JP2002330613A - コンバインの前処理部構造 - Google Patents
コンバインの前処理部構造Info
- Publication number
- JP2002330613A JP2002330613A JP2001141366A JP2001141366A JP2002330613A JP 2002330613 A JP2002330613 A JP 2002330613A JP 2001141366 A JP2001141366 A JP 2001141366A JP 2001141366 A JP2001141366 A JP 2001141366A JP 2002330613 A JP2002330613 A JP 2002330613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raising
- raising device
- working position
- end side
- pick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
置から上昇非作業位置に上昇操作することも取外すこと
もでき、しかも、操作簡単かつ構造簡単に済むコンバイ
ンを提供する。 【解決手段】 引起装置20の上端側が枢支軸芯43a
まわりで回動自在に引起支持部42によって支持され、
引起装置20が枢支軸芯43aまわりで下降作業位置と
上昇非作業位置とに上下揺動する。引起装置20の入力
部27と、引起伝動軸30の間にクラッチ機構35を設
けるとともに、引起装置20が下降作業位置から上昇揺
動するに伴ってクラッチ機構35が切り状態になり、引
起装置20が下降作業位置に下降するに伴ってクラッチ
機構35が入り状態になる。引起支持部42が引起装置
20を着脱自在に支持するように構成してある。
Description
し処理する引起装置と、引起こし穀稈を刈取り処理する
刈取装置と、刈取装置からの刈取穀稈を脱穀装置に供給
する搬送装置とを備えているコンバインの前処理部構造
に関する。
ば特開平11−235116号公報に示されるように、
前記引起伝動軸が内部に位置している伝動ケースのう
ち、引起伝動軸を引起装置の入力部に連動させている伝
動軸の付いている部分が他の部分に対して回動すること
により、引起装置の上端側が引起伝動軸の軸芯まわりで
回動自在に支持され、引起装置を下降作業位置と上昇非
作業位置とに前記軸芯まわりで上下に揺動操作できるも
のがあった。すなわち、前記刈取装置や搬送装置を点検
や修理するとか、それらに発生した穀稈詰まりを解消す
る際、引起装置を上昇非作業位置にスイングアップさせ
ることにより、刈取装置や搬送装置の前方を開放して作
業の容易化を図れるものがあった。
か清掃するなどに当り、引起装置を上昇非作業位置にし
ても、修理の規模などによっては、引起装置が障害にな
ることがあった。従来、この場合、伝動や取付け構造を
分解することによって引起こし装置の取外しをせねばな
らず、手間が掛かっていた。また、引起装置そのものの
点検や修理を行なう際、引起装置を上昇非作業位置にし
て裏側が露出するようにしても、そのままでは上向きで
作業せねばならないことから、作業によっては、取外し
た方が作業しやすい場合があるが、この場合も、伝動や
取付け構造を分解して引起こし装置を取外さねばなら
ず、手間が掛かっていた。本発明の目的は、引起装置を
スイングアップできるのみならず、その取外しが操作面
でも構造面でも有利にできるコンバインの前処理部構造
を提供することにある。
成、作用、効果はつぎのとおりである。
装置と、引起こし穀稈を刈取り処理する刈取装置と、刈
取装置からの刈取穀稈を脱穀装置に供給する搬送装置と
を備えているコンバインの前処理部構造において、前記
引起装置の上端側が機体横向きの枢支軸芯まわりで回動
自在に引起支持部によって支持されるとともに、前記引
起装置が前記枢支軸芯まわりで下降作業位置と上昇非作
業位置とに上下揺動するように構成し、引起装置が前記
下降作業位置から上昇揺動するに伴って引起装置の入力
部の引起伝動軸に対する連動が切れるように切り状態に
なり、引起装置が下降作業位置に下降するに伴って引起
装置の入力部が引起伝動軸に連動するように入り状態に
なるクラッチ機構を設けるとともに、前記引起支持部が
前記引起装置を着脱自在に支持するように構成してあ
る。
わりで上下揺動させると、引起装置は下降作業位置と上
昇非作業位置とに切り換わる。そして、上昇非作業位置
にすれば、クラッチ機構が切り状態になって入力部の引
起伝動軸に対する連動が切りになり、引起装置を引起支
持部から取外せる。
