JP2002074444A - コインセンサのコア - Google Patents
コインセンサのコアInfo
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- JP2002074444A JP2002074444A JP2000261111A JP2000261111A JP2002074444A JP 2002074444 A JP2002074444 A JP 2002074444A JP 2000261111 A JP2000261111 A JP 2000261111A JP 2000261111 A JP2000261111 A JP 2000261111A JP 2002074444 A JP2002074444 A JP 2002074444A
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- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
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- G—PHYSICS
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
インの落下位置が異なっても正偽判別が正確に行えるよ
うにすることを目的とする。 【解決手段】コアにコイルを巻きつけたコインセンサ
1,2をコインCの左右端部通過位置に相対配置し、コ
イン通過時の電圧を検出してコインの正偽を判別するも
のであって、コアのコインと相対する面を矩形状に形成
したものである。
Description
インの真偽の判定を精度良く行うことが出来るコインセ
ンサに関する。特に本発明は、毎回通過するコインの位
置が一定せずとも直径に関する情報を正確に得ることが
できるコインセンサのコアに関する。なお、本明細書で
使用する「コイン」は、通貨であるコインの他、ゲーム
機独自のメダルやトークンの総称である。
び判定回路を図18と図19を用いて説明する。以下の
説明において、「コインセンサ」は「センサ」と略称す
る。50はセレクタ本体、51はコイン受入口、52は
コイン通路である。コイン通路52は、コインCの直径
方向に離して配置した周面案内体53、54と、これら
周面案内体53,54を挟んで配置した側板55、56
とより構成されている。コイン通路52は断面矩形の上
下方向に伸びるトンネル状である。コイン通路52の軸
線Lは垂直である。
数種類のコインを受け入れるため、使用が予定されるコ
インの最大直径よりも少し大きくしてある。一対の側板
55、56との間隔は、使用が予定されるコインの最大
厚みよりも少し大きい。
が位置するよう周面案内体53近傍の側板55のコイン
通路52と反対側の面にはコインセンサ57が固定して
ある。センサ57は、フェライトなどの強磁性材料で形
成された円筒形のコア57Bにコイル57Cを巻き付け
てある。
対側の側板56にはセンサ60が固定してある。センサ
60は、円筒形のコア60Bにコイル60Cが巻き付け
られている。
54近傍の側板55のコイン通路52と反対側の面には
センサ61が固定してある。センサ61は、円筒形のコ
ア61Bにコイル61Cを巻き付けてある。
対側の側板56の側面にはセンサ62が固定してある。
センサ62は、円筒形のコア62Bにコイル62Cが巻
き付けられている。第1のセンサとしてのセンサ57と
60との組の左端センサ63は、コインCの左端部の相
対面積を検出する。第2のセンサとしてのセンサ61と
62との組の右端センサ64は、コインCの右端部の相
対面積を検出する。
対して配置した前記センサ61と同様構造のセンサであ
る。これらセンサ65と66とで材質センサ67と厚み
センサ68とを構成している。センサ65の円筒状のコ
ア65Bには、コイル65Cが巻き付けられている。コ
イル65Cの外側にはコイル65Dが巻き付けられてい
る。センサ66の円筒状のコア66Bには、コイル66
Cが巻き付けられている。
