JP2670687B2 - 低圧幹線の分岐装置 - Google Patents
低圧幹線の分岐装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビル等の電気シャフトに配置される低圧幹
線から各階に給電を行うために用いられる分岐装置に関
し、特に、送電を中断することなしに、幹線に分岐部に
手を加えることなしに、負荷側の消費電力に対応したケ
ーブルの接続を行い得るようにする装置に関する。
線から各階に給電を行うために用いられる分岐装置に関
し、特に、送電を中断することなしに、幹線に分岐部に
手を加えることなしに、負荷側の消費電力に対応したケ
ーブルの接続を行い得るようにする装置に関する。
(従来の技術) オフィスビル等のように電力使用量の大きい建物にお
いては、送電線の容量が大きく、送電能力の大きい平型
ケーブル等が多く作用されており、そのような送電線を
用いた低圧幹線から各階に給電線を分岐する際には、例
えば、実開昭58−141574号公報等に示されるような分岐
手段を用いていることが多い。
いては、送電線の容量が大きく、送電能力の大きい平型
ケーブル等が多く作用されており、そのような送電線を
用いた低圧幹線から各階に給電線を分岐する際には、例
えば、実開昭58−141574号公報等に示されるような分岐
手段を用いていることが多い。
上記したような従来の給電線の分岐手段としては、第
7図または、第8図に示されるような分岐部の接続方法
が用いられる。
7図または、第8図に示されるような分岐部の接続方法
が用いられる。
例えば、第7図および第7a図に示されるように、分岐
スリーブを用いて分岐線を接続する方法による場合に
は、幹線ケーブルの被覆としての絶縁部材を剥離して導
電線を露出させ、その露出部分を覆うようにして分岐ス
リーブ10を固定し、該分岐スリーブ10から側部に突出し
て形成した接続板13に、分岐線の端部を接続するように
している。
スリーブを用いて分岐線を接続する方法による場合に
は、幹線ケーブルの被覆としての絶縁部材を剥離して導
電線を露出させ、その露出部分を覆うようにして分岐ス
リーブ10を固定し、該分岐スリーブ10から側部に突出し
て形成した接続板13に、分岐線の端部を接続するように
している。
これとは別に、第8図に示されるような接続方法が用
いられる場合がある。この第8図に示される接続方式に
おいては、幹線ケーブル1の絶縁部材を除去して、その
導電線2の露出部分に対して分岐スリーブ10を固定する
が、その分岐スリーブ10には、分岐線20の導電体21をも
一体に取付けることによって、直接分岐線20を接続出来
るようになっている。
いられる場合がある。この第8図に示される接続方式に
おいては、幹線ケーブル1の絶縁部材を除去して、その
導電線2の露出部分に対して分岐スリーブ10を固定する
が、その分岐スリーブ10には、分岐線20の導電体21をも
一体に取付けることによって、直接分岐線20を接続出来
るようになっている。
そして、上記したようにして分岐スリーブを介して分
岐線を接続し、その周囲を絶縁テープ等を巻き付ける等
して絶縁を行うとともに、分岐線の固定の作業を必要に
応じて随時行うことが出来る。
岐線を接続し、その周囲を絶縁テープ等を巻き付ける等
して絶縁を行うとともに、分岐線の固定の作業を必要に
応じて随時行うことが出来る。
上記したような分岐線の接続方法としては、第7図に
示されるような例が多く用いられており、前記した従来
例の他に、例えば、実公昭52−21904号公報や、実開昭5
8−141573号公報等に示されるような例がある。
示されるような例が多く用いられており、前記した従来
例の他に、例えば、実公昭52−21904号公報や、実開昭5
8−141573号公報等に示されるような例がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の低圧幹線の分岐
装置においては、建物内の各階に給電を行うための分岐
線は、その建物の施工時に想定された電力使用量に応じ
て設けられている。したがって、最近の事務のOA化等に
応じて、OA機器を多く使用するようになると、事務スペ
ース内での電力使用量が飛躍的に増大して、従来の分岐
線ではその電力需要に対応出来ない等の問題が発生す
る。
装置においては、建物内の各階に給電を行うための分岐
線は、その建物の施工時に想定された電力使用量に応じ
て設けられている。したがって、最近の事務のOA化等に
応じて、OA機器を多く使用するようになると、事務スペ
ース内での電力使用量が飛躍的に増大して、従来の分岐
線ではその電力需要に対応出来ない等の問題が発生す
る。
そこで、幹線ケーブルに対して固定している容量の小
さい分岐線を幹線ケーブルから取り外し、新たな大容量
の分岐線を接続することが必要になる。しかし、前述し
たような幹線ケーブルに接続されている分岐線は、容易
に取り外しが出来ない状態で固定されているものであ
り、その工事のためには、ジョイント部分を覆っている