検や修理、清掃などを行なうに当り、引起装置を上昇非
作業位置にスイングアップさせ、刈取装置や搬送装置の
前方を開放して容易に作業できる。
きいとか、引起装置の点検や修理を行なう場合など、引
起装置を取外し、引起装置が障害物にならないようにし
て楽に作業したり、引起装置を作業台に裏向きに置くな
どして楽に能率よく作業できる。しかも、引起装置を上
昇非作業位置にスイングアップさせるだけでクラッチ機
構が切れて伝動系が外れ、引起装置の取外しを容易に行
なってこの面からも楽に能率よく作業できる。
つぎのとおりである。
て、前記引起装置の上端側に作用して引起装置の前記枢
支軸芯まわりでの回動ロックを行なうロック機構を設け
てある。
け融通が生じても、引起装置を下降作業位置にした際、
引起装置が上端側でガタ付きにくいようにロック機構に
よって回動ロックできる。。
装置の間に連結融通があっても、引起装置を下降作業位
置にガタ付きにくいように安定的に支持させながら作業
できる。
つぎのとおりである。
において、前記ロック機構の操作ハンドルを、引起装置
を前記上昇非作業位置に保持するように、前処理部フレ
ームと引起装置とにわたって装着できるように構成して
ある。
下端側に支持杆を作用させることにより、引起装置を上
昇非作業位置にこれから下降しないように保持させる
と、この支持杆が刈り装置や搬送装置の前方に存在して
点検や清掃などの作業の障害物になることがある。とこ
ろが、前記操作ハンドルを引起装置の上端側に作用させ
て引起装置を上昇非作業位置に保持するものであるか
ら、支持杆としての操作ハンドルが点検や清掃などの障
害物になりくくしながら、引起装置を上昇非作業位置に
保持できる。
検するとか清掃するなどの際、引起装置を上昇非作業位
置に保持するのに、保持手段に操作ハンドルを利用して
構造簡単に保持できるとともに、保持手段が作業の障害
物になりにくくてこの面からも作業しやすい状態に保持
できる。
行装置1、搭乗型の運転部2、運転座席の下方に位置す
る原動部を備えている機体本体の機体フレーム3に脱穀
装置4や穀粒タンク5などを搭載し、機体横方向に並ぶ
複数の引起装置20や、この引起装置20の下端側の後
方に位置するバリカン型の刈取装置11などを備える前
処理部10の前処理部フレームにおけるメインフレーム
12の基端部を、前記機体フレーム3の前部に位置する
支持部に機体横向きの軸芯Pまわりで回動自在に連結
し、前記メインフレーム12に一端側が連結している屈
伸自在なリンク機構6と、機体フレーム3とにわたって
油圧式のリフトシリンダ7を取付けるとともに、機体本
体の原動部から前処理部10に動力伝達するように構成
して、コンバインを構成してある。
をするものであり、リフトシリンダ7によって前処理部
フレームを軸芯Pまわりで上下に揺動操作することによ
り、前処理部10を機体本体に対して昇降操作する。つ
まり、引起装置20の下端や刈取装置11が地面上近く
に位置して穀稈の刈取りを行なう下降作業位置と、機体
本体に対して上昇エンドやその近くまで上昇して刈取り
しないで走行する上昇非作業位置とに昇降操作する。そ
して、機体走行に伴い、前処理部10によって稲・麦な
どの植立穀稈を引起こすとともに刈取り処理し、前処理
部10からの刈取穀稈を脱穀装置4によって脱穀処理
し、脱穀装置4からの脱穀粒を穀粒タンク5に搬送して
貯留していく。
く構成してある。すなわち、機体本体の前記支持部から
機体前方に向けて前記軸芯Pまわりで上下揺動自在に延
出している伝動ケースで成る前記メインフレーム12、
このメインフレーム12の延出端部に中間部が連結して
いる機体横向きの伝動ケース13、この横向き伝動ケー
ス13の両端部から機体前方向きに延出している分草フ
レーム14、この左右の分草フレーム14の基端部どう
しにわたって連結してある刈取りフレーム15、この刈
取りフレーム15の長手方向での複数箇所から機体前方
向きに延出している分草フレーム14、前記横向き伝動
ケース13の一端部に立設してある機体上下向きの伝動
ケース16、前記横向き伝動ケース13の他端部に立設
してある支柱13aと前記上下向き伝動ケース16の上
端部どうしにわたって連結してある機体横向きの引起伝
動ケース17、前記メイフレーム12の基端部と前記引
起伝動ケース17の中間部とにわたって連結してある搬
送フレーム18などにより、前記前処理部フレームを構
成してある。
ム14それぞれの先端部に分草具14aを固設し、各分
草具14aによって刈取り対象の植立穀稈を前記複数本
の分草フレーム14の隣接し合う一対の分草フレーム1
4どうしの間に位置する引起経路に導入するように構成
