JP3076079B2 - 接触部品を備えた電気導体をコネクタシェルに自動的に接続するための装置及び方法 - Google Patents

接触部品を備えた電気導体をコネクタシェルに自動的に接続するための装置及び方法

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JP3076079B2
JP3076079B2 JP03102165A JP10216591A JP3076079B2 JP 3076079 B2 JP3076079 B2 JP 3076079B2 JP 03102165 A JP03102165 A JP 03102165A JP 10216591 A JP10216591 A JP 10216591A JP 3076079 B2 JP3076079 B2 JP 3076079B2
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マツクス・コツホ
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テイー・テイー・シー・テクノロジイ・トレイデイング・カンパニー
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連特許出願の一部継続出願】本出願は、1989年
6月30日付で出願された出願番号07/374,27
1号を有する別の特許出願の一部継続出願である。この
結果として、この後者の出願の全開示内容が、その図面
を含めて、本明細書で説明されるように本出願に組み込
まれる。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、段階的に漸進する移送
モジュールを有するケーブル加工場所と少なくとも1つ
の工業用ロボットを備えたグリッパシステムとの間にお
いて、接触部品を有する電気導体とコネクタシェルとを
自動的に接続するための装置に関わる。1つのロボット
グリッパが前記工業用ロボットに備えられ、このロボッ
トグリッパは全方向に動くことが可能である。更に別の
回転可能な移送モジュールが、1対の外側グリッパと1
対の内側グリッパとを用いて1つの電気導体の両端を各
々に掴む1つのダブルグリッパと、少なくとも1つの心
出し装置と、少なくとも1つの固定された取り外し装置
とを有する。
【0003】
【従来の技術】接触部品を有する電気導体のコネクタシ
ェル内への取り付けのための装置は、例えばドイツ特許
出願公開DE−OS2,740,377号に開示されて
いる。この装置は、1つのクリンプ装置が1つのプラグ
装置と組み合わされた所謂「剛性結束システム」であ
る。このグリッパは互いに垂直に作動する2つのピスト
ンシリンダ装置によって動かされる。引張り場所は、コ
ネクタシェルのための更に別のピストンシリンダによっ
て作動させられる。このコネクタシェル自体と更に別の
作動及び支持手段とは、剛性的な相互依存関係にある。
この相互依存関係はその装置の構造と予め決められた移
動経路とに基づいて決まる。従って、導体を有する望ま
しい接触部品を任意のコネクタシェルの中に適宜自由に
取り付けることは、上記の特許文献に開示された装置の
場合には不可能である。
【0004】更に、接触部品を有する電気導体のコネク
タシェル内への自動取り付けのためのプロセスと装置と
が、(スイス特許出願CH−02,524/88−6号
に基づく)欧州特許出願EP−0,348,615 号
に開示されており、本発明はこの文献に開示されたプロ
セスと装置とを改善するものである。このスイス特許出
願文献は、コネクタシェルがロボットグリッパによって
加工済みケーブルの両端部に取り付けられ及び加工済み
ケーブルの端部が1つのダブルグリッパによってケーブ
ル加工場所の末端において掴まれる、プロセスと装置と
を開示する。前記ケーブルの両端部は1つのダブルグリ
ッパによって掴まれるが、この場合には、前記ダブルグ
リッパの前部部分は前記ケーブルのコネクタ接点を掴
み、前記ダブルグリッパの後部部分は前記ケーブルの絶
縁部分を掴む。前記ダブルグリッパの両方のグリッパ
は、互いに独立的に制御されることが可能である。前記
コネクタシェルの取り付けのためには、前記ダブルグリ
ッパの両方のグリッパが閉じられ、前記ケーブルの端部
をコネクタシェルの取り付け方向及び/又は挿入方向に
保持する。これらのコネクタシェルは1つのロボットア
ームの一方のグリッパによって保持され、各々の場合
に、ケーブルの端部に等間隔に取り付けられている。コ
ネクタ接点又はコネクタシェルにおける欠陥部分を検出
するために、且つ不良な取り付けを排除するために、ロ
ボットグリッパに配置されたセンサによって取り付け力
が調整される。誤り又は欠陥が見つからないならば、前
記ダブルグリッパの前部部分が開かれて外向きに拡が
り、前記コネクタシェルが、ロボットアームによってケ
ーブルの端部の上に完全に取り付けられる。この取り付
けられたケーブル接続が完全な取り付け状態であること
が、ロボットグリッパに配置された別のセンサによって
ロボットアームの離脱の動きを監視することによって制
御される。ロボットグリッパの揺動が、ダブルグリッパ
によって新たに掴まれたケーブルの端部への取り付けの
ためのコネクタを自由にするために、取り付けられたケ
ーブルを偏向板の下に動かすように作用する。
【0005】この取り付け装置の欠点の1つは、前記セ
ンサの両方を取り付けることによってロボットグリッパ
の重量が大きくなるということと、このことによって、
ロボットグリッパの動きに必要とされる高い精度が損な
われるということである。更に別の欠点は、取り付け力
と取り外し力との監視の故に、及び、コネクタシェルに
接続されたケーブルの偏向の故に、ケーブルの一方の端
部へのコネクタシェルの接続と取り付けに必要なロボッ
トの動作のために要する時間が、ケーブル加工ラインの
サイクル時間よりも長いということである。この欠点は
ケーブル加工ラインの生産能力を低減させる。
【0006】接点部品を有する電気導体をコネクタシェ
ルへ組み合せ及び自動的に接続するためのプロセスにお
いては、適正な挿入が行われることが可能であるよう
に、そうした物品を互いに対して心出しすることが必要
とされる。KunitadaTominoiに対する欧
州特許出願公開第0,041,332号は、電気コネク
タハウジングの中に端子を挿入する方法のための装置を
開示する。
【0007】SMC Corporationは、空気
圧で作動させられる2つのフィンガーを備える平行グリ
ッパと2つのフィンガーを備える傾斜グリッパとを、ス
イス国内で販売する。この企業は、グリップ作用を与え
るために使用されることが可能な、例えばモデルMHC
20D、MHP25D等に関連するフライヤを販売す
る。SMC Corporationのグリッパのよう
な1つ以上のグリッパを単一のフレームに対して取り付
けることは、ダブルグリッパのような多連グリッパを結
果的にもたらす。
【0008】既に開示されている誘導近接スイッチは、
GERHARD BALLUFF&CO.,(Post
fach 1159,D−7303 Neuhause
n,Federal Republic of Ger
many)によって市販される。そうした誘導近接スイ
ッチは、移動要素の接近を測定する上で有用である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電気
導体の端部へのコネクタシェルの接続と取り付けと検査
とに要するサイクル時間がケーブル加工ラインのサイク
ル時間よりも長くはない、電気導体にコネクタシェルを
取り付けるための装置を提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、そのロボットグリッ
パの動きの精度が損なわれない装置を提供することであ
る。
【0011】本発明の更に別の目的は、電気導体を有す
る同一の又は異なったコネクタシェルに、工業用ロボッ
トを用いて完全に自動的に、同一又は異なった接触部品
が装着される又は取り付けられることが可能なシステム
を提供することである。
【0012】本発明のこれらの及びその他の目的及び利
点が、以下の説明から明らかになるだろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、接触部品を有
する電気導体とコネクタシェルとの自動取り付けのため
の装置を提供する。1つのケーブル加工ラインは段階的
に漸進する移送モジュールを有する。1つのグリッパシ
ステムは、自在に動くことが可能な1つのロボットグリ
ッパを有する工業用ロボットを少なくとも1つ有する。
1つの回転可能な移送モジュールは、第1の側部と第2
の側部とを有し且つ1対の内側グリッパと1対の外側グ
リッパとを組み込んだ、1つのダブルグリッパを含む。
このダブルグリッパは、その外側グリッパ対と内側グリ
ッパ対とを用いて、1つの電気導体の2つの端部をその
都度毎に掴む。第1の取り付け試験装置が、ダブルグリ
ッパの第1の側部上に配置されている。第2の取り付け
試験装置が、ダブルグリッパの第2の側部上に配置され
ている。本発明の装置は、1つの心出し装置と1つの固
定的に据え付けられた取り外し装置とを含む。1つの定
置グリッパが、ダブルグリッパの外側グリッパ対と内側
グリッパ対との間で電気導体の端部を掴む。コネクタの
接続を試験し検査するための1つの制御装置が、定置グ
