JP2002076578A - プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents

プリント配線板及びその製造方法

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JP2002076578A
JP2002076578A JP2000255342A JP2000255342A JP2002076578A JP 2002076578 A JP2002076578 A JP 2002076578A JP 2000255342 A JP2000255342 A JP 2000255342A JP 2000255342 A JP2000255342 A JP 2000255342A JP 2002076578 A JP2002076578 A JP 2002076578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターン形成用のメッキ厚みの制御が不要で
均一な厚みのプリント配線板及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 キャリア3の表面に金属層22を形成す
る工程と,キャリアの金属層形成側に,金属メッキによ
り導体パターン2を形成する工程と,キャリアの導体パ
ターン形成側に絶縁樹脂層1を形成する工程と,絶縁樹
脂層を硬化させる工程と,絶縁樹脂層1表面からキャリ
ア3及び金属層22を除去する工程とからなることを特
徴とするプリント配線板の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,電子部品等を搭載するプリント
配線板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】多層の導体パターンを有するプリント配線
板は,従来,たとえば,セミアディティブ法を利用した
以下の方法により製造されていた。まず,図12(a)
に示すごとく,絶縁樹脂層94の表面に導体パターン9
7を設けた配線基板99を準備し,その表面にBステー
ジの樹脂絶縁層93を形成する。図12(b)に示すご
とく,樹脂絶縁層93の表面に,銅箔92を貼着したキ
ャリア91を積層する。このとき,樹脂絶縁層93に対
して銅箔92が向かい合うようにする。次に,これらを
厚み方向から加圧しながら熱圧着して,樹脂絶縁層93
を硬化させる。
【0003】次いで,図12(c)に示すごとく,銅箔
92からキャリア91を剥離する。次いで,レーザー等
により,銅箔92及び絶縁樹脂層93に,下層の導体パ
ターン97と通じるビアホール90を形成する。次に,
図12(d)に示すごとく,銅箔92の表面に,パター
ン形成用穴950を有するレジスト層95を形成する。
次いで,図13(a)に示すごとく,パターン形成用穴
950及びビアホール90の中に銅メッキを析出させ
て,金属メッキパターン層96を形成する。
【0004】次いで,図13(b)に示すごとく,レジ
スト層95を除去する。これにより,銅箔92におけ
る,レジスト層95下に配置されていた部分が露出す
る。次いで,銅箔92の露出部分をエッチングにより除
去する。これにより,配線基板94の表面に,金属メッ
キパターン層96とその下部に残った銅箔92とからな
る導体パターン91が形成される。その後,図13
(c)に示すごとく,導体パターン91の表面に絶縁樹
脂層98を配置し加熱圧着する。以上により,プリント
配線板9が得られる。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のプ
リント配線板の製造方法においては,図13に示すごと
く,形成すべき導体パターンの配線密度(単位面積当た
りのパターン面積)が小さい部位にはメッキが比較的厚
く析出するが,導体パターンの配線密度が大きい部位に
析出するメッキは比較的薄い。このため,導体パターン
91を均一厚みに形成することが困難である。また,そ
の表面を覆う絶縁樹脂層98の厚みも不均一となる。ま
た,導体パターンを均一な厚みにしても,その厚み分が
絶縁樹脂層から突出する。このため,基板表面を平坦に
することはできない。
【0006】更に,図13(c)に示すごとく,導体パ
