JP2001180257A - コンバイン等の作業車輌の空調装置 - Google Patents
コンバイン等の作業車輌の空調装置Info
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- JP2001180257A JP2001180257A JP37017499A JP37017499A JP2001180257A JP 2001180257 A JP2001180257 A JP 2001180257A JP 37017499 A JP37017499 A JP 37017499A JP 37017499 A JP37017499 A JP 37017499A JP 2001180257 A JP2001180257 A JP 2001180257A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コンデンサ用のファンやファン駆動用モ−タ等
のメンテナンスを容易に行なえるものとして、空調装置
の機能を良好に維持する。 【解決手段】第1の手段として、空調用のコンデンサ3
3とファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド
36とを一体的に上方回動可能に構成する。第2の手段
として、空調用のコンデンサ33とファン34とファン
駆動用モ−タ35とシェラウド36とを一体的に上方回
動可能に脱穀装置4の上部に取り付ける。第3の手段と
して、空調用のコンデンサ33とファン34とファン駆
動用モ−タ35とシェラウド36とを、脱穀装置4の奥
側に配置した前後方向軸を中心に上方回動可能に設け
る。
のメンテナンスを容易に行なえるものとして、空調装置
の機能を良好に維持する。 【解決手段】第1の手段として、空調用のコンデンサ3
3とファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド
36とを一体的に上方回動可能に構成する。第2の手段
として、空調用のコンデンサ33とファン34とファン
駆動用モ−タ35とシェラウド36とを一体的に上方回
動可能に脱穀装置4の上部に取り付ける。第3の手段と
して、空調用のコンデンサ33とファン34とファン駆
動用モ−タ35とシェラウド36とを、脱穀装置4の奥
側に配置した前後方向軸を中心に上方回動可能に設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバイン等の
作業車輌の空調装置に関するものである。
作業車輌の空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンバイン等の作業車輌に
は、操縦者を塵埃や熱気から保護するためにキャビンが
設けられ、このキャビン内の冷房等を行なうべく空調装
置が設けられている。
は、操縦者を塵埃や熱気から保護するためにキャビンが
設けられ、このキャビン内の冷房等を行なうべく空調装
置が設けられている。
【0003】そして、この空調装置は、キャビン内に設
けられる装置と別に、キャビン外に設けられる熱交換用
のコンデンサ、ファン、ファン駆動用モ−タ、導風用の
シェラウド等から構成される。また、これらキャビン外
に設けられるコンデンサ、ファン、ファン駆動用モ−
タ、シェラウド等の配置場所が問題となるが、例えばコ
ンバインにおいては、これらをキャビンに近い脱穀装置
の上部(具体的には扱胴カバ−の上部)に固定的に配置
したものがある。
けられる装置と別に、キャビン外に設けられる熱交換用
のコンデンサ、ファン、ファン駆動用モ−タ、導風用の
シェラウド等から構成される。また、これらキャビン外
に設けられるコンデンサ、ファン、ファン駆動用モ−
タ、シェラウド等の配置場所が問題となるが、例えばコ
ンバインにおいては、これらをキャビンに近い脱穀装置
の上部(具体的には扱胴カバ−の上部)に固定的に配置
したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のコンバイ
ン等の作業車輌の空調装置において、コンデンサ、ファ
ン、ファン駆動用モ−タ、シェラウド等は、固定的に設
けられており、メンテナンスを容易に行なうことができ
ないものであった。
ン等の作業車輌の空調装置において、コンデンサ、ファ
ン、ファン駆動用モ−タ、シェラウド等は、固定的に設
けられており、メンテナンスを容易に行なうことができ
ないものであった。
【0005】そして、例えばコンバインにおいては、刈
取脱穀作業によって周囲に藁屑等の多量の塵埃が発生す
るため、この塵埃が空調装置のコンデンサ、ファン等に
付着して空調装置の機能を低下させ易い。しかも、この
空調装置のコンデンサ、ファン、ファン駆動用モ−タ、
シェラウド等が固定的に設けられているため、これらの
メンテナンスを容易に行なうことができず、塵埃の付着
状態が助長されて空調装置の機能が損なわれ易い問題が
あった。
取脱穀作業によって周囲に藁屑等の多量の塵埃が発生す
るため、この塵埃が空調装置のコンデンサ、ファン等に
付着して空調装置の機能を低下させ易い。しかも、この
空調装置のコンデンサ、ファン、ファン駆動用モ−タ、
シェラウド等が固定的に設けられているため、これらの
メンテナンスを容易に行なうことができず、塵埃の付着
状態が助長されて空調装置の機能が損なわれ易い問題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の如き
課題を解決するために、次の様な技術的手段を講ずる。
すなわち、請求項1記載のように、空調用のコンデンサ
33とファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウ
ド36とを一体的に上方回動可能に構成したことを特徴
とするコンバイン等の作業車輌の空調装置の構成、及
び、請求項2記載のように、空調用のコンデンサ33と
ファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36
とを一体的に上方回動可能に脱穀装置4の上部に取り付
けたことを特徴とするコンバイン等の作業車輌の空調装
置の構成、及び、請求項3記載のように、空調用のコン
デンサ33とファン34とファン駆動用モ−タ35とシ
ェラウド36とを、脱穀装置4の奥側に配置した前後方
向軸を中心に上方回動可能に設けたことを特徴とするコ
ンバイン等の作業車輌の空調装置の構成としたものであ
る。
課題を解決するために、次の様な技術的手段を講ずる。
すなわち、請求項1記載のように、空調用のコンデンサ
33とファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウ
ド36とを一体的に上方回動可能に構成したことを特徴
とするコンバイン等の作業車輌の空調装置の構成、及
び、請求項2記載のように、空調用のコンデンサ33と
ファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36
とを一体的に上方回動可能に脱穀装置4の上部に取り付
けたことを特徴とするコンバイン等の作業車輌の空調装
置の構成、及び、請求項3記載のように、空調用のコン
デンサ33とファン34とファン駆動用モ−タ35とシ
ェラウド36とを、脱穀装置4の奥側に配置した前後方
向軸を中心に上方回動可能に設けたことを特徴とするコ
ンバイン等の作業車輌の空調装置の構成としたものであ
る。
【0007】しかして、例えばコンバイン等における刈
取脱穀作業においては、周囲に藁屑等の多量の塵埃が発
生し、この塵埃が空調装置に吸引され付着して徐徐に空
調機能が低下する。そして、このように空調機能が低下
した場合等には、該空調装置の掃除等のメンテナンスを
行なう。
取脱穀作業においては、周囲に藁屑等の多量の塵埃が発
生し、この塵埃が空調装置に吸引され付着して徐徐に空
調機能が低下する。そして、このように空調機能が低下
した場合等には、該空調装置の掃除等のメンテナンスを
行なう。
【0008】この際、請求項1記載の発明においては、
空調用のコンデンサ33とファン34とファン駆動用モ
−タ35とシェラウド36とを一体的に上方回動させ
て、これらから塵埃を除去したり補修作業を行なうなど
のメンテナンスを容易に行なうことができる。
空調用のコンデンサ33とファン34とファン駆動用モ
−タ35とシェラウド36とを一体的に上方回動させ
て、これらから塵埃を除去したり補修作業を行なうなど
のメンテナンスを容易に行なうことができる。
【0009】また、請求項2記載の発明においては、脱
穀装置4の上部に取り付けた空調用のコンデンサ33と
ファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36
とを一体的に上方回動させて、これらから塵埃を除去し
たり補修作業を行なうなどのメンテナンスを容易に行な
うことができる。しかも、コンデンサ33とファン34
とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36とが、キャ
ビンに近い脱穀装置4の上部に取り付けられているた
め、キャビン内の装置からコンデンサ33への接続管路
を短く構成できる。
穀装置4の上部に取り付けた空調用のコンデンサ33と
ファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36
とを一体的に上方回動させて、これらから塵埃を除去し
たり補修作業を行なうなどのメンテナンスを容易に行な
うことができる。しかも、コンデンサ33とファン34
とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36とが、キャ
ビンに近い脱穀装置4の上部に取り付けられているた
め、キャビン内の装置からコンデンサ33への接続管路
を短く構成できる。
【0010】また、請求項3記載の発明においては、空
調用のコンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−
タ35とシェラウド36とを、脱穀装置4の奥側に配置
した前後方向軸を中心に上方回動させて、これらから塵
埃を除去したり補修作業を行なうなどのメンテナンスを
容易に行なうことができる。しかも、コンデンサ33と
ファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36
との回動軸が脱穀装置4の奥側において前後方向に配置
されているため、これらコンデンサ33、ファン34、
ファン駆動用モ−タ35、シェラウド36等が脱穀装置
4の外側へ向けて開き、脱穀装置4の外側からこれらの
メンテナンスを容易に行なうことができる。また、脱穀
装置4の上部カバ−と同方向に開くことになるため、脱
穀装置4の外側から、該脱穀装置4内のメンテナンスを
行なう場合と同様の手法でコンデンサ33等のメンテナ
ンスを行なうことができる。
調用のコンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−
タ35とシェラウド36とを、脱穀装置4の奥側に配置
した前後方向軸を中心に上方回動させて、これらから塵
埃を除去したり補修作業を行なうなどのメンテナンスを
容易に行なうことができる。しかも、コンデンサ33と
ファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36
との回動軸が脱穀装置4の奥側において前後方向に配置
されているため、これらコンデンサ33、ファン34、
ファン駆動用モ−タ35、シェラウド36等が脱穀装置
4の外側へ向けて開き、脱穀装置4の外側からこれらの
メンテナンスを容易に行なうことができる。また、脱穀
装置4の上部カバ−と同方向に開くことになるため、脱
穀装置4の外側から、該脱穀装置4内のメンテナンスを
行なう場合と同様の手法でコンデンサ33等のメンテナ
ンスを行なうことができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明は、
空調用のコンデンサ33とファン34とファン駆動用モ
−タ35とシェラウド36とを一体的に上方回動可能に
構成したことを特徴とするコンバイン等の作業車輌の空
調装置の構成としたので、コンデンサ33とファン34
とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36とを一体的
に上方回動させてこれらのメンテナンスを容易に行なえ
るものとして、空調装置の機能を良好に維持することが
できる。
空調用のコンデンサ33とファン34とファン駆動用モ
−タ35とシェラウド36とを一体的に上方回動可能に
構成したことを特徴とするコンバイン等の作業車輌の空
調装置の構成としたので、コンデンサ33とファン34
とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36とを一体的
に上方回動させてこれらのメンテナンスを容易に行なえ
るものとして、空調装置の機能を良好に維持することが
できる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、空調用のコ
ンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−タ35と
シェラウド36とを一体的に上方回動可能に脱穀装置4
の上部に取り付けたことを特徴とするコンバイン等の作
業車輌の空調装置の構成としたので、コンデンサ33と
ファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36
とを一体的に上方回動させてこれらのメンテナンスを容
易に行なえるものとして、空調装置の機能を良好に維持
