JP2002093544A - 圧接ジョイントコネクタ接続装置 - Google Patents

圧接ジョイントコネクタ接続装置

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JP2002093544A JP2000274879A JP2000274879A JP2002093544A JP 2002093544 A JP2002093544 A JP 2002093544A JP 2000274879 A JP2000274879 A JP 2000274879A JP 2000274879 A JP2000274879 A JP 2000274879A JP 2002093544 A JP2002093544 A JP 2002093544A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多極の圧接ジョイントコネクタについても歩
留まりが高く、しかも効率よく圧接/カバー装着作業を
行うこと。 【解決手段】 プレスユニット200は、圧接ジョイン
トコネクタのハウジング部を検査する電線検査部と、電
線圧入部と、カバーホルダ部とを接続要素部品として担
持するスライド部220を備えている。このスライド部
220を切換部230で切り換え、上記接続要素部品を
連続的に一台のプレス機210で駆動することにより、
連続的に電線検査工程、電線圧入工程、カバー部嵌合工
程を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧接ジョイントコネ
クタ接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤーハーネスは、多数の電
線を有する電気配線システムであり、その組立工程にお
いては、図板と呼ばれる板状の治具の上に電線を布線
し、圧接ジョイントコネクタを初めとする種々の電装品
や外装品を図板の上で装着するようにしている。
【0003】特に大規模なワイヤーハーネスを製造する
場合には、仮結束回路と呼ばれる単位電線束組立体を複
数個製造し、本結束工程と呼ばれる工程において、それ
らを圧接ジョイントコネクタで電気的に接続する方法が
広く採用されている(例えば、実開昭61−11746
5号公報参照)。
【0004】図1は本発明の対象となる圧接ジョイント
コネクタの分解斜視図である。
【0005】図示のように、圧接ジョイントコネクタ2
0は、樹脂製のカバー部21及びハウジング部22、並
びに導電性材料により構成された圧接端子23を備えて
いる。カバー部21は、横断面がコの字形の成形品であ
り、略長方形の天板部21Aと、天板部21Aの長手側
の側部にそれぞれ延設された側板部21Bと、側板部2
1B及び天板部21Aに延設された端板部21Cとを一
体に備えている。上記天板部21Aの内面には、下方に
垂下する多数の押圧片21Dを備えている。押圧片21
Dは、図略の電線を圧接端子23に押し込むためのもの
である。上記ハウジング部22は、カバー部21の天板
部21Aに対向する平面視略長方形の本体部22Aと、
本体部22Aの長手方向に沿って並設される二条の挟持
片群22B、22Cとを一体に備えている。各挟持片群
22B、22Cは、それぞれ、上記長手方向に並んで多
数立設されており、その挟持空間D1によって圧接端子
23に圧接すべき分岐線Wを仮止めする仮止め部202
を構成するものである。さらに両挟持片群22B、22
C間には、それらと平行な2条の突起群が形成されてお
り、両突起群間に上記圧接端子23が装着されるように
なっている。上記圧接端子23は、導電性板材で形成さ
れており、分岐線Wの被覆部分を切開した状態で分岐線
Wの芯線を挟持し、圧接端子23と分岐線Wとの電気的
な接続を図るためのものである。
【0006】上述のような圧接ジョイントコネクタ20
によって、ワイヤーハーネスを構成する一部の電線同士
を電気的に接続する際には、種々のプレス機などが採用
される。
【0007】例えば、本件出願人は、ワイヤーハーネス
の図板上に立設されているコネクタ台に上記圧接ジョイ
ントコネクタ20のハウジング部22を位置決めし、接
続が必要な各電線を位置決めされたハウジング部22に
セットし、上下に昇降可能に垂下されている状態で上記
コネクタ台に対して着脱可能に係合される圧接プレス機
をコネクタ台に連結し、この圧接プレス機に圧接ジョイ
ントコネクタ20のカバー部21を取り付けて加圧する
ことにより、両者を嵌合しつつ電線を圧接端子23に圧
接する構成を提案している(特許第2970273号公
報参照)。
【0008】しかし、この構成では、専ら、圧接プレス
機のプレス力で電線の圧接とカバー部21のハウジング
部22への嵌合を行っていたので、極数の多い圧接ジョ
イントコネクタには適用することができない。
【0009】そこで、極数の多い圧接ジョイントコネク
タについては、圧接プレス機によるプレス加工に先だっ
て、作業者がハウジング部22に装着した電線を圧接端
子23に圧入する圧入プレスを設けたものも提案してい
る(特開平11‐039967号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一つの
圧接ジョイントコネクタの接続作業を行うために、圧接
用プレス機を着脱した後、カバー装着作業のためにカバ
ー装着用プレス機を着脱する作業を行うことは、作業者
に負担が大きく、ロット数が多い場合には作業性が悪く
なるという問題があった。
【0011】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、多極の圧接ジョイントコネクタについても効率
よく圧接/カバー装着作業を行うことのできる圧接ジョ
イントコネクタ接続装置を提供することを課題としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の電線を短絡するための圧接端子、圧
接端子を受けるハウジング部、およびハウジング部に嵌
合されるカバー部を有する圧接ジョイントコネクタをワ
イヤーハーネスの図板上で当該ワイヤーハーネスに接続
するための圧接ジョイントコネクタ接続装置であって、
上記圧接ジョイントコネクタのハウジング部を受ける受
圧台と、受圧台上のハウジング部に取り付けられた電線
を当該ハウジング部に装着されている圧接端子に圧入す
る電線圧入部および圧入後のハウジング部に対してカバ
ー部を嵌合するために当該圧接ジョイントコネクタのカ
バー部を保持するカバーホルダ部を接続要素部品として
含み、各接続要素部品をプレス操作するプレスユニット
と、プレスユニットが接続要素部品としての電線圧入部
およびカバーホルダ部を上記の順序でプレス操作するよ
うにプレスユニットの駆動を制御する駆動制御手段とを
備えていることを特徴とする圧接ジョイントコネクタ接
続装置である。
【0013】この発明では、接続要素部品としての電線
圧入部およびカバーホルダ部が、同一のプレスユニット
によって順次、駆動される構成になっているので、電線
圧入工程およびカバー部嵌合工程を自動化することが可
能になる。
【0014】上記プレスユニットは、電線圧入部が電線
を圧入する前に電線を検査する電線検査部を上記接続要
素部品として含んでいるとともに、上記駆動制御手段
は、プレスユニットの上記電線検査部が駆動された際に
電線の良否状態を判別する判別部を含み、且つ該判別部
が電線を良品と判断した場合にプレスユニットによる電
線圧入部およびカバーホルダの駆動を許容するととも
に、電線の不良状態が検出された場合には、プレスユニ
ットの作動を阻止するものであることが好ましい。
【0015】このようにすると、圧接ジョイントコネク
タのハウジング部に装着された電線の不良が電線検査部
によって検出され、判別部によって判別された場合に
は、プレスユニットを制御する駆動制御手段がそれ以降
の作動を阻止するので、不良の発生を未然に防止するこ
とができる。
【0016】上記受圧台は、プレスユニットの筐体に対
し、電線を着脱するための着脱位置とプレスユニットに
