JP2000242823A - 硬貨選別方法および装置 - Google Patents

硬貨選別方法および装置

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JP2000242823A
JP2000242823A JP11046549A JP4654999A JP2000242823A JP 2000242823 A JP2000242823 A JP 2000242823A JP 11046549 A JP11046549 A JP 11046549A JP 4654999 A JP4654999 A JP 4654999A JP 2000242823 A JP2000242823 A JP 2000242823A
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Takeshi Ishida
武 石田
Atsushi Yamada
淳 山田
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Nippon Conlux Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/005Testing the surface pattern, e.g. relief
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/02Testing the dimensions, e.g. thickness, diameter; Testing the deformation

Abstract

(57)【要約】 【目的】材質や外形等が正貨に酷似している外国貨等の
偽貨を検出することのできる硬貨選別方法および装置を
提供する。 【構成】硬貨投入部2より投入された硬貨の模様をセン
サ部3で検出するとともに、計時手段11により模様が
検出されている時間を計時し、計時した時間を判定値格
納手段16に格納されている判定値と比較することで当
該硬貨の正偽を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、硬貨選別方法および
装置に関し、特に、材質や外形が正貨に酷似した外国貨
や偽貨等の受け入れを防止することのできる硬貨選別方
法および装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、自動販売機や両替機、サービス機
器等に使用される硬貨選別装置では、硬貨投入口から投
入された硬貨を正貨と偽貨とに振り分け、更にこの振り
分けられた正貨を金種別に振り分けて受け入れるように
構成されている。
【0003】この硬貨の振り分けは、硬貨投入口から投
入された硬貨を硬貨振り分け部に誘導する硬貨通路に設
けられたセンサにより硬貨の材質や外形等の特徴を検出
し、この検出結果に基づいて行う。
【0004】硬貨の特徴を検出するセンサには、例えば
硬貨通路の一側面にコイルを配設するとともに、このコ
イルを含む発振回路を形成したものがある。このセンサ
は硬貨がコイルの付近を通過する際に、硬貨によりコイ
ルのインダクタンスが変化することを利用したもので、
発振周波数の変化を検出することで通過した硬貨の情報
を得るものである。
【0005】また、別の構成としては硬貨通路の一側面
に所定の周波数の励磁電流により励磁される発振コイル
を配設するとともに、他側面に受信コイルを配設したセ
ンサもある。これは硬貨が発振コイルと受信コイルの間
を通過することによって発振コイルと受信コイルの間の
相互結合係数(磁気結合係数)が変化することを利用し
たもので、受信コイルの出力電圧の変化を検出すること
で通過した硬貨の情報を得るものである。
【0006】ところで、硬貨の通過により変化するイン
ダクタンスや相互結合係数は硬貨の材質により異なるた
め、上述のセンサのいずれを利用してもその出力から硬
貨の材質を検出することが可能であり、発振周波数や励
磁周波数が低い場合には硬貨の表面の材質を、発振周波
数や励磁周波数が高い場合には硬貨の内部の材質を検出
することができる。
【0007】また、硬貨通路に配設するセンサの位置を
調整することで硬貨の外形を検出することも可能である
が、これは硬貨通路を通過する硬貨はその径により高さ
(面積)が異なるため、所定の高さにセンサを設けるこ
とで通過する硬貨により出力が異なることを利用したも
のである。
【0008】一般的には、従来の硬貨選別装置は、上述
のセンサを硬貨の材質、外形を検出する用途で用いるた
めに具備しており、各用途毎に1または複数のセンサを