することができる。しかも、キャビン内の装置からコン
デンサ33への接続管路を短く構成でき、空調装置の熱
効率を高めることができる。
ンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−タ35と
シェラウド36とを一体的に上方回動可能に脱穀装置4
の上部に取り付けたことを特徴とするコンバイン等の作
業車輌の空調装置の構成としたので、コンデンサ33と
ファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラウド36
とを一体的に上方回動させてこれらのメンテナンスを容
易に行なえるものとして、空調装置の機能を良好に維持
することができる。しかも、キャビン内の装置からコン
デンサ33への接続管路を短く構成でき、空調装置の熱
効率を高めることができる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、空調用のコ
ンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−タ35と
シェラウド36とを、脱穀装置4の奥側に配置した前後
方向軸を中心に上方回動可能に設けたことを特徴とする
コンバイン等の作業車輌の空調装置の構成としたので、
コンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−タ35
とシェラウド36とを脱穀装置4の外側へ向けて開き、
脱穀装置4の外側からこれらのメンテナンスを容易に行
なえるものとして、空調装置の機能を良好に維持するこ
とができる。
ンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−タ35と
シェラウド36とを、脱穀装置4の奥側に配置した前後
方向軸を中心に上方回動可能に設けたことを特徴とする
コンバイン等の作業車輌の空調装置の構成としたので、
コンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−タ35
とシェラウド36とを脱穀装置4の外側へ向けて開き、
脱穀装置4の外側からこれらのメンテナンスを容易に行
なえるものとして、空調装置の機能を良好に維持するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について、
作業車輌であるコンバインを例示して説明する。図1〜
図4に示すように、コンバインの機体1は、クロ−ラ式
の左右の走行装置2,2の上方に機台3を設け、該機台
3の上側に脱穀装置4と穀粒貯留装置5とを左右に並設
し、前記脱穀装置4の前側に刈取装置6を昇降自在に設
けて構成する。
作業車輌であるコンバインを例示して説明する。図1〜
図4に示すように、コンバインの機体1は、クロ−ラ式
の左右の走行装置2,2の上方に機台3を設け、該機台
3の上側に脱穀装置4と穀粒貯留装置5とを左右に並設
し、前記脱穀装置4の前側に刈取装置6を昇降自在に設
けて構成する。
【0015】尚、前記左右の走行装置2,2は、機台3
前部に設ける走行ミッションケ−ス7により伝動される
左右の駆動スプロケット8,8と、これより後側に配置
される遊動転輪9,9群にゴム製のクロ−ラ10,10
を券回して構成する。また、前記脱穀装置4は、上側の
扱室11と下側の選別室12とにより構成し、前記扱室
11には、扱胴を駆動回転自在に軸架すると共に、該扱
胴の回転周部に沿って受網を張設する。前記選別室12
には、揺動選別棚の下側前方より、唐箕、一番螺旋、二
番螺旋を配置する。尚、該脱穀装置4の外側部には、フ
ィ−ドチェン13と挾扼杆14とを上下に対向配置す
る。
前部に設ける走行ミッションケ−ス7により伝動される
左右の駆動スプロケット8,8と、これより後側に配置
される遊動転輪9,9群にゴム製のクロ−ラ10,10
を券回して構成する。また、前記脱穀装置4は、上側の
扱室11と下側の選別室12とにより構成し、前記扱室
11には、扱胴を駆動回転自在に軸架すると共に、該扱
胴の回転周部に沿って受網を張設する。前記選別室12
には、揺動選別棚の下側前方より、唐箕、一番螺旋、二
番螺旋を配置する。尚、該脱穀装置4の外側部には、フ
ィ−ドチェン13と挾扼杆14とを上下に対向配置す
る。
【0016】また、前記穀粒貯留装置5は、前記一番螺
旋から一番揚穀筒を介して収穫穀粒を投入する構成と
し、該穀粒貯留装置5の後側には、電動モ−タ15によ
り縦軸回動自在の揚穀筒16を立設し、該揚穀筒16の
上端部に油圧シリンダ17により昇降回動自在の排出オ
−ガ18を接続して設ける。
旋から一番揚穀筒を介して収穫穀粒を投入する構成と
し、該穀粒貯留装置5の後側には、電動モ−タ15によ
り縦軸回動自在の揚穀筒16を立設し、該揚穀筒16の
上端部に油圧シリンダ17により昇降回動自在の排出オ
−ガ18を接続して設ける。
【0017】また、前記刈取装置6は、前側より、分草
体19、引起し装置20、掻込み搬送装置21、刈刃装
置22、供給搬送装置23を配置して構成し、油圧シリ
ンダ24により昇降回動自在に構成する。しかして、前
記穀粒貯留装置5の前側には、操縦部を覆うキャビン2
5を設ける。該キャビン25は、正面窓26と、外側面
窓27を備えた開閉可能なドア28と、内側面窓29
と、後面窓30と、天井部31とを有して操縦部を略密
閉するように構成する。
体19、引起し装置20、掻込み搬送装置21、刈刃装
置22、供給搬送装置23を配置して構成し、油圧シリ
ンダ24により昇降回動自在に構成する。しかして、前
記穀粒貯留装置5の前側には、操縦部を覆うキャビン2
5を設ける。該キャビン25は、正面窓26と、外側面
窓27を備えた開閉可能なドア28と、内側面窓29
と、後面窓30と、天井部31とを有して操縦部を略密
閉するように構成する。
【0018】そして、該キャビン25の天井部31に、
冷房用の空調装置の一部である送風ダクトおよび送風装
置(いずれも図示省略)を内装する一方、前記脱穀装置
4の上部にこれらに接続した熱交換ユニット32を配置
する。図5〜図7に示すように、該熱交換ユニット32
は、熱交換用のコンデンサ33と、ファン34と、ファ
ン駆動用モ−タ35と、シェラウド36とから成るもの
で、前記脱穀装置4の扱室11の上部を開閉自在に覆う
上部カバ−37の上面側に設けた樹脂製の箱体38に内
装して設ける。
冷房用の空調装置の一部である送風ダクトおよび送風装
置(いずれも図示省略)を内装する一方、前記脱穀装置
4の上部にこれらに接続した熱交換ユニット32を配置
する。図5〜図7に示すように、該熱交換ユニット32
は、熱交換用のコンデンサ33と、ファン34と、ファ
ン駆動用モ−タ35と、シェラウド36とから成るもの
で、前記脱穀装置4の扱室11の上部を開閉自在に覆う
上部カバ−37の上面側に設けた樹脂製の箱体38に内
装して設ける。
