JP2002084850A - 草刈り機 - Google Patents

草刈り機

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JP2002084850A JP2000282885A JP2000282885A JP2002084850A JP 2002084850 A JP2002084850 A JP 2002084850A JP 2000282885 A JP2000282885 A JP 2000282885A JP 2000282885 A JP2000282885 A JP 2000282885A JP 2002084850 A JP2002084850 A JP 2002084850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集草容器を昇降用の平行四連リンク機構に着
脱する際に、1 人作業で行うことのできるような草刈り
機をを提供することを目的とする。 【解決手段】 走行機体Aの後端に設けた取付フレーム
9に昇降用の平行四連リンク機構30を設けるととも
に、取付フレーム9に設けたブラケット9 Aに対して集
草容器10の一端部を仮置きし、次に、他端部を持ち上
げて集草容器10の側面に設けたアングル状のスライド
台17を、平行四連リンク機構30のロアーリンク32
と縦リンク33とを連結する連結ピン36に係合させ、
係合状態で前方に押し込み、アッパーリンク31と縦リ
ンク33との回動支点ピン35を集草容器10に差込係
合させて、集草容器10の取付を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、草刈り装置を備え
た走行機体の後部に集草装置を装備するとともに、前記
集草装置を、一端側に入口開口を備え、他端側に出口開
口と開閉蓋とを備えた集草容器と、その集草容器を支持
する支持機構とで構成し、前記支持機構を、集草容器の
入口開口が機体前方に向く刈り草収集姿勢と、出口開口
が下向きとなる持ち上げ放出姿勢とに姿勢切り替えして
集草容器を支持するように構成する草刈り機に関する。
【0002】
【従来の技術】集草容器のメインテナンスや製造工程時
点での組立時に支持機構に対して集草容器を着脱する際
に、集草容器を持ち上げ保持する作業者及び支持機構に
固定具で集草容器を止め付ける作業者等、複数の作業者
を必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、集草容器
の着脱作業に対する省力化を図る要請があった。本発明
の目的は、支持機構や集草容器等に対して簡単な機構を
追加するだけで、集草容器の着脱作業の省力化を達成で
きる草刈り機を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1に係る
本発明の特徴構成は、草刈り装置を備えた走行機体の後
部に集草装置を装備するとともに、前記集草装置を、一
端側に入口開口を備え、他端側に出口開口と開閉蓋とを
備えた集草容器と、その集草容器を支持する支持機構と
で構成し、前記支持機構を、集草容器の入口開口が機体
前方に向く刈り草収集姿勢と、出口開口が下向きとなる
持ち上げ放出姿勢とに姿勢切り替えして集草容器を支持
するように構成するとともに、前記支持機構を、集草容
器が刈り草収集姿勢とほぼ平行な姿勢に維持された状態
のままで後方斜め上方へ移動させる平行四連リンク機構
と、前記平行四連リンク機構の先端側縦リンクと前記集
草容器との連結点を回動中心としてその集草容器を前記
放出姿勢に切り換えるダンプ機構と、前記平行四連リン
ク機構を取付け支持する取付フレームとで構成し、前記
集草容器を前記支持機構に取り付ける際に、前記集草容
器における入口開口側の一端部を載せるブラケットを前
記取付フレームに形成するとともに、前記一端部をブラ
ケットに仮置きされた集草容器の前記出口開口側を支持
した状態で、前記集草容器を前記平行四連リンク機構と
の連結位置までガイドするガイド機構を形成し、前記ガ
イド機構を、スライド台とこのスライド台に係合して集
草容器の他端部を支持する支持ピンとで形成してある点
にあり、その作用効果は次の通りである。 〔作用〕前記したブラケットを設けることによって、集
草容器の一端部をそのブラケットに預けることができ、
持ち上げる際の仮置状態を作り出すことができる。その
