JP6215805B2 - 圧入装置 - Google Patents

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Description

本発明は圧入装置に関する。
エンジンのシリンダブロックでは圧入部品の種類や圧入箇所が複数となる場合がある。このようなワークに対応する圧入装置として、例えば、特許文献1には圧入部品の種類に対応して工具の交換を自動的に行える圧入装置が開示されている。また、特許文献2には複数の圧入箇所に対応すべく、ワークを水平軸周りに回転させてその姿勢を変更可能な圧入装置が開示されている。また、特許文献3には、ワークを保持する回転テーブルと、パンチを水平移動可能に支持するパンチテーブルとを備え、ワークの回転とパンチの水平移動により複数の圧入箇所に対応可能な圧入装置が開示されている。また、回転テーブルは着脱可能とされており、ワークに対応して複数種類準備されることが開示されている。
特開2001−001219号公報 特許第4298046号公報 特開2012−166288号公報
圧入部品の圧入箇所の裏側には、圧入力を受ける部分が必要とされる場合がある。ワークの種類により圧入箇所は異なるため、圧入力を受ける部分の位置もワークの種類に応じて異なる。特許文献3の装置では、ワークの種類に対応して圧入力を受ける部分(バックアップ)が配置された回転テーブルを準備することで、ワークの各圧入箇所の位置に対応してバックアップを設けている。
特許文献3の方式では、各圧入箇所に対応してバックアップを一つずつ配置する必要がある。このため、例えば、圧入箇所の数が多い場合や、圧入箇所によって圧入方向が異なる場合には、一つの回転テーブルで対応できる圧入箇所に限りがある場合がある。
本発明の目的は、複数の圧入箇所に対応可能な圧入装置を提供することにある。
本発明によれば、水平方向に移動可能に支持された可動テーブルと、前記可動テーブルを水平移動させる第一の水平移動機構と、前記可動テーブル上に設けられ、ワークを保持する保持ユニットと、前記可動テーブルと前記保持ユニットとの間に設けられ、前記可動テーブルに対して前記保持ユニットを相対的に水平移動可能に支持する第二の水平移動機構と、前記保持ユニットに保持された前記ワークに、部品を下方向に圧入する圧入機構と、前記可動テーブルに支持され、かつ、前記保持ユニットに保持された前記ワークを下側から支持し、前記圧入機構の圧入力を受けるアダプタと、を備え、前記保持ユニットは、前記ワークを水平軸周りに回動させる回動機構を備える、ことを特徴とする圧入装置が提供される。
また、本発明によれば、圧入装置であって、水平方向に移動可能に支持された可動テーブルと、ワークを保持する保持ユニットと、前記可動テーブルに対して前記保持ユニットを相対的に水平移動可能に支持する水平移動機構と、前記保持ユニットに保持された前記ワークに、部品を下方向に圧入する圧入機構と、前記可動テーブルに支持され、かつ、前記保持ユニットに保持された前記ワークを下側から支持し、前記圧入機構の圧入力を受けるアダプタと、を備え、前記アダプタは、前記ワークを下側から支持し、上下方向に延びる第一のバックアップ部材と、前記第一のバックアップ部材を上下方向に昇降自在に支持する支持部材と、を備え、前記圧入装置は、更に、前記第一のバックアップ部材を、前記ワークの下側に当接する圧入力負担位置とワークから離間した退避位置との間で昇降させる昇降機構を備え、前記保持ユニットは、前記ワークを保持する保持パレットと、前記保持パレットに支持され、上下方向に延びる第二のバックアップ部材と、を備え、前記第一のバックアップ部材は、前記水平移動機構により前記第二のバックアップ部材と同軸に位置可能であり、前記第一のバックアップ部材の上端を前記第二のバックアップ部材の下端に当接させることで、前記第二のバックアップ部材の上端を圧入位置における前記ワークの下側に当接可能である、ことを特徴とする圧入装置が提供される。
本発明によれば、複数の圧入箇所に対応可能な圧入装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る圧入装置の正面図。 図1の圧入装置の側面図。 図1の圧入装置の一部破断側面図。 (A)は図3のI−I線に沿うツールチェンジャの断面図、(B)及び(C)は圧入機構の動作説明図。 (A)は保持ユニットの平面図、(B)は保持ユニット周辺の正面図。 保持ユニット周辺の分解図。 (A)は保持パレットの平面図、(B)はアダプタの平面図。 (A)〜(C)は昇降機構及びロック機構の動作説明図。 制御ユニットのブロック図。 (A)〜(D)は圧入動作例を示す図。 (A)〜(D)は圧入動作例を示す図。
本発明の一実施形態に係る圧入装置について図面を参照して説明する。なお、各図において矢印X、矢印Yは互いに直交する水平方向を示し、矢印Zは垂直方向(上下方向)を示す。本実施形態の場合、矢印Xは圧入装置の奥行き方向に相当する。
図1は圧入装置Aの正面図、図2は圧入装置Aの側面図、図3は圧入装置Aの一部破断側面図である。図2と図3では後述する保持ユニット2の位置が異なっている。