【0019】即ち、前記上部カバ−37の上面に、箱体
38の下箱体39を、防振部材40、取付ステ−41を
介してボルト42締結して設け、該下箱体39の機体1
奥側起立縁部と上箱体43の機体1奥側起立縁部とを、
夫々にボルト締結して設けたヒンジ部材44を介して軸
着する。また、前記下箱体39の機体1外側起立縁部と
上箱体43の機体外側起立縁部とに、夫々、死点越え式
の係止操作部材45(所謂、パッチン錠)と係止フック
46とを取り付ける。これにより、前記上箱体43は、
下箱体39に対して、機体1前後方向の軸心(ヒンジ部
材44の軸)を中心に上方回動可能に構成される。尚、
前記下箱体38および上箱体43はいずれも樹脂材によ
り通風性の高い目抜き板状に形成するものである。
38の下箱体39を、防振部材40、取付ステ−41を
介してボルト42締結して設け、該下箱体39の機体1
奥側起立縁部と上箱体43の機体1奥側起立縁部とを、
夫々にボルト締結して設けたヒンジ部材44を介して軸
着する。また、前記下箱体39の機体1外側起立縁部と
上箱体43の機体外側起立縁部とに、夫々、死点越え式
の係止操作部材45(所謂、パッチン錠)と係止フック
46とを取り付ける。これにより、前記上箱体43は、
下箱体39に対して、機体1前後方向の軸心(ヒンジ部
材44の軸)を中心に上方回動可能に構成される。尚、
前記下箱体38および上箱体43はいずれも樹脂材によ
り通風性の高い目抜き板状に形成するものである。
【0020】そして、前記下箱体39底部に支持板47
をボルト固定し、該支持板47の機体1奥側起立縁部に
ヒンジ48を介して円筒形状を呈するシェラウド36の
一端部を軸着連結する。また、該シェラウド36の他端
部は、前記支持板47の機体1外側起立縁部に載置し、
ノブボルト49によって締結固定可能とする。
をボルト固定し、該支持板47の機体1奥側起立縁部に
ヒンジ48を介して円筒形状を呈するシェラウド36の
一端部を軸着連結する。また、該シェラウド36の他端
部は、前記支持板47の機体1外側起立縁部に載置し、
ノブボルト49によって締結固定可能とする。
【0021】そして、前記シェラウド36の中心部にフ
ァン駆動用モ−タ35をステ−50を介して固定し、該
ファン駆動用モ−タ35の出力軸には5枚羽根のファン
34を取り付ける。これにより、前記ファン34の外周
がシェラウド36によって包囲される。
ァン駆動用モ−タ35をステ−50を介して固定し、該
ファン駆動用モ−タ35の出力軸には5枚羽根のファン
34を取り付ける。これにより、前記ファン34の外周
がシェラウド36によって包囲される。
【0022】更に、前記シェラウド36の上端縁部にコ
ンデンサ33をボルト51締結して取付ける。これによ
り、前記コンデンサ33は、前記ファン34の上側に配
置される。以上の構成により、コンバイン作業において
は、走行装置2,2によって前進しながら、刈取装置6
の分草体19によって穀稈を分草し、分草された穀稈を
引起し装置20によって引起し、引き起こされた穀稈を
掻込み搬送装置21によって掻込みながら刈刃装置22
によって刈り取る。そして、このようにして刈り取った
穀稈を、掻込み搬送装置21から供給搬送装置23を介
してフィ−ドチェン13へ引き継ぎ、該フィ−ドチェン
13と挾扼杆14との間に挾扼しながら後方へ搬送し、
この搬送中に脱穀装置4の扱室11に内装する扱胴によ
って脱粒処理する。これによって扱室11内で発生した
被処理物の一部は、受網を漏下して揺動選別棚上に漏下
する。一方、受網を漏下しなかった被処理物は、受網の
後端部から揺動選別棚上に放出される。このようにして
揺動選別棚上に至った被処理物は、該揺動選別棚による
揺動選別と、唐箕による風選別によって選別され、一番
螺旋と二番螺旋とに流下する。そして、一番螺旋に流下
した穀粒は、左右一側へ搬送された後、一番揚穀螺旋に
よって揚穀され、穀粒投入口から穀粒貯留装置5内へ投
入され、一時貯留される。該穀粒貯留装置5内へ貯留さ
れた穀粒は、揚穀筒16、排出オ−ガ18を介して、適
宜、外部へ排出可能である。
ンデンサ33をボルト51締結して取付ける。これによ
り、前記コンデンサ33は、前記ファン34の上側に配
置される。以上の構成により、コンバイン作業において
は、走行装置2,2によって前進しながら、刈取装置6
の分草体19によって穀稈を分草し、分草された穀稈を
引起し装置20によって引起し、引き起こされた穀稈を
掻込み搬送装置21によって掻込みながら刈刃装置22
によって刈り取る。そして、このようにして刈り取った
穀稈を、掻込み搬送装置21から供給搬送装置23を介
してフィ−ドチェン13へ引き継ぎ、該フィ−ドチェン
13と挾扼杆14との間に挾扼しながら後方へ搬送し、
この搬送中に脱穀装置4の扱室11に内装する扱胴によ
って脱粒処理する。これによって扱室11内で発生した
被処理物の一部は、受網を漏下して揺動選別棚上に漏下
する。一方、受網を漏下しなかった被処理物は、受網の
後端部から揺動選別棚上に放出される。このようにして
揺動選別棚上に至った被処理物は、該揺動選別棚による
揺動選別と、唐箕による風選別によって選別され、一番
螺旋と二番螺旋とに流下する。そして、一番螺旋に流下
した穀粒は、左右一側へ搬送された後、一番揚穀螺旋に
よって揚穀され、穀粒投入口から穀粒貯留装置5内へ投
入され、一時貯留される。該穀粒貯留装置5内へ貯留さ
れた穀粒は、揚穀筒16、排出オ−ガ18を介して、適
宜、外部へ排出可能である。
【0023】しかして、このようなコンバイン作業にお
いて、キャビン25内に搭乗した操縦者は、快適に作業
できるように空調装置を作動させる。この空調装置の作
動においては、ファン駆動用モ−タ35の駆動によって
ファン34が回転し、箱体38の上箱体43の目抜きか
ら外気を濾過吸入してシェラウド36内面に沿って下方
へ排風する。この際、コンデンサ33の周囲を通る外気
と該コンデンサ33内部の冷却媒体との間で熱交換がな
される。そして、キャビン25の天井部31に設けた送
風ダクトおよび送風装置によって、キャビン25内に冷
気が送り込まれることとなる。
いて、キャビン25内に搭乗した操縦者は、快適に作業
できるように空調装置を作動させる。この空調装置の作
動においては、ファン駆動用モ−タ35の駆動によって
ファン34が回転し、箱体38の上箱体43の目抜きか
ら外気を濾過吸入してシェラウド36内面に沿って下方
へ排風する。この際、コンデンサ33の周囲を通る外気
と該コンデンサ33内部の冷却媒体との間で熱交換がな
される。そして、キャビン25の天井部31に設けた送
風ダクトおよび送風装置によって、キャビン25内に冷
気が送り込まれることとなる。
【0024】そして、このようなコンバイン作業におい
ては、刈取装置6や脱穀装置4等で藁屑や塵埃が多量に
発生し、細かな塵埃は熱交換ユニット32の上箱体43
の目抜き部を通過して、内部のコンデンサ33やファン
