JP2017044951A - 光ケーブルとその製造方法および製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】引裂き紐の外被からの脱落、引裂き紐による外被の引裂き不良の発生を防止できる、中間後分岐性を備えた光ケーブルとその製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】光ケーブルの製造方法であって、ダイス内にニップルを備えた押出機により外被を押出成形する工程を含む。ニップル30は、ケーブルコアをガイドする第1のガイド管31と、第1のガイド管31に沿って配置された2本の抗張力体および2本の引裂き紐をそれぞれガイドする第2のガイド管32および第3のガイド管33と、第3のガイド管33と第1のガイド管31とを連結する薄肉連結板35を備え、第1のガイド管31と薄肉連結板53の各先端はダイスの出口孔先端に位置し、第2のガイド管32と第3のガイド管33の各先端はダイス出口孔先端から2mm〜8mm内寄りに位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ケーブルとその製造方法および製造装置に関する。
ケーブル布設後に、ケーブル中間部で外被を取り除き、光ファイバを取り出して、所望の光ファイバを接続することができる、いわゆる中間後分岐性を備えた光ケーブルとして、複数の光ファイバ心線を集合し、その周囲に必要に応じて緩衝材、押さえ巻などを配置したケーブルコア外周に、外被を設けたものが知られている。外被内には、2本の抗張力体と2本の引裂き紐がそれぞれケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように縦添えして埋め込まれる。中間後分岐を行う際には、この外被内に埋め込まれた2本の引裂き紐を外被から引き出し、切断したうえで、切断端をケーブル長さ方向に引っ張って外被を引裂くことにより外被を分割(半割り)し、内部の光ファイバ心線を取り出す。
このように、外被内に埋め込まれた2本の引裂き紐は、中間後分岐の際の光ファイバ心線の取り出しを容易にするものであるが、その配置位置によっては、引裂き後も外被の一部が、いわゆる引裂き残りとしてケーブルコア上に残ったり、あるいは、引裂き紐がケーブルコア側に脱落してしまい、外被を引裂くことができなかったりすることがある。すなわち、例えば、引裂き紐全体が完全に外被内に埋め込まれていると、引裂き紐を引っ張っただけでは外被に引裂かれない部分が残る。この場合、その引裂かれずに残った部分をさらに手で引裂くなどの作業が必要となる。一方、引裂き紐の一部が外被の内周面から露出していると、ケーブルを曲げた際や、ケーブルが曲がった状態で引裂き紐で外被を引裂こうとした際などに、引裂き紐が外被から抜けてケーブルコア側へ脱落するおそれがある。引裂き紐の脱落によって、外被を引裂くことができなくなるだけでなく、脱落した引裂き紐がケーブルコア内の光ファイバ心線を損傷させたり伝送損失を増加させたりするおそれがある。
かかる問題の対策として、例えば、ケーブル製造時、引裂き紐が外被内の適正な位置に埋設されるよう、線速や外被の押出条件(例えば、押出温度、吐出量など)などの製造条件を制御することが考えられる。しかしながら、製造条件のみによる引裂き紐の埋設位置の制御は容易ではない。しかも、ケーブルの外径や外被の厚さなどが変われば、さらなる調整が必要となる。
一方、特許文献1には、ケーブルコアを包み込むように保護テープを配置することにより、引裂き紐の脱落を防止する構造の光ケーブルが提案されている。しかしながら、この構造では、保護テープという追加の部材が必要であり、製造においても保護テープでケーブルコアを包み込む追加の工程が必要になるなどの問題がある。
また、特許文献2には、引裂き紐が通る孔を外被の内面側で間欠的に開口させることによって、引裂き残りを少なくした構造の光ケーブルが提案されている。しかしながら、このケーブルにおいても、引裂き紐の脱落や引裂き残りの問題を生じさせないようにするためには、引裂き紐の埋設位置を高精度に制御する必要がある。
特開2013−88641号公報 特開2014−32302号公報
本発明の実施形態は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、追加の部材などを用いずとも、引裂き紐の外被からの脱落および引裂き紐による外被の引裂き不良の発生を防止でき、しかも、製造に際して厳密な製造条件の制御を必要としない、中間後分岐性を備えた光ケーブル、ならびにその製造方法および製造装置を提供することを目的としている。
