JP2008312377A - 電気機器の接続部 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブッシング間に配置した接続部材(導体)の伸び出しの吸収を図る。
【解決手段】本発明は、離間して配置された一対の電気機器と、各電気機器を収容する機器ケースCの内壁にそれぞれ気密に固定された絶縁性のブッシング11と、ブッシング11の後端部に設けられた受容口14にそれ自身の端部が着脱自在に接続される接続部材2とを備えている。
ブッシング11の奥壁と接続部材2の端部間には、接続部材2の伸び出しを吸収する空間が設けられている。また、ブッシング11の受容口14の奥壁には接続部材2を構成する導体21の端部のみを収容し得る凹陥部52が設けられている。さたに、ブッシング11の先端部には内部導体12が設けられ、接続部材2を構成する導体は、内部導体12に対して電気的にかつ可摺動に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器の接続部に係わり、特に接続部材の端部を受容するブッシングの破損を防止することができる電気機器の接続部に関する。
従来から、受変電設備工事の省力化および工期短縮化の観点から、キュービクルタイプのガス絶縁開閉装置が使用されている。かかるガス絶縁開閉装置においては、キュービクル間を電気的に接続する必要があるところ、このような接続部材としては、本出願人が先に開発した盤間連絡部材が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
この盤間連絡部材においては、盤間連絡用絶縁母線の外周に装着する絶縁成形体として、例えば円筒状の絶縁成形体の両端部を除く部分の外周に半導電塗料の塗布層を設け、絶縁成形体の両端部に絶縁成形体の外径と同径の円筒部を有するストレスコーンを一体的に設けることで当該絶縁成形体(コネクタ)全体の小径化を図っている。
このような構成の絶縁成形体(コネクタ)を使用すれば、取付スペースが狭い機器外壁等においても盤間連絡用絶縁母線の取り付けを容易に行なうことができる。
ところで、このような構成の盤間連絡部材においては、コネクタ内部の接続導体が凹形状とされ、これに凸形状とされた盤間連絡用絶縁母線側導体あるいは機器側ブッシング側導体を嵌合させることで両者が電気的に接続されている。
この場合、コネクタ内部の接続導体を凸形状とした場合においては、盤間連絡用絶縁母線側導体あるいは機器側ブッシング側導体は凹形状にして嵌合させる必要があるところ、このような凹形状の導体としてはパイプ導体が好適することになる。
しかしながら、盤間連絡用絶縁母線側導体あるいは機器側ブッシング側導体としてパイプ導体を適用した場合においては、コネクタ内部の接続導体への接続が突き当て構造となるため、パイプ導体への通電による熱によって、当該パイプ導体が軸方向に伸び、突き当て位置で応力がかかるため、ひいては絶縁母線や機器側ブッシングが破損するおそれがあった。
特開2002−101544号公報
本発明は、上述の難点を解決するためになされたもので、ブッシングの奥壁と接続部材の端部間に接続部材の伸び出しを吸収する空間を設けることで、接続部材の端部を受容するブッシングの破損を防止することができる電気機器の接続部を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様である電気機器の接続部は、離間して配置された一対の電気機器と、各電気機器を収容する機器ケースの内壁にそれぞれ気密に固定された絶縁性のブッシングと、ブッシングの後端部に設けられた受容口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される接続部材とを備え、ブッシングの奥壁と接続部材の端部間には、接続部材を構成する導体の伸び出しを吸収する空間が設けられているものである。
本発明の第2の態様は、第1の態様である電気機器の接続部において、ブッシングの受容口の奥壁には導体の端部のみを収容し得る凹陥部が設けられているものである。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様である電気機器の接続部において、ブッシングの先端部には内部導体が設けられ、導体は、内部導体に対して電気的にかつ可摺動に接続されているものである。
本発明の第4の態様は、第3の態様である電気機器の接続部において、内部導体に接続される導体はパイプ導体から成るものである。
本発明の第1の態様乃至第4の態様の電気機器の接続部によれば、ブッシングの受容口の奥壁と接続部材の端部間に接続部材の伸び出しを吸収する空間(導体伸出吸収口)が設けられていることから、導体への通電により、当該導体が軸方向に延びても当該空間(導体伸出吸収口)で吸収することができ、ひいてはブッシングが破損するおそれのない電気機器の接続部を提供することができる。