ターン91の高さにバラツキがあると,その上に別個の
配線基板を積層したときに,プリント配線板9の厚みに
バラツキが生じてしまう。
【0007】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,パタ
ーン形成用のメッキ厚みの制御が不要で均一厚みのプリ
ント配線板及びその製造方法を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,キャリアの表面
に金属層を形成する金属層形成工程と,上記キャリアの
金属層形成側に金属メッキにより導体パターンを形成す
るメッキ工程と,上記キャリアの導体パターン形成側に
絶縁樹脂層を形成する樹脂層形成工程と,上記絶縁樹脂
層を硬化させる硬化工程と,上記絶縁樹脂層の表面から
上記キャリア及び上記金属層を除去する除去工程とを含
むことを特徴とするプリント配線板の製造方法である。
【0009】本発明においては,キャリアの導体パター
ン形成側に絶縁樹脂層を形成している。絶縁樹脂層は半
硬化状態(Bステージ)の樹脂からなるため,絶縁樹脂
層は,キャリア及び導体パターンにより形成される凹凸
面に追従して,導体パターン間を埋めて,キャリア表面
にまで達する。このため,絶縁樹脂層の表面は,導体パ
ターンと略同一高さを有することになる。この状態で絶
縁樹脂層を硬化させ,その後,キャリア及び金属層を除
去すると,導体パターンの表面及び絶縁樹脂層の表面
が,連続した略同一面として現れる。したがって,本製
造方法によれば,導体パターンの厚みは,パターン形成
面に全く影響を与えず,略同一面上に導体パターン及び
絶縁樹脂層を形成することができる。ゆえに,パターン
形成用のメッキ厚みの制御が不要となる。
【0010】また,金属層をエッチングにより除去する
と,絶縁樹脂層におけるパターン形成側表面全体が粗化
面となる。このため,絶縁樹脂層の表面に更に絶縁樹脂
層を積層する場合にも,該絶縁樹脂層との接着性が向上
する。
【0011】また,キャリアの導体パターン側に絶縁樹
脂層を形成すると,導体パターンは,キャリアとの対向
面を除いて,絶縁樹脂層の中に埋設されることになる。
そのため,導体パターンの高さにかかわらず,同一厚み
のプリント配線板を製造することができる。
【0012】キャリアは,プリント配線板の製造の際に
形状を保持し得るものであれば特に限定はないが,たと
えば,銅などの金属板,合成樹脂板,補強材入り合成樹
脂板などがある。キャリアの厚みは,20〜100μm
であることが好ましい。20μm未満の場合には,形状
保持機能及び強度が低下するおそれがあり,また,Bス
テージの絶縁樹脂層が加熱中に液状化し流動する時に,
パターンの相対的位置関係を保持できなくなるおそれが
ある。100μmを超える場合には,キャリアに要する
コストが高くなるおそれがある。
【0013】キャリアの表面に形成する金属層は,その
後のメッキ形成時に電気リードの役目を果たす。金属層
としては,たとえば,銅,アルミニウム,ニッケル,ハ
ンダなどの導電性材料を用いることができる。
【0014】金属層の表面には,粗化処理を施すことが
できる。粗化処理は,金属層におけるキャリア側の表面
に施すことが好ましい。これにより,金属層とキャリア
との密着性が向上する。また,粗化処理は,金属層にお
けるキャリア側と反対側の表面に施すこともできる。
【0015】キャリアの表面に金属層を形成する方法と
しては,厚みが5μm以下の接着材により金属箔を接着
する方法,金属キャリア表面に1μm以下の接着材を塗
布した後,メッキ法によって金属層を析出させる方法が
ある。
【0016】そして,金属層とキャリアとの接着強度
は,2N/cm以下が好ましい。2N/cmを超える場
合には,キャリア剥離工程の際に,導体パターンがキャ
リアから剥離せずに,付着したまま,次工程に運ばれる
おそれがあるからである。中でも更に0.05〜0.5
N/cmの範囲の密着強度の場合には,より好ましい効
果を発揮できる。0.05N/cmより小さいと,キャ
リアと金属層との間にメッキ液等の液が染み込んで剥が
れたり,機械的な取り扱いが不便となるからである。
【0017】上記キャリアの金属層形成側に金属メッキ
により導体パターンを形成するにあたっては,たとえ
ば,レジストによりパターン非形成部分を被覆し,電気
メッキ処理を行う。絶縁樹脂層としては,半硬化状態
(Bステージ)の樹脂,たとえば,プリプレグなどを用
いる。樹脂成分としては,エポキシ系樹脂,フェノール
樹脂,ビスマレイミドトレアジン樹脂,ポリフェニレン
樹脂,ポリフェニレンエーテル樹脂,ポリイミド系樹脂
などの熱硬化性樹脂あるいはそれらの混合物を用いるこ
とができる。絶縁樹脂層には,ガラスクロス,ガラスフ
ァイバーなどの補強材を含んでいてもよい。
【0018】絶縁樹脂層の厚みは,導体パターンの厚み
よりも厚いことが好ましい。これにより,導体パターン
の厚みにかかわらず,均一厚みのプリント配線板を製造
することができる。絶縁樹脂層の厚みは,導体パターン
の厚みよりも0.005〜0.05mm厚いことが好ま
しい。0.005mm未満の場合には,均一厚みのプリ
ント配線板を製造することが困難となるおそれがあり,
0.05mmを超える場合には,プリント配線板の薄層
化が妨げられるおそれがある。
【0019】請求項2の発明のように,上記絶縁樹脂層
の硬化は,上記絶縁樹脂層を厚み方向に加圧しながら行
うことが好ましい。これにより,絶縁樹脂層を均一厚み
の状態で硬化させることができる。
【0020】キャリア及び絶縁樹脂層の加圧力は,50
〜5000KPaであることが好ましい。50KPa未
満の場合には,導体パターンが上記絶縁樹脂層に埋め込
まれないおそれがあり,5000KPaを超える場合に
は,キャリアとBステージの絶縁性樹脂とが密着してし
まい,後にキャリアが絶縁樹脂層から剥がれなくなるか
らである。キャリアと絶縁樹脂層とは,部分的に接着し
ても良いが,接着する面積は導体パターン表面の最大8
0%までが良好に剥がれる面積である。そして,導体パ
ターン高さの20%以上が埋め込まれていることが好ま
しい。これにより,キャリアを剥す時に,導体パターン
がキャリアに付着したまま,次工程に運ばれることが無
くなる。
【0021】キャリアの導体パターン形成側に絶縁樹脂
層を形成するときには,絶縁樹脂層の表面を,銅板,ス
テンレス板のような硬い板により支持することが好まし
い。これにより,絶縁樹脂層の表面を平坦にすることが
できる。また,キャリア側に硬い板を配置することが好
ましい。これにより,キャリアの変形を抑えることがで
きる。
【0022】上記金属層の表面から上記キャリアを除去
するにあたっては,手でキャリアを剥離する方法があ
る。この場合,キャリアと金属層との密着強度は2N/
cm以下であることが好ましい。これにより,キャリア
を手で容易に剥離することができる。上記絶縁樹脂層の
表面から金属層を除去するにはエッチングを行い,この
際に導体パターン表面の金属層を除去してもよい。
【0023】絶縁樹脂層を硬化させる硬化工程と,絶縁
樹脂層の表面からキャリア及び金属層を除去する除去工
程とは,いずれを先に行ってもよい。除去工程を先に行
い,絶縁樹脂層が未硬化のままで,他の積層板を積層
し,一括して加熱圧着して多層プリント配線板を得るこ
ともできる。
【0024】請求項3の発明は,キャリアの表面に金属
層を形成する金属層形成工程と,上記キャリアの金属層
形成側に金属メッキにより導体パターンを形成するメッ
キ工程と,上記キャリアの導体パターン形成側に絶縁樹
脂層を形成して積層板を得る樹脂層形成工程と,別個の
配線基板に,上記積層板における上記絶縁樹脂層の側を
対向させながら,上記配線基板と上記積層板とを積層す
る積層工程と,上記配線基板及び上記積層板を厚み方向
に加圧しながら上記絶縁樹脂層を硬化させる硬化工程
と,上記絶縁樹脂層の表面から上記キャリア及び上記金
属層を除去する除去工程とを含むことを特徴とするプリ
ント配線板の製造方法である。
【0025】本発明においては,キャリアの表面に導体
パターン及び絶縁樹脂層を形成したものを積層板とし,
これを別個の配線基板に積層している。この状態でこれ
らを加圧すると,積層板における絶縁樹脂層が,別個の
配線基板の表面形状に追従する。このため,本製造方法
によれば,配線基板に対して絶縁樹脂層を平行に積層圧
着することができる。したがって,導体パターンの厚み
にかかわらず,略同一厚みの多層のプリント配線板を製
造することができる。
【0026】また,金属層のエッチングを行うことによ
って,その下に存在していた絶縁樹脂層及び導体パター
ンの表面が,連続した略同一粗化面として現れる。した
がって,本製造方法によれば,導体パターンの厚みは,
パターン形成面に全く影響を与えず,略同一面上に導体
パターン及び絶縁樹脂層を形成することができる。ゆえ
に,パターン形成用のメッキ厚みの制御が不要となる。
また,本製造方法を繰り返すことにより,均一厚みの多
層のプリント配線板を製造することができる。
【0027】また,絶縁樹脂層における導体パターン形
成側の表面全体は,粗化面である。そのため,その表面
に配線基板を積層する場合に,アンカー効果による優れ
た接着性を発揮することができる。
【0028】積層板は,請求項1における金属層形成工
程,メッキ工程及び樹脂層形成工程と同様の工程を行う
ことにより製造する。絶縁樹脂層を硬化させる硬化工程
と,絶縁樹脂層の表面からキャリア及び金属層を除去す
る除去工程とは,いずれを先に行ってもよい。除去工程
を先に行い,絶縁樹脂層が未硬化のままで,他の積層板
を積層し,一括して加熱圧着して多層プリント配線板を
得ることもできる。
【0029】積層板の平面方向には,X方向と,該X方
向と直交するY方向とがある。このX方向とY方向の絶
縁樹脂層の硬化時の収縮率の差は,±0.5%以内であ
ることが好ましい。0.5%を超える場合には,配線基
板に形成した導体パターンと,キャリアに形成した導体
パターンとの相対位置にズレが生じ,両者間にスルーホ
ールを形成したときに導通不良が発生するおそれがあ
る。また,プリント配線板が変形することがある。
【0030】別個の配線基板は,導体パターンを有する
基板であり,例えば,絶縁樹脂層の表面または内部に導
体パターンを形成したものである。絶縁樹脂層は,積層
前に硬化されているものでも,また未硬化のものであっ
てもよい。別個の配線基板は,請求項1における金属層
形成工程,メッキ工程及び樹脂層形成工程を行い,さら
に絶縁樹脂層を半硬化状態または完全硬化の状態でキャ
リアの除去を行うことにより作製される。更に,金属層
の除去をしてもよい。
【0031】配線基板の絶縁樹脂層が未硬化である場合
には,該絶縁樹脂層の硬化時の収縮率Aと,キャリアに
形成した絶縁樹脂層の硬化時の収縮率Bとの差(A−
B)が,±0.5%以内であることが好ましい。0.5
%を超える場合には,配線基板に形成した導体パターン
と,キャリアに形成した導体パターンとの相対位置にズ
レが生じ,両者間にスルーホールを形成したときに導通
不良が発生するおそれがある。金属層を除去した後に
は,スルーホールを形成することもできる。
【0032】請求項4の発明は,絶縁樹脂層と,その表
面に形成した導体パターンとを有するプリント配線板に
おいて,上記導体パターンの上面は,上記絶縁樹脂層の
表面と略同一粗化面を構成していることを特徴とするプ
リント配線板である。
【0033】本発明のプリント配線板においては,絶縁
樹脂層と導体パターンとが略同一粗化面を形成してい
る。このため,プリント配線板の表面に別個の配線基板
を積層したときに,均一な厚みのまま多層化することが
できる。また,絶縁樹脂層における導体パターン形成側
の表面全体は,粗化面である。そのため,その粗化面に
絶縁樹脂層や金属層を積層したとき,アンカー効果によ
る優れた接着性を発揮することができる。これにより,
ソルダーレジストのような保護膜,及びオーバーモール
ド樹脂,アンダーフィル樹脂などの封止樹脂に対する密
着性も良くなる。もちろん,ワイヤーボンディングのワ
イヤー,異方性導電性樹脂,ハンダボールなどの接続端
子の接続性も向上する。
【0034】本発明において,「略同一粗化面」とは,
導体パターンと絶縁樹脂層とが粗化面を形成しており,
且つ,導体パターンの全体厚み分が絶縁樹脂層の中に埋
まって,導体パターン表面が絶縁樹脂層表面と同一高さ
となっていること,または導体パターンの厚みの一部が
絶縁樹脂層に埋まって導体パターン表面が絶縁樹脂層表
面からわずかに出ている場合をいう。後者の場合には,
絶縁樹脂層表面と導体パターン表面との間に,段差が形
成されることになる。その段差は,導体パターンの厚み
の多くとも80%以内であることが好ましい。これによ
り,絶縁樹脂層と導体パターンとが略同一面を形成する
ことができる。粗化面の面粗さ(Rmax.)は,0.
2〜5μmであることが好ましい。これにより,良好な
密着性を実現することができる。
【0035】請求項5の発明のように,上記導体パター
ンの外側表面は,上記導体パターンの内部側表面よりも
広いことが好ましい。これにより,導体パターンの幅が
広くなり,ワイヤーなどのボンディング性が向上する。
【0036】請求項6の発明のように,上記絶縁樹脂層
の表面には,別個の配線基板が積層圧着されていること
が好ましい。これにより,プリント配線板の多層化及び
高密度配線化を実現することができる。
【0037】請求項7の発明のように,上記プリント配
線板は,熱拡散板又は筐体に接着されていることが好ま
しい。これにより,プリント配線板の放熱性が向上す
る。本発明のプリント配線板は,電子部品を搭載するた
めの搭載部を設けることができる。導体パターンには,
たとえば,ワイヤー,半田バンプなどの端子接合をする
ことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態に係るプリント配線板について,図1
〜図8を用いて説明する。本例のプリント配線板8は,
図7に示すごとく,絶縁樹脂層1と,その表面に形成し
た導体パターン2とを有する。導体パターン2の外表面
は,絶縁樹脂層1の表面と略同一粗化面10を構成して
いる。
【0039】次に,プリント配線板の製造方法について
説明する。まず,図1に示すごとく,キャリア3の表面
に金属層22を形成する。キャリア3は,厚み0.07
mmの銅板である。金属層22は,厚み0.003mm
の銅箔である。金属層22におけるキャリア3側と反対
側の面に,粗化面221を形成する。
【0040】次に,図2に示すごとく,キャリア3の金
属層形成側に,感光性のレジスト膜4を被覆し,パター
ン形成部分をマスクしながら光照射して,パターン形成
部分を除いて,パターン非形成部分を光硬化させる。次
いで,現像を行い,パターン形成部分を除去して,パタ
ーン形成用穴40を開口させる。次に,図3に示すごと
く,電気銅メッキ処理を行い,パターン形成用穴40の
中に,厚み約0.02mmの導体パターン2を形成す
る。次に,図4に示すごとく,レジスト膜4を薄膜処理
により除去する。
【0041】次に,図5に示すごとく,キャリア3の導
体パターン2形成側に,絶縁樹脂層1を形成する。絶縁
樹脂層1は,Bステージのプリプレグからなる。プリプ
レグは,ガラスクロスにエポキシ樹脂を含浸させたもの
である。ガラスクロスの繊維束は,X方向とY方向の単
位長さ当たりに同じ本数が配置されている。X方向を構
成している繊維束の繊維密度とY方向のそれとは,同じ
である。絶縁樹脂層1の厚みは0.06mmであり,導
体パターン2の厚みよりも大きい。
【0042】次に,絶縁樹脂層1の表面に,ステンレス
板のような硬い板を配置し,この状態で,絶縁樹脂層1
及びキャリア3を,厚み方向に900KPaの加圧力で
加圧しながら,185℃で加熱する。これにより,絶縁
樹脂層1を硬化させる。このときのキャリア3と金属層
22との密着強度は0.1N/cmであった。そして,
次に,図6に示すごとく,手でキャリア3を金属層22
の表面から除去する。次に,図7に示すごとく,エッチ
ングにより金属層22を除去する。このとき,金属層2
2下の,導体パターン2及び絶縁樹脂層1の表面が現
れ,段差の少ない略同一粗化面10となる。導体パター
ン2は少なくとも厚み0.018mmは残す。以上によ
り,プリント配線板8が得られる。
【0043】本例においては,キャリア3の導体パター
ン2形成側に絶縁樹脂層1を形成している。絶縁樹脂層
1はBステージの樹脂からなるため軟質であり,絶縁樹
脂層1は,キャリア3と導体パターン2とにより形成さ
れる凹凸面に追従する。このため,絶縁樹脂層1は,導
体パターン2と略同一高さの表面を形成することにな
る。この状態で絶縁樹脂層1を硬化させ,キャリア3を
除去すると,導体パターン2及び絶縁樹脂層1の表面が
略同一粗化面10として現れる。したがって,略同一粗
化面上に導体パターン2及び絶縁樹脂層1を形成するこ
とができ,パターン形成用のメッキ厚みの制御が不要と
なる。
【0044】また,キャリア3の導体パターン2側に絶
縁樹脂層1を形成すると,導体パターン2は,キャリア
3との対向面を除いて,絶縁樹脂層1の中に埋設される
ことになる。そのため,導体パターンの高さにかかわら
ず,略同一厚みのプリント配線板8を製造することがで
きる。また,図3,図7に示すごとく,絶縁樹脂層1に
は金属層22の粗化面221が転写されている。このた
め,ソルダーレジストや封止樹脂に体する絶縁樹脂層1
の密着性が著しく改善される。
【0045】また,図8(d)に示すごとく,導体パタ
ーン2の外側表面27を内部側表面28よりも広くする
こともできる。即ち,図8(a)に示すごとく,レジス
ト膜4のパターン形成用穴40に,外側にいくにつれて
徐々に開口径が狭くなるようにテーパー41を付ける。
この場合,図8(b)に示すごとく,パターン形成用穴
40の中に形成される導体パターン2が,外側にいくに
つれて徐々に大きくなるため,図8(c),図8(d)
に示すごとく,外側表面27が内部側表面28よりも広
い導体パターン2が形成される。もちろん,導体パター
ン2の形状を逆の形状にすることも可能である。
【0046】実施形態例2 本例においては,4層の導体パターンを積層したプリン
ト配線板の製造方法について説明する。まず,図9
(a)に示すごとく,配線基板83と,その上面及び下
面に配置するための積層板84とを準備する。配線基板
83を製造するにあたっては,ガラスクロスにエポキシ
樹脂を含浸させた絶縁樹脂層6の表面に銅箔を貼着し,
エッチングを行い導体パターン7を形成する。絶縁樹脂
層6は,予め完全硬化したものである。
【0047】積層板84は,キャリア3に金属層22,
導体パターン2及び絶縁樹脂層1を形成したものであ
る。積層板84を製造するにあたっては,実施形態例1
の図1〜図5に示した方法と同様の工程を行うが,加圧
力を100KPaで125℃で加熱して溶融状態を経て
半硬化(Bステージ)の状態としている点が相違する。
この段階では絶縁樹脂層1は,Bステージのままとす
る。
【0048】次に,図9(b)に示すごとく,配線基板
83の上面および下面に,積層板84を積層する。この
とき,積層板84における絶縁樹脂層1の側を,配線基
板83に対向させる。次に,図9(c)に示すごとく,
これらを,厚み方向から2500KPaの加圧力を加え
ながら,185℃で加熱する。これにより,配線基板8
3の上面および下面に,絶縁樹脂層1及び導体パターン
2を加圧硬化させる。このときのキャリア3と金属層2
2の密着強度は0.2N/cmであった。
【0049】そして,次に,図9(d)に示すごとく,
手でキャリア3を金属層22から剥離する。次いで,図
9(e)に示すごとく,エッチングにより,金属層22
を除去する。次に,ドリルにてスルーホール80を穿設
し,メッキ処理を行いスルーホールに導通性を付与す
る。なお,このドリル穴明けは,キャリア3を剥離した
直後に行うこともできる。以上により,4層の導体層を
有するプリント配線板85が得られる。
【0050】本例においては,図9(b)に示すごと
く,別個の配線基板83に,Bステージの絶縁樹脂層1
を積層している。この状態でこれらを厚み方向に加圧す
ると,絶縁樹脂層1が,別個の配線基板83の表面形状
にも追従する。このため,本製造方法によれば,配線基
板83に対して絶縁樹脂層1を平行方向に積層圧着する
ことができる。したがって,導体パターン2の厚みにか
かわらず,同一厚みのプリント配線板85を製造するこ
とができる。
【0051】本例のプリント配線板85は,導体パター
ン2,7,7,2を4層積層しているが,それ以上の多
層でもよい。この場合にも,図9に示すごとく,本例の
製造方法を繰り返すことにより,均一厚みで表面が平坦
な多層のプリント配線板を製造することができる。な
お,配線基板83の片側にのみ積層板84を配置して積
層圧着すれば,3層の導体層を有するプリント配線板を
得ることができる。
【0052】実施形態例3 本例のプリント配線板の製造方法は,図10に示すごと
く,ほぼ実施形態例2と同様であるが,絶縁樹脂層1が
Bステージのままで積層板84を配線基板83の両面に
積層し(図10(a),(b)),その後加熱圧着して
いる(図10(c))点が異なる。本例においても,実
施形態例2と同様の効果を得ることができる。
【0053】実施形態例4 本例のプリント配線板の製造方法は,図11に示すごと
く,実施形態例2とほぼ同様であるが,実施形態例で使
用した配線基板を用いずに,2つの積層板84を積層し
(図11(a)),加熱圧着している(図11
(b))。2つの積層板84は,いずれも上側に導体パ
ターン2を配置させる。図11(c)に示すごとく,得
られたプリント配線板88は,その下面を熱拡散板等の
導電性部品,金属製の筐体89に対して接着材などによ
り接着する。
【0054】このプリント配線板88は2層の導体パタ
ーン層を持つが,下側には導体パターン層がない。すな
わち,片面が絶縁された,2層配線板である。導体パタ
ーンが形成されていない面には,熱拡散板等の導電性部
品,金属製の筐体89を直接貼り付けることも可能とな
る。これにより,コンパクトで熱拡散性の良いプリント
配線板とすることが可能となる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば,パターン形成用のメッ
キ厚みの制御が不要で均一な厚みのプリント配線板及び
その製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,プリント配線板の製造
方法を示すための説明図。
【図2】図1に続く,プリント配線板の製造方法を示す
ための説明図。
【図3】図2に続く,プリント配線板の製造方法を示す
ための説明図。
【図4】図3に続く,プリント配線板の製造方法を示す
ための説明図。
【図5】図4に続く,プリント配線板の製造方法を示す
ための説明図。
【図6】図5に続く,プリント配線板の製造方法を示す
ための説明図。
【図7】実施形態例1における,プリント配線板の断面
説明図。
【図8】実施形態例1における,外側表面が内部側表面
よりも広い導体パターンの形成方法を示すための説明図
(a)〜(d)。
【図9】実施形態例2における,多層のプリント配線板
の製造方法を示すための説明図(a)〜(e)。
【図10】実施形態例3のプリント配線板の製造方法の
説明図(a)〜(d)。
【図11】実施形態例4のプリント配線板の製造方法の
説明図(a)〜(c)。
【図12】従来例における,プリント配線板の製造方法
を示すための説明図(a)〜(d)。
【図13】図12に続く,プリント配線板の製造方法を
示すための説明図(a)〜(c)。
【符号の説明】
1,6...絶縁樹脂層, 10...略同一粗化面, 2,7...導体パターン, 22...金属層, 3...キャリア, 4...レジスト膜, 40...パターン形成用穴, 8,85...プリント配線板, 80...スルーホール, 83...配線基板, 84...積層板,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E322 AA11 AB06 5E343 AA02 AA12 BB02 BB24 BB28 BB44 BB52 BB54 BB67 BB71 DD43 DD54 DD56 DD63 EE42 ER22 ER26 ER52 ER53 ER55 FF07 FF08 FF16 GG06 GG11 5E346 AA04 AA12 AA15 AA22 AA32 AA51 CC02 CC08 CC32 DD02 DD03 DD12 DD22 DD33 EE06 EE09 EE12 EE14 EE18 EE19 EE33 EE35 EE38 GG17 GG22 GG27 GG28 HH31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアの表面に金属層を形成する金属
    層形成工程と,上記キャリアの金属層形成側に金属メッ
    キにより導体パターンを形成するメッキ工程と,上記キ
    ャリアの導体パターン形成側に絶縁樹脂層を形成する樹
    脂層形成工程と,上記絶縁樹脂層を硬化させる硬化工程
    と,上記絶縁樹脂層の表面から上記キャリア及び上記金
    属層を除去する除去工程とを含むことを特徴とするプリ
    ント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記絶縁樹脂層の硬
    化は,上記絶縁樹脂層を厚み方向に加圧しながら行うこ
    とを特徴とするプリント配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 キャリアの表面に金属層を形成する金属
    層形成工程と,上記キャリアの金属層形成側に金属メッ
    キにより導体パターンを形成するメッキ工程と,上記キ
    ャリアの導体パターン形成側に絶縁樹脂層を形成して積
    層板を得る樹脂層形成工程と,別個の配線基板に,上記
    積層板における上記絶縁樹脂層の側を対向させながら,
    上記配線基板と上記積層板とを積層する積層工程と,上
    記配線基板及び上記積層板を厚み方向に加圧しながら上
    記絶縁樹脂層を硬化させる硬化工程と,上記絶縁樹脂層
    の表面から上記キャリア及び上記金属層を除去する除去
    工程とを含むことを特徴とするプリント配線板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 絶縁樹脂層と,その表面に形成した導体
    パターンとを有するプリント配線板において,上記導体
    パターンの上面は,上記絶縁樹脂層の表面と略同一粗化
    面を構成していることを特徴とするプリント配線板。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記導体パターンの
    外側表面は,上記導体パターンの内部側表面よりも広い
    ことを特徴とするプリント配線板。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において,上記絶縁樹
    脂層の表面には,別個の配線基板が積層圧着されている
    ことを特徴とするプリント配線板。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1項において,
    上記プリント配線板は,熱拡散板又は筐体に接着されて
    いることを特徴とするプリント配線板。
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