リッパ上に配置されている。
【0014】前記ダブルグリッパの内側グリッパ対と外
側グリッパ対は、1つの共通案内軌道上に支持され、掴
まれた電気導体の軸に平行な方向に前記共通案内軌道上
を滑動する。外側グリッパ対の作用条件を維持するため
に、外側グリッパ対の上に、圧縮応力が与えられた1つ
の外側スプリングが配置されることが可能である。内側
グリッパ対の作用条件を維持するために、圧縮応力が与
えられた1つの内側スプリングが内側グリッパ対の上に
配置されることが可能である。1つの外側センサが外側
グリップ対に配置されることが可能である。この外側セ
ンサは外側グリップ対の作用位置からの逸脱時に応答す
ることが可能である。1つの内側センサが内側グリップ
対に配置されることが可能である。この内側センサは内
側グリップ対の作用位置からの逸脱時に応答することが
可能である。内側センサと外側センサには、その各々の
前部側部が薄板金突縁で覆われることに反応する無接触
プローブが備えられている。
【0015】1つの制御装置が、コネクタシェルを保持
するロボットグリッパの逆転動作と取り付け動作の再開
とを起動することが可能である。この制御装置は、相関
的動作を開始させる最終制御要素を備えることが可能で
ある。
【0016】定置グリッパの制御装置には、取り付け圧
力と引き抜き圧力とを監視するための空気圧ピストン−
シリンダユニットが備えられることが可能である。
【0017】ダブルグリッパ内の複数の挿入開口は、様
々な接触部品を受けることが可能である。これらの複数
の挿入開口は様々な寸法を有することが可能である。外
側グリッパ対は、掴まれた電気導体の軸方向に対して垂
直に滑動可能な形で支持されることが可能である。
【0018】取り付け手順の間に定置グリッパを滑動可
能な形で支持するために、掴まれた電気導体の軸方向に
対して平行に1つの滑動軌道が配置されることが可能で
ある。この定置グリッパは、空気圧による制御装置によ
って作用位置に保持されることが可能である。
【0019】1つの支持ブラケットがヨークに配置され
ることが可能である。1つの無接触センサが前記支持ブ
ラケットに配置され、前記定置グリッパのずれを監視す
ることが可能である。
【0020】欠陥のある電気導体を取り除くための1つ
の除去装置が、前記定置グリッパに配置可能である。
【0021】前記ダブルグリッパの外側グリッパ対に
は、1つの電気導体を支持するために、複数の挿入用開
口が備えられることが可能である。
【0022】接触部品を有する電気導体をコネクタシェ
ルに自動的に取り付けるための方法は、次のプロセス段
階を有する。1つのグリッパによって支持された1つの
グリッパ工具を用いて、少なくとも1つのコネクタシェ
ルがコネクタシェルマガジンから掴み出される。1つの
電気導体の2つの接触部品が、ケーブル加工ラインの1
つの端部において心出しされる。これらの2つの接触部
品は、1つのダブルグリッパの2つのグッリパ対の各々
によって、絶縁された導体において休止位置に維持され
る。少なくとも1つのグリッパが電気導体の1つの接触
部品の方向に動かされる。1つの凹部を有する1つのコ
ネクタシェルが、その凹部が電気導体の接触部品と一直
線に並ぶように移動させられる。前記ダブルグリッパの
1つの前部グリッパ対だけが開く。この前部グリッパ対
は電気導体の接触部品を掴む。電気導体の接触部品をコ
ネクタシェルの凹部の中に挿入するために、前記ロボッ
トグリッパによってコネクタシェルが電気導体の接触部
品の上に完全に移動させられる。ダブルグリッパの後部
グリッパ対が開く。完成された装着済みのケーブルハー
ネスを得るために、1つの固定取り外し装置(固定取除
き装置)の下方で、挿入された電気導体に対して、グリ
ッパによる取り外し動作が行われる。
【0023】電気導体の接触部品のコネクタシェルへの
挿入プロセスは、グリッパの戻り動作の後に、挿入力が
そのプリセット値を超過する時に、繰り返されることが
可能である。挿入プロセスの反復が不必要となった後
に、電気導体が取り除かれることが可能である。電気導
体の接触部品上へのコネクタシェルの組み合せプロセス
の結果を試験するために、挿入方向に対して反対方向に
グリッパが動かされることが可能である。電気導体の第
2の接触部品を個々のコネクタシェルに差し込むため
に、ダブルグリッパがその縦軸の周りに1/2回転させ
られることが可能である。完成された装着済みのケーブ
ルハーネスは結合されることが可能であり、このケーブ
ルハーネスは電気的に試験されることが可能である。
【0024】本発明の利点は、加工済みのケーブルの2
つの端部を受けるための、2つの固定グリッパのインラ
イン形の配置を含む。2つの固定グリッパが、取り付け
圧力と引き抜き圧力とを別々に空気圧によって監視する
ことによって、コネクタシェルの適正な接続と完全な取
り付けとを同時に制御する。一方では、こうした2つの
固定グリッパのインライン形の配置が、ロボットグリッ
パのサイクル時間を減少させ,このサイクル時間をケー
ブル加工ラインのサイクル時間に適合させ、他方では、
ケーブルの端部に1つのコネクタシェルを完全に接続し
取り付けるための監視装置を、ロボットグリッパからダ
ブルグリッパへ又はロボットグリッパから固定グリッパ
へ移動することによって、ロボットグリッパに対する多
大な重量増加は発生されず、従って、ロボットグリッパ
の動作シーケンスが妨害されることがない。
【0025】本発明に関し特徴的であると認められる新
規性のある特徴が、添付の特許請求で説明される。しか
し、本発明自体は、その構造及び動作方法の両方に関し
て、その追加的な目的及び利点と共に、添付の図面を参
照することによって、以下の特定の実施例の説明から最
も良く理解されるだろう。
【0026】添付の図面では、本発明の様々な実施可能
な具体例の中の幾つかが示される。
【0027】
【実施例】本発明によって、1つの段階的に前進可能な
移送モジュール10を備えた1つのケーブル加工ライン
と、全方向に動くことが可能な1つのロボットグリッパ
3を有する少なくとも1つの工業用ロボット1を備える
1つのグリッパシステムとの間の、接触部品8.1、
8.2を有する電気導体8とコネクタシェル5との自動
取り付けのための装置が提供される。1つの付加的な回
転可能な移送モジュール40は、その外側グリッパ対1
1.1と内側グリッパ対11.2とを用いて電気導体8
の2つの端部をその都度毎に掴む、1つのダブルグリッ
パ11を有する。少なくとも1つの心出し装置19と少
なくとも1つの固定された取除き装置としての取り外し
装置18とが備えられている。前記ダブルグリッパ11
はその両側部上に各々1つの取り付け試験装置を有す
る。各々に1つの定置グリッパ20が備えられる。この
定置グリッパ20は、ダブルグリッパ11の外側グリッ
パ対11.1と内側グリッパ対11.2との間で、電気
導体8の端部を掴む。コネクタ接続を試験し検査するた
めの1つの制御装置21が、前記定置グリッパ20上に
配置されている。
【0028】前記ダブルグリッパの外側グリッパ対1
1.1と内側グリッパ対11.2とは、掴まれた電気導
体8の軸に平行な方向に1つの共通案内軌道11.5上
に支持され且つ前記軌道上を滑動することが可能であ
る。外側グリッパ対11.1と内側グリッパ対11.2
の各々は、その作用(作業)位置を維持するために、圧
縮応力を与えられた1つのスプリング24を有すること
が可能である。外側グリッパ対11.1と内側グリッパ
対11.2の各々は、更に、1つのセンサ25を有す
る。これらのセンサ25は、外側グリッパ対11.1と
内側グリッパ対11.2とが作用位置から逸脱する時に
反応することが可能である。これらのセンサ25には、
その各々の前部側部が薄板金突縁11.8で覆われるこ
とにより反応する無接触プローブが備えられることが可
能である。1つの制御装置が、コネクタシェル5を保持
するロボットグリッパ3の逆転動作と取り付け動作の再
開とを起動する。この制御装置は相関的動作の開始をも
たらさないことが可能である。ダブルグリッパ11の外
側グリッパ対11.1は、電気導体8を受けるための1
つ以上の挿入用開口22、23を備えることが可能であ
る。
【0029】定置グリッパ20の制御装置21には、取
り付け圧力P1と引き抜き圧力P2とを監視するため
に、1つの空気圧ピストン−シリンダユニットが備えら
れることが可能である。様々な接触部品8.1、8.2
を受けるための挿入開口22、23は、様々な寸法を有
することが可能である。外側グリップ対11.1は、掴
まれた電気導体8の軸方向に垂直に滑動可能な形で支持
されることが可能である。定置グリッパ20は、掴まれ
た電気導体8の軸に平行な滑動軌道20.1上に滑動可
能な形で支持されることが可能である。定置グリッパ2
0は、空気圧制御装置21によって作用位置に保持され
ることが可能である。1つの無接触センサ46が支持ブ
ラケット42に配置されることが可能であり、定置グリ
ッパ20のずれを監視することが可能である。欠陥のあ
る電気導体8を取り除くために、1つの除去装置26が
定置グリッパ20に配置されることが可能である。
【0030】接触部品8.1、8.2を有する電気導体
8をコネクタシェル5内にグリッパシステムを用いて自
動的に取り付けるための方法は、次のプロセス段階を有
する。1つのロボットグリッパ3によって支持された1
つのグリッパ工具4 が、コネクタシェルマガジン7.