絶縁テープ等の絶縁部材を除去し、接続部分での分岐ス
リーブを外して、新しい大容量の分岐線を固定する作業
を行う。
さい分岐線を幹線ケーブルから取り外し、新たな大容量
の分岐線を接続することが必要になる。しかし、前述し
たような幹線ケーブルに接続されている分岐線は、容易
に取り外しが出来ない状態で固定されているものであ
り、その工事のためには、ジョイント部分を覆っている
絶縁テープ等の絶縁部材を除去し、接続部分での分岐ス
リーブを外して、新しい大容量の分岐線を固定する作業
を行う。
ところが、上記したような作業は、幹線ケーブルに通
電したままの状態では行い得ないものであり、当然その
工事の間は停電状態となる。また、オフィスビスのよう
にテナントが引っ越しを行う都度、その階での電力使用
量が変化したり、社内セクションの移動等によって各階
毎のOA機器の配置が変わった場合等には、それに対応し
た容量の給電線を設置することが必要となる。
電したままの状態では行い得ないものであり、当然その
工事の間は停電状態となる。また、オフィスビスのよう
にテナントが引っ越しを行う都度、その階での電力使用
量が変化したり、社内セクションの移動等によって各階
毎のOA機器の配置が変わった場合等には、それに対応し
た容量の給電線を設置することが必要となる。
そして、その分岐線の容量アップの工事は、活線状態
では行い得ないために、当然休日などを利用して工事を
行うことになるが、ビルのフロアの数が多い場合には、
各フロアに対応して設ける分岐線の数も多くなり、工事
に多くの人手を必要とすることのほかに、古い分岐線を
取り外して新しい分岐線を接続し、それに対する絶縁部
材の施工等の多くの面倒な工事を行うことが要求され
る。
では行い得ないために、当然休日などを利用して工事を
行うことになるが、ビルのフロアの数が多い場合には、
各フロアに対応して設ける分岐線の数も多くなり、工事
に多くの人手を必要とすることのほかに、古い分岐線を
取り外して新しい分岐線を接続し、それに対する絶縁部
材の施工等の多くの面倒な工事を行うことが要求され
る。
さらに、通常のビルにおける電気シャフトは、非常に
限られたスペースに幹線ケーブルを敷設するように設け
られているために、そのような狭い場所での工事は、作
業能率が非常に良くない等の問題がある。
限られたスペースに幹線ケーブルを敷設するように設け
られているために、そのような狭い場所での工事は、作
業能率が非常に良くない等の問題がある。
前述したような幹線ケーブルからの分岐線を用いるこ
とに代えて、特開昭52−135081号公報等に示されるよう
に、分岐線をケーブル本体に一体に設けたものを使用す
ることも考えられる。
とに代えて、特開昭52−135081号公報等に示されるよう
に、分岐線をケーブル本体に一体に設けたものを使用す
ることも考えられる。
しかし、このようなプレハブ化したケーブルユニット
は、工事現場等における照明用、または、手持ち工具用
の電源として開発されたものであって、1000Aまたはそ
れ以上の容量の給電を行うための電源としては適用しに
くいものである。
は、工事現場等における照明用、または、手持ち工具用
の電源として開発されたものであって、1000Aまたはそ
れ以上の容量の給電を行うための電源としては適用しに
くいものである。
つまり、前記公報に示されたようなソケットおよびプ
ラグは、数十アンペア程度までは耐えられるが、それを
数百アンペアの容量のものにする場合には、その接続部
の構成が複雑となることのほかに、接続部材の容積が大
きくなりすぎて、実用に耐えられない等の問題が発生す
る。
ラグは、数十アンペア程度までは耐えられるが、それを
数百アンペアの容量のものにする場合には、その接続部
の構成が複雑となることのほかに、接続部材の容積が大
きくなりすぎて、実用に耐えられない等の問題が発生す
る。
(発明の目的) 本発明は上述したような従来の低圧幹線の分岐装置の
欠点を解消するもので、幹線ケーブルから分岐する分岐
線を大容量のもので構成しておき、その端部に給電線の
接続部を設けておくことによって、電力需要の変化に対
応させる場合には、大容量の給電線をコネクターの接続
換えを行うのみによって、容易に活線状態での工事を行
い得るようにすることが出来る装置を提供することを目
的としている。
欠点を解消するもので、幹線ケーブルから分岐する分岐
線を大容量のもので構成しておき、その端部に給電線の
接続部を設けておくことによって、電力需要の変化に対
応させる場合には、大容量の給電線をコネクターの接続
換えを行うのみによって、容易に活線状態での工事を行
い得るようにすることが出来る装置を提供することを目
的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明は、幹線ケーブルの導電線を露出させ、該導電
線の露出部分を覆うようにしてU字状断面の2つの分岐
スリーブを配置して圧縮して固定し、該分岐部を絶縁部
材および保護カバーで覆い、 前記分岐スリーブには電源側コネクターの一端部を接
