JPH03134279A - トロコイド型オイルポンプ - Google Patents

トロコイド型オイルポンプ

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JPH03134279A
JPH03134279A JP27148989A JP27148989A JPH03134279A JP H03134279 A JPH03134279 A JP H03134279A JP 27148989 A JP27148989 A JP 27148989A JP 27148989 A JP27148989 A JP 27148989A JP H03134279 A JPH03134279 A JP H03134279A
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Shigemi Kobayashi
重実 小林
Naoki Ebii
戎井 直樹
Masami Nomura
野村 雅己
Noboru Tomaru
外丸 昇
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、ロータ室内におけるキャビテーションによる
不都合を著しく緩和し、騒音を防止し、且つ侵食作用を
回避できるトロコイド型オイルポンプに関する。
〔従来の技術〕
従来より、トロコイド歯に形成したアウターロータとイ
ンナーロータよりなるトロコイド型オイルポンプは、自
動車等のエンジン潤滑系統にオイルを圧送するものとし
て、特にギヤ型オイルポンプよりも構造が小型で、低騒
音である等の利点があり、一般の量産エンジンでは、多
く使用されている。
そのトロコイド型オイルポンプでは、ケーシングのロー
タ室内においてアウターロータにインナーロータが内接
して複数の空隙部が形成されるがそれぞれの空隙部の容
積がアウターロータ及びインナーロータが一回転する間
に大小に変化し吸入ポート側でオイルを吸入し、吐出ポ
ート側でオイルを吐き出すものである。
ところで吸入ポートより、オイルを吸入した空隙部が吐
出ポートに向かって回転し、吸入ポートと吐出ポートと
の中間に達したときに容積が最大となり、空隙部内のオ
イルは、負圧となり、オイル中に含有されていた気体が
気泡となって現れる所謂キャビテーション現象が生じて
いた。
一方、吐出ポートにおけるオイルは常時正圧(約4乃至
約5 kgf/d)であり、且つ吐出ポートの始点に達
した直後の空隙部内のオイルは負圧でしかも前記気泡の
発生により収縮性を有するため・吐出ポート内のオイル
が急激に逆流する状態となり、これがポンプ作動時に間
断無く繰り返されると、特に、吐出ポートに近接したポ
ート間仕切部端箇所が侵食されて、騒音が発生するのみ
ならず、空隙部の密封性が劣下し、ひいてはポンプの機
能に悪影響を及ぼす不都合があった。
これらの理由から、特開昭61−108884号(同公
報に記載された図面の一部で、第31図参照)のように
、吐出ポートの始点側より反回転方向に弧状に浅溝を設
けたものが存在したり、或いは、特開昭63−1318
78号(同公報に記載された図面の一部であり、第32
図参照)のように、最大容積のポンピングチャンバと吐
出ポートとを連通ずるようにしたものが開発されている
〔発明が解決しようとする!!’題) しかるに、両者共に、依然としてキャビテーションが生
ずる弊害があり、吐出ポートに近接したポート間仕切部
端箇所が侵食されて、騒音が発生するのみならず、空隙
部の密封性が劣下し、ひいてはポンプの機能に悪影響を
及ぼす不都合があった。そのキャビテーションは、回転
数が増加するにつれて吸入側と吐出側との圧力差が大き
くなればなるほど、必然的に生ずるものであり、これを
回避することが課題であるが、他面、ポンプ効率を低下
させることなく、キャビテーションによる不都合を最小
