が設けられていて、該溝にシリコングリ
スを収容することによって、該カバーの摺動を良好に行
い得るようにするとともに、その部分での水密性能を得
ることが出来るようにされる。したがって、本発明のコ
ネクター部分では、本体の周囲をゴムカバーで覆うこと
によって、接続部でのシールを完全に行うことが出来る
ものとする。
本発明の幹線ケーブルに分岐部を形成することは、例
えば、第3図に示されるようにして行うことが出来る。
この第3図に示される例において、幹線ケーブル1の所
定の部分でその導電体2をカバーしている絶縁部材3を
剥離して、導電体(銅導体)2の露出部分5を形成し、
該露出部分に対して、銅鋳物等で作った2つ割り状の分
岐スリーブ10を装着し、該スリーブ10の側部に分岐線20
の端部を挿入した状態で、周囲から締付けることによっ
て3つの部材を各々圧着し固定を行う。
そして、その後で、該導電体の露出部分の周囲、およ
び、充電部をビニールテープ等のような自己粘着性を有
する絶縁テープによって覆い、さらに、その上に熱収縮
チューブ等の保護カバー7で覆うことによって、該分岐
部を保護する。また、前記保護カバーの端部に絶縁性の
テープを巻き付けることによって、該分岐部を完全にシ
ールするようにしている。
また、上記第3図に示される実施例においては、電源
側コネクター30は第1図に示されたものと同様に、コネ
クターの開口部側の先端からスカートを突出させて設け
ているが、負荷側コネクター40には、二又部材(Y分岐
コネクター)25を設けておき、2本の給電線21、21aの
それぞれに給電を行うことが出来るようになっている。
このように、需要側の端末としては、1つの負荷側コ
ネクターに対して任意の数の給電線を接続することが可
能であり、これに加えて、電源側コネクターの通電容量
に対して、負荷側コネクターの通電容量が小さい場合に
は、2つのコネクターの間にレジューサを介在させて、
給電線の容量に合せて給電を行い得るようにすることも
可能である。
さらに、本発明の装置においては、分岐スリーブとし
て、実施例に示されたような構成のものを用いるのみで
なく、その他に任意の形状のスリーブ等を用いることが
出来るものである。
又、電源側コネクターの先端部から突出されるスカー
トは、その形状、材質等も任意に構成することが出来る
ものであり、2つのコネクターを接続した後で、該スカ
ートを用いて負荷側コネクターの周囲をカバーするよう
に設けることも可能である。
なお、上記したような本発明の幹線ケーブルに対し
て、分岐部を取付ける作業は、工事現場でも出来ること
であるが、建物の仕様に合せて、工場で製造して、その
ケーブルを工事現場に搬入し、建物の電気シャフトに取
付けて、各階の負荷側コネクターを順次接続するように
する場合には、現場での工事を大幅に簡素化出来るもの
となる。
以上記載した本発明の実施例においては、一般のオフ
ィスビル等に多く使用される平型ケーブルに対して、負
荷側のコネクターを容易に接続することが出来るように
する場合の例を説明したが、本発明の分岐装置は、前述
したような平型ケーブルに対してのみ適用されるもので
はなく、その他に、一般の丸型断面を有するケーブル等
に対しても、同様に適用することが可能である。
その場合には、分岐スリーブの形状をそのケーブルの
断面に一致するように構成し、そのケーブルに対して、
分岐用コネクターを分岐スリーブに一体に圧着させる等
の手段によって固着し、該スリーブから電源側コネクタ
ーを突出させて設けることによって、分岐部を容易に形
成出来るものとなる。
(発明の効果) 本発明の低圧幹線分岐部のコネクターの感電防止装置
は、上記したような構成を有するものであるから、電源
側コネクターの開口部が露出されることはなく、不用意
に作業員等が感電する等の事故が発生することを防止出
来る。
また、本発明の幹線の分岐装置は、幹線ケーブルに電
源側コネクターを一体に設けることにより、幹線ケーブ
ルのプレハブ化を容易に行うことが出来、建物等の仕様
に合せた状態で任意の箇所に電源側コネクターを設ける
等の作業を工場で行うことが可能である。
そして、一旦建物に設けたケーブルは、その電力需要
が増大した場合には、電源側コネクターに対して通電容
量の異なる給電線のコネクターを接続し直すことによっ
て、容易に対処出来るものとなる。
また、幹線ケーブルを配設した各階の給電線の容量を
変更する場合には、単に幹線ケーブルに対する分岐スリ
ーブ等を変更することなしに、大容量の給電線を接続す
るのみで、十分に対応が可能であり、その接続変更に際
しても、幹線ケーブルが通電の状態でも工事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低圧幹線分岐部のコネクターの感電防
止装置の構成を示す斜視図、第2図は本発明のコネクタ
ーの構成を示す断面図、第3図は本発明の他の実施例の
構成を示す説明図、第4図と第4a図は従来の分岐スリー
ブを用いる場合の例を示し、第5図は給電線としての分
岐線を直接接続する場合の従来例の説明図である。 図中の符号 1……幹線ケーブル、2……導電線、3……絶縁部材、
7……保護カバー、10……分岐スリーブ、20……分岐
線、30……電源側コネクター、35……ゴムカバー、38…
…スカート、40……負荷側コネクター、45……ゴムカバ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 国道 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 梶家 治 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 柿崎 治郎 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 土谷 勇 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 落合 恒昭 東京都文京区湯島4丁目1番18号 株式 会社関電工内 (72)発明者 高水 正貴 東京都文京区湯島4丁目1番18号 株式 会社関電工内 (72)発明者 見染 悠紀夫 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 三菱電線工業株式会社東京事務所内 (72)発明者 子安 勝 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 三菱電線工業株式会社東京事務所内 (72)発明者 稲垣 達夫 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社熊谷製作所内 (72)発明者 宗政 義仁 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱 電線工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−38974(JP,A) 特開 平2−23016(JP,A) 特開 平2−21583(JP,A) 特開 平2−23017(JP,A) 特開 平2−23015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 15/08 H01R 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹線ケーブルの絶縁部材を剥離して導電線
    を露出し、該導電線の露出部分を覆うようにしてリング
    状の分岐スリーブを一体に固定して取付け、 前記分岐スリーブに固定した分岐線を介して電源側コネ
    クターを設けて、負荷側コネクターを接続するととも
    に、 前記電源側コネクターには、分岐線の導体に接続し負荷
    側コネクターのプラグを挿入するレセップと、 前記レセップの周囲を覆い負荷側コネクターの挿入側に
    長く突出させた固定円筒と、 前記固定円筒の外周部を覆い、固定円筒の先端部から円
    筒状に突出させたスカートを一体に形成するゴムカバー
    とを設け、 前記固定円筒の先端部内面と負荷側コネクターのプラグ
    の先端部とにそれぞれ消弧子を設けて構成することを特
    徴とする低圧幹線分岐部のコネクターの感電防止装置。
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