JP2002075929A - 研磨使用済み液の再生方法 - Google Patents

研磨使用済み液の再生方法

Info

Publication number
JP2002075929A
JP2002075929A JP2000253669A JP2000253669A JP2002075929A JP 2002075929 A JP2002075929 A JP 2002075929A JP 2000253669 A JP2000253669 A JP 2000253669A JP 2000253669 A JP2000253669 A JP 2000253669A JP 2002075929 A JP2002075929 A JP 2002075929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
silica
concentration
liquid
regenerating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000253669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4585100B2 (ja
Inventor
Kuniaki Maejima
邦明 前島
Shinsuke Miyabe
慎介 宮部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemical Industrial Co Ltd filed Critical Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Priority to JP2000253669A priority Critical patent/JP4585100B2/ja
Publication of JP2002075929A publication Critical patent/JP2002075929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4585100B2 publication Critical patent/JP4585100B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境への負荷を最小限に抑制することができ
るとともにコスト的に有利に研磨特性を良好に再生する
ことのできる研磨使用済み液の再生方法を提供するこ
と。 【解決手段】 研磨使用済み液を濾過して化学機械研磨
工程で混入した粒子を除去する第1工程と、前記第1工
程で生じた濾過液を限外濾過してコロイダルシリカの濃
度を再使用に必要な濃度以上に濃縮する第2工程と、前
記第2工程で得られた濃縮液の濃度を維持したまま純水
を加えながら限外濾過を続け液中の溶解シリカ濃度と溶
解金属濃度を使用前のレベルまで下げる第3工程と、損
失した組成成分を前記第3工程で得られた濾過液に追加
して研磨使用前の組成に戻す第4工程とを有する研磨使
用済み液の再生方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コロイダルシリカ
を主成分とする研磨材により半導体基板あるいはその上
に形成された被膜を化学機械研磨した後に生じる研磨使
用済み液(通常スラリーと呼称されているが本明細書で
は「液」と記載する)の再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より化学機械研磨におけるコロイダ
ルシリカやパッド等の消耗品の費用が高く問題となって
おり、この対策がいくつも提案されている。例えば、特
開平8−115892号公報には、半導体基板の研磨に
使用したコロイダルシリカをまず精密濾過して濃縮液側
に粗大不純物を濃縮して除去し、続いて透過液を限外濾
過する研磨剤粒子の回収方法が記載されている。また、
特開平11−121408号公報には、半導体基板の研
磨に使用した廃液を全量濾過して不純物を除去し、続い
て膜分離装置により研磨剤を含む濃縮液と透過液に分離
し、透過液を逆浸透装置により濃縮し、最後に前記膜分
離装置により得られた濃縮液と逆浸透により得られた濃
縮液とを混合する研磨剤スラリ回収装置が記載されてい
る。さらに特開平11−277380号公報には、研磨
使用済み液からイオン交換法でイオン成分を除去したの
ち限外濾過でコロイダルシリカを濃縮し回収し、新たに
イオン成分を添加し再利用する方法が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−115892号公報に記載の回収方法は、シリカを
再使用濃度まで濃縮することはできるが、液中の溶解金
属の濃度は低くなっていないので、再使用を繰り返すと
液中の溶解金属濃度が上昇してしまい、安定した研磨特
性を維持できないという欠点がある。また、特開平11
−121408号公報に記載の回収装置は、廃棄物が最