1、7.2、7.3から少なくとも1つのコネクタシェ
ル5を掴み出す。1つの電気導体8の2つの接触部品
8.1、8.2が、ケーブル加工ライン9の1つの端部
において心出しされ、ダブルグリッパ11の2つのグッ
リパ対11.1、11.2の各々によって、接触部品
8.1、8.2において及び電気導体8において休止位
置に維持される。少なくとも1つのグリッパ3が電気導
体8の接触部品8.1、8.2の方向に移動し、凹部を
有する1つのコネクタシェル5を、その凹部の1つが電
気導体8の接触部品8.1、8.2と一直線に並ぶよう
に移動させる。前記ダブルグリッパ11の電気導体8の
接触部品8.1、8.2を掴んでいる1つの前部グリッ
パ対11.1だけが開く。ロボットグリッパ3が、コネ
クタシェル5を電気導体8の接触部品8.1、8.2の
上に完全に移動させる。ダブルグリッパ11の1つの後
部グリッパ対11.2が開く。グリッパ3は、1つの固
定取り外し装置18の下方への取り外し動作を、挿入さ
れた電気導体に対して行う。
【0031】電気導体8の接触部品8.1、8.2への
コネクタシェル5の滑り嵌めプロセスは、プリセットさ
れた挿入力の超過が生じたとき、ロボットグリッパ3の
戻り動作の後、反復されることが可能である。この滑り
嵌めプロセスの反復が無駄であったならば、電気導体8
が取り除かれることが可能である。好ましくは、電気導
体8の接触部品8.1、8.2上へのコネクタシェル5
のアセンブリプロセスの結果を試験するために、挿入方
向に対して反対方向にロボットグリッパ3が動くか否か
が試されることが好ましい。電気導体8の第2の接触部
品8.2を個々のコネクタシェル5に差し込むために、
ダブルグリッパ11はその縦軸周りに1/2回転させら
れることが可能である。完成された装着済みのケーブル
ハーネス13は結合されることが可能であり、このケー
ブルハーネス13は電気的に試験されることが可能であ
る。
【0032】1つの工業用ロボットが図1、2、3に参
照番号1で示される。この工業用ロボット1は、1つの
ロボットグリッパアーム2と1つのロボットグリッパ3
とを有する。1つのコネクタシェル5用の又は複数の同
一のもしくは様々なコネクタシェル5用の様々なグリッ
パ工具4が、ロボットグリッパ3を用いて掴まれること
が可能である。コネクタシェルのグリップのためのグリ
ッパ工具4を有するロボットグリッパ3が、ロボットグ
リッパアーム2に配置されている。個々のコネクタシェ
ルを掴むために、グリッパ工具は従来の空気圧グリッパ
要素から組み立てられる。これらのグリッパ工具4は、
工業用ロボットの区域内の工具マガジン6の中に配列さ
れ支持されている。通常の条件の下では、これらのグリ
ッパ工具はプログラム変更の際にだけ交換され、従って
この交換は比較的稀れにしか行われない。この操作と交
換は、原則的に手動で行われることが可能である。ロボ
ットグリッパにおけるグリッパ工具の配置は、図7と図
8とに更に明瞭に図解されている。工業用ロボット1の
ロボットグリッパ3は、意図される各々のケーブルハー
ネス加工に対応する望ましいコネクタシェル5を受ける
ために、グリッパ工具4を工具マガジン6から拾い上げ
ることが可能である。この場合に、ロボットグリッパ3
とグリッパ工具4との間の接続部分に、スナップ接続及
び/又は合せ接続が備えられている。この接続部分は本
発明の一部分ではなく、従って更に詳細に説明されるこ
とはない。グリッパ工具4は完全なプログラム変更の場
合にしか交換される必要がなく、このプログラム変更は
非常に稀にしか行われないが故に、ロボットグリッパ3
にグリッパ工具4を手動で取り付けることも可能であ
る。図に示されたグリッパ工具4は、3つの同一のグリ
ッパモジュール4.1及びグリッパ4.2を有し、これ
らのグリッパモジュール4.1の各々は互いに等距離に
配置され、各々に1つの同一なコネクタシェル5を保持
する。コネクタシェル5は、工業用ロボット1のロボッ
トグリッパ3が届く範囲内にあるコネクタシェルマガジ
ン7の中に格納され、この工業用ロボットは例えば平行
方向に隣合わせて配置された3つのコネクタシェルマガ
ジン7.1、7.2、7.3を備える。3つのコネクタ
シェルマガジン7.1、7.2、7.3の各々の間の距
離は、グリッパ工具4のグリッパモジュール4.1の各
々の間の距離と同一である。ロボットグリッパ3のグリ
ッパ工具4によって各々のコネクタシェル5が取り出さ
れる時には、コネクタシェルマガジン7.1、7.2、
7.3に新たなコネクタシェル5が自動的に補給され
る。コネクタシェルの供給は本発明の一部分ではなく、
従って、更に詳細に説明されることはない。こうして、
複数の同一のコネクタシェル5が、又は、関連する装置
の場合には、複数の異なったコネクタシェル5が、グリ
ッパ工具4とロボットグリッパ3とによって、1つの加
工サイクルの中に同時に入れられる。図7と図8に、1
つのブラケット52が一点鎖線で示される。完成された
ケーブルハーネスのコネクタシェルを備えた電気導体8
が追加的に固定されなければならない時に、このブラケ
ット52が備えられる。この場合には、ロボットグリッ
パ3が、ブラケット52上の開口51の中に噛み合うロ
ボットグリッパ工具4の固着ペグによって取り付けら
れ、空気圧で駆動されるハンドルが、コネクタシェル5
内に電気導体8を固着し固定する。
【0033】電気導体8の接触部品8.1、8.2が、
本発明の主題には属していないケーブル加工ライン9に
おいて準備される。電気導体8の接触部品8.1、8.