34やファン駆動用モ−タ35等に付着する。この状態
が長く続くと空調機能に障害を来すため、適時にメンテ
ナンスを行なう必要があるが、このメンテナンスに際し
ては、まず、係止操作部材45を係止解除操作して上箱
体43を上方回動させて箱体38を開放する。そして、
ノブボルト49を締結解除して、熱交換ユニット32、
即ち、コンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−
タ35とシェラウド36とを一体で上方回動させる。こ
れによって、熱交換ユニット32の下側部分、即ち、特
にファン34やファン駆動用モ−タ35のメンテナンス
が容易に行なえる状態となり、しかるメンテナンスによ
り空調装置の機能を良好に維持することができる。ま
た、熱交換ユニット32がキャビン25に近い脱穀装置
4の上部に設けられるため、キャビン25内の空調装置
からコンデンサ33への接続管路を短く構成でき、空調
装置の熱効率を高めることができる。しかも、コンデン
サ33とファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラ
ウド36とからなる熱交換ユニット32が脱穀装置4の
外側へ向けて開き、脱穀装置4の外側からこれらのメン
テナンスを容易に行なえるため、しかるメンテナンスに
より空調装置の機能を良好に維持することができる。 (一部別実施例)前記キャビン25の後面窓30を次の
ように構成してもよい。
ては、刈取装置6や脱穀装置4等で藁屑や塵埃が多量に
発生し、細かな塵埃は熱交換ユニット32の上箱体43
の目抜き部を通過して、内部のコンデンサ33やファン
34やファン駆動用モ−タ35等に付着する。この状態
が長く続くと空調機能に障害を来すため、適時にメンテ
ナンスを行なう必要があるが、このメンテナンスに際し
ては、まず、係止操作部材45を係止解除操作して上箱
体43を上方回動させて箱体38を開放する。そして、
ノブボルト49を締結解除して、熱交換ユニット32、
即ち、コンデンサ33とファン34とファン駆動用モ−
タ35とシェラウド36とを一体で上方回動させる。こ
れによって、熱交換ユニット32の下側部分、即ち、特
にファン34やファン駆動用モ−タ35のメンテナンス
が容易に行なえる状態となり、しかるメンテナンスによ
り空調装置の機能を良好に維持することができる。ま
た、熱交換ユニット32がキャビン25に近い脱穀装置
4の上部に設けられるため、キャビン25内の空調装置
からコンデンサ33への接続管路を短く構成でき、空調
装置の熱効率を高めることができる。しかも、コンデン
サ33とファン34とファン駆動用モ−タ35とシェラ
ウド36とからなる熱交換ユニット32が脱穀装置4の
外側へ向けて開き、脱穀装置4の外側からこれらのメン
テナンスを容易に行なえるため、しかるメンテナンスに
より空調装置の機能を良好に維持することができる。 (一部別実施例)前記キャビン25の後面窓30を次の
ように構成してもよい。
【0025】即ち、図8〜図11に示すように、前記キ
ャビン25の後壁開口上端縁部に後面窓ガラス52の上
端部左右両側をヒンジ部材53,53を介して上下回動
自在に取付け、該後面窓ガラス52の前記ヒンジ部材5
3,53取付部とキャビン25の後壁開口左右両縁部に
設けた保持部材54,54との間にダンパ−55,55
(ガスダンパ−またはダンパ−スプリングのいずれでも
よい。)を取り付ける。尚、前記保持部材54,54
は、ダンパ−55,55のロッド先端部を上下2位置に
切り換え保持可能とするものである。また、前記後面窓
ガラス52の下端部左右中央部にロックハンドル56を
回動自在に取り付ける一方、前記キャビン25の後壁開
口下端縁部の左右中央部に該ロックハンドル56が係合
する係合突起57を取り付ける。
ャビン25の後壁開口上端縁部に後面窓ガラス52の上
端部左右両側をヒンジ部材53,53を介して上下回動
自在に取付け、該後面窓ガラス52の前記ヒンジ部材5
3,53取付部とキャビン25の後壁開口左右両縁部に
設けた保持部材54,54との間にダンパ−55,55
(ガスダンパ−またはダンパ−スプリングのいずれでも
よい。)を取り付ける。尚、前記保持部材54,54
は、ダンパ−55,55のロッド先端部を上下2位置に
切り換え保持可能とするものである。また、前記後面窓
ガラス52の下端部左右中央部にロックハンドル56を
回動自在に取り付ける一方、前記キャビン25の後壁開
口下端縁部の左右中央部に該ロックハンドル56が係合
する係合突起57を取り付ける。
【0026】以上の構成により、キャビン25内の操縦
者が、後面窓ガラス52を下方回動させてロックハンド
ル56を回動操作して係合突起57に係合させることに
より、後面窓ガラス52を閉鎖状態に保持することがで
きる。そして、後面窓ガラス52を開放する場合には、
操縦者はロックハンドル56を回動操作して係合突起5
7から離脱させ、ロックハンドル56を把持したまま後
面窓ガラス52を後上方へ押し上げる。この際、ダンパ
−55,55が引き伸ばされながら、後面窓ガラス52
は、その揺動端が、前記排出オ−ガ18の旋回軌跡に達
さない高さまで開放される。そして、更に後面窓ガラス
52を押し上げていくと、該後面窓ガラス52の揺動端
は排出オ−ガ18の旋回軌跡の高さまで達し、このまま
では排出オ−ガ18が衝突する危険がある。しかし、後
面窓ガラス52を一杯(略直立姿勢)にまで開放する
と、ダンパ−55,55のロッド先端部が前記保持部材
54,54による上下2位置の保持位置のうち上側の位
置に移動して保持され、これによって、後面窓ガラス5
2の揺動端が排出オ−ガ18の旋回軌跡に達さない高さ
にまで開放される。
者が、後面窓ガラス52を下方回動させてロックハンド
ル56を回動操作して係合突起57に係合させることに
より、後面窓ガラス52を閉鎖状態に保持することがで
きる。そして、後面窓ガラス52を開放する場合には、
操縦者はロックハンドル56を回動操作して係合突起5
7から離脱させ、ロックハンドル56を把持したまま後
面窓ガラス52を後上方へ押し上げる。この際、ダンパ
−55,55が引き伸ばされながら、後面窓ガラス52
は、その揺動端が、前記排出オ−ガ18の旋回軌跡に達
さない高さまで開放される。そして、更に後面窓ガラス
52を押し上げていくと、該後面窓ガラス52の揺動端
は排出オ−ガ18の旋回軌跡の高さまで達し、このまま
では排出オ−ガ18が衝突する危険がある。しかし、後
面窓ガラス52を一杯(略直立姿勢)にまで開放する
と、ダンパ−55,55のロッド先端部が前記保持部材
54,54による上下2位置の保持位置のうち上側の位
置に移動して保持され、これによって、後面窓ガラス5
2の揺動端が排出オ−ガ18の旋回軌跡に達さない高さ
にまで開放される。
【0027】従来技術においては、後面窓ガラス52の
開放姿勢が定位置に定まらず、その揺動端に排出オ−ガ
