JPH0786939B2 - 硬貨識別装置 - Google Patents
硬貨識別装置Info
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- JPH0786939B2 JPH0786939B2 JP63129985A JP12998588A JPH0786939B2 JP H0786939 B2 JPH0786939 B2 JP H0786939B2 JP 63129985 A JP63129985 A JP 63129985A JP 12998588 A JP12998588 A JP 12998588A JP H0786939 B2 JPH0786939 B2 JP H0786939B2
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- electrode
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/08—Testing the magnetic or electric properties
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- G07D5/02—Testing the dimensions, e.g. thickness, diameter; Testing the deformation
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- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/005—Testing the surface pattern, e.g. relief
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Coins (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動販売機等の各種自動サービス機器に用
いられる硬貨識別装置に関し、特に非接触にて硬貨の厚
み、あるいは模様を識別するのに適した静電容量方式の
硬貨識別装置に関する。
いられる硬貨識別装置に関し、特に非接触にて硬貨の厚
み、あるいは模様を識別するのに適した静電容量方式の
硬貨識別装置に関する。
現在、よく利用されている電子式の硬貨識別装置の一般
構成は、硬貨通路の一側部に発振コイルを配設し、他側
部に該発振コイルと電磁気的に結合された受信コイルを
配設し、硬貨の通過時に生じる受信コイルからの電圧波
形(エンベロープ波形)にもとづき、硬貨の外形および
材質を検知して正偽および種別を判定するものである。
構成は、硬貨通路の一側部に発振コイルを配設し、他側
部に該発振コイルと電磁気的に結合された受信コイルを
配設し、硬貨の通過時に生じる受信コイルからの電圧波
形(エンベロープ波形)にもとづき、硬貨の外形および
材質を検知して正偽および種別を判定するものである。
しかしながら、これらの発振および受信コイルによる識
別装置は硬貨の径および材質を検出するのには適してい
るが、硬貨の厚みおよび模様を検出するのには不摘であ
る。
別装置は硬貨の径および材質を検出するのには適してい
るが、硬貨の厚みおよび模様を検出するのには不摘であ
る。
すなわち、厚みおよび模様をコイルで検出しようとする
と、硬貨の材質に依存する信号成分が含まれた形で受信
コイル出力に現れるため、この材質に依存する信号成分
を除去する回路を材質別に設けなければならず、構成が
複雑になる。
と、硬貨の材質に依存する信号成分が含まれた形で受信
コイル出力に現れるため、この材質に依存する信号成分
を除去する回路を材質別に設けなければならず、構成が
複雑になる。
また、模様のような細部の厚みの変化に応答するために
は、硬貨を一時停止させるか、極めて高速の回路素子を
用いなければならず、機構および回路構成の点で複雑に
なる。特に同一材質で同一形状の疑似硬貨に対しては、
これらの選別方法での識別は不可能である。
は、硬貨を一時停止させるか、極めて高速の回路素子を
用いなければならず、機構および回路構成の点で複雑に
なる。特に同一材質で同一形状の疑似硬貨に対しては、
これらの選別方法での識別は不可能である。
一般に、硬貨の表面に着目すれば、硬貨は平坦であり、
正貨には模様による凹凸が存在し、かつその各部分の厚
みが異なる。
正貨には模様による凹凸が存在し、かつその各部分の厚
みが異なる。
そこで、これらの表面上の凹凸