JP2002098063A - オイルポンプ - Google Patents

オイルポンプ

Info

Publication number
JP2002098063A
JP2002098063A JP2000292359A JP2000292359A JP2002098063A JP 2002098063 A JP2002098063 A JP 2002098063A JP 2000292359 A JP2000292359 A JP 2000292359A JP 2000292359 A JP2000292359 A JP 2000292359A JP 2002098063 A JP2002098063 A JP 2002098063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction port
pump
discharge port
pump chamber
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000292359A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
博史 加藤
Hisashi Ono
壽 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2000292359A priority Critical patent/JP2002098063A/ja
Priority to DE10147128A priority patent/DE10147128A1/de
Priority to US09/962,349 priority patent/US6544013B2/en
Publication of JP2002098063A publication Critical patent/JP2002098063A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C14/12Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using sliding valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/24Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves
    • F04C14/26Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves using bypass channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C2/102Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ室Rの回転方向側端部が第1の吸込ポ
ートAに連通しているときの第1の吸込ポートAとポン
プ室R間での通路面積を大きくすること。 【解決手段】 第2の吸込ポートBにおける反回転方向
側端部の形状B1を、両吸込ポートA,B間にて瞬間的
に密封されるポンプ室Rの回転方向側端部形状R1に沿
った形状とし、第1の吸込ポートAにおける内周側端部
の形状A1を、両吸込ポートA,B間にて瞬間的に密封
されるポンプ室Rの反回転方向側端R2の回転軌跡に沿
った形状とし、かつドリブンロータ23に第1のポケッ
ト23bを設けるとともに、第1の吸込ポートAより内
周部位にてドライブロータ22により閉塞可能でポンプ
室Rが第1の吸込ポートAに連通するとき第1のポケッ
ト23bを通してポンプ室Rを第1の吸込ポートAに連
通可能な第2のポケット21aをポンプハウジング21
に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルポンプ、特
に、駆動源により回転駆動されて、吐出される作動油の
一部を還流させ得る制御弁とによって、被送給部に所定
量の作動油を圧送するオイルポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のオイルポンプの一つとして、特
開平10−73084号公報に示されているオイルポン
プがあり、このオイルポンプにおいては、第1の吸込ポー
ト、第2の吸込ポート及び吐出ポートを周方向に沿って
有するポンプハウジングと、このポンプハウジング内に
偏心して配設されて周方向にて複数のポンプ室を形成す
るドライブロータ及びドリブンロータを備えていて、前
記複数のポンプ室が回転移行して前記第1の吸込ポー
ト、前記第2の吸込ポート及び前記吐出ポートに順次連
通するようになっている。
【0003】また、上記した公報に示されているオイル
ポンプにおいては、第2の吸込ポートにおける第1の吸
込ポート側端部の形状を、第1の吸込ポートと第2の吸
込ポート間にて瞬間的に密封されるポンプ室の第2の吸
込ポート側端部形状に沿った形状とするとともに、第1
の吸込ポートにおける第2の吸込ポート側端部の形状
