JP2010257636A - 電線接続用具 - Google Patents

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Masayuki Sasaki
正行 佐々木
Hiroyuki Sekino
弘幸 関野
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Furukawa Electric Industrial Cable Co Ltd
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Abstract

【課題】電線を簡単に接続することができ、作業性に優れた電線接続用具を提供する。
【解決手段】周壁部に少なくとも2つのボルト孔14を有する筒状の導電性スリーブ12と、周壁部にスリーブの各ボルト孔と連通する貫通孔20を有し、スリーブの外周面を覆う筒状の絶縁カバー18と、スリーブの各ボルト孔に螺合される絶縁性ボルト16とを具備する電線接続用具10とする。そして、スリーブの両端開口部からスリーブ内に電線の導体22、24を挿入し、ボルトを回転させてスリーブの周壁部とボルトの先端部との間に導体を固定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電線を接続するための電線接続用具に関する。
従来、電線を接続するための電線接続用具として、略円筒状の金属製圧着スリーブが使用されている(例えば、非特許文献1参照)。この圧着スリーブを用いて電線を接続する場合、電線の導体をスリーブ内に挿入し、次いで専用の圧着工具を用いてスリーブを変形させることにより、導体とスリーブとを圧着させた後、スリーブに絶縁テープを巻き付けることなどにより、スリーブの絶縁を行うものである。
http://www.asahi-net.or.jp/~yl1h-nkmr/parts/atyaku.html
しかし、前述した圧着スリーブは、圧着工具によりスリーブを変形させてスリーブに導体を固定した後、スリーブに絶縁テープを巻き付けることなどによりスリーブの絶縁を行うものであるため、電線の接続作業が面倒で、作業性が悪いものであった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、電線を簡単に接続することができ、作業性に優れた電線接続用具を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、
周壁部に少なくとも2つのボルト孔を有する筒状の導電性スリーブと、
周壁部に前記スリーブの各ボルト孔と連通する貫通孔を有し、前記スリーブの外周面を覆う筒状の絶縁カバーと、
前記スリーブの各ボルト孔に螺合される絶縁性ボルトとを具備し、
前記スリーブの両端開口部からスリーブ内に電線の導体を挿入し、前記ボルトを回転させてスリーブの周壁部とボルトの先端部との間に前記導体を固定することを特徴とする電線接続用具を提供する。
本発明の電線接続用具は、前述した構成としたことにより、接続する両電線の導体をスリーブ内に挿入し、ボルトを回転させてスリーブに導体を固定することにより、電線を接続することができる。したがって、本発明の電線接続用具は、一般的なボルト回し工具を用いてスリーブを変形させることなくスリーブに導体を固定するだけで、電線を簡単に接続することができるため、作業性に優れている。また、本発明の電線接続用具は、ボルトとして絶縁性ボルトを使用し、スリーブおよび電線の導体の絶縁を絶縁カバーと絶縁性ボルトで行うため、スリーブに絶縁テープを巻き付けることなどによりスリーブおよび電線の導体の絶縁を行う必要がなく、この点でも電線を簡単に接続することができ、作業性に優れている。
本発明の電線接続用具は、電線を簡単に接続することができ、作業性に優れている。また、本発明の電線接続用具は、スリーブに絶縁テープを巻き付けることなどによりスリーブおよび電線の導体の絶縁を行う必要がないため、電線の接続部を小さくすることができ、限られたスペース内でより多くの電線を接続することが可能である。
本発明に係る電線接続用具の一実施形態を示す平面図である。 図1の電線接続用具の図1A−A線に沿った断面図である。 図1の電線接続用具によって電線を接続した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、本発明は下記例に限定されるものではない。図1は本発明に係る電線接続用具の一実施形態を示す平面図、図2は同電線接続用具の図1A−A線に沿った断面図、図3は同電線接続用具によって電線を接続した状態を示す断面図である。
本例の電線接続用具10において、12は導電性スリーブである。スリーブ12は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄、鉄合金、ステンレス鋼等の金属や、導電性樹脂などの導電性物質(本例では、具体的には真ちゅうを使用。)により形成された略円筒状のものである。スリーブ12の周壁部には、2つのボルト孔14が軸方向に沿って所定間隔離間して形成されている。
2つのボルト孔14には、絶縁性ボルトとして、六角レンチで締め付けを行うキャップボルト16が螺合されている。キャップボルト16は、絶縁性プラスチック、セラミックス、硬質ゴム、エラストマーなどの硬質の絶縁性物質により形成されている(本例では、具体的にはポリアミドを使用。)。ただし、絶縁性ボルトの種類に限定はなく、キャップボルト以外のものを用いてもよい。
本例の電線接続用具10において、18は絶縁カバーである。絶縁カバー18は、絶縁性プラスチック、絶縁性ゴムなどの絶縁性物質(本例では、具体的にはシリコーンゴムを使用。)により形成された略円筒状のものである。絶縁カバー18は、周壁部にスリーブ12の各ボルト孔14と連通する2つの円形の貫通孔20を有し、スリーブ12の外周面を覆った状態で、軸方向および周方向に動かないようにスリーブ12に装着されている。
本例の電線接続用具10を用いた電線の接続は、下記の手順で行う(図3参照)。
(1)被覆を取り除いた一方の電線の導体22および他方の電線の導体24をスリーブ12内に挿入する。なお、図3において、26、28は電線の絶縁体を示す。
(2)ボルト16を回転させて前進させ、スリーブ12の周壁部とボルト16の先端部との間に導体22、24を固定する。これにより、電線の導体22、24がスリーブ12を介して電気的に接続されるとともに、スリーブ12、導体22、24が電気的に絶縁される。
以上のように、本実施形態の電線接続用具は、スリーブ内に導体を挿入し、ボルトを回転させてスリーブに導体を固定することにより、電線を簡単に接続することができるため、作業性に優れている。また、絶縁カバーとボルトによりスリーブおよび電線の導体の絶縁を行うため、電線の接続部を小さくすることができ、限られたスペース内でより多くの電線を接続することが可能である。
なお、本発明の電線接続用具は、上記実施形態に限定されるものではなく、導電性スリーブ、絶縁カバー、絶縁性ボルトの材質、形状、構造等は適宜設定することが可能である。また、上記実施形態では、導電性スリーブのボルト孔に予め絶縁性ボルトを螺合しておいたが、絶縁性ボルトは導電性スリーブのボルト孔に予め螺合しておかなくてもよい。
10 電線接続用具
12 導電性スリーブ
14 ボルト孔
16 絶縁性ボルト
18 絶縁カバー
20 貫通孔
22、24 導体

Claims (2)

  1. 周壁部に少なくとも2つのボルト孔を有する筒状の導電性スリーブと、
    周壁部に前記スリーブの各ボルト孔と連通する貫通孔を有し、前記スリーブの外周面を覆う筒状の絶縁カバーと、
    前記スリーブの各ボルト孔に螺合される絶縁性ボルトとを具備し、
    前記スリーブの両端開口部からスリーブ内に電線の導体を挿入し、前記ボルトを回転させてスリーブの周壁部とボルトの先端部との間に前記導体を固定することを特徴とする電線接続用具。
  2. 前記絶縁カバーは、軸方向および周方向に動かないように前記スリーブに装着されていることを特徴とする請求項1に記載の電線接続用具。
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