以下、本発明の電気機器の接続部を適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施例においては、離間して配置される一対の電気機器の通電部材はそれぞれ同様の構成とされていることから、特に明示した場合を除き、電気機器の通電部材の一方(図中左側の電気機器の通電部材)について説明するものとし、また、電気機器の通電部材を構成するブッシング、内部導体および金属リングの「先端部」というときは当該ブッシング、内部導体および金属リングの高圧側をいい、図中では左方向に相当し、さらに、当該ブッシング、内部導体および金属リングの「後端部」というときは当該ブッシング、内部導体および金属リングの低圧側をいい、図中では右方向に相当するものとして説明する。
[実施例1]
図1は、本発明を33kV級のガス絶縁開閉装置に適用した電気機器の接続部の一部断面図を示している。
最初に、本発明において使用する電気機器の通電部材について説明する。
図1において、電気機器の通電部材1は、エポキシ樹脂等の硬質の絶縁体から成るブッシング11と、ブッシング11の先端部にブッシング11の開口部を閉塞するように気密に設けられた銅棒等から成る内部導体12と、ブッシング11の後端部側に同心状に埋設された環状の金属リング13とを備えている。
ブッシング11は、全体として弾丸状を呈しており、その後端部側(機器ケースCと対向する側)には後述する接続部材2の端部を受容する受容口14が設けられている。
受容口14は、ブッシング11の後端部側(機器ケースCと対向する側)にすなわち接続部材2の端部の入口に設けられる円形の受容口(以下「入口」という)14aと、入口14a側から先端部側(機器ケースCの内部空間側)に向かって先細り状に縮径する円錐状の受容口(以下「テーパ孔」という)14bと、テーパ孔14bの奥壁14cに設けられる円形の凹陥部(以下「導体伸出吸収口」という)14dを備えており、これらの入口14a、テーパ孔14bおよび導体伸出吸収口14dは同心状にかつ互いに連通するように設けられている。
内部導体12は、ブッシング11の先端部側の内周にブッシング11の開口部を閉塞するように埋設される円柱状の大径部(以下「大径内部導体」という。)12aと、大径内部導体12aの後端部側に大径内部導体12aと同心状に連設され後述する接続部材2としての導体と電気的に接続される小径部(以下「小径内部導体」という。)12bと、大径内部導体12aと小径内部導体12bの連設部分の外周に径方向外方に延びるように連設される環状の鍔部材12cとを備えている。また、小径内部導体12bの外周には環状の凹溝(不図示)が設けられ、当該凹溝にはテープ状の導体接続子(マルチコンタクト)12dが凹溝の円周方向に沿って嵌着されている。ここで、環状の凹溝は後述する接続部材2としての導体21の内周に設け、当該凹溝に導体接続子(マルチコンタクト)を円周方向に沿って嵌着してもよい。
鍔部材12cは、その全体がブッシング11の頂部に埋設され、これにより後述する接続部材2の挿入方向に対して直交するように配設されることになる。また、鍔部材12cの外周縁部はR加工を施すことで丸みを帯びており、このような形状とすることで、後述するように丸みを帯びたR加工部分にブッシング11の応力が集中することになる。
金属リング13は、その後端面(機器ケースCと対向する面)がブッシング11の後端面(機器ケースCと対向する面)と面一になるように埋設されており、当該金属リング13の後端部側には後述する第1、第2の締付ボルトB1、B2の先端部を螺着するための複数個のネジ孔13aが円周方向に沿って離間して設けられている。また、金属リング13の先端部側にはR加工が施されて全体として丸みを帯びている。ここで、R加工が施された金属リング13の先端部は、後述する外部半導電層24の先端部より若干先端部側に向けて延出されることで、当該金属リング13先端部で外部半導電層24の先端部の周りが覆われている。これにより、外部半導電層24の先端部付近における電界の集中が防止される。
本実施例では、電気機器の通電部材1は、内部導体12の外周にエポキシ樹脂を注型することで形成されている。
このような構成の電気機器の通電部材1によれば、次のような効果がある。
第1に、内部導体12の外周に連接された鍔部材12cの外周縁部に、すなわち曲率半径が小さいR形状の鍔部材12cの外周縁部に、ブッシング11としてのエポキシ樹脂の応力が集中することで、ブッシング11と内部導体12としての鍔部材12cの外周縁部の界面がより密着し、ひいては、ブッシング11の軸方向の長さが短くされた縮小型の電気機器の通電部材1であっても、機器ケースC内に充填されたSFガス等の絶縁ガスが機器ケースCの内部から機器ケースCの外部に漏出するおそれがなくなる。
第2に、内部導体12としての鍔部材12cがブッシング11に対して径方向外方に延びる方向に埋設されているので、ブッシング11と内部導体12の界面の距離(ガス漏れ経路の距離)を長くすることができ、ひいては縮小型の電気機器の通電部材1であっても、すなわち軸方向の長さが短いブッシング11であっても、より一層絶縁ガスの漏出を防止することができる。
第3に、鍔部材12cの外周縁部をR形状にすることにより、ストレスコーンの先端部における空気、導体21、絶縁体22の三重合点(トリプルジャンクション)の電界集中を防ぐことができる。