対する受圧位置との間で移動可能に設けられていること
が好ましい。
【0017】このようにすると、受圧台とプレスユニッ
トとが共通の筐体に組み付けられることになるので、受
圧台をワイヤーハーネスの図板に設ける場合に比べ、両
者の位置合わせの際にコネクタのハウジング部を不用意
にプレスユニット側の部材と衝合させる恐れがない。ま
た、受圧台が着脱位置と受圧位置との間で移動可能に構
成されているので、ハウジング部を受圧台に取り付ける
際や、取り付けられたハウジング部に電線を装着する作
業も容易に行うことが可能になる。
【0018】また、具体的な態様において、上記プレス
ユニットは、受圧台の直下でプレス動作を行うプレス機
と、上記接続要素部品を担持するとともに、所定のスト
ローク範囲で往復移動可能な往復移動ユニットと、往復
移動ユニットを介して各接続要素部品を電線圧入部およ
びカバーホルダ部の順で上記プレス機に設定されたプレ
ス位置に切り換える切換部と、プレス位置に切り換えら
れた接続要素部品に対し上記プレス機の駆動力を伝達す
る伝達手段とを備えていることが好ましい。
【0019】このようにすると、同一のプレス機を共用
して複数の工程を処理することができるので、プレスユ
ニットを廉価に構成することができる。
【0020】さらに具体的な態様において、上記往復移
動ユニットは、プレス機のシャンクホルダに着脱可能な
シャンクを有し、上記接続要素部品毎に設けられて個別
に昇降可能な昇降ブロックを備えていることが好まし
い。
【0021】このようにすると、接続要素部品毎に昇降
ブロックの設定事項を個別に変更し、各部に好適な昇降
条件(或いはプレス条件)を設定することが可能にな
る。
【0022】本発明の別の態様において、上記往復移動
ユニットは、各接続要素部品を一体的に担持するととも
に、直接プレス機によって昇降駆動される昇降板を含ん
でいることが好ましい。
【0023】このようにすると、往復移動ユニットの構
成を簡素化することが可能になる。また、各接続要素部
品を直接昇降板に取り付けることになるので、比較的小
型のプレス機によってプレス動作を行うことが可能にな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施の形態について詳述する。
【0025】図2は本発明において好適な実施の一形態
を示すコネクタ接続装置100の斜視図である。
【0026】同図を参照して、図示の実施形態において
は、複数の図板を無端状に搬送してワイヤーハーネスW
Hを組み立てる搬送図板1の搬送ライン上にコネクタ接
続装置100のプレスユニット200を図略のチェーン
で吊り下げ、このコネクタ接続装置100によって、搬
送された図板1上の保持具(いわゆるU治具)2によっ
て保持されたワイヤーハーネスWHの分岐線(電線)W
の一部に圧接ジョイントコネクタ20(図1参照)を接
続するためのものである。
【0027】図2および図3を参照して、図示の実施形
態に係るコネクタ接続装置100は、プレスユニット2
00と、このプレスユニット200を駆動するための増
圧タンク300と、制御ボックス310と、操作ボック
ス320とを備えている。
【0028】図2に示すように、プレスユニット200
は、図板1上に取り付けられた係止具3によって図板1
上のワイヤーハーネスWHに位置決めされるようになっ
ている。
【0029】係止具3は、図板1の上にビス止めされる
板部3aと、板部3aの両側に立設されて、傾斜した図
板1上で鉛直線沿いに延びる一対の係止突起3bを有し
ており、この係止突起3bの頂部に設けたフック部3c
に上記プレスユニット200の筐体110の下面に取り
付けたリング111を係止させて、プレスユニット20
0を位置決めできるように構成されている。
【0030】図3は、図2の実施形態に係るコネクタ接
続装置100の要部を示す分解斜視図である。
【0031】このプレスユニット200の筐体110
は、中間部分が複雑に窪んだ一対の側壁部112と、側
壁部112の上端部に設けられる天板114と、天板1
14の直下に配置される棚板115と、棚板115の直
下に配置され、窪み部分の上縁に取り付けられるテーブ
ル116と、テーブル116の下側の、幾分後に下がっ
た位置に配置される端板117とを一体に有している。
端板117の下部には図略の底板が設けられ、この底板
に上記リング111を取り付けている。
【0032】上記天板114には、図略のチェーンが設
けられており、このチェーンによって筐体110は、天
井から吊り下げられている。
【0033】上記棚板115には、後述するエアシリン
ダ210が配置され、固定されている。
【0034】また、上記側壁112、112の窪み部分
前部には、取り付け板118が固定されており、さらに
この取り付け板118の前面には、LMガイド119が
固定されて、後述するプレスユニット200のスライド
ユニット220に固定された一対のガイドレール201
を対応するレール溝119a(図3参照)によってガイ
ドし、プレスユニット200のスライドユニット220
を左右に往復移動可能に担持することがきるようになっ
ている。
【0035】上記取り付け板118の両側には、左右に
対をなす一対のハンドルアーム120が片持ち状に取り
付けられている。各ハンドルアーム120の自由端部に
は、把持部121が突設されており、作業者が各把持部
121を把持してコネクタ接続装置100の移動作業を
行うことができるようになっている。さらに、各把持部
121の頂部には、押しボタン式の起動スイッチSWが
設けられ、後述する操作ボックス320と電気的に接続
されている。なお具体的には図示していないが、筐体1
10の適所には、アクリル製のカバーを設け、プレスユ
ニット200の作動時における安全性を確保している。
【0036】上記テーブル116の両側部には、コイル
状の電線キャッチャ122が取り付けられており、この
電線キャッチャ122によって上記ワイヤーハーネスW
Hの分岐線Wをテーブル116の上方に沿わせた状態で
保持することができるようになっている。
【0037】上記テーブル116上には、圧接ジョイン
トコネクタ20(図1参照)のハウジング部22を受け
る受圧台140が、スライドガイド141を介して取り
付けられている。
【0038】図4は図2の実施形態に係る筐体110の
要部を分解斜視図である。
【0039】同図に示すように、テーブル116の略中
央部には、前後に延びる溝116aが形成されていると
ともに、この溝116aを挟んだ両側には、一対のガイ
ド片142がビス止めされ、全体としてスライドガイド
141を構成している。
【0040】他方、受圧台140は、ベース140a
と、ベース140aの上部に形成された一対のリブ14
0bと、各リブ140bの間に形成されるコネクタ収容
部140cとを有しており、上記コネクタ収容部140
cに圧接ジョイントコネクタ20のハウジング部22を
位置決めして保持することが可能になっている。
【0041】上記ベース140aの下面には、スライド
ガイド141を構成する上記溝116aに対応するリブ
140dが形成されており、このリブ140dを溝11
6aに沿わせることによって、受圧台140は、全体が
前後にのみ変位可能にガイドされることになる。なお、
図では省略されているが、上記リブ140dの下面には
有底の長穴が形成されており、上記溝116aの適所に
立設されるビス116bによって、前後方向のストロー
クが規制されるようになっている。これにより、受圧台
140は、スライドガイド141から前方に突出した着
脱位置と、スライドガイド141に収まった受圧位置と
の間で進退することが可能になっている。そして、後述
する圧接作業時には、受圧台140を着脱位置に変位さ
せて、図板1上の分岐線W(図2参照)をコネクタ収容
部140cに収容された圧接ジョイントコネクタ20の
ハウジング部22に対し着脱することができるととも
に、受圧台140を受圧位置に変位させることにより、
後述する一連の工程を行うことが可能になる。また、具
体的には図示していないが、上記テーブル116には、