18が衝突して後面窓ガラス52が破損する問題があっ
たのであるが、上記の構成により、排出オ−ガ18が衝
突しない位置に後面窓ガラス52を明確に開放保持で
き、後面窓ガラス52の破損を防ぐことができる。(一
部別実施例)図12〜図15に示すように、上記の保持
部材54,54に替えて、該保持部材54,54と同じ
機能を備える保持手段58,58を構成してもよい。
開放姿勢が定位置に定まらず、その揺動端に排出オ−ガ
18が衝突して後面窓ガラス52が破損する問題があっ
たのであるが、上記の構成により、排出オ−ガ18が衝
突しない位置に後面窓ガラス52を明確に開放保持で
き、後面窓ガラス52の破損を防ぐことができる。(一
部別実施例)図12〜図15に示すように、上記の保持
部材54,54に替えて、該保持部材54,54と同じ
機能を備える保持手段58,58を構成してもよい。
【0028】即ち、キャビン25の内壁面に支点軸5
9,59を取り付け、該支点軸59,59にボス部材6
0,60を回動自在に嵌合し、該ボス部材60,60の
端部に一体形成したア−ム61,61の揺動端に前記ダ
ンパ−55,55のロッド端部を軸着する。また、前記
ボス部材60,60の中間部には外周方向へ突出する筒
部62,62を一体形成し、該筒部62,62内に、前
記支点軸59,59に形成した孔63,63に係合する
位置決めピン64,64と、スプリング65,65とを
内装し、押しボルト66,66によって締結保持する。
尚、前記押しボルト66,66にはレバ−67,67を
一体構成する。尚、Cは、前記支点軸59,59の先端
に嵌め込むC型止め輪である。
9,59を取り付け、該支点軸59,59にボス部材6
0,60を回動自在に嵌合し、該ボス部材60,60の
端部に一体形成したア−ム61,61の揺動端に前記ダ
ンパ−55,55のロッド端部を軸着する。また、前記
ボス部材60,60の中間部には外周方向へ突出する筒
部62,62を一体形成し、該筒部62,62内に、前
記支点軸59,59に形成した孔63,63に係合する
位置決めピン64,64と、スプリング65,65とを
内装し、押しボルト66,66によって締結保持する。
尚、前記押しボルト66,66にはレバ−67,67を
一体構成する。尚、Cは、前記支点軸59,59の先端
に嵌め込むC型止め輪である。
【0029】以上の構成により、キャビン25内の操縦
者が、後面窓ガラス52を下方回動させてロックハンド
ル56を回動操作して係合突起57に係合させることに
より、後面窓ガラス52を閉鎖状態に保持することがで
きる。そして、後面窓ガラス52を開放する場合には、
操縦者はロックハンドル56を回動操作して係合突起5
7から離脱させ、ロックハンドル56を把持したまま後
面窓ガラス52を後上方へ押し上げる。この際、ダンパ
−55,55が引き伸ばされながら、後面窓ガラス52
は、その揺動端が、前記排出オ−ガ18の旋回軌跡に達
さない高さまで開放される。そして、更に後面窓ガラス
52を押し上げていくと、該後面窓ガラス52の揺動端
は排出オ−ガ18の旋回軌跡の高さまで達し、このまま
では排出オ−ガ18が衝突する危険がある。しかし、後
面窓ガラス52を一杯(略直立姿勢)にまで開放する
と、ア−ム61,61がダンパ−55,55に引っ張ら
れてボス部材60,60及びレバ−67,67と共に上
方へ反転回動し、ダンパ−55,55のロッド先端部が
前記保持手段58,58による上下2位置の保持位置の
うち上側の位置に移動して保持され、これによって、後
面窓ガラス52の揺動端が排出オ−ガ18の旋回軌跡に
達さない高さにまで開放される。尚、後面窓ガラス52
を閉じる場合には、該後面窓ガラス52を適当量下方回
動させた後、レバ−67を下方へ反転回動操作し、ダン
パ−55,55のロッド先端部を下側の保持位置に戻せ
ばよい。
者が、後面窓ガラス52を下方回動させてロックハンド
ル56を回動操作して係合突起57に係合させることに
より、後面窓ガラス52を閉鎖状態に保持することがで
きる。そして、後面窓ガラス52を開放する場合には、
操縦者はロックハンドル56を回動操作して係合突起5
7から離脱させ、ロックハンドル56を把持したまま後
面窓ガラス52を後上方へ押し上げる。この際、ダンパ
−55,55が引き伸ばされながら、後面窓ガラス52
は、その揺動端が、前記排出オ−ガ18の旋回軌跡に達
さない高さまで開放される。そして、更に後面窓ガラス
52を押し上げていくと、該後面窓ガラス52の揺動端
は排出オ−ガ18の旋回軌跡の高さまで達し、このまま
では排出オ−ガ18が衝突する危険がある。しかし、後
面窓ガラス52を一杯(略直立姿勢)にまで開放する
と、ア−ム61,61がダンパ−55,55に引っ張ら
れてボス部材60,60及びレバ−67,67と共に上
方へ反転回動し、ダンパ−55,55のロッド先端部が
前記保持手段58,58による上下2位置の保持位置の
うち上側の位置に移動して保持され、これによって、後
面窓ガラス52の揺動端が排出オ−ガ18の旋回軌跡に
達さない高さにまで開放される。尚、後面窓ガラス52
を閉じる場合には、該後面窓ガラス52を適当量下方回
動させた後、レバ−67を下方へ反転回動操作し、ダン
パ−55,55のロッド先端部を下側の保持位置に戻せ
ばよい。
【0030】従来技術においては、後面窓ガラス52の
開放姿勢が定位置に定まらず、その揺動端に排出オ−ガ
18が衝突して後面窓ガラス52が破損する問題があっ
たのであるが、上記の構成により、排出オ−ガ18が衝
突しない位置に後面窓ガラス52を明確に開放保持で
き、後面窓ガラス52の破損を防ぐことができる。 (一部別実施例)前記脱穀装置4を次のように構成して
もよい。
開放姿勢が定位置に定まらず、その揺動端に排出オ−ガ
18が衝突して後面窓ガラス52が破損する問題があっ
たのであるが、上記の構成により、排出オ−ガ18が衝
突しない位置に後面窓ガラス52を明確に開放保持で
き、後面窓ガラス52の破損を防ぐことができる。 (一部別実施例)前記脱穀装置4を次のように構成して
もよい。
【0031】即ち、図16〜図19に示すように、前記
フィ−ドチェン13の上側に対向する挾扼杆14を長手
方向に複数に分割し、挾扼杆支持部材68に対して、夫
々、ロッド69とスプリング70とで上下動自在に支持
する。前記挾扼杆支持部材68は脱穀装置4の上部カバ
−37側に固定される構成である。これにより、挾扼杆
14は、スプリング70の弾発力によってフィ−ドチェ
ン13側へ押圧付勢される。そして、前記複数に分割し
た挾扼杆14のうち最上手側に位置する挾扼杆14を支
持するロッド69の上端部に、L型に屈折形成したパイ
プ状のア−ム71を嵌合し、スナップピン72により固
定する。
フィ−ドチェン13の上側に対向する挾扼杆14を長手
方向に複数に分割し、挾扼杆支持部材68に対して、夫
々、ロッド69とスプリング70とで上下動自在に支持
する。前記挾扼杆支持部材68は脱穀装置4の上部カバ