第4に、内部導体12としての鍔部材12cがブッシング11に対して径方向外方に延びる方向に埋設されているので、ブッシング11としてのエポキシ樹脂への衝撃を軽減することができる。すなわち鍔部材12cの面が内部導体11の軸線に対して直交し、または傾斜して配置されていることから、当該鍔部材12cの面に対して、接続部材2の電気機器の通電部材1への組込時におけるブッシング11に対する応力を付与させることができ、ひいてはブッシング11に対する応力の集中を緩和させることでブッシング11への衝撃を軽減することができる。
次に、このような構成の電気機器の通電部材1を用いた電気機器の接続部について説明する。
図1および図2において、本発明における電気機器の接続部は、離間して配置された一対の開閉器や変圧器等の電気機器(不図示)と、各電気機器を気密に収容する機器ケースCの内壁にそれぞれ気密に取り付けられた電気機器の通電部材1と、これらの電気機器の通電部材1間に着脱自在に接続された接続部材2と、当該接続部材2を機器ケースCに着脱自在に固定する環状の固定金具3とを備えている。
先ず、機器ケースCの内壁(側壁)には円形の開口部C1が設けられており、この開口部C1の周縁部に次のようにして電気機器の通電部材1が気密に固定されている。
電気機器の通電部材1を構成するブッシング11は、その先端部が機器ケースC内に位置し、後端部が機器ケースCの開口部C1の周縁部に当接するように配設され、第1の締付ボルトB1により気密に固定されている。なお、符号15はOリングを示している。
接続部材2は、銅パイプ等から成る導体21と、導体21の外周に設けられるシリコ−ンゴム等から成るゴム状弾性を有する絶縁体22と、絶縁体22の内周に設けられる内部半導電層23と、絶縁体22の外周に設けられる外部半導電層24とを備えており、これらの構成部材は、後述するようにして、現地において一体に組み立て固定される。ここで、導体21の内径は内部導体12としての小径内部導体12bの外径と略同径とされ、またその軸方向の長さは、一対のブッシング11の受容口14の奥壁14c間の寸法と等しくされている。
絶縁体22は、その軸方向の長さが導体21の軸方向の長さと略等しくされた円筒状の絶縁体本体22aを備えており、その中央部には一対の機器ケースC間に配置される小径部(以下「小径絶縁体」という。)221が設けられている。また、絶縁体本体22aの両端部にはブッシング11の受容口14に装着される雄形状の挿入部222が設けられ、機器ケースCの開口部C1と対応する位置に配設される部分には大径部(以下「大径絶縁体」という。)223がそれぞれ設けられている。さらに、大径絶縁体223と小径絶縁体221との連接部分には段差壁224が設けられている。ここで、挿入部222の外周には受容口14としてのテーパ孔14bの内周面に対応するテーパ部が設けられており、大径絶縁体223の外径は小径絶縁体221の外径より大径で、かつ機器ケースCの開口部C1の口径より若干大径とされている。
内部半導電層23および外部半導電層24は例えばカーボン系の半導電塗料の塗布層で形成されており、このうち内部半導電層23は絶縁体本体22aの内周の全長にわたって設けられている。また外部半導電層24は小径絶縁体221の外周、段差壁224の外表面および大径絶縁体223の外周にそれぞれ電気的に導通するように設けられている。すなわち、この実施例においては、外部半導電層24は受容口14としてのテーパ孔14bの内周面に当接する挿入部222の外表面には設けられていないことになる。
固定金具3は、小径絶縁体221の外径と略同径または若干大径の内径を有する環状の第1の固定金具本体31と、大径絶縁体223の外径と略同径の内径を有する環状の第2の固定金具本体32とを備えており、これらの第1、第2の固定金具本体31、32は同心状に連設することで、その内周側に段差壁224と係合する係止部33が形成されることになる。また、当該固定金具33には前述のネジ孔13aと対応する位置に第2の締付ボルトB2を挿通するための透孔34(図2参照)が円周方向に等配するように設けられている。
このような構成の接続部材2は、次のように一体化された上で電気機器の通電部材1に着脱自在に接続される。
先ず、絶縁体22の内部に導体21を挿入する前に、当該絶縁体22を押し潰して、この状態で環状の固定金具3を絶縁体22の一方の端部側から絶縁体22の外周に嵌挿する。これにより、固定金具3の係止部33を絶縁体22の段差壁224に係合させことができる。次いで、絶縁体22の内部に絶縁体22の一方の端部側から導体21を挿入する。これにより、絶縁体22と導体21とを一体化することができる。
このようにして一体に組み立て固定された接続部材2の一方の端部(図中左側の端部)を一方の電気機器(図中左側の電気機器)の通電部材1を構成するブッシング11の受容口14に挿入し、接続部材2を構成する導体21を内部導体12を構成する小径内部導体12bにプラグイン接続する。これにより、導体接続子12dを介して導体21と内部導体12とが電気的にかつ可摺動に接続されることになる。
次いで、固定金具3の透孔34に第2の締付ボルトB2を挿入し、当該締付ボルトB2の先端部を対応するネジ孔13aに螺着して回動する。これにより、固定金具3が接続部材2の一方の端部と共に機器ケースC側に向けて螺進され、絶縁体22としての挿入部222がブッシング11の受容口14に向けて押圧されることになる。このようにして絶縁体22としての挿入部222がブッシング11の受容口14に向けて押圧されることで、絶縁体22としての挿入部222のテーパ部がブッシング11の受容口14としてのテーパ孔14bの内周面に押し付けられ、ひいてはブッシング11の受容口14と絶縁体22としての挿入部222間の界面の絶縁性能が確保されることになる。また、固定金具3の係止部33が絶縁体22の段差壁224に電気的に接触することで外部半導電層24が締付ボルトB2および金属リング13を介してアース電位としての機器ケースCに電気的に接続されることになる。
次に、他方の電気機器(図中右側の電気機器)をキャスター(不図示)等を介して所定位置に移動し、接続部材2の他方の端部(図中右側の端部)を前述と同様にして他方の電気機器の通電部材1を構成するブッシング11の受容口14に挿入し、接続部材2を構成する導体21を内部導体12の小径内部導体12bにプラグイン接続すると共に固定金具3の透孔34に挿入した締付ボルトB2を機器ケースCに向けて螺進させる。これにより、接続すべき一対の電気機器の接続部が形成されることになる。
以上のように、本発明の電気機器の接続部によれば、ブッシング11の受容口14の奥壁14cと接続部材2(導体21)の端部間に接続部材2の伸び出しを吸収する空間(導体伸出吸収口14d)が設けられていることから、導体21への通電により、当該導体21が軸方向に延びても当該導体21の伸び出しを当該空間(導体伸出吸収口)で吸収することができ、ひいてはブッシング11が破損するおそれのない電気機器の接続部を提供することができる。
前述の実施例においては、図面に示した特定の実施の形態をもって本発明を説明しているが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、次のように構成してもよい。
第1に、前述の実施例においては、遮蔽層(外部半導電層)の端部の電界集中を金属リング13で防止しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、金属リング13に代えてベルマウスを使用してもよい。
第2に、接続部材としての絶縁体は、シリコーンゴムに限定されず、例えばエチレンプロピレンゴム等のゴム状弾性を有する絶縁体でもよい。
第3に、内部半導電層23および外部半導電層24は、カーボン系の半導電塗料を塗布したものに限定されず、半導電ゴムを成形したものでもよい。
第4に、内部導体および接続部材としての導体は銅で形成したものに限定されず、例えば、銅合金製、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の何れかで形成してもよい。
第5に、前述の実施例においては、開閉装置(スイッチギヤ)の盤間接続について説明しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、機器に直結された電気機器の通電部材に電力ケーブルの端末部を接続したいわゆる機器直結型の終端接続部に適用してもよい。
第6に、前述の実施例においては、電気機器の通電部材をガス中ブッシングとして使用する場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、油中ブッシング、気中ブッシングまたは固体絶縁ブッシング等に適用してもよい。
第7に、前述の実施例においては、適用電圧が33kV級のものについて説明しているが、本発明はこれに限定されず、33kVよりも低い電圧若しくはこれより高い電圧に適用してもよい。
本発明の第1の実施例における電気機器の通電部材を用いた電気機器の接続部の一部断面図。 本発明の第1の実施例における電気機器の接続部の組み立て状況を示す模式図。
符号の説明
11・・・ブッシング
12・・・内部導体
12c・・・鍔部材
14・・・受容口
14d・・・空間(導体伸出吸収口)
2・・・接続部材
21・・・導体
22・・・絶縁体
23・・・内部半導電層
24・・・外部半導電層
C・・・機器ケース

Claims (4)

  1. 離間して配置された一対の電気機器と、前記各電気機器を収容する機器ケースの内壁にそれぞれ気密に固定された絶縁性のブッシングと、前記ブッシングの後端部に設けられた受容口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される接続部材とを備え、
    前記ブッシングの奥壁と前記接続部材の端部間には、前記接続部材を構成する導体の伸び出しを吸収する空間が設けられていること特徴とする電気機器の接続部。
  2. 前記ブッシングの受容口の奥壁には前記導体の端部のみを収容し得る凹陥部が設けられていること特徴とする請求項1記載の電気機器の接続部。
  3. 前記ブッシングの先端部には内部導体が設けられ、前記導体は、前記内部導体に対して電気的にかつ可摺動に接続されていること特徴とする請求項1または請求項2記載の電気機器の接続部。
  4. 前記内部導体に接続される前記導体はパイプ導体から成ること特徴とする請求項3記載の電気機器の接続部。
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