仮置状態よりスライド台と支持ピンとを係合させるよう
に集草容器の他端部を持ち上げる。この状態では集草容
器の一端部をブラケットで支持し他端部をガイド機構に
よって支持するので、集草容器を次に作業を行える態勢
に設定できた。そこで、集草容器を平行四連リンク機構
との連結可能な位置まで移動させ、連結具を使用して連
結を行う。上記のように、集草容器を平行四連リンク機
構に連結可能な位置に設定するのに、ブラケットに載せ
る作業からガイド機構に載せ付けるまで、一挙に行う必
要はなく、順を追って行えばよく、作業者を多数必要と
しない。更に、集草容器を平行四連リンク機構に連結す
るのに、ブラケットとガイド機構とで集草容器の姿勢を
確立できるので、作業者は平行四連リンク機構との連結
作業に専念でき、ここでも多数を必要としない。 〔発明の効果〕上記したように順次作業が可能なよう
に、ブラケットとガイド機構を設けるという簡単な改造
を施すだけで、作業の省力化を達成できるに至った。
【0005】〔構成〕請求項2に係る本発明の特徴構成
は、請求項1に係る本発明の構成において、集草容器の
回動中心を平行四連リンク機構のアッパーリンクと先端
側端部リンクとの連結点に設定し、スライド台を集草容
器に設けるとともに、支持ピンを端部リンクとロアーリ
ンクとを連結する連結ピンで兼用している点にあり、そ
の作用効果は次の通りである。 〔作用効果〕ガイド機構の支持ピンを集草容器と平行四
連リンク機構とを連結するピンを利用することによっ
て、専用の支持ピンを連結ピンとは別個に設ける必要は
ない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の一
例を図面に基づいて説明する。 〔全体構造〕図1にミッドマウント型の乗用草刈り機が
示されている。この草刈り機は、走行機体Aの前部にエ
ンジン2を搭載し、後方側に操縦座席4が設置され、そ
の座席前方に操縦ハンドル3が設けられている。機体フ
レーム1の下方側には、車体下部の草刈り装置としての
周知の芝刈り用モーアBが配置され、このモーアBで切
断された刈草を走行機体Aの後方に装備された集草装置
Cに送るためのダクト8が設けられている。同図におけ
る符号5は操向前輪、6は駆動後輪、7は前後輪間の機
体下腹部に配備されたモーアBを昇降可能に吊り下げる
昇降リンク機構である。図2に示すように、ダクト8
は、左右の駆動後輪6のそれぞれの車軸6Aよりも下位
で伝動連結されている差動軸6Bと、操縦座席4との間
の空間を通して、かつ左右の機体フレーム1の間を通し
て、駆動後輪6前方のモーアB位置から、機体後方側の
集草装置Cにわたって、前後方向に延設されている。集
草装置Cは、機体フレーム1に対して取付フレーム9を
連結固定し、この取付フレーム9に対して装着されてい
る。
【0007】〔集草装置〕次に、集草装置Cについてそ
の構成を説明する。集草装置Cは、図3及び図4に示す
ように、集草容器10と、その集草容器10を支持する
支持機構20とで構成してある。前記集草容器10は、
断面L字状を呈する金属製のフレーム枠15と、そのフ
レーム枠15に対して、金属製の薄板材から成る外壁板
16がボルト止めされ、全体形状がほぼ方形箱状に形成
されている。前記ボルトの着脱によって、フレーム枠1
5部分と外壁板16部分とを組み付け分解可能に構成さ
れている。この集草容器10は、一端側に入口開口12
を備え、他端側に出口開口13を備える容器本体11
と、前記出口開口13を開閉する開閉蓋14とで構成さ
れており、前記入口開口12が走行機体側のダクト8端
部に外嵌し得るように、その開口形状ならびに寸法を設
定してある。また、出口開口13は、角筒状の容器本体
11と同一断面形状で前記入口開口12とは反対側の端
部である出口開口13を閉塞する状態と後記するように
揺動により開放状態とに姿勢切り替え可能に構成されて
いる。
【0008】前記集草容器10の外壁板16のうち、集
草容器10が入口開口12を機体進行方向での前方側に
向け、出口開口13を後方側へ向けた刈り草集草姿勢
で、その左右横側方位置する横外壁板16と、上面側に
位置する天井側外壁板16とが、集草容器10内に吹き
込まれる風を逃がすための多数の小孔を穿設したパンチ
ングメタルで構成されており、底面に相当する外壁板1
6と入口開口12部分を除く前面部分の外壁板16と