限度にすることも大きな解決課題であった。さらに、こ
れらを、特に、簡単なる構成によって解決すべき課題が
あった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記課題を解決すべく、鋭意。
研究を重ねた結果、その発明を、吐出ポート側から吸入
ポート側に向かう減圧浅溝の先端を略噛合いピッチライ
ン上とし、その減圧浅溝の後端を噛合いピッチラインよ
り外方位置で吐出ポートに連通可能に設けたトロコイド
型オイルポンプとしたことにより、ロータ室内にキャビ
テーションが発生しても、そのキャビテーションによる
ポンプ内部の侵食を殆ど防止し、ひいてはポンプの耐久
性を向上させ、キャビテーションによる騒音を最小限に
でき、上記課題を解決したものである。
〔作用〕
本発明のトロコイド型オイルポンプを駆動させると、こ
のとき、空隙部の最大容積位置におけるオイルであって
も、これが、減圧浅溝の基部側にインナーロータの回転
力にて押圧され、これによって、吐出ポートからの逆流
する減圧されたオイルの圧力をさらに低下させ、最大容
積の空隙部内のキャビテーションを徐々に消滅させるよ
うに働き又はキャビテーションを発生させないような圧
力にし、これらによって、ポンプ内部の侵食を殆ど防止
し、ひいてはポンプの耐久性を向上させ、キャビテーシ
ョンによる騒音を防止できるように作用する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第30図に基づいて
説明する。
ケーシングAは、金属材(例えば、アルミダイキャスト
等)にて分割可能に構成され、内部には偏平円筒中空状
のロータ室1が形成されている。
具体的には、ケーシングAは、第3図に示すように、ポ
ンプボディーA1とポンプカバーA!との2つの部分と
からなり、そのポンプボディーA。
に凹部が形成され(第5図参照)、該ポンプボディーA
、にポンプカバーA8を接合されたときに、その偏平円
筒中空としてロータ室lが構成される。
該ロータ室1内にはアウターロータ2とインナーロータ
3とが内装されている。即ち、内歯を設けたアウターロ
ータ2と、外歯を設けたインナーロータ3とが互いに歯
合し、偏心してロータ室1に内装されている(第1図、
第2図参照)。
そのアウターロータ2とインナーロータ3とは、歯がト
ロコイド曲線となっており、インナーロータ3の歯がア
ウターロータ2の歯数よりも一枚少なく、インナーロー
タ3が一回転するとアウターロータ2は、−歯分遅れて
回転する関係に構成されている。特に、本発明では、イ
ンナーロータ3がアウターロータ2よりも一歯分だけ常
に回転が早くなっていることも、後述するように、効果
を奏する大きな条件となっている。またインナーロータ
3は、何れの回転角度であっても常にインナーロータ3
の歯先がアウターロータ2の歯先又は歯底に接触し、イ
ンナーロータ3の隣接する歯先とアウターロータ2との
間に複数の空隙部S、S。
・・・が形成され、それぞれの空隙部Sが1回転中に、
大きくなったり、小さくなったりして吸入、吐出が行わ
れる(第1図、第2図参照)。
前記ポンプボディーAIのロータ室lの円形面1aの上
下両側(第1図、第2図において上下、第4図において
左右側参照)には、吸入ポート4及び吐出ポート5がそ
れぞれ形成され、その間にポート間仕切部6,6が形成
されている。その吸入ポート4には、吸入口4aが、ま
た吐出ポート5には、吐出口5aがそれぞれケーシング
Aの外方に通ずるように構成されている(第1図、第5
図参照)。
そしてポート間仕切部6は、第5図に示すように、円形
面1aの左右に存在するが、アウターロータ2とインナ
ーロータ3とが、第1図、第2図第4図において時計方
向に回転し、且つ円形面1aの下側に吸入ポート4が、
上側に吐出ポート5が形成されている場合では、その空
