JPH04205489A - 硬貨識別装置 - Google Patents
硬貨識別装置Info
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- JPH04205489A JPH04205489A JP33795590A JP33795590A JPH04205489A JP H04205489 A JPH04205489 A JP H04205489A JP 33795590 A JP33795590 A JP 33795590A JP 33795590 A JP33795590 A JP 33795590A JP H04205489 A JPH04205489 A JP H04205489A
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Landscapes
- Testing Of Coins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動販売機・両替機等に用いられる硬貨識別装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来の技術
従来、硬貨識別装置では硬貨の選別にあたって、
1〉硬貨の重量・外径等を機械的センサにより識別し硬
貨の識別を行う。
貨の識別を行う。
2)硬貨の重量・外形等を電気的な発振コイルセンサ(
以下センサと呼ぶ)により認識し硬貨の識別を行う。
以下センサと呼ぶ)により認識し硬貨の識別を行う。
等の方法が用いられてきた。中でも2)の方法は、近来
のマイクロプロセッサ(以下マイコンと呼ぶ)の発展と
ともに多くの硬貨識別装置で用いられている。2)の方
式を用いた場合の構成を第3図〜第6図に示す。第3図
はセンサの配置を、第4図はセンサの形状を、第5図は
コイルを駆動する発振回路を、第6図は出力信号を示す
。
のマイクロプロセッサ(以下マイコンと呼ぶ)の発展と
ともに多くの硬貨識別装置で用いられている。2)の方
式を用いた場合の構成を第3図〜第6図に示す。第3図
はセンサの配置を、第4図はセンサの形状を、第5図は
コイルを駆動する発振回路を、第6図は出力信号を示す
。
第3図において、1は硬貨を通過させるための通路であ
り、正常に設置された状態で水平方向に対して10度程
度の傾きを有し、重力の作用により硬貨が自動的にセン
サを通過していくようになっている。2〜4はセンサで
、それぞれ2のセンサは硬貨の材質検出、3は硬貨の厚
さ検出、4は硬貨の外径検出に用いられている。センサ
は第4図のように強磁性体のコア10に、導線を巻き付
はコイル11にした形状をしている。またセンサは、コ
イルの巻き付けている面と通路の硬貨通過方向が略平行
になる様に、通路の両側もしくは片側に隣接して設けら
れる。
り、正常に設置された状態で水平方向に対して10度程
度の傾きを有し、重力の作用により硬貨が自動的にセン
サを通過していくようになっている。2〜4はセンサで
、それぞれ2のセンサは硬貨の材質検出、3は硬貨の厚
さ検出、4は硬貨の外径検出に用いられている。センサ
は第4図のように強磁性体のコア10に、導線を巻き付
はコイル11にした形状をしている。またセンサは、コ
イルの巻き付けている面と通路の硬貨通過方向が略平行
になる様に、通路の両側もしくは片側に隣接して設けら
れる。
またセンサは第5図の回路においてセンサ自体も同図の
破先で囲んだ部分に配置され、インダクトとして発振回
路の一部の役割を狙っている。金属である硬貨がセンサ
の近傍を通過した場合、硬貨に渦電流が発生し、発生し
た渦電流は、発振回路の発振の大きさを小さ(する。第
5図の回路のA−A ’間の出力は、第6図のようにな
る。この出力波形において、区間B−Dは硬貨の通過前
後、区間Cは硬貨の通過中で、硬貨の通過により出力が
低下した部分に相当する。
破先で囲んだ部分に配置され、インダクトとして発振回
路の一部の役割を狙っている。金属である硬貨がセンサ
の近傍を通過した場合、硬貨に渦電流が発生し、発生し
た渦電流は、発振回路の発振の大きさを小さ(する。第
5図の回路のA−A ’間の出力は、第6図のようにな
る。この出力波形において、区間B−Dは硬貨の通過前
後、区間Cは硬貨の通過中で、硬貨の通過により出力が
低下した部分に相当する。
硬貨通過時の出力低下の度合は、センサの形状・通路を
隔てて対向するセンサ間の電流方向関係などに依存する