続し、前記電源側コネクターの他端側にレジューサを接
続し、前記レジューサを介して負荷側コネクターを接続
するとともに、 前記電源側コネクターには、その分岐部で必要とされ
る最大容量の導電体で構成し、レジューサはその給電側
と負荷側とを、電源側コネクターと負荷側コネクターの
容量に各々一致させることを特徴とする低圧幹線の分岐
装置である。
線の露出部分を覆うようにしてU字状断面の2つの分岐
スリーブを配置して圧縮して固定し、該分岐部を絶縁部
材および保護カバーで覆い、 前記分岐スリーブには電源側コネクターの一端部を接
続し、前記電源側コネクターの他端側にレジューサを接
続し、前記レジューサを介して負荷側コネクターを接続
するとともに、 前記電源側コネクターには、その分岐部で必要とされ
る最大容量の導電体で構成し、レジューサはその給電側
と負荷側とを、電源側コネクターと負荷側コネクターの
容量に各々一致させることを特徴とする低圧幹線の分岐
装置である。
したがって、本発明の低圧幹線の分岐装置によると、
各フロアの電力需要に対応させて配線換えの作業を行う
場合でも、幹線ケーブルに対する接続は、単に幹線ケー
ブルの分岐線に設けた電源側コネクターに対して、給電
線の負荷側コネクターを挿入するのみの作業で済むこと
により、活線状態の幹線ケーブルに対して、その送電を
中断することなしに、大容量の給電線の接続を行うこと
が出来る。
各フロアの電力需要に対応させて配線換えの作業を行う
場合でも、幹線ケーブルに対する接続は、単に幹線ケー
ブルの分岐線に設けた電源側コネクターに対して、給電
線の負荷側コネクターを挿入するのみの作業で済むこと
により、活線状態の幹線ケーブルに対して、その送電を
中断することなしに、大容量の給電線の接続を行うこと
が出来る。
また、前記幹線ケーブルに際して、負荷側の容量をア
ップする場合には、負荷側の容量に一致させるように構
成したレジューサを装着代えして、該レジューサを介し
て給電線のコネクターを挿入するのみの作業を行うこと
により、大容量の給電線の接続を行うことが出来る。
ップする場合には、負荷側の容量に一致させるように構
成したレジューサを装着代えして、該レジューサを介し
て給電線のコネクターを挿入するのみの作業を行うこと
により、大容量の給電線の接続を行うことが出来る。
そして、本発明の幹線ケーブルを用いることにより、
通常の業務を行っている状態で、その配線代えの作業を
行うことが出来るので、休日を選んで停電状態での作業
を行う必要がなくなるとともに、分岐線が多数ある場合
でも、各分岐線の接続は単にコネクターを挿入するのみ
の動作で済むことになる。
通常の業務を行っている状態で、その配線代えの作業を
行うことが出来るので、休日を選んで停電状態での作業
を行う必要がなくなるとともに、分岐線が多数ある場合
でも、各分岐線の接続は単にコネクターを挿入するのみ
の動作で済むことになる。
(実施例) 図示された例にしたがって、本発明の低圧幹線の分岐
装置の構成を説明する。第1図に示されるように、幹線
ケーブル1は複数本の導電線(銅導体)2、2……を並
列状態にし、その周囲を絶縁部材3で被覆して形成して
いるもので、通常平型ケーブルと呼ばれている形式のケ
ーブル(例えば、600V単心架橋ポリエチレン絶縁ビニー
ルシース平型ケーブル)であり、3相交流の場合には、
同様のケーブルが3本並列に電気シャフト内で配置され
るようになる。
装置の構成を説明する。第1図に示されるように、幹線
ケーブル1は複数本の導電線(銅導体)2、2……を並
列状態にし、その周囲を絶縁部材3で被覆して形成して
いるもので、通常平型ケーブルと呼ばれている形式のケ
ーブル(例えば、600V単心架橋ポリエチレン絶縁ビニー
ルシース平型ケーブル)であり、3相交流の場合には、
同様のケーブルが3本並列に電気シャフト内で配置され
るようになる。
そして、第1図に示される例においては、幹線ケーブ
ル1から各階の給電線24に分岐する際に、従来の分岐手
段と同様にして、分岐スリーブ10を用いており、該分岐
スリーブ10を介して分岐線20を一体に接続して設けてい
る。
ル1から各階の給電線24に分岐する際に、従来の分岐手
段と同様にして、分岐スリーブ10を用いており、該分岐
スリーブ10を介して分岐線20を一体に接続して設けてい
る。
つまり、この図示される例において、分岐線20の接続
に際しては、幹線ケーブ1の絶縁部材3を除去して導電
線2を露出させた絶縁部材剥離部5を形成し、該絶縁部
材剥離部5で導電線2をカバーするようにして、分岐ス
リーブ10を固定する。
に際しては、幹線ケーブ1の絶縁部材3を除去して導電
線2を露出させた絶縁部材剥離部5を形成し、該絶縁部
材剥離部5で導電線2をカバーするようにして、分岐ス
リーブ10を固定する。
前記幹線ケーブル1から分岐スリーブ10を介して引き
出した分岐線20には、該分岐線20を短くして、端部に電
源側コネクター22を設けている。そして、各階に配線し
た給電線24の端末に設けた負荷側コネクター23を、電源