してある。各引起経路に導入された植立穀稈に各別に作
用するように各引起経路に一つずつ対応させて機体横方
向に並べた前記複数の引起装置20を前記分草フレーム
14の先端側と前記引起伝動ケース17とにわたって取
付け、前記各引起装置20によって引起こし処理されて
いる植立穀稈の株元を切断する前記刈取装置11を前記
刈取りフレーム15に取付け、この刈取装置11からの
複数条の刈取穀稈を合流させて機体後方に搬送して前記
脱穀装置4の脱穀フィードチェーン4aの搬送始端部に
供給する搬送装置19を前記搬送フレーム18などによ
って支持させてある。
複数の引起装置20のそれぞれは、前記分草フレーム1
4の先端側に立設してある支持杆14bによって下端側
が支持され、上端側が前記引起伝動ケース17によって
支持されるように構成した引起フレーム21、この引起
こしフレーム12の上端側の表面側に回動自在に設けた
駆動スプロケット22及びテンションスプロケット2
3、前記引起フレーム21の下端側の表面側に回動自在
に設けたガイド輪体24、このガイド輪体24と前記両
スプロケット22,23とにわたって巻回してある引起
チェーン25、この引起チェーン25などの前方側を覆
う引起カバー26のそれぞれによって構成してある。す
なわち、前記駆動スプロケット22を支持する回転支軸
によって引起装置20の入力部27を構成し、この入力
部27に動力伝達されると、前記駆動スプロケット22
が回動して引起チェーン25を回動駆動する。すると、
引起チェーン25の複数箇所に起伏自在に取付けてある
引起爪25aが、引起装置20の引起こし側では、前記
ガイド輪体24による起立ガイド作用と、引起フレーム
21に付設してある起立ガイドレールの作用とのために
引起チェーン25に対して起立し、先端側が引起カバー
26から外側に突出して植立穀稈を梳き上げることによ
って引起こしする状態で上昇移動していき、引起装置2
0の戻り側では、引起チェーン25に対して倒伏し、引
起カバー26の内側を下降して引起こし側に戻ってい
く。
動ケース17の内部に引起伝動軸30を回転自在に設け
るとともに、機体本体の原動部から前記メインフレーム
12の基端部に伝達される駆動力がメインフレーム1
2、横向き伝動ケース13、及び、上下向き伝動ケース
16の内部に位置する伝動軸によって前記引起伝動軸3
0の一端側に伝達されるように構成してある。引起装置
20の前記入力部27にベベルギヤ機構を介して下端側
が連動している伝動軸31や、この伝動軸31及び前記
入力部27が内部に位置するように構成して引起フレー
ム21の裏面側に下端側が固定されている伝動ケース3
2を備える伝動機構33を、各引起装置20と引起伝動
軸30との間に設けてある。すなわち、機体本体の原動
部に設けたエンジンの駆動力を、引起装置20の上端側
で機体横向きに回動自在に架設された引起伝動軸30に
伝達し、この引起伝動軸30から複数の引起装置20そ
れぞれの入力部27に各引起装置20に対応する前記伝
動機構33によって伝達するように構成して、各引起装
置20の駆動を可能にしてある。
も横端に位置する引起装置20は、分草フレーム14が
備えている前記支持杆14bと、前記引起伝動ケース1
7とにわたって容易には取外せないように連結すること
により、前処理部フレームに姿勢変更不能に支持させて
あり、その左右横端以外の複数の引起装置20のそれぞ
れにおいては、図5などに示す如く引起フレーム21の
上端側に設けた取付け体41を備える上側連結構造40
によって引起装置20の上端側を引起伝動ケース17に
連結し、図8などに示す如く引起フレーム21の下端側
の裏面側に固設した取付け体46を備える下側連結構造
45によって分草フレーム14の先端側に固設してある
前記支持杆14bに連結することにより、前処理部フレ
ームに支持させるようにしてある。
結構造40は、前記伝動ケース32と引起フレーム21
とにわたって取付けてある前記取付け体41と、前記引
起伝動ケース17の動力取出し部17aに板金部材を固
着して設けた引起支持部42と、この引起支持部42の
左右一対のフック部42aそれぞれに回動自在に係入す
るように構成した状態で前記取付け体41の左右一対の
取付片41aにわたって固着した機体横向きの連結ピン
43とによって構成してある。つまり、連結ピン43を
左右のフック部42aに掛けることにより、引起装置2
0の上端側が、前処理部フレームの前記引起支持部42
に対して、引起伝動軸17の軸芯とは位置ずれした前記
連結ピン43における機体横向きの枢支軸芯43aのま
わりで回動自在に連結する。連結ピン43を左右のフッ
ク部42aから抜き外すことにより、引起装置20の上