圧入装置AはフレームFを備え、フレームFに各構成が支持されている。圧入装置Aは、圧入機構1、保持ユニット2、可動テーブル3、水平移動機構4、水平移動機構5、アダプタ6、昇降機構7、ロック機構8、表示装置90及び91、2つの操作ユニット92、93及び制御ユニット100を備える。
<圧入機構>
図1〜図3及び図4(A)〜図4(C)を参照して圧入機構1について説明する。図4(A)は図3のI−I線に沿うツールチェンジャ12の断面図、(B)及び(C)は圧入機構1の動作説明図である。
圧入機構1は、圧入装置Aの上部に配置され、保持ユニット2に保持されたワークに、部品を下方向に圧入する機構である。本実施形態の場合、圧入機構1は押圧機構11とツールチェンジャ12とを備える。ワークとしては、部品の圧入がなされる部材であれば特に限定するものではないが、大きな圧入力を必要としない薄物ワークが特に好ましい。
押圧機構11は、例えば、電動シリンダやエアシリンダ等のアクチュエータである。本実施形態の場合、押圧機構11はシリンダ111と、シリンダ111からZ方向下向きに進退するロッド112とを備える。図4(B)に示すようにフレームFにはロッド112が通過する開口部が形成されている。図4(B)に示すようにロッド112を退避させている状態においては、ロッド112の先端が開口部内に位置する非突出状態となり、押圧機構11を駆動することで図4(C)に示すようにロッド112が開口部から下方へ突出した状態となる。ロッド112は図4(B)に示す仮想線L1上を上下する。仮想線L1はZ方向の線である。
ツールチェンジャ12は、圧入作業に用いる圧入ツールを自動交換可能とする機構である。圧入ツールを自動交換可能とすることで、複数の部品をワークに圧入する場合、圧入作業の効率化を図ることが可能となる。なお、本実施形態では複数の圧入ツールを選択的に使用可能とするが、ツールチェンジャ12を用いず、一つの圧入ツールを用いる構成も勿論採用可能である。
ツールチェンジャ12は、支持部材12aを介してフレームFに支持されている。ツールチェンジャ12は、複数の圧入ツール122を支持する回転盤121を備える。複数の圧入ツール122には異なる種類の圧入ツールが含まれるが、同じ種類の圧入ツールを複数含んでもよい。各圧入ツール122は、Z方向に延びる軸状の部材であり、その下端部に部品を押圧する押圧部122aを、その上端部にフランジ部122bを、それぞれ有する。
回転盤121はZ方向の回転軸周りに回転自在に支持されており、その回転軸から等距離となる位置に複数の支持部121aが形成されている。複数の支持部121aは、回転盤121の周方向に等ピッチで配置されており、本実施形態の場合、合計で12個設けられている。支持部121aは圧入ツール122が挿通されるものであり、圧入ツール122をZ方向に移動可能に支持する筒体である。回転盤121の回転軸と仮想線L1との水平距離は、回転盤121の回転軸と支持部121aの中心との水平距離に等しい。このため、いずれかの支持部121a(つまり圧入ツール122)を仮想線L1上の位置(押圧位置と呼ぶ場合がある)に選択的に位置させることが可能である。
ツールチェンジャ12は回転盤121を回転する駆動ユニット123を備える。駆動ユニット123はモータ等の駆動源を備え、回転盤121をZ方向の回転軸周りに回転させる。回転盤121を回転することで、複数の圧入ツール122を押圧位置に循環的に移動させることが可能である。なお、本実施形態ではこのように複数の圧入ツール122を円軌道上で循環的に移動させる構成を採用するが、これに限られず、複数の圧入ツール122を選択的に自動交換可能であればどのような構成であってもよい。
圧入ツール122は、リターンスプリング124を挿通している。リターンスプリング124は圧入ツール122毎に設けられており、回転盤121とフランジ部122bとの間に装填されている。リターンスプリング124は、圧入ツール122に上方への付勢力を常時付与している。
次に圧入機構1の動作について説明する。まず、駆動ユニット123により、圧入作業に用いる一つの圧入ツール122を図4(B)に示すように押圧位置に移動させる。選択された圧入ツール122はロッド112の真下に位置することになる。次に押圧機構11を駆動してロッド112を下方へ移動させる。これにより、図4(C)に示すように、選択された圧入ツール122が押し下げられ、ワークに対する部品の圧入を行うことができる。部品の圧入が完了した後、ロッド112を退避させると、リターンスプリング124によって圧入ツール122は元の位置に上昇することになる。
<保持ユニット>
次に、図1〜図3、図5(A)及び図5(B)並びに図6を参照して保持ユニット2について説明する。図5(A)は保持ユニット2の平面図、図5(B)は保持ユニット2周辺の正面図、図6は保持ユニット2周辺の分解正面図であり、保持パレット24、アダプタ6を分離し、また、一部を破断図で示した図である。
保持ユニット2は、図5(B)に模式的に示す態様でワークWを保持するユニットである。保持ユニット2はベーステーブル21を備える。ベーステーブル21は板状の部材であり、後述する水平移動機構4によりX方向に移動可能に水平姿勢で支持されている。ベーステーブル21の前側には正面視逆U字状で、前方側に屈曲された把持部を有するハンドル21aが設けられている。
作業者はハンドル21aの把持部を把持することで、図3の状態から図2の状態へ保持ユニット2を圧入装置Aの正面側に引き出すことができる。これにより、保持ユニット2に対するワークWの脱着作業、保持パレット24の交換作業が行い易くなる。
ベーステーブル21の中央部には開口部21bが形成されている。この開口部21bは後述するバックアップ部材65との干渉を避けるために形成されている。
ベーステーブル21上には一対の支柱221が設けられる。これらの支柱221に回動機構22が搭載されている。回動機構22はベース部材23を水平軸回り(ここではY方向の回動軸L2)に回動させる機構である。回動機構22を設けない構成も採用可能であるが、回動機構22を設けることでワークWの姿勢を変化させることが可能となり、ワークWの複数の面に対して圧入作業が可能となる。
一対の支柱221はY方向に離間して対向して配置されており、かつ、ベーステーブル21に立設されている。一対の支柱221の一方には、回動機構22の回転部材222が枢支され、他方には回動機構22の駆動ユニット223が枢支されるる。回転部材222は、ベース部材23を回転軸L2回りに回転自在に支持する部材である。駆動ユニット223はモータ等の駆動源223aを備え、ベース部材23を回転軸L2回りに回転自在に支持すると共に回転力を付勢するユニットである。
ベース部材23は、水平部231と、一対の垂直部232とを備えた部材である。水平部231は、回動機構22による回動の初期位置において水平姿勢とされる板状の部分である。水平部231の中央部には開口部231aが形成されている。この開口部231aは後述するバックアップ部材65との干渉を避けるために形成されている。一対の垂直部232はY方向に離間して対向して配置されており、かつ、回転部材222及び駆動ユニット223に固定して設けられる。そして、これら一対の垂直部232に水平部231が吊設されている。
ベース部材23には、保持パレット24が着脱自在に固定される。本実施形態では保持パレット24を介してワークWを保持する構成としている。保持パレット24を設けない構成も採用可能であるが、ワークWの種類に適した保持パレット24を準備することができる。保持パレット24の交換によって、一つの圧入装置Aで対応可能なワークWの種類を増加させることが可能となる。
図6に示すように、水平部231には保持パレット24と係合する係合部27が複数設けられている。本実施形態の場合、係合部27は上方に突出したピン状の部材であり、保持パレット24に設けた係合部247(図7(A))に挿入される。係合部247は、例えば、貫通孔又は非貫通穴とされる。係合部27と係合部247との係合によって保持パレット24が位置決めされる。なお、係合部27と係合部247の構成は互いに係合可能であればどのような構成であってもよい。
ベース部材23にはまた保持パレット24を水平部231に固定する固定機構26が複数設けられている。本実施形態の場合、固定機構26はトグルクランプ機構であるが保持パレット24を固定可能であればどのような機構であってもよい。固定機構26は作業者の手動操作により回動するレバーを備え、レバーの端部と水平部231とで、保持パレット24の周縁部(本実施形態の場合、図7(A)の係合部247周辺)を解除可能に挟持する。
保持パレット24について図1〜図3、図5(A)及び図5(B)、図6及び図7(A)を参照して説明する。図7(A)は保持パレット14の平面図である。
保持パレット24は板状の本体部241を備える。本体部241は上述した係合部247が形成されていると共に、その中央部に開口部241aが形成されている。この開口部241aは後述するバックアップ部材65との干渉を避けるために形成されている。本体部241のY方向両端部には、それぞれ、ハンドル242、242が立設されている。作業者はハンドル242、242を把持することで、保持パレット24の交換作業を円滑に行うことができる。
本体部241にはワークWと係合する複数の係合部244及び複数の係合部245が設けられている。本実施形態の場合、係合部244は上方に突出したピン状の部材であり、ワークWが備える孔(不図示)に挿入される。係合部245は上方に突出した突起であり、ワークWの周面に当接する。これらの係合部244及び245によってワークWが保持パレット24に位置決めされる。なお、これらの係合部244及び245はワークWと係合可能であればどのような構成であってもよい。
本体部241にはまたワークWを保持パレット24に固定する固定機構243が複数設けられている。本実施形態の場合、固定機構243は、固定機構26と同様のトグルクランプ機構であるがワークWを固定可能であればどのような機構であってもよい。固定機構243は作業者の手動操作により回動するレバーを備え、レバーの端部と本体部241((本実施形態の場合、係合部244周辺))とで、ワークWの一部を解除可能に挟持する。
本実施形態の保持パレット24にはバックアップ部材25が支持されている。バックアップ部材25はワークWを下側から支持して圧入機構1の圧入力を受ける部材である。本実施形態の場合、バックアップ部材25はZ方向に延びる軸状の部材であり、本体部241に形成された筒体状の支持部246に対してZ方向に移動可能に支持されている。支持部246の内部にバックアップ部材25が挿通されている。
<可動テーブル>
次に、図1〜図3、図5(A)及び図5(B)並びに図6を参照して可動テーブル3について説明する。
可動テーブル3は水平移動機構4を介して保持ユニット2が搭載された板状の部材であり、水平移動機構5上に水平姿勢で支持されている。
可動テーブル3の中央部には開口部3aが形成されている。この開口部3aは後述するアダプタ6の配設空間を形成する。開口部3aの周囲において可動テーブル3にはアダプタ6と係合する係合部3bが複数設けられている。本実施形態の場合、係合部3bは上方に突出したピン状の部材であり、アダプタ6に設けた係合部62a(図7(B))に挿入される。係合部62aは、例えば、貫通孔又は非貫通穴とされる。係合部3bと係合部62aとの係合によりアダプタ6が可動テーブル3に装着されると共に位置決めされる。また、係合部3bと係合部62aとの係合解除によりアダプタ6が可動テーブル3から分離される。こうしてアダプタ6は可動テーブル3に着脱自在に装着される。なお、係合部3bと係合部62aの構成は互いに係合可能であればどのような構成であってもよい。
<水平移動機構>
次に、図1〜図3、図5(A)及び図5(B)並びに図6を参照して水平移動機構4及び水平移動機構5について説明する。まず、水平移動機構4について説明する。
水平移動機構4は可動テーブル3に対して保持ユニット2を相対的に水平移動可能に支持する機構である。水平移動機構4は本実施形態の場合、複数のレール部材41と、複数のスライダ42と、を備える。
レール部材41はX方向に延設された部材である。本実施形態の場合、Y方向に離間して2つのレール部材41が設けられている。これら2つのレール部材41は保持ユニット2のベーステーブル21の下面に固定されている。
スライダ42はレール部材41と係合し、レール部材41上をスライドする部材である。本実施形態の場合、一つのレール部材41に2つのスライダ42が係合している。各スライダ42は可動テーブル3の上面に固定されている。
このような構成により、レール部材41とスライダ42とがX方向に相対的に移動可能となっている。このため、保持ユニット2は可動テーブル3に対してX方向に移動可能である。そして、図2に示したように正面側に引き出した準備位置と、図3に示したように圧入機構1の下側の作業位置と、において保持ユニット2を手動操作で移動することができる。
ワークWの複数の部位に対して圧入作業を行う場合、作業位置においてワークWの幅に相当する距離内で保持ユニット2をX方向に移動させ、かつ、位置決めする必要がある場合がある。この場合、手動操作では保持ユニット2の位置精度が低下する場合がある。そこで、水平移動機構4には駆動機構及び位置検知ユニットを設けることができる。
駆動機構は、例えば、モータ等を駆動源とするボールネジ機構であり、レール部材41にボールネジが固定され、駆動源及びボールナットは、圧入装置Aの奥側に配設される。保持ユニット2を自動で移動させる場合、駆動源によってボールナットを回転させる。位置検知ユニットは、例えば、ボールネジに沿って設けたエンコーダスケールと、エンコーダスケールを読み取る光学センサと、を含む構成とすることができる。なお、作業者が手動で保持ユニット2を準備位置と作業位置との間で移動させる場合は、例えば、ボールナット駆動タイプとし、ボールナットを自由回転可能な状態とするなどが挙げられる。また、水平移動機構4の駆動機構としては、この他にもラック−ピニオン機構を採用可能である。
次に、水平移動機構5について説明する。水平移動機構5は可動テーブル3を水平移動させる機構である。本実施形態の場合、水平移動機構5は可動テーブル3をX方向とY方向との双方に移動させる。可動テーブル3が移動することにより、保持ユニット2も移動することになる。保持ユニット2は、Y方向に関しては水平移動機構5によって移動可能であり、X方向に関しては水平移動機構4と水平移動機構5とによって二段階で移動可能である。
水平移動機構5は、固定テーブル50、複数のレール部材51、複数のスライダ52、可動テーブル53、複数のレール部材54及び複数のスライダ55を備える。
固定テーブル50はフレームFに固定された板状の部材であり、その中央部には開口部50aが形成されている。この開口部50aは後述するバックアップ部材65等との干渉を避けるために形成されている。
レール部材51はX方向に延設された部材である。本実施形態の場合、Y方向に離間して2つのレール部材51が設けられている。これら2つのレール部材51は固定テーブル50に固定されている。
スライダ52はレール部材51と係合し、レール部材51上をスライドする部材である。本実施形態の場合、一つのレール部材51に2つのスライダ52が係合している。各スライダ52は可動テーブル53に固定されている。
可動テーブル53は複数のスライダ52に水平姿勢で搭載された板状の部材であり、その中央部には開口部53aが形成されている。この開口部53aは後述するバックアップ部材65等との干渉を避けるために形成されている。
レール部材54はY方向に延設された部材である。本実施形態の場合、X方向に離間して2つのレール部材54が設けられている。これら2つのレール部材54は可動テーブル53に固定されている。
スライダ55はレール部材54と係合し、レール部材54上をスライドする部材である。本実施形態の場合、一つのレール部材54に2つのスライダ55が係合している。各スライダ55は可動テーブル3に固定されている。
水平移動機構5は、また、可動テーブル53をX方向に移動させるX方向駆動機構と可動テーブル53の位置を検出する位置検出ユニットとを備える(不図示)。X方向駆動機構は例えばモータ等を駆動源としたボールネジ機構であるが、ラック−ピニオン機構、或いは、ベルト伝動機構等でもよく、固定テーブル50に配設することができる。位置検出ユニットは例えばエンコーダである。
水平移動機構5は、また、可動テーブル3をY方向に移動させるY方向駆動機構と可動テーブル3の位置を検出する位置検出ユニットとを備える(不図示)。Y方向駆動機構は例えばモータ等を駆動源としたボールネジ機構であるが、ラック−ピニオン機構、或いは、ベルト伝動機構等でもよく、可動テーブル53に配設することができる。位置検出ユニットは例えばエンコーダである。
<アダプタ>
次に、図1〜図3、図5(A)及び図5(B)、図6並びに図7(B)を参照してアダプタ6について説明する。図7(B)はアダプタ6の平面図である。
アダプタ6は、圧入機構1の圧入力を受けるユニットである。アダプタ6は可動テーブル3に支持され、かつ、保持ユニット2に保持されたワークWを下側から支持して圧入力を受ける。アダプタ6は可動テーブル3に着脱自在に装着される。このため、ワークWの種類に適したアダプタ6を準備することができる。アダプタ6の交換によって、一つの圧入装置Aで対応可能なワークWの種類を増加させることが可能となり、部品の圧入に関し、より多くの種類のワークに対応可能となる。
アダプタ6は、本体部61と、一対の装着部62と、本体部61と装着部62とを連結する連結部材63とを備える。本体部61は板状の部材であり、バックアップ部材65を支持する支持部材として機能する。本体部61の中央部にはハンドル64が設けられている。作業者はハンドル64を把持することで、アダプタ6の交換作業を円滑に行うことができる。
一対の装着部62は、本体部61のY方向の両端部において連結部材63を介して本体部61に接続されている。装着部62は板状の部材であり、上述した係合部62aが形成されている。係合部62aを係合部3bと係合させつつ、装着部62を可動テーブル3上に載せることで、アダプタ6が可動テーブル3に装着され、かつ、支持される。装着状態において、本体部61及び一対の装着部62はそれぞれ水平姿勢である。
ベース部材23の開口部231a、ベーステーブル21の開口部21bはいずれもアダプタ6よりも大きな開口部であり、アダプタ6は保持ユニット2の上側から可動テーブル3に対して装着し、また、上側へ取り外し可能となっている。これはアダプタ6の交換作業を容易にする。
連結部材63は柱状又は管状の部材であり、本体部61と装着部62との間のスペーサとしても機能する。つまり、連結部材63の全長は、可動テーブル3に対する本体部61のZ方向の位置を規定する。これは後述するバックアップ部材65のZ方向の位置に影響する。ワークWに応じて連結部材63の全長を設計することで、バックアップ部材65のZ方向の位置を最適化できる。
本体部61には、バックアップ部材65が支持されている。本実施形態の場合、バックアップ部材65は二つ設けられているが、一つでもよいし三以上であってもよい。バックアップ部材65はワークWを下側から支持して圧入機構1の圧入力を受ける部材である。本実施形態の場合、バックアップ部材65はZ方向に延びる軸状の部材であり、支持部66にZ方向に移動可能に支持されている。支持部66は本体部61に形成された筒体であり、バックアップ部材65が挿通している。2つの支持部66はX方向及びY方向に互いに離間した位置に形成されており、一つのアダプタ6で対応可能な圧入位置を増やすことができる。
図6に示すように、2つのバックアップ部材65のうちの一方は、保持パレット24が備えるバックアップ部材25と同軸上に位置可能となっている。圧入位置によっては、装置の構成上、バックアップ部材65がワークWの圧入位置に届かない場合がある。本実施形態では、保持パレット24のバックアップ部材25とアダプタ6のバックアップ部材65とを同軸上に配置して一つのバックアップ部材として機能させることができる。これにより、バックアップ部材65のZ方向における位置が、ワークWの圧入位置から離れていても、バックアップ部材65にて圧入力を受けることが可能となる。
バックアップ部材65は、下向きの付勢力を付与するリターンスプリング67を備えている。リターンスプリング67はバックアップ部材65毎に設けられており、本体部61と、バックアップ部材65の下端部に設けられたフランジ部65aとの間に装填されている。後述するように、圧入作業時にバックアップ部材65は上昇される。圧入作業後、リターンスプリング67によってバックアップ部材65は元の位置に戻る方向(下向き)に付勢され、降下することになる。
<昇降機構及びロック機構>
図1〜図3及び図8(A)〜図8(C)を参照して昇降機構7及びロック機構8について説明する。図8(A)〜図8(C)は昇降機構7及びロック機構8の動作説明図である。
昇降機構7は、バックアップ部材65がワークWの下側に当接する圧入力負担位置とワークWから離間した退避位置との間でバックアップ部材65を昇降させる機構である。
昇降機構7は、駆動ユニット71と、昇降部材72とを備える。駆動ユニット71は、昇降部材72のZ方向の移動を案内すると共に移動力を付勢する。駆動ユニット71は例えば、モータ等を駆動源とした、ラック−ピニオン機構、或いは、ボールネジ機構、若しくはベルト伝動機構や、油圧シリンダ等のシリンダ機構である。
昇降部材72は、その端部に上下方向に延びる押上げ部721を備える。押上げ部721はロッド112が移動する仮想線L1(図4(B))上をZ方向に移動する軸状の部材である。つまり、ロッド112と押上げ部721とは同軸上を移動する関係にある。押上げ部721の上端部721aはバックアップ部材65の下端部に当接する。押上げ部721の下端部721bは傾斜面をなしている。
ロック機構8はバックアップ部材65の昇降位置を圧入力負担位置でロックする機構である。ロック機構8は、門型の架台81と、架台81の天板上に配置された駆動ユニット82と、駆動ユニット82によってX方向に進退されるロック部材83とを備える。
架台81はフレームFのベース部分に固定されており、架台81の天板には押上げ部721が通過可能な切欠きが形成されている。駆動ユニット82は、例えば、電動シリンダやエアシリンダ等のアクチュエータであり、そのロッドにロック部材83が連結されている。ロック部材83は押上げ部721が通過する切り欠きを跨る幅を備えており、架台81の天板上をX方向にスライド自在に設けられている。ロック部材83は楔形をなしている。
図8(A)〜図8(C)を参照して圧入作業時における昇降機構7及びロック機構8の動作について説明する。
図8(A)に示すように圧入作業に用いるバックアップ部材65が押上げ部721上に移動される。バックアップ部材65の移動は上述した水平移動機構5によって行う。この段階ではバックアップ部材65は退避位置に位置している。
駆動ユニット71を駆動して図8(B)に示すように昇降部材72を上昇させる。これにより、押上げ部721の上端部721aがバックアップ部材65の下端部に当接し、バックアップ部材65が上昇する。バックアップ部材65はその上端部がワークWの圧入位置の下側(ワークWの裏側)に当接する圧入力負担位置に位置する。
駆動ユニット82を駆動して図8(C)に示すように、ロック部材83を押上げ部72の下端部721bと、架台81の天板との間に挿入する。既に述べたとおり、ロック部材83は楔形をなしており、下端部721bの傾斜面の案内により押上げ部72を押し上げるようにして下端部721bと、架台81の天板との間に進入する。
この状態で圧入機構1により圧入作業を行う。圧入機構1の圧入力は、ワークW→バックアップ部材65→押上げ部721→ロック部材83→架台81と伝達され、最終的には圧入装置Aの設置床にて負担される。
<表示装置及び操作ユニット>
図1〜図3を参照して表示装置90及び91並びに操作ユニット92について説明する。表示装置90は各種の情報を表示する液晶表示装置等の画像表示装置である。表示装置91はタッチパネル式の表示装置であり、情報の表示と作業者の入力を受け付ける装置である。表示装置91に対して、ワークWの種類や作業内容或いは圧入位置の設定等を行うことができる。
操作ユニット92は不図示の部材を介してフレームFに支持されたボタン型のスイッチである。本実施形態の場合、操作ユニット92は二つ設けられている。操作ユニット92は例えば作業者が圧入作業の開始指示や中断指示を行うために利用することができる。
<制御ユニット>
図9を参照して制御ユニット100について説明する。図9は制御ユニット100のブロック図である。制御ユニット100は、CPU等の処理部101と、RAM、ROM等の記憶部102と、外部デバイスと処理部101とをインターフェースするインターフェース部103と、を含む。インターフェース部103には、制御ユニット100とホストコンピュータ106との通信を行う通信インターフェースを含むこともできる。ホストコンピュータ106は、例えば、圧入装置Aが配置されている生産設備を制御するコンピュータである。
処理部101は記憶部102に記憶されたプログラムを実行し、各種のセンサ93の検出結果や、表示装置91及び操作ユニット92を介した作業者の指示等に基づいて、各種のアクチュエータ94の駆動制御、表示装置90及び91の表示制御を行う。
センサ93には、例えば、水平移動機構4や水平移動機構5が備える位置検出ユニット等が含まれる。アクチュエータ94には、例えば、水平移動機構4や水平移動機構5が備える駆動源押圧機構11、駆動ユニット71、駆動ユニット82、駆動ユニット123等が含まれる。
記憶部102には上述したプログラムの他、ワークWの種類と圧入位置の位置情報や、圧入時の圧力、圧入位置に対応するバックアップ部材65の情報等、圧入作業に関する情報も記憶される。
ワークWの情報やバックアップ部材65の情報等を呼び出す方法としては、例えば、保持パレット24やアダプタ6にバーコード等の個体識別情報を表示しておき、個体識別情報をスキャナ等のリーダで読み取り、読み取った個体識別情報に対応する情報を記憶部102から呼び出すようにしてもよい。また、呼び出した情報に基づいて、保持パレット24とアダプタ6とが互いに対応したものであるか否かをチェックするようにしてもよい。さらに、保持パレット24に対応したアダプタ6を装着した際、アダプタ6が保持パレット24に正しく装着されたか否かをチェックするセンサ93等を設けてもよい。
<圧入動作例>
図10(A)〜図10(D)、図11(A)〜図11(D)を参照して圧入装置Aによる圧入動作例について説明する。
図10(A)〜図10(D)はワークWの複数の圧入位置Waに対して部品Pを圧入する場合を例示している。作業者は圧入ツール122を選択した後、表示装置91を介して圧入位置Waを指定する。すると、図10(A)に示すように、圧入位置Wa及び対応する一つのバックアップ部材65が仮想線L1上に位置するように水平移動機構4及び5によって可動テーブル3及び保持ユニット2が移動される。作業者は部品Pを圧入位置Waにセットし、操作ユニット92を介して作業開始を指示する。
これにより、図10(B)に示すように昇降機構7がバックアップ部材65を圧入力負担位置に上昇させ、かつ、ロック機構8がバックアップ部材65をロックする。続いて押圧機構11を駆動させて圧入ツール122が押し下げられる。圧入ツール122により部品Pが圧入位置Waに圧入される。圧入完了後、バックアップ部材65は退避位置に、圧入ツール122は元の位置にそれぞれ戻される。
次に、作業者は表示装置91を介して次の圧入位置Waを指定する。すると、図10(C)に示すように、次の圧入位置Waが仮想線L1上に位置するように水平移動機構4及び5によって可動テーブル3及び保持ユニット2が移動される。アダプタ6は可動テーブル3に支持されているため、ワークWに対して相対変位が可能である。つまり、一つのバックアップ部材65によって複数の圧入位置Waに対応可能である。作業者は部品Pを圧入位置Waにセットし、操作ユニット92を介して作業開始を指示する。
これにより、図10(D)に示すように昇降機構7がバックアップ部材65を圧入力負担位置に上昇させ、かつ、ロック機構8がバックアップ部材65をロックする。続いて押圧機構11を駆動させて圧入ツール122が押し下げられる。圧入ツール122により部品Pが圧入位置Waに圧入される。圧入完了後、バックアップ部材65は退避位置に、圧入ツール122は元の位置にそれぞれ戻される。以上の作業を繰り返すことによりワークWの複数の圧入位置Waに対して部品Pを圧入する作業を連続的に行うことができる。
圧入位置Waの位置によっては、ワークWの姿勢を変化させる必要がある。この場合、回動機構22によりワークWの姿勢を変化させる。作業者が表示装置91を介して圧入位置Waを指定することで、図11(A)に示すように、圧入位置Wa及び対応する一つのバックアップ部材65が仮想線L1上に位置するように水平移動機構4及び5によって可動テーブル3及び保持ユニット2が移動され、また、回動機構22によりワークWが回動される。作業者は部品Pを圧入位置Waにセットし、操作ユニット92を介して作業開始を指示する。
これにより、図11(B)に示すように昇降機構7がバックアップ部材65を圧入力負担位置に上昇させ、かつ、ロック機構8がバックアップ部材65をロックする。続いて押圧機構11を駆動させて圧入ツール122が押し下げられる。圧入ツール122により部品Pが圧入位置Waに圧入される。圧入完了後、バックアップ部材65は退避位置に、圧入ツール122は元の位置にそれぞれ戻される。また、ワークWの姿勢も元の姿勢に戻すことが可能である。
次に、バックアップ部材65とバックアップ部材25とを併用する例について説明する。作業者が表示装置91を介して圧入位置Waを指定することで、図11(C)に示すように、圧入位置Wa及びバックアップ部材65が仮想線L1上に位置するように水平移動機構4及び5によって可動テーブル3及び保持ユニット2が移動される。バックアップ部材25は保持パレット24に設けられているので、圧入位置Waに対応する位置に常時位置している。作業者は部品Pを圧入位置Waにセットし、操作ユニット92を介して作業開始を指示する。