少となり資源の有効利用には良いが、溶解金属濃度が上
昇することを配慮していないし、逆浸透膜の使用は処理
能力的に実用に限界がある。また、特開平11−277
380号公報の研磨使用済み液からイオン交換法でイオ
ン成分を除去する方法は、純度良くシリカ成分を回収で
きる点で優れてはいるが、酸性液はカチオン交換が進ま
ないため、酸性の使用済み液には適用できないこと、O
H以外のアニオン成分を含有する研磨使用済み液ではカ
チオン交換すると液性が強酸性になり酸性液と同様カチ
オン交換が進まないこと、とくに炭酸イオンを含有する
使用済み液では、カチオン交換すると液性が酸性になっ
た結果炭酸ガスが発生しカチオン交換塔内が泡だらけに
なることなど、実用的には問題が多すぎる。
【0004】さらに、従来の提案には、溶解シリカ(低
分子量のシリカ)濃度を下げることに注意が払われてい
ない。特に特開平11−121408号公報に記載の装
置では、溶解シリカを積極的に再使用系内に取り込んで
いる。化学機械研磨は、珪素あるいは二酸化珪素をアル
カリ剤でエッチングし、シリカ粒子で被研磨物表面をこ
そぎ取っていくものであるから、1回研磨を行うと研磨
液の溶解シリカ濃度は飽和に近くなっている。なお、溶
解シリカ濃度が上昇すると研磨速度が下がるので、アル
カリ剤を追加して再使用する。これを繰り返すと再使用
系内のアルカリ剤が際限なく増え、コロイドが凝集をお
こし、パッドの目詰まり、スクラッチの発生につなが
る。現場では、洗浄水などの混入で研磨使用済み液は希
釈され、新しいコロイダルシリカが追加されて、再使用
系にある程度のバランスができている。ただし、現在よ
りも排水量を減らし、コロイダルシリカの使用量を減ら
そうとすれば、バランスが崩れる。
【0005】したがって本発明の目的は、環境への負荷
を最小限に抑制することができるとともにコスト的に有
利に研磨特性を良好に再生することのできる研磨使用済
み液の再生方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、コロイダルシ
リカを主成分とする研磨材により半導体基板あるいはそ
の上に形成された被膜を化学機械研磨した後に生じる研
磨使用済み液の再生方法において、研磨使用済み液を濾
過して化学機械研磨工程で混入した粒子を除去する第1
工程と、前記第1工程で生じた濾過液を限外濾過してコ
ロイダルシリカの濃度を再使用に必要な濃度以上に濃縮
する第2工程と、前記第2工程で得られた濃縮液の濃度
を維持したまま純水を加えながら限外濾過を続け液中の
溶解シリカ濃度と溶解金属濃度を下げる第3工程と、損
失した組成成分を前記第3工程で得られた濾過液に追加
して研磨使用前の組成に戻す第4工程とを有する研磨使
用済み液の再生方法を提供するものである。また本発明
は、第3工程および/または第4工程において、溶解金
属のキレート化剤を添加することを特徴とする前記の研
磨使用済み液の再生方法を提供するものである。また本
発明は、第3工程および/または第4工程において、溶
解金属の酸化剤を添加することを特徴とする前記の研磨
使用済み液の再生方法を提供するものである。また本発
明は、第4工程後のコロイダルシリカにおけるシリカの
粒子径を5〜150nmとし、なおかつシリカの濃度を3〜60
重量%に調整することを特徴とする前記の研磨使用済み
液の再生方法を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明により再生される研磨使用
済み液は、コロイダルシリカを主成分とする研磨材によ
り半導体基板あるいはその上に形成された被膜を化学機
械研磨した後に生じる廃液である。研磨対象物の具体例
としては、IC、LSI等の半導体素子を構成するシリ
コンウエハ、この上に形成される多層配線用層間絶縁
膜、トレンチ素子分離用の埋め込み酸化膜、平坦埋め込
み配線用メタル膜などが挙げられ、これらの化学機械研
磨を行うと前記研磨使用済み液が生じる。研磨使用済み
液は、使用前の成分の他に、研磨対象物の溶解したイオ
ン種や溶解シリカ、パッドの磨耗物、洗浄に使った純水
などが混入している。
【0008】本発明でいう研磨材とは、コロイダルシリ
カを主成分とする、通常研磨スラリー、CMPスラリー
と呼ばれるものである。また本発明のいうコロイダルシ
リカとは、水ガラスを原料として製造される「シリカゾ
ル」だけでなく、エチルシリケートなどのアルコキシド
を原料として製造される不純物の少ない製品や、四塩化
珪素等を原料にした気相法シリカ(ヒュームドシリカ)
と呼ばれる微粉末シリカを水性媒体に分散した製品な
ど、微細なシリカがコロイド状に水性媒体に分散した製
品全般を示す。
【0009】本発明における第1工程は、研磨使用済み
液を濾過して化学機械研磨工程で混入した粒子を除去す
る工程である。第1工程では、研磨使用済み液を全量濾
過して化学機械研磨工程で混入した粒子を除去するのが
よい。ここで用いる濾過器としては、コロイダルシリカ
のシリカ粒子径よりも十分に大きな1〜10μ程度の目
開きの濾過器が挙げられる。一般にディプス濾過と言わ