き付けられている。コイル65Cはコイル66Cに接続
してあり、コア65B、66Bと共にコインの厚みセン
サ68を構成している。コイル65Dとコイル66Dと
を接続することにより、コア65B、66Bと共に材質
センサ67を構成している。左端センサ63のコイル5
7Cの巻始めはセンサ61のコイル61Cの巻終わりに
接続してある。
イル60Cの巻終わりに接続してある。コイル60Cの
巻初めはセンサ62のコイル62Cの巻終わりに接続し
てある。コイル62Cの巻初めは、発振回路70に接続
してある。コイル61Cの巻初めは、発振回路70に接
続してある。
は発振回路71に接続してある。コイル65Cの巻始め
はセンサ66のコイル66Cの巻終わりに接続してあ
る。コイル66Cの巻始めは発振回路71に接続してあ
る。
発振回路69に接続してある。コイル65Dの巻終わり
はセンサ66のコイル66Dの巻終わりに接続してあ
る。コイル66Dの巻始めは、発振回路69に接続して
ある。発振回路69は検波回路72に接続してある。発
振回路70は検波回路73に接続してある。発振回路7
1は検波回路74に接続してある。
D変換回路75、76、77を介して制御回路としての
マイクロプロセッサ78に接続してある。80はコイン
通路52の軸線Lに対し斜めに交差するよう配置したキ
ャンセル板である。
上に突出している場合、コインCがキャンセル板80に
案内されてキャンセル通路81に導かれ、図示しない返
却口に返される。
リングで引かれてコイン通路52の延長上に突出してい
る。しかし、正コインと判別され、マイクロプロセッサ
78の信号でソレノイド82が励磁された場合、キャン
セル板80がコイン通路52の延長上から外れる。そし
て、コインCは垂直に落下して図示しない保留部に案内
される。83はマイクロプロセッサ78のメモリであ
る。
ときの作用を説明する。自動販売機の投入口に投入され
たコインCは、コイン受入口51からコイン通路52に
入った後、垂直に落下する。このコイン通路52を落下
する過程で左端センサ63、右端センサ64部を通過す
る。左端センサ63のコイル57C、60C及び右端セ
ンサ64のコイル61C、62Cには発振回路70によ
り高周波が印可されている。
B、62Bには磁束が発生している。すなわち、各コア
57B、60B、61B、62Bにはコイン通路52に
達する磁束を発生している。したがって、これらの磁束
を導電体であるコインCが通過するとコインC内にうず
電流が流れる。このため各コイル57C、60C、61
C、62Cの磁束が損失する。
が変化する。この磁束損失は、コア57B、60B、或
いは61Bと62BとコインCとの相対面積に比例した
大きさである。検波回路72は、発振回路69の出力を
電圧に変換する。A/D変換回路75は、検波回路73
の出力をデジタル値に変換してマイクロプロセッサ78
に送信する。
よりコア65Bに発生している磁束、及び、センサ66
のコイル66Cによりコア66Bに発生している磁束も
コインCの厚みによって影響を受け、発振回路71の出
力が変化する。検波回路74は、発振回路71の出力を
電圧に変換する。A/D変換回路77は、検波回路74
の出力をデジタル値に変換してマイクロプロセッサ78
に送信する。
よりコア65Bに発生している磁束、及び、センサ66
のコイル66Dによりコア66Bに発生している磁束
は、コインCの中央部の材質によって影響を受け、発振
回路69の出力が変化する。検波回路72は、発振回路
69の出力を電圧に変換する。A/D変換回路76は、
検波回路72の出力をデジタル値に変換してマイクロプ
ロセッサ78に送信する。
記憶されたプログラムに基づいてA/D変換回路75か
らの電圧値に基づいて、予め設定された基準値と比較し
てコインCが所定の直径であるか判別する。また、A/
D変換回路76からの電圧値に基づいて、予め設定され
た基準値と比較して所定の材質であるか判別する。更に
また、A/D変換回路77からの電圧値に基づいて、予
め設定された基準値と比較して所定の厚みであるか判別
する。