−37側に固定される構成である。これにより、挾扼杆
14は、スプリング70の弾発力によってフィ−ドチェ
ン13側へ押圧付勢される。そして、前記複数に分割し
た挾扼杆14のうち最上手側に位置する挾扼杆14を支
持するロッド69の上端部に、L型に屈折形成したパイ
プ状のア−ム71を嵌合し、スナップピン72により固
定する。
【0032】一方、前記脱穀装置4の上部カバ−37を
ヒンジ73により開閉自在に構成すると共に、該上部カ
バ−37の揺動端側の前後2箇所にロック装置74,7
4を設ける。該ロック装置74,74は、上部カバ−3
7側に軸着したフック75,75と、該フック75,7
5に一体のハンドル76と、脱穀装置4本体側に固定の
係止ピン77,77とから構成する。尚、前記ハンドル
76は、前側のフック75から後側のフック75にわた
って一体のル−プ状に形成する。78は前記上部カバ−
37を開放方向に付勢するガススプリング、79は前記
挾扼杆14より上手側に配置する上下回動自在の補助挾
扼杆である。
ヒンジ73により開閉自在に構成すると共に、該上部カ
バ−37の揺動端側の前後2箇所にロック装置74,7
4を設ける。該ロック装置74,74は、上部カバ−3
7側に軸着したフック75,75と、該フック75,7
5に一体のハンドル76と、脱穀装置4本体側に固定の
係止ピン77,77とから構成する。尚、前記ハンドル
76は、前側のフック75から後側のフック75にわた
って一体のル−プ状に形成する。78は前記上部カバ−
37を開放方向に付勢するガススプリング、79は前記
挾扼杆14より上手側に配置する上下回動自在の補助挾
扼杆である。
【0033】しかして、前記ア−ム71の屈折部を前記
ハンドル76の下側に適宜の間隔をおいて対向配置す
る。この構成により、コンバインの走行を停止して手作
業で刈取穀稈を脱穀装置4へ供給する、所謂、手扱ぎ作
業の際、作業者が誤って手をフィ−ドチェン13と挾扼
杆14との間に挟まれた場合、該最上手側の挾扼杆14
の上動によって該挾扼杆14を支持するロッド69が上
動する。そして、該ロッド69の上端部に取り付けたア
−ム71がハンドル76を押し上げ、フック75,75
が回動して係止ピン77,77との係合が外れ、上部カ
バ−37がヒンジ73を中心に開放回動する。これによ
って、該上部カバ−37側に支持される挾扼杆14がフ
ィ−ドチェン13上面から上動して離間し、作業者はそ
の手を退避させることができる。
ハンドル76の下側に適宜の間隔をおいて対向配置す
る。この構成により、コンバインの走行を停止して手作
業で刈取穀稈を脱穀装置4へ供給する、所謂、手扱ぎ作
業の際、作業者が誤って手をフィ−ドチェン13と挾扼
杆14との間に挟まれた場合、該最上手側の挾扼杆14
の上動によって該挾扼杆14を支持するロッド69が上
動する。そして、該ロッド69の上端部に取り付けたア
−ム71がハンドル76を押し上げ、フック75,75
が回動して係止ピン77,77との係合が外れ、上部カ
バ−37がヒンジ73を中心に開放回動する。これによ
って、該上部カバ−37側に支持される挾扼杆14がフ
ィ−ドチェン13上面から上動して離間し、作業者はそ
の手を退避させることができる。
【0034】即ち、従来技術においては、上部カバ−3
7の前部側面に緊急停止スイッチを設けており、この緊
急停止スイッチを手で押すことによってエンジンへの燃
料供給をカットしてエンジンを停止させ、フィ−ドチェ
ン13を含む脱穀装置4全体を停止させて危険を回避さ
せるようにしている。しかしながら、手扱ぎ作業中に、
右手や右腕が挟まれた場合、左手で緊急停止スイッチを
押すことは困難であり、充分な危険回避は行なえなかっ
た。また、緊急停止スイッチを押しても、扱胴等の慣性
力によって、しばらくの間、惰性で脱穀装置4が動く
為、エンジンは停止するものの、扱胴の扱歯で指先を負
傷する危険性があった。
7の前部側面に緊急停止スイッチを設けており、この緊
急停止スイッチを手で押すことによってエンジンへの燃
料供給をカットしてエンジンを停止させ、フィ−ドチェ
ン13を含む脱穀装置4全体を停止させて危険を回避さ
せるようにしている。しかしながら、手扱ぎ作業中に、
右手や右腕が挟まれた場合、左手で緊急停止スイッチを
押すことは困難であり、充分な危険回避は行なえなかっ
た。また、緊急停止スイッチを押しても、扱胴等の慣性
力によって、しばらくの間、惰性で脱穀装置4が動く
為、エンジンは停止するものの、扱胴の扱歯で指先を負
傷する危険性があった。
【0035】これに対して、上述の構成によれば、フィ
−ドチェン13と挾扼杆14との間に手などが挟まれた
場合に、作業者が緊急停止スイッチを押すなどの特別な
操作をせずとも、自動的に上部カバ−37が開放されて
挾扼杆14が上方退避するため、未然に危険回避を行な
うことができ、安全性が向上する。 (一部別実施例)尚、図20に示すように、上述の構成
に加え、前記ハンドル76の上動を検出するスイッチ8
0を設け、該スイッチ80が前記ハンドル76の上動を
検出した場合に、エンジンへの燃料供給をカットしてエ
ンジンを停止させるように構成してもよい。
−ドチェン13と挾扼杆14との間に手などが挟まれた
場合に、作業者が緊急停止スイッチを押すなどの特別な
操作をせずとも、自動的に上部カバ−37が開放されて
挾扼杆14が上方退避するため、未然に危険回避を行な
うことができ、安全性が向上する。 (一部別実施例)尚、図20に示すように、上述の構成
に加え、前記ハンドル76の上動を検出するスイッチ8
0を設け、該スイッチ80が前記ハンドル76の上動を
検出した場合に、エンジンへの燃料供給をカットしてエ
ンジンを停止させるように構成してもよい。
【0036】即ち、従来技術においては、上部カバ−3
7の前部側面に緊急停止スイッチを設け、この緊急停止
スイッチを手で押すことによってエンジンへの燃料供給
をカットしてエンジンを停止させ、フィ−ドチェン13
を含む脱穀装置4全体を停止させて危険を回避させるよ
うにしている。しかしながら、手扱ぎ作業中に、右手や
右腕が挟まれた場合、左手で緊急停止スイッチを押すこ
とは困難であり、充分な危険回避は行なえなかった。ま
た、緊急停止スイッチを押しても、扱胴等の慣性力によ
って、しばらくの間、惰性で脱穀装置4が動く為、エン
ジンは停止するものの、扱胴の扱歯で指先を負傷する危
険性があった。
7の前部側面に緊急停止スイッチを設け、この緊急停止
スイッチを手で押すことによってエンジンへの燃料供給
をカットしてエンジンを停止させ、フィ−ドチェン13
を含む脱穀装置4全体を停止させて危険を回避させるよ
うにしている。しかしながら、手扱ぎ作業中に、右手や
右腕が挟まれた場合、左手で緊急停止スイッチを押すこ
とは困難であり、充分な危険回避は行なえなかった。ま
た、緊急停止スイッチを押しても、扱胴等の慣性力によ
って、しばらくの間、惰性で脱穀装置4が動く為、エン