れる濾過器が好適に使用できる。この種の濾過器として
は、ポリプロピレン等の材質の糸を筒状に巻いた「糸巻
きフィルター」が代表的であるが、不織布状のものや、
スポンジ状のもの、板状のもの、布状のものなど材質や
形状は特に限定するものではなく、適宜選択することが
できる。
【0010】本発明のおける第2工程は、前記第1工程
で生じた濾過液を限外濾過してコロイダルシリカの濃度
を再使用に必要な濃度以上に濃縮する工程である。ここ
で用いる濾過器としては、コロイダルシリカのシリカ粒
子径よりも小さな1〜5nm程度の目開きの限外濾過器
を用いることができる。一般に限外濾過膜が適用される
分離は対象粒子が1nmから数ミクロンであるが、溶解し
た高分子物質をも対象とするため、ナノメータ域では濾
過精度を分画分子量で表現している。本発明では、分画
分子量15000以下の限外濾過膜を使用するのがよ
い。この範囲の膜を使用すると5nm以上の粒子を分離す
ることができる。さらに好ましくは分画分子量3000
〜15000の限外濾過膜を使用する。3000未満の
膜では濾過抵抗が大きすぎて処理時間が長くなり不経済
であり、20000以上では、目詰まりが多くなり連続
運転がしにくい。膜の材質はポリスルホン、ポリアクリ
ルニトリル、燒結金属、セラミック、カーボンなどがあ
り、いずれも使用できるが、耐熱性や濾過速度などから
ポリスルホン製が使用しやすい。膜の形状はスパイラル
型、チューブラー型、中空糸型などがあり、どれでも使
用できるが、中空糸型がコンパクトで使用しやすい。
【0011】本発明における第3工程は、前記第2工程
で得られた濃縮液の濃度を維持したまま純水を加えなが
ら限外濾過を続け液中の溶解シリカ濃度と溶解金属濃度
を、例えば使用前のレベルまで下げる工程である。この
第3工程によれば、使用する水の量を最小限にすること
ができる。
【0012】溶解シリカ濃度の測定は、公知の測定方法
を採用することができる。例えば、シリカ濃度が%オー
ダーのときはKF添加滴定法(A.M.Lowson Anal.Chem.,
27,1810 (1955)に記載)が簡便であり、ppmオーダー
のときはICP(高周波誘導結合プラズマ)法が簡便で
あり、いずれの方法も好適に汎用されている。
【0013】本発明における第4工程は、損失した組成
成分を前記第3工程で得られた濾過液に追加して研磨使
用前の組成に戻す工程である。この第4工程では、例え
ばコロイダルシリカ、pH調節剤や各種電解質等が添加
される。
【0014】なお、コロイダルシリカのシリカ粒子表面
は活性が高く、多価金属イオンは吸着され除去しにくく
なっていることがある。このような場合には溶解金属の
キレート剤および/または酸化剤を添加するのが好まし
い。
【0015】本発明で使用されるキレート化剤として
は、金属の多座配位子として結合するものであれば、本
発明の効果を損なわない限り、任意のものを用いること
ができるが、(1)エチレンジアミン四酢酸塩、(2)
ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩、(3)ジ
ヒドロキシエチルエチレンジアミン二酢酸塩、(4)ジ
エチレントリアミン五酢酸塩、(5)トリエチレンテト
ラミン六酢酸塩、(6)ヒドロキシエチルイミノ二酢酸
塩、および(7)グルコン酸塩、から選ばれることが好
ましい。具体的には、(1)エチレンジアミン四酢酸二
ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム、エ
チレンジアミン四酢酸四ナトリウム、エチレンジアミン
四酢酸二アンモニウム、エチレンジアミン四酢酸三アン
モニウム、エチレンジアミン四酢酸四アンモニウム、
(2)ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸三ナト
リウム、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸三ア
ンモニウム、(3)ジヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン二酢酸二ナトリウム、ジヒドロキシエチルエチレンジ
アミン二酢酸二アンモニウム、(4)ジエチレントリア
ミン五酢酸五ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸
五アンモニウム、ジエチレントリアミン五酢酸二ナトリ
ウム鉄、ジエチレントリアミン五酢酸二アンモニウム
鉄、(5)トリエチレンテトラミン六酢酸六ナトリウ
ム、トリエチレンテトラミン六酢酸六アンモニウム、
(6)ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二ナトリウム、ヒ
ドロキシエチルイミノ二酢酸二アンモニウム、(7)グ
ルコン酸ナトリウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸
カルシウム、およびグルコン酸−6−リン酸三ナトリウ