利用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の硬貨
選別装置では硬貨の材質と外形で投入された硬貨の正偽
を判定しているため、材質や外形が正貨に酷似している
外国貨等を正貨として受け入れてしまうことになり、現
にこれを利用した犯罪も多発している。
【0010】そこで、この発明は、材質や外形等が正貨
に酷似している外国貨等の偽貨を検出することのできる
硬貨選別方法および装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明では、硬貨通路にセンサを配設
し、該センサにより該硬貨通路を転動する硬貨の特徴を
検出し、該検出結果に基づき前記硬貨の正偽を判定し
て、該判定により正と判定された前記硬貨を受け入れ、
前記判定により偽と判定された前記硬貨を返却する硬貨
選別方法において、前記センサが前記硬貨の特徴を検出
している特徴検出時間を計時するとともに、該計時した
特徴検出時間と予め設定した時間とを比較し、該比較結
果に基づいて前記硬貨の正偽を判定することを特徴とす
る。
【0012】また、請求項2の発明では、請求項1の発
明において、前記センサの出力は、前記硬貨の模様に応
じて上昇から下降および下降から上昇へと変化する変化
点を含む出力であり、前記特徴検出時間は、前記変化点
のうち最初の変化点が検出されてから最後の変化点が検
出されるまでに要する時間であることを特徴とする。
【0013】また、請求項3の発明では、請求項1の発
明において、前記センサが前記硬貨の存在を検出してい
る存在検出時間と前記特徴検出時間との比を算出し、該
算出した値と予め設定した判定値との比較結果に基づい
て前記硬貨の正偽を判定することを特徴とする。
【0014】また、請求項4の発明では、硬貨通路にセ
ンサを配設し、該センサにより該硬貨通路を転動する硬
貨の特徴を検出し、該検出結果に基づき前記硬貨の正偽
を判定して、該判定により正と判定された前記硬貨を受
け入れ、前記判定により偽と判定された前記硬貨を返却
する硬貨選別装置において、前記センサの出力に基づい
て前記硬貨の特徴を検出する特徴検出手段と、前記特徴
検出手段が前記硬貨の特徴を検出している特徴検出時間
を計時する計時手段と、前記計時手段が計時した特徴検
出時間と予め設定した時間とを比較する比較手段とを具
備することを特徴とする。
【0015】また、請求項5の発明では、請求項4の発
明において、前記センサの出力は、前記硬貨の模様に応
じて上昇から下降および下降から上昇へと変化する変化
点を含む出力であり、前記特徴検出手段は、前記センサ
の出力から前記変化点を検出し、前記計時手段は、前記
特徴検出手段が前記変化点のうち最初の変化点を検出し
てから最後の変化点が検出するまでに要する時間を計時
することを特徴とする。
【0016】また、請求項6の発明では、請求項4の発
明において、前記センサが前記硬貨の存在を検出してい
る存在検出時間と前記特徴検出時間との比を算出する時
間比算出手段をさらに具備し、前記比較手段は、前記時
間比算出手段が算出した値と予め設定した判定値とを比
較することを特徴とする。
【0017】
【実施例】以下、この発明に係わる硬貨選別方法および
装置の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、硬貨選別装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0019】図1において、硬貨選別装置100は、投
入された硬貨の選別制御を行う制御部1、硬貨の投入口
である硬貨投入部2、硬貨の特徴を検出するセンサ部
3、制御部1の制御に基づき投入された硬貨を振り分け
る硬貨振分部4、投入された硬貨を返却する硬貨返却部
5、投入された硬貨を受け入れる硬貨受入部6、投入さ
れた硬貨が移動する硬貨通路7(7−1、7−2、7−
3、7−4)を具備して構成される。
【0020】また、制御部1は、時間を計測する計時手
段11と、後述する各種処理を行うCPU(中央演算装
置)12、センサ部3の検知結果から硬貨の情報を検出
する検出手段13、検出手段13が検出したアナログ信
号の情報をディジタル信号の情報に変換するA/D変換
手段14、CPU12での硬貨の正偽判定結果に基づい
て硬貨振分部4を制御する硬貨振分制御手段15、CP
U12が硬貨の判定処理の際に必要とする判定値を格納
している判定値格納手段16、情報等を一時的に記憶す
るRAMや処理命令等が記録されたROM等で構成され
るメモリ17を具備して構成される。
【0021】ここで、硬貨選別装置100に投入された
硬貨の流れを図2を参照して説明する。
【0022】図2は、硬貨選別装置100における硬貨