ジンは停止するものの、扱胴の扱歯で指先を負傷する危
険性があった。
【0037】これに対して、上述の構成によれば、フィ
−ドチェン13と挾扼杆14との間に手などが挟まれた
場合に、作業者が緊急停止スイッチを押すなどの特別な
操作をせずとも、自動的に上部カバ−37が開放されて
挾扼杆14が上方退避し、これに加えてエンジンが停止
するため、未然に危険回避を行なうことができ、安全性
が更に向上する。
−ドチェン13と挾扼杆14との間に手などが挟まれた
場合に、作業者が緊急停止スイッチを押すなどの特別な
操作をせずとも、自動的に上部カバ−37が開放されて
挾扼杆14が上方退避し、これに加えてエンジンが停止
するため、未然に危険回避を行なうことができ、安全性
が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態におけるコンバインの右
側面図である。
側面図である。
【図2】この発明の実施の形態におけるコンバインの左
側面図である。
側面図である。
【図3】この発明の実施の形態におけるコンバインの正
面図である。
面図である。
【図4】この発明の実施の形態におけるコンバインの背
面図である。
面図である。
【図5】この発明の実施の形態における熱交換ユニット
の平面図である。
の平面図である。
【図6】図5におけるS1−S1断面図である。
【図7】図6における熱交換ユニットの開放状態説明図
である。
である。
【図8】一部別実施例における一部の側面図である。
【図9】図8の要部の拡大図である。
【図10】一部別実施例におけるキャビンの背面図であ
る。
る。
【図11】図10における要部の拡大図である。
【図12】一部別実施例における要部の説明図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】図13の作用状態説明図である。
【図15】一部の説明用斜視図である。
【図16】一部別実施例における脱穀装置の説明用側面
図である。
図である。
【図17】図16における正面図である。
【図18】図16における一部の説明用斜視図である。
【図19】図16における一部の作用説明図である。
【図20】一部別実施例における脱穀装置の説明用正面
図である。
図である。
4 脱穀装置 33 コンデンサ 34 ファン 35 ファン駆動用モ−タ 36 シェラウド
フロントページの続き (72)発明者 越智 孝司 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 長井 敏郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (3)
- 【請求項1】 空調用のコンデンサ33とファン34と
ファン駆動用モ−タ35とシェラウド36とを一体的に
上方回動可能に構成したことを特徴とするコンバイン等
の作業車輌の空調装置。 - 【請求項2】 空調用のコンデンサ33とファン34と
ファン駆動用モ−タ35とシェラウド36とを一体的に
上方回動可能に脱穀装置4の上部に取り付けたことを特
徴とするコンバイン等の作業車輌の空調装置。 - 【請求項3】 空調用のコンデンサ33とファン34と
ファン駆動用モ−タ35とシェラウド36とを、脱穀装
置4の奥側に配置した前後方向軸を中心に上方回動可能
に設けたことを特徴とするコンバイン等の作業車輌の空
調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37017499A JP2001180257A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | コンバイン等の作業車輌の空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37017499A JP2001180257A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | コンバイン等の作業車輌の空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001180257A true JP2001180257A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18496254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37017499A Pending JP2001180257A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | コンバイン等の作業車輌の空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001180257A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009089637A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Kubota Corp | コンバイン |
JP2010052675A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Yanmar Co Ltd | ホイル式作業車の空調装置 |
JP2011020569A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 車両用キャビン |
JP2011041498A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Yanmar Co Ltd | キャビン内冷却用コンデンサを有するコンバイン |
JP2012130320A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | コンバイン |
KR101488365B1 (ko) | 2013-12-16 | 2015-02-04 | 현대자동차주식회사 | 유압을 이용한 버스의 냉각시스템 탑재장치 |
KR101511573B1 (ko) | 2014-02-11 | 2015-04-13 | 현대자동차주식회사 | 버스의 냉각장치 |
JP2017039482A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-02-23 | 株式会社竹内製作所 | 作業用車両 |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP37017499A patent/JP2001180257A/ja active Pending
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