側コネクター22に接続することによって、幹線ケーブル
1に対する給電線24の接続の作業を容易に行い得るもの
となる。
出した分岐線20には、該分岐線20を短くして、端部に電
源側コネクター22を設けている。そして、各階に配線し
た給電線24の端末に設けた負荷側コネクター23を、電源
側コネクター22に接続することによって、幹線ケーブル
1に対する給電線24の接続の作業を容易に行い得るもの
となる。
上記した本発明の幹線ケーブル1に設けられ、分岐線
を固定するために用いられる分岐スリーブ10は、第2図
に示されるような構成のものからなる。つまり、第2図
に示される例において、本発明の分岐スリーブ10は、略
U字状の2つのスリーブ10a、10bを嵌合組合せ等の手段
を用いて、一体に組み合わせて形成しているもので、導
電線2の巾方向の両側からスリーブ10aと10bとを配置
し、その2つの部材を互いにハシ箱状にスライドさせて
嵌合し、両者を組み合わせた後で、例えば、実開昭59−
146890号公報等に示されるような構成の電線接続用の圧
縮装置を用いて、両方のスリーブを一体に接続し、それ
によって、導電線に対して分岐スリーブ10を固定するよ
うにしている。
を固定するために用いられる分岐スリーブ10は、第2図
に示されるような構成のものからなる。つまり、第2図
に示される例において、本発明の分岐スリーブ10は、略
U字状の2つのスリーブ10a、10bを嵌合組合せ等の手段
を用いて、一体に組み合わせて形成しているもので、導
電線2の巾方向の両側からスリーブ10aと10bとを配置
し、その2つの部材を互いにハシ箱状にスライドさせて
嵌合し、両者を組み合わせた後で、例えば、実開昭59−
146890号公報等に示されるような構成の電線接続用の圧
縮装置を用いて、両方のスリーブを一体に接続し、それ
によって、導電線に対して分岐スリーブ10を固定するよ
うにしている。
また、本発明の分岐スリーブ10においては、前記第8
図の場合と同様にして、分岐スリーブ10に対して分岐線
20の導電体21を接続することが出来るようになってい
る。すなわち、本発明の分岐スリーブ10の中央部の挿入
孔11には導電線2が挿入され、その側部に設けられた分
岐線挿入孔12には、分岐線20の導電体21が挿入された状
態で、前述したような圧縮装置を用いて、該分岐スリー
ブ10に対して外側から圧力を加える。
図の場合と同様にして、分岐スリーブ10に対して分岐線
20の導電体21を接続することが出来るようになってい
る。すなわち、本発明の分岐スリーブ10の中央部の挿入
孔11には導電線2が挿入され、その側部に設けられた分
岐線挿入孔12には、分岐線20の導電体21が挿入された状
態で、前述したような圧縮装置を用いて、該分岐スリー
ブ10に対して外側から圧力を加える。
そのような作業を行うことによって、銅鋳物製の分岐
スリーブ10は各々の孔に挿入された導電体をそれぞれ圧
縮する状態になり、幹線ケーブルに対して分岐スリーブ
を固定出来るようになる。
スリーブ10は各々の孔に挿入された導電体をそれぞれ圧
縮する状態になり、幹線ケーブルに対して分岐スリーブ
を固定出来るようになる。
第3図に示される本発明の別の実施例において、幹線
ケーブル1に対して分岐スリーブ10を取り付け、該分岐
スリーブ10の端部に設けた電源側コネクター22に対し
て、給電線24の負荷側コネクター23を接続するが、この
実施例の場合には、通常の給電線に代えて、二又部材
(Y分岐コネクター)25を用いている。
ケーブル1に対して分岐スリーブ10を取り付け、該分岐
スリーブ10の端部に設けた電源側コネクター22に対し
て、給電線24の負荷側コネクター23を接続するが、この
実施例の場合には、通常の給電線に代えて、二又部材
(Y分岐コネクター)25を用いている。
そして、同一の分岐スリーブから複数の給電線を引き
出すことが必要となる場合に、上記したような二又部材
25を用いると、その電源側コネクターが1個の場合に
も、2系統の給電線に対する給電を行い得るように構成
することが可能である。
出すことが必要となる場合に、上記したような二又部材
25を用いると、その電源側コネクターが1個の場合に
も、2系統の給電線に対する給電を行い得るように構成
することが可能である。
また第4図に示される本発明の別の実施例において
は、分岐スリーブ10から上下方向に向けて2系統の分岐
線20を引き出し得るように構成している。つまり、第2
図に示された分岐スリーブの場合のように、分岐スリー
ブ本体の上下方向に貫通するような状態で分岐線挿入孔
12を設けている場合に、その分岐線挿入孔12の上下の部
分から2系統の分岐線20、20aの導電体を挿入して、圧
縮装置によって締め付けることにより、その固定を行う
ことが出来る。
は、分岐スリーブ10から上下方向に向けて2系統の分岐
線20を引き出し得るように構成している。つまり、第2
図に示された分岐スリーブの場合のように、分岐スリー
ブ本体の上下方向に貫通するような状態で分岐線挿入孔
12を設けている場合に、その分岐線挿入孔12の上下の部