リミットスイッチなどによって具体化される検出手段が
設けられており、上記受圧台140が正規の受圧位置に
配置されていなければ、起動スイッチSWを操作して
も、プレスユニット200が作動しないようになってい
る。さらに上記ビス116bは、筐体110の端板11
7よりも前方に設けられ、テーブル116の下側から操
作して突出量を調整することができるようになってい
る。したがって、メンテナンス時には、テーブル116
から受圧台140を取り外すことも可能になっている。
また図示の実施形態では、上述のような受圧台140の
挿抜作業を容易にするために、取っ手140eが前端面
に突設されている。
【0042】次に、図3を参照して、プレスユニット2
00は、上記エアシリンダ210と、筐体110のLM
ガイド119によって左右に変位可能なスライドユニッ
ト220と、スライドユニット220を左右に往復移動
させるための切換シリンダ230とを含んでいる。
【0043】上記エアシリンダ210は、図示の実施形
態において、本発明のプレス機を構成するものであり、
そのロッド211(図7参照)を下方に向けて上下に昇
降可能に構成されている。また、上記ロッド211に
は、図7に示すようにシャンクホルダを構成するフラン
ジ板212が固定されている。エアシリンダ210によ
ってロッド211が昇降するプレス位置は、上記受圧台
140の真上に設定されている。
【0044】図5は、図2の実施形態に係るスライドユ
ニット220の一部を分解して示す斜視図であり、図6
は、図2の実施形態に係るスライドユニット220の駆
動構成を示す斜視図である。また、図7はスライドユニ
ット220と筐体110との関係を示す正面略図であっ
て、(A)は電線検査時、(B)は電線圧入時、(C)
はカバー装着時をそれぞれ示している。さらに図8はス
ライドユニットの変位状態を示す斜視図であって、
(A)は電線検査時、(B)は電線圧入時、(C)はカ
バー装着時をそれぞれ示しており、図9はスライドユニ
ット220と受圧台140との関係を示す要部拡大斜視
図である。
【0045】これらの図を参照して、図示の実施形態に
係るスライドユニット220は、左右に延びる直方体状
のスライドブロック221と、スライドブロック221
の直下に連設される3機の昇降ブロック(電線検査用昇
降ブロック222、電線圧入用昇降ブロック223、お
よびカバー嵌合用昇降ブロック224)とを備えてい
る。
【0046】スライドブロック221は、中空の金属体
であり、その背面には、上記LMガイド119のレール
溝119a(図3参照)にガイドされる一対のガイドレ
ール201を有している。
【0047】各昇降ブロック222〜224は、略直方
体形状に形成された中空のブロック体であり、その上面
に固定されたシャンク225をスライドブロック221
に貫通させ、上方に突出させた状態で、スライドブロッ
ク221と相対的に個別に上下に昇降することができる
ようになっている。また、各昇降ブロック222〜22
4の上面四隅部分には、回り止めのピン226(図6に
1箇所のみ隠れ線で図示)が突設されており、この回り
止めピン226によって、各昇降ブロック222〜22
4は、上下にのみ相対変位可能な状態でスライドブロッ
ク221に連結されている。
【0048】各昇降ブロック222〜224のシャンク
225には、チャネル状の連結部材227が設けられて
いる。連結部材227は、底板部227aと、底板部2
27aの前後に対向する端板部227bと、端板部22
7bの上端部から前後に対向した状態で水平に延びる上
縁部227cとを有しており、両上縁部227c、22
7c間のスリット部分に上記エアシリンダ210のロッ
ド211(図7参照)を挿通させた状態で、両上縁部2
27c、227cの下面によりシャンクホルダを構成す
るフランジ板212と連結されるようになっている。
【0049】図7(A)〜(C)に示すように、筐体1
10の棚板115には、エアシリンダ210の両側に配
置された一対の担持ステー115aが垂下されている。
各担持ステー115aは、上記連結部材227の起伏形
状に対応する保持板115bを担持しており、図示のよ
うに、この保持板115bによってエアシリンダ210
のフランジ板212と連結されている連結部材227以
外の連結部材227を保持することにより、エアシリン
ダ210と連結されていない全てのシャンク225(し
たがってそれに対応する昇降ブロック)の降下を阻止す
るようにしている。
【0050】図5に示すように、各昇降ブロック222
〜224は、その端板222a〜224aをビス止めし
て着脱可能とすることにより、内部を開放可能に構成さ
れている。そして、各昇降ブロック222〜224に
は、圧接ジョイントコネクタ20(図3参照)を接続加
工するための接続要素部品が(具体的には、昇降ブロッ
ク222には図10および図11に示す電線検査部25
0が、昇降ブロック223には図12に示す電線圧入部
260が、および昇降ブロック224には図13に示す
カバーホルダ部270が)、それぞれ装着されている。
【0051】図6並びに図8および図9に示すように、
各昇降ブロック222〜224の背面には、ゲージドグ
228が固定されており、筐体110のテーブル116
の後側に取り付けられた下死点ゲージ229のスイッチ
229aを所定の降下位置にて押し込み、それ以降のエ
アシリンダ210のストロークを制御することができる
ようになっている。また、上記受圧台140の各リブ1
40bには、ストッパピン143が立設されており、こ
のストッパピン143で降下時の昇降ブロック222〜
224を受けることにより、昇降ブロック222〜22
4の接続要素部品(或いはカバー部21)が均等な圧力
で圧接ジョイントコネクタ20のハウジング部22に押
圧されるようになっている。
【0052】さらに、何れかのストッパピン143に
は、該ストッパピン143よりも小径の位置決めピン1
44が同心に突設されているとともに、各昇降ブロック
222〜224の下面には、この位置決めピン144に
対応する位置決め孔144aを形成して、受圧台140
に保持されている圧接ジョイントコネクタ20のハウジ
ング部22と、各昇降ブロック222〜224に取り付
けられた接続要素部品250〜270との精緻な位置決
めを図っている。図示の実施形態では、受圧台140に
位置決めピン144を突設しているので、受圧台140
と昇降ブロック222〜224との位置合わせをピン1
44の凹凸形状で行うに当たり、電線の噛み込みを防止
することができる。
【0053】次に、図6を参照して、上記スライドユニ
ット220を左右に駆動し、各昇降ブロック222〜2
24をスライドさせるための機構として、図示の例で
は、切換シリンダ230が設けられている。この切換シ
リンダ230は、筐体110の後部に内蔵される本体部
231と、本体部231の下部に片持ち状に取り付けら
れた揺動アーム232と、揺動アーム232の自由端上
面に取り付けられたカムローラ233とを含んでいる。
【0054】上記本体部231の内部には、揺動アーム
232の回動中心と同心に配置されて揺動アーム232
と一体化されたピニオンギヤ234と、このピニオンギ
ヤ234を挟んで対称形に配置された一対のラックギヤ
235、236と、本体部231の長手方向一端部に各
ラックギヤ235、236に対応して取り付けられたエ
アノズル237、238とを含んでおり、何れかのエア
ノズル237(238)によってラックギヤ235(2
36)の一方を択一的に駆動することにより、ピニオン
ギヤ234を回動させることにより、このピニオンギヤ
234と連結された上記揺動アーム232を右方向また
は左方向に揺動させることができるようになっている。
他方、上記スライドユニット220のスライドブロック
221には、上記揺動アーム232のカムローラ233
と連結されるヨーク状のリンク部材221aが固定され
ており、このリンク部材221aからカムローラ233
を介して揺動アーム232の力を受けることにより、ス
ライドユニット220が左右に変位して、図7(A)〜
