JPH10155331A - コンバインのオイルタンク取付装置 - Google Patents

コンバインのオイルタンク取付装置

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JPH10155331A
JPH10155331A JP31755596A JP31755596A JPH10155331A JP H10155331 A JPH10155331 A JP H10155331A JP 31755596 A JP31755596 A JP 31755596A JP 31755596 A JP31755596 A JP 31755596A JP H10155331 A JPH10155331 A JP H10155331A
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cutting
oil tank
mowing
combine
tank
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JP31755596A
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Hisayuki Satoji
久幸 里路
Hidekazu Imamura
英一 今村
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンバインのオイルタンク7の取付構成を簡潔
化する。 【解決手段】脱穀装置1を搭載する車台2の前部上に、
刈取装置3の刈取フレーム4を上下回動自在に支持する
左右一対の刈取支持脚5,6を突出させて設け、この左
右の刈取支持脚5,6間にオイルタンク7の全部乃至一
部を位置させて左右両側端部8,9を取付けてなるコン
バインのオイルタンク取付装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバインのオ
イルタンク取付装置に関し、刈取装置を支持する刈取支
持脚を利用して、オイルタンクを取付けるものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】刈取装置で刈取られる
穀稈を挾持搬送して後側の脱穀装置のフィードチェンへ
受継供給しながら脱穀させる形態の自脱形態のコンバイ
ンにあっては、刈取装置から脱穀装置へ搬送される脱穀
搬送装置の下部に、エンジンから刈取装置や脱穀装置、
更に走行装置等の各部に伝動される伝動装置が配置され
ることが多く、穀稈搬送の邪魔になり易い。しかも、走
行装置の伝動機構としては油圧無段変速装置(HST)
を組込むことも多く、このためオイルタンクを設置しな
ければならない。
【0003】この発明は、このような伝動用、潤滑用、
又は燃料用等のオイルタンクを、広い場所をとらない
で、邪魔にならないように有効に装着させようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、脱穀装置1
を搭載する車台2の前部上に、刈取装置3の刈取フレー
ム4を上下回動自在に支持する左右一対の刈取支持脚
5,6を突出させて設け、この左右の刈取支持脚5,6
間にオイルタンク7の全部乃至一部を位置させて左右両
側端部8,9を取付けてなるコンバインのオイルタンク
取付装置の構成とする。
【0005】
【発明の効果】刈取フレーム4を上下回動自在に支持す
る左右一対の刈取支持脚5,6は、脱穀装置1の前側の
車台2上に突設されるが、オイルタンク7は、この左右
一対の刈取支持脚5,6間に位置されるために、周囲に
設けられる伝動機構等の構成部材の邪魔になり難く、広
い場所をとらないで、上部の刈取装置3から脱穀装置1
への穀稈搬送に対しても邪魔になり難い。しかも、オイ
ルタンク7の左右両側端部8,9を左右の刈取支持脚
5,6間に連結する形態となるため、刈取支持脚5,6
の剛性が高められ、刈取フレーム4の支持を安定させる
ことができ、油圧無段変速装置用、伝動装置潤滑用、或
はエンジン燃料用等のオイルタンク7の設置にあたって
は、これらの用途位置と最も接近した位置にあって、ホ
ースやパイプ等によるオイル供給回路を短くして簡潔な
構成とすることができる。
【0006】
【実施例】コンバインは、左右一対のクローラ10を有
する車台2上に、前後方向に沿ってフィードチェン11
を張設して穀稈を挾持移送しながら穂部を脱穀室12内
へ供給して脱穀する脱穀装置1を搭載し、この脱穀装置
1の前側に左右一対の刈取支持脚5,6を設けて、刈取
装置3の刈取フレーム4の後端部を刈取軸13の回りに