隙部Sは、第4図において上側(第1図、第2図におい
て左下側)のポート間仕切部6を通過するときに最大容
積V waxとなる。その第4図は、第1図、第2図の
位置より時計方向に約120度回転され、空隙部Sの最
大容積V waxを真上にして理解し易くしたものであ
り、さらに、具体的な空隙部Sの最大容積Vmaxは、
アウターロータ2の中心o2とインナーロータ3の中心
O1とを結んだ線上に、アウターロータ2の歯底中央位
置2゜及びインナーロータ3の歯底中央位置3゜が存在
した場合である(第2図参照)。
吐出ポート5側から吸入ポート4側に向かう減圧浅溝D
、具体的には、最大容積Vmaxの空隙部Sが形成され
るポート間仕切部6より吐出ポート5に向かう減圧浅溝
りの先端は略噛合いピ・フチライン2上とされ、且つそ
の先端は最大容積V tsax位置での空隙部Sに連通
不能に形成され、その減圧浅溝りの後端を噛合いピッチ
ラインlより外方位置で吐出ポート5に連通可能に設け
たられている(第1図、第2図、第4図、第5図等参照
)。
その噛合いピッチライン2とは、アウターロータ2とイ
ンナーロータ3とが噛合う軌跡ラインであり、本明細書
において理解容易性のための造語であり、インナーロー
タ3の噛合いピッチ円よりも大きく、アウターロータ2
の噛合いピッチ円よりも小さい円形状の概念を指す。
その減圧浅溝りの実施例は複数存在し、棒状減圧浅溝7
.第1外周包囲状減圧浅溝8.L形状減圧浅溝9及び第
2外周包囲状減圧浅溝10等が存在し、これらは減圧浅
溝りの下位概念の溝である。
まず、棒状減圧浅溝7は、第4図に示すように、前記空
隙部Sの最大容積V+*ax位置における吐出側(吐出
ポート5側)の面接触点T+位置から回転方向の次の面
接触点T、位置までの角度θ範囲で、且つ噛合いピッチ
ラインlの略周上が先端位置とされ、しかも、前記面接
触点T1又はT!位置のインナーロータ3の歯面の回転
前側の変曲点Cにおける法線n方向を略向くように形成
され、その棒状減圧浅溝7の先端は最大容積V wax
位置での空隙部Sに連通不能に形成され(第4図、第1
3図参照)、その棒状減圧浅溝7の後端は噛合いピッチ
ライン!より外方位置で吐出ポート5の始端に連通可能
に設けられている。その棒状減圧浅溝7は直線状をなし
ているが、外側又は内側に僅かに弧状に形成されている
溝も当然に含まれるものである(第8図参照)。
その減圧浅溝りなる棒状減圧浅溝7の実施例も複数存在
し、まず、その第1は、ケーシングAのポンプボディー
A1のみに形成される場合である(第3図参照)。
また、その棒状減圧浅溝7の第2実施例は、ケーシング
AのポンプカバーA、のみに形成される場合である。こ
の場合には、ポンプカバーA、に吸入ポート4や吐出ポ
ート5が設けられるような場合で、板厚も厚(形成され
ている場合である。
さらに、棒状減圧浅溝7の第3実施例では、ケーシング
へのポンプボディーA1とポンプカ/5l−A2とにそ
れぞれに形成される場合である(第30図参照)。
また、その棒状減圧浅溝7の深さは、一定の深さで、約
0.数■乃至数−程度に形成され、且つ幅も一定に形成
されたり(第6図参照)、或いは、深さは略一定とされ
、且つ幅は後端側にゆくに従って次第に広くなるように
形成されたり(第10図、第11図参照)、或いは、幅
は略一定で、且つ深さは後端側にゆくに従って次第に深
くなるように構成されることもある(第8図、第9図参
照)。
また、面接触点T2を先端とした棒状減圧浅溝7の先端
は、勿論、最大容積Vmaxなる空隙部Sには連通しな
いように構成されるが、これに隣接した空隙部Sには連
通ずるように構成されることが好ましい(第7図参照)
、ここで、吸入ポート4の終端位置を回転方向に延ばす
こと、所謂、吸入ポート4を通常位置より回転方向に振
ることで(第1図参照)、アウターロータ2、インナー