(C)および図8(A)〜(C)に示すように、何れか
の昇降ブロック222〜224をエアシリンダ210
(図7参照)に連結することが可能になる。
【0055】ここで、揺動アーム232の右回りの終端
および左回りの終端は、本体部231の他端側に設けた
ストッパ239、240によって位置決めすることが可
能になっているとともに、この切換シリンダ230の側
部に付設されたエアシリンダ242(図3および図6参
照)がロッド242aを所定のタイミングで突出させる
ことによって、揺動アーム232を中間部分で停止し、
後述する電線圧入部260に対応する昇降ブロック22
3のシャンク225を精緻にエアシリンダ210に連結
することができるようになっている。
【0056】次に、各昇降ブロック222〜224に取
り付けられた接続要素部品について詳述する。
【0057】図10は図2の実施形態に係る接続要素部
品としての電線検査部の横断面略図であり、(A)は良
品検査時、(B)は不良品検査時をそれぞれ示してい
る。また図11は図10の電線検査部の縦断面略図であ
る。
【0058】これらの図を参照して、スライドブロック
221の一端側に配置された電線検査用昇降ブロック2
22には、接続要素部品として電線検査部250が設け
られている。この電線検査部250は、接続対象となる
圧接ジョイントコネクタ20の極数に対応して設けられ
た複数の電線有無センサ251と、これら複数の電線有
無センサ251を担持するブロック252とを有してお
り、このブロック252を昇降ブロック222の底部2
22bに取り付けビス253で固定することにより、昇
降ブロック222の降下時に、ハウジング部22に装着
された分岐線Wの有無を非接触状態で検査することがで
きるようになっている。
【0059】図11に示すように、上記ブロック252
の下方には、昇降板254が配置され、前後一対のロッ
ド255によって、昇降可能に支持されている。各ロッ
ド255の上部には、それより大径のスリーブ256が
嵌合しており、各ロッド255は、このスリーブ256
を介して昇降ブロック222の底板部分に固定されてい
る。さらにこのスリーブ256の下面と昇降板254と
の間には、コイルばね257が配置されており、昇降板
254は、コイルばね257によって常時、下方に付勢
されている。この昇降板254は、昇降ブロック222
の降下時にハウジング部22(図1参照)に装着された
分岐線W(図10参照)を押し込むことにより、電線の
浮き上がりによる圧入不良を防止することができるよう
になっている。また昇降板254の中央部には、各電線
有無センサ251を電線に開放する開口254aが設け
られている。
【0060】他方、分岐線Wが交差していたり、二重布
線になっていた場合には、昇降板254の押し込みだけ
では対応することができなくなる。そのため上記コイル
ばね257は、上記昇降板254が受ける電線押し込み
時の反力が予め定めた値よりも大きい場合には、撓んで
昇降板254をそれ以上降下させないように設定されて
いる。
【0061】そして、図10(A)(B)に示すよう
に、上記昇降板254の長手方向途中部には、傾斜検出
用の突起254bが突設されているとともに、この突起
254bの傾斜によっ電線の配索ミスを検出する配索ミ
ス検出センサ258が上記底部222bに固定されてい
る。これにより、仮に圧接ジョイントコネクタ20のハ
ウジング部22に装着された分岐線Wが交差していた
り、二重布線になっていた場合には、図10(B)に示
すように、昇降板254が正規の高さよりも下がらなく
なるので、そのギャップGを検出することにより、係る
配索不具合を検出するためのものである。
【0062】図12は図2の実施形態に係る接続要素部
品としての電線圧入部260の断面略図である。
【0063】同図を参照して、電線圧入部260は、電
線圧入用昇降ブロック223の底部223bの下面に形
成された凹部223cに装着されるブロック体261
と、このブロック体261の下面に突設される押圧突起
262とを有する金型である。押圧突起262は、接続
対象となる圧接ジョイントコネクタ20の極数に対応し
て突設されており、これによって個々の分岐線Wを一斉
に押圧し、ハウジング部22に装着された圧接端子23
(図1参照)に圧接することができるようになってい
る。
【0064】図13は図2の実施形態に係る接続要素部
品としてのカバーホルダ部270の断面略図である。
【0065】同図に示すように、カバーホルダ部270
は、カバー嵌合用昇降ブロック224の底部224bに
ビス242で固定されている本体部271と、この本体
部271の下面に形成された収容凹部272とを有して
いる。収容凹部272は、圧接ジョイントコネクタ20
のカバー部21を正規な姿勢でのみ装着可能な姿彫り形
状に形成されており、これにより作業者が装着姿勢を誤
ってカバー部21を取り付けることがないように図られ
ている。
【0066】また、図示の例において、昇降ブロック2
24の底部224bには、センサ224cが取り付けら
れ、このセンサ224cによってカバー部21の有無を
検出することができるようになっている。
【0067】図2を参照して、本実施形態において採用
されているエアシリンダ210、切換シリンダ230、
エアシリンダ210は、増圧タンク300から加圧空気
を受けて作動するように構成されている。この増圧タン
ク300からの空気の供給は、駆動制御手段を構成する
制御ボックス310によって制御されるように構成され
ており、制御ボックス310の制御は、同じく駆動制御
手段を構成する操作ボックス320を操作することによ
って行われる。
【0068】図14は図2の実施形態に係る操作ボック
スの正面略図である。
【0069】同図を参照して、操作ボックス320のフ
ロントパネル320aには、モード切換スイッチ321
と、原点復帰スイッチ322と、ステップ動作スイッチ
323と、リセットスイッチ324と、設備稼動表示ラ
ンプ325と、確認ランプ326と、非常停止スイッチ
327と、報知器としてのブザー328と、メッセージ
ナンバーディスプレイ329と、電線本数入力スイッチ
330と、下死点表示ユニット331とが設けられてい
る。
【0070】モード切換スイッチ321は、プレスユニ
ット200を運転制御するに当たり、自動運転(いわゆ
るオートモード)を行う場合と、設備が正常に稼動する
かどうかを確認するための条件出し運転(いわゆる条件
出しモード)を行う場合とに制御を切り換えるためのも
のである。
【0071】原点復帰スイッチ322は、電源の投入
時、或いはプレスユニット200の異常停止後の再稼動
を行う際に各部を原点復帰させるためのスイッチであ
る。
【0072】ステップ動作スイッチ323は、上記切換
スイッチ321によってオートモードが選択されている
場合に、起動スイッチSW(図2、図3参照)を押す毎
に1動作ずつのステップ動作を行うためのものである。
【0073】リセットスイッチ324は、異常が発生し
た場合に、制御状態を解除して異常処理を行うためのも
のである。
【0074】設備稼動表示ランプ325は、設備が稼動
中であるときにこれを表示するためもの表示手段の一例
である。
【0075】確認ランプ326は、異常発生時やカバー
部未装着時に点灯して、作業者に異常を報知するための
ものである。
【0076】非常停止スイッチ327は、緊急時の異常
が発生した場合にプレスユニット200の動作を強制的
に停止させるためのものである。
【0077】ブザー328は、異常発生時と、作業終了
時に作動して、作業者に放置するためのものである。
【0078】メッセージナンバーディスプレイ329
は、液晶表示器で構成され、異常発生時のエラーコード
や、オートモード時の品番、条件出しモード時での電線
本数を数値で表示するためのものである。
【0079】電線本数入力スイッチ330は、条件出し
モード時の電線本数を入力するためのものである。
【0080】下死点表示ユニット331は、液晶表示器
331aや図略の操作ボタンを備えたデジタルユニット
であり、該ボタンを操作することによって、電線圧入/
