JP2002096758A - 自動車の車体後部構造 - Google Patents

自動車の車体後部構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の補強材を用いることなくバックドア開
口の上側コーナー部の結合剛性を高められる自動車の車
体後部構造の提供を図る。 【解決手段】 バックピラーインナ37とバックピラー
レインフォース41の上端部は、それぞれ水平な第1接
合面49,51でドリップ凹部48の下面に重合して接
合してあると共に、ほぼ垂直な第2接合面50,52で
リヤルーフレール43の後側壁45cに重合して接合し
てあるため、バックピラー36の第2の閉断面42とリ
ヤルーフレール43の閉断面46とが連続し、かつ、前
記接合部分が多重壁構造となり、しかも、各第1接合面
49,51と第2接合面50,52とが連続しているた
め、該接合部分の接合強度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車、とりわけバ
ックドア型車における車体後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5,6は従来のバックドア型車におけ
る車体後部構造を示すもので、1はルーフパネル、2は
ルーフパネル側部で車体前後方向に延在するルーフサイ
ドレールで、ルーフサイドレールインナ3Aとルーフサ
イドレールアウタ3Bとで閉断面を形成している。
【0003】4はルーフサイドレール2の後端部に接続
されて車体上下方向に延在し、バックドア開口14の側
縁を構成するバックピラーを示し、バックピラーインナ
5とボディサイドアウタ6とで閉断面7を形成してい
る。
【0004】バックピラー4はその閉断面7内でバック
ピラーインナ5に沿って接合されて、該バックピラーイ
ンナ5との間に第2の閉断面9を形成するバックピラー
レインフォース8を備えている。
【0005】10はバックピラー4に接続されてルーフ
パネル1の後端縁に沿ってバックドア開口14の上縁を
構成するリヤルーフレールを示し、リヤルーフレールロ
ア11とリヤルーフレールアッパ12とで閉断面13を
形成している。
【0006】ルーフパネル1の側縁と、ルーフサイドレ
ールアウタ3Bおよびボディサイドアウタ6との接合部
分には、車体前後方向に延在するドリップ凹部15を形
成してあり、ルーフパネル1面上を側方に流れる雨水や
洗車水等を該ドリップ凹部15で捕捉して車体前後方向
に排水ガイドするようにしてある。
【0007】ドリップ凹部15は前述のようにバックピ
ラー4の上縁部に亘って形成されているため、バックピ
ラーレインフォース8およびリヤルーフレールアッパ1
2の各端部は、該ドリップ凹部15の形成部分で分断さ
れ、これら両端部を図5に示すようにルーフパネル1お
よびボディサイドアウタ6の各端部と共に重合してスポ
ット溶接等により一体に接合してある(特開平)11−
124053号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】バックピラーレインフ
ォース8の端部とリヤルーフレールアッパ12の端部
が、ルーフサイドレール2とバックピラー4およびリヤ
ルーフレール10との集合部分で分断されていて、バッ
クピラー4の第2の閉断面9の上壁9aとリヤルーフレ
ール10の閉断面13の上壁13aとは前述のようにド
リップ凹部15で接続されているが、これら閉断面9,
13の後側壁9bと13bとが図6に示すように離間し
てこれら閉断面9,13が不連続となっているため、前
記集合部分の結合剛性が低くなってしまうことは否めな
い。
【0009】そこで、本発明は簡単な構造により専用の
補強材を用いることなくルーフサイドレールとバックピ
ラーおよびリヤルーフレールとが集合したバックドア開
口の上側コーナー部の結合剛性を高めることができる自
動車の車体後部構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、車体前後方向に延在する閉断面のルーフサイドレー
ルと、ルーフサイドレールの後端部に接続されて車体上
下方向に延在し、バックドア開口の側縁を構成する閉断
面のバックピラーと、ルーフサイドレールおよびバック
ピラーとルーフ側縁部との接合部分に車体前後方向に延
在するドリップ凹部を形成したルーフパネルと、バック
ピラーに接続されてルーフパネル後端縁に沿ってバック
ドア開口の上縁を構成する閉断面のリヤルーフレール
と、バックピラーの閉断面内でバックピラーインナに沿
って接合されて、該バックピラーインナとの間に第2の
閉断面を形成するバックピラーレインフォースと、を備
えた自動車の車体後部構造において、前記ルーフサイド
レールとバックピラーおよびリヤルーフレールとが集合
したバックドア開口の上側コーナー部で、前記バックピ
ラーインナとバックピラーレインフォースの各上端部に
ほぼ水平な第1接合面をそれぞれ形成して、これら第1
接合面を前記ドリップ凹部の下面に重合して接合すると
共に、これら第1接合面の後端に連続してほぼ垂直な第