ロータ3の最大容積Vmaxの空隙部Sと吸入ポート4
とを連通状態にして吸入側のオイルの吸入効率を高める
ことができ、このようにした吸入ポート4に合わせて、
吐出ポート5も回転方向に振られるものであり、これは
、面接触点T、より面接触点T2側に近づくことを指す
ものである。このようにするのは、特に高速回転用のた
めである。
第12図に示したものは、棒状減圧浅溝7の基部側をケ
ーシングAの部材までも決るようにして広げて、拡大基
部7aを形成した実施例である。
該拡大基部7aの形成にてアウターロータ2の外周とケ
ーシングAとがオイルが充満されそれら相互の潤滑性を
良好にならしめる作用をなす。
第15図に示したものは、前記棒状減圧浅溝7に替わる
第1外周包囲状減圧浅溝8であり、前記面接触点T1又
はT2位置のインナーロータ3の歯面の回転前側の変曲
点Cにおける法線n方向を略向くようにした法線方向溝
部8aと、吐出ポート5の外周壁面5b個所に略沿う形
状をなした外周壁位置溝部8bとから構成されている。
これらによって、空隙部Sの最大容積Vmax位置Gこ
おしする吐出側の山桜触点T3位置から回転方向の次の
面接触点T2位置までの角度θ範囲で、且つ噛合いピッ
チラインlの略周上とした先端位置と、吐出ポート5の
外周壁面とが連通可能に形成されている。連通状態を保
持するのには、円形部18面に、前記外周壁位置溝部8
b端より吐出ポート5に連通ずる溝が形成され、これを
含めて外周壁位置溝部8bと称する。また、該外周壁位
置溝部8bは礼状にして形成することもある。さらには
、前記棒状減圧浅溝7と同様に、ポンプボディーA1の
みに設ける場合や、ポンプカバーA8のみに設ける場合
や、さらには、ポンプボディーA、及びポンプカバーA
□の両方に第1外周包囲状減圧浅溝8を設ける場合があ
る。
このようにした減圧浅溝りなる第1外周包囲状減圧浅溝
8の法線方向溝部8aは、少なくともポート間仕切部6
箇所に存在するように設けられている。その第1外周包
囲状減圧浅溝8の先端は最大容積Vsax位置での空隙
部Sに連通不能に形成されている。
減圧浅溝りの第3の実施例としてL形状減圧浅溝9が第
18図乃至第23図のように示されている。該り形状減
圧浅溝9前記空隙部Sの最大容積Vmaχ位置における
吐出側(吐出ポート5側)の出接触点T1位置から回転
方向の次の面接触点T2位置までの角度θ範囲で、且つ
噛合いピッチライン2の略周上が先端位置とされ、しか
も、前記出接触点T、又はT2位置のインナーロータ3
において放射方向を向く放射方向溝部9aと、前記吐出
ポート5の外周壁面5bと略同等周上の周状溝部9bと
から形成されてL形状減圧浅溝9として構成されている
。その放射方向溝部9aは直線状をなしているが、外側
又は内側に僅かに弧状に形成されている溝も当然に含ま
れるものである。また、該り形状減圧浅溝9の溝形状や
取付位置等については前記棒状減圧浅溝7と同様である
さらに、L形状減圧浅溝9の先端は、前記最大容積V 
waxなる空隙部Sには、連通しないように構成されて
いる。具体的には、出接触点T、を先端としたL形状減
圧浅溝9の先端は、最大容積■waxなる空隙部Sには
連通しないように構成され、また、出接触点T、を先端
としたし形状減圧浅溝9の先端は、勿論、最大容積V■
axなる空隙部Sには連通しないように構成されるが、
これに隣接した空隙部Sには連通ずるように構成される
ことが好ましい、第23図に示したものは、L形状減圧
浅溝9の周状溝部9bの吐出ポート5側をケーシングA
の部材までも決るようにして広げて、拡大部9boを形
成した実施例である。
第26図乃至第28図に示したものは、前記り形状減圧
浅溝9に替わる第2外周包囲状減圧浅溝10であり、前
記出接触点T1又はTt位置のインナーロータ3におい
て放射方向を向く放射方向溝部10aと、吐出ポート5