の流れを示す略図である。
【0023】図2に示す硬貨選別装置においては、投入
された硬貨を金種別に受け入れることができるように硬
貨受入部6を硬貨受入部6a乃至6dに区分している
(図1では省略している)。
【0024】また、図1には示していない硬貨払出制御
部8を付加して、硬貨受入部6a乃至dに受け入れられ
た硬貨を払い出しできるように構成している。
【0025】さて、硬貨投入部2から投入された硬貨
は、硬貨通路7を介して硬貨振分部4まで搬送される
が、搬送途中にセンサ部3により当該硬貨の特徴が検知
され、このセンサ部3の出力は制御部1に入力され、制
御部1ではセンサ部3の出力に基づき、当該硬貨の正偽
と金種を選別し硬貨振分部4を制御する。
【0026】硬貨振分部4は、硬貨通路7を介して搬送
された硬貨を制御部1からの制御信号に基づき振り分け
る。
【0027】このとき、制御部1により当該硬貨が偽貨
であると認められた場合には、当該硬貨を硬貨返却部5
へ振り分け、当該硬貨は硬貨返却口9(図1では不図
示)から投入者に返却される。
【0028】また、制御部1により当該硬貨が正貨であ
ると認められた場合には、当該硬貨を硬貨受入部6に振
り分けるが、この場合には、更に金種別に硬貨受入部6
a乃至6dのいずれかに当該硬貨を振り分ける。
【0029】硬貨振分部6a乃至6dに振り分けられた
硬貨は、釣り銭の払い出し等、必要に応じて硬貨払出制
御部8の制御により、硬貨払出口10(図1では不図
示)から払い出される。
【0030】ところで、この硬貨選別装置100は、セ
ンサ部3で硬貨の模様等を検出する。なお、センサ部3
が具備するセンサ(不図示)は、構成自体は従来のもの
と同様である。
【0031】ここで、センサ部3の検出出力を利用した
硬貨表面の模様の検出方法を説明する。
【0032】硬貨表面の模様の検出は、センサ部3が進
入してきた硬貨の表面の凹凸のパターンを検出し、この
検出パターンと判定基準パターンの比較および模様の検
出時間と判定値の比較により行うが、硬貨は通常、表裏
でその模様が異なっており、さらに硬貨は硬貨通路7を
転動してセンサ部3に進入するためセンサ部3が検出す
る凹凸のパターンは無限に存在することになる。
【0033】しかし、凹凸のパターンが無限に存在する
としても同一の模様の凹凸を検出した場合には、検出デ
ータには何等かの特徴が存在することが考えられる。
【0034】そこで、センサ3部の出力を基本パターン
に編集する基本パターン化処理を行い、これを判定パタ
ーンと比較することで硬貨表面の模様の検出とすること
ができる。
【0035】図3は、センサ部3の出力データとこれを
基本パターン化したデータを示した図である。
【0036】センサ部3の出力は図3(a)に示すよう
に硬貨の表面の凹凸に応じて変化する波形となり、波形
の上昇から下降および下降から上昇へと変化する変化点
(変曲点)をデータとしてメモリ17に記憶し、最初の
変化点が検出されてから最後の変化点が検出されるまで
の時間を取得するとともに、記憶したデータを所定個数
に集約してデータの基本パターン化を行う。集約するデ
ータの個数は奇数個であれば特に制約はないが、硬貨毎
のデータのばらつきを吸収すること等を考慮し、ここで
は5個へ集約するものとする。
【0037】ここで、センサ部3の検出出力のデータ化
処理の方法を説明する。図4は、データ化処理の流れを
示すフローチャートである。
【0038】硬貨処理装置100が動作を開始し(ステ
ップ101)、硬貨投入部2から投入された硬貨が硬貨
通路7を通ってセンサ部3に進入すると(ステップ10
2でYES)、CPU12はセンサ部3の検出出力のサ
ンプリングを開始するとともに(ステップ103)、計
時手段11から時刻を取得してメモリ17に記憶する
(ステップ104)。硬貨のセンサ部3への進入は、セ
ンサ部3の検出出力がしきい値以下となった時点(図3
(a)のA点)で進入したものと判断する。
【0039】続いて、硬貨がセンサ部3から退出するま
での間(ステップ105でNO)、サンプリングしてい
る検出出力から下に凸の変曲点(図3(a)のP1、P
3、P5、P7、P9の各点)と上に凸の変曲点(図3
(a)のP2、P4、P6、P8の各点)を検出し、下
に凸の変曲点を検出すると(ステップ106でYE
S)、当該変曲点のデータと検出時刻をメモリ17に記
録し(ステップ107)、上に凸の変曲点を検出すると
(ステップ108でYES)、当該変曲点のデータと検
出時刻をメモリ17に記録する(ステップ109)。こ
の変曲点の検出は、減少傾向(若しくは増加傾向)にあ
った検出出力が増加傾向(若しくは減少傾向)に転じた
時点のデータを変曲点として取得することで行う。