本発明は下記[1]〜[8]の実施形態を有する。
[1]複数本の光ファイバを集合したケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられた外被とを備えた光ケーブルであって、
前記外被内に、2本の抗張力体と2本の引裂き紐がそれぞれケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように縦添えして埋め込まれ、前記引裂き紐の埋め込み部は前記ケーブルコア側に、前記引裂き紐全周の2%〜50%が露出するように開口するスリットを有し、かつ前記引裂き紐の埋め込み部における前記外被の厚さは埋め込み部以外における前記外被の厚さより厚いことを特徴とする光ケーブル。
[2]前記スリットにより、前記引裂き紐全周の5%〜30%が露出することを特徴とする[1]の光ケーブル。
[3]前記スリットの深さが、0.2mm〜0.8mmであることを特徴とする[1]または[2]の光ケーブル。
[4]複数本の光ファイバを集合したケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられた外被と、前記外被内にそれぞれケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように縦添えして埋め込まれた2本の抗張力体および2本の引裂き紐を備えた光ケーブルの製造方法であって、ダイス内にニップルを備えた押出機により、前記外被を押出被覆する光ケーブルの製造方法において、前記ニップルは、前記ケーブルコアをガイドする第1のガイド管と、この第1のガイド管に沿って配置された前記2本の抗張力体および前記2本の引裂き紐をそれぞれガイドする第2のガイド管および第3のガイド管と、前記第3のガイド管と前記第1のガイド管とを連結する薄肉連結板とを備え、前記第1のガイド管と前記薄肉連結板の各先端は前記ダイスの出口孔先端に位置し、前記第2のガイド管と前記第3のガイド管の各先端は前記ダイスの出口孔先端から2mm〜8mm内寄りに位置することを特徴とする光ケーブルの製造方法。
[5]前記薄肉連結板は、幅が0.2mm〜0.8mm、厚みが前記引裂き紐の外径の0.2倍〜0.6倍であることを特徴とする[4]の光ケーブルの製造方法。
[6]前記第3のガイド管の肉厚が0.2mm〜0.5mm以下であることを特徴とする[4]または[5]の光ケーブルの製造方法。
[7]前記ケーブルコアの外径が3.0mm〜6.0mmであることを特徴とする[4]乃至[6]のいずれかの光ケーブルの製造方法。
[8]複数本の光ファイバを集合したケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられた外被と、前記外被内にそれぞれケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように縦添えして埋め込まれた2本の抗張力体および2本の引裂き紐を備えた光ケーブルの製造装置であって、前記外被を押出成形する、ダイス内にニップルを有する押出機を備え、前記ニップルは、前記ケーブルコアをガイドする第1のガイド管と、この第1のガイド管に沿って配置された前記2本の抗張力体および前記2本の引裂き紐をそれぞれガイドする第2のガイド管および第3のガイド管と、前記第3のガイド管と前記第1のガイド管とを連結する薄肉連結板を備え、前記第1のガイド管と前記薄肉連結板の各先端は前記ダイスの出口孔先端に位置し、前記第2のガイド管と前記第3のガイド管の各先端は前記ダイスの出口孔先端から2mm〜8mm内寄りに位置することを特徴とする光ケーブルの製造装置。
本発明の一実施形態によれば、追加の部材などを用いずとも、引裂き紐の外被からの脱落および引裂き紐による外被の引裂き不良の発生を防止でき、しかも、製造に際して厳密な製造条件の制御を必要としない、中間後分岐性を備えた光ケーブルを得ることができる。