回動自在にして支持し、この刈取フレーム4と車台2と
の間に亘って油圧伸縮されるリフトシリンダ14によっ
て昇降される。
【0007】この他に、車台2上には、この刈取支持脚
5,6部の横側、穂先部側に操縦装置15や操縦席16
を配置し、この操縦席16の下部にエンジン17を配設
している。脱穀装置1の横側と操縦席16の後側部に、
この脱穀装置1で脱穀されてオーガ18で揚穀される穀
粒を収容するグレンタンク19を配置する。このグレン
タンク19の底部オーガ22から後側へ取出される穀粒
を縦オーガ20で揚穀し、更に横オーガ21で搬送して
機外へ排出するように構成している。
【0008】前記車台2の下部に左右一対の支持ブラケ
ット23が設けられ、この支持ブラケット23に前後一
対の平行リンクアーム24を軸支25し、更にこの平行
リンクアーム24にトラックフレーム26を軸支27し
て、平行リンクアーム24の油圧シリンダ29による上
下回動によってトラックフレーム26を平行状に上下動
して、このトラックフレーム26に配設の転輪28に巻
掛けられるクローラ10を昇降し、車台2に対してクロ
ーラ10の高さを変更したり、車台2の左右傾斜角度を
変更することができる。
【0009】前記車台2の前端部には、ミッションケー
ス30が設けられ、このミッションケース30の上部一
側には油圧無段変速装置31を設けて、この油圧無段変
速装置31を介して主変速した動力をミッションケース
30内の副変速装置で変速して、左右クローラ10の前
端部を巻き掛ける駆動スプロケット32へ伝動する。3
3はミッションケース30の上部一側に配置される刈取
出力軸で、前記刈取フレーム4の昇降中心となる刈取軸
13と同軸心に設けられる入力軸34との間をベルト3
5伝動され、この入力軸34の駆動で刈取フレーム4内
の伝動機構を経て、この刈取フレーム4に装着される刈
取各部、即ち穀稈引起装置、穀稈を掻込む穀稈掻込装
置、穀稈を刈取る刈刃装置35、刈取穀稈を集送する集
送装置、および集送穀稈を挾持搬送して脱穀装置1のフ
ィードチェン11へ受継供給する穀稈搬送装置36等を
伝動する構成としている。46はエンジン17の駆動
軸、47は油圧無段変速装置31の入力軸、48はこれ
らの軸46,47間に掛け渡すベルトである。
【0010】前記刈取フレーム4後端の刈取軸13は、
ミッションケース30の前記操縦装置15とは反対の側
において、左右一対の刈取支持脚5,6上の支軸メタル
37によって横方向に亘って軸支され、刈取フレーム4
はこの刈取軸13の回りに昇降回動される。また、該刈
取支持脚5,6の上端部間に亘って連結部材38が連結
され、前記オイルタンク7は、この連結部材38の下側
に前半部が嵌合される形態にして取付けられる。
【0011】刈取支持脚5,6の後面39が前上傾斜面
に形成されて、オイルタンク7の割型接合縁40に沿っ
て形成の左右両側端部8,9を外側方へ長く突出させ
て、該後面39に重合させ、この重合部をボルト41締
めして取付ける。このようにして取付けられたオイルタ
ンク7と、横側の油圧無段変速装置31との間を油圧ホ
ース42,43で連結して、オイルの循環を行わせてい
る。44は給油口である。
【0012】前記のように、オイルタンク7を前半分を
左右の刈取支持脚5,6間に嵌合させるようにして、こ
の支持脚5,6の後面39に沿わせて装着するため、ス
ペースを大きくとらない構成とすることができる。ま
た、このオイルタンク7は全体を左右の刈取支持脚5,
6間に位置させる構成とするもよい。このオイルタンク
7の後側部に伝動機構等が配置されても、側方のエンジ
ン17側からの冷却ファン等による送風の通りも行われ
易く、オイルタンクの冷却効果を良くすることができ
る。
【0013】図6〜図8において、上例と異なる点は、
エンジン用燃料タンク49の給油パイプ50の途中に可
撓性のゴムホース51を設け、車台2上に取付ける燃料
タンク49と、車台2上に前記底部オーガ22の如き構
成部材を介在させたブラケット52に取付ける給油口5
3とが、各々車体の振動で各別に振動されても、給油口
53と燃料タンク49との間のゴムホース51の撓みで
吸収できる。また、給油パイプ50が長くなっても給油
口53や燃料タンク49等の取付や配置が簡単、容易で
ある。
【0014】燃料タンク49は、グレンタンク19の底
部の傾斜間隙部において、車台2上面に搭載している。
給油口53を有する給油パイプ50は、底部オーガ22
から上方へ突設されるブラケット52に取付けて、グレ
ンタンク19の後端外側部に給油口53をのぞませてい
る。54はカバー、55は燃料タンク49とエンジン1