【0040】次に、硬貨がセンサ部3を退出すると(ス
テップ105でYES)、検出出力のサンプリングを終
了するとともに(ステップ110)、計時手段11から
時刻を取得してメモリ17に記憶する(ステップ11
1)。
【0041】続いて、検出した変曲点のデータを上述し
たように5個のデータに集約した変化点を決定する(ス
テップ112、図3(b)参照)。この変化点の決定
は、まず、最初の変曲点P1を第1変化点P1DTと決
定し、最終の変曲点P9を第5変化点P5DTと決定す
る。次に、第1変化点P1DTと第5変化点P5DTに
決定した変曲点(P1、P9)を除いた変曲点のうち、
最も小さい値の変曲点P5を第3変化点P3DTに決定
する。第1変化点P1DT、第3変化点P3DT、第5
変化点P5DTはいずれも硬貨の凸部のデータ(下に凸
の変曲点)であるため、次に硬貨の凹部の割り出しを行
う。凹部の割り出しでは、第1変化点P1DTと第3変
化点P3DTの間で最も大きい値の変曲点P4を第2変
化点P2DTと決定し、第3変化点P3DTと第5変化
点P5DTの間で最も大きい値の変曲点P8を第4変化
点P4DTと決定する。これら決定した5個の変化点の
うち、第1変化点P1DTと第5変化点P5DTは硬貨
の外周部の形状(例えば、縁の有無や縁の厚さ)を評価
するためのデータであり、第2変化点P2DTと第3変
化点P3DTと第4変化点P4DTは硬貨の凹凸(模
様)を評価するためのデータである。
【0042】次に、メモリ17に記録されている変曲点
P1の検出時刻と変曲点P9の検出時刻に基づいて時間
t1を算出し(ステップ113)、メモリ17に記録さ
れている硬貨の進入時刻(図3(a)のA点)と退出時
刻(図3(a)のB点)に基づいて時間t2を算出する
(ステップ114)。時間t1とt2を算出したら、両
者の比である時間比t1/t2を算出する(ステップ1
15)。この時間比によって硬貨が硬貨通路7を移動す
る速度による時間のばらつきを吸収することができ、こ
れにより後段の処理が容易となる。また、ここで算出す
る時間比、つまり、t1は、対象となる硬貨が縁厚が少
なく、模様の凹凸差が大きいものほど小さな値となる。
【0043】続いて、ステップ112で決定した第1乃
至第5変化点を編集して基本パターン化するが(ステッ
プ116)、基本パターン化の処理では、まず、第1変
化点P1DTと第5変化点P5DTの値を比較し、第1
変化点P1DTの値の方が大きければ両者の値を入れ替
えて小さい順に並び変える。次に、第2変化点P2DT
と第4変化点P4DTの値を比較し、第2変化点P2D
Tの値の方が大きければ両者の値を入れ替える。この基
本パターン化により、進入した硬貨の表裏やタイミング
によらないデータを得ることができる。
【0044】次に、ステップ115で算出した時間比と
判定値格納手段16に格納されている判定値(受け入れ
可能な硬貨毎に異なる値であるため複数)を比較し(ス
テップ117)、両者が一致(完全な一致ではなく、予
め設定した許容範囲内での一致)すれば(ステップ11
7でYES)、ステップ116で編集した基本パターン
と判定値格納手段16に格納されているパターンとを比
較し(ステップ118)、両者が一致(完全な一致では
なく、予め設定した許容範囲内での一致)すれば(ステ
ップ118でYES)、硬貨振分制御手段15が当該硬
貨を正貨として硬貨受入部6に受け入れるように硬貨振
分部4を制御して(ステップ119)、処理を終了する
(ステップ121)。
【0045】一方、ステップ117で比較した時間比と
ステップ118で比較した基本パターンのいずれか一
方、若しくは両者が一致しなかった場合には(ステップ
117でNO、ステップ118でNO)、硬貨振分制御
手段15が当該硬貨を偽貨として硬貨返却部5から返却
するように硬貨振分部4を制御して(ステップ12
0)、処理を終了する(ステップ121)。
【0046】なお、この実施例では、硬貨を選別する方
法として、硬貨の縁位置(図4のステップ117の時間
比の比較)と模様(図4のステップ118の基本パター
ンの比較)を判定値と比較しているが、両者は必ずしも
併用する必要はなく、いずれか一方のみで硬貨の選別や
正偽判定を行うことができる。また、従来から使用され
ている硬貨の外形や材質を検出する方法を、より精度よ
く硬貨の選別や正偽判定を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、投入された硬貨の模様を検出するとともに、模様が
検出されている時間を判定値と比較することで当該硬貨
の正偽を判定するように構成したので、材質や外形、模
様等が正貨に酷似している外国貨等の偽貨をより確実に
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】硬貨選別装置の構成を示すブロック図。
【図2】硬貨選別装置における硬貨の流れを示す略図。
【図3】センサ部3の出力データとこれを基本パターン
化したデータを示した図。
【図4】データ化処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 制御部 2 硬貨投入部 3 センサ部 4 硬貨振分部 5 硬貨返却部 6、6a、6b、6c、6d 硬貨受入部 7、7−1、7−2、7−3、7−4 硬貨通路 8 硬貨払出制御部 9 硬貨返却口 10 硬貨払出口 11 計時手段 12 CPU 13 検出手段 14 A/D変換手段 15 硬貨振分制御手段 16 判定値格納手段 17 メモリ 100 硬貨選別装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨通路にセンサを配設し、該センサに
    より該硬貨通路を転動する硬貨の特徴を検出し、該検出
    結果に基づき前記硬貨の正偽を判定して、該判定により
    正と判定された前記硬貨を受け入れ、前記判定により偽
    と判定された前記硬貨を返却する硬貨選別方法におい
    て、 前記センサが前記硬貨の特徴を検出している特徴検出時
    間を計時するとともに、該計時した特徴検出時間と予め
    設定した時間とを比較し、該比較結果に基づいて前記硬
    貨の正偽を判定することを特徴とする硬貨選別方法。
  2. 【請求項2】 前記センサの出力は、 前記硬貨の模様に応じて上昇から下降および下降から上
    昇へと変化する変化点を含む出力であり、 前記特徴検出時間は、前記変化点のうち最初の変化点が
    検出されてから最後の変化点が検出されるまでに要する
    時間であることを特徴とする請求項1記載の硬貨選別方
    法。
  3. 【請求項3】 前記センサが前記硬貨の存在を検出して
    いる存在検出時間と前記特徴検出時間との比を算出し、
    該算出した値と予め設定した判定値との比較結果に基づ
    いて前記硬貨の正偽を判定することを特徴とする請求項
    1記載の硬貨選別方法。
  4. 【請求項4】 硬貨通路にセンサを配設し、該センサに
    より該硬貨通路を転動する硬貨の特徴を検出し、該検出
    結果に基づき前記硬貨の正偽を判定して、該判定により
    正と判定された前記硬貨を受け入れ、前記判定により偽
    と判定された前記硬貨を返却する硬貨選別装置におい
    て、 前記センサの出力に基づいて前記硬貨の特徴を検出する
    特徴検出手段と、 前記特徴検出手段が前記硬貨の特徴を検出している特徴
    検出時間を計時する計時手段と、 前記計時手段が計時した特徴検出時間と予め設定した時
    間とを比較する比較手段とを具備することを特徴とする
    硬貨選別装置。
  5. 【請求項5】 前記センサの出力は、 前記硬貨の模様に応じて上昇から下降および下降から上
    昇へと変化する変化点を含む出力であり、 前記特徴検出手段は、前記センサの出力から前記変化点
    を検出し、 前記計時手段は、前記特徴検出手段が前記変化点のうち
    最初の変化点を検出してから最後の変化点が検出するま
    でに要する時間を計時することを特徴とする請求項4記
    載の硬貨選別装置。
  6. 【請求項6】 前記センサが前記硬貨の存在を検出して
    いる存在検出時間と前記特徴検出時間との比を算出する
    時間比算出手段をさらに具備し、 前記比較手段は、前記時間比算出手段が算出した値と予
    め設定した判定値とを比較することを特徴とする請求項
    4記載の硬貨選別装置。
JP11046549A 1999-02-24 1999-02-24 硬貨選別方法および装置 Pending JP2000242823A (ja)

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CA002329338A CA2329338C (en) 1999-02-24 2000-02-24 Coin sorting method and device
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AU26910/00A AU751567B2 (en) 1999-02-24 2000-02-24 Coin sorting method and device
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