2は、第1の移送モジュール10によってクロックサイ
クルで前進させられる。電気導体8の2つの接触部品
8.1、8.2と電気導体8自体との各々は、その移送
位置にある間に、加工ライン9の末端において定置中間
モジール33によって捕らえられる。電気導体8の製造
のための加工ラインと工業用ロボットによる前記電気導
体8のコネクタシェルへの取り付け場所との間の区域
が、図3に図解され、この区域に、これらの部品を取り
付けるための装置が据え付けられる。1つのヨーク41
と、このヨーク41に取り付けられた1つの支持ブラケ
ット42とによって、別の移送モジュール40が導体平
面31上に配置される。別の移送モジュール40は、移
送位置30と取り付け位置32との間を移動することが
可能なように、滑動ガイド43の上に配置される。空気
圧調整部材44によって、前記モジュール40の前進後
退の動きが与えられる。
【0034】回転モジュール45を備えたダブルグリッ
パ11が、移送モジュール40に取り付けられている。
定置中間モジュール33の移送位置30では、ダブルグ
リッパ11は電気導体8の両端を捕らえる。更に2つの
定置グリッパ20がヨーク41の支持ブラケット42に
配置されている。2つの定置グリッパ20は、別の移送
モジュール40のダブルグリッパ11から、取り付け位
32において電気導体8の端部を捕らえる。ダブルグ
リッパ11は、複数の独立した従来形の空気圧グリッパ
要素を有する。電気導体を適正に掴むために、これらの
グリッパ要素が移送モジュール10に配置される。各々
のグリッパ要素は移動可能であり、互いに独立的に制御
可能である。これは、コネクタシェルが電気導体の接触
部品の上に完全に滑り嵌められることを可能にする。こ
の場合には電気導体も内側グリッパ対11.2によって
掴まれ、一方、外側グリッパ11.1は開かれており、
コネクタシェルを自由に挿入することが可能である。こ
の挿入段階が、添付図面の図9から図15に概略的に図
解されている。このダブルグリッパは工業用ロボットに
配置されるのではなく、ケーブル加工ラインの末端に配
置された移送モジュール10に配置されている。
【0035】コネクタシェル5を備えた電気導体8の偏
向のために、更に各々の定置グリッパ20毎に1つの固
定取り外し装置18が、同一の支持ブラケット42に固
定的に据え付けられる。移送位置30にある電気導体8
の各々の端部に対して、心出しモジュール34を有する
1つの心出し装置19が備えられている。図3と図9に
図解されるこの心出し装置19の目的は、電気導体がダ
ブルグリッパによって確実に掴まれる前に、コネクタシ
ェルの挿入のために望ましい位置に電気導体の接触部品
を動かすことである。
【0036】電気導体8の接触部品8.1、8.2は、
心出し装置19と心出しモジュール34とによって、望
ましい位置に動かされることが可能である。心出し装置
19の配置が、図5に更に詳細に図解される。心出し装
置19は、1つのブラケット39と、心出しモジュール
34と、1つの回転モジュール34.1と、掴まれた電
気導体8の軸に対して垂直に配置された1つの滑動ガイ
ド35と、1つの空気圧滑動装置36と、掴まれた電気
導体8の軸に対して平行に配置された1つの滑動ガイド
37と、1つの空気圧滑動装置38とを含む。従って心
出しモジュール34は、2つの平面内に滑動可能な形で
支持され、空気圧によって前進させられ、中間モジュー
ル33によって保持された電気導体の端部へと動かされ
ることが可能である。心出しモジュール34は、180
度まで旋回させられることが可能な2つのグリッパ対3
4.2、34.3を有する。電気導体8の接触部分8.
1は、グリッパ対34.2、34.3によって望ましい
位置に動かされることが可能である。電気導体8が別の
移送モジュール40のダブルグリッパ11によって捕ら
えられる前に、回転モジュール34.1は、接触部品
8.1を例えばその縦軸に対して90度まで、180度
まで、又は270度まで回転させることが可能である。
ダブルグリッパ11は、別の移送モジュール40によっ
て移送位置30と取り付け位置32との間を前後に動か
される。それによって、掴まれた電気導体8 の接触部
品8.1、8.2はその電気導体平面内に位置させられ
る。
【0037】ダブルグリッパ11は図4により詳細に図
解される。ダブルグリッパは各々に、2つの外側グリッ
パ対11.1と2つの内側グリッパ対11.2とを含
む。ダブルグリッパ11は、回転モジュール45と別の
移送モジュール40とに接続される。空気圧調整部材4
4によって、別の移送モジュール40の移動が引き起こ
される。掴まれた電気導体8の軸に対して垂直に、外側
グリップ対11.1が、内側グリップ対11.2の滑動
ガイド11.6の上に滑動可能な形に支持される。外側
グリッパ対11.1は、グリッパ対11.1を作用区域
に出し入れするために、空気圧装置11.3を用いて上
下に動かされることが可能であり、又は、グリッパ対1
1.1の各々は、別の空気圧装置11.7によって別々
に開閉されることが可能である。内側グリッパ対11.
2は、そのグリッパを揺動して開閉させるための別の空
気圧装置11.4に取り付けられる。外側グリッパ対1
1.1と内側グリッパ対11.2は、電気導体8の掴ま
れた端部の軸に平行な1つの共通ガイド軌道11.5の
上に滑動可能な形で据え付けられる。外側グリッパ対1
1.1と内側グリッパ対11.2は、圧縮応力を与えら
れたスプリング24の力によって作用位置に維持され
る。外側グリッパ対11.1と内側グリッパ対11.2
に生じる可能性のある、掴まれた電気導体の軸方向に沿
ったずれ(変位)を、センサ25が監視する。挿入力と
引き抜き力とを検査するためのセンサが、ロボットグリ
ッパ3に配置される。グリッパ工具に対するコネクタシ
ェルのずれを監視するために、従来形の無接触センサ
が、使用されることが可能であり、前記ずれは、前記挿
入力がプリセット値を越える時に生じる。例えば、この
実施例では、前記無接触センサは、グリッパ対11.
1、11.2のずれが生じて前記センサの前部側部が薄
板金突縁11.8で覆われる時に前記センサが起動され
るように配置される。外側グリッパ対11.1は、望ま
れるように接触部品8.1、8.2が心出し装置19に
よって一直線に並べられた後に、接触部品8.1、8.
2の後部領域内で電気導体8の加工済の端部を掴み、一
方、内側グリッパ対11.2が、電気導体8の絶縁領域
内で電気導体8を掴む。取り付け位置32にある間に電
気導体8を受入れ及び捕らえるために、接触部品8.
1、8.2の直ぐ後ろで、定置グリッパ20の各々が、
ダブルグリッパ11の2つのグリッパ対11.1、1
1.2の間において電気導体8の各々の端部を掴むよう
に、ダブルグリッパ11の2つのグリッパ対11.1、
11.2が互いに一定の間隔を置いて配置される。
【0038】定置グリッパは図6に更に詳細に図解され
る。1つの定置グリッパ20が、電気導体8の接触部品
8.1、8.2に対して、ヨーク41の各々の支持ブラ
ケット42に配置される。各々の定置グリッパ20は、
掴まれた電気導体8の軸に平行な滑動軌道20.1の上
を滑動する形で案内され、空気圧制御装置21によって
作用位置に維持される。ロボットグリッパ3によって電
気導体の接触部品8.1、8.2上にコネクタシェル5
を取り付ける時に、その取り付け力、又は、最終取り付
け後の引き抜き力の各々が、空気圧制御装置21によっ
て検査される。取り付け力がプリセットされた固定値を
越える時に生じる可能性がある定置グリッパ20のずれ
に、非接触センサ46が反応する。こうしたずれが検出
される時には、電気導体が排出される。
【0039】放出装置26が、定置グリッパ20のグリ
ップ装置の領域内に配置される。排除された電気導体8
は放出装置26によって作業区域から取り除かれる。引
き抜き力の検査時に、コネクタシェル5が、固定的に設
定され引き抜き力を下回る引き抜き力で電気導体8の接
触部品8.1、8.2から引き抜かれることが可能であ
るならば、この場合には、電気コネクタ8も同様に除去
され放出される。コネクタシェル5を装着した電気導体
8の偏向を生じさせるために、固定取り外し装置18
が、各々の定置グリッパ20領域内に支持ブラケット4
2に配置される。この固定取り外し装置は、挿入された
電気導体を偏向させるという働きだけを有する。この取
り外し装置は固定的に据え付けられ、前記働き以外の働
きは全く行わない。この取り外し装置の下方に電気導体
を据えるために必要な動作は、掴まれたコネクタシェル
に対してロボットグリッパによって行われる。
【0040】電気導体の接触部品を製造するためのケー
ブル加工ライン9の末端が、図2の概略図の上部部分に
示される。ダブルグリッパ11を備えた移送モジュール
10は、前記ケーブル加工ライン9末端と工業用ロボッ