2接合面をそれぞれ形成して、これら第2接合面とリヤ
ルーフレールの後側壁とを重合して接合したことを特徴
としている。
【0011】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のバックピラーインナの上端部に上方へほぼ垂直に立
ち上がる縦壁を形成し、該縦壁の上縁に第1接合面を曲
折成形すると共に、縦壁の後縁に前記第1接合面に連続
して第2接合面を曲折成形したことを特徴としている。
【0012】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
に記載のバックピラーレインフォースの第2接合面の下
端に連続して斜め下方に傾斜する第3接合面を形成する
一方、バックピラーをバックピラーインナと、ボディサ
イドアウタと、これらバックピラーインナの後端部とボ
ディサイドアウタの後端部とに跨って接合されたバック
ピラー後端壁とで構成し、該バックピラー後端壁の上端
部と、ルーフパネルのドリップ凹部に連なる後端部側縁
とに、前記バックピラーレインフォースの第1,第2,
第3接合面に嵌合する嵌合面をそれぞれ形成し、これら
嵌合面を前記第1,第2,第3接合面に重合して接合し
たことを特徴としている。
【0013】請求項4の発明にあっては、請求項3に記
載のバックピラーレインフォースの後端部を斜め下方に
傾斜する傾斜面として形成して、該傾斜面の一側部を第
3接合面としたことを特徴としている。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、バック
ピラーインナとバックピラーレインフォースの上端部
は、それぞれ水平な第1接合面でドリップ凹部の下面に
重合して接合してあると共に、ほぼ垂直な第2接合面で
リヤルーフレールの後側壁に重合して接合してあるた
め、バックピラーの第2の閉断面とリヤルーフレールの
閉断面とが連続することと併せて、バックピラーインナ
およびバックピラーレインフォースとリヤルーフレール
との接合部分が多重壁構造となり、しかも、各第1接合
面と第2接合面とが連続しているため、該接合部分の接
合強度を高めることができて、バックドア開口の上側コ
ーナー部の結合剛性を一段と高めることができる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、バックピラーインナの上端部に
設けた縦壁が、バックピラーの第2の閉断面とリヤルー
フレールの閉断面との連設部に縦方向に介在して縦リブ
として機能するため、該閉断面が連設する部分の剛性を
高めることができる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、バックピラーレインフォ
ースの第1,第2,第3接合面に対して、バックピラー
後端壁の嵌合面とルーフパネルの嵌合面とを重合して接
合してあるため、リヤルーフレール、ルーフサイドレー
ルおよびバックピラーの各軸線周りに働く荷重の分散効
果を高めることができる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
の発明の効果に加えて、バックピラーレインフォースの
第3接合面を形成した後端部を全体的に傾斜面として形
成してあるため、成形性が良好となると共に、該後端部
分の応力集中をなくして前記荷重の分散効果をより一層
高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0019】図1〜3において、31はルーフパネル、
32はルーフパネル側部で車体前後方向に延在するルー
フサイドレールを示し、ルーフサイドレールインナ33
とルーフサイドレールアウタ34とで閉断面35を形成
している。
【0020】36はルーフサイドレール32の後部に連
設されて車体上下方向に延在し、バックドア開口60の
側縁を構成するバックピラーを示し、バックピラーイン
ナ37とボディサイドアウタ38およびバックドア後端
壁39とで閉断面40を形成している。
【0021】本実施形態では前記バックピラーインナ3
7とルーフサイドレールインナ33とを一体に成形して
あると共に、ボディサイドアウタ38に前記ルーフサイ
ドレールアウタ34を一体に成形してある。
【0022】バックピラー36はその閉断面40内でバ
ックピラーインナ37の上端部に沿って接合されて、該
バックピラーインナ37との間に第2の閉断面42を形
成するバックピラーレインフォース41を備えている。
【0023】本実施形態では前記バックピラーレインフ
ォース41をルーフサイドレール32の途中まで前方に
延在させている。
【0024】43はバックピラー36に接続されてルー
フパネル1の後端縁に沿ってバックドア開口60の上縁
を構成するリヤルーフレールを示し、リヤルーフレール
ロア44とリヤルーフレールアッパ45とで閉断面46
を形成している。
【0025】リヤルーフレールロア44の車幅方向端部
には、ルーフサイドレールインナ33およびバックピラ
ーインナ37に跨って接合される3股状のブレース47
を接合してある。