。また精度の高い検出を行い硬貨の正偽貨判別・正貨の
種類判別を行うためには、硬貨の材質・厚さ・外径の3
つを検出することが必須であり、独立した3組みのセン
サを用いていた。硬貨識別装置が紹み込まれた硬貨選別
装置では、硬貨識別装置による識別の結果をもとに、別
途設けられたアクチュエータによって硬貨を正貨・偽貨
に分離2種類別分別を行う。
隔てて対向するセンサ間の電流方向関係などに依存する
。また精度の高い検出を行い硬貨の正偽貨判別・正貨の
種類判別を行うためには、硬貨の材質・厚さ・外径の3
つを検出することが必須であり、独立した3組みのセン
サを用いていた。硬貨識別装置が紹み込まれた硬貨選別
装置では、硬貨識別装置による識別の結果をもとに、別
途設けられたアクチュエータによって硬貨を正貨・偽貨
に分離2種類別分別を行う。
発明が解決しようとする課題
しかしながらこのような構成では3組のセンサが必要で
あるため、近年つよい要望のある装置の小型化は困難で
あった。たとえばパチンコの様な遊技機の間に用いられ
る玉貸し機では、幅30wn程度の空間に前述の機能を
納めなければならないため、装置の大型化は避けなけれ
ばならない。またセンサを3組使用するため、選別装置
自体に対する製造上のコスト上昇にも影響を与えていた
。
あるため、近年つよい要望のある装置の小型化は困難で
あった。たとえばパチンコの様な遊技機の間に用いられ
る玉貸し機では、幅30wn程度の空間に前述の機能を
納めなければならないため、装置の大型化は避けなけれ
ばならない。またセンサを3組使用するため、選別装置
自体に対する製造上のコスト上昇にも影響を与えていた
。
そこで本発明の対1の発明の目的は、低コストでありか
つ省スペース化を実現する硬貨識別装置を提供しようと
するものである。
つ省スペース化を実現する硬貨識別装置を提供しようと
するものである。
また、硬貨識別装置はその設置箇所としてさまざまな場
所が想定できる。たとえば、バスの車内・屋外の自動販
売機のように劣悪な使用環境も考えられる。このような
場合、硬貨識別装置時代が基準となる角度から外れた角
度で使用される場合が想定できる。重力を用いて硬貨を
搬送する場合、硬貨通路の傾きが変化し硬貨の通過時間
が変化する可能性がある。そこで本発明の第2の発明の
目的は、傾斜環境においても誤検出の少ない硬貨識別装
置を提供しようとするものである。
所が想定できる。たとえば、バスの車内・屋外の自動販
売機のように劣悪な使用環境も考えられる。このような
場合、硬貨識別装置時代が基準となる角度から外れた角
度で使用される場合が想定できる。重力を用いて硬貨を
搬送する場合、硬貨通路の傾きが変化し硬貨の通過時間
が変化する可能性がある。そこで本発明の第2の発明の
目的は、傾斜環境においても誤検出の少ない硬貨識別装
置を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段
上記の第1の課題を解決するための第1の発明は、硬貨
の通路に設けられた複数組の信号的に独立したセンサと
、前記のセンサのうち少なくとも2つのセンサが出力す
る信号の時間的差をカウントするタイマー機能を有する
ことを特徴とする硬貨識別装置を用いるものである。
の通路に設けられた複数組の信号的に独立したセンサと
、前記のセンサのうち少なくとも2つのセンサが出力す
る信号の時間的差をカウントするタイマー機能を有する
ことを特徴とする硬貨識別装置を用いるものである。
また第2の課題を解決するための第2の発明は、硬貨の
通路に設けられた複数組の信号的に独立したセンサと、
前記のセンサのうち少なくとも2つのセンサが出力する
信号の時間的差をカウントする第1のタイマー機能と、
2つのセンサのどちらか一方の信号の変化時間をカウン
トする第2のタイマー機能を有することを特徴とするも
のである。
通路に設けられた複数組の信号的に独立したセンサと、
前記のセンサのうち少なくとも2つのセンサが出力する
信号の時間的差をカウントする第1のタイマー機能と、
2つのセンサのどちらか一方の信号の変化時間をカウン
トする第2のタイマー機能を有することを特徴とするも
のである。
作 用
第1の発明の作用について説明する。硬貨が第1のセン
サを通過する場合、第1のセンサの出力は硬貨の通過に
ともない出力が一時的に低下する。また、第2のセンサ
を通過する場合、第2のセンサの出力も硬貨の通過に伴
い一時的に低下する。2つのセンサの出力の変化(低下
もしくは増加)はどちらも硬貨の通過によって起こるも