の外周壁面5b個所に略沿う形状をなした外周壁位置溝
部10bとから構成されている。これらによって、空隙
部Sの最大容積V llax位置における吐出側の出接
触点T。
位置から回転方向の次の面接触点T、位置までの角度θ
範囲で、且つ噛合いと・ノチライン2の略周上とした先
端位置と、吐出ポート5の外周壁面5bとが連通可能に
形成されている。連通状態を保持するのには、円形部1
8面に、前記外周壁位置溝部10b端より吐出ポート5
に連通ずる溝が形成され、これを含めて外周壁位置溝部
10bと称する。また、該外周壁位置溝部10bは礼状
にして形成することもある。また、また、第2外周包囲
状減圧浅溝10の溝形状や取付位置等については前記棒
状減圧浅溝7と同様である。さらに、第2外周包囲状減
圧浅溝10の先端は、前記最大容積Vmaxなる空隙部
Sには、連通しないように構成されている。具体的には
、出接触点T1を先端としたし形状減圧浅溝9の先端は
、最大容積Vmaxなる空隙部Sには連通しないように
構成され、また、出接触点T2を先端としたL形状減圧
浅溝9の先端は、勿論、最大容積Vmaxなる空隙部S
には連通しないように構成されるが、これに隣接した空
隙部Sには連通ずるように好適には構成されるている。
このようにした減圧浅溝りなる第2外周包囲状減圧浅溝
10の放射方向溝部10aは、少なくともポート間仕切
部6箇所に存在するように設けられている。
11は駆動軸であって、前記インナーロータ3の中心位
置に固着され、その駆動軸11の一端は、ロータ室1よ
りケーシングAの外部に貫通され、ケーシングAの外部
のエンジン、モータ等の動力源にて駆動され、アウター
ロータ2及びインナーロータ3が回転する。
このトロコイド型オイルポンプの作用について説明する
と、まず、空隙部Sが最大容積V waxになったとき
には、負圧状態の圧力P、となる(第13図参照)、こ
のとき負圧状態の流体より内部に含有する空気等の気体
がキャビテーション(気泡)となって発生する。さらに
、具体的には、インナーロータ3の回転方向の背側位置
が最大負圧になって、ここに多くのキャビテーションが
発生する。そして、僅かに回転した後に、同状態の空隙
部Sに対して、棒状減圧浅溝7の先端が連通する(第1
4図参照)、このときの棒状減圧浅溝7の圧力は正圧で
あるが、吐出ポート5の圧力よりも低くなっている。即
ち、吐出ポート5の流体の圧力をps  (正圧)、棒
状減圧浅溝7内のオイルの圧力をP3 (正圧)とする
と棒状減圧浅溝7がオリフィス効果として顕著に機能し
、P3 >PIとなっている。具体的には、P、が約4
〜5 kgf/cJで、P2の先端では、該4〜5 k
g f/cdよりもかなり低くなっている。すると、空
隙部Sが棒状減圧浅溝7先端に達した瞬間に、該棒状減
圧浅溝7のオイルの圧力P2が、空隙部S内のオイルの
圧力p+(負圧)に作用し、空隙部S内のキャビテーシ
ョンを崩壊又は消滅させることなり、次に、その空隙部
S内の流体の圧力は、今度はP、(正圧)となり、さら
に回転すると、空隙部Sが、吐出ポート5に達した瞬間
に、吐出ポート5内の流体の圧力P、(正圧)が、空隙
部S内のオイルの圧力P2に作用し、空隙部S内の圧力
を増加させ(吐出ポート5側の圧力)、このときに、空
隙部S内のオイルの圧力は、今度はP、となり、この圧
力にて、順次、アウターロータ2とインナーロータ3と
の容積の減少工程にて空隙部S内の流体が吐出ポート5
を介して吐出される。
図中12はリリーフ弁で、吐出口5aに連通して弁孔が
設けられ、吐出圧が過大になったときにのみ、弁体が可
動して、過大圧をリークさせるようにしたものであり、
吸入ポート4側に連通ずるように形成されている。13
はエンジン側取付部材であり(第1図参照)、本発明の
トロコイド型オイルポンプのポンプボディーA1の外周
に一体的に設けられている。
〔発明の効果〕
請求項1のような発明を構成したことにより、まず第1
にロータ室1内にてキャビテーションによる悪影響を最
小限にすることができるし、第2にその構造が極めて簡
単にでき低価格にて提供することができるものである。
これらの効果について詳述すると、まず、減圧浅溝り個
所先端の圧力P8は、吐出ポート5の流体の圧力P3よ
りも、正圧でかなり低い圧力にできる。これは、吐出ポ
ート5内のオイルば浅溝のため、オリフィス効果として
かなり低い正圧にできるし、その減圧浅溝りの後端を噛
合いピッチラインlより外方位置で吐出ポート5に連通
可能に設けたことと、このトロコイド型オイルポンプで
のインナーロータ3は常にアウターロータ2よりの一歯
分だけ早く回転することの2つの理由とが相乗的に作用
する。ここで、例えば、インナーロータ3の歯数が9枚
で、アウターロータ2の歯数が10枚の場合で、インナ
ーロータ3が3000rp+m回転すると、アウターロ
ータ2は約270Orpm回転となる。このことは、高
速回転している場合のトロコイド型オイルポンプにおけ
る最大容積Vmax個所の空隙部S内のオイルは、常に
、インナーロータ3の歯の回転前側に力が作用している
。また、キャビテーションは、気泡であるため、オイル
よりも密度が少ないため、どうしても、遠心力方向に反
対側のインナーロータ3側に発生する(第13図、第1
5図参照)。
このようなことから、インナーロータ3による高速の回
転によって、その最大容積Vsax個所の空隙部S内の
オイル(キャビテーションが発生している)は負圧であ
るが、その質量は、物理学的には、前記噛合いピッチラ
イン2より外側位置側に押圧するように力が発生して、
その減圧浅溝りの基部側より先端側の空隙部S側に流入
する圧力P2のオイルの浸入を阻止するように作用する
(第13図参照)、これによって、棒状減圧溝7の先端
個所では、格段と低い圧力(正圧)のオイルが、ポート
間仕切部6の箇所で、最大容積V maxとなって空隙
部S内に発生したキャビテーションに対して入り、圧力
差が僅かとなることで、キャビテーションの崩壊時の衝
撃も殆どなく、しかも、そのキャビチーシランが崩壊時
の音等も格段と減少し、ひいては、ポート間仕切部6箇
所を侵食作用を確実に回避できる。従って、ポンプの機
能に悪影響を及ぼすことを防止でき、ポンプの耐久力を
増加させることができる。
以上のように、インナーロータ3の回転が速いことを条
件に、その減圧浅溝りの後端を噛合いピッチライン2よ
り外方位置で吐出ポート5に連通可能に設けこと、オリ
フィス効果のある減圧浅溝りであることとが相乗的に作
用することで、吐出ポート5の圧力より格段と低い減圧
浅溝りの先端個所の圧力(正圧)となって、キャビテー
ションを崩壊等させることで、急激な圧力差を生じさせ
ず、崩壊音の低音化、ポート間仕切部6の侵食作用の減
少化、ポンプ耐久性の増加、ポンプ性能の効率化等の極
めて重要な効果を発揮しうる。
このような効果を奏するための構成としては、単に、機
械加工又は型成形にて棒状減圧溝7を形成したのみであ
り、部材の増加もなく、橿めて安価に提供できる利点が
ある。
その重接触点T8位置にした場合は、特に、高速回転(
約500Orpm以上)時に良好なる効果が期待できる
次に、請求項2においては、請求項1の発明の減圧浅溝
りを棒状減圧浅溝7とし、該棒状減圧浅溝7の方向を、
重接触点T1又はT、位置のインナーロータ3の歯面の
回転前側の変曲点Cにおける法線n方向を略向くように
したことと、インナーロータ3による高速の回転によっ
て、その最大容積V epax個所の空隙部S内のオイ
ル(キャビチーシランが発生している)は負圧であるが
、その質量は、物理学的には、インナーロータ3の歯面
力にて棒状減圧浅溝7の長手方向に押圧するように合理
的な力F、が発生し、このときに、棒状減圧溝7の基部