を、第1の吸込ポートと第2の吸込ポート間にて瞬間的
に密封されるポンプ室の第2の吸込ポート側端部形状に
沿った形状としていて、ポンプ室の密封直前及び開封直
後に必要十分な流通路が確保されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報に示されているオイルポンプの構成を、例えば図1に
示した4葉5節のドライブロータ22(4個の外歯22
aを有している)及びドリブンロータ23(5個の内歯
23aを有している)をポンプハウジング21内に偏心
して配設して可変容積のポンプ室Rを形成するオイルポ
ンプ20に実施した場合には、第2の吸込ポートBにお
ける第1の吸込ポートA側端部の形状B1が、図1の二
点鎖線に示したように、第1の吸込ポートAと第2の吸
込ポートB間にて瞬間的に密封されるポンプ室R(斜線
を施した部分)の第2の吸込ポート側端部形状R1に沿
った形状となり、また第1の吸込ポートAにおける第2
の吸込ポート側端部の形状Aoが、図1の一点鎖線に示
したように、瞬間的に密封されるポンプ室Rの第1の吸
込ポート側端部形状R2に沿った形状(内周に向けて膨
出した円弧形状)となる。
【0005】かかる構成では、両ロータ22,23が車
両用エンジン(内燃機関)のクランクシャフト10によ
って図1の反時計方向に回転されて、ポンプ室Rが図2
に示した位置に回転移行した場合、ポンプ室Rの回転方
向側端部が第2の吸込ポートBに連通するとともに、ポ
ンプ室Rの反回転方向側端部が一点鎖線にて示した第1
の吸込ポートAの内周部分と重なって連通する。このた
め、オイルポンプ20から吐出される作動油の一部を吸
込側へ還流させ得る制御弁30の作動により第1の吸込
ポートAと吐出ポートCが連通している場合(制御弁3
0のスプール32がスプリング33に抗して摺動して、
ポート31c,31d間の連通を遮断し、ポート31
b,31c間を連通させる場合)には、第1の吸込ポー
トAと第2の吸込ポートBがポンプ室Rを介して連通・
非連通を繰り返すこととなり、吐出ポートCから制御弁
30を介して第1の吸込ポートAに流入した高圧の作動
油が第1の吸込ポートAからポンプ室Rを介して第2の
吸込ポートBに間欠的に流入し、被送給部50において
油量が低下すると共に油圧の脈動が大きくなって異音発
生の要因となる。
【0006】かかる問題に対処すべく、出願人は、特願
2000−76677にて、第2の吸込ポートBにおけ
る反回転方向側端部の形状B1(図1参照)を、第1の
吸込ポートAと第2の吸込ポートB間にて瞬間的に密封
されるポンプ室Rの回転方向側端部形状R1に沿った形
状とするとともに、第1の吸込ポートAにおける内周側
端部の形状A1(図1及び図2参照)を、第1の吸込ポ
ートAと第2の吸込ポートB間にて瞬間的に密封される
ポンプ室Rの反回転方向側端の回転軌跡(図2のL参
照)に沿った形状としたオイルポンプを提案した。な
お、上記出願では、第1の吸込ポートAがサブ吸込ポー
トAと記載され、第2の吸込ポートBがメイン吸込ポー
トBと記載されている。
【0007】上記出願のオイルポンプにおいては、瞬間
的に密封されたポンプ室R(図1の斜線部分参照)が第
2の吸込ポートBと連通する方向に回転移行した場合、
ポンプ室Rの回転方向側端部が第2の吸込ポートBに連
通するものの、ポンプ室Rの反回転方向側端部が第1の
吸込ポートAと重なることがなくて第1の吸込ポートA
と連通することはない。このため、制御弁30の作動に
より第1の吸込ポートAと吐出ポートCが連通していて
も、第1の吸込ポートAと第2の吸込ポートBがポンプ
室Rを介して連通することがなくて、吐出ポートCから
制御弁30を介して第1の吸込ポートAに流入した高圧
の作動油が第1の吸込ポートAからポンプ室Rを介して
第2の吸込ポートBに流入せず、被送給部50での油量
低下を抑制することができると共に油圧の脈動を低下さ
せて異音発生を抑制することができる。
【0008】ところで、上記出願のオイルポンプにおい
ては、図1に示した状態となる直前の状態では、第1の
吸込ポートAの回転方向側端部とこれに重合して連通す
るポンプ室Rの一部を通して作動油が第1の吸込ポート
Aからポンプ室Rに吸い込まれていて、連通部(第1の
吸込ポートAとポンプ室Rの重合部)での通路面積が小
さくて通路抵抗が大きく、新たな問題(通路抵抗の増大
に伴うキャビテーションの発生及び脈動の増大)が生じ
るおそれがある。
【0009】かかる新たな問題(通路抵抗の増大に伴う
問題)は、吸込ポート、第1の吐出ポート及び第2の吐
出ポートを周方向に沿って有するポンプハウジングと、
このポンプハウジング内に偏心して配設されて周方向に
て複数のポンプ室を形成するドライブロータ及びドリブ
ンロータを備えていて、前記複数のポンプ室が回転移行
して前記吸込ポート、前記第1の吐出ポート及び前記第
2の吐出ポートに順次連通するようになっているオイル
ポンプ(例えば、特開平8−114186号公報に示さ
れているオイルポンプ)において、上記出願の構成を両