【0026】ルーフパネル31の側縁と、ルーフサイド
レールアウタ34およびボディサイドアウタ38との接
合部分には、車体前後方向に延在するドリップ凹部48
を形成してあり、ルーフパネル31面上を側方に流れる
雨水や洗車水等を該ドリップ凹部48で捕捉して車体前
後方向に排水ガイドするようにしてある。
【0027】前記バックピラーインナ37とバックピラ
ーレインフォース41の各上端部にはそれぞれほぼ水平
な第1接合面49,51を形成してあって、これら第1
接合面49,51を前記ドリップ凹部48の下面に前記
リヤルーフレールアッパ45の車幅方向端部と共に重合
して、アーク溶接、レーザー溶接等によって一体に接合
してある。
【0028】前記第1接合面49,51はルーフサイド
レールインナ33に亘って形成されていて、ルーフサイ
ドレール32にあっても、これら第1接合面49,51
をドリップ凹部48の下面に重合して接合される。
【0029】また、前記第1接合面49,51の後端に
連続してほぼ垂直な第2接合面50,52をそれぞれ形
成してあり、これら第2接合面50,52と前記リヤル
ーフレール43の後側壁、つまり、リヤルーフレールア
ッパ45の後側壁45cとを重合して接合してある。
【0030】バックピラーインナ37の上端部にはほぼ
垂直に立ち上がる縦壁54をルーフサイドレールインナ
33に亘って形成してあり、前記第1接合面49はこの
縦壁54の上縁に曲折成形してあると共に、第2接合面
50を該縦壁54の後縁に前記第1接合面49に連続し
て曲折成形してある。
【0031】一方、バックピラーレインフォース41の
第2接合面52の下端に連続して、斜め下方に傾斜する
第3接合面53を形成してある。
【0032】バックピラー後端壁39は、その車幅方向
外側の側縁フランジ39aをボディサイドアウタ38の
後縁フランジ38aに重合して接合すると共に、該側縁
フランジ39aに連続した上縁フランジ39bを該ボデ
ィサイドアウタ38の上縁に重合して接合し、そして、
車幅方向内側の側縁フランジ39cをバックピラーイン
ナ37の後縁に重合して接合するが、このバックピラー
後端壁39の上端部には前記バックピラーレインフォー
ス41の第1,第2,第3接合面51,52,53に嵌
合する嵌合面55を形成してある。
【0033】前記リヤルーフレールアッパ45は、その
前縁フランジ45aをリヤルーフレールロア44の前縁
フランジ44aに重合して接合すると共に、後縁フラン
ジ45bをリヤルーフレールロア44面上に重合して接
合し、そして、ブレース47をバックピラーインナ37
の上縁部とルーフサイドレールインナ33に重合して接
合し、リヤルーフレールロア44の後縁フランジ44b
とバックピラー後端壁39の車幅方向内側の側縁フラン
ジ39cとを連設させる。
【0034】一方、ルーフパネル31はその後縁フラン
ジ31aを前記リヤルーフレールロア44の後縁フラン
ジ44bに重合して接合されるが、このルーフパネル3
1の前記ドリップ凹部48に連なる後端部側縁には、前
記バックピラー後端壁39の嵌合面55に重合する嵌合
面56を形成してあり、これら嵌合面55,56を前記
バックピラーレインフォース41の第1,第2,第3接
合面51,52,53に重合して接合してある。
【0035】以上の実施形態の構造によれば、バックピ
ラーインナ37とバックピラーレインフォース41の上
端部は、それぞれ水平な第1接合面49,51でドリッ
プ凹部48の下面に重合して接合してあると共に、ほぼ
垂直な第2接合面50,52でリヤルーフレール43の
後側壁45cに重合して接合してあるため、バックピラ
ー36の第2の閉断面42とリヤルーフレール43の閉
断面46とが連続することと併せて、バックピラーイン
ナ37およびバックピラーレインフォース41とリヤル
ーフレール43との接合部分が多重壁構造となり、しか
も、各第1接合面49,51と第2接合面50,52と
が連続しているため、該接合部分の接合強度を高めるこ
とができて、バックドア開口の上側コーナー部の結合剛
性を一段と高めることができる。
【0036】また、バックピラーインナ37の上端部に
設けた縦壁54が、バックピラー36の第2の閉断面4
2とリヤルーフレール43の閉断面46との連設部に縦
方向に介在して縦リブとして機能するため、該閉断面4
2,46が連設する部分の剛性を高めることができる。
【0037】更に、バックピラーレインフォース41の
第1,第2,第3の接合面51,52,53に対して、
バックピラー後端壁39の嵌合面55とルーフパネル3
1の嵌合面56とを重合して接合してあるため、リヤル
ーフレール43,ルーフサイドレール32およびバック
ピラー36の各軸線周りに働く荷重の分散効果を高める
ことができる。
【0038】図4は本発明の第2実施形態を示すもの
で、本実施形態にあっては前記第1実施形態におけるバ
ックピラーレインフォース41の後端部を斜め下方に傾
斜する傾斜面57として形成して、該傾斜面57の一側
部を前記バックピラー後端壁39およびルーフパネル3
1の各嵌合面55,56を重合して接合する第3接合面
53としてある。