のであるので、第1のセンサの出力増加(硬貨の通過完
了)から第2のセンサの出力減少く硬貨の通過開始〉ま
での時刻の差は の式で表現することが可能である。センサ間距離は設計
の時点で、また通過速度も通路の傾きから設計時点でわ
かるので、通過時刻差をタイマーで測定すると、硬貨の
外径を求めることができる。
サを通過する場合、第1のセンサの出力は硬貨の通過に
ともない出力が一時的に低下する。また、第2のセンサ
を通過する場合、第2のセンサの出力も硬貨の通過に伴
い一時的に低下する。2つのセンサの出力の変化(低下
もしくは増加)はどちらも硬貨の通過によって起こるも
のであるので、第1のセンサの出力増加(硬貨の通過完
了)から第2のセンサの出力減少く硬貨の通過開始〉ま
での時刻の差は の式で表現することが可能である。センサ間距離は設計
の時点で、また通過速度も通路の傾きから設計時点でわ
かるので、通過時刻差をタイマーで測定すると、硬貨の
外径を求めることができる。
次に第2の発明の作用について説明する。(1)式にお
いて通過速度は設計時点わかるとしたが、硬貨通路の傾
きが変化した場合通過速度は変化する。そこで2つのセ
ンサの出力のどちらか一方もしくは両方について、出力
の低下から上昇までの時間(以下この時間を出力低下時
間とよぶ)を第2のタイマー機能で計測する。出力低下
時間は(2)式で表すことができる。
いて通過速度は設計時点わかるとしたが、硬貨通路の傾
きが変化した場合通過速度は変化する。そこで2つのセ
ンサの出力のどちらか一方もしくは両方について、出力
の低下から上昇までの時間(以下この時間を出力低下時
間とよぶ)を第2のタイマー機能で計測する。出力低下
時間は(2)式で表すことができる。
第2のタイマー機能によって出力低下時間を計測した場
合、センサの有効径は設計の時点で既知なので設置時点
での通路の傾きに関わらず通過速度を求めることが可能
となる。よって、(2)式から求めた通過速度を用いて
(D式により硬貨外径を求めれば、識別装置自体に傾き
がある場合でも硬貨外径を正しく求めることが可能とな
る。
合、センサの有効径は設計の時点で既知なので設置時点
での通路の傾きに関わらず通過速度を求めることが可能
となる。よって、(2)式から求めた通過速度を用いて
(D式により硬貨外径を求めれば、識別装置自体に傾き
がある場合でも硬貨外径を正しく求めることが可能とな
る。
実施例
以下に本発明の実施例における硬貨識別装置について図
面により説明を行う。第1図は本発明の第1の実施例を
示すもので、同図aは識別装置の検出部を硬貨通路面対
して垂直な方向から見た場合、bは硬貨通路方向から見
た場合、Cセンサの駆動回路、dはセンサ出力の検出回
路を、eは出力波形を示す。同図a、bにおいて20は
硬貨の通路を、21はセンサを保持するための構造体を
、22は硬貨厚さ検出用の第1のセンサを、23は硬貨
材質検出用の第2のセンサを示す。また24は通過する
硬貨を示す。
面により説明を行う。第1図は本発明の第1の実施例を
示すもので、同図aは識別装置の検出部を硬貨通路面対
して垂直な方向から見た場合、bは硬貨通路方向から見
た場合、Cセンサの駆動回路、dはセンサ出力の検出回
路を、eは出力波形を示す。同図a、bにおいて20は
硬貨の通路を、21はセンサを保持するための構造体を
、22は硬貨厚さ検出用の第1のセンサを、23は硬貨
材質検出用の第2のセンサを示す。また24は通過する
硬貨を示す。
センサ22.23が同図Cの駆動回路によりそれぞれ発
振状態になっているところに硬貨24が通過すると、同
図dにおける整流回路30.積分回路31でセンサの出
力信号は変化し、センサの出力は同図eの破線で示した
出力波形から最終的には実線で示す波形になる。この出
力波形の変化を同図dのマルチプレクサ32を通してA
/D変換器33によりデジタル信号に変換してマイコン
34に取り組み、マイコン34のもつクロック35によ
り変化の様子を周期的に数値化する。硬貨厚さ検出セン
サ22と硬貨材質検出センサ23の出力は、それぞれ整
流回路・積分回路を経てマルチプレクサ32で適宜選別
されたのちA/D変換器33に送られ、マイコン34に
取り込まれる。マイコン34では、センサ22の出力の
ピーク値を予めROMもしくは不揮発メモリに記憶させ
ているデータと比較し硬貨の厚さを推定する。また同様
にマイコン34で、センサ23の出力のピーク値を予め
ROMもしくは不揮発メモリに記憶させているデータと