ム、等が挙げられる。また、グリシンやサリチル酸も好
適である。これらのキレート化剤は、結晶水を含むもの
であっても、無水物であってもよい。また、これらのキ
レート化剤は、2種類以上を併用することができ、その
場合、任意の割合で併用することができる。
【0016】本発明で使用されるキレート化剤の量は、
研磨使用済み液に含まれる金属不純物の量をもとにして
決めることができる。なお、キレート化剤の量は、キレ
ート化剤の種類、研磨使用済み液の品質によって異なる
が、例えば溶解金属のうちAlを除去するか否かによっ
ても使用量は大変異なる。例えば、研磨対象物がシリコ
ン基板である場合、Alの除去を考慮しないとキレート
化剤はシリカ1kgに対して5mg当量、Alの除去を考慮す
るとキレート化剤はシリカ1kgに対して20mg当量が最小
量である。また、研磨対象物が金属を含む場合、キレー
ト化剤の使用量は溶解金属の量の5倍当量以下を目安に
するのがよい。なお、pHによってキレート形成の平衡
定数は格段に異なるのでこの量を超えて大過剰に添加す
ることに制限はない。
【0017】本発明で使用される酸化剤としては、とく
に制限されないが、例えば過酸化水素が高純度品で入手
しやすい点から好適であるが、過マンガン酸類、硝酸
類、酸素酸類など一般的に酸化作用を有する物質を使用
形態に合わせて適宜選択することができる。また酸化剤
の使用量も、研磨使用済み液に含まれる金属不純物の量
をもとにして決めることができる。研磨対象物がシリコ
ン基板である場合、酸化剤の使用量は、おおむねシリカ
1kgに対して0.5mg当量〜10mg当量であるが、研磨対象物
が金属を含む場合、溶解金属の量の5倍当量までを目安
とする。
【0018】なお、酸化剤とキレート剤を併用するとZ
nやCrの除去効率が高くなるので好適である。したが
って、溶解金属の種類に応じて併用するのが好ましい。
また、キレート化剤および/または酸化剤は第4工程で
添加することもできる。それらは次の再生時の第3工程
で金属不純物除去の作用をする。
【0019】第4工程後に得られる再生研磨使用済み液
におけるシリカの粒子径は5〜150nmとなるように調整す
るのが好ましい。粒子の分散状態はは単分散でもよい
し、2次凝集があってもよく、用途に応じて使い分ける
ことができる。さらに粒子の形状も、真球状、非球形状
等、用途に応じて使い分けることができる。さらに、シ
リカ濃度は、3〜60重量%となるように濃縮調整するの
が好ましい。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。 実施例1 シリカ濃度3重量%のコロイダルシリカを主成分とする
研磨材を、100L循環使用してベアシリコンを8時間
研磨したときの例を示す。循環液は連続的にpH測定を
行い、pHが使用前の研磨材の10.3を保つようにN
aOHを添加した。下記表1のサンプル1およびサンプ
ル2に、使用前の研磨材および使用後の研磨使用済み液
の組成をそれぞれ示した。表1からもわかるように研磨
使用済み液は洗浄水等が入って約200Lになってお
り、コロイドのシリカは希釈されているが、pH調節の
ためアルカリ濃度は高くなり、結果として溶解シリカの
濃度が高くなっている。この研磨使用済み液を下記の第
1工程ないし第4工程により再生に施した。 (第1工程) 循環液タンクより研磨使用済み液をポン
プで再生用タンクに圧送し、そのラインの途中には目開
き1μの「糸巻きフィルター」を組み込み、全量濾過を
行い、全量濾過液を得た。 (第2工程) 第1工程をおわった全量濾過液を、分画
分子量6000の旭化成工業(株)製限外濾過モジュー
ル・マイクローザAIV−5010を使用して循環式濾
過で90Lまで濃縮し、濃縮液を得た。シリカ濃度は比
重測定により約3重量%と測定ができた。 (第3工程) 純水を添加することで液面レベルを一定
に保ちつつ前記第2工程の循環式限外濾過を継続し、純
水の添加量が60Lとなったところで濾過を停止し、精
製液を得た。 (第4工程) 第3工程で得た精製液を攪拌しながらN
aOHを添加しpHを10.3とし、再生液を得た。 下記表1のサンプル3〜サンプル5に、第2工程〜第4
工程で得られた液体のの成分組成をそれぞれ示した。こ
のようにして使用前液と同成分の再生液を得ることがで
きた。
【0021】
【表1】
【0022】実施例2 平均粒子径80nmでシリカ濃度10重量%のコロイダ
ルシリカ20kgに、30gのエチレンジアミン四酢酸
二カリウム(EDTA−2K)を加えて溶解し、さらに
PHが10.5となるまでKOHを加えて研磨材を作成
した。このコロイダルシリカを主成分とする研磨材は、
Cu、Zn、Crの含有率がそれぞれ20ppb、12pp
b、150ppbであった。純水に所定濃度のCu、Zn、
Cr塩を溶解した液を調製し、この液20kgを前記研
磨材に混合し、40kgの模擬研磨使用済み液を作成し
た。模擬研磨使用済み液はシリカ濃度5重量%、Cu、
Zn、Crの含有率がそれぞれ50ppb、30ppb、40
0ppbであった。この模擬研磨使用済み液を下記の第1
工程ないし第4工程により再生に施した。 (第1工程) 模擬使用済み液を調製に用いたタンクよ
りポンプで再生用タンクに圧送し、そのラインの途中に
は目開き1μの「糸巻きフィルター」を組み込み、全量
濾過を行い、全量濾過液を得た。 (第2工程) 第1工程をおわった全量濾過液を、分画
分子量10000の旭化成工業(株)製限外濾過モジュ
ール・マイクローザSLP−2053を使用して循環式
濾過で19kgまで濃縮し、濃縮液を得た。シリカ濃度
は比重測定により約10重量%と測定ができた。 (第3工程) 純水を添加することで液面レベルを一定
に保ちつつ前記第2工程の循環式限外濾過を継続し、純
水の添加量が10kgとなったところで濾過を停止し、
精製液を得た。 (第4工程) 第3工程で得た精製液を攪拌しながら3
0gのエチレンジアミン四酢酸二カリウム(EDTA−
2K)を加えて溶解し、さらにpHが10.5となるま
でKOHを添加し、再生液を得た。 下記表2に、研磨材、模擬研磨使用済み液、第2工程〜
第4工程で得られた液体のの成分組成をそれぞれ示し
た。このようにして使用前液と同成分の再生液を得るこ
とができた。
【0023】
【表2】
【0024】実施例3 BET法平均1次粒子径30nmの高純度ヒュームドシ
リカ400gを1600gの純水に分散し、レーザー法
平均2次粒子径125nmの高純度シリカ液を作成し
た。これに5.0gのエチレンジアミン四酢酸(EDT
A)を加えて溶解し、3.5%過酸化水素水2gを添加
混合し、全量が2500gとなるよう純水を加えて希釈
し、さらにpHが1.8となるよう60%HNO3を加
えてシリカ濃度16重量%の研磨材を作成した。このコ
ロイダルシリカを主成分とする研磨材は、Cu、Ni、
Feの含有率がそれぞれ10ppb、20ppb、100ppb
であった。純水に所定濃度のCu、Ni、Fe塩を溶解
した液を調製し、この液2500gを前記研磨材に混合
し、5000gの模擬研磨使用済み液を作成した。模擬
研磨使用済み液はシリカ濃度8%、Cu、Ni、Feの
含有率がそれぞれ5000ppb、5000ppb、5050
ppbであったこの模擬研磨使用済み液を下記の第1工程
ないし第4工程により再生に施した。 (第1工程) 模擬使用済み液を調製に用いたタンクよ
りポンプで再生用タンクに圧送し、そのラインの途中に
は目開き1μの「糸巻きフィルター」を組み込み、全量
濾過を行い、全量濾過液を得た。 (第2工程) 第1工程をおわった全量濾過液を、分画
分子量6000の旭化成工業(株)製限外濾過モジュー
ル・マイクローザSIP−1013を使用して循環式濾
過で2000gまで濃縮し、濃縮液を得た。シリカ濃度
は比重測定により約20重量%と測定ができた。 (第3工程) 純水を添加することで液面レベルを一定
に保ちつつ循環式限外濾過を継続し、純水の添加量が1
1kgとなったところで濾過を停止し、精製液を得た。 (第4工程) 第3工程で得た精製液を攪拌しながら
5.0gのエチレンジアミン四酢酸(EDTA)を加え
て溶解し、3.5%過酸化水素水2gを添加混合し、全
量が2500gとなるよう純水を加えて希釈し、さらに
pHが1.8となるよう60%HNO3を加えてシリカ
濃度16重量%の再生液を得た。 下記表3に、研磨材、模擬研磨使用済み液、第2工程〜
第4工程で得られた液体のの成分組成をそれぞれ示し
た。このようにして使用前液と同成分の再生液を得るこ
とができた。
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、環境への負荷を最小限
に抑制することができるとともにコスト的に有利に研磨
特性を良好に再生することのできる研磨使用済み液の再
生方法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 9/00 502 C02F 9/00 502D 502G 502J 502R 503 503G 504 504E Fターム(参考) 3C047 FF08 GG13 GG15 GG17 4D006 GA06 KA02 KA72 KB11 KB14 KD01 KD03 KD27 MA01 MA02 MA04 MC02 MC03 MC05 MC39 MC62 PA04 PB08 PB23 PC01 4D050 AA08 AB54 AB58 BB08 BB09 BB11 BD06 CA08 CA09 CA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コロイダルシリカを主成分とする研磨材
    により半導体基板あるいはその上に形成された被膜を化
    学機械研磨した後に生じる研磨使用済み液の再生方法に
    おいて、 研磨使用済み液を濾過して化学機械研磨工程で混入した
    粒子を除去する第1工程と、前記第1工程で生じた濾過
    液を限外濾過してコロイダルシリカの濃度を再使用に必
    要な濃度以上に濃縮する第2工程と、前記第2工程で得
    られた濃縮液の濃度を維持したまま純水を加えながら限
    外濾過を続け液中の溶解シリカ濃度と溶解金属濃度を下
    げる第3工程と、損失した組成成分を前記第3工程で得
    られた濾過液に追加して研磨使用前の組成に戻す第4工
    程とを有する研磨使用済み液の再生方法。
  2. 【請求項2】 第3工程および/または第4工程におい
    て、溶解金属のキレート化剤を添加することを特徴とす
    る請求項1に記載の研磨使用済み液の再生方法。
  3. 【請求項3】 第3工程および/または第4工程におい
    て、溶解金属の酸化剤を添加することを特徴とする請求
    項1または2に記載の研磨使用済み液の再生方法。
  4. 【請求項4】 第4工程後のコロイダルシリカにおける
    シリカの粒子径を5〜150nmとし、なおかつシリカの濃度
    を3〜60重量%に調整することを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載の研磨使用済み液の再生方
    法。
JP2000253669A 2000-08-24 2000-08-24 研磨使用済み液の再生方法 Expired - Lifetime JP4585100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000253669A JP4585100B2 (ja) 2000-08-24 2000-08-24 研磨使用済み液の再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000253669A JP4585100B2 (ja) 2000-08-24 2000-08-24 研磨使用済み液の再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002075929A true JP2002075929A (ja) 2002-03-15
JP4585100B2 JP4585100B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=18742725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000253669A Expired - Lifetime JP4585100B2 (ja) 2000-08-24 2000-08-24 研磨使用済み液の再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4585100B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6852009B2 (en) 2001-02-02 2005-02-08 Fujimi Incorporated Polishing composition and polishing method employing it
JP2006086144A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Nippon Chem Ind Co Ltd 半導体ウェーハの研磨装置及びこれを用いた研磨方法
JP2006136996A (ja) * 2004-10-12 2006-06-01 Kao Corp 研磨液組成物の製造方法
WO2006126432A1 (ja) * 2005-05-27 2006-11-30 Nissan Chemical Industries, Ltd. シリコンウェハー用研磨組成物
JP2007235134A (ja) * 2006-02-24 2007-09-13 Hc Starck Gmbh & Co Kg ポリッシング剤
WO2008093450A1 (ja) * 2007-01-31 2008-08-07 Nitta Haas Incorporated 研磨組成物用添加剤
JP2009054629A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sumco Techxiv株式会社 研磨用スラリーのリサイクル方法
JP2010501349A (ja) * 2006-08-25 2010-01-21 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 基板研磨液のユースポイント処理のための方法及びシステム
JP2010167551A (ja) * 2008-12-26 2010-08-05 Nomura Micro Sci Co Ltd 使用済みスラリーの再生方法
JP2010253393A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Nomura Micro Sci Co Ltd 排スラリー中の有用固形成分の回収方法
WO2012114395A1 (ja) * 2011-02-25 2012-08-30 野村マイクロ・サイエンス株式会社 研磨剤の回収方法および研磨剤の回収装置
JP2019140324A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 エムティアール株式会社 膜フィルター用アダプターおよびcmpスラリー再生装置
WO2023163169A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 日産化学株式会社 限外ろ過法によるシリカゾルの濃縮方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08115892A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Kurita Water Ind Ltd 研磨剤粒子の回収方法
JPH1036819A (ja) * 1996-07-26 1998-02-10 Nissan Chem Ind Ltd アルミニウムディスクの研磨用組成物
JP2002016027A (ja) * 2000-06-27 2002-01-18 Kurita Water Ind Ltd 研磨材の回収装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08115892A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Kurita Water Ind Ltd 研磨剤粒子の回収方法
JPH1036819A (ja) * 1996-07-26 1998-02-10 Nissan Chem Ind Ltd アルミニウムディスクの研磨用組成物
JP2002016027A (ja) * 2000-06-27 2002-01-18 Kurita Water Ind Ltd 研磨材の回収装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6852009B2 (en) 2001-02-02 2005-02-08 Fujimi Incorporated Polishing composition and polishing method employing it
JP2006086144A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Nippon Chem Ind Co Ltd 半導体ウェーハの研磨装置及びこれを用いた研磨方法
JP4551167B2 (ja) * 2004-09-14 2010-09-22 日本化学工業株式会社 半導体ウェーハの研磨装置及びこれを用いた研磨方法
JP2006136996A (ja) * 2004-10-12 2006-06-01 Kao Corp 研磨液組成物の製造方法
WO2006126432A1 (ja) * 2005-05-27 2006-11-30 Nissan Chemical Industries, Ltd. シリコンウェハー用研磨組成物
JP2007235134A (ja) * 2006-02-24 2007-09-13 Hc Starck Gmbh & Co Kg ポリッシング剤
JP2010501349A (ja) * 2006-08-25 2010-01-21 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 基板研磨液のユースポイント処理のための方法及びシステム
WO2008093450A1 (ja) * 2007-01-31 2008-08-07 Nitta Haas Incorporated 研磨組成物用添加剤
KR101390166B1 (ko) * 2007-01-31 2014-04-29 닛타 하스 가부시키가이샤 연마조성물용 첨가제
CN104531063A (zh) * 2007-01-31 2015-04-22 霓达哈斯股份有限公司 研磨组合物用添加剂
JP2008192656A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Nitta Haas Inc 研磨組成物用添加剤
US8420539B2 (en) 2007-01-31 2013-04-16 Nitta Haas Incorporated Additive for polishing composition
US8308972B2 (en) 2007-01-31 2012-11-13 Nitta Haas Incorporated Additive for polishing composition
JP2009054629A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sumco Techxiv株式会社 研磨用スラリーのリサイクル方法
TWI480126B (zh) * 2008-12-26 2015-04-11 Nomura Micro Science Kk 用於回收使用過之漿體的方法
JP2010167551A (ja) * 2008-12-26 2010-08-05 Nomura Micro Sci Co Ltd 使用済みスラリーの再生方法
JP2010253393A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Nomura Micro Sci Co Ltd 排スラリー中の有用固形成分の回収方法
JP2012178418A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Nomura Micro Sci Co Ltd 研磨剤の回収方法および研磨剤の回収装置
WO2012114395A1 (ja) * 2011-02-25 2012-08-30 野村マイクロ・サイエンス株式会社 研磨剤の回収方法および研磨剤の回収装置
CN103347656A (zh) * 2011-02-25 2013-10-09 野村微科学股份有限公司 研磨剂的回收方法和研磨剂的回收装置
JP2019140324A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 エムティアール株式会社 膜フィルター用アダプターおよびcmpスラリー再生装置
JP7099688B2 (ja) 2018-02-14 2022-07-12 株式会社Mfcテクノロジー 膜フィルター用アダプターおよびcmpスラリー再生装置
WO2023163169A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 日産化学株式会社 限外ろ過法によるシリカゾルの濃縮方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4585100B2 (ja) 2010-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002075929A (ja) 研磨使用済み液の再生方法
US20150210890A1 (en) Polishing-Material Reclamation Method
JP4168520B2 (ja) Cmp排液の処理方法
JP5398963B2 (ja) 低ナトリウムで非球状のコロイダルシリカ
CN101758457B (zh) 一种化学机械抛光液回收和重复利用的方法
PH12014501855B1 (en) Abrasive regeneration method
US7833435B2 (en) Polishing agent
US9938155B2 (en) Method for producing purified alkali silicate aqueous solution and silica sol
EP3168191B1 (en) Method for producing purified active silicic acid solution and silica sol
US10017675B2 (en) Method for separating polishing material and regenerated polishing material
JP6260617B2 (ja) ダイヤモンド砥粒の回収方法
JPH0747371A (ja) フッ化物含有水の処理方法
JP6372059B2 (ja) セリウム砥粒の回収方法
JP5598580B2 (ja) 酸化セリウムを含有する研磨材成分
JP2000126768A (ja) Cmp排液の処理方法および装置
JP2013141737A (ja) 研磨剤回収方法、研磨剤回収装置、ガラスの研磨方法およびガラス研磨システム
WO2008069136A1 (ja) キレート剤添加薬液の精製方法
JP2019089029A (ja) シリカ含有水の処理方法
US20240091905A1 (en) Abrasive slurry regeneration method and abrasive slurry regeneration system
JP4973902B2 (ja) ガリウム含有廃水の処理方法及び該方法に用いる装置
JP2006000841A5 (ja)
JP4973901B2 (ja) ガリウム含有廃水の処理方法
JP2021103753A (ja) 金属膜用スラリーの製造方法および製造装置
DE10304894A1 (de) Poliermittel und Polierverfahren mit diesem Poliermittel
JP3257063B2 (ja) フッ素含有水の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060529

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4585100

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term