本発明の一実施形態の光ケーブルを示す横断面図である。 図1に示す光ケーブルの要部を拡大して示す図である。 本発明の一実施形態の光ケーブルの製造に使用される押出機のニップルを示す部分断面図である。 図3に示すニップルの正面図である。 図4の要部を拡大して示した図である。 図3に示すニップルが装着された押出機による成形過程を示す断面図である。 本発明の一実施形態の変形例を示す横断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。説明は図面に基づいて行うが、図面は単に図解のために提供されるものであって、本発明はそれらの図面により何ら限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり長さや厚みの比率などは実際のものとは異なることに留意されたい。さらに、以下の説明において、同一もしくは略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態の光ケーブルを示す横断面図である。
図1に示すように、この光ケーブル10は、複数本(図面の例では、4本)の光ファイバ素線11を並列させ、その外周に一括被覆12を施した光ファイバテープ心線13を1枚または複数枚(図面の例では、4枚)集合し、その周囲にポリプロピレン繊維などの緩衝材14を配置したケーブルコア15と、このケーブルコア15の外周に設けられた、ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどのプラスチックからなる外被16とを備えた構造を有する。なお、複数本の光ファイバ素線11の接合方法は、一括被覆12に限定されるものではなく、例えば間欠接着を用いてもよい。また、緩衝材14に代えて、押さえ巻(この材質の一例として、ポリエチレンテレフタレート(PET)が挙げられる)を用いてもよい。さらに、緩衝材14上に押さえ巻が設けられてもよい。
外被16内には、2本の鋼線やFRP(繊維強化プラスチック)などからなる抗張力体17、17がケーブルの中心に対し互いに対称の位置になるように縦添えして埋め込まれ、また、これらの各抗張力体17からそれぞれ周方向に略90°回転した位置に、それぞれ1本ずつ、計2本のアラミド繊維、ポリエステル繊維などからなる引裂き紐18、18が縦添えして埋め込まれている。これらの2本の引裂き紐18、18も、2本の抗張力体17、17と同様、ケーブルの中心に対し互いに対称の位置に埋め込まれている。外被16の、各引裂き紐18が埋め込まれた埋め込み部19が位置する部分は、引裂き紐が埋め込まれた埋め込み部19以外の部分より厚く被覆されている。図1中、16aは、このように厚肉とされた部分を示している。厚肉部16aによって、外被16に引裂き紐18を埋め込んだことによるケーブルの耐側圧特性の低下が防止されるとともに、引裂き紐18の埋め込み位置を外部から容易に知ることができる。
そして、本実施形態では、引裂き紐18の埋め込み部19に、ケーブルコア15側に開口するスリット21が設けられている。図2は、そのようなスリット21が形成された埋め込み部19を拡大して示した図である。スリット21は、埋め込み部19に埋め込まれた引裂き紐18全周の2%〜50%が露出するように、換言すれば、埋め込み部19に埋め込まれた引裂き紐18全周の50%〜98%が外被16で被覆され、外被16と密着するように設けられている。さらに、換言すれば、下記式(1)で求められる引裂き紐18の露出率(E)が2%〜50%の範囲になるように設けられている。
E(%)=(a/P)×100 …(1)
ここで、aは、光ケーブル10を径方向に切断したときの断面において、ケーブルコア15側に露出する引裂き紐18の円弧の長さであり、Pは、引裂き紐18の周長である。引裂き紐18の露出率(E)が50%を超えると、ケーブルを曲げた際や、ケーブルが曲がった状態で引裂き紐で外被を引裂こうとする際などに、引裂き紐18が外被16から抜けてケーブルコア側に脱落しやすくなる。一方、引裂き紐18の露出率(E)が2%未満になると、スリット21の形成が技術的に困難になる。引裂き紐18の露出率(E)は、好ましくは5%〜30%であり、この範囲であれば、引裂き紐18の外被16からの脱落をより確実に防止でき、またスリット21の形成も容易となる。
なお、スリット21の深さdについては、特に限定されず、外被16の厚さや引裂き紐18の直径などによって適宜定められてよい。しかしながら、スリット21の深さdが浅過ぎると、ケーブルに大きな曲げ力が加わった場合などに、引裂き紐18が外被16から抜けて、ケーブルコア15内に脱落するおそれがある。また逆に、深さdが深過ぎると、スリット21が外被16の内部にまで達し、外被の厚さが実質的に薄くなるため、機械的強度が小さくなり、耐側圧特性が低下する。このような観点から、スリット21の深さdは、外被16の厚さや引裂き紐18の外径などにもよるが、一般には、0.2mm〜0.8mmの範囲が好ましく、0.3mm〜0.6mmの範囲がより好ましい。