比較し硬貨の材質を推定する。
振状態になっているところに硬貨24が通過すると、同
図dにおける整流回路30.積分回路31でセンサの出
力信号は変化し、センサの出力は同図eの破線で示した
出力波形から最終的には実線で示す波形になる。この出
力波形の変化を同図dのマルチプレクサ32を通してA
/D変換器33によりデジタル信号に変換してマイコン
34に取り組み、マイコン34のもつクロック35によ
り変化の様子を周期的に数値化する。硬貨厚さ検出セン
サ22と硬貨材質検出センサ23の出力は、それぞれ整
流回路・積分回路を経てマルチプレクサ32で適宜選別
されたのちA/D変換器33に送られ、マイコン34に
取り込まれる。マイコン34では、センサ22の出力の
ピーク値を予めROMもしくは不揮発メモリに記憶させ
ているデータと比較し硬貨の厚さを推定する。また同様
にマイコン34で、センサ23の出力のピーク値を予め
ROMもしくは不揮発メモリに記憶させているデータと
比較し硬貨の材質を推定する。
第2図にA/D変換器に入る直前のセンサの出力波形を
示す。線40は第1のセンサの出力である厚さ信号を、
線41は第2のセンサの出力である材質信号を示す。マ
イコン34では周期的に前記の2信号を取り込んでいる
ため、信号の発生時刻順にマイコン34に入力された信
号を逐次メモリにストアしておけば2つのセンサの出力
信号レベルを発生時刻と1対1に対応させて記憶させる
ことが可能である。
示す。線40は第1のセンサの出力である厚さ信号を、
線41は第2のセンサの出力である材質信号を示す。マ
イコン34では周期的に前記の2信号を取り込んでいる
ため、信号の発生時刻順にマイコン34に入力された信
号を逐次メモリにストアしておけば2つのセンサの出力
信号レベルを発生時刻と1対1に対応させて記憶させる
ことが可能である。
第1のセンサ22の立ち上がりから第2のセンサ23の
立ち下がりまでのデータ数を計数し、前記のデータ数に
マイコン34の入力周期を乗すると、第1のセンサの終
端部を硬貨が通過してがら第2のセンサに硬貨が掛かり
始めるまでの時間(通過時刻の差)を求めることができ
る。硬貨通路の傾きが設計範囲内である場合には、設計
上の硬貨通過速度と通過時刻の差を用いて、式(1)よ
り硬貨の外径を求めることができる。以上のようにして
、2つのセンサにより硬貨の厚さ・材質・外径の3点を
検出することが可能となる。この実施例ではタイマーの
機能をマイコン34とクロック35が行っていることに
注意したい。
立ち下がりまでのデータ数を計数し、前記のデータ数に
マイコン34の入力周期を乗すると、第1のセンサの終
端部を硬貨が通過してがら第2のセンサに硬貨が掛かり
始めるまでの時間(通過時刻の差)を求めることができ
る。硬貨通路の傾きが設計範囲内である場合には、設計
上の硬貨通過速度と通過時刻の差を用いて、式(1)よ
り硬貨の外径を求めることができる。以上のようにして
、2つのセンサにより硬貨の厚さ・材質・外径の3点を
検出することが可能となる。この実施例ではタイマーの
機能をマイコン34とクロック35が行っていることに
注意したい。
第2の実施例では、第1の実施例と全く同じ構成で、硬
貨識別装置が傾斜環境で使用され、硬貨通過速度が設計
値と異なってしまう場合を考える。
貨識別装置が傾斜環境で使用され、硬貨通過速度が設計
値と異なってしまう場合を考える。
この場合、設計通過速度を用いて式(1)により硬貨の
外径を求めることはできない。そこで第1の信号の立ち
下がりから立ち上がりまでのデータ数を計数し、前記の
データ数にマイコン34の入力周期を乗すると、硬貨が
センサ部を通過するのに必要とした時間(出力低下時間
)を求めることができる。この出力低下時間を用いて、
式■に基づいて硬貨の通過速度を求めることができる。
外径を求めることはできない。そこで第1の信号の立ち
下がりから立ち上がりまでのデータ数を計数し、前記の
データ数にマイコン34の入力周期を乗すると、硬貨が
センサ部を通過するのに必要とした時間(出力低下時間
)を求めることができる。この出力低下時間を用いて、
式■に基づいて硬貨の通過速度を求めることができる。
式(2)によって求めた硬貨通過速度と通過時刻の差を
用いて、式(1)により硬貨の外径を求めることができ
る。以上のようにして、傾斜環境で使用され硬貨通過速
度が設計値と異なる場合においても、2つのセンサによ
り硬貨の厚さ・材質・外径の3点を検出することが可能
となる。第2の実施例においても第1の実施例と同様に
実際にタイマーは存在して居らず、第1のタイマー機能
・第2のタイマー機能ともにマイコンとクロックが行っ
ている。
用いて、式(1)により硬貨の外径を求めることができ
る。以上のようにして、傾斜環境で使用され硬貨通過速
度が設計値と異なる場合においても、2つのセンサによ
り硬貨の厚さ・材質・外径の3点を検出することが可能
となる。第2の実施例においても第1の実施例と同様に
実際にタイマーは存在して居らず、第1のタイマー機能
・第2のタイマー機能ともにマイコンとクロックが行っ
ている。
以上の2実施例では硬貨の外径と2つのセンサの距離を
比較した場合に、硬貨の外径がセンサ間距離よりも小さ
いを想定して説明を行ってきた。
比較した場合に、硬貨の外径がセンサ間距離よりも小さ
いを想定して説明を行ってきた。
すなわち第1のセンサを硬貨が完全に通過したのちに第
2のセンサに硬貨がさしかかる、との場合を考えたが、
実際には硬貨の外径の方が大きく第1のセンサ・第2の
センサの双方に同時に硬貨の存在が認識されることも考
えられる。この場合第3図に示すように、第2のセンサ
の出力の立ち下がりから第1のセンサの出力の立ち上が
りまでを用いて通過時間を求める。
2のセンサに硬貨がさしかかる、との場合を考えたが、
実際には硬貨の外径の方が大きく第1のセンサ・第2の
センサの双方に同時に硬貨の存在が認識されることも考
えられる。この場合第3図に示すように、第2のセンサ
の出力の立ち下がりから第1のセンサの出力の立ち上が
りまでを用いて通過時間を求める。
第1の実施例では硬貨外径を求めるのに、第1のセンサ
の立ち上がりから第2のセンサの立ち下がりまでを用い
た場合について説明した。この方式以外にも第1のセン
サの立ち下がりから第2のセンサの立ち上がりまでを用
いることも可能である。この場合、第1のセンサの出力
信号の立ち下がりの方が第2のセンサの出力の立ち上が
りよりも必ず先になるので硬貨の外径によって2つのセ
ンサで同時に硬貨の存在が認識された場合・一方でしか
認識されない場合の区別が不要になる。
の立ち上がりから第2のセンサの立ち下がりまでを用い
た場合について説明した。この方式以外にも第1のセン
サの立ち下がりから第2のセンサの立ち上がりまでを用
いることも可能である。この場合、第1のセンサの出力
信号の立ち下がりの方が第2のセンサの出力の立ち上が
りよりも必ず先になるので硬貨の外径によって2つのセ
ンサで同時に硬貨の存在が認識された場合・一方でしか
認識されない場合の区別が不要になる。
また、第2の実施例では第1のセンサの通過時間(出力
低下時間)を基準として硬貨通過速度を求めたが、逆に
第2のセンサの通過時間を基準として硬貨通過速度を求
めることも可能である。
低下時間)を基準として硬貨通過速度を求めたが、逆に
第2のセンサの通過時間を基準として硬貨通過速度を求
めることも可能である。
発明の効果
以上のように第1の発明によれば、センサ2つの構成で
材質・厚さ・外径の3つの要素を検出することができ、
従来の3つのセンサ構成と同様な精度で硬貨の識別が可
能となり、その結果、小型でありかつ低コストの硬貨認
識装置を提供することができる。
材質・厚さ・外径の3つの要素を検出することができ、
従来の3つのセンサ構成と同様な精度で硬貨の識別が可
能となり、その結果、小型でありかつ低コストの硬貨認
識装置を提供することができる。
また第2の発明によれば、第1の発明を用いた場合に生
じる傾斜環境での誤検出を防ぎ、その結果、小型・低コ
ストでありかつ高性能な硬貨識別装置を提供することが
できる。
じる傾斜環境での誤検出を防ぎ、その結果、小型・低コ
ストでありかつ高性能な硬貨識別装置を提供することが
できる。
第1図(a)は本発明の第1の実施例におけるセンサの
配置を示す正面図、同図(b)は同側面図、同図(C)
はセンサの駆動回路を示す回路図、同図(d)はセンサ
の出力処理回路の回路ブロック図、同図(e)は出力信
号を示すグラフ、第2図はセンサの出力をれぞれセンサ
の構造を示す正面図及び側断面図、第5図はセンサを駆
動する回路の回路図、第6図はセンサの出力信号を示す
グラフである。 1・・・・・・硬貨通路、2・・・・・・材質センサ、
3・・・・・・厚さセンサ、4・・・・・・外径センサ
、6・・・・・・硬貨、10・・・・・・コア、11・
・・・・・コイル、20・旧・・硬貨通路、22・・・
・・・第1のセンサ、23・・・・・・第2のセンサ、
25・・・・・・硬貨、33・・・・・・A/D変換器
、34・・・・・・マイコン。 代理人の氏名 弁理士小鍜治 明ほか2名クトー す−
内τノ寸 (b l 25−−−x13 (CI 十V 第1図 第 2 じJ 蒔間 j−−71=t〕1T (b) ♀
配置を示す正面図、同図(b)は同側面図、同図(C)
はセンサの駆動回路を示す回路図、同図(d)はセンサ
の出力処理回路の回路ブロック図、同図(e)は出力信
号を示すグラフ、第2図はセンサの出力をれぞれセンサ
の構造を示す正面図及び側断面図、第5図はセンサを駆
動する回路の回路図、第6図はセンサの出力信号を示す
グラフである。 1・・・・・・硬貨通路、2・・・・・・材質センサ、
3・・・・・・厚さセンサ、4・・・・・・外径センサ
、6・・・・・・硬貨、10・・・・・・コア、11・
・・・・・コイル、20・旧・・硬貨通路、22・・・
・・・第1のセンサ、23・・・・・・第2のセンサ、
25・・・・・・硬貨、33・・・・・・A/D変換器
、34・・・・・・マイコン。 代理人の氏名 弁理士小鍜治 明ほか2名クトー す−
内τノ寸 (b l 25−−−x13 (CI 十V 第1図 第 2 じJ 蒔間 j−−71=t〕1T (b) ♀
Claims (2)
- (1)硬貨を搬送する通路と、前記通路近傍の片側もし
くは両側に設けられたセンサと、前記センサを駆動する
電子回路と、前記センサの出力を処理する電子回路を有
する硬貨識別装置において、信号処理的に独立した出力
を有する2つ以上のセンサが出力する信号の時間的な差
を検出するタイマーを有することを特徴とする硬貨識別
装置。 - (2)硬貨を搬送する通路と、前記通路近傍の片側もし
くは両側に設けられたセンサと、前記センサを駆動する
電子回路と、前記センサの出力を処理する電子回路を有
する硬貨識別装置において、信号処理的に独立した出力
を有する2つ以上のセンサが出力する信号の時間的な差
を検出する第1のタイマーと、センサの出力変化時間を
検出する第2のタイマーを有することを特徴とする硬貨
識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33795590A JPH04205489A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 硬貨識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33795590A JPH04205489A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 硬貨識別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04205489A true JPH04205489A (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=18313570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33795590A Pending JPH04205489A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 硬貨識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04205489A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999048059A1 (fr) * | 1998-03-17 | 1999-09-23 | Kabushiki Kaisha Nippon Conlux | Procede et dispositif de detection de pieces |
JP2011060087A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 硬貨識別装置 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33795590A patent/JPH04205489A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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