端側が引起支持部42から外れるようにしてある。
結構造45は、引起フレーム21が備えている前記取付
け体46と、分草フレーム14が備えている前記支持杆
14bの上端部にブラケットを固着して設けた引起支持
部47と、この引起支持部47の左右一対の支持片47
aにわたって取付けた連結ピン48とによって構成して
ある。前記取付け体46の左右一対の取付け片46aが
引起支持部47における一対の支持片47aの両外側に
各別に位置するようにし、連結ピン43の一端側に位置
する操作ハンドル49による人為操作と、前記一対の支
持片47aどうしの間に位置させて連結ピン48に外嵌
してあるロックばね48aの付勢力とによって連結ピン
48をスライド操作することにより、連結ピン48が取
付け体46における一方の取付け片46aのピン孔46
bに入り込んだり、このピン孔46bから抜け出るよう
に構成してある。すなわち、連結ピン48を取付け体4
6の一方の取付け片46aに挿入するとともにこの挿入
状態にロックばね48aによって維持させることによ
り、引起装置20の下端側を前処理部フレームの引起支
持部47に連結でき、連結ピン48を取付け体46の一
方の取付け片46aから抜き外すことにより、引起装置
20の下端側の前処理部フレームにおける引起支持部4
7に対する連結を解除できるようにしてある。
の引起装置20のうち、両横端に位置するもの以外の複
数の中央側の引起装置20それぞれに対応する前記伝動
機構33に、前記引起伝動軸17にベベルギヤ機構を介
して一端側が連動している動力取出し軸37、及び、こ
の動力取出し軸37と前記伝動軸31の上端側との間に
介在させた噛合い式のクラッチ機構35を備えさせると
ともに、この伝動機構33の前記伝動ケース32を、こ
れの上端側が引起伝動ケース17の前記動力取出し部1
7aに対して自由に離間したり接近するように引起伝動
ケース17に対して連結していない状態に構成し、前記
複数の中央側引起装置20のそれぞれにおいては、下端
側の引起支持部47に対する連結を解除すれば、入力部
27の引起伝動軸30に対する連動を入り切りするため
の特別な操作を行なわなくても、上端側の引起支持部4
2での枢支軸芯43aのまわりで上下に揺動操作して、
下端側の取付け体46が引起支持部47に合致した下降
作業位置と、図1に二点鎖線で示す如く上側の引起支持
部42から機体前方向きにほぼ水平に延出した上昇非作
業位置とに切り換えられるようにしてある。
のそれぞれにおいて、この引起装置20を上端側で引起
支持部42によって支持されている枢支軸芯43aのま
わりで前記下降作業位置から上昇揺動させていくと、こ
れに伴い、図10に示す如く前記伝動ケース32が引起
伝動ケース17の動力取出し部17aから離れていくと
ともに前記クラッチ機構35の伝動軸31に連結してい
る受動側クラッチ部材35aが動力取出し軸37に連結
している伝動側クラッチ部材35bから外れてクラッチ
機構35が切り状態になり、引起装置20の入力部27
の引起伝動軸17に対する連動が切れていく。そして、
引起装置20が前記上昇非作業位置のやや手前に上昇す
るまでは、連結ピン43をフック部42aから抜き外そ
うとしても、伝動ケース32が引起伝動ケース17の動
力取出し軸34とか動力取出し部17aに当って抜け外
れなくて、引起装置20を引起支持部42から外せない
が、引起装置20が前記上昇非作業位置になると、伝動
ケース32が引起伝動ケース17の動力取出し軸34と
か動力取出し部17aに当らなくて連結ピン43をフッ
ク部42aから抜き外すことができ、引起装置20を引
起支持部42に対して着脱できる。そして、引起装置2
0を前記上昇非作業位置から下降揺動させて前記下降作
業位置にすると、これに伴い、図5に示す如く伝動ケー
ス32の上端側が引起伝動ケース17の動力取出し部1
7aに近付くとともに前記クラッチ機構35の前記受動
側クラッチ部材35aが前記伝動側クラッチ部材35b
に噛合ってクラッチ機構35が入り状態になり、引起装
置20の入力部27が引起伝動軸30に連動する。
の中央側引起装置20のそれぞれにおいて、引起伝動ケ
ース17の前記動力取出し部17aに固設したブラケッ
ト51と、引起装置20の前記伝動ケース32から延出
しているピン支持アーム52と、このピン支持アーム5
2の先端側に取付けたロックピン53とにより、引起装
置20の上端側に作用して引起装置20の回動ロックや
下降ロックを行なうロック機構50を構成してある。
降作業位置にした際、ロックピン53の一端側に備えて
ある操作ハンドル54によってロックピン53を摺動操
作して前記ブラケット51のピン孔51aに挿入する。