ト1との間に配置される。ケーブル加工ライン9によっ
てダブルグリッパに周期的に移送される電気ケーブル
は、移送モジュールによって工業用ロボットの区域内に
周期的に移動させられ、この区域内では、ロボットグリ
ッパが、グリッパ工具によってコネクタシェルマガジン
から取り出され掴まれるコネクタシェルを、完全なケー
ブルハーネスが形成されるまで周期的に給送される電気
ケーブルの上に挿入する。ケーブルハーネスは、掴まれ
たコネクタシェルによって、工業用ロボットによって伸
張された状態で、工業用ロボットの下方に示される搬送
装置14に移送される。
【0041】図1に示されるように、接触部品8.1、
8.2を有する電気導体8とコネクタシェル5とを自動
的に接続するための装置の後に、1つの排出ビンが配置
され、完全に組立られたケーブルハーネス13が前記排
出ビンの中に入れられることが可能である。この代わり
に、図2に示されるように1つの搬送装置14が備えら
れることが可能である。これらの追加的な変形例は本発
明の直接の目的ではなく、従って、更に詳細に説明され
ることはない。この搬送装置14は、1つのツインベル
ト駆動装置であることが可能であり、この駆動装置は、
各々の場合に、互いに上下の位置に平行に配置され且つ
各々に別々に動かされることが可能な、2つの継目なし
ゴムベルト対15、16を有する。互いに上下に配置さ
れたゴムベルトは、異なった回転方向に駆動される。ケ
ーブルハーネス13は、好ましくは伸張された状態にお
いて、同一方向に動く前記ツインベルト駆動装置の2つ
の中央ゴムベルトストランドの間に締め付けられ、且つ
これらに沿って運ばれる。完成されたケーブルハーネス
を結合(結束)するための結合あるいは結束装置17
が、この搬送装置の始点に配置されることが可能であ
る。
【0042】図示されていない別の排出グリッパが備え
られ、上記のような排出装置又は搬送装置内に配置され
ることが可能である。この排出グリッパは、完成された
ケーブルハーネスと取り付けに欠陥のあるケーブルハー
ネスとを、工業用ロボット1のグリッパ3から取り出
す。例えばこの排出グリッパは、完全なケーブルハーネ
スをハンガ支持軸受の第1の滑動軌道上に滑動させ吊り
下げ、欠陥のあるケーブルハーネスをハンガ支持軸受の
第2の滑動軌道上に滑動させ吊り下げる。その後で各々
のケーブルハーネスは、その長さとは無関係にコネクタ
シェルによって前記滑動軌道内に垂れ下がり、後続の処
理段階の準備が整う。この解決策は、工業用ロボット1
のロボットグリッパ3がケーブルハーネスを前記排出グ
リッパに移送するための経路が短くてすむという利点を
有する。従って、取り付けが済んでいない新たなコネク
タシェルを掴むための、工業用ロボット1のロボットグ
リッパ3の準備がより速やかに整うことになる。
【0043】図9から図15は、接触部品8.1、8.
2を備えた電気導体端部にコネクタシェル5を装着し
つ取り付けるための各々の段階を連続的に示す。これら
の図面の個々の部品は、図1から図8の照合番号と同一
の照合番号で示される。電気導体8は、その移送位置3
0では中間モジュール33によって保持される(図
9)。互いに180 度ずらされたグリッパ対34.
2、34.3有する心出しモジュール34が、接触部
品8.1、8.2の所まで運ばれ、グリッパ対34.
2、34.3が接触部品8.1 を掴む。中間モジュー
ル33の次には、ダブルグリッパの外側グリップ対1
1.1と内側グリップ対11.2とが、電気導体8をそ
の両側で掴むことが可能である。
【0044】図1に示されるように、電気導体8と接触
部品8.1とが、取り付け位置において外側グリップ対
11.1と内側グリップ対11.2とによって掴まれ、
定置グリッパ20の開いたグリッパの間に送り込まれ
る。ロボットグリッパ3のグリッパ工具によって掴まれ
たコネクタシェル5は、既に取り付けられた接触部品
8.1が装着されており、掴まれた接触部品8.1の方
へ運ばれる
【0045】図11は、接触部品8.1に取り付けられ
たコネクタシェルを図解する。外側グリップ対11.1
と内側グリップ対11.2とを有する移動可能な形に支
持されたダブルグリッパ11が、圧縮応力を与えられた
スプリング24によって作用位置に維持される。センサ
25が、ダブルグリッパに生じる可能性のある作用位置
からの逸脱を薄板金突縁11.8の補助によって監視す
る。
【0046】図12に示されるように、電気導体の端部
は定置グリッパ20によって掴まれ、一方、外側グリッ
パ11.1対が開かれて電気導体8から引き離され、内
側グリッパ対11.2が回転させられて電気導体から引
き離される。取り付け力P1又は引き抜き力P2の各々
に関する空気圧制御装置21が概略的に図解され、且つ
定置グリッパ20に組み合わされている。
【0047】図13は、コネクタシェル5が接触部品
8.1の上に完全に取り付けられている実施例を示す。
【0048】図14では、接触部品8.1からのコネク
タシェル5の取り外しと引き抜きとが示され、この場合
には、引き抜き力は空気圧制御装置21の引き抜き力P
2によって検査される。定置グリッパ20は、欠陥のあ
る電気導体8を作業区域から排除するために備えられた
1つの排出装置26を有する。
【0049】図15は、正しく取り付けられた電気導体
8が、定置グリッパ20が開いている時に、固定取り外
し装置18の作用を受けたコネクタシェル5の取り外し
動作によってどのように置かれるかを示し、このことは
更に図12、13、14に図解される。
【0050】上記の装置は次のように動作する。
【0051】独立したケーブル加工場所の加工ライン9
の上で、ケーブルハーネス13の製造のために電気導体
8が一定の長さに切断され、その導体の端部が加工さ
れ、その端部に接触部品8.1、8.2が装着される。
電気導体8が、ケーブル加工ライン9の端部において、
移送位置30にある第1の移送モジュール10によって
定置中間モジュール33に移送される。定置中間モジュ
ール33の位置では、電気導体8の接触部品8.1、
8.2が、互いに180度ずらされたグリッパ対34.
2、34.3を有する心出し装置19の心出しモジュー
ル34によって望ましい位置に移され、それに続いて、
電気導体8がダブルグリッパ11によって取り上げられ
る(第1段階)。準備された接触部品8.1、8.2の
各々が、その接触部品8.1、8.2の後部区域におい
て、ダブルグリッパ11の外側グリッパ対11.1によ
って掴まれ、一方、内側グリッパ対11.2が、電気導
体8の絶縁区域内でこの電気導体8を掴む。こうしてダ
ブルグリッパ11によって掴まれた電気導体8は、別の
移送モジュール40によって1つの運転サイクルにおい
て移送位置に動かされる。この移送位置では、2つの定
置グリッパ20が、外側グリッパ対11.1と内側グリ
ッパ対11.2との間に突き出す。
【0052】ケーブル加工場所の外側に配置された、電
気導体8とコネクタシェル5との自動取り付けのための
装置は、その時までに、コネクタシェル5の取り付けの
ための準備が整う。2つの工業用ロボットの各々のグリ
ッパアーム2が、ロボットグリッパ3とグリッパ工具と
共に、平行に配置されたコネクタシェルマガジン7.
1、7.2、7.3の前部側部に向かって旋回する。例
えば、グリッパ工具4は、コネクタシェルマガジン7に
よって一列に事前配置された3つのコネクタシェル5
を、グリッパモジュール4.1 のグリッパ4.2 を用
いて掴む。コネクタシェルマガジン7.1、7.2、
7.3から取り出されたコネクタシェル5は、自動的に
供給される次のコネクタシェル5によって直ちに入れ換
えられる。工業用ロボット1のグリッパアーム2は、掴
まれたコネクタシェル5と共に導体平面31内を移動し
て、ダブルグリッパによって保持された電気導体8の第
1の接触部品8.1、8.2の前方に位置する取り付け
位置区域内に移動する。この場合に、コネクタシェル5
の特定の挿入開口の軸は、電気導体8の掴まれた接触部
品8.1、8.2の軸及び形状と同一平面にあり、これ
らの掴まれた接触部品8.1、8.2は、挿入された心
出し装置19によって一直線に合わされている(第2段
階)。
【0053】電気導体8の接触部品8.1、8.2が挿
入開口の中に入り込むまで、ここでロボットグリッパ3
が、グリッパ工具4と掴まれたコネクタシェル5と共
に、電気導体8の接触部品8.1、8.2に向かって軸
方向に移動させられる(第3段階)。
【0054】コネクタシェルの取り付けの間、電気導体
8の接触部品8.1、8.2の欠陥又は心の狂いによっ
てコネクタシェルに生じる損傷が、掴まれた電気導体8
の軸に平行に滑動可能な形で支持され且つ圧縮応力を与
えられたスプリング24によって通常の作用位置に保持
される、ダブルグリッパ11の2つのグリッパ対11.