カバー部嵌合動作を行う際の昇降ブロック222〜22
4の下死点位置を表示し、公差を入力するためのもので
ある。
【0081】そして、各スイッチ321、322、32
3、324、327、330を適宜操作することによ
り、次に説明するようにプレスユニット200の運転制
御を行うことができるようになっている。さらにこの操
作ボックス320には、上記起動スイッチSWや、プレ
スユニット200の各部に設けたセンサと電気的に接続
されている。また、複数の品番に対応するために、操作
ボックス320には、バーコードリーダ350が接続さ
れており、このバーコードリーダ350によって読み取
った品番に基づいて接続作業の制御を行うことができる
ように構成されている。
【0082】図15は図2の実施形態に係る作業手順の
フローチャートである。
【0083】同図を参照して、上述した実施形態では、
ステップS1において、初期化処理を行う。具体的に
は、モードの設定、下死点の設定、各品番毎の条件設
定、バーコードリーダ350による加工対象の特定等に
対応した設定処理である。この設定処理において、スラ
イドユニット220は、切換シリンダ230によって、
図7(A)および図8(A)に示すように、電線検査用
の昇降ブロック222がエアシリンダ210と連結され
るように初期化される。
【0084】図2を参照して、作業を開始するに当た
り、作業者は、筐体110のハンドルアーム120に設
けられた把持部121を把持し、搬送された図板1の係
止具3に筐体110のリング111を係止させて、筐体
110を図板1に連結する。これにより、筐体110に
設けられた受圧台140が圧接ジョイントコネクタ20
の接続要部に位置決めされる。
【0085】次に、作業者は、筐体110に保持されて
いる受圧台140を受圧位置から着脱位置に引き出し、
圧接ジョイントコネクタ20のハウジング部22を装着
してワイヤーハーネスWHの分岐線Wをハウジング部2
2に装着し、受圧台140を受圧位置(図9参照)に戻
す。これとともに、カバー部嵌合用の昇降ブロック22
4に取り付けられたカバーホルダ部270(図13参
照)にカバー部21を装着する。接続装置100では、
初期化処理(ステップS1)が終了した後、カバー部2
1が装着されるのを待機しており(ステップS2)、カ
バー部21が検出されなければ、カバー部未装着表示を
確認ランプ326等で表示(ステップS3)するととも
に、起動スイッチSWを操作しても、接続装置100が
作動しないように設定されている。これにより、作業者
の不注意によるカバー部嵌合忘れを防止することが可能
になる。
【0086】次に、カバー部21が装着された状態で起
動スイッチSWが操作されると、まず、検査処理が行わ
れる(ステップS4、S5)。
【0087】この検査処理では、エアシリンダ210が
ロッド211を降下させ、シャンク225を介して昇降
ブロック222を相対的に降下させる。これにより、図
9で示したように、昇降ブロック222の位置決め孔1
14aに位置決め突起144が嵌入して昇降ブロック2
22の接続要素部品である電線検査部250と受圧台1
40のハウジング部22との位置決めがなされ、次いで
ゲージドグ228が下死点ゲージ229のスイッチ22
9aを押し込むまで降下する。これにより、昇降ブロッ
ク222は、底部222bの下面が各ストッパピン14
3に当接した状態で停止し、所定の均一な圧力で電線検
査部250をハウジング部22に押し付ける。
【0088】図10(A)を参照して、仮にハウジング
部22に正規に分岐線Wが装着されている場合や、僅か
に浮きが生じているに過ぎない場合、図示の通り、昇降
板254は、コイルばね257の付勢力で電線を正規の
姿勢で押し付ける。この結果、突起254bによって昇
降板254の姿勢を検出している配索ミス検出センサ2
58が正常と判断する。また、これと同時に電線有無セ
ンサ251が分岐線Wの抜けを検査するので、仮に分岐
線Wの装着忘れがあった場合にもこれを検出することが
可能になる。
【0089】他方、図10(B)に示すように、電線の
配索状態に不具合が生じて昇降板254が正規の高さま
で下がらなかった場合には、そのギャップGが配索ミス
検出センサ258によって検出されるので、電線検査部
250は、配索エラーと判別する。或いは、電線有無セ
ンサ251が正規の通り分岐線Wを検索できなかった場
合もエラーの判別がなされる。このように、エラーが判
別された場合、制御ボックス310内の制御系統(マイ
クロプロセッサ等)は、エラー表示等のエラー処理を行
い、動作を終了する(ステップS7参照)。したがっ
て、配索不良等が生じている圧接ジョイントコネクタ2
0がワイヤーハーネスWHに接続されることはなく、歩
留まりを高めることができる。
【0090】電線検査部250によって、配索状態が正
常と判別され、昇降ブロック222が元の位置に上昇し
終えると、制御は圧入処理に移行する(ステップS8参
照)。この過程では、まず切換シリンダ230がスライ
ドユニット220を一ポジション分往動させて、圧入用
の昇降ブロック223のシャンク225をエアシリンダ
210のロッド211に設けたフランジ板(シャンクホ
ルダ)212と連結し、圧入用の昇降ブロック223を
昇降可能に連結する(図7(B)参照)。上述したよう
に、この位置決め動作は、エアシリンダ242がロッド
242aを突出させることにより、精緻に行われる。そ
して、上記と同様に圧入用の昇降ブロック223がエア
シリンダ210によって降下され、昇降ブロック222
の場合と同様に図9で説明したように位置決めがなされ
てハウジング部22の各分岐線Wを昇降ブロック223
に取り付けられた電線圧入部260の押圧突起262が
対応する各分岐線Wを押圧し、ハウジング部22に装着
された圧接端子23に各分岐線Wを圧入する。これによ
り、各分岐線Wは、その被覆部が切り裂かれて芯線部が
圧接端子23と電気的に接続される(すなわち圧接され
る)。
【0091】この圧入処理が終了し、昇降ブロック22
3が再度、元の位置に復帰すると、制御はカバー嵌合処
理に移行する(ステップS9)。
【0092】このカバー嵌合処理では、エアシリンダ2
42(図3および図6参照)がロッド242aを縮長さ
せて切換シリンダ230の揺動アーム232を開放した
後、揺動アーム232が往動方向に回動してスライドユ
ニット220を往動させ、カバー部装着用の昇降ブロッ
ク224を昇降可能にエアシリンダ210と連結する
(図7(C)参照)。
【0093】次いで、上記と同様にカバー部装着用の昇
降ブロック224がエアシリンダ210によって降下さ
れ、昇降ブロック222や昇降ブロック223の場合と
同様にカバー部21とハウジング部22との位置決めが
なされて両者が嵌合される。
【0094】この嵌合動作が終了すると、各部は、原点
復帰を行い(ステップS10)、処理が終了する。
【0095】なお、より具体的な使用例としては、電源
スイッチが投入された時点(ステップS1の初期化処理
の過程)で一度だけ原点復帰スイッチ322を操作して
原点復帰を行い、その後は、原点復帰(ステップS1
0)からカバー装着待機状態(ステップS2)に戻すよ
うにすればよい。
【0096】以上説明したように、上述した実施形態に
おいては、電線検査工程からカバー部嵌合工程までを自
動的に行うことが可能になるとともに、電線検査部等に
よって不良の発生を未然に防止することができるので、
歩留まりも高くなる。
【0097】特に上記受圧台140が、プレスユニット
200を担持する筐体110に対し、分岐線Wを着脱す
るための着脱位置とプレスユニット200に対する受圧
位置との間で挿抜可能に設けられているので、受圧台1
40と上記プレスユニット200とが共通の筐体110
に組み付けられることになるので、受圧台140をワイ
ヤーハーネスWHの図板1設ける場合に比べ、両者の位
置合わせの際に圧接ジョイントコネクタ20のハウジン
グ部22を不用意にプレスユニット200側の部材(例
えば筐体110)と衝合させる恐れがない。また、受圧