吐出ポートに適用した場合、吐出側において同様に生じ
る。なお、この場合の問題は、通路抵抗の増大に伴うポ
ンプ損失動力の増加及び脈動の増大である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した新た
な問題に対処すべくなされたものであり、第1の吸込ポ
ート、第2の吸込ポート及び吐出ポートを周方向に沿っ
て有するポンプハウジングと、このポンプハウジング内
に偏心して配設されて周方向にて複数のポンプ室を形成
するドライブロータ及びドリブンロータを備えて、前記
複数のポンプ室が回転移行して前記第1の吸込ポート、
前記第2の吸込ポート及び前記吐出ポートに順次連通す
るようにしたオイルポンプにおいて、前記第2の吸込ポ
ートにおける反回転方向側端部の形状を、前記第1の吸
込ポートと前記第2の吸込ポート間にて瞬間的に密封さ
れるポンプ室の回転方向側端部形状に沿った形状とする
とともに、前記第1の吸込ポートにおける内周側端部の
形状を、前記第1の吸込ポートと前記第2の吸込ポート
間にて瞬間的に密封される前記ポンプ室の反回転方向側
端の回転軌跡に沿った形状とし、かつ前記第1の吸込ポ
ートには外周部位にて連通可能で前記各ポートには同時
に連通しない第1のポケットまたは貫通穴を前記ドリブ
ンロータに複数個設けるとともに、前記ポンプハウジン
グの前記第1の吸込ポートより内周部位にて前記ドライ
ブロータにより閉塞可能かつ前記各ポンプ室と前記第1
のポケットまたは貫通穴の内周部にそれぞれ連通可能で
前記各ポンプ室が前記第1の吸込ポートに連通するとき
前記第1のポケットまたは貫通穴を通して前記各ポンプ
室を前記第1の吸込ポートに連通可能な第2のポケット
を前記ポンプハウジングに設けたこと(請求項1に係る
発明)に特徴がある。
【0011】また、本発明は、吸込ポート、第1の吐出
ポート及び第2の吐出ポートを周方向に沿って有するポ
ンプハウジングと、このポンプハウジング内に偏心して
配設されて周方向にて複数のポンプ室を形成するドライ
ブロータ及びドリブンロータを備えて、前記複数のポン
プ室が回転移行して前記吸込ポート、前記第1の吐出ポ
ート及び前記第2の吐出ポートに順次連通するようにし
たオイルポンプにおいて、前記第1の吐出ポートにおけ
る回転方向側端部の形状を、前記第1の吐出ポートと前
記第2の吐出ポート間にて瞬間的に密封されるポンプ室
の反回転方向側端部形状に沿った形状とするとともに、
前記第2の吐出ポートにおける内周側端部の形状を、前
記第1の吐出ポートと前記第2の吐出ポート間にて瞬間
的に密封される前記ポンプ室の回転方向側端の回転軌跡
に沿った形状とし、かつ前記第2の吐出ポートには外周
部位にて連通可能で前記各ポートには同時に連通しない
第1のポケットまたは貫通穴を前記ドリブンロータに複
数個設けるとともに、前記ポンプハウジングの前記第2
の吐出ポートより内周部位にて前記ドライブロータによ
り閉塞可能かつ前記各ポンプ室と前記第1のポケットま
たは貫通穴の内周部にそれぞれ連通可能で前記各ポンプ
室が前記第2の吐出ポートに連通するとき前記第1のポ
ケットまたは貫通穴を通して前記各ポンプ室を前記第2
の吐出ポートに連通可能な第2のポケットを前記ポンプ
ハウジングに設けたこと(請求項2に係る発明)に特徴
がある。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明によるオイルポンプ(請求
項1に係る発明)においては、上記した構成によって、
瞬間的に密封されたポンプ室が第2の吸込ポートと連通
する方向に回転移行した場合、ポンプ室の回転方向側端
部が第2の吸込ポートに連通するものの、ポンプ室の反
回転方向側端部が第1の吸込ポートと重なることがなく
て第1の吸込ポートと連通することはない。このため、
制御弁の作動により第1の吸込ポートと吐出ポートが連
通していても、第1の吸込ポートと第2の吸込ポートが
ポンプ室を介して連通することがなくて、吐出ポートか
ら制御弁を介して第1の吸込ポートに流入した高圧の作
動油が第1の吸込ポートからポンプ室を介して第2の吸
込ポートに流入せず、被送給部での油量低下を抑制する
ことができると共に油圧の脈動を低下させて異音発生を
抑制することができる。
【0013】また、ポンプ室が瞬間的に密封された状態
となる直前の状態では、第1の吸込ポートの回転方向側
端部とこれに重合して連通するポンプ室の一部を通して
作動油が第1の吸込ポートからポンプ室に吸い込まれる
とともに、ドリブンロータに設けた第1のポケットまた
は貫通穴とポンプハウジングに設けた第2のポケットを
通して作動油が第1の吸込ポートからポンプ室に吸い込
まれる。このため、かかる状態における第1の吸込ポー
トとポンプ室間での通路面積を大きくし得て、通路抵抗
を小さくすることができ、キャビテーションの発生を抑
制することができるとともに、脈動の低減を図ることが
できる。
【0014】一方、本発明によるオイルポンプ(請求項
2に係る発明)においては、上記した構成によって、ポ
ンプ室が第1の吐出ポートと連通している状態から瞬間