【0039】従って、この第2実施形態によれば前記第
1実施形態の効果に加えて、バックピラーレインフォー
ス41の第3接合面53を形成した後端部を全体的に傾
斜面57として形成してあるため、成形性が良好となる
と共に、該後端部分の応力集中をなくして、リヤルーフ
レール43,ルーフサイドレール32およびバックピラ
ー36の各軸線周りに働く荷重の分散効果を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1におけるルーフパネルとボディサイドアウ
タ、およびリヤルーフレールアッパとバックピラーイン
ナを分解した状態を示す斜視図。
【図3】図1のA−A線に沿う略示的断面説明図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図2と同様の分解
斜視図。
【図5】従来の構造の要部を示す断面説明図。
【図6】従来の構造を示す斜視図。
【符号の説明】
31 ルーフパネル 32 ルーフサイドレール 35 ルーフサイドレールの閉断面 36 バックピラー 37 バックピラーインナ 38 ボディサイドアウタ 39 バックピラー後端壁 40 バックピラーの閉断面 41 バックピラーレインフォース 42 第2の閉断面 43 リヤルーフレール 45c リヤルーフレールの後側壁 46 閉断面 48 ドリップ凹部 49 バックピラーインナの第1接合面 50 バックピラーインナの第2接合面 51 バックピラーレインフォースの第1接合面 52 バックピラーレインフォースの第2接合面 53 バックピラーレインフォースの第3接合面 54 縦壁 55 バックピラー後端壁の嵌合面 56 ルーフパネルの嵌合面 57 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 智孝 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA12 BB02 CA38 CA39 CA40 CA43 CA45 CA46 DA17 DA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前後方向に延在する閉断面のルーフ
    サイドレールと、 ルーフサイドレールの後端部に接続されて車体上下方向
    に延在し、バックドア開口の側縁を構成する閉断面のバ
    ックピラーと、 ルーフサイドレールおよびバックピラーとルーフ側縁部
    との接合部分に車体前後方向に延在するドリップ凹部を
    形成したルーフパネルと、 バックピラーに接続されてルーフパネル後端縁に沿って
    バックドア開口の上縁を構成する閉断面のリヤルーフレ
    ールと、 バックピラーの閉断面内でバックピラーインナに沿って
    接合されて、該バックピラーインナとの間に第2の閉断
    面を形成するバックピラーレインフォースと、を備えた
    自動車の車体後部構造において、 前記ルーフサイドレールとバックピラーおよびリヤルー
    フレールとが集合したバックドア開口の上側コーナー部
    で、前記バックピラーインナとバックピラーレインフォ
    ースの各上端部にほぼ水平な第1接合面をそれぞれ形成
    して、これら第1接合面を前記ドリップ凹部の下面に重
    合して接合すると共に、これら第1接合面の後端に連続
    してほぼ垂直な第2接合面をそれぞれ形成して、これら
    第2接合面とリヤルーフレールの後側壁とを重合して接
    合したことを特徴とする自動車の車体後部構造。
  2. 【請求項2】 バックピラーインナの上端部に上方へほ
    ぼ垂直に立ち上がる縦壁を形成し、該縦壁の上縁に第1
    接合面を曲折成形すると共に、縦壁の後縁に前記第1接
    合面に連続して第2接合面を曲折成形したことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車の車体後部構造。
  3. 【請求項3】 バックピラーレインフォースの第2接合
    面の下端に連続して斜め下方に傾斜する第3接合面を形
    成する一方、バックピラーをバックピラーインナと、ボ
    ディサイドアウタと、これらバックピラーインナの後端
    部とボディサイドアウタの後端部とに跨って接合された
    バックピラー後端壁とで構成し、該バックピラー後端壁
    の上端部と、ルーフパネルのドリップ凹部に連なる後端
    部側縁とに、前記バックピラーレインフォースの第1,
    第2,第3接合面に嵌合する嵌合面をそれぞれ形成し、
    これら嵌合面を前記第1,第2,第3接合面に重合して
    接合したことを特徴とする請求項1,2に記載の自動車
    の車体後部構造。
  4. 【請求項4】 バックピラーレインフォースの後端部を
    斜め下方に傾斜する傾斜面として形成して、該傾斜面の
    一側部を第3接合面としたことを特徴とする請求項3に
    記載の自動車の車体後部構造。
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