は、一部をパンチングメタルで他部を無孔の金属板で構
成されている。また、開閉蓋14部分の外壁板16も無
孔の金属板である。
【0009】〔支持機構〕上記のように構成された集草
容器10の姿勢切り替えを行う支持機構20は、走行機
体Aの後部側で機体フレーム1の後端部に連結固定され
た取付フレーム9に、左右一対のアッパーリンク31と
ロワーリンク32とを、横軸芯周りで上下揺動自在に枢
着してあるとともに、そのアッパーリンク31とロワー
リンク32との端部どうしを縦リンクとしての端部リン
ク33で枢支連結して、集草容器10が刈り草収集姿勢
とほぼ平行な姿勢に維持された状態のままで後方斜め上
方へ平行移動させるための平行四連リンク機構30と、
後述するダンプ機構40とで構成されている。平行四連
リンク機構30は、取付フレーム9の上方箇所における
アッパーリンク31とロワーリンク32との取付箇所を
固定節とし、昇降用油圧シリンダー34で駆動されるロ
ワーリンク32を原動節、アッパーリンク31を従動
節、端部リンク33を媒介節として構成されている。平
行四連リンク機構30は、図3乃至図5に示すように、
取付フレーム9とロワーリンク32との間にわたって設
けた昇降用油圧シリンダー34の駆動力によって、集草
容器10を刈り草収集姿勢とほぼ平行な姿勢に維持され
た状態のままで後方斜め上方へ平行移動させるようにそ
の昇降作動を司るものである。
【0010】端部リンク33に対しては、横軸芯P1周
りで集草容器10を回動操作することにより、刈り草収
集姿勢と平行な状態から持ち上げ放出姿勢へ姿勢切り替
えするためのダンプ機構40が設けられている。ダンプ
機構40は、集草容器10の横側位置で集草容器10に
固定された回動用操作体41と、その回動用操作体41
を前記端部リンク33に対して、横軸芯P1周りで強制
回動させるためのダンプ用油圧シリンダー42とで構成
されている。
【0011】前記端部リンク33と回動用操作体41と
の相対回動は、次のようにして行われる。図3,4及び
図5に示すように、端部リンク33は、アッパーリンク
31及びロワーリンク32を挟み込んでいるベルクラン
ク状に屈曲された形状の板材を、アッパーリンク31と
の連結ピンを兼ねる回動支点ピン35と、ロワーリンク
32との連結ピン36とで連結して構成されている。集
草容器10側に固定される回動用操作体41には、端部
リンク33の上端部との間にわたって設けられるダンプ
用油圧シリンダー42の受け軸43が一体に設けられて
いる。
【0012】したがって、集草容器10が刈り草収集姿
勢とほぼ平行な姿勢に維持された状態のままで後方斜め
上方へ持ち上げられてからの集草容器10のダンプ作動
は、回動用油圧シリンダー42を図1及び図3に示す状
態から、伸長作動させると、図5に示すように、回動支
点ピン35まわりで集草容器10の全体が図5における
矢印イで示すように時計回りに回動する。集草容器10
は、図5に仮想線で示すように、出口開口13を下向き
にした持ち上げ放出姿勢となる。
【0013】次に、放出姿勢での開閉蓋14の開閉構造
について説明する。開閉構造は油圧シリンダ等のアクチ
ュエータを用いてはいず、リンク機構の集草容器10の
ダンプ作動に連動した伸縮作動によって行っている。図
5に示すように、端部リンク33の中間位置に第1アー
ム21を固定するとともに、連係ロッド22を第1アー
ム21の先端部に相対揺動自在に連結する。一方、第2
アーム23を連係ロッド22の先端近くにおいて集草容
器10に固定するとともに、第2アーム23の先端に第
3アーム24の基端部を相対揺動可能に連結している。
そして、第3アーム24は、中間位置より二股状に分割
されて形成されており、その二股状の先端部を開閉蓋1
4に連結固定して、第3アーム24に対して開閉蓋14
を相対揺動しない状態に取付けている。更に、第3アー
ム24の中間位置に対して連係ロッド22の先端部に相
対揺動可能に連結してある。
【0014】開閉蓋14の動作を説明する。図5に示す
ように、ダンプ油圧シリンダ42が伸長作動すると、集
草容器10が支点ピン35周りで回動する。その場合
に、第1アーム21は端部リンク33に固定されている
ので回動はしない。これに対して、集草容器10に固定
された第2アーム23は、集草容器10と一体で回動す
る。そうすると、連係ロッド22との連結点となる、第
1アーム21との先端連結点と第3アーム24の中間連
結点との間隔が、集草容器10の回転前より近接する状
態となる。そうすると、連係ロッド22がその長さを維
持するように、第3アーム24を揺動させる。この第3
アーム24の揺動によって開閉蓋14が開放状態とな
る。
【0015】集草容器10を人手で支持機構20に着脱
する為の機構について説明する。図6に示すように、取
付フレーム9の下端位置に後向きにブラケット9Aを設
けるとともに、集草容器10の横側面にアングル状のス
ライド台17を設けてある。一方、ロアーリンク32の
先端部と端部リンク33の下端部とを仮止め状態で連結
する連結ピン36を集草容器10に向けて延出し、その
延出端がスライド台17に係合して、連結ピン36でス
ライド台17、ひいては、そのスライド台17を取付け
ている集草容器10の他端部を支持するように構成して
ある。この連結ピン36を支持ピンと称する。
【0016】集草容器10の取付方法を説明する。図6
に示すように、平行四連リンク機構30を組み立てて昇
降用油圧シリンダ34をロアーリンク32に連結した状
態で、ブラケット9Aに対して一点鎖線で示すように集
草容器10の先端側の一端部を載せ付ける。この仮置き
状態を維持しながら二点鎖線で示すように開閉蓋側の他
端部を持ち上げて、連結ピン36がスライド台17に係
合するように、やや前方に集草容器10を押し込む。集
草容器10の一端部がブラケット9Aに載置され、スラ
イド台17が連結ピン36に係合支持された状態が確保
されると、集草容器10を前方に押し込み支持機構20
との連結位置に設定する。集草容器10が連結位置に設
定されると、アッパーリンク32と端部リンク33とを
仮止め状態で連結している回動支点ピン35を、深く刺
し込んで集草容器10に固定されている第1アーム21
の基端部に至る状態に設定し、回動支点ピン35で集草
容器10を回動自在に支持する。ここに、スライド台1
7と連結ピン36とをガイド機構と称する。集草容器1
0と支持機構20との連結が完了すると、ダンプ用油圧
シリンダ42等を取付ける作業を行って組み立てを続行
する。
【0017】〔別実施形態〕次に、本発明の別の実施形
態を列記する。 [ 1] 草刈機としては、フロントマウント型式のモーア
を採用したものであってもよい。 [ 2] ガイド機構としては、スライド台17を端部リン
ク33に設け、支持ピンを集草容器10に設けてもよ
い。又、スライド台17を集草容器10に設ける場合で
あっても、支持ピンを前記した連結ピン36とは別に専
用のものとして設けて、端部リンク33等に形成するこ
とができる。 [ 3] 回動させて持ち上げ放出姿勢とした後の出口開口
13の開放は、回動と同時に駆動力で開放されるものに
限らず、回動とは無関係にして、人為的な操作で出口開
口13の開放をロックする操作と、そのロックを解除す
る操作で行うものでも良い。 [ 4] 平行四連リンク機構30としては、必ずしも完全
な平行四連リンクとなっていなくてもよい。例えば、集
草容器10の持ち上げにともなって多少後ろ下がり姿勢
に変化させるなど、個々のリンク長さが多少異なるな
ど、適宜の構成を採用することができる、本発明では、
これらの構造を採用したものも総称して、略平行移動と
称する。 [ 5] 後方斜め上方への略平行移動を行うための移動機
構としては、スライドレールを用いたものであってもよ
い。この場合、油圧シリンダーに代えて、電動モータ利
用のウィンチ機構等で集草容器を昇降させたり、ダンプ
回動させるようにしても良い。 [ 6] 昇降用油圧シリンダー34とダンプ用油圧シリン
ダー42とは、各々別操作で制御されるものに限らず、
例えば、単一の操作スイッチ(図外)の入り切り操作
で、両シリンダー34,42に対する制御用電磁弁を共
通の制御装置によるシーケンス制御で、一連の動作とし
て処理されるように構成しても良い。 [ 7] ダクト8と集草容器10の入口開口12に設けら
れるシャッター18構造について説明する。図7に示す
ように、入口開口12を覆うシャッター18を集草容器
10の外面に設け、シャッター18を左右一対のシャッ
ター部材18A、18Bとで構成する。各シャッター部
材18A、18Bは左右勝手違いに形成されており、閉
塞状態で入口開口12の下半分を覆うように、シャッタ
ー部材自身の下半分が幅の広い状態に構成されている。
各シャッター部材18A、18Bの上半分は幅狭い部分