分から2系統の分岐線20、20aの導電体を挿入して、圧
縮装置によって締め付けることにより、その固定を行う
ことが出来る。
そして、2系統の分岐線20、20aに対して、それぞれ
電源側コネクター22、22aを設け、各々の電源側コネク
ターより負荷側コネクター23を介して給電線を接続出来
るものとなる。これに加えて、本発明の装置において
は、各々の電源側コネクターに対して、第3図に示され
るような二又部材を用いて、分岐線の数よりも多くの給
電部に対して給電を行い得るように構成することが可能
である。
電源側コネクター22、22aを設け、各々の電源側コネク
ターより負荷側コネクター23を介して給電線を接続出来
るものとなる。これに加えて、本発明の装置において
は、各々の電源側コネクターに対して、第3図に示され
るような二又部材を用いて、分岐線の数よりも多くの給
電部に対して給電を行い得るように構成することが可能
である。
第5図に示される実施例において、前記第1図および
第4図に示されるようにして、接続された分岐線に対し
て、レジューサ27を介して給電線を接続するようなこと
も可能である。すなわち、分岐線20の容量を最大500Aと
して設定しても、それに対応する給電線が200Aで良い場
合に、電源側コネクター22を500Aに対応するものとして
設定するとともに、給電線24の負荷側コネクター23を20
0Aに対応するものとして設ける。
第4図に示されるようにして、接続された分岐線に対し
て、レジューサ27を介して給電線を接続するようなこと
も可能である。すなわち、分岐線20の容量を最大500Aと
して設定しても、それに対応する給電線が200Aで良い場
合に、電源側コネクター22を500Aに対応するものとして
設定するとともに、給電線24の負荷側コネクター23を20
0Aに対応するものとして設ける。
そして、その場合には、両方のコネクターの間に、レ
ジューサ27を介在させて、給電を良好な状態で行い得る
ようにすることが出来るものとなる。また、その特定の
分岐線に対して、電力需要が増大した場合には、レジュ
ーサ27の出力側を大容量のものに変換して、給電線側の
需要に対応させることが出来ることになる。
ジューサ27を介在させて、給電を良好な状態で行い得る
ようにすることが出来るものとなる。また、その特定の
分岐線に対して、電力需要が増大した場合には、レジュ
ーサ27の出力側を大容量のものに変換して、給電線側の
需要に対応させることが出来ることになる。
なお、上記したような両端部のコネクターの間には、
いずれの場合でも、レジューサを介在させることが出来
るものであり、給電側と受電側とで、通電容量の異なる
ものとして構成したコネクター部材を使用することによ
って、分岐線から給電線に対する給電を良好な状態で行
い得るものとなるのである。
いずれの場合でも、レジューサを介在させることが出来
るものであり、給電側と受電側とで、通電容量の異なる
ものとして構成したコネクター部材を使用することによ
って、分岐線から給電線に対する給電を良好な状態で行
い得るものとなるのである。
また、本発明の低圧幹線の分岐装置において一般的に
用いられる電源側コネクターと負荷側コネクターとは、
第6図に示されるようなものを使用することが可能であ
る。
用いられる電源側コネクターと負荷側コネクターとは、
第6図に示されるようなものを使用することが可能であ
る。
この第6図に示されるコネクター30と、40とにおい
て、分岐線20側に設けられる電源側コネクター30は、そ
の中央部にレセップ31を、該レセップ31の周囲に固定円
筒32を設けており、その周囲にゴムカバー35を配置して
いる。
て、分岐線20側に設けられる電源側コネクター30は、そ
の中央部にレセップ31を、該レセップ31の周囲に固定円
筒32を設けており、その周囲にゴムカバー35を配置して
いる。
また、前記固定円筒32の解放側端部に、消弧子33を設
けている。この消弧子33は、ポリアセタール樹脂等のよ
うな絶縁性の合成樹脂材料で構成されており、レセップ
31と負荷側コネクター40のプラグ41との離接に際して発
生したアークを、後述する対向側の消弧子との間で消弧
する作用を行うようにする。
けている。この消弧子33は、ポリアセタール樹脂等のよ
うな絶縁性の合成樹脂材料で構成されており、レセップ
31と負荷側コネクター40のプラグ41との離接に際して発
生したアークを、後述する対向側の消弧子との間で消弧
する作用を行うようにする。
前述した電源側コネクター30に対して設けられる負荷
側コネクター40は、上記したようにプラグ41と、該プラ
グの先端部に設けられる消弧子43、および、プラグ41の
基部に設けられるネジ部材44、これ等をカバー出来るよ
うに配置されたゴムカバー45とから構成される。
側コネクター40は、上記したようにプラグ41と、該プラ
グの先端部に設けられる消弧子43、および、プラグ41の
基部に設けられるネジ部材44、これ等をカバー出来るよ
うに配置されたゴムカバー45とから構成される。