的に密封される方向に回転移行する場合、ポンプ室の回
転方向側端部が第2の吐出ポートと重なることがなくて
第2の吐出ポートと連通することはない。このため、制
御弁の作動により第1の吐出ポートと吸込ポートが連通
していても、第1の吐出ポートと第2の吐出ポートがポ
ンプ室を介して連通することがなくて、高圧の作動油が
第2の吐出ポートからポンプ室を介して第1の吐出ポー
トに流入せず、被送給部での油量低下を抑制することが
できると共に油圧の脈動を低下させて異音発生を抑制す
ることができる。
【0015】また、ポンプ室が瞬間的に密封された状態
の直後の状態では、第2の吐出ポートの反回転方向側端
部とこれに重合して連通するポンプ室の一部を通して作
動油がポンプ室から第2の吐出ポートに吐出されるとと
もに、ドリブンロータに設けた第1のポケットまたは貫
通穴とポンプハウジングに設けた第2のポケットを通し
て作動油がポンプ室から第2の吐出ポートに吐出され
る。このため、かかる状態においてはポンプ室と第2の
吐出ポート間での通路面積を大きくし得て、通路抵抗を
小さくすることができ、ポンプ損失動力を抑制すること
ができるとともに、脈動の低減を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態を図
面に基づいて説明する。図3〜図6は本発明の第1実施
形態(請求項1に係る発明の一実施形態)を示してい
て、この実施形態のオイルポンプ20においては、ドリ
ブンロータ23にポケット(貫通穴として形成して実施
することも可能である)23bが内歯23aに対応して
周方向にて等間隔に設けられ、ポンプハウジング21に
ポケット21aが設けられている。なお、その他の構成
は、図1及び図2に示したオイルポンプ20(第1の吸
込ポートAにおける内周側端部の形状をA1としたオイ
ルポンプ)と同じであるため、同一符号を付して説明は
省略する。
【0017】ドリブンロータ23に設けた各ポケット
(凹部)23bは、ドリブンロータ23の両側面にそれ
ぞれ形成されていて(ドリブンロータ23の何れか一方
の側面に形成して実施することも可能である)、第1の
吸込ポートAには外周部位にて連通可能であり、各ポー
トA,B,Cには同時に連通しないように、すなわち、
第1の吸込ポートAと第2の吸込ポートB間にあるとき
には図6に示したように両ポートA,Bに連通しないよ
うに、また第2の吸込ポートBと吐出ポートC間にある
ときには図3及び図4に示したように両ポートB,Cに
連通しないように、また吐出ポートCと第1の吸込ポー
トA間にあるときには図5に示したように両ポートC,
Aに連通しないように形成されている。
【0018】一方、ポンプハウジング21に設けたポケ
ット(凹部)21aは、第1の吸込ポートAより内周部
位にて両ロータ22,23の各側面と摺接する部位に対
向して形成されていて(両ロータ22,23の何れか一
方の側面と摺接する部位に形成して実施することも可能
である)、図5に示したようにドライブロータ22の外
歯22aにより閉塞可能であり、かつ図3、図4及び図
6に示したように各ポンプ室Rとドリブンロータ23に
設けた各ポケット23bの内周部にそれぞれ連通可能で
あって、図3及び図6に示したように各ポンプ室Rが第
1の吸込ポートAに連通するときドリブンロータ23に
設けた各ポケット23bを通して各ポンプ室Rを第1の
吸込ポートAに連通可能である。
【0019】ところで、図3〜図6に示した実施形態に
おいても、オイルポンプ20の第2の吸込ポートBにお
ける反回転方向側端部の形状B1が、第1の吸込ポート
Aと第2の吸込ポートB間にて瞬間的に密封されるポン
プ室Rの回転方向側端部形状R1に沿った形状とされる
とともに、第1の吸込ポートAにおける内周側端部の形
状A1が、第1の吸込ポートAと第2の吸込ポートB間
にて瞬間的に密封されるポンプ室Rの反回転方向側端R
2(両ロータ22,23の接触点)の回転軌跡L(図2
の一点鎖線参照)に沿った形状とされている。
【0020】したがって、両ロータ22,23が反時計
方向に回転して、瞬間的に密封されたポンプ室Rが第2
の吸込ポートBと連通する方向に回転移行した場合(図
4の状態から図5の状態に移行した場合)、ポンプ室R
の回転方向側端部が第2の吸込ポートBに連通するもの
の、ポンプ室Rの反回転方向側端部が第1の吸込ポート
Aと重なることがなくて第1の吸込ポートAと連通する
ことはない。このため、制御弁(図1の制御弁30参
照)の作動により第1の吸込ポートAと吐出ポートCが
制御弁を介して連通していても、第1の吸込ポートAと
第2の吸込ポートBがポンプ室Rを介して連通すること
がなくて、吐出ポートCから制御弁を介して第1の吸込
ポートAに流入した高圧の作動油が第1の吸込ポートA
からポンプ室Rを介して第2の吸込ポートBに流入せ
ず、被送給部(図1の被送給部50参照)での油量低下
を抑制することができると共に油圧の脈動を低下させて
異音発生を抑制することができる。
【0021】また、ポンプ室Rが瞬間的に密封された状
態(図4の状態)となる直前の状態(図3の状態)で