に形成され、その幅狭部分の上端を前後向き軸心P2周
りで左右揺動自在に支持するとともに、左右シャッター
部材18A、18Bを近接する方向、つまり、入口開口
12を閉塞する側に付勢する戻しバネ19,19を設け
てある。一方、集草容器10を支持機構20に取付けた
状態で、入口開口12に対向する取付フレーム9に後向
きにガイドピン25,25を左右に立設してある。ガイ
ドピン25,25は先端側程互いに近接する方向に斜め
に延出されており、左右シャッター部材18A,18B
を開き状態に誘導するカムとして機能する。つまり、放
出姿勢より集草容器10を下降させて刈り草収草姿勢に
戻してくる場合に、入口開口12に差し込まれたガイド
ピン25、25は、集草容器10が取付フレーム9に近
接する程、入口開口12の切欠き部内に入り込んで、シ
ャッター部材18A、18Bの幅狭部分に内側から接当
して、両シャッター部材18A、18Bを外向きに両開
き操作するように構成してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】草刈り機の全体側面図
【図2】草刈り機の後輪付近を示す一部切り欠き背面図
【図3】集草装置部分を示す側面図
【図4】集草装置の左側部を示す平面図
【図5】集草装置の動作説明図
【図6】集草装置の取付行程を示す動作説明図
【図7】入口シャッターの自動開閉構造を示し、(イ)
は正面図、(ロ)は平面図
【符号の説明】
A 走行機体 B 草刈り装置 C 集草装置 9 取付フレーム 9A ブラケット 10 集草容器 12 入口開口 13 出口開口 14 開閉蓋 17 スライド台 20 支持機構 30 平行四連リンク機構 31 アッパーリンク 32 ロアーリンク 33 縦リンク 35 回動支点ピン 36 支持ピン 40 ダンプ機構 P1 回動中心
フロントページの続き (72)発明者 川畑 博志 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 結城 三喜雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 藤井 隆司 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B083 AA02 BA12 BA18 FA14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 草刈り装置を備えた走行機体の後部に集
    草装置を装備するとともに、前記集草装置を、一端側に
    入口開口を備え、他端側に出口開口と開閉蓋とを備えた
    集草容器と、その集草容器を支持する支持機構とで構成
    し、 前記支持機構を、集草容器の入口開口が機体前方に向く
    刈り草収集姿勢と、出口開口が下向きとなる持ち上げ放
    出姿勢とに姿勢切り替えして集草容器を支持するように
    構成するとともに、 前記支持機構を、集草容器が刈り草収集姿勢とほぼ平行
    な姿勢に維持された状態のままで後方斜め上方へ移動さ
    せる平行四連リンク機構と、前記平行四連リンク機構の
    先端側縦リンクと前記集草容器との連結点を回動中心と
    してその集草容器を前記放出姿勢に切り換えるダンプ機
    構と、前記平行四連リンク機構を取付け支持する取付フ
    レームとで構成し、 前記集草容器を前記支持機構に取り付ける際に、前記集
    草容器における入口開口側の一端部を載せるブラケット
    を前記取付フレームに形成するとともに、前記一端部を
    ブラケットに仮置きした集草容器の前記出口開口側の他
    端部を支持した状態で、前記集草容器を前記平行四連リ
    ンク機構との連結位置までガイドするガイド機構を形成
    し、 前記ガイド機構を、スライド台とこのスライド台に係合
    して集草容器の他端部を支持する支持ピンとで形成して
    ある草刈り機。
  2. 【請求項2】 集草容器の回動中心を平行四連リンク
    機構のアッパーリンクと先端側縦リンクとの連結点に設
    定し、スライド台を集草容器に設けるとともに、支持ピ
    ンを縦リンクとロアーリンクとを連結する連結ピンで兼
    用している請求項1記載の草刈り機。
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