1、11.2によって防止される。例えばコネクタシェ
ル5に対して接触部品8.1、8.2が何らかの理由か
ら接触し噛み合う場合には、その時には2つのグリッパ
対11.1、11.2が、コネクタシェル5によってス
プリング24の力に抗して僅かにずらされる。この時は
グリッパ対11.1、11.2の薄板金突縁11.8
が、無接触センサ25の前部側部を覆う。センサ25が
応答し、ロボットグリッパ3によるコネクタシェル5の
取り付け動作が中断される。コネクタシェル5の僅かな
逆方向の動きに続いて、2回目の取り付けの試みが行わ
れ、この試みではより容易な取り付けを可能にするため
に、場合に応じて、掴まれたコネクタシェル5を伴うロ
ボットグリッパ3が追加の相関的な動作を行うことが可
能である。この操作が上手く行かなかった時には、その
電気導体8が取り除かれ、新たに装着される電気導体が
要求され、この電気導体に対して制御された動きが与え
られる。電気導体8の完全な接触部品8.1、8.2に
コネクタシェル5を取り付ける際にスプリング24が摩
擦力によって影響されないように、及び、2つのグリッ
パ対11.1、11.2の作用位置が維持されるように
スプリング24に与えられる圧縮応力が選択される。
【0055】完全で無欠陥の取り付けの後に、定置グリ
ッパ20が閉じて、電気導体8をダブルグリッパ11か
ら受け取る。この時点では電気導体8の端部が定置グリ
ッパ20だけによって保持されるように、ダブルグリッ
パ11の外側グリッパ対11.1と内側グリップ対1
1.2が開かれ、外側グリッパ対11.1が、空気圧装
置11.3と滑動ガイド11.6とによって導体平面3
1の外に移動させられる。ダブルグリッパ11が別の移
送モジュール40と共に逆の運転サイクル動作を行い、
ケーブル加工ラインから新たな電気導体8を取り出すた
めの移送位置に達する間に、コネクタシェル5が接触部
品8.1、8.2の上に取り付けられ、これと同時に、
この取り付け力が例えば定置グリッパ20の空気圧制御
装置21を用いて検査される。取り付け圧力P1が固定
的に事前設定された選択可能な値を越える時には、その
場合には電気導体8の接触部品8.1、8.2に欠陥が
あり、その電気導体8が排出される(第4段階)。
【0056】取り付け圧力P1がそのプリセット値に達
しないならば、その時にはロボットグリッパによって、
コネクタシェル5が電気導体8の接触部品8.1、8.
2の上に完全に滑り嵌められる。それに続いて引き抜き
力も定置グリッパ20の空気圧制御装置21を用いて検
査される(第5段階)。引き抜き圧力P2が固定的に設
定された選択可能な一定値に達しない時には、その時に
はコネクタ接続の取り付け支持が不充分であり、電気導
体8が排除される。この排除は、例えば電気導体8の接
触部品8.1、8.2からコネクタシェル5を取り外す
ことによって、及び、定置グリッパ20を開き、排出装
置26を経由して電気導体8を作業区域から排出するこ
とによって行われることが可能である。引き抜き圧力P
2が予め決められた設定値に達する時には、その時に
は、定置グリッパ20が開いて電気導体8を自由にす
る。コネクタシェル5は電気導体8と共に引き離され、
ロボットグリッパ3によって取り付け方向と反対の方向
に定置グリッパ20から取り外される。コネクタシェル
に接続された最後の導体8が、他の電気導体8と共に、
ロボットグリッパ3による対応する引き抜き動作によっ
て、固定取り外し装置18の下方に据えられる。これ
は、コネクタシェル5を電気導体8の更に別の接触部品
8.1、8.2の上に取り付けるために必要な自由空間
を与える。電気導体8の挿入が求められるコネクタシェ
ル5挿入開口の全てに電気導体8が挿入され終わり、且
つ完全に取り付けが完了した1つのケーブルハーネスが
形成され終わるまで、更に別の電気導体8が、別の移送
モジュール40のダブルグリッパ11によって周期的に
掴まれ、定置グリッパ20に移送され、上記と同一の方
法でコネクタシェルと組み合わされる。これに加えて、
コネクタシェルに対して、工業用ロボット1のロボット
グリッパ3を1つのコネクタシェルの1つの挿入開口か
ら任意の別の挿入開口へと滑動させることがこのために
必要であり、個々の挿入開口の軸が、掴まれた電気導体
8の接触部品8.1、8.2の軸と一直線に合わされ
る。この代わりに、接触部品8.1、8.2の形状と位
置が、挿入可能な心出し装置19によって、コネクタシ
ェル5の挿入開口の形状と位置に適合させられることが
可能である。欠陥のある電気導体8の排除時には、プロ
グラムされた取り付け手順の全ての実行が完了するま
で、コネクタシェル5の取り付けが、次の電気導体8と
コネクタシェル5の次の開口とを用いて続けられる。1
つの又は複数の電気導体8が欠けている、不完全にしか
装着されていないケーブハーネスの各々が、その端部に
おい自動的に切り離され、後制御と後取り付けとによっ
て補われる。
【0057】通常は、電気導体8の第2の接触部品8.
2が、上記のように第2の工業用ロボット1を用いて、
第1の接触部品8.1と同時にコネクタシェル5に接続
され取り付けられる。しかし、同一の工業用ロボット1
を用いて上記の方法で第2の接触部品8.2をコネクタ
シェル5に供給し取り付けるために、第1の接触部品
8.1の取り付けの直後に、ダブルグリッパ11又は回
転モジュール45のいずれかを用いて、移送位置30と
取り付け位置32の間の中間位置にある電気導体8を水
平平面内で180 度だけ回転するすることが、サイク
ル時間の損失があるものの容易に可能である。
【0058】例えば異なった接触部品をそれらに対応す
る開口22、23で受けるために、図16に示されるよ
うな、接触部品8.1、8.2を受け入れるための1つ
以上の挿入開口を、ダブルグリッパの外側グリッパ対1
1.1のグリッパに備え付けることも可能である。この
場合には、このグリッパは、掴まれた電気導体8の軸方
向に対して垂直に移動させられて少なくとも2つの位置
に置かれることが可能である。
【0059】上記の要素の各々が、又はその2つ以上の
組合せが、上記のタイプとは異なる他のタイプの電気導
体自動取り付け装置に対しても、有益に応用され得るこ
とが理解されるだろう。
【0060】本発明は、電気コネクタを接続シェル内の
接触部品に自動的に取り付けるための装置に関して図解
され説明されてきた。しかし本発明の思想から何ら逸脱
することなく、様々な部分的変更と構造的変更とが行わ
れることが可能であるが故に、本発明は上記実施例で示
された詳細だけに限定されることはない。
【0061】更なる分析を行わずとも上述の内容が本発
明の骨子を完全に明らかにするが故に、当業者は、現行
の知識を適用することによって、従来技術の観点から見
て本発明の一般的な又は特定の側面の不可欠な特質を明
らかに構成する特徴を欠落させることなく、本発明を様
々な応用物に適用することが可能である。
【0062】特許証によって保護されることが求められ
る新たに特許請求される内容が、添付の特許請求項に記
載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つの工業用ロボットと1つの回転可能なグリ
ッパモジュールとを使用する、ケーブル加工場所の末端
に配置された、コネクタシェルと接触部品付きの電気導
体との自動接続のための装置の概略的な側部立面図であ
る。
【図2】2つの工業用ロボットと、回転可能なダブルグ
リッパを有する1つの別の移送モジュールと、2つの固
定グリッパモジュールと、部分的に伸張された状態の完
成ケーブルハーネスの排出移送のための1つの移送装置
とを有する、図1による実施例の概略的な上部平面図で
ある。
【図3】図2の切断線III−IIIに沿った別の移送
モジュールの部分的断面を伴った側部立面図である。
【図4】その両方のグリッパ対が1つの電気導体の一方
の端部を各々に掴む、回転モジュールと移送モジュール
とを有するダブルグリッパの側部断面図である。
【図5】電気導体端部の接触部品の正確な心出しのため
の心出しモジュールと中間モジュールとの側部立面図で
ある。
【図6】コネクタシェルに取り付ける電気導体の端部を
受け入れ及び収容するための1つの定置グリッパと、固
定取り外し装置と、定置取り外し装置との上部平面図で
ある。
【図7】装着された1つのグリッパ工具を有するロボッ
トグリッパの最下部分の断面図である。
【図8】3つの同一のコネクタシェルを受けるための、
図7によるグリッパ工具の断面図である。