と判別した場合、マイクロプロセッサ78は、ソレノイ
ド82を励磁してキャンセル板80をコイン通路52の
延長上から退避させる。そして、コインCを保留部にガ
イドする。
外の場合、ソレノイド82は励磁されない。したがっ
て、キャンセル板80はコイン通路52の延長上に位置
している。このため、コインCはキャンセル板80にガ
イドされてキャンセル通路81へ反らされて後、返却口
へ戻される。
方向の幅W(図18参照)は、複数種類のコインに対応
できるように、使用が想定される最大コインの直径より
もわずかに大きく構成してある。このため、コインCは
入口51から入ってコイン通路52を落下するが、コイ
ン通路52のどこを通過するかは不明である。
コインがコイン通路52の中央部を通過した場合、コア
61B、62Bとコア57B、60Bとはそれぞれほぼ
4分の3程度がコイルCと相対する。図20において、
コア57B(60B)、61B(62B)のコインCと
の相対部は、ハッチングして図示してある。
に、大径のコインCがコイン通路52の左側に偏って落
下した場合、コア57B(60B)とはほぼ全面積が相
対して通過するが、コア61B(62B)とはほぼ半分
が相対する。
61B(62B)との相対面積は、左側に偏って通過し
た場合、クロスハッチングした部分を除いた白地部の面
積分、前記のように中央部を通過した場合に比較して相
対面積が小さくなる。
示すように、偏って通過した場合はラインvとなり、中
央を通過した場合はラインVになり、ΔV1の電圧差が
発生する。図22を参照して、同じ条件で小径のコイン
cを使用した場合について説明する。
の左側の偏った位置を通過する場合、コインcが図22
(A)のように中央部を通過したときに比し図22
(B)で示すように、クロスハッチングした分、コア5
7B(60B)及び61B(62B)とに相対するコイ
ンcの面積が広くなる。
した場合はラインYになり、中央部を通過した場合はラ
インyになり、ΔV2の電圧差が生じる。このように同
一コインでもコアに対する相対位置によってはΔV1や
ΔV2の電位差が発生する。
案して設定せねばならず、難しいものであった。すなわ
ち、電位差の許容範囲を狭くすると正貨を偽貨と判定す
る比率が高くなり、許容範囲を大きくすると偽貨を正貨
と判定する率が高くなるという問題がある。
値の設定を容易にできるようにすることを目的とするも
のである。更に詳しくは、コインの通過位置が変化して
もセンサの出力変化が生じないようにして選別性能を向
上することを目的とする。
本発明にかかるコインセレクタは、コインが案内される
コイン通路と、前記コイン通路に隣接して設けられ、か
つ、コインの進行方向に対してクロスする方向に間隔を
おいて配置した第1のコインセンサと第2のコインセン
サとを有し、前記第1と第2のコインセンサはコアにコ
イルを巻き付けたものであるコインセンサにおいて、コ
アのコイン通路に相対する形状が矩形状であるものであ
る。なお、「矩形状」とは、長方形、正方形の他、四角
形の一部の辺が弧状になっているほぼ四角形等を含む四
角形状の総称である。
ていることが好ましい。このようにコイン通路が垂直で
あると、コインは重力により殆ど制約を受けずにコイン
通路を落下できるので、コインのスピードが増す。した
がって、ゲーム機などに用いた場合、スピーディなゲー
ムを行うことが出来る。
形状が、横長であることが好ましい。このような横長の
形状であると、コインの大小による円弧部の面積差が小
さくなるので、コイン毎の判別基準を設けなくとも複数
個のコインで共通の判別基準にすることができる。
前記コイン通路に隣接して設けられ、かつ、コインの進
行方向に対しクロスする方向に間隔をおいて配置した第
1のコインセンサと第2のコインセンサと、前記第1の
コインセンサと前記コイン通路を挟んで相対する第3の
コインセンサと、前記第2のコインセンサと前記コイン
通路を挟んで相対する第4のコインセンサとを有し、そ
れら第1、2、3、4のコインセンサはコアにコイルを
巻き付けたものであるコインセンサにおいて、それらコ
アのコイン通路に相対する形状を矩形状にすると更に良
い。
コインが通過すると、コインの通過位置がコアの間の何
処にあっても同じ出力が出るので、これによっても検出
精度を向上することができる。
第1実施例のコインセンサの正面図図3は図2のF−F
線断面図図4は図2のG−G線断面図 図5は第1実施例の回路説明図図6は第1実施例の大径
コインを使用したときの作用説明図図7は第1実施例の
小径コインを使用したときの作用説明図 図8は第1実施例の作用説明図 図9はコインセンサの第2実施例 図10はコインセンサの第3実施例 図11はコインセンサの第4実施例 図12は図11の第4実施例のコインセンサを使用し、
大径コインが通過したときの電圧グラフ 図13は図11の第4実施例のコインセンサを使用し、
小径コインが通過したときの電圧グラフ 図14はコインセンサのコイル接続の第2の例 図15はコインセンサのコイル接続の第3の例 図16はコインセンサのコイル接続の第4の例 図17はコインセンサのコイル接続の第5の例
る構成を説明する。また、「コインセンサ」は「セン
サ」と略称する。図1及び図5において1、2、3、4
は、本発明に係るセンサである。センサ1、2、3、4
は同一構造であるので、センサ1を代表して説明し、セ
ンサ2の同一部位には数字2に同一アルファベットを付
し、説明を省略する。
ベット付し説明を省略する。本体1Aはフェライトなど
の強磁性体により形成され、図3に示すように断面がE
字型をしている。本体1Aの中央から突出するコア1B
は、図2に示すようにコイン通路52と相対する面が矩
形になっている。
イル1Cを形成してある。このコイル1Cは、従来のよ
うに丸形であっても良いがコア1Bの外周にフィットし
た構造の方が磁束発生効率が良い。なお、1Uはコア1
Bの上方で突出している上側磁束壁である。1Dはコア
1Bの下方で突出している下側磁束壁である。
1はコイン通路52の右端に位置し、コア1B、上側磁
束壁1U、下側磁束壁1Dの端面がコイン通路52に対
面するように側壁56に当接した状態で固定してある。
対位置に、センサ3が配置してある。すなわち、コア3
Bの端面が側壁55に当接し、コア1Bと相対した状態
で固定してある。センサ1と3とで第1のセンサとして
の左端センサを構成している。
し、コア2Bの端面がコイン通路52に対面するように
側壁56に当接した状態で固定してある。このセンサ2
のコイン通路52を挟んだ相対位置にセンサ4が配置し
てある。
接した状態で固定してある。これらコア2Bと4Bとは
相対した位置に配置してある。センサ2と4とで第2の
センサとしての右端センサを構成している。
70に接続してある。コイル2Cの巻終わりは、センサ
1のコイル1Cの巻始めに接続してある。コイル1Cの
巻終わりは、センサ3のコイル3Cの巻終わりに接続し
てある。
4Cの巻終わりに接続してある。コイル4Cの巻始め
は、発振回路70に接続してある。これらの接続は、前
記従来装置の接続と同一である。
らが横一列に並ぶよう配置してある。センサ65は、セ
ンサ2と4との間にそれらが横一列に並ぶよう配置して
ある。
及びコイル65Cと65Dとの接続、並びに発振回路6
9、71との接続は前記従来例と同一である。
明する。図6は大径のコインCを使用したときのコイン
Cとコア3B(1B)と4B(2B)との相対位置関係
を表したものである。図6(A)は、コインCがコイン
通路52の中央部を通過するときの相対位置関係であ
る。
過するときの相対関係である。それぞれハッチングをし
た部位が、コア3B(1B)、4B(2B)のコインC
と相対する部位である。図7は、小径のコインCを使用
したときのコア3B(1B)と4B(2B)との相対位
置を表したものである。
の中央部を通過した場合を表している。図7(B)は、
コインcがコイン通路52の左側端部に偏って通過する
ときの相対位置関係である。ハッチング部がコインcと
コア3B(1B)、4B(2B)との相対部位である。
(1B)と4B(2B)に対するコインCの相対面積の
説明図である。コア3B(1B)、4B(2B)の高さ
「y」は一定である。図6(A)、図7(A)のよう
に、コインCがコイン通路52の中央を通過した場合、
コア3B(1B)、4B(2B)と相対する横幅は同一
の「a」である。
径であるから、同一面積「sx」で表すことができる。
したがって、コインが中央部を通過した場合、コア3B
(1B)、4B(2B)との最大相対面積は、S1=S
a+Sb+2Sx=2ay+2Sx…式1である。
インが左側にずれて通過した場合、コア3B(1B)と
の相対横幅が「b」になり、コア4B(2B)との相対
横幅が「c」になる。コア4Bとの相対面積は、S2=
Sc+Sd+2Sx=by+cy+2Sx…式2であ
る。
=b+c…式3である。よって、by+cy=2ay…
式4である。したがって、S1=2ay+2Sx=by
+cy+2Sx=S2になる。すなわち、コインの通過
位置がずれても、コインとコア3B(1B)、4B(2
B)との相対面積は同一である。
する形状を矩形としたので、コインの通過位置が変化し
ても左右のコアとの相対面積の和が変わらない。したが
って、検波回路の出力電圧は一定になるものである。
(A)は正面図であって、センサ11のコア本体11A
は、断面矩形の棒状をしている。図9(A)のH−H線
断面図である図9(B)から明らかなように、中央部1
1Bに続くコア本体11Aの両端部をコイン通路52側
に屈曲して全体としてチャンネル状をなしている。
はコイル12Cが形成してある。右側の端部をコア13
Bとし、その周囲にはコイル13Cが形成してある。す
なわち、コア12B、13Bが一体になった例である。
対応する、コア本体についても同一構造にする。本実施
例についても、コア12B、13Bの端面は、矩形に形
成してある。
体化していると位置関係の調整が一回で良いので、各コ
イルが独立しているより設定の手間が省ける利点があ
る。
10(A)は正面図であって、コア本体14Aは前記コ
ア11と同一の構成である。すなわち、センサ14のコ
ア本体14Aは、断面矩形の棒状をしている。
(B)から明らかなように、その中央部14Bに続くコ
ア本体14Aの両端部15B、16Bをコイン通路52
側に屈曲して全体としてチャンネル状をなしている。コ
イル14Cは、中央部14Bに巻き付けられている。こ
の実施例は、前記実施例と同様にコアの位置関係の調整
が一回で良いので、調整の手間が省ける。
安価に製造できる。図11はセンサの第4の実施例であ
る。図11(A)から明らかなように、この実施例のセ
ンサ16は矩形柱状のコア16Bを有する。
膨らんだほぼ矩形状である。また、コア16Bは中央部
がくびれた蝶ネクタイ状の基板17のくびれ部から横方
向に突出している。図11(A)のK−K線断面図であ
る図11(B)の縦断面図から明らかなように、基板1
7の上縁はコア16Bと同方向に突出して上側磁束壁1
7Tを構成している。
構成している。16Cはリング状に形成したコイルであ
って、コア16Bに嵌合してある。このコイル16C
は、コア16Bに密着して巻回して矩形状に形成しても
よい。
サ1、2、3、4に代えて採用する。図12は、センサ
16を採用したときの検波回路72の電圧出力である。
すなわち、大径のコインCが中央部を通過した場合、P
で示すカーブになり、コインCが左端を通過した場合、
pで示すカーブになる。
差はΔV3になり、従来よりも極めて小さい。図13
は、小径のコインを使用したときの検波回路72の電圧
出力である。
した場合、Qで示すカーブになり、コインcが左側に寄
って通過した場合、qで示すカーブになる。したがっ
て、カーブQとqとの電圧レベル差はΔV4になり、従
来よりも極めて小さい。
に中央部が膨らんだ形状をしているため、コインとコア
との相対面積の差があるため発生すると考えられる。な
お、立ち下がり立ち下がりのタイミング差は、コインの
落下速度が異なるために発生している。
端センサ10を構成する、センサ1コイル1Cの巻き始
めをセンサ3のコイル3Cの巻終わりに接続してある。
コイル3Cの巻始めを発振回路70Bに接続してある。
コイル1Cの巻終わりを発信回路70Bに接続してあ
る。
ル2Cの巻終わりをセンサ4のコイル4Cの巻始めに接
続してある。コイル2Cの巻始めとコイル4Cの巻終わ
りを発振回路70Aに接続してある。
Bの出力とを合成してコイン直径が正貨かどうか判別す
る。本実施例は左端センサ10および右端センサ11に
対応して発振回路70A、70Bを設けたものである。
このように構成することにより、コア1B、2B、3
B、4Bのそれぞれに対するコインの相対面積比率の変
動が大きくできるので、検出精度を向上することができ
る。
端センサ10と右端センサ11とに対応して別個に設け
た例である。コイル1C、2C、3C、4Cの結線が異
なる。すなわち、コイル1Cの巻始めはコイル3Cの巻
始めに接続してある。コイル1Cの巻終わりとコイル3
Cの巻終わりは発振回路70Bに接続してある。
に接続してある。コイル2Cの巻終わりとコイル4Cの
巻終わりは発振回路70Aに接続してある。図16は第
1の実施例と同様に発振回路70を1つ用いる場合の別
の結線である。
4Cの巻始めが発振回路70に接続してある。コイル2
Cの巻始めは、コイル1Cの巻終わりに接続してある。
コイル1Cの巻始めは、コイル3Cの巻終わりに接続し
てある。コイル3Cの巻始めは、コイル4Cの巻終わり
に接続してある。この接続によっても同様の効果が得ら
れる。
る。センサ1、2を側壁56側にのみ設けた例である。
センサが片側のみの場合、コア1B、2BとコインCと
の間の距離によっても発振回路70の出力が変わるた
め、コインCとコア1B、2Bとの距離が常に一定にな
るようにしなければならない。
壁56上を滑り落ちるように構成してある。センサ1、
2の配置は、他の実施例と同一である。コイル2Cの巻
終わりとコイル1Cの巻終わりが発振回路70に接続し
てある。コイル2Cの巻始めとコイル1Cの巻始めが接
続してある。この構成によれば、センサは片側にのみ配
置すれば良いので安価に製造できる。
の作用説明図
の作用説明図
を使用し、大径コインが通過したときの電圧グラフ
を使用し、小径コインが通過したときの電圧グラフ
例
例
例
例
ブロック図
使用したときの作用説明図
を使用したときの作用説明図
B、16B コイル 1C、2C、3C、4C、12C、13C、1
4C、15C、16C コインセンサ 1、2、3、4、16
Claims (4)
- 【請求項1】コインが案内されるコイン通路と、前記コ
イン通路に隣接して設けられ、かつ、コインの進行方向
に対してクロスする方向に間隔をおいて配置した第1の
センサと第2のセンサとを有し、前記第1と第2のセン
サはコアにコイルを巻き付けたものであるコインセレク
タのコインセンサにおいて、コアのコイン通路に相対す
る形状が矩形状であることを特徴とするコインセレクタ
のコインセンサ。 - 【請求項2】 コイン通路が垂直方向に伸びていること
を特徴とする請求項1のコインセンサのコア。 - 【請求項3】コアのコイン通路に相対する形状が、横長
であることを特徴とする請求項1のコインセンサのコ
ア。 - 【請求項4】コインが案内されるコイン通路と、前記コ
イン通路に隣接して設けられ、かつ、コインの進行方向
に対しクロスする方向に間隔をおいて配置した第1のコ
インセンサと第2のコインセンサと、前記第1のコイン
センサと前記コイン通路を挟んで相対する第3のコイン
センサと、前記第2のコインセンサと前記コイン通路を
挟んで相対する第4のコインセンサとを有し、それら第
1、2、3、4のコインセンサはコアにコイルを巻き付
けたものであるコインセンサにおいて、それらコアのコ
イン通路に相対する形状が矩形状であることを特徴とす
るコインセンサのコア。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000261111A JP4143711B2 (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | コインセンサのコア |
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