また、本実施形態の光ケーブル10は、外被16に埋め込まれた引裂き紐18の外被16からの引抜力(引裂き紐18を長手方向に外被16から引き抜くときに必要な力)が、10N/100mm(引裂き紐18の長さ100mm当たり、10N)以上であることが好ましい。引裂き紐18の引抜力が10N/100mm未満では、引裂き紐18を引っ張って外被16を引裂こうとした際に、引裂き紐18が外被から長さ方向に引き抜けてしまい、引裂きができないおそれがある。引裂き紐18の引抜力は25N/100mm以上であることがより好ましい。
本実施形態の光ケーブル10においては、引裂き紐18の埋め込み部19に、ケーブコア15側に、引裂き紐全周の2%以上50%以下が露出するように開口するスリット21が設けられているので、光ケーブル10が曲げられた際や、光ケーブル10が曲がった状態で引裂き紐で外被を引裂こうとした際などにおいても、引裂き紐18が外被から抜けて、ケーブルコア側に脱落することはない。一方、引裂き紐18で外被16を引裂く際には、外被16の引裂き紐18埋め込み位置より内側にはスリット21が存在するため、引裂かれないままに残る部分はなく、外被16は確実に分割される。しかも、このような効果は、従来のような追加の部材を用いずとも、また、後述するように、厳密な製造条件の制御を行わずとも、得ることができるため、製造コストの上昇や生産性の低下を招くこともない。
次に、上記光ケーブル10の製造方法について記載する。
まず、複数本(例えば、4本)の光ファイバ素線11を並列させ、その外周に一括被覆12を施した光ファイバテープ心線13を1枚または複数枚(例えば、4枚)集合し、その周囲に、ポリプロピレン繊維などの緩衝材14を配置したケーブルコア15を形成する。なお、前述したように、複数本の光ファイバ素線11の接合方法は、一括被覆12に限定されるものではなく、例えば間欠接着を用いてもよい。また、緩衝材14に代えて押さえ巻を用いてもよく、あるいは緩衝材14と押さえ巻を併用してもよい。
次いで、ケーブルコア15を、2本の抗張力体17、17、および2本の引裂き紐18、18とともに、押出機(クロスへッド)に送り出し、その周囲に外被16を押出成形するとともに、2本の抗張力体17、17、および2本の引裂き紐18、18を、外被16内に、図1に示すように、埋設する。
図3は、上記外被16の押出成形に用いられる押出機に装着されるニップル30を示している。また、図4は、そのニップル30を正面より視た図であり、図5は、その要部を拡大して示した図である。さらに、図6は、ニップル30が装着された押出機の要部を示す断面図である。なお、図4は、図3に示すニップル30を90°周方向に回転させた状態の正面図である。
これらの図に示すように、押出機は、ダイス40と、ダイス40内に装着されたニップル30とを備える。ダイス40の出口孔41は、図示は省略したが、光ケーブル10の外形に略等しい形状に形成されている。
また、ニップル30は、ケーブルコア15をガイドする第1のガイド管31と、この第1のガイド管31の外周に長さ方向に沿って配置された、抗張力体17、17をガイドする2本の第2のガイド管32、32と、引裂き紐18、18をガイドする2本の第3のガイド管33、33とを備える。2本の第2のガイド管32、32は第1のガイド管31の中心に対し互いに対称の位置に設けられ、これらの各第2のガイド管32、32からそれぞれ第1のガイド管31の円周方向に略90°回転した位置に、第3のガイド管33、33が設けられている。ニップル30は、また、第2のガイド管32および第3のガイド管33をそれぞれ第1のガイド管31と連結する連結部材34、35を備える。第3のガイド管33と第1のガイド管31を連結する連結部材35は、長さ方向に幅W、厚みTが略均一な断面矩形状の薄肉連結板からなり(以下、第3のガイド管33と第1のガイド管31を連結する連結部材35を「連結板35」と記すこともある)、第2のガイド管32と第1のガイド管31を連結する連結部材34は、例えば、長さ方向に配置されたロウ材からなる。
第3のガイド管33と第1のガイド管31を連結する連結板35は、その先端が第1のガイド管31の先端の位置まで伸びており、第3のガイド管33の先端はそれらの先端位置より所定の距離Lだけ内寄りに引き下がった位置にある。また、第2のガイド管32の先端は、第3のガイド管33の先端位置よりさらに内寄りに引き下がった位置にある。ニップル30は、第1のガイド管31および連結板35の各先端位置とダイス40の出口孔41の先端位置とが略一致するように、ダイス40内に装着される。
このような押出機においては、ダイス40とニップル30との間の間隙部を通って、ダイスの出口孔41から、加熱溶融された外被材料16Aがチューブ状に押し出され、ニップルの後方から導入されて第1のガイド管31、第2のガイド管32、および第3のガイド管33の先端からそれぞれ引き出されるケーブルコア15、抗張力体17および引裂き紐18の周囲に一括して被覆され、外被16が形成される。
前述したように、この押出機のニップル30は、第3のガイド管33と第1のガイド管31を連結する連結板35の先端が、第1のガイド管31の先端と同じ位置にあり、かつ第3のガイド管33の先端はそれらの先端位置より所定の距離Lだけ内寄りに引き下がった位置にあるため、第3のガイド管33から引き出される引裂き紐18は、図1に示すように、外被16内に完全に埋まってしまうようなことはなく、その埋め込み部19に、ケーブルコア15側に開口するスリット21が形成された状態で外被16内に埋設することができる。
一方、第2のガイド管32から引き出される抗張力体17は、第2のガイド管32と第1のガイド管31を連結する連結部材34が、第2のガイド管32を第1のガイド管31に単に支持固定するものであって、連結板35のようにその先端が第1のガイド管31の先端の位置まで伸びたものではなく、また、第2のガイド管32の先端位置は第3のガイド管33よりさらに内寄りに位置しているため、完全に埋まった状態で外被16内に埋設される。
上記のように、図3に示すようなニップル30を使用することにより、引裂き紐18の埋め込み部19にケーブルコア15側に開口するスリット21を形成することができるが、連結板35の引き下がり距離Lによっては、形成されるスリット21の開口状態が変わり、前述したような条件を満たすスリット21を形成できないおそれがある。埋め込み部19に埋め込まれた引裂き紐18全周の2%〜50%が露出するようなスリット21、すなわち引裂き紐18の露出率(E)が2%〜50%のスリットを形成するためには、少なくとも第3のガイド管33の先端の第1のガイド管31の先端からの引き下がり距離(L)を2mm〜8mmの範囲とすることが好ましい。この範囲であれば、外被材料の種類、引裂き紐18の外径、第3のガイド管の外径および肉厚などに依らず、引裂き紐18の露出率(E)が2%〜50%のスリット21を形成することができる。前述したように、引裂き紐18の露出率(E)が2%〜50%のスリット21が形成された光ケーブルは、引裂き紐18の外被16からの脱落、および引裂き紐18による外被16の引裂き不良の発生が抑制される。引き下がり距離Lのより好ましい範囲は4mm〜8mmである。
なお、引裂き紐18の露出率Eが2%〜50%のスリット21を形成するためには、さらに、第3のガイド管33と第1のガイド管31を連結する連結板35の幅(W)を0.2mm〜0.8mm、厚み(T)を引裂き紐18の外径(D)の0.2倍〜0.6倍とすることが好ましい。連結板35の幅(W)が0.2mm未満では、外被材料16Aの引裂き紐18のケーブルコア側への回り込みが不十分になり、露出率(E)が50%を超え、引裂き紐18が外被16から脱落しやすくなる。逆に、連結板35の幅(W)が0.8mmを超えると、スリット21が外被16の内部にまで達し、外被16の厚さが実質的に薄くなるため、機械的強度が小さくなり、耐側圧特性が低下するおそれがある。また、連結板35の厚み(T)が引裂き紐18の外径(D)の0.2倍未満では、スリット21の形成が不十分になり、スリット21が閉塞するおそれがある。逆に、連結板35の厚み(T)が引裂き紐18の外径(D)の0.6倍を超えると、露出率(E)が50%を超え、引裂き紐18が外被16から脱落するおそれがある。連結板35の幅(W)は、0.3mm〜0.5mmの範囲がより好ましく、厚みTは、引裂き紐18の外径(D)の0.2倍〜0.5倍の範囲がより好ましい。
引裂き紐18の露出率(E)が2%〜50%のスリット21を形成するためには、また、第3のガイド管33の肉厚tが0.2mm〜0.5mmの範囲であることが好ましい。第3のガイド管33の肉厚tが0.2mm未満では、ガイド管の加工自体ができないおそれがあり、逆に、0.5mmを超えると、露出率(E)が50%を超えるおそれがある。
以上説明した製造方法は、ケーブルコアの外径が、3.0mm〜6.0mmである光ケーブルの製造に適用した場合に、特に好ましい効果、すなわち、引裂き紐の外被からの脱落を防止できるとともに、引裂き紐による外被の引裂き不良が発生することもない光ケーブルを安定して得ることができる。
本発明による効果を確認するため、図3に示すニップル30を装着した押出機を用いて、図1に示す光ケーブル10を試作し、その特性(引裂き紐の脱落性および外被分割性)を評価するとともに、引裂き紐の外被からの引抜力を測定した。また、前述の式(1)から引裂き紐の露出率(E)を算出した。評価・測定方法を下記に、また、評価・測定結果を表1に示す。
なお、光ケーブルの試作は、用いるニップル30の第3のガイド管33の引き下がり距離(L)、連結板35の幅(W)および厚み(T)を、表1に示すように変えて行った。ニップル30のその他の構造については共通とし、第2のガイド管32の第1のガイド管31からの引き下がり距離を20mm、第1のガイド管31、第2のガイド管32および第3のガイド管33のそれぞれの外径、内径は以下の通りとした。
第1のガイド管31:外径6.2mm、内径5.8mm
第2のガイド管32:外径1.8mm、内径1.4mm
第3のガイド管33:外径1.3mm、内径0.9mm
また、外被16の材料には、低密度ポリエチレンを用い、外被16の厚さを2.5mmとした。また、ケーブルコア15は、直径250μmの光ファイバ素線11を4本並列させ、その外周に紫外線硬化樹脂を間欠接着した光ファイバテープ13を4枚集合し、その周囲にPET製の不織布からなる押さえ巻を配置した。さらに、引裂き紐18には、直径0.5mmのアラミド繊維からなる紐を用い、抗張力体17には、直径0.7mmの鋼線からなる線材を用いた。
[引裂き紐の脱落性]
光ケーブルを屈曲させた状態(曲げ半径(R)=150mm)で、屈曲部の外側にある引裂き紐で外被を引裂き、その際の引裂き紐のケーブルコア側への脱落の有無を目視にて観察し、下記の基準で評価した。
○:引裂き紐のケーブルコア側への脱落なし
△:引裂き紐の一部がケーブルコア側へ脱落
×:引裂き紐が全長にわたってケーブルコア側へ脱落
[外被分割性]
常温下、外被にカッターを用いて2本の引裂き紐を取り出し、それぞれケーブル長さ方向に引っ張って外被を引裂き、下記の基準で評価した。
○:外被を引裂くだけで容易に分割可
×:外被を引裂くだけでは分割不可
[引抜力]
光ケーブルから切り出した長さ100mmのケーブル試料から引裂き紐1本を長さ方向に500mm/分の速度で引き抜いたときの引抜力を東洋精機工業(株)製の引抜力測定装置により測定した。
なお、表1には、本発明との比較のために、第1のガイド管と先端位置が同じ、第1のガイド管と第3のガイド管を連結する連結板を有さない、従来型のニップルを用いて作製した光ケーブルについて、同様に特性評価した結果を併せ示した。試作した光ケーブルは、ニップルの構造が相違する以外は同一の製造条件とした。
Figure 2017044951
表1からも明らかなように、第3のガイド管の引き下がり距離(L)が2〜8mmの範囲にあり、かつ第1のガイド管と先端位置が同じ、第1のガイド管と第3のガイド管を連結する連結板を備えたニップルを用いることにより、引裂き紐の露出率(E)が2%〜50%の光ケーブルを製造することができている。そして、これらの引裂き紐の露出率(E)が2%〜50%の光ケーブルはいずれも、引裂き紐の脱落性および外被分割性の両特性が良好で、引裂き紐の引抜力も10N/100mm以上であった。さらに、引裂き紐の露出率(E)が5%〜30%の光ケーブルでは、引裂き紐の脱落性が外被分割性がより良好で、引抜力は25N/100mm以上を示した。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態では、内部に4心光ファイバテープ心線が4枚積層されて収容されているが、光ファイバテープの種類や積層数などは特にこれらに限定されるものではない。
また、図7に示すように、上記実施形態の光ケーブルの外被16にケーブル支持線22を取り付けた構造としてもよい。図7において、23は、ケーブル支持線22の外周に設けられた被覆部、24は、光ケーブルの外被16とケーブル支持線被覆部23とを結合する首部である。
このような支持線付き光ケーブルにおいても、前述した光ケーブルと同様、ケーブルが曲げられた際や、ケーブルが曲がった状態で引裂き紐18で外被16を引裂こうとした際などに、引裂き紐18が外被16から抜けて、ケーブルコア15側へ脱落することはない。また、引裂き紐18で外被16を引裂いた際には、引裂かれないままに残る部分はなく、外被16を容易に分割することができる。さらに、このような効果は、従来のような追加の部材を用いることなく得ることができるため、コストの上昇や生産性の低下を招くこともない。また、製造に際して厳密な製造条件の制御を必要とすることもない。
以上、本発明の実施形態およびその変形例について説明してきたが、本発明はそのような実施形態およびその変形例に何ら限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…光ケーブル、11…光ファイバ素線、12…一括被覆、13…光ファイバテープ心線、14…緩衝材、15…ケーブルコア、16…外被、17…抗張力体、18…引裂き紐、19…(引裂き紐)埋め込み部、21…スリット、30…ニップル、31…第1のガイド管、32…第2のガイド管、33…第3のガイド管、35…連結部材/(薄肉)連結板、40…ダイス、41…ダイスの出口孔。

Claims (8)

  1. 複数本の光ファイバを集合したケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられた外被とを備えた光ケーブルであって、
    前記外被内に、2本の抗張力体と2本の引裂き紐がそれぞれケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように縦添えして埋め込まれ、前記引裂き紐の埋め込み部は前記ケーブルコア側に、前記引裂き紐全周の2%〜50%が露出するように開口するスリットを有し、かつ前記引裂き紐の埋め込み部における前記外被の厚さは埋め込み部以外における前記外被の厚さより厚いことを特徴とする光ケーブル。
  2. 前記スリットにより、前記引裂き紐全周の5%〜30%が露出することを特徴とする請求項1記載の光ケーブル。
  3. 前記スリットの深さが、0.2mm〜0.8mmであることを特徴とする請求項1または2記載の光ケーブル。
  4. 複数本の光ファイバを集合したケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられた外被と、前記外被内にそれぞれケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように縦添えして埋め込まれた2本の抗張力体および2本の引裂き紐を備えた光ケーブルの製造方法であって、
    ダイス内にニップルを備えた押出機により、前記外被を押出成形する工程を含み、
    前記ニップルは、前記ケーブルコアをガイドする第1のガイド管と、この第1のガイド管に沿って配置された前記2本の抗張力体および前記2本の引裂き紐をそれぞれガイドする第2のガイド管および第3のガイド管と、前記第3のガイド管と前記第1のガイド管とを連結する薄肉連結板を備え、前記第1のガイド管と前記薄肉連結板の各先端は前記ダイスの出口孔先端に位置し、前記第2のガイド管と前記第3のガイド管の各先端は前記ダイスの出口孔先端から2mm〜8mm内寄りに位置することを特徴とする光ケーブルの製造方法。
  5. 前記薄肉連結板は、幅が0.2mm〜0.8mm、厚みが前記引裂き紐の外径の0.2倍〜0.6倍であることを特徴とする請求項4記載の光ケーブルの製造方法。
  6. 前記第3のガイド管の肉厚が0.2mm〜0.5mmであることを特徴とする請求項4または5記載の光ケーブルの製造方法。
  7. 前記ケーブルコアの外径が3.0mm以上6.0mm以下であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項記載の光ケーブルの製造方法。
  8. 複数本の光ファイバを集合したケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられた外被と、前記外被内にそれぞれケーブル中心に対して互いに対称の位置になるように縦添えして埋め込まれた2本の抗張力体および2本の引裂き紐を備えた光ケーブルの製造装置であって、
    前記外被を押出成形する、ダイス内にニップルを有する押出機を備え、
    前記ニップルは、前記ケーブルコアをガイドする第1のガイド管と、この第1のガイド管に沿って配置された前記2本の抗張力体および前記2本の引裂き紐をそれぞれガイドする第2のガイド管および第3のガイド管と、前記第3のガイド管と前記第1のガイド管とを連結する薄肉連結板を備え、前記第1のガイド管と前記薄肉連結板の各先端は前記ダイスの出口孔先端に位置し、前記第2のガイド管と前記第3のガイド管の各先端は前記ダイスの出口孔先端から2mm〜8mm内寄りに位置することを特徴とする光ケーブルの製造装置。
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