台140が着脱位置と受圧位置との間で挿抜可能に構成
されているので、ハウジング部22を受圧台140に取
り付ける際や、取り付けられたハウジング部22に分岐
線Wを装着する作業も容易に行うことが可能になる。
【0098】さらに本実施形態においては、受圧台14
0の直下で、昇降ブロック222〜224に設けたシャ
ンク225を昇降するプレス機(図示の例ではエアシリ
ンダ210)と、該エアシリンダ210のフランジ板2
12(シャンクホルダ)に対して接続要素部品(電線検
査部250、電線圧入部260、およびカバーホルダ部
270)を連結する連結部(図示の例では昇降ブロック
222〜224)と、連結された各接続要素部品25
0、260、270の昇降順序を切り換える切換部(切
換シリンダ230等)とを含んでいるので、同一のエア
シリンダ210をプレス機として共用し、複数の工程を
処理することができるので、プレスユニットを廉価に構
成することができる。
【0099】さらに、上記実施形態においては、上記受
圧台140の直下でシャンクホルダとしてのフランジ板
212を昇降させるエアシリンダ210と、このエアシ
リンダ210のフランジ板212に着脱可能なシャンク
225を有し、各接続要素部品250、260、270
毎に設けられて個別に昇降可能な昇降ブロック222〜
224と、各昇降ブロック222〜224を介して各接
続要素部品250、260、270を上述した順序で担
持するスライドユニット220と、スライドユニット2
20を介して各接続要素部品250、260、270を
往復移動させることにより、昇降ブロック222〜22
4に設けたシャンク225と上記エアシリンダ210の
フランジ板212とを択一的に連結する切換シリンダ2
30とを含んでいるので、接続要素部品としての電線検
査部250、電線圧入部260、およびカバーホルダ部
270毎に昇降ブロック222〜224の設定事項を個
別に変更し、各部に好適な昇降条件(或いはプレス条
件)を設定することが可能になる。
【0100】次に、図16以下の実施形態について説明
する。
【0101】図16は、本発明の別の実施形態の概略構
成を示す斜視図であり、図17は、図16の実施形態に
係るプレスユニット500を背面側から見た概略構成斜
視図である。
【0102】これらの図を参照して、図示の実施形態で
は、プレスユニット500に対して受圧台400が分離
され、図板1毎に該受圧台400が固定されるようにな
っている。この形式では、移動式の図板1ではなく、固
定式の図板1に適用する場合に特に好適である。
【0103】図18は図16の実施形態に係る受圧台4
00の分解斜視図である。
【0104】図16および図18を参照して、受圧台4
00は、図板1上に固着される取り付けブロック401
と、この取り付けブロック401にビス402で固定さ
れるテーブル体403と、テーブル体403の頂部に一
体化される受圧板404とを備えており、受圧板404
の上面に形成された収容凹部にハウジング部22を着脱
可能に保持することができるようになっている。
【0105】また、図示の例では、受圧板404に位置
決め穴404bを設けている。さらに受圧板404の両
側部には、L字型の電線キャッチャ404cが設けられ
ている。
【0106】図16および図17を参照して、プレスユ
ニット500は、筐体510と、この筐体510を上記
受圧台400に連結するための連結アーム520と、連
結アーム520を駆動するためのアーム駆動シリンダ5
30と、図2の実施形態のエアシリンダ210に相当す
るプレス機としてのエアシリンダ540とを備えてい
る。
【0107】図17を参照して、上記筐体510は、上
下に延びる背板511と、この背板511の頂部に片持
ち状に取り付けられて前方に延びる棚板512と、棚板
512の後部に固定されてL字型に屈曲する吊り下げ板
514とを一体的に有しており、上記吊り下げ板514
の頂部に設けた取付金具515にチェーン516を取り
付けて天井からプレスユニット500全体を昇降可能に
吊り下げている。
【0108】図16および図17を参照して、上記連結
アーム520は、その途中部が軸520aで上記筐体5
10の棚板512の前側部に軸支されているとともに、
その基端側部分が「く」の字に曲がるリンク部521を
介して筐体510に揺動可能に連結されている。そし
て、このリンク部521の節522に連結された連結部
523を介して上記アーム駆動シリンダ530と連結さ
れることにより、左右方向の軸回りに揺動して自由端を
前後させることにより、ブロック体518が取り付けブ
ロック401に着座した状態で受圧台400の受圧板4
04の裏面に係止し、プレスユニット500全体を受圧
台400にロックすることができるようになっている。
【0109】図示の実施形態においても、筐体510の
両側部にハンドル517が突設されている。そして、両
ハンドル517の近傍には、上記アーム駆動シリンダ5
30を作動させるためのアーム用スイッチSW1と、エ
アシリンダ540を作動させるためのプレス用スイッチ
SW2とが設けられている(図6にそれぞれ一方のみ図
示)。さらに上記背板511の前面下端部分には、ブロ
ック体518が設けられている。
【0110】図19は図16の実施形態に係るプレスユ
ニット500の要部を簡略化して示す斜視図である。
【0111】同図に示すように、上記ブロック体518
の下部には、一対の位置決め突起519が設けられてい
る一方、上記受圧台400の取り付けブロック401に
は、各位置決め突起519に対応する嵌入穴401aが
形成されており、この嵌入穴401aに位置決め突起5
19を嵌入させながら取り付けブロック401の上面に
ブロック体518を着座させる(図17参照)ことによ
って、図2の実施形態における電線検査部250、電線
圧入部260、カバーホルダ部270と同等な接続要素
部品450、460、470を受圧台400に装着され
たハウジング部22に精緻に位置決めすることができる
ようになっている。さらに上記ブロック体518の側部
には、着座センサ520が設けられ、ブロック体518
が取り付けブロック401に着座した場合にこれを検出
することができるようになっている。
【0112】この着座センサ520は、上記アーム用ス
イッチSW1の安全スイッチを構成するものであり、こ
の着座センサ520がブロック体518の着座状態を検
出していなければ、作業者がアーム用スイッチSW1を
操作しても、アーム駆動シリンダ530が作動せず、し
たがって連結アーム520も作動しないように構成され
ている。なお具体的には図示していないが、上記アーム
用スイッチSW1は、例えば自己保持回路等によって、
連結アーム520の連結動作を行った後は所定の動作終
了状態が検出されるまでは、作業者がアーム用スイッチ
SW1を操作しても連結状態がロックされるように構成
されている。
【0113】さらに、このブロック体518には、略ス
プライン状の支持シャフト525が図略の軸受によって
回転自在に立設されており、この支持シャフト525
に、回動ユニット600が設けられている。
【0114】図20は、図16の実施形態に係る回動ユ
ニットの構成を示す分解斜視図であり、図21は図16
の実施形態に係るプレス機構を示す斜視図である。ま
た、図22は図16の実施形態に係る回動ユニットの検
査工程時の位相を示す斜視図、図23は図16の実施形
態に係る回動ユニットの電線圧入工程時の位相を示す斜
視図、図24は図16の実施形態に係る回動ユニットの
カバー部嵌合工程時の位相を示す斜視図である。
【0115】図19および図20を参照して、回動ユニ
ット600(本実施形態における往復移動ユニット)
は、上記支持シャフト525に軸方向のみ摺動可能に嵌
合するスリーブ601と、このスリーブ601の下部に
延設された略扇形の回動プレート602(本実施形態に
おける昇降板)とを有するものであり、この回動プレー
ト602の下面に、上述した図2の実施形態における接
続要素部品250、260、270と同等な接続要素部
品450、460、470が装着されている。また、図