側から先端側の空隙部S側に流入する圧力P、のオイル
の浸入を阻止するように作用する(第13図参照)、こ
のような作用によって、前記請求項1の効果よりも一層
優れた効果が期待できる。
次に、請求項3の発明においては、第1外周包囲状減圧
浅溝8には、外周壁位置溝部8bが長(形成されること
で、請求項2の場合の棒状減圧浅溝7の長さよりも長く
形成されたこととなり、流路においてのオイルの摩擦損
失によって圧力が低下し、第1外周包囲状減圧浅溝8の
先端個所では、格段と低い圧力(正圧)のオイルにでき
、最大容積Vmaxとなって空隙部S内に発生したキャ
ビテーションに対して入り、圧力差が僅がとなることで
、キャビチーシランの崩壊時の衝撃も殆どなくなって、
請求項2の発明よりも一層キャビテーシゴンの不都合等
を回避できる効果がある。
他の構成は、請求項2の発明と同様であり、これと同等
の効果を発揮しうる。
次に、請求項4の発明のようにL形状減圧浅溝9を設け
たことにより、トロコイド歯の丈が短(、I・ロコイド
曲線の凹凸が滑らかになっている場合に効果的である。
実際には、トロコイドの歯が多くなった場合に特に本発
明が好適となり、歯面の変曲点位置における法線が殆ど
放射方向(半径方向)を向くためである。
また、その面接触点T2位置にした場合は、特に、高速
回転(約500Orpm)時に良好なる効果が期待でき
る。
次に、請求項5の発明においては、第2外周包囲状減圧
浅溝10には、外周壁位置溝部1obが長く形成される
ことで、請求項4の場合のし形状減圧浅溝9の長さより
も長く形成されたこととなリ、流路においてのオイルの
摩擦tl失によって圧力が低下し、第2外周包囲状凍圧
浅溝8の先端個所では・請求項4の場合よりは格段と低
し)圧力(正圧)のオイルにでき、最大容積vIlax
トナって空隙部S内に発生したキャビテーションに対し
て入り、圧力差が僅かとなることで、キャビテーシヨン
の崩壊時の衝撃も殆どなくなって、請求項4の発明より
もキャビテーションの不都合等を一層回避できる効果が
ある。
他の構成は、請求項4の発明と同様であり、これと同等
の効果を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は本発明の一部断面とした正面図、第2図は第1図の要
部正面図、第3図は第2図■−■矢視断面図、第4図は
第2図の要部を拡大してさらに約120度時計方向に回
転した状態の要部正面図、第5図はポンプボディーの斜
視図、第6図は棒状減圧浅溝個所の斜視図、第7図は本
発明の別の実施例の一部正面図、第8図は本発明の別の
実施例の要部正面図、第9図は第8図IX−IX矢視断
面図、第10図は本発明の別の実施例の要部正面図、第
11図は第10図X−)C矢視断面図、第12図は棒状
減圧浅溝の別の実施例の斜視図、第13図、第14図は
本発明の作用状態を示す要部拡大図、第15図は本発明
の別の実施例の要部拡大図、第16図は第15図の要部
斜視図、第17図は第16図の別の実施例の斜視図、第
18図は本発明の別の実施例の一部正面図、第19図は
本発明の別の実施例の要部正面図、第20図は第19図
v−■矢視断面図、第21図はL形状減圧浅溝の別の実
施例の正面図、第22図は第21図Y−Y矢視断面図、
第23図はL形状減圧浅溝の別の実施例の斜視図、第2
4図、第25図は本発明の作用状態を示す要部拡大図、
第26図は本発明の別の実施例の要部拡大図、第27図
は第26図の要部斜視図、第28図は第27図の別の実
施例の斜視図、第29図はポンプカバーの斜視図、第3
0図は本発明の別の実施例の断面図、第31図。 第32図は従来公知のトロコイド型オイルポンプの一部
正面図である。 D・・・減圧浅溝     S・・・空隙部、Vmax
・・・最大容積、T 1. T z・・・重接触点、θ
・・・角度、      2・・・アウターロータ、3
・・・インナーロータ、2・・・噛合いピッチライン、
C・・・変曲点、    n・・・法線、5・・・吐出
ポート、 5b・・・外周壁面、6・・・ポート間仕切
部、7・・・棒状減圧浅溝、8・・・第1外周包囲状減
圧浅溝、 8a・・・法線方向溝部、 8b・・・外周壁位置溝部
、9・・・L形状減圧浅溝、9b・・・周状溝部、9a
、10a・・・放射方向溝部、 lO・・・第2外周包囲状減圧浅溝、 10b・・・外周壁位置溝部。 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社第29図 第31図 第30図 第32図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吐出ポート側から吸入ポート側に向かう減圧浅溝
    の先端を略噛合いピッチライン上とし、その減圧浅溝の
    後端を噛合いピッチラインより外方位置で吐出ポートに
    連通可能に設けたことを特徴としたトロコイド型オイル
    ポンプ。
  2. (2)最大容積の空隙部が形成されるポート間仕切部よ
    り吐出ポートに向かう棒状減圧浅溝の先端を、空隙部の
    最大容積位置における吐出側の歯接触点位置から回転方
    向の次の歯接触点位置までの角度範囲で、略噛合いピッ
    チライン上とし、棒状減圧浅溝の先端より後方に向かう
    方向を前記歯接触点位置のインナーロータの歯の回転前
    側の変曲点における法線方向を略向くようにし、その棒
    状減圧浅溝の後端を噛合いピッチラインより外方位置で
    吐出ポート始端に連通可能に設けたことを特徴としたト
    ロコイド型オイルポンプ。
  3. (3)最大容積の空隙部が形成されるポート間仕切部よ
    り吐出ポートに向かう第1外周包囲状減圧浅溝の先端を
    、空隙部の最大容積位置における吐出側の歯接触点位置
    から回転方向の次の歯接触点位置までの角度範囲で、略
    噛合いピッチライン上とし、その第1外周包囲状減圧浅
    溝の後端を吐出ポートの外周壁面に連通可能に設け、そ
    の第1外周包囲状減圧浅溝は、前記歯接触点位置のイン
    ナーロータの歯の回転前側の変曲点における法線方向を
    略向くようにした法線方向溝部と、吐出ポートの外周壁
    面個所に略沿う形状をなした外周壁位置溝部とからなる
    ことを特徴としたトロコイド型オイルポンプ。
  4. (4)最大容積の空隙部が形成されるポート間仕切部よ
    り吐出ポートに向かうL形状減圧浅溝の先端を、空隙部
    の最大容積位置における吐出側の歯接触点位置から回転
    方向の次の歯接触点位置までの角度範囲で、略噛合いピ
    ッチライン上とし、そのL形状減圧浅溝の後端を噛合い
    ピッチラインより外方位置で吐出ポート始端に連通可能
    に設け、そのL形状減圧浅溝は、放射方向に向かう放射
    方向溝部と、吐出ポートの外周壁面と略同等周上の周状
    溝部とからなることを特徴としたトロコイド型オイルポ
    ンプ。
  5. (5)最大容積の空隙部が形成されるポート間仕切部よ
    り吐出ポートに向かう第2外周包囲状減圧浅溝の先端を
    、空隙部の最大容積位置における吐出側の歯接触点位置
    から回転方向の次の歯接触点位置までの角度範囲で、略
    噛合いピッチライン上とし、その第2外周包囲状減圧浅
    溝の後端を吐出ポートの外周壁面に連通可能に設け、そ
    の第2外周包囲状減圧浅溝は、放射方向に向かう放射方
    向溝部と、吐出ポートの外周壁面個所に略沿う形状をな
    した外周壁位置溝部とからなることを特徴としたトロコ
    イド型オイルポンプ。
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