は、第1の吸込ポートAの回転方向側端部とこれに重合
して連通するポンプ室Rの一部を通して作動油が第1の
吸込ポートAからポンプ室Rに吸い込まれるとともに、
ドリブンロータ23に設けたポケット23bとポンプハ
ウジング21に設けたポケット21aを通して作動油が
第1の吸込ポートAからポンプ室Rに吸い込まれる。こ
のため(第1の吸込ポートAからポンプ室Rへの吸込通
路を複数箇所とすることができるため)、第1の吸込ポ
ートAとポンプ室R間での通路面積を大きくし得て、通
路抵抗を小さくすることができ、キャビテーションの発
生を抑制することができるとともに、脈動の低減を図る
ことができる。
【0022】図7〜図10は本発明の第2実施形態(請
求項2に係る発明の一実施形態)を示していて、この実
施形態のオイルポンプ120においては、5葉6節のド
ライブロータ122(5個の外歯122aを有してい
る)及びドリブンロータ123(6個の内歯123aを
有している)がポンプハウジング121内に偏心して配
設されていて、可変容積のポンプ室R10が形成されて
おり、車両用エンジン(内燃機関)のクランクシャフト
110によって図示時計方向に回転されるようになって
いる。
【0023】また、ポンプハウジング121が、吸込ポ
ートD、第1の吐出ポートE及び第2の吐出ポートFを
周方向に沿って有していて、ポンプハウジング121内
にてドライブロータ122とドリブンロータ123間に
形成される各ポンプ室R10が回転移行して吸込ポート
D、第1の吐出ポートE及び第2の吐出ポートFに順次
連通するようになっている。
【0024】ところで、図7〜図10に示した実施形態
においては、オイルポンプ120の第1の吐出ポートE
における回転方向側端部の形状E1が、第1の吐出ポー
トEと第2の吐出ポートF間にて瞬間的に密封されるポ
ンプ室R10の反回転方向側端部形状R11に沿った形
状とされるとともに、第2の吐出ポートFにおける内周
側端部の形状F1が、第1の吐出ポートEと第2の吐出
ポートF間にて瞬間的に密封されるポンプ室R10の回
転方向側端R12(両ロータ122,123の接触点)
の回転軌跡に沿った形状とされている。
【0025】したがって、両ロータ121,122が時
計方向に回転して、ポンプ室R10が第1の吐出ポート
Eと連通している状態から瞬間的に密封される方向に回
転移行する場合(図10の状態から図7の状態に移行し
た場合)、ポンプ室R10の回転方向側端部が第2の吐
出ポートFと重なることがなくて第2の吐出ポートFと
連通することはない。このため、制御弁(図示省略)の
作動により第1の吐出ポートEと吸込ポートDが連通し
ていても、第1の吐出ポートEと第2の吐出ポートFが
ポンプ室R10を介して連通することがなくて、高圧の
作動油が第2の吐出ポートFからポンプ室R10を介し
て第1の吐出ポートEに流入せず、被送給部での油量低
下を抑制することができると共に油圧の脈動を低下させ
て異音発生を抑制することができる。
【0026】また、図7〜図10に示した実施形態にお
いては、ドリブンロータ123にポケット(貫通穴とし
て形成して実施することも可能である)123bが内歯
123aに対応して周方向にて等間隔に設けられ、ポン
プハウジング121にポケット121aが設けられてい
る。
【0027】ドリブンロータ123に設けた各ポケット
(凹部)123bは、ドリブンロータ123の両側面に
それぞれ形成されていて(ドリブンロータ123の何れ
か一方の側面に形成して実施することも可能である)、
第2の吐出ポートFには外周部位にて連通可能であり、
各ポートD,E,Fには同時に連通しないように、すな
わち、吸込ポートDと第1の吐出ポートE間にあるとき
には図7及び図8に示したように両ポートD,Eに連通
しないように、また第1の吐出ポートEと第2の吐出ポ
ートF間にあるときには図9に示したように両ポート
E,Fに連通しないように、また第2の吐出ポートFと
吸込ポートD間にあるときには図示省略したが両ポート
F,Dに連通しないように形成されている。
【0028】一方、ポンプハウジング121に設けたポ
ケット(凹部)121aは、第2の吐出ポートFより内
周部位にて両ロータ122,123の各側面と摺接する
部位に対向して形成されていて(両ロータ122,12
3の何れか一方の側面と摺接する部位に形成して実施す
ることも可能である)、図10に示したようにドライブ
ロータ122の外歯122aにより閉塞可能であり、か
つ図7、図8及び図9に示したように各ポンプ室R10
とドリブンロータ123に設けた各ポケット123bの
内周部にそれぞれ連通可能であって、図8に示したよう
に各ポンプ室R10が第2の吐出ポートFに連通すると
きドリブンロータ123に設けた各ポケット123bを
通して各ポンプ室R10を第2の吐出ポートFに連通可
能である。
【0029】したがって、ポンプ室R10が瞬間的に密
封された状態(図7の状態)の直後の状態(図8の状
態)では、第2の吐出ポートFの反回転方向側端部とこ
れに重合して連通するポンプ室R10の一部を通して作
動油がポンプ室R10から第2の吐出ポートFに吐出さ