示の例では、この回動プレート602の下面に、位置決
め突起602aを垂下させている。そして、後述する各
ポジションにおいて、位置決め突起602aが受圧板4
04の位置決め穴404cに嵌入することにより、当該
受圧板404上のハウジング部22と、回動プレート6
02に取り付けられた接続要素部品450、460、4
70が択一的に位置決めされるようになっている。
【0116】この回動ユニット600と上記ブロック体
518の間には、組み付け時に支持シャフト525の外
周に配置されるコイルばね603が設けられており、こ
のコイルばね603によって、回動ユニット600は、
上下に弾性的に昇降可能な状態で支持シャフト525に
連結される。さらに支持シャフト525が上記ブロック
体518に対して回転自在に支持されていることから、
回動ユニット600は、支持シャフト525の軸芯回り
に双方向に回動することができるようになっている。
【0117】この回動ユニット600の回動動作を行う
ために、上記筐体510にはロータリーアクチュエータ
620が取り付けられ、このロータリーアクチュエータ
620に上記支持シャフト525がカップリング621
を介して連結されている。
【0118】他方、ロータリーアクチュエータ620
は、回動ユニット600を周方向に往復移動させるため
のものであり、上記支持シャフト525回りに例えば6
0°間隔で間欠的に回動させることができるように構成
されている。そして、各接続要素部品450、460、
470は、この回動間隔に対応して等配されており、予
め定められたプレス位置に停止することができるように
なっている。
【0119】同図に示すように、上記プレス位置は、受
圧台400の取り付けブロック401にブロック体51
8が位置決めされた際、上記筐体510に担持されてい
るエアシリンダ540が当該受圧板404真上に位置す
るように設定されており、このプレス位置にて上記エア
シリンダ540のロッド541が昇降することにより、
当該ロッド541の下端部に固定されたアーチ状の押圧
子542により、回動ユニット600の回動プレート6
02を上方から加圧し、当該回動プレート602の下面
に取り付けられた接続要素部品450(460、47
0)を受圧板404上のハウジング部22に押圧するこ
とができるようになっている。
【0120】図示の例では、上記受圧板404の上面に
位置決め孔404aを設け、回動プレート602の下面
から垂下させた位置決め突起605によって、回動プレ
ート602の昇降時における位置決めが図られている。
【0121】なお、上記プレスユニット500にも、図
2で説明した駆動部(増圧タンク300)や駆動制御手
段(制御ボックス310、操作ボックス320)が設け
られており、これらによって以下の通り作動させること
が可能になっている。
【0122】図16を参照して、以上の構成では、まず
作業者は、予め、受圧台400の受圧板404にハウジ
ング部22を装着する一方、プレスユニット500の接
続要素部品の一つであるカバーホルダ部470にカバー
部21を装着しておく。
【0123】次いで両手でハンドル517を把持して、
吊り下げられた筐体510を動かし、図板1の受圧台4
00に設けた取り付けブロック401の嵌入穴401a
にブロック体518の位置決め突起519を嵌入しつ
つ、ブロック体518を取り付けブロック401に着座
させる。これにより、着座センサ520がブロック体5
18の着座状態を検出し、アーム用スイッチSW1の作
動を可能にする。
【0124】次いで、作業者がアーム用スイッチSW1
を操作すると、アーム駆動シリンダ530が連結部52
3を降下させて、連結アーム520の自由端を受圧台4
00の受圧板404の裏面に係止させ、プレスユニット
500を受圧台400にロックさせる。図示の実施形態
では、この連結アーム520の連結動作に連動して、カ
バー部21の装着有無を確認するように図略の制御系統
にプログラムされており、仮にこの時点でカバー部21
の装着忘れが検出された場合には、図2の実施形態にお
けるフローチャートにて説明した場合と同様にカバー未
装着表示がなされ、カバー部21の装着が検出されるま
で、次の工程に移行しないように設定されている(図1
5のステップS2、S3参照)。
【0125】次いで、作業者がプレス用スイッチSW2
を操作すると、基本的には図15のステップS5〜S1
0の動作が行われ、自動的に電線検査工程、電線圧入工
程、およびカバー装着工程が自動的に行われる。
【0126】図22を参照して、電線検査工程において
は、回動ユニット600の回動プレート602は、電線
検査部450がプレス位置(図21参照)に位置する位
相になっており、この状態で図21に示すエアシリンダ
540がロッド541を伸張させて押圧子542を降下
させ、回動プレート602を下方に押し下げる(以下
「プレス動作」という)。これにより、図15のステッ
プS5〜S7で説明したのと同様の電線検査工程を行う
ことができる。
【0127】次に図12および図23を参照して、電線
検査工程が終了し、エアシリンダ540がロッド541
を縮長させると、回動ユニット600を支えるコイルば
ね603(図20参照)の付勢力により、回動ユニット
600(したがって回動プレート602)も上昇する。
次いで、ロータリーアクチュエータ620が回動ユニッ
ト600を一ポジション往動させ、電線圧入部460を
プレス位置に搬送する。その後、上記プレス動作を繰り
返すことにより、電線圧入工程を行うことができる。
【0128】さらに、図12および図24を参照して、
電線圧入工程が終了した後、回動ユニット600が上記
と同様に上昇すると、ロータリーアクチュエータ620
は回動ユニット600をさらに一ポジション往動させ、
カバーホルダ部470をプレス位置に搬送する。その
後、プレス動作を行ってカバー部21の嵌合工程を行
う。
【0129】カバー部の嵌合工程が終了して回動ユニッ
ト600が浮揚すると、ロータリーアクチュエータ62
0は、電線検査部450がプレス位置に戻るまで回動ユ
ニット600を復動させる。この復動動作が終了した時
点でアーム用スイッチSW1のロック状態が解除され、
作業者が再度、アーム用スイッチSW1を操作すること
によって、連結アーム520が受圧台400の受圧板4
04から離脱する。その後は、作業者がハンドル517
を把持してプレスユニット500を受圧台400から取
り外すことにより、作業が終了する。
【0130】上述した実施形態においても、電線検査工
程からカバー部嵌合工程までを自動的に行うことが可能
になるとともに、電線検査部等によって不良の発生を未
然に防止することができるので、歩留まりも高くなる。
【0131】さらに本実施形態においても、受圧台40
0の直下で、回動ユニット600に複数の接続要素部品
(電線検査部450、電線圧入部460、およびカバー
ホルダ部470)を設け、同一のエアシリンダ210を
プレス機として共用しているので、プレスユニットを廉
価に構成することができる。
【0132】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。
【0133】例えば、図16以下の実施形態において
も、位置決め用のピンを受圧板404上に立設し、対応
する位置決め穴を回動プレート602の下面に形成して
もよい。
【0134】その他、本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電線検査工程からカバー部嵌合工程までを自動的に行う
ことが可能になるとともに、電線検査部等によって不良
の発生を未然に防止することができるので、歩留まりも
高くなる。したがって本発明によれば、多極の圧接ジョ
イントコネクタについても歩留まりが高く、しかも効率
よく圧接/カバー装着作業を行うことができるという顕
著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の対象となる圧接ジョイントコネクタ
の分解斜視図である。
【図2】 本発明において好適な実施の一形態を示すコ
ネクタ接続装置の斜視図である。
【図3】 図2の実施形態に係るコネクタ接続装置の要
部を示す分解斜視図である。
【図4】 図2の実施形態に係る筐体の要部を分解斜視
図である。
【図5】 図2の実施形態に係るスライドユニットの一
部を分解して示す斜視図である。
【図6】 図2の実施形態に係るスライドユニットの駆
動構成を示す斜視図である。
【図7】 図2の実施形態に係るスライドユニットと筐
体との関係を示す正面略図であって、(A)は電線検査
時、(B)は電線圧入時、(C)はカバー装着時をそれ
ぞれ示している。
【図8】 図2の実施形態に係るスライドユニットの変
位状態を示す斜視図であって、(A)は電線検査時、
(B)は電線圧入時、(C)はカバー装着時をそれぞれ
示している。
【図9】 図2の実施形態に係るスライドユニットと受
圧台との関係を示す要部拡大斜視図である。
【図10】 図2の実施形態に係る接続要素部品として
の電線検査部の横断面略図であり、(A)は良品検査
時、(B)は不良品検査時をそれぞれ示している。
【図11】 図10の電線検査部の縦断面略図である。
【図12】 図2の実施形態に係る接続要素部品として
の電線圧入部の断面略図である。
【図13】 図2の実施形態に係る接続要素部品として
のカバーホルダ部270の断面略図である。
【図14】 図2の実施形態に係る操作ボックスの正面
略図である。
【図15】 図2の実施形態に係る作業手順のフローチ
ャートである。
【図16】 本発明の別の実施形態の概略構成を示す斜
視図である。
【図17】 図16の実施形態に係るプレスユニットを
背面側から見た概略構成斜視図である。
【図18】 図16の実施形態に係る受圧台の分解斜視
図である。
【図19】 図16の実施形態に係るプレスユニットの
要部を簡略化して示す斜視図である。
【図20】 図16の実施形態に係る回動ユニットの構
成を示す分解斜視図である。
【図21】 図16の実施形態に係るプレス機構を示す
斜視図である。
【図22】 図16の実施形態に係る回動ユニットの検
査工程時の位相を示す斜視図である。
【図23】 図16の実施形態に係る回動ユニットの電
線圧入工程時の位相を示す斜視図である。
【図24】 図16の実施形態に係る回動ユニットのカ
バー部嵌合工程時の位相を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 搬送図板 20 圧接ジョイントコネクタ 21 カバー部 22 ハウジング部 23 圧接端子 100 コネクタ接続装置 110 筐体 140 受圧台 200 プレスユニット 210 エアシリンダ(プレス機) 212 フランジ板(シャンクホルダ) 220 スライドユニット 222 電線検査用昇降ブロック 223 電線圧入用昇降ブロック 224 カバー嵌合用昇降ブロック 225 シャンク 230 切換シリンダ(切換部) 250 電線検査部(接続要素部品) 260 電線圧入部(接続要素部品) 270 カバーホルダ部(接続要素部品) 310 制御ボックス(駆動制御手段の要部) 320 操作ボックス(駆動制御手段の要部) 400 受圧台 450 電線検査部(接続要素部品) 460 電線圧入部(接続要素部品) 470 カバーホルダ部(接続要素部品) 500 プレスユニット 510 筐体 540 エアシリンダ(プレス機) 600 回動ユニット(往復移動ユニット/伝達手段) 602 回動プレート(昇降板) 620 ロータリーアクチュエータ(切換部) SW 起動スイッチ SW1 アーム用スイッチ SW2 プレス用スイッチ W 分岐線 WH ワイヤーハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 賢司 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 白川 純一 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5E051 JA01 JB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線を短絡するための圧接端子、
    圧接端子を受けるハウジング部、およびハウジング部に
    嵌合されるカバー部を有する圧接ジョイントコネクタを
    ワイヤーハーネスの図板上で当該ワイヤーハーネスに接
    続するための圧接ジョイントコネクタ接続装置であっ
    て、 上記圧接ジョイントコネクタのハウジング部を受ける受
    圧台と、 受圧台上のハウジング部に取り付けられた電線を当該ハ
    ウジング部に装着されている圧接端子に圧入する電線圧
    入部および圧入後のハウジング部に対してカバー部を嵌
    合するために当該圧接ジョイントコネクタのカバー部を
    保持するカバーホルダ部を接続要素部品として含み、各
    接続要素部品をプレス操作するプレスユニットと、 プレスユニットが接続要素部品としての電線圧入部およ
    びカバーホルダ部を上記の順序でプレス操作するように
    プレスユニットの駆動を制御する駆動制御手段とを備え
    ていることを特徴とする圧接ジョイントコネクタ接続装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧接ジョイントコネクタ
    接続装置において、 上記プレスユニットは、電線圧入部が電線を圧入する前
    に電線を検査する電線検査部を上記接続要素部品として
    含んでいるとともに、 上記駆動制御手段は、プレスユニットの上記電線検査部
    が駆動された際に電線の良否状態を判別する判別部を含
    み、且つ該判別部が電線を良品と判断した場合にプレス
    ユニットによる電線圧入部およびカバーホルダの駆動を
    許容するとともに、電線の不良状態が検出された場合に
    は、プレスユニットの作動を阻止するものであることを
    特徴とする圧接ジョイントコネクタ接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の圧接ジョイントコネクタ
    接続装置において、 上記受圧台は、プレスユニットの筐体に対し、電線を着
    脱するための着脱位置とプレスユニットに対する受圧位
    置との間で移動可能に設けられているものであることを
    特徴とする圧接ジョイントコネクタ接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の圧接ジョイントコネクタ
    接続装置において、上記プレスユニットは、 受圧台の直下でプレス動作を行うプレス機と、 上記接続要素部品を担持するとともに、所定のストロー
    ク範囲で往復移動可能な往復移動ユニットと、 往復移動ユニットを介して各接続要素部品を電線圧入部
    およびカバーホルダ部の順で上記プレス機に設定された
    プレス位置に切り換える切換部と、 プレス位置に切り換えられた接続要素部品に対し上記プ
    レス機の駆動力を伝達する伝達手段とを備えていること
    を特徴とする圧接ジョイントコネクタ接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の圧接ジョイントコネクタ
    接続装置において、 上記往復移動ユニットは、プレス機のシャンクホルダに
    着脱可能なシャンクを有し、上記接続要素部品毎に設け
    られて個別に昇降可能な昇降ブロックを備えていること
    を特徴とする圧接ジョイントコネクタ接続装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の圧接ジョイントコネクタ
    接続装置において、 上記往復移動ユニットは、各接続要素部品を一体的に担
    持するとともに、直接プレス機によって昇降駆動される
    昇降板を含んでいることを特徴とする圧接ジョイントコ
    ネクタ接続装置。
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