そして、電源側コネクター30に対して、負荷側コネク
ター40を装着する際に、まず、最初にレセップ31に対し
てプラグ41の先端部の消弧子43が挿入されて、その後の
プラグの摺動のガイドとしての役目を行い、そのあと
で、プラグ41がレセップ31に挿入されるようになる。
ター40を装着する際に、まず、最初にレセップ31に対し
てプラグ41の先端部の消弧子43が挿入されて、その後の
プラグの摺動のガイドとしての役目を行い、そのあと
で、プラグ41がレセップ31に挿入されるようになる。
本発明の実施例において、前記電源側コネクター30
は、レセップ31の先端と、円筒32の挿入側先端部との間
隔L1と、負荷側コネクターのプラグ41の長さL2とは、L1
>L2の関係に形成されている。したがって、プラグ41を
レセップ31に向けて挿入する間は、レセップ31に対して
プラグ41の先端部に設けた消弧子43が係合される状態と
なり、両者の導電体は直接接続されることがないので通
電状態とはならない。
は、レセップ31の先端と、円筒32の挿入側先端部との間
隔L1と、負荷側コネクターのプラグ41の長さL2とは、L1
>L2の関係に形成されている。したがって、プラグ41を
レセップ31に向けて挿入する間は、レセップ31に対して
プラグ41の先端部に設けた消弧子43が係合される状態と
なり、両者の導電体は直接接続されることがないので通
電状態とはならない。
そして、上記したような状態でプラグが挿入された後
で、プラグ41の後部に設けたネジ部材を、プラグ本体に
対して自由に回転させて、前記固定円筒の先端部に設け
たメネジ34に対してネジ込む動作を行う途中で、プラグ
41がレセップ31に挿入され、双方の導電体が直接接触し
て両者は通電状態になる。
で、プラグ41の後部に設けたネジ部材を、プラグ本体に
対して自由に回転させて、前記固定円筒の先端部に設け
たメネジ34に対してネジ込む動作を行う途中で、プラグ
41がレセップ31に挿入され、双方の導電体が直接接触し
て両者は通電状態になる。
また、上記した通電状態の設定に際しては、導電体の
間でアークが発生したとしても、そのアークは密閉状態
に設定された円筒の内部で消弧子されるので、外部に漏
れ出すことは完全に防止されるものとなる。
間でアークが発生したとしても、そのアークは密閉状態
に設定された円筒の内部で消弧子されるので、外部に漏
れ出すことは完全に防止されるものとなる。
そして、前記したように、ネジ部材44をメネジ34に全
部ネジ込むことによって、両者は完全に固定され、通電
状態を確保することが出来るものとなる。なお、前記し
たコネクターの装着に際して、ネジ部材44はプラグ41の
周囲で自由に回転することが出来るので、該ネジ部材44
を回転させても負荷側ケーブルがねじられたりすること
なく、プラグがレセップ31の内部に深く挿入されるよう
な動作が行なわれるのみとなる。
部ネジ込むことによって、両者は完全に固定され、通電
状態を確保することが出来るものとなる。なお、前記し
たコネクターの装着に際して、ネジ部材44はプラグ41の
周囲で自由に回転することが出来るので、該ネジ部材44
を回転させても負荷側ケーブルがねじられたりすること
なく、プラグがレセップ31の内部に深く挿入されるよう
な動作が行なわれるのみとなる。
その後で、負荷側コネクター40側のカバー45を、電源
側コネクター側のカバー35の端部に接するように移動
し、固定円筒32の表面を覆うような状態で重合し、その
接続部でのシールの行い得るようにしている。
側コネクター側のカバー35の端部に接するように移動
し、固定円筒32の表面を覆うような状態で重合し、その
接続部でのシールの行い得るようにしている。
また、前記した各カバーの基部には、リング状の溝3
6、46が設けられており、該溝にシリコングリスを収容
させることによって、ケーブルに摺動する部分でのシー
ルが良好に行われ得るようにするとともに、給電線に対
するゴムカバーの摺動が可能なようにされている。
6、46が設けられており、該溝にシリコングリスを収容
させることによって、ケーブルに摺動する部分でのシー
ルが良好に行われ得るようにするとともに、給電線に対
するゴムカバーの摺動が可能なようにされている。
なお、上記したような幹線ケーブルに対して、電源側
コネクターの付いた分岐線をを取り付ける作業は、工事
現場でも出来ることであるが、通常の分岐線の取り付け
は工場で製作されるもので、多数個の分岐線を所定の間
隔にしたがって取り付けた状態で、工事現場に搬入し、
現場では、単に、電気シャフトに配線を行い、各々の分
岐線から設計にしたがって、必要な容量の給電線を接続
することが出来るようになる。
コネクターの付いた分岐線をを取り付ける作業は、工事
現場でも出来ることであるが、通常の分岐線の取り付け
は工場で製作されるもので、多数個の分岐線を所定の間
隔にしたがって取り付けた状態で、工事現場に搬入し、
現場では、単に、電気シャフトに配線を行い、各々の分
岐線から設計にしたがって、必要な容量の給電線を接続