【図9】心出しモジールによる接触部品の心出しの間に
おいて中間モジュールによって保持された1つの電気導
体の一方の端部を示す、コネクタシェルを電気導体の接
触部品に取り付ける第1の段階の断面立面図である。
【図10】ロボットグリッパのグリッパ工具によって掴
まれ及び取り上げられ、ダブルグリッパによって掴まれ
た電気導体の心出しされた端部に据えられ、更には取り
付け位置に移送されるコネクタシェルを示す、コネクタ
シェルを電気導体の接触部品に取り付ける第2の段階の
断面立面図である。
【図11】ロボットグリッパを用いて取り付けられ、電
気導体端部における取り付け力の同時モニターに伴わ
れ、ダブルグリッパによって掴まれるコネクタシェル
と、それに続く定置グリッパを用いた電気導体の捕捉と
を示す、コネクタシェルを電気導体の接触部品に取り付
ける第3の段階の断面立面図である。
【図12】両方のグリッパが開いたダブルグリッパと、
定置グリッパを用いて掴まれた電気導体の端部と、定置
グリッパによる取り付け圧力P1の監視とを示す、コネ
クタシェルを電気導体の接触部品に取り付ける第4の段
階の断面立面図である。
【図13】ロボットグリッパを用いた電気導体端部への
コネクタシェルの取り付けを示す、コネクタシェルを電
気導体の接触部品に取り付ける第5の段階の断面立面図
である。
【図14】定置グリッパからのコネクタシェルの引き抜
きによる取り外し圧力P2の監視を示す、コネクタシェ
ルを電気導体の接触部品に取り付ける別の第5の段階の
断面立面図である。
【図15】ダブルグリッパの外側グリッパ対に関する実
行可能な別の実施例を示す、コネクタシェルを電気導体
の接触部品に取り付ける第6の段階の断面立面図であ
る。
【図16】1つのグリッパ要素の概略図である。
【符号の説明】
1 工業用ロボット 3 ロボットグリッパ 5 コネクタシェル 7.1、7.2、7.3 コネクタシェルマガジン 8 電気導体 8.1、8.2 接触部品 10 移送モジュール 11 ダブルグリッパ 11.1 外側グリップ対 11.2 内側グリップ対 18 固定取り外し装置 19 心出し装置 20 定置グリッパ 21 制御装置 22、23 挿入開口 24 スプリング 25 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/00 H01R 43/052 H01R 43/28

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触部品を備える電気導体とコネクタシ
    ェルとの自動的な取付けを行う装置であって、 段階的に前進する移送モジュールを含むケーブル加工ラ
    インと、 あらゆる方向に動くことができるロボットグリッパを有
    する少なくとも一つの産業用ロボットを含むグリッパシ
    ステムと、 第1の側及び第2の側を有し、外側グリッパ対及び内側
    グリッパ対を備え、該外側グリッパ対及び該内側グリッ
    パ対で前記電気導体の二つの端部の夫々を掴むダブルグ
    リッパを含む、回転可能な移送モジュールと、 前記ダブルグリッパの第1の側に配置された第1の取付
    け試験装置と、 前記ダブルグリッパの第2の側に配置された第2の取付
    け試験装置と、 一つの心出し装置と、 固定して配置された一つの取除き装置と、 前記ダブルグリッパの外側グリッパ対と内側グリッパ対
    との間で前記電気導体の端部を掴むための定置グリッパ
    と、 コネクタ接続状態を試験及び検査すべく前記定置グリッ
    パに配置された制御装置とを備える装置。
  2. 【請求項2】 前記ダブルグリッパの外側及び内側グリ
    ッパ対を、掴まれた電気導体の軸に対して平行な方向に
    滑動させるべく支持する共通案内軌道と、 前記外側グリッパ対の作用条件を維持すべく前記外側グ
    リッパ対に配置されて予張力が加えられた外側スプリン
    グと、 前記内側グリッパ対の作用条件を維持すべく前記内側グ
    リッパ対に配置されて予張力が加えられた内側スプリン
    グと、 前記外側グリッパ対に配置され、該外側グリッパ対が作
    業位置の外に変位したときに応答する外側センサと、 前記内側グリッパ対に配置され、該内側グリッパ対が作
    業位置の外に変位した ときに応答する内側センサとを更
    に備える請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記外側センサ及び前記内側センサに
    は、各々の前面が薄板金突縁で覆われることによって応
    答する非接触プローブが備えられる請求項2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記コネクタシェルを保持するロボット
    グリッパの逆進動作及び新たな取付け動作を起動するた
    めの制御装置を更に含み、この制御装置が、相対運動を
    開始させる操作部を備える請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記定置グリッパの制御装置が、取付け
    圧力及び引抜き圧力を監視するための空気圧式ピストン
    ・シリンダ装置を備える請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 異なる接触部品を受け取るべく前記ダブ
    ルグリッパに複数の挿入開口を更に備え、これらの複数
    の挿入開口が夫々異なる大きさ寸法を有し、前記外側グ
    リップ対は、前記掴まれた電気導体の軸方向に対して直
    角に滑動可能に支持される請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 取付け操作の間、前記定置グリッパを滑
    動可能に支持すべく、掴まれた電気導体の軸の位置に平
    行に配置された滑動軌道を更に備え、該定置グリッパ
    は、前記空気圧式制御装置によって作業位置に保持され
    る請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ヨークと、該ヨークに配置された支持ブ
    ラケットと、該支持ブラケットに配置されて前記定置グ
    リップの変位を監視する無接触センサとを更に備える請
    求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 欠陥のある電気導体を取り除くべく前記
    定置グリップに配置された除去装置を更に備える請求項
    5に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記ダブルグリッパの外側グリッパ対
    が、電気導体を支持するための複数の挿入開口を備える
    請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 段階的に前進可能な移送モジュール
    (10)を備えるケーブル加工ラインと、あらゆる方向
    に動くことができるロボットグリッパ(3)を有する少
    なくとも一つの産業用ロボット(1)を備えるグリッパ
    システムとの間で、接触部品(8.1、8.2)を備え
    る電気導体(8)とコネクタシェル(5 )との自動的な
    取付けを行う装置であって、 追加の回転可能な移送モジュール(40)が、外側グリ
    ッパ対及び内側グリッパ対(11.1、11.2)を用
    いて電気導体(8)の二つの端部の夫々を掴むダブルグ
    リッパ(11)を有し、 少なくとも一つの心出し装置(19)と少なくとも一つ
    の固定取除き装置(18)とが備えられ、 ダブルグリッパ(11)が両側に取付け試験装置を有
    し、 ダブルグリッパ(11)の外側グリッパ対及び内側グリ
    ッパ対(11.1、11.2)間で電気導体(8)の端
    部を掴む定置グリッパ(20)が夫々備えられ、 定置グリッパ(20)には、コネクタ接続状態を試験及
    び検査するための制御装置(21)が備えられる装置。
  12. 【請求項12】 ダブルグリッパ(11)の外側グリッ
    パ対及び内側グリッパ対(11.1、11.2)が、共
    通案内軌道(11.5)上を前記掴まれた電気導体
    (8)の軸に対して平行な方向に滑動可能に支持され、
    外側グリッパ対及び内側グリッパ対(11.1、11.
    2)が、作用位置を維持すべく予張力が加えられたスプ
    リング(24)を有し、外側グリッパ対及び内側グリッ
    パ対(11.1、11.2)が更に、外側グリッパ対及
    び内側グリッパ対(11.1、11.2)が作業位置の
    外に変位したときに応答するセンサ(25)を有し、 センサ(25)には、前面が薄板金突縁(11.8)で
    覆われることによって応答する無接触プローブが備えら
    れ、 制御装置が、相対運動を開始することなく、コネクタシ
    ェル(5)を保持するロボットグリッパ(3)の逆進動
    作及び新たな取付け動作を起動し、 ダブルグリッパ(11)の外側グリッパ対(11.1)
    には、電気導体(8)を受け取るための複数の挿入開口
    (22、23)が備えられる請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 定置グリッパ(20)の制御装置(2
    1)が、取付け圧力(P1)及び引抜き圧力(P2)を
    監視する空気圧式ピストン・シリンダ装置を備え、 異なる接触部品(8.1、8.2)を受け取るべく、複
    数の挿入開口(22、23)が異なる寸法を有し、外側
    グリップ対(11.1)は、前記掴まれた電気導体
    (8)の軸方向に対して直角に滑動可能に支持され、 定置グリッパ(20)は、掴まれた電気導体(8)の軸
    に平行な滑動軌道(20.1)に滑動可能に支持される
    と共に、空気圧式制御装置(21)によって作業位置に
    保持され、 無接触センサ(46)が、支持ブラケット(42)に配
    置されて定置グリッパ(20)の変位を監視し、 欠陥のある電気導体(8)を取り除くべく定置グリッパ
    (20)に除去装置(26)が配置される請求項11に
    記載の装置。
  14. 【請求項14】 接触部品を有する電気導体をコネクタ
    シェルの中に自動的に取り付ける装置であって、 電気導体の接触部品のためのケーブル加工ラインと、 前記ケーブル加工ラインの末端に配置された心出し装置
    と、 回転可能な移送モジュールと、 一つの電気導体における二つの接触部品の一つを、該接
    触部品と該電気導体の絶縁部分とで掴むべく、前記回転
    可能な移送モジュールに取り付けられたダブルグリッパ
    と、 コネクタシェルに挿入された電気導体のための少なくと
    も一つの固定的に配置された取除き装置と、 前記ケーブル加工ラインの外側に配置されてあらゆる方
    向に移動することができると共に、少なくとも一つのコ
    ネクタシェルを掴む一つのグリッパ工具を担持する、産
    業用ロボットの少なくとも一つのロボットグリッパとを
    備える装置。
  15. 【請求項15】 事前に設定された挿入力の超過を検測
    したとき、コネクタシェルへの電気導体の接触部品の挿
    入工程の反復を開始させるべく、前記ロボットグリッパ
    に配置されたセンサを更に備え、 二つの前部グリッパ対と二つの後部グリッパ対とを含む
    前記ダブルグリッパのグリッパ対が、互いに独立して動
    作かつ制御可能であり、 前記センサが前記ロボットグリッパに配置され、該セン
    サは、組立工程が完了 した後、挿入方向に対して反対方
    向に向けられた動作の引抜き力を監視する請求項14に
    記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記ロボットグリッパが、完成した装
    着済みケーブルハーネスを伸張させるように働き、伸張
    状態でケーブルハーネスを受け取る搬送装置と、 前記産業用ロボット及び前記搬送装置間に配置された結
    束装置と、 前記産業用ロボット及び前記搬送装置間に配置された、
    ケーブルハーネス用の電気試験装置とを更に備える請求
    項14に記載の装置。
  17. 【請求項17】 接触部品を有する電気導体をコネクタ
    シェルに自動的に取り付ける方法であって、 ロボットグリッパによって支持されたグリッパ工具を用
    いてコネクタシェルマガジンから少なくとも一つのコネ
    クタシェルを掴み出す段階と、 ケーブル加工ラインの末端で電気導体の二つの接触部品
    を心出しする段階と、 ダブルグリッパの二つのグリッパ対により、前記二つの
    接触部品の夫々を絶縁導体の所で静止位置に保持する段
    階と、 少なくとも一つのロボットグリッパを前記電気導体の接
    触部品の方へ動かす段階と、 凹部を有するコネクタシェルを、その凹部を前記電気導
    体の接触部品と整列させながら移動させる段階と、 前記電気導体の接触部品を掴んでいる、前記ダブルグリ
    ッパの前部グリッパ対だけを開く段階と、 前記接触部品を前記コネクタシェルの凹部に挿入すべ
    く、前記ロボットグリッパを用いて前記コネクタシェル
    を前記電気導体の接触部品上に完全に移動させる段階
    と、 前記ダブルグリッパの後部グリッパ対を開く段階と、 完成した装着済みケーブルハーネスを得るべく、ロボッ
    トグリッパにより、前記挿入された電気導体を固定取除
    き装置の下方へ取り除く動作を行う段階とを備える方
    法。
  18. 【請求項18】 事前に設定された挿入力を超えると、
    前記ロボットグリッ パの戻り動作の後、前記電気導体の
    接触部品へのコネクタシェルの挿入工程を反復する段階
    と、 前記挿入工程の反復が無駄であれば、電気導体を排除す
    る段階と、 前記電気導体の接触部品にコネクタシェルを組み込む工
    程の結果を試験すべく、挿入方向に対して逆方向に前記
    ロボットグリッパを移動させる段階と、 前記電気導体の第2の接触部品を関連するコネクタシェ
    ルに差し込み接続すべく、前記ダブルグリッパをその縦
    軸の周りに半回転させる段階と、 完成した装着済みケーブルハーネスを結束する段階と、 前記ケーブルハーネスを電気的に試験する段階とを更に
    備える請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 接触部品(8.1、8.2)を備える
    電気導体(8)をコネクタシェル(5)にグリッパシス
    テムを用いて自動的に取り付ける方法であって、 ロボットグリッパ(3)により支持されたグリッパ工具
    (4)が、コネクタシェルマガジン(7.1、7.2、
    7.3)から少なくとも一つのコネクタシェル(5)を
    掴み出す段階と、 電気導体(8)の二つの接触部品(8.1、8.2)の
    夫々が、ケーブル加工ライン(9)の末端において心出
    しされると共に、ダブルグリッパ(11)の二つのグリ
    ッパ対(11.1、11.2)により、接触部品(8.
    1、8.2)及び電気導体(8)の所で静止位置に保持
    される段階と、 少なくとも一つのロボットグリッパ(3)が、電気導体
    (8)の接触部品(8.1、8.2)の方へ動き、コネ
    クタシェル(5)の凹部の一つが電気導体(8)の接触
    部品(8.1、8.2)と整列するように該コネクタシ
    ェルを移動させる段階と、 電気導体(8)の接触部品(8.1、8.2)を掴む、
    ダブルグリッパ(11)の前部グリッパ対(11.1)
    だけが、開く段階と、 ロボットグリッパ(3)が、コネクタシェル(5)を電
    気導体(8)の接触部品(8.1、8.2)上に完全に
    移動させる段階と、 ダブルグリッパ(11)の後部グリッパ対(11.2)
    が開く段階と、 ロボットグリッパ(3)が、前記挿入された電気導体を
    固定取除き装置(18)の下方へ取り除く動作を行う段
    階とを備える方法。
  20. 【請求項20】 事前に設定された挿入力を超えると、
    電気導体(8)の接触部品(8.1、8.2)にコネク
    タシェル(5)を滑り込ませる工程が、ロボットグリッ
    パ(3)の戻り動作の後、反復され、 前記滑り込ませる工程の反復が無駄であれば、電気導体
    (8)が排除され、 電気導体(8)の接触部品(8.1、8.2)にコネク
    タシェル(5)を組み込む工程の結果を試験すべく、ロ
    ボットグリッパ(3)が前記移動方向とは逆方向の動作
    を試み、 電気導体(8)の第2の接触部品(8.2)をコネクタ
    シェル(5)に差し込み接続すべく、ダブルグリッパ
    (11)がその縦軸の周りで半回転し、 完成した装着済みケーブルハーネス(13)が結束さ
    れ、 ケーブルハーネス(13)が電気的に試験される請求項
    19に記載の方法。
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