7との間を連結する供給パイプである。
【0015】図9、図10において、上例と異なる点
は、車台2に対してグレンタンク19を外側方へ展開可
能とするとともに、このグレンタンク19の穀粒収容位
置のロック機構56,57を、底部オーガ22の前端部
におけるオーガ軸連結部と、グレンタンク19上部の脱
穀装置1のオーガ18による穀粒供給部側との二個所に
設けたもので、各別にロック解除の操作を行いうる構成
とし、両ロック機構56,57が同じに解除されて、グ
レンタンク19の不意の展開を少なくするものである。
【0016】前記グレンタンク19は、底部オーガ22
の後端部近くのヒンジ56の回りに水平方向へ回動させ
て、車台2の内側から外側へ展開させて、脱穀装置1と
の間を開くことができる。このとき、底部オーガ22の
前端部のカップリング57で、前方側のエンジン17側
から伝動機構58を介して伝動回転される駆動軸59の
後端部との間が咬合連動されたり、離脱される。60は
ラジエータ、61はラジエータファンで、伝動機構58
はこのラジエータファン軸から伝動される。
【0017】車台2の前記カップリング57前部の底部
オーガ22軸対向部にはロックメタル62が設けられ、
外側方に開口部63が形成されて、底部オーガ22軸部
が水平方向へ出入り自在となっている。この開口部63
にはレバー64の操作で開閉回動されるロックアーム6
5が枢支66され、この開口部63の上側にはレバー6
7で上下回動されるフック68が枢支69され、このフ
ック68をロックアーム65のロックピン70に係合す
ることにより、該ロックアーム65を閉じてグレンタン
ク19の展開を阻止する。
【0018】前記グレンタンク19の上部でオーガ18
の連通口部近くには、レバー71の操作で、リンク72
を介して回動されるフック73を設け、このフック73
を脱穀装置1のフレームに一体のロックピン74に係合
させて、グレンタンク19上部の移動を阻止できる。こ
のレバー71を操作してフック73をロックピン74か
ら外すことができる。
【0019】グレンタンク19の穀粒収容位置を保持さ
せるには、前記上下の両フック68,73をロック状態
にする必要があるが、グレンタンク19を外方へ展開さ
せるときは、レバー64,67でロックアーム65を開
き、又、レバー71でフック73を開くことによって行
われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取支持脚部の側面図。
【図2】その正面図。
【図3】その平面図。
【図4】コンバインの左側面図。
【図5】その右側面図。
【図6】燃料タンク部の側面図。
【図7】その平面図。
【図8】その背面図。
【図9】グレンタンク部の別実施例を示す平面図。
【図10】グレンタンク部の正面図。
【符号の説明】
1 脱穀装置 2 車台 3 刈取装置 4 刈取フレーム 5 刈取支持脚 6 刈取支持脚 7 オイルタンク 8,9 左右両側端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀装置1を搭載する車台2の前部上
    に、刈取装置3の刈取フレーム4を上下回動自在に支持
    する左右一対の刈取支持脚5,6を突出させて設け、こ
    の左右の刈取支持脚5,6間にオイルタンク7の全部乃
    至一部を位置させて左右両側端部8,9を取付けてなる
    コンバインのオイルタンク取付装置。
JP31755596A 1996-11-28 1996-11-28 コンバイン Expired - Lifetime JP3760532B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165413A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2011177042A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2015186447A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 株式会社クボタ コンバイン

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JP2015186447A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 株式会社クボタ コンバイン

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