することが出来るようになる。
以上記載した本発明の実施例においては、一般のオフ
ィスビル等に多く使用される平型ケーブルに対して、負
荷側のコネクターを容易に接続することが出来るように
する場合の例を説明したが、本発明の分岐装置は、前述
したような平型ケーブルに対してのみ適用されるもので
はなく、その他の、幹線給電手段、例えば、バスダクト
等に対しても、同様に適用することが可能である。
ィスビル等に多く使用される平型ケーブルに対して、負
荷側のコネクターを容易に接続することが出来るように
する場合の例を説明したが、本発明の分岐装置は、前述
したような平型ケーブルに対してのみ適用されるもので
はなく、その他の、幹線給電手段、例えば、バスダクト
等に対しても、同様に適用することが可能である。
その場合には、分岐スリーブの形状をそのケーブルの
断面に一致するように構成し、そのケーブルに対して、
分岐用コネクターを分岐スリーブに一体に圧着させる等
の手段によって固着し、該スリーブから電源側コネクタ
ーを突出させて設けることによって、分岐部を容易に形
成出来るものとなる。
断面に一致するように構成し、そのケーブルに対して、
分岐用コネクターを分岐スリーブに一体に圧着させる等
の手段によって固着し、該スリーブから電源側コネクタ
ーを突出させて設けることによって、分岐部を容易に形
成出来るものとなる。
(発明の効果) 本発明の低圧幹線の分岐装置は、上記したような構成
を有するものであるから、幹線ケーブルに分岐線を一体
に設ける状態で工場での生産が可能であり、一旦建物に
布設したケーブルは、その電力需要が増大したとして
も、分岐線を接続し直すことによって、容易に対処出来
るものとなる。
を有するものであるから、幹線ケーブルに分岐線を一体
に設ける状態で工場での生産が可能であり、一旦建物に
布設したケーブルは、その電力需要が増大したとして
も、分岐線を接続し直すことによって、容易に対処出来
るものとなる。
また、各階の給電線の容量を変更する場合には、単に
幹線ケーブルに対する分岐線等を変更することなしに、
大容量の負荷側給電線を接続するのみで、十分に対応が
可能であり、その接続変更に際しても、幹線ケーブルが
通常の状態でも工事が出来る。
幹線ケーブルに対する分岐線等を変更することなしに、
大容量の負荷側給電線を接続するのみで、十分に対応が
可能であり、その接続変更に際しても、幹線ケーブルが
通常の状態でも工事が出来る。
さらに、給電側ケーブルの容量が変更される場合に
は、電源側コネクターに対して通電容量の異なる給電線
のコネクターを、レジューサを介して接続し直すことに
よって、容易に対処できるもとなる。
は、電源側コネクターに対して通電容量の異なる給電線
のコネクターを、レジューサを介して接続し直すことに
よって、容易に対処できるもとなる。
第1図は本発明の幹線ケーブルの構成を示す説明図、第
2図は分岐スリーブの断面図、第2a図は分岐スリーブの
縦断面図、第3図は本発明の他の実施例の説明図、第4
図は本発明の別の実施例の説明図、第5図は電源側コネ
クターと負荷側コネクターとの間にレジューサを設ける
場合の例を示す説明図、第6図は本発明の電源側コネク
ターと負荷側コネクターとの構成を示す断面図、第7図
と第7a図は従来の分岐スリーブのを用いる場合の例を示
し、第8図は給電線としての分岐線を直接接続する場合
の従来例の説明図である。 図中の符号 1……幹線ケーブル、2……導電線、3……絶縁部材、
5……絶縁部材剥離部、10……分岐スリーブ、11……挿
入孔、12……分岐線挿入孔、13……接続板、20……分岐
線、21……導電体、22……電源側コネクター、23……負
荷側コネクター、24……給電線、25……二又部材、27…
…レジューサ。
2図は分岐スリーブの断面図、第2a図は分岐スリーブの
縦断面図、第3図は本発明の他の実施例の説明図、第4
図は本発明の別の実施例の説明図、第5図は電源側コネ
クターと負荷側コネクターとの間にレジューサを設ける
場合の例を示す説明図、第6図は本発明の電源側コネク
ターと負荷側コネクターとの構成を示す断面図、第7図
と第7a図は従来の分岐スリーブのを用いる場合の例を示
し、第8図は給電線としての分岐線を直接接続する場合
の従来例の説明図である。 図中の符号 1……幹線ケーブル、2……導電線、3……絶縁部材、
5……絶縁部材剥離部、10……分岐スリーブ、11……挿
入孔、12……分岐線挿入孔、13……接続板、20……分岐
線、21……導電体、22……電源側コネクター、23……負
荷側コネクター、24……給電線、25……二又部材、27…
…レジューサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 国道 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 梶家 治 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 柿崎 治郎 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 土谷 勇 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 落合 恒昭 東京都文京区湯島4丁目1番18号 株式 会社関電工内 (72)発明者 高水 正貴 東京都文京区湯島4丁目1番18号 株式 会社関電工内 (72)発明者 見染 悠紀夫 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 三菱電線工業株式会社東京事務所内 (72)発明者 子安 勝 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 三菱電線工業株式会社東京事務所内 (72)発明者 稲垣 達夫 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社熊谷製作所内 (72)発明者 宗政 義仁 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱 電線工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭49−21185(JP,U) 実開 昭61−180549(JP,U) 実開 昭47−10088(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】幹線ケーブルの導電線を露出させ、該導電
線の露出部分を覆うようにしてU字状断面の2つの分岐
スリーブを配置して圧縮して固定し、該分岐部を絶縁部
材および保護カバーで覆い、 前記分岐スリーブには電源側コネクターの一端部を接続
し、前記電源側コネクターの他端部にレジューサを接続
し、前記レジューサを介して負荷側コネクターを接続す
るとともに、 前記電源側コネクターには、その分岐部で必要とされる
最大容量の導電体で構成し、レジューサはその給電側と
負荷側とを、電源側コネクターと負荷側コネクターの容
量に各々一致させることを特徴とする低圧幹線の分岐装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172352A JP2670687B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 低圧幹線の分岐装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172352A JP2670687B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 低圧幹線の分岐装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223016A JPH0223016A (ja) | 1990-01-25 |
JP2670687B2 true JP2670687B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=15940309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63172352A Expired - Fee Related JP2670687B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 低圧幹線の分岐装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2670687B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10992254B2 (en) | 2014-09-09 | 2021-04-27 | Shoals Technologies Group, Llc | Lead assembly for connecting solar panel arrays to inverter |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4710088U (ja) * | 1971-02-27 | 1972-10-06 | ||
JPS5245819Y2 (ja) * | 1972-05-29 | 1977-10-18 | ||
JPS61180549U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-11 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP63172352A patent/JP2670687B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0223016A (ja) | 1990-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |