JP2002098870A - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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JP2002098870A
JP2002098870A JP2000288812A JP2000288812A JP2002098870A JP 2002098870 A JP2002098870 A JP 2002098870A JP 2000288812 A JP2000288812 A JP 2000288812A JP 2000288812 A JP2000288812 A JP 2000288812A JP 2002098870 A JP2002098870 A JP 2002098870A
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optical fiber
tensile strength
fiber cable
tube
wire
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Application number
JP2000288812A
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English (en)
Inventor
Itaru Sakabe
至 坂部
Hiroki Ishikawa
弘樹 石川
Nobuhiro Akasaka
伸宏 赤坂
Yoshiro Yamane
喜朗 山根
Masahiro Eguchi
正廣 江口
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部の光ファイバを損傷させることなく、容
易に外被チューブを完全に引き裂くことのできる光ファ
イバケーブルを提供すること。 【解決手段】 本発明の光ファイバケーブル1は、少な
くとも一本の光ファイバ(光ファイバ心線2の内部にあ
る)と、光ファイバを周囲から保護する少なくとも一層
からなる外被チューブ4とを有するもので、外被チュー
ブ4の内部に少なくとも一本の抗張力線5が長さ方向に
沿って埋設されており、抗張力線5よりも内側の外被チ
ューブ4の厚さTが、0.5mm以下とされていることを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に光ファイバ
を有すると共に、この光ファイバを周囲から保護する外
被チューブを有する光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内部に光ファイバを有すると共
に、この光ファイバを周囲から保護する外被チューブを
有する光ファイバケーブルとしては、特開2000-89068号
公報に記載されたものなどが知られている。上述した公
報に記載の光ファイバケーブルにおいては、樹脂製の外
被チューブの内部に抗張力線が埋設されている。抗張力
線は、光ファイバケーブルの長さ方向に配され、光ファ
イバケーブルに加わる張力を受け止めて、張力が光ファ
イバに直接加わるのを防止する役目を負っている。抗張
力線としては、鋼撚線やFRP線材などが用いられる。
【0003】抗張力線は、光ファイバケーブルを敷設す
るときに光ファイバケーブルに係る張力を負担する機能
の他、光ファイバケーブルの温度による収縮や経時的な
収縮を低く抑えるという機能もある。また、この種の光
ファイバケーブルには、一般に、外被チューブの内部に
プラスチックやアラミド繊維などの引裂紐が光ファイバ
ケーブルの長さ方向に埋設されている。引裂紐は、外被
チューブを引き裂く際に用いられ、内部の光ファイバを
取り出しやすくする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバケーブルの
途中で内部の光ファイバを分離させる場合(いわゆる中
間分岐作業時)には、光ファイバケーブルの内部から光
ファイバを取り出す必要がある。この際に引裂紐を用い
て外被チューブを引き裂く。しかし、上述した公報に記
載の光ファイバケーブルは、引裂紐で引き裂いた外被チ
ューブの内側に別の層があるため、内部の光ファイバに
は容易に辿り着けない。
【0005】また、上述した公報に記載の光ファイバケ
ーブルのように、外被チューブの内側にさらに別の層を
有していない場合であっても、以下のような問題があ
る。中間分岐作業時などには、まず最初に外被チューブ
内の引裂紐を取り出す必要がある。このとき、ナイフな
どで外被チューブ内に埋設された引裂紐を取り出す際
に、外被チューブのみを切削するつもりが誤ってケーブ
ル内部まで切削してしまい、光ファイバを損傷させてし
まう場合もあった。
【0006】従って、本発明の目的は、内部の光ファイ
バを損傷させることなく、容易に外被チューブを完全に
引き裂くことのできる光ファイバケーブルを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、少なくとも一本の光ファイバと、光ファイバを周囲
から保護する少なくとも一層からなる外被チューブとを
有する光ファイバケーブルにおいて、外被チューブの内
部に少なくとも一本の抗張力線が長さ方向に沿って埋設
されており、抗張力線よりも内側の外被チューブの厚さ
が、0.5mm以下とされていることを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、外被チューブの抗張力線よりも内側に
位置する部分のショアD硬度が70以下とされているこ
とを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、少なくとも一本
の光ファイバと、光ファイバを周囲から保護する少なく
とも一層からなる外被チューブとを有する光ファイバケ
ーブルにおいて、外被チューブの内部に少なくとも一本
の抗張力線が長さ方向に沿って埋設されており、外被チ
ューブの抗張力線よりも内側に位置する部分に、直線状
又は点線状のスリットが形成されていることを特徴とし
ている。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載の発明において、抗張力線の近傍に、外被
チューブを引き裂くための引裂紐が抗張力線に対してほ
ぼ平行に配置されていることを特徴としている。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、抗張力線の近傍に、外被チューブを引
き裂くための引裂紐が抗張力線に対してほぼ平行に配置
されていることを特徴としている。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載の発明において、抗張力線を外被チューブ
の内部から取り出すための取出紐が、抗張力線に巻き付
けられていることを特徴としている。
【0013】請求項7に記載の発明は、少なくとも一本
の光ファイバと、光ファイバを周囲から保護する少なく
とも一層からなる外被チューブとを有する光ファイバケ
ーブルにおいて、外被チューブの内部に少なくとも一本
の抗張力線が長さ方向に沿って埋設されると共に、抗張
力線の近傍に、外被チューブを引き裂くための引裂紐が
抗張力線に対してほぼ平行に配置されており、抗張力線
の中心から外被チューブ外表面までの距離が、引裂紐表
面から外被チューブ外表面までの最短距離よりも大きく
され、かつ、引裂紐よりも内側の外被チューブの厚さ
が、0.5mm以下とされていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の光ファイバケーブルの各
実施形態について説明する。
【0015】まず、第一実施形態について説明する。第
一実施形態の光ファイバケーブルの断面図を図1に示
す。本実施形態においては、抗張力線が外被チューブを
引き裂くための部材としても利用される。
【0016】図1に示されるように、光ファイバケーブ
ル1は、その内部のほぼ中央にテープ状光ファイバ心線
2を四本挿通させている。光ファイバ心線2は、光ファ
イバケーブル1の長さ方向(図1の紙面に垂直な方向)
にわたって挿通されている。この光ファイバ心線2は、
それぞれ内部に12本の光ファイバを有する12心のテ
ープ状光ファイバ心線である。光ファイバ心線2は、積
層された状態とされている。なお、積層状態の光ファイ
バ心線2の周囲に、積層状態を保持するためのリボンを
巻いても良い。積層状態の光ファイバ心線2の周囲に
は、充填物3が充填されている。
【0017】この充填物3には、光ファイバケーブル1
内の光ファイバ心線2の位置を保持する役割や、光ファ
イバケーブル1が曲げられたりした時に、外被チューブ
4の変形による影響を吸収して、光ファイバ心線2に外
力などを伝えないようにする役割がある。また、充填物
3に吸水性を有するものを用いて、光ファイバケーブル
1の内部に浸入した水分を光ファイバ心線2に伝達させ
る前に捕集するという役割を持たせる場合もある。
【0018】本実施形態においては、充填物3として
は、いわゆるポリプロピレンヤーンが用いられている。
多数本のポリプロピレンヤーンが、光ファイバケーブル
1の長さ方向にほぼ平行に、外被チューブ4の内部に充
填されている。即ち、充填物3の周囲は、外被チューブ
4で被覆されており、この外被チューブ4によって内部
の光ファイバ心線2を保護している。
【0019】さらに、この外被チューブ4の内部には、
一対の抗張力線5が埋設されている。一対の抗張力線5
は、光ファイバケーブル1の中心軸に対して、対称な位
置に配されている。各抗張力線5は、光ファイバケーブ
ル1の長さ方向に、ほぼ平行に埋設されている。なお、
抗張力線5は、光ファイバケーブル1の中心軸に対して
厳密に並行でなければならないというわけではなく、光
ファイバケーブル1が数百メートルあれば、その区間内
で緩やかな螺旋状になるようなこともあり得る。
【0020】本実施形態においては、この抗張力線5
は、外被チューブ4の内側境界部に接するように配置さ
れている。即ち、抗張力線5よりも内側の外被チューブ
4の厚さは0.0mmである。
【0021】本実施形態においては、外被チューブ4を
ナイフなどで切削していくと、ナイフは抗張力線5に当
たってそれ以上奥へは行かなくなり、内部の光ファイバ
心線2を損傷させることはない。そこから、抗張力線5
を取り出し、抗張力線5を利用して外被チューブ4を引
き裂く。抗張力線5の内側の外被チューブ4の厚さは0.
0mmであるので、外被チューブ4抗張力線5を用いてを
引き裂けば、内部の光ファイバ心線2は容易に取り出す
ことができる。
【0022】なお、図1中点線で示すように、光ファイ
バケーブル1は、外被チューブ4と一体的に形成された
メッセンジャワイヤ6を内蔵した部分が形成されても良
い。このような部分が形成されていても、中間分岐作業
時には、この部分を切除した後に外被チューブ4を引き
裂くので、外被チューブ4の引き裂きに関してはこのよ
うな部分の有無は関係ない。
【0023】また、上述した第一実施形態に類似する実
施形態として、図2に第二実施形態の光ファイバケーブ
ルの断面図を示す。本実施形態においては、抗張力線5
の内側の外被チューブ4の厚さは0.0mmであるが、図2
に示されるように、抗張力線5が外被チューブ4の内面
よりも内側に突出されている。このようにされていて
も、上述した第一実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0024】上述した第一実施形態及び第二実施形態に
おいては、抗張力線5の内側の外被チューブ4の厚さは
0.0mmであったが、多少の厚さがあっても構わない。次
に説明する第三実施形態は、外被チューブ4の抗張力線
5より内側の部分に厚さがある場合である。なお、第一
実施形態と同等又は同一の部分については、同一の符号
を付してその詳しい説明を省略する。
【0025】第三実施形態の光ファイバケーブルの断面
図を図3に示す。本実施形態においては、抗張力線5の
位置が上述した第一実施形態のものと異なる。本実施形
態では、外被チューブ4の抗張力線5より内側の部分に
厚さがあり、この部分の厚さは0.3mmとされている。本
実施形態でも、抗張力線5を用いて外被チューブ4を引
き裂くので、抗張力線5の内側の外被チューブ4の厚さ
T(図3参照)が厚いと、内部の光ファイバ心線2を取
り出しにくくなってしまう。このため、この厚さTは、
0.5mm以下(第一実施形態や第二実施形態のように0.0mm
であっても良い)とし、0.3mm以下とするのが特に好ま
しい。
【0026】厚さTが0.5mmを超えるようであると、抗
張力線5を用いて外被チューブ4を引き裂いた後に、完
全には引き裂かれてはいない外被チューブ4の層厚さが
厚くなり過ぎ、光ファイバ心線2の取り出しが困難とな
る。厚さTが0.5mm以下であれば、外被チューブ4の完
全には引き裂かれてはいない部分を簡単に破いて、内部
の光ファイバ心線2を容易に取り出すことができる。こ
のとき、厚さTが0.3mm以下であれば、特に容易に光フ
ァイバ心線2を取り出すことができる。
【0027】また、このとき、外被チューブ4の抗張力
線5より内側に位置する部分のショアD硬度が70以下
とされていることが好ましい。このようにされていれ
ば、抗張力線5を用いて外被チューブ4を引き裂いた後
に、完全には引き裂かれてはいない部分をより容易に引
き裂くことができるようになり、より容易に光ファイバ
心線2を取り出すことができる。本実施形態では、外被
チューブ4全体が、ショアD硬度70以下の物質で形成
されている。
【0028】外被チューブ4の具体的な材質としては、
高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDP
E)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状ポリエチレン(L
-LDPE)などがあげられる。中密度ポリエチレン(MDPE)、
低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状ポリエチレン(L-LDP
E)のショアD硬度は40〜50程度であり、これは、ヤ
ング率で196〜490N/mm2に相当する。また、高密
度ポリエチレン(HDPE)はこれよりも硬く、そのショアD
硬度は60〜70程度であり、これは、ヤング率で58
8〜1275N/mm2に相当する。これらの材質であれ
ば、上述した厚さTを0.5mm以下とすれば、常温23℃
で100N以下の力で引き裂くことができる。ただし、
硬度が硬めの高密度ポリエチレン(HDPE)については、厚
さTを0.5mm以下であっても、特に0.3mm以下とした方が
好ましい。
【0029】上述した実施形態においては、外被チュー
ブ4全体の材質をショアD硬度70以下の材質とするこ
とで、外被チューブ4の抗張力線5の内側に位置する部
分のショアD硬度を70以下としたが、他の手法で外被
チューブ4の抗張力線5の内側に位置する部分のショア
D硬度を70以下としてもよい。次に説明する第四実施
形態は、外被チューブ4を外層4aと内層4bとから構
成し、抗張力線5の内側に位置する内層4bのショアD
硬度を70以下としている場合である。なお、第一実施
形態と同等又は同一の部分については、同一の符号を付
してその詳しい説明を省略する。
【0030】第四実施形態の光ファイバケーブルの断面
図を図4に示す。本実施形態においては、外被チューブ
4が、硬度の異なる外層4aと内層4bとから構成され
ている。内層4bのショアD硬度が70以下とされてい
る。外層4aの硬度はこれよりも硬い。また、抗張力線
5は、外層4aの内部に埋設されており、内層4bに接
する位置に配設されている。内層4bの層厚さは、0.5m
m以下とされており、0.3mm以下とされることが好まし
い。
【0031】このようにされていれば、上述した第三実
施形態と同様に、抗張力線5を用いて外被チューブ4を
引き裂いた後に、完全には引き裂かれてはいない部分を
より容易に引き裂くことができるようになり、より容易
に光ファイバ心線2を取り出すことができる。
【0032】上述した第一〜第四実施形態は、抗張力線
5の内側の外被チューブ4の厚さを0.5mm以下とするこ
とによって、抗張力線5を用いて外被チューブ4を引き
裂いた後の光ファイバ心線2の取り出しを容易にするも
のであであった。しかし、次に説明する第五実施形態
は、他の手法によって光ファイバ心線2の取り出しを容
易にしている。即ち、外被チューブ4の抗張力線5の内
側に位置する部分に、スリットを形成させることによっ
て、抗張力線5を用いて外被チューブ4を引き裂いた後
に、外被チューブ4の完全には引き裂かれてはいない部
分を簡単に破いて、内部の光ファイバ心線2を容易に取
り出すことができるようにしている。なお、第一実施形
態と同等又は同一の部分については、同一の符号を付し
てその詳しい説明を省略する。
【0033】第五実施形態の光ファイバケーブルの断面
図を図5に示す。本実施形態においては、外被チューブ
4の抗張力線5の内側に位置する部分に、直線状のスリ
ット7が形成されている。本実施形態においては、スリ
ット7は直線状に形成されており、スリット7は光ファ
イバケーブル1の全長にわたって連続して形成されてい
る。しかし、スリット7の形態は、光ファイバケーブル
1の長さ方向に断続的に、即ち、点線状であっても良
い。
【0034】このようにされていても、上述した第一〜
第四実施形態と同様に、抗張力線5を用いて外被チュー
ブ4を引き裂いた後に、完全には引き裂かれてはいない
部分をより容易に引き裂くことができるようになり、よ
り容易に光ファイバ心線2を取り出すことができる。
【0035】上述した第一〜第五実施形態は、抗張力線
5のみを用いて外被チューブ4を引き裂くものであっ
た。抗張力線5としては鋼撚線やFRP線材などが用いら
れることは既に述べたが、FRP線は鋼撚線よりは折れや
すい。そこで、外被チューブ4内に引裂紐を配置しても
良い。
【0036】この場合、外被チューブ4の引き裂きに際
しては、まず引裂紐を外被チューブ4内から取り出す必
要が生じるが、外被チューブ4をナイフなどで切削する
ことになる。このとき、ナイフなどで内部の光ファイバ
心線2を損傷させないように、引裂紐は抗張力線5の近
傍に配置させる。引裂紐を抗張力線5の近傍に配置させ
ておけば、ナイフが抗張力線5に当たってそれよりも内
部には行かなくなるので、ナイフによる光ファイバ心線
2の損傷を防止することができる。
【0037】第六実施形態の光ファイバケーブルの断面
図を図6に、分解斜視図を図7に示す。なお、第一実施
形態と同等又は同一の部分については、同一の符号を付
してその詳しい説明を省略する。
【0038】本実施形態においては、一対の引裂紐8
が、光ファイバケーブル1の中心に対して各抗張力線5
の外側にそれぞれ配置されている。各引裂紐8は、図7
に示されるように、各抗張力線5に対してほぼ平行に配
されている。なお、このとき、各引裂紐8は、各抗張力
線5に対して厳密に平行でなければならないということ
ではなく、多少の蛇行や長い区間での抗張力線5への巻
き付きなどは許容される。ただし、各引裂紐8が、光フ
ァイバケーブル1の中心に対して各抗張力線5の外側に
位置されていると、ナイフなどでチューブ外被を切り裂
いていくと抗張力線5よりも先に引裂紐8が出てくるた
め、光ファイバ心線を損傷させることなく引裂紐8を容
易に取り出せるという利点がある。
【0039】本実施形態によれば、引裂紐8を補助的に
用いて外被チューブ4を引き裂いた後に、抗張力線5を
用いて外被チューブ4を引き裂く。このため、抗張力線
5にFRPなどの折れる可能性のある素材を用いても、抗
張力線5が折れにくくなり、確実に外被チューブ4を引
き裂くことができる。また、引裂紐8を取り出す際に、
引裂紐8が抗張力線5の近傍に配置されているため、抗
張力線5によっても内部の光ファイバ心線2を保護する
ことができる。
【0040】次に、第七実施形態の光ファイバケーブル
の断面図を図8に示す。なお、第一実施形態と同等又は
同一の部分については、同一の符号を付してその詳しい
説明を省略する。
【0041】本実施形態においては、抗張力線5の近傍
に埋設された引裂紐8を用いて外被チューブ4を引き裂
き、抗張力線5を取り出しやすくしている。上述した実
施形態同様、抗張力線5よりも内側の外被チューブの厚
さTは、0.5mm以下とされている。また、本実施形態で
は、抗張力線5の中心から外被チューブ4の外表面まで
の距離Aが、引裂紐8表面から外被チューブ4の外表面
までの最短距離Bよりも大きくされている。このため、
引裂紐8を見つけやすいと共に、ナイフなどが抗張力線
5にあたって奥深くまで切り込んでしまうのを防止で
き、光ファイバを損傷させることがない。
【0042】本実施形態によれば、光ファイバを傷つけ
ることなく容易に引裂紐8を取り出すことができる。そ
して、引裂紐8によって外被チューブ4を引き裂いて抗
張力線5を取り出すことができる。抗張力線5を取り出
した後にまだ引き裂かれていない外被チューブ4が残っ
ていても、その厚さは0.5mm以下であり、容易に内部の
光ファイバを取り出すことができる。
【0043】次に、第八実施形態の光ファイバケーブル
の断面図を図9に示す。なお、第一実施形態と同等又は
同一の部分については、同一の符号を付してその詳しい
説明を省略する。
【0044】本実施形態においては、埋設された引裂紐
8を用いて外被チューブ4を引き裂くが、上述した第七
実施形態同様、抗張力線5の中心から外被チューブ4の
外表面までの距離Aが、引裂紐8表面から外被チューブ
4の外表面までの最短距離Bよりも大きくされている。
このため、引裂紐8を見つけやすいと共に、ナイフなど
が抗張力線5にあたって奥深くまで切り込んでしまうの
を防止でき、光ファイバを損傷させることがない。さら
に、本実施形態では、引裂紐8よりも内側の外被チュー
ブの厚さtが0.5mm以下とされている。この厚さは、0.5
mm以下であっても、0.3mm以下とされるのが特に好まし
い。
【0045】本実施形態によれば、光ファイバを傷つけ
ることなく容易に引裂紐8を取り出して外被チューブ4
を引き裂くことができる。引裂紐8によって外被チュー
ブ4を引き裂けば、内部の光ファイバは容易に取り出す
ことができる。引裂紐8によって外被チューブ4を引き
裂いた後に、まだ引き裂かれていない外被チューブ4が
残っていても、その厚さは0.5mm以下であり、容易に内
部の光ファイバを取り出すことができる。
【0046】第九実施形態の光ファイバケーブルの断面
図を図10に示す。なお、第一実施形態と同等又は同一
の部分については、同一の符号を付してその詳しい説明
を省略する。
【0047】本実施形態においては、一対の引裂紐8
が、光ファイバケーブル1の中心に対して各抗張力線5
の内側にそれぞれ配置されている。各引裂紐8は、各抗
張力線5に対してほぼ平行に配されている。なお、この
とき、各引裂紐8は、各抗張力線5に対して厳密に平行
でなければならないということではなく、多少の蛇行や
長い区間での抗張力線5への巻き付きなどは許容され
る。ただし、各引裂紐8が、光ファイバケーブル1の中
心に対して各抗張力線5の内側に位置されていると、抗
張力線5としてFRPなどの折れる可能性のある素材を用
いても、引裂紐8が外被チューブを切り裂く役目を担っ
ているためFRPが折れてしまうという心配は全くないと
いう利点がある。
【0048】第十実施形態の光ファイバケーブルの断面
図を図11に示す。なお、第一実施形態と同等又は同一
の部分については、同一の符号を付してその詳しい説明
を省略する。
【0049】本実施形態においては、抗張力線5が計四
本、外被チューブ4の内部に埋設されている。抗張力線
5は二本一組で用いられており、各組は光ファイバケー
ブル1の中心軸に対して、対称な位置に配されている。
各抗張力線5は、光ファイバケーブル1の長さ方向に、
ほぼ平行に埋設されている。なお、抗張力線5は、光フ
ァイバケーブル1の中心軸に対して厳密に並行でなけれ
ばならないというわけではなく、光ファイバケーブル1
が数百メートルあれば、その区間内で緩やかな螺旋状に
なるようなこともあり得る。
【0050】本実施形態においては、各抗張力線5は、
外被チューブ4の内側境界部には接していない。即ち、
抗張力線5よりも内側の外被チューブ4の厚さは0.0mm
ではない。この厚さ(最も薄い部分)は、上述したよう
に0.5mm以下とされ(0.0mmであっても良い。)、0.3mm
以下とされるのが特に好ましい。さらに、外被チューブ
4の抗張力線5よりも内側の部分のショアD硬度は70
以下であることが好ましい。これらの理由は既に述べた
とおりである。
【0051】さらに、本実施形態においては、引裂紐8
が、二本一組となっている抗張力線5の双方に接するよ
うに配されている。引裂紐8は、抗張力線5の各組毎に
一本の計二本が配置されている。各引裂紐8は、外被チ
ューブ4の内側境界に接している。このように抗張力線
5及び引裂紐8を配置することによって、引裂紐8の位
置が製造上安定するため確実に引裂紐8を探し出すこと
ができると共に、ナイフの刃を二本一組の抗張力線の間
に滑り込ませて引裂紐8を取り出すとき、その二本の抗
張力体がナイフの刃がケーブル内部に深く侵入するのを
防止するという利点がある。
【0052】本実施形態によっても、引裂紐8が外被チ
ューブを引き裂く役目を担っているため、折れる可能性
のあるFRPを抗張力体として用いても、FRPが折れて光フ
ァイバが取り出せないという不具合がない。
【0053】上述した第六〜第十実施形態は、外被チュ
ーブ4を引き裂くために、引裂紐8を外被チューブ4の
内部に埋設させたものであった。しかし、以下に説明す
る実施形態は、外被チューブ4を抗張力線5によって引
き裂く際に、抗張力線5を外被チューブ4の内部から取
り出しやすくするための取出紐を外被チューブ4の内部
に埋設させたものである。
【0054】第十一実施形態の光ファイバケーブルの断
面図を図12に、分解斜視図を図13に示す。なお、第
一実施形態と同等又は同一の部分については、同一の符
号を付してその詳しい説明を省略する。
【0055】本実施形態においては、取出紐9が各抗張
力線5に対して積極的に巻き付けられている。取出紐9
は、各抗張力線5毎に一本ずつ計二本が配されている。
取出紐9の巻付ピッチは、光ファイバケーブル1の大き
さや抗張力線5の外径などにもよるが、10mm〜500mmが
好ましい。取出紐9を引っ張ることで、太い抗張力線5
を外被チューブ4の外部に取り出しやすくなる。このと
き、取出紐9を引っ張って抗張力線5を取り出すには、
巻付ピッチは上述した範囲が好ましいと言うことであ
る。
【0056】巻付ピッチが10mm未満であると、取出紐9
と抗張力線5とが一体化し過ぎて取出紐9を引っ張って
抗張力線5を引き出すという形態とならないので、抗張
力線5を取り出しにくくなる。逆に、巻付ピッチが500m
mを超えると、取出紐9と抗張力線5とがあまりにも一
体化しないので、取出紐9を引っ張っても抗張力線5が
追随せず、抗張力線5を取り出しにくくなる。
【0057】なお、上述した実施形態の光ファイバケー
ブル1は、その外径が13mm、抗張力線5として外径1.5m
mのFRP線材を用い、外被チューブ4の内径は6.0mmのも
のである。
【0058】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではない。例えば、上述した実施形態においては、
抗張力線5の本数は、二本又は四本であったが、これに
限定されるものではない。取出紐9(抗張力線5の本数
による)や引裂紐8の本数に関しても同様である。ま
た、外被チューブ4は、上述した実施形態のように、単
層や二層構造だけでなく、三層以上の多層構造であって
も良い。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、抗張力
線を用いて外被チューブを引き裂いて内部の光ファイバ
を取り出すが、抗張力線よりも内側の外被チューブの厚
さが0.5mm以下とされているため、外被チューブ内を完
全に引き裂きやすく、光ファイバケーブル内部の光ファ
イバを容易に取り出すことができる。このとき、外被チ
ューブから抗張力線を取り出すためのナイフなどが、抗
張力線に当たって光ファイバケーブルの内部奥深くまで
達することがなくなり、光ファイバケーブル内部の光フ
ァイバを損傷することがない。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、外被チュ
ーブの抗張力線よりも内側に位置する部分のショアD硬
度が70以下とされているので、抗張力線を用いて外被
チューブを引き裂いた後に、完全には引き裂かれてはい
ない部分をより容易に引き裂くことができるようにな
り、より容易に光ファイバを取り出すことができる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、抗張力線
を用いて外被チューブを引き裂いて内部の光ファイバを
取り出すが、外被チューブの抗張力線よりも内側に位置
する部分にスリットが形成されているため、外被チュー
ブ内を完全に引き裂きやすく、光ファイバケーブル内部
の光ファイバを容易に取り出すことができる。このと
き、外被チューブから抗張力線を取り出すためのナイフ
などが、抗張力線に当たって光ファイバケーブルの内部
奥深くまで達することがなくなり、光ファイバケーブル
内部の光ファイバを損傷することがない。
【0062】請求項4に記載の発明によれば、抗張力線
による外被チューブの引き裂きを補助する引裂紐が抗張
力線の近傍に配置されているため、外被チューブの引き
裂きをより容易に行うことができ、光ファイバケーブル
内部の光ファイバをより容易に取り出すことができる。
【0063】請求項5に記載の発明によれば、外被チュ
ーブの外表面から引裂紐への距離は、外被チューブの外
表面から抗張力線の中心までの距離よりも小さいので、
外被チューブ外表面側から引裂紐を探すときに引裂紐を
見つけやすいと共に、外被チューブから抗張力線を取り
出すためのナイフなどが、抗張力線に当たって光ファイ
バケーブルの内部奥深くまで達することがなくなり、光
ファイバケーブル内部の光ファイバを損傷することがな
い。
【0064】請求項6に記載の発明によれば、抗張力線
の外被チューブ内部からの取り出しを容易にするための
取出紐を抗張力線に巻き付けてあるため、抗張力線を外
被チューブから取り出しやすく、抗張力線よる外被チュ
ーブの引き裂きをより容易に行えるようになり、光ファ
イバケーブル内部の光ファイバをより容易に取り出すこ
とができる。
【0065】請求項7に記載の発明によれば、外被チュ
ーブの外表面から引裂紐への距離は、外被チューブの外
表面から抗張力線の中心までの距離よりも小さいので、
外被チューブ外表面側から引裂紐を探すときに引裂紐を
見つけやすいと共に、外被チューブから抗張力線を取り
出すためのナイフなどが、抗張力線に当たって光ファイ
バケーブルの内部奥深くまで達することがなくなり、光
ファイバケーブル内部の光ファイバを損傷することがな
い。さらに、引裂紐を用いて外被チューブを引き裂いて
内部の光ファイバを取り出すが、引裂紐よりも内側の外
被チューブの厚さが0.5mm以下とされているため、外被
チューブ内を完全に引き裂きやすく、光ファイバケーブ
ル内部の光ファイバを容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブルの第一実施形態の
断面図である。
【図2】本発明の光ファイバケーブルの第二実施形態の
断面図である。
【図3】本発明の光ファイバケーブルの第三実施形態の
断面図である。
【図4】本発明の光ファイバケーブルの第四実施形態の
断面図である。
【図5】本発明の光ファイバケーブルの第五実施形態の
断面図である。
【図6】本発明の光ファイバケーブルの第六実施形態の
断面図である。
【図7】本発明の光ファイバケーブルの第六実施形態の
分解斜視図である。
【図8】本発明の光ファイバケーブルの第七実施形態の
断面図である。
【図9】本発明の光ファイバケーブルの第八実施形態の
断面図である。
【図10】本発明の光ファイバケーブルの第九実施形態
の断面図である。
【図11】本発明の光ファイバケーブルの第十実施形態
の断面図である。
【図12】本発明の光ファイバケーブルの第十一実施形
態の断面図である。
【図13】本発明の光ファイバケーブルの第十一実施形
態の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…光ファイバケーブル、2…光ファイバ心線(光ファ
イバ)、3…充填物、4…外被チューブ、5…抗張力
線、7…スリット、8…引裂紐、9…取出紐。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤坂 伸宏 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 山根 喜朗 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 江口 正廣 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H001 BB06 BB16 BB19 DD06 DD23 DD24 FF00 PP01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一本の光ファイバと、前記光
    ファイバを周囲から保護する少なくとも一層からなる外
    被チューブとを有する光ファイバケーブルにおいて、 前記外被チューブの内部に少なくとも一本の抗張力線が
    長さ方向に沿って埋設されており、 前記抗張力線よりも内側の前記外被チューブの厚さが、
    0.5mm以下とされていることを特徴とする光ファイバケ
    ーブル。
  2. 【請求項2】 前記外被チューブの前記抗張力線よりも
    内側に位置する部分のショアD硬度が70以下とされて
    いる、請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  3. 【請求項3】 少なくとも一本の光ファイバと、前記光
    ファイバを周囲から保護する少なくとも一層からなる外
    被チューブとを有する光ファイバケーブルにおいて、 前記外被チューブの内部に少なくとも一本の抗張力線が
    長さ方向に沿って埋設されており、 前記前記外被チューブの前記抗張力線よりも内側に位置
    する部分に、直線状又は点線状のスリットが形成されて
    いることを特徴とする光ファイバケーブル。
  4. 【請求項4】 前記抗張力線の近傍に、前記外被チュー
    ブを引き裂くための引裂紐が前記抗張力線に対してほぼ
    平行に配置されている、請求項1〜3の何れかに記載の
    光ファイバケーブル。
  5. 【請求項5】 前記抗張力線の中心から前記外被チュー
    ブ外表面までの距離が、前記引裂紐表面から前記外被チ
    ューブ外表面までの最短距離よりも大きくされている、
    請求項4に記載の光ファイバケーブル。
  6. 【請求項6】 前記抗張力線を前記外被チューブの内部
    から取り出すための取出紐が、前記抗張力線に巻き付け
    られている、請求項1〜3の何れかに記載の光ファイバ
    ケーブル。
  7. 【請求項7】 少なくとも一本の光ファイバと、前記光
    ファイバを周囲から保護する少なくとも一層からなる外
    被チューブとを有する光ファイバケーブルにおいて、 前記外被チューブの内部に少なくとも一本の抗張力線が
    長さ方向に沿って埋設されると共に、前記抗張力線の近
    傍に、前記外被チューブを引き裂くための引裂紐が前記
    抗張力線に対してほぼ平行に配置されており、 前記抗張力線の中心から前記外被チューブ外表面までの
    距離が、前記引裂紐表面から前記外被チューブ外表面ま
    での最短距離よりも大きくされ、かつ、前記引裂紐より
    も内側の前記外被チューブの厚さが、0.5mm以下とされ
    ていることを特徴とする光ファイバケーブル。
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