すると、ロック機構50は、引起装置20が引起支持部
42の枢支軸芯43aのまわりで回動することを抑制し
て引起装置20の枢支軸芯43aまわりでのガタ付きを
防止するように回動ロック状態になる。
上昇非作業位置にした際、操作ハンドル54の遊端側を
引起伝動ケース17の前記動力取出し部17aに位置す
る前記ブラケット51で成る支持部のピン孔に係合させ
る。すると、操作ハンドル54は、引起装置20の上端
側と、前処理部フレームの引起伝動ケース部分とにわた
って装着されて、引起伝動ケース17を反力部材として
ピン支持アーム52に突っ張り作用して引起装置20を
自重で下降しないように保持する。これにより、ロック
機構50は、引起装置20を上昇非作業位置にこれから
落下しないように保持する下降ロック状態になる。
検したり修理するとか清掃する際や、刈取装置11や搬
送装置19に詰まった穀稈を除去するなどの際、前記複
数の中央側引起装置20のそれぞれを、下端側の連結ピ
ン48による連結と、前記ロック機構50のロックピン
53による回動ロックとを解除した状態にして枢支軸芯
43aのまわりでスイングアップさせる。すると、各中
央側の引起装置20が前記上昇非作業位置になり、刈取
装置11や搬送装置19に対する作業が前方から行ない
やすいようにそれらの前方を開放する。そして、このと
き、各引起装置20に対応する前記ロック機構50の操
作ハンドル54の遊端側を前記ブラケット51に係止さ
せる。すると、ロック機構50が下降ロック状態にな
り、操作ハンドル54の支持作用によって引起装置20
を下降しないように上昇非作業位置に保持しながら作業
できる。
とか、中央側の引起装置20の点検や修理を行なう際、
所定の中央側の引起装置20を、下端側の連結ピン48
による連結と、前記ロック機構50のロックピン53に
よる回動ロックとを解除した状態にして枢支軸芯43a
のまわりでスイングアップさせ、前記上昇非作業位置に
なると、前記連結ピン43を引起支持部42から抜き外
す。すると、引起装置20の上端側が引起支持部43か
ら外れ、引起装置20の全体を前処理部フレームから取
外せる。
機構50の操作ハンドル54を前記ブラケット51に装
着することによってロック機構50を下降ロック状態に
するように構成するに替え、操作ハンドル54を前記引
起支持部42に装着することによってロック機構50を
下降ロック状態にするように構成して実施してもよい。
要するに、操作ハンドル54を前処理部フレームに装着
するように構成すればよい。
図
斜視図
示す側面図
Claims (3)
- 【請求項1】 植立穀稈を引起こし処理する引起装置
と、引起こし穀稈を刈取り処理する刈取装置と、刈取装
置からの刈取穀稈を脱穀装置に供給する搬送装置とを備
えているコンバインの前処理部構造であって、 前記引起装置の上端側が機体横向きの枢支軸芯まわりで
回動自在に引起支持部によって支持されるとともに、前
記引起装置が前記枢支軸芯まわりで下降作業位置と上昇
非作業位置とに上下揺動するように構成し、引起装置が
前記下降作業位置から上昇揺動するに伴って引起装置の
入力部の引起伝動軸に対する連動が切れるように切り状
態になり、引起装置が下降作業位置に下降するに伴って
引起装置の入力部が引起伝動軸に連動するように入り状
態になるクラッチ機構を設けるとともに、前記引起支持
部が前記引起装置を着脱自在に支持するように構成して
あるコンバインの前処理部構造。 - 【請求項2】 前記引起装置の上端側に作用して引起装
置の前記枢支軸芯まわりでの回動ロックを行なうロック
機構を設けてある請求項1 記載のコンバインの前処理部
構造。 - 【請求項3】 前記ロック機構の操作ハンドルを、引起
装置を前記上昇非作業位置に保持するように、前処理部
フレームと引起装置とにわたって装着できるように構成
してある請求項1又は2記載のコンバインの前処理部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001141366A JP3630642B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | コンバインの前処理部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001141366A JP3630642B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | コンバインの前処理部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002330613A true JP2002330613A (ja) | 2002-11-19 |