れるとともに、ドリブンロータ123に設けたポケット
123bとポンプハウジング121に設けたポケット1
21aを通して作動油がポンプ室R10から第2の吐出
ポートFに吐出される。このため(ポンプ室R10から
第2の吐出ポートFへの吐出通路を複数箇所とすること
ができるため)、ポンプ室R10と第2の吐出ポートF
間での通路面積を大きくし得て、通路抵抗を小さくする
ことができ、ポンプ損失動力を抑制することができると
ともに、脈動の低減を図ることができる。
【0030】上記各実施形態においては、車両用エンジ
ン(内燃機関)のクランクシャフト10,110にて駆
動されるオイルポンプ20,120に本発明を実施した
が、本発明は車両以外の他の産業機器に使用するオイル
ポンプにも同様にまたは適宜変更して実施できるもので
あり、オイルポンプの形式(上記実施形態ではトロコイ
ド式)や駆動形態(上記実施形態では直結駆動式)も適
宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の課題を説明するためのオイルポンプの
一実施形態を概略的に示す図である。
【図2】図1に示したオイルポンプにおいて両ロータが
反時計方向に回転移行した場合の図である。
【図3】本発明の第1実施形態(請求項1に係る発明の
一実施形態)を概略的に示す図である。
【図4】図3に示したオイルポンプにおいて両ロータが
反時計方向に回転移行した場合の図である。
【図5】図4に示したオイルポンプにおいて両ロータが
反時計方向に回転移行した場合の図である。
【図6】図5に示したオイルポンプにおいて両ロータが
反時計方向に回転移行した場合の図である。
【図7】本発明の第2実施形態(請求項2に係る発明の
一実施形態)を概略的に示す図である。
【図8】図7に示したオイルポンプにおいて両ロータが
時計方向に回転移行した場合の図である。
【図9】図8に示したオイルポンプにおいて両ロータが
時計方向に回転移行した場合の図である。
【図10】図8に示したオイルポンプにおいて両ロータ
が時計方向に回転移行した場合の図である。
【符号の説明】
10…エンジンのクランクシャフト(駆動源)、20…
オイルポンプ、21…ポンプハウジング、21a…(第
2の)ポケット、A…第1の吸込ポート、A1…第1の
吸込ポートにおける内周側端部の形状、B…第2の吸込
ポート、B1…第2の吸込ポートにおける反回転方向端
部の形状、C…吐出ポート、22…ドライブロータ、2
2a…外歯、23…ドリブンロータ、23a…内歯、2
3b…(第1の)ポケット、R…ポンプ室、R1…ポン
プ室の回転方向端部形状、R2…ポンプ室の反回転方向
側端、L…ポンプ室の反回転方向側端の回転軌跡、30…
制御弁、50…被送給部、110…エンジンのクランク
シャフト、120…オイルポンプ、121…ポンプハウ
ジング、121a…(第2の)ポケット、D…吸込ポー
ト、E…第1の吐出ポート、E1…第1の吐出ポートに
おける回転方向端部の形状、F…第2の吐出ポート、F
1…第2の吐出ポートにおける内周側端部の形状、12
2…ドライブロータ、122a…外歯、123…ドリブ
ンロータ、123a…内歯、123b…(第1の)ポケ
ット、R10…ポンプ室、R11…ポンプ室の反回転方
向端部形状、R12…ポンプ室の回転方向側端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H041 AA02 BB03 CC11 DD02 DD05 DD17 DD34 DD38 3H044 AA02 BB03 CC11 DD02 DD05 DD15 DD28 DD43

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の吸込ポート、第2の吸込ポート及
    び吐出ポートを周方向に沿って有するポンプハウジング
    と、このポンプハウジング内に偏心して配設されて周方
    向にて複数のポンプ室を形成するドライブロータ及びド
    リブンロータを備えて、前記複数のポンプ室が回転移行
    して前記第1の吸込ポート、前記第2の吸込ポート及び
    前記吐出ポートに順次連通するようにしたオイルポンプ
    において、前記第2の吸込ポートにおける反回転方向側
    端部の形状を、前記第1の吸込ポートと前記第2の吸込
    ポート間にて瞬間的に密封されるポンプ室の回転方向側
    端部形状に沿った形状とするとともに、前記第1の吸込
    ポートにおける内周側端部の形状を、前記第1の吸込ポ
    ートと前記第2の吸込ポート間にて瞬間的に密封される
    前記ポンプ室の反回転方向側端の回転軌跡に沿った形状
    とし、かつ前記第1の吸込ポートには外周部位にて連通
    可能で前記各ポートには同時に連通しない第1のポケッ
    トまたは貫通穴を前記ドリブンロータに複数個設けると
    ともに、前記ポンプハウジングの前記第1の吸込ポート
    より内周部位にて前記ドライブロータにより閉塞可能か
    つ前記各ポンプ室と前記第1のポケットまたは貫通穴の
    内周部にそれぞれ連通可能で前記各ポンプ室が前記第1
    の吸込ポートに連通するとき前記第1のポケットまたは
    貫通穴を通して前記各ポンプ室を前記第1の吸込ポート
    に連通可能な第2のポケットを前記ポンプハウジングに
    設けたことを特徴とするオイルポンプ。
  2. 【請求項2】 吸込ポート、第1の吐出ポート及び第2
    の吐出ポートを周方向に沿って有するポンプハウジング
    と、このポンプハウジング内に偏心して配設されて周方
    向にて複数のポンプ室を形成するドライブロータ及びド
    リブンロータを備えて、前記複数のポンプ室が回転移行
    して前記吸込ポート、前記第1の吐出ポート及び前記第
    2の吐出ポートに順次連通するようにしたオイルポンプ
    において、前記第1の吐出ポートにおける回転方向側端
    部の形状を、前記第1の吐出ポートと前記第2の吐出ポ
    ート間にて瞬間的に密封されるポンプ室の反回転方向側
    端部形状に沿った形状とするとともに、前記第2の吐出
    ポートにおける内周側端部の形状を、前記第1の吐出ポ
    ートと前記第2の吐出ポート間にて瞬間的に密封される
    前記ポンプ室の回転方向側端の回転軌跡に沿った形状と
    し、かつ前記第2の吐出ポートには外周部位にて連通可
    能で前記各ポートには同時に連通しない第1のポケット
    または貫通穴を前記ドリブンロータに複数個設けるとと
    もに、前記ポンプハウジングの前記第2の吐出ポートよ
    り内周部位にて前記ドライブロータにより閉塞可能かつ
    前記各ポンプ室と前記第1のポケットまたは貫通穴の内
    周部にそれぞれ連通可能で前記各ポンプ室が前記第2の
    吐出ポートに連通するとき前記第1のポケットまたは貫
    通穴を通して前記各ポンプ室を前記第2の吐出ポートに
    連通可能な第2のポケットを前記ポンプハウジングに設
    けたことを特徴とするオイルポンプ。
JP2000292359A 2000-09-26 2000-09-26 オイルポンプ Pending JP2002098063A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000292359A JP2002098063A (ja) 2000-09-26 2000-09-26 オイルポンプ
DE10147128A DE10147128A1 (de) 2000-09-26 2001-09-25 Ölpumpenvorrichtung
US09/962,349 US6544013B2 (en) 2000-09-26 2001-09-26 Oil pump apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000292359A JP2002098063A (ja) 2000-09-26 2000-09-26 オイルポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002098063A true JP2002098063A (ja) 2002-04-05

Family

ID=18775310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000292359A Pending JP2002098063A (ja) 2000-09-26 2000-09-26 オイルポンプ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6544013B2 (ja)
JP (1) JP2002098063A (ja)
DE (1) DE10147128A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2405970C2 (ru) * 2005-06-22 2010-12-10 Стт Текнолоджис Инк., Э Джойнт Венче Оф Магна Пауэртрейн Инк. Энд Схв Гмбх Зубчатый насос (варианты)
DE102014222396A1 (de) * 2014-11-03 2016-05-04 Continental Automotive Gmbh Verdrängerpumpe
EP3271584B1 (en) 2015-03-16 2020-05-06 Saudi Arabian Oil Company Equal-walled gerotor pump for wellbore applications
CN110056505B (zh) * 2018-01-18 2022-03-29 江苏德尔森汽车有限公司 一种限压式内反馈节能型液压转向助力泵
US11371326B2 (en) 2020-06-01 2022-06-28 Saudi Arabian Oil Company Downhole pump with switched reluctance motor
US11499563B2 (en) 2020-08-24 2022-11-15 Saudi Arabian Oil Company Self-balancing thrust disk
US11920469B2 (en) 2020-09-08 2024-03-05 Saudi Arabian Oil Company Determining fluid parameters
US11644351B2 (en) 2021-03-19 2023-05-09 Saudi Arabian Oil Company Multiphase flow and salinity meter with dual opposite handed helical resonators
US11591899B2 (en) 2021-04-05 2023-02-28 Saudi Arabian Oil Company Wellbore density meter using a rotor and diffuser
US11913464B2 (en) 2021-04-15 2024-02-27 Saudi Arabian Oil Company Lubricating an electric submersible pump

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6473084A (en) * 1987-09-16 1989-03-17 Nippon Steel Corp Formation of metal coating layer by utilizing metal powder
GB2219631B (en) * 1988-06-09 1992-08-05 Concentric Pumps Ltd Improvements relating to gerotor pumps
GB9014601D0 (en) * 1990-06-30 1990-08-22 Concentric Pumps Ltd Improvements relating to gerotor pumps
JPH05164060A (ja) * 1991-12-12 1993-06-29 Nippondenso Co Ltd 歯車式ポンプ
JP3531769B2 (ja) * 1994-08-25 2004-05-31 アイシン精機株式会社 オイルポンプ装置
DE19514021C2 (de) * 1995-04-13 1998-02-12 Daimler Benz Ag Zahnradpumpe
EP0785361B1 (en) * 1996-01-19 2003-04-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Oil pump apparatus
JPH11280667A (ja) * 1998-03-27 1999-10-15 Aisin Seiki Co Ltd オイルポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20020037227A1 (en) 2002-03-28
US6544013B2 (en) 2003-04-08
DE10147128A1 (de) 2002-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1089266A (ja) ベーンポンプ
JP2002098063A (ja) オイルポンプ
US9638190B2 (en) Oil pump
JP3810445B2 (ja) トロコイド型オイルポンプ
JPS61108884A (ja) トロコイド型オイルポンプ
JPS61138893A (ja) トロコイド型オイルポンプ
JP2002155878A (ja) ベーン及びそれを備えたベーン型圧縮機
JPH0735053A (ja) トロコイド型オイルポンプ
KR970075376A (ko) 로터형 펌프
US20060210417A1 (en) Inscribed gear pump
JP3371709B2 (ja) オイルポンプ装置
JP2017089401A (ja) 燃料ポンプ
JP2002130149A (ja) オイルポンプ
JP2007064140A (ja) 内接歯車式ポンプ
JP3849509B2 (ja) オイルポンプ
JP2004332696A (ja) オイルポンプ
JPH03134279A (ja) トロコイド型オイルポンプ
JP3642422B2 (ja) オイルポンプ
JP2005188380A (ja) トロコイド式ポンプ
GB2102888A (en) Rotary positive-displacement pumps
JP6945796B2 (ja) 内接歯車ポンプ
JP4484679B2 (ja) 内接式歯車ポンプ
JP3109405B2 (ja) 内接型ギヤポンプ
JPH10184563A (ja) ベーンポンプ
JP2000356183A (ja) アキシャルピストンポンプ