すると、図11(D)に示すように昇降機構7がバックアップ部材65を圧入力負担位置に上昇させ、かつ、ロック機構8がバックアップ部材65をロックする。バックアップ部材65が上昇される過程で、バックアップ部材65の上端がバックアップ部材25の下端に当接する。その後、バックアップ部材65と共にバックアップ部材25が上昇して圧入位置WaにおけるワークWの下側に当接し、その位置でロックされる。
続いて押圧機構11を駆動して圧入ツール122を押し下げる。これにより部品Pが圧入位置Waに圧入される。その後、バックアップ部材65は退避位置に、圧入ツール122は元の位置にそれぞれ戻される。このように、バックアップ部材65だけでは当接困難な特定の圧入位置Waについてはバックアップ部材25を併用することで、圧入作業が可能となる。
なお、本実施の形態では、作業者が圧入位置Waごとに都度圧入操作を行う場合を例に挙げて説明を行ったが、一連の作業を自動化しても良い。例えば、作業者がワークWをセットし、部品PをワークWの圧入位置Waに配置した後、操作ユニット92を操作することで、複数個の圧入位置Waに対して連続して、かつ、自動で圧入を行うようにしてもよい。
A 圧入装置、1 圧入機構、2 保持ユニット、3 可動テーブル、4 水平移動機構、5 水平移動機構、6 アダプタ

Claims (6)

  1. 水平方向に移動可能に支持された可動テーブルと、
    前記可動テーブルを水平移動させる第一の水平移動機構と、
    前記可動テーブル上に設けられ、ワークを保持する保持ユニットと、
    前記可動テーブルと前記保持ユニットとの間に設けられ、前記可動テーブルに対して前記保持ユニットを相対的に水平移動可能に支持する第二の水平移動機構と、
    前記保持ユニットに保持された前記ワークに、部品を下方向に圧入する圧入機構と、
    前記可動テーブルに支持され、かつ、前記保持ユニットに保持された前記ワークを下側から支持し、前記圧入機構の圧入力を受けるアダプタと、を備え
    前記保持ユニットは、前記ワークを水平軸周りに回動させる回動機構を備える、
    ことを特徴とする圧入装置。
  2. 請求項1に記載の圧入装置であって、
    前記アダプタは、
    前記ワークを下側から支持し、上下方向に延びるバックアップ部材と、
    前記バックアップ部材を上下方向に昇降自在に支持する支持部材と、を備え、
    前記圧入装置は、更に、
    前記バックアップ部材を、前記ワークの下側に当接する圧入力負担位置とワークから離間した退避位置との間で昇降させる昇降機構を備える、
    ことを特徴とする圧入装置。
  3. 請求項2に記載の圧入装置であって、
    前記バックアップ部材の昇降位置を前記圧入力負担位置でロックするロック機構を更に備える、
    ことを特徴とする圧入装置。
  4. 請求項2に記載の圧入装置であって、
    前記アダプタは、複数の前記バックアップ部材を備え、
    前記第二の水平移動機構により、前記ワークの複数の圧入位置の1つに対して、複数の前記バックアップ部材の1つを位置させる、
    ことを特徴とする圧入装置。
  5. 請求項1に記載の圧入装置であって、
    前記圧入機構は、
    複数の圧入ツールを備えるツールチェンジャと、
    前記圧入ツールを下方へ押圧する押圧機構と、を備え、
    前記ツールチェンジャは、前記複数の圧入ツールを移動させ、一つの圧入ツールを、前記押圧機構の押圧位置に位置させる、
    ことを特徴とする圧入装置。
  6. 圧入装置であって、
    水平方向に移動可能に支持された可動テーブルと、
    ワークを保持する保持ユニットと、
    前記可動テーブルに対して前記保持ユニットを相対的に水平移動可能に支持する水平移動機構と、
    前記保持ユニットに保持された前記ワークに、部品を下方向に圧入する圧入機構と、
    前記可動テーブルに支持され、かつ、前記保持ユニットに保持された前記ワークを下側から支持し、前記圧入機構の圧入力を受けるアダプタと、を備え、
    前記アダプタは、
    前記ワークを下側から支持し、上下方向に延びる第一のバックアップ部材と、
    前記第一のバックアップ部材を上下方向に昇降自在に支持する支持部材と、を備え、
    前記圧入装置は、更に、
    前記第一のバックアップ部材を、前記ワークの下側に当接する圧入力負担位置とワークから離間した退避位置との間で昇降させる昇降機構を備え、
    前記保持ユニットは、
    前記ワークを保持する保持パレットと、
    前記保持パレットに支持され、上下方向に延びる第二のバックアップ部材と、を備え、
    前記第一のバックアップ部材は、前記水平移動機構により前記第二のバックアップ部材と同軸に位置可能であり、
    前記第一のバックアップ部材の上端を前記第二のバックアップ部材の下端に当接させることで、前記第二のバックアップ部材の上端を圧入位置における前記ワークの下側に当接可能である、
    ことを特徴とする圧入装置。
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