JP3630642B2 JP3630642B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=18987834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001141366A Expired - Fee Related JP3630642B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | コンバインの前処理部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3630642B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011050314A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
CN109906751A (zh) * | 2017-12-08 | 2019-06-21 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
JP2019103404A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-27 | 株式会社クボタ | コンバイン |
-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001141366A patent/JP3630642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011050314A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
CN109906751A (zh) * | 2017-12-08 | 2019-06-21 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
JP2019103404A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-27 | 株式会社クボタ | コンバイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3630642B2 (ja) | 2005-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3504571B2 (ja) | コンバイン | |
JP2004081006A (ja) | コンバインの前処理部構造 | |
JP2002330613A (ja) | コンバインの前処理部構造 | |
JP2007195456A (ja) | コンバイン | |
JP4046532B2 (ja) | コンバインの刈取部構造 | |
JP2009207415A (ja) | コンバイン | |
JP2008061572A (ja) | コンバインの引起し構造 | |
JP2002330612A (ja) | コンバインの前処理部構造 | |
JP2009055845A (ja) | コンバイン | |
JPH0363331B2 (ja) | ||
JP4847074B2 (ja) | コンバインの穀稈引起装置 | |
JP3662713B2 (ja) | コンバインの昇降用部材 | |
JP3794495B2 (ja) | コンバイン | |
JP4725703B2 (ja) | コンバイン | |
JP4730508B2 (ja) | コンバイン | |
JPH0635U (ja) | コンバインの穀稈引起装置 | |
JP3665177B2 (ja) | 刈取部スライド式コンバインの刈取部固定機構 | |
JP3380964B2 (ja) | コンバイン | |
JP3529512B2 (ja) | コンバインの刈取装置 | |
JP2002360039A (ja) | コンバインの前処理部構造 | |
JP3260132B2 (ja) | コンバインの刈取装置 | |
JP2001275428A (ja) | 根菜類収穫機の葉部除去装置 | |
JP3260133B2 (ja) | コンバインの刈取装置 | |
JP3638979B2 (ja) | コンバイン | |
JP2002360040A (ja) | コンバイン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |