JPS6372192A - 回路板の製造方法 - Google Patents
回路板の製造方法Info
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Landscapes
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、回路を転写して形成するようにした回路板の
製造方法に閃するものである。
製造方法に閃するものである。
[背景技術]
回路板を製造するにあたって、回路の形成は従来からサ
ブトラクティブ法でおこなわれるのが一般的である。す
なわち絶縁基板の表面に金属箔を積層して設け、回路パ
ターン以外の部分において金1j4Mをエツチングする
ことによって回路の形成をするのである。しかしこの方
法では回路以外の部分では金属箔はエツチング除去され
ることになるために材料ロスなどの問題がある。このサ
ブトラクティブ法に対して、回路をメッキによって絶縁
基板に付加して設けるようにした7デイテイプ法があり
、アディティブ法に類似する回路形成方法として絶縁基
板に回路を転写させて設ける方法が本発明者等によって
検討されている。
ブトラクティブ法でおこなわれるのが一般的である。す
なわち絶縁基板の表面に金属箔を積層して設け、回路パ
ターン以外の部分において金1j4Mをエツチングする
ことによって回路の形成をするのである。しかしこの方
法では回路以外の部分では金属箔はエツチング除去され
ることになるために材料ロスなどの問題がある。このサ
ブトラクティブ法に対して、回路をメッキによって絶縁
基板に付加して設けるようにした7デイテイプ法があり
、アディティブ法に類似する回路形成方法として絶縁基
板に回路を転写させて設ける方法が本発明者等によって
検討されている。
すなわち第2図(、)のように、導電性のキャリア板1
の表面にメッキレジスト3を塗布して露光・現像するこ
とによって回路パターン以外の部分を被覆させ、次いで
キャリア板1に通電することによってキャリア板1の表
面に電気メッキで回路M4を形成させる6回路wI4は
第2図(b)のようにメッキレジスト3によって被覆さ
れない部分においてキャリア板1の表面に回路パターン
で形成されることになる0次ぎに第2図(e)のように
キャリア板1に回路層4を保持させた状態で回路層4と
メッキレジスト3とを絶縁基板5に接着させる。
の表面にメッキレジスト3を塗布して露光・現像するこ
とによって回路パターン以外の部分を被覆させ、次いで
キャリア板1に通電することによってキャリア板1の表
面に電気メッキで回路M4を形成させる6回路wI4は
第2図(b)のようにメッキレジスト3によって被覆さ
れない部分においてキャリア板1の表面に回路パターン
で形成されることになる0次ぎに第2図(e)のように
キャリア板1に回路層4を保持させた状態で回路層4と
メッキレジスト3とを絶縁基板5に接着させる。
このとき複数枚のプリプレグを重ねて加熱加圧成形して
積層板として絶縁基板5を作成する場合には、キャリア
板1に保持させた回路層4とメッキレジスト3をこの複
数枚のプリプレグに重ねた状態で加熱加圧成形をおこな
うことによって、絶縁基板5に回路層4とメッキレジス
ト3とを接着させることがで外る。そしてこのように絶
縁基板5に回路層4とメッキレジスト3とを接着させた
のちに、回路層4及びメッキレジスト3からキャリア板
1を剥離することによって、キャリア板1がら絶縁基板
5に転写させた回路層4とメッキレジスト3とを露出さ
せて第2図(d)のような回路板Aとするのである。
積層板として絶縁基板5を作成する場合には、キャリア
板1に保持させた回路層4とメッキレジスト3をこの複
数枚のプリプレグに重ねた状態で加熱加圧成形をおこな
うことによって、絶縁基板5に回路層4とメッキレジス
ト3とを接着させることがで外る。そしてこのように絶
縁基板5に回路層4とメッキレジスト3とを接着させた
のちに、回路層4及びメッキレジスト3からキャリア板
1を剥離することによって、キャリア板1がら絶縁基板
5に転写させた回路層4とメッキレジスト3とを露出さ
せて第2図(d)のような回路板Aとするのである。
このものにあっては、メッキレジスト3は回路層4とと
もに、Ia緑基板5に接着されて転写されることになり
、メッキレジスト3は回路板Aの一部を情成することに
なる。従って7フキレジスト3には回路パターンを形成
する際の現像の解像性等のパターニング性の特性の他に
、絶縁性能など電気特性や電子特性をも必要とされるこ
とになる。
もに、Ia緑基板5に接着されて転写されることになり
、メッキレジスト3は回路板Aの一部を情成することに
なる。従って7フキレジスト3には回路パターンを形成
する際の現像の解像性等のパターニング性の特性の他に
、絶縁性能など電気特性や電子特性をも必要とされるこ
とになる。
しかしこのような多種の性能を満足するメッキレジスト
3を簡単に得ることは難しく、得られたとしても非常に
高価になる。
3を簡単に得ることは難しく、得られたとしても非常に
高価になる。
そこで、第2図(b)のようにキャリア板1に回路N4
を形成したのちに第3図(a)に示すようにキャリア板
1からメッキレジスト3を除去し、この状態で第3図(
b)のように回路層4を絶縁基板5に接着させたのちに
、第3図(e)のようにキャリア板1を剥離して除去す
ることが検討されている。しかし、キャリア板1の表面
から絶縁基板5の表面に回路層4を容易に転写させるた
めに、キャリア板1に対する回路M4の密着力を小さく
してキャリア板1を剥離する際に回路層4の一部がキャ
リア板1に残ってしまうことを防ぐ必要があるが、キャ
リア板1に対する回路N4の密着力を小さくすると絶縁
基板5に転写する際に回路層4がキヤ+77板1の表面
で位置ずれされたりさらには切断されたりするおそれが
あり、特にキャリア板1に保持させた回路層4の表面に
複数枚のプリプレグを重ねた状態で加熱加圧成形をおこ
なうことによって、プリプレグによって形成される絶縁
基板5に回路N4を転写させる場合にはプリプレグの溶
融樹脂の流れで回路RI4の位置ずれや切断が発生し易
く、精度良く回路を形成することが困難になる。
を形成したのちに第3図(a)に示すようにキャリア板
1からメッキレジスト3を除去し、この状態で第3図(
b)のように回路層4を絶縁基板5に接着させたのちに
、第3図(e)のようにキャリア板1を剥離して除去す
ることが検討されている。しかし、キャリア板1の表面
から絶縁基板5の表面に回路層4を容易に転写させるた
めに、キャリア板1に対する回路M4の密着力を小さく
してキャリア板1を剥離する際に回路層4の一部がキャ
リア板1に残ってしまうことを防ぐ必要があるが、キャ
リア板1に対する回路N4の密着力を小さくすると絶縁
基板5に転写する際に回路層4がキヤ+77板1の表面
で位置ずれされたりさらには切断されたりするおそれが
あり、特にキャリア板1に保持させた回路層4の表面に
複数枚のプリプレグを重ねた状態で加熱加圧成形をおこ
なうことによって、プリプレグによって形成される絶縁
基板5に回路N4を転写させる場合にはプリプレグの溶
融樹脂の流れで回路RI4の位置ずれや切断が発生し易
く、精度良く回路を形成することが困難になる。
さらにこのようにキャリア板1がらメッキレジスト3を
除去した状態で場合にはキャリア板1もその露出する部
分が絶縁基板5に接着されることになり、キャリア板1
を剥離することができなくなることもある。
除去した状態で場合にはキャリア板1もその露出する部
分が絶縁基板5に接着されることになり、キャリア板1
を剥離することができなくなることもある。
[発明の目的1
本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、メッ
キレジストとして電気的な性能を要求されるものを用い
る必要がなく、しかも回路形成の精度を低下させること
なくM!!、At基板への回路層と7フキレジストとを
容易に転写させることができる回路板の製造方法を提供
することを目的とするものである。
キレジストとして電気的な性能を要求されるものを用い
る必要がなく、しかも回路形成の精度を低下させること
なくM!!、At基板への回路層と7フキレジストとを
容易に転写させることができる回路板の製造方法を提供
することを目的とするものである。
[発明の開示J
しかして本発明に係る回路板の製造方法は、導電性のキ
ャリア板1の表面に薄い金属層2をメッキによって形成
し、この薄い金属層2の表面を回路パターン以外の部分
においてメッキレジスト3で被覆した後にメッキレジス
ト3で覆われず露出された薄い金属層2の表面に回路N
4をメッキによって形成し、次ぎにメッキレジスト3を
キャリア板1から除去した後に絶縁基板5に回路層4を
薄い金属層2と反対側の面において接着させ、次いで薄
い金属層2からキャリア板1を剥離した後に薄い金属層
2を除去して絶縁基板5の表面において回路層4を露出
させることを特徴とするものであり、キャリア板1の表
面に薄い金属層2を設けたのちにこの表面に回路M4を
形成するようにすると共にメッキレジスト3を除去した
状態で絶縁基板5に回路M4を接着させるようにし、も
って上記目的を達成したものであって、以下本発明を実
施例により詳述する。
ャリア板1の表面に薄い金属層2をメッキによって形成
し、この薄い金属層2の表面を回路パターン以外の部分
においてメッキレジスト3で被覆した後にメッキレジス
ト3で覆われず露出された薄い金属層2の表面に回路N
4をメッキによって形成し、次ぎにメッキレジスト3を
キャリア板1から除去した後に絶縁基板5に回路層4を
薄い金属層2と反対側の面において接着させ、次いで薄
い金属層2からキャリア板1を剥離した後に薄い金属層
2を除去して絶縁基板5の表面において回路層4を露出
させることを特徴とするものであり、キャリア板1の表
面に薄い金属層2を設けたのちにこの表面に回路M4を
形成するようにすると共にメッキレジスト3を除去した
状態で絶縁基板5に回路M4を接着させるようにし、も
って上記目的を達成したものであって、以下本発明を実
施例により詳述する。
斗ヤリア板1は転写用基板として用いられるものであり
、tI4やニッケル、半田等のメッキ金属と密着力の弱
い金属板、例えばステンレスやチタン、アルミニウムな
どの導電性金属板によって形成しである。そしてこのキ
ャリア板1の表面を化学的あるいは機械的に粗面化処理
して第1図(a)に示すように粗面10を形成し、次い
でキャリア板1に通電することによって電気メッキをお
こない、キャリア板1の粗面10に銅やニッケル、半田
等の電気メッキによって薄い金属M2を第1図(b)の
ように析出させて形成する。この薄い金属層2は後述の
回路/14を一体化することができればよいものであっ
て、厚みは0.3〜10μ程度で十分である。このよう
にキャリア板1の表面に薄い金属N2を電気メッキで形
成したのちに、薄い金属層2の表面にメッキレジスト3
を塗布して露光・現像をおこなうパターニング処理をす
ることによって、第1図(e)のように所定パターンの
回路層4を形成すべき以外の部分において薄い金属層2
の表面をメッキレジスト3で被覆する0次ぎにキャリア
板1を介して薄い金属/12に通電することによって電
気メッキをおこない、薄い金属M2の表面に銅やニッケ
ル等の電気メッキによって回路M4を析出させて形成す
る。この回路層4は第1図(d)のようにメッキレジス
ト3によって被覆されず露出された部分において薄い金
属層2の表面に回路パターンで形成されるものである。
、tI4やニッケル、半田等のメッキ金属と密着力の弱
い金属板、例えばステンレスやチタン、アルミニウムな
どの導電性金属板によって形成しである。そしてこのキ
ャリア板1の表面を化学的あるいは機械的に粗面化処理
して第1図(a)に示すように粗面10を形成し、次い
でキャリア板1に通電することによって電気メッキをお
こない、キャリア板1の粗面10に銅やニッケル、半田
等の電気メッキによって薄い金属M2を第1図(b)の
ように析出させて形成する。この薄い金属層2は後述の
回路/14を一体化することができればよいものであっ
て、厚みは0.3〜10μ程度で十分である。このよう
にキャリア板1の表面に薄い金属N2を電気メッキで形
成したのちに、薄い金属層2の表面にメッキレジスト3
を塗布して露光・現像をおこなうパターニング処理をす
ることによって、第1図(e)のように所定パターンの
回路層4を形成すべき以外の部分において薄い金属層2
の表面をメッキレジスト3で被覆する0次ぎにキャリア
板1を介して薄い金属/12に通電することによって電
気メッキをおこない、薄い金属M2の表面に銅やニッケ
ル等の電気メッキによって回路M4を析出させて形成す
る。この回路層4は第1図(d)のようにメッキレジス
ト3によって被覆されず露出された部分において薄い金
属層2の表面に回路パターンで形成されるものである。
このように薄い金属層2に回路M4を形成させたのちに
、薄い金属層2からメッキレジスト3を剥離したり溶剤
に溶解させたりして、第1図(e)のように除去する。
、薄い金属層2からメッキレジスト3を剥離したり溶剤
に溶解させたりして、第1図(e)のように除去する。
このようにキャリア板1に回路層4を形成させてメッキ
レジスト3を除去したのちに、キャリア板1で保持させ
た状態のこの回路層4を絶縁基板5に接着させる。ここ
で、紙やガラス布などの基材にエポキシ樹脂やイミドB
INなどの熱硬化性樹脂を含浸して作成した複数枚のプ
リプレグ11を積層成形して得られる積層板で絶縁基板
5を形成する場合には、第1図(f)に示すように複数
枚のプリプレグ11を重ねると共にこのプリプレグ11
にさらにキャリア板1で保持させた状態の回路層4を重
ね、これを熱盤12間にセットして加熱加圧成形するこ
とによ;て、複数枚のプリプレグ11を積層して絶縁基
板5を形成すると同時に絶縁基板5に回路層4を接着さ
せるようにすることができる。もちろん、絶縁基板5と
して予め形成されたものに回路層4より厚い層で接着剤
を塗布しておいて回路層4を接着させるようにしてもよ
い。このようにして第1図(g)のようにキャリア板1
で保持させた状態の回路層4を絶縁基板5に接着させた
のちに、第1図(h)に示すようにキャリア板1を剥離
して除去する。このとき、薄い金属層2はキャリア板1
との密着力が小さく、薄い金属層2からキャリア板1は
容易に剥離される。
レジスト3を除去したのちに、キャリア板1で保持させ
た状態のこの回路層4を絶縁基板5に接着させる。ここ
で、紙やガラス布などの基材にエポキシ樹脂やイミドB
INなどの熱硬化性樹脂を含浸して作成した複数枚のプ
リプレグ11を積層成形して得られる積層板で絶縁基板
5を形成する場合には、第1図(f)に示すように複数
枚のプリプレグ11を重ねると共にこのプリプレグ11
にさらにキャリア板1で保持させた状態の回路層4を重
ね、これを熱盤12間にセットして加熱加圧成形するこ
とによ;て、複数枚のプリプレグ11を積層して絶縁基
板5を形成すると同時に絶縁基板5に回路層4を接着さ
せるようにすることができる。もちろん、絶縁基板5と
して予め形成されたものに回路層4より厚い層で接着剤
を塗布しておいて回路層4を接着させるようにしてもよ
い。このようにして第1図(g)のようにキャリア板1
で保持させた状態の回路層4を絶縁基板5に接着させた
のちに、第1図(h)に示すようにキャリア板1を剥離
して除去する。このとき、薄い金属層2はキャリア板1
との密着力が小さく、薄い金属層2からキャリア板1は
容易に剥離される。
すなわち、絶縁基板5に対する回路Nj 4のffi着
力よりもキャリア板1に対する薄いJk属異層の密着力
を小さく形成することによって、回路N4の一部が絶縁
基板5の表面に残らずに剥がれてしまうようなおそれな
くキャリア板1を剥離させることができるのである。特
に、キャリア板1は薄い金属層2の存在によって絶縁基
板5に直接接着されているようなことがなく、キャリア
板1の剥離は容易におこうなことができる。またこのよ
うにキャリア板1の剥離が容易におこなえるようにキャ
リア板1と薄い金属板2との密着力を小さくしても、薄
い金属層2に対する回路/14の密着力は高くす ゛る
ことができ、回路層4の形成位置を薄い金属層2によっ
て保持させた状態で絶縁基板5に回路層4を転写させる
ことができるものであり、絶縁基板5に回路層4を転写
する際にキャリア板1の表面で回路層4が位置ずれたり
切断されたりするおそれはない、vfにプリプレグ11
を加熱加圧成形する際に同時にプリプレグ11によって
形成される絶縁基板5に回路M4を転写させるようにし
た場合において、樹脂の流れなどが回路層4に作用して
も回路層4の位置ずれや切断が発生するおそれはなく、
精度の良い回路形成をすることができる。
力よりもキャリア板1に対する薄いJk属異層の密着力
を小さく形成することによって、回路N4の一部が絶縁
基板5の表面に残らずに剥がれてしまうようなおそれな
くキャリア板1を剥離させることができるのである。特
に、キャリア板1は薄い金属層2の存在によって絶縁基
板5に直接接着されているようなことがなく、キャリア
板1の剥離は容易におこうなことができる。またこのよ
うにキャリア板1の剥離が容易におこなえるようにキャ
リア板1と薄い金属板2との密着力を小さくしても、薄
い金属層2に対する回路/14の密着力は高くす ゛る
ことができ、回路層4の形成位置を薄い金属層2によっ
て保持させた状態で絶縁基板5に回路層4を転写させる
ことができるものであり、絶縁基板5に回路層4を転写
する際にキャリア板1の表面で回路層4が位置ずれたり
切断されたりするおそれはない、vfにプリプレグ11
を加熱加圧成形する際に同時にプリプレグ11によって
形成される絶縁基板5に回路M4を転写させるようにし
た場合において、樹脂の流れなどが回路層4に作用して
も回路層4の位置ずれや切断が発生するおそれはなく、
精度の良い回路形成をすることができる。
そして、化学的なエツチングや機械的な研削などを施し
て薄い金属層2を除去することによって、第1図(i)
のようにメッキレジスト3や回路層4を露出させ、キャ
リア板1から転写させた状態で絶縁基板5の表面に回路
層4を設けた回路板Aを得ることがで終る。このとき、
回路M4は絶縁基板5の表面と面一に露出する状態で絶
縁基板5に設けられることになる。またメッキレジスト
3はキャリア板1から予め除去されているために絶縁基
板5に転写されるようなことはなく、メッキレジスト3
としては回路層4のパターンを形成するための露光・現
像の際の解像性等のパターニング性だけを満足するもの
であればよ(、メッキレジスト3が回路板Aの一部を構
成することになる場合のように電気的な特性や電子的な
特性を要求されることはない、従ってパターニング性の
みを重視したメッキレジスト3を用いてアスペクト比の
高い微細回路を形成することが可能になる。
て薄い金属層2を除去することによって、第1図(i)
のようにメッキレジスト3や回路層4を露出させ、キャ
リア板1から転写させた状態で絶縁基板5の表面に回路
層4を設けた回路板Aを得ることがで終る。このとき、
回路M4は絶縁基板5の表面と面一に露出する状態で絶
縁基板5に設けられることになる。またメッキレジスト
3はキャリア板1から予め除去されているために絶縁基
板5に転写されるようなことはなく、メッキレジスト3
としては回路層4のパターンを形成するための露光・現
像の際の解像性等のパターニング性だけを満足するもの
であればよ(、メッキレジスト3が回路板Aの一部を構
成することになる場合のように電気的な特性や電子的な
特性を要求されることはない、従ってパターニング性の
みを重視したメッキレジスト3を用いてアスペクト比の
高い微細回路を形成することが可能になる。
[発明の効果1
上述のように本発明にあっては、導電性のキャリア板の
表面に薄い金属層をメッキによって形成し、この薄い金
属層の表面にメッキレジストを設けた後にメッキレジス
トで覆われず露出された薄い金属層の表面に回路層をメ
ッキによって形成し、次ぎに絶縁基板に回路層を薄い金
属層と反対側の面において接着させ、次いで薄い金属層
からキャリア板を剥離した後に薄い金属層を除去して絶
縁基板の表面において回路層を露出させるようにしたの
で、キャリア板に対する薄い金属層の密着力を小さく形
成することによってキャリア板の剥離を容易にして絶縁
基板への回路層の転写を容易におこなえるようにするこ
とができ、またこのようにキャリア板の剥離を容易にす
るためにキャリア板と薄い金属層との密着力を小さくし
ても、薄い金属層に対する回路層の密着力を高くしてお
くことで、回路層を薄い金属層によって保持させた状態
で絶縁基板に回路層を転写させることがでさるものであ
り、絶縁基板に転写する際に回路層が位置ずれされたり
切断されたりするおそれなく精度の良い回路形成をする
ことができるものである。
表面に薄い金属層をメッキによって形成し、この薄い金
属層の表面にメッキレジストを設けた後にメッキレジス
トで覆われず露出された薄い金属層の表面に回路層をメ
ッキによって形成し、次ぎに絶縁基板に回路層を薄い金
属層と反対側の面において接着させ、次いで薄い金属層
からキャリア板を剥離した後に薄い金属層を除去して絶
縁基板の表面において回路層を露出させるようにしたの
で、キャリア板に対する薄い金属層の密着力を小さく形
成することによってキャリア板の剥離を容易にして絶縁
基板への回路層の転写を容易におこなえるようにするこ
とができ、またこのようにキャリア板の剥離を容易にす
るためにキャリア板と薄い金属層との密着力を小さくし
ても、薄い金属層に対する回路層の密着力を高くしてお
くことで、回路層を薄い金属層によって保持させた状態
で絶縁基板に回路層を転写させることがでさるものであ
り、絶縁基板に転写する際に回路層が位置ずれされたり
切断されたりするおそれなく精度の良い回路形成をする
ことができるものである。
また、メッキレジストをキャリア板から除去した後に絶
縁基板に回路層を接着させるようにしたので、メッキレ
ジストが絶縁基板に転写されるようなことはなく、メッ
キレジストとしてパターニング性以外の電気的な特性な
どを有するものを用いるような必要はないものである。
縁基板に回路層を接着させるようにしたので、メッキレ
ジストが絶縁基板に転写されるようなことはなく、メッ
キレジストとしてパターニング性以外の電気的な特性な
どを有するものを用いるような必要はないものである。
第1図(a)乃至(i)は本発明の一実施例の各工程部
分の断面図、第2図(a)乃至(d)は従来例の各工程
部分の断面図、第3図(a)乃至(e)は他の従来例の
各工程部分の断面図である。 1はキャリア板、2は薄い金属板、3はメッキレジスト
、4は回路層、5は絶縁基板である。
分の断面図、第2図(a)乃至(d)は従来例の各工程
部分の断面図、第3図(a)乃至(e)は他の従来例の
各工程部分の断面図である。 1はキャリア板、2は薄い金属板、3はメッキレジスト
、4は回路層、5は絶縁基板である。
Claims (1)
- (1)導電性のキャリア板の表面に薄い金属層をメッキ
によって形成し、この薄い金属層の表面を回路パターン
以外の部分においてメッキレジストで被覆した後にメッ
キレジストで覆われず露出された薄い金属層の表面に回
路層をメッキによって形成し、次ぎにメッキレジストを
キャリア板から除去した後に絶縁基板に回路層を薄い金
属層と反対側の面において接着させ、次いで薄い金属層
からキャリア板を剥離した後に薄い金属層を除去して絶
縁基板の表面において回路層を露出させることを特徴と
する回路板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21627886A JPS6372192A (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 | 回路板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21627886A JPS6372192A (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 | 回路板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6372192A true JPS6372192A (ja) | 1988-04-01 |
Family
ID=16686028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21627886A Pending JPS6372192A (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 | 回路板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6372192A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002076577A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-03-15 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びその製造方法 |
JP2002076578A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びその製造方法 |
JP2002094220A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-29 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びその製造方法 |
JP2010157605A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 回路基板及び回路基板の製造方法 |
-
1986
- 1986-09-13 JP JP21627886A patent/JPS6372192A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002076577A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-03-15 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びその製造方法 |
JP4742409B2 (ja) * | 2000-08-23 | 2011-08-10 | イビデン株式会社 | プリント配線板の製造方法 |
JP2002076578A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びその製造方法 |
JP4691763B2 (ja) * | 2000-08-25 | 2011-06-01 | イビデン株式会社 | プリント配線板の製造方法 |
JP2002094220A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-29 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びその製造方法 |
JP4691765B2 (ja) * | 2000-09-11 | 2011-06-01 | イビデン株式会社 | プリント配線板の製造方法 |
JP2010157605A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 回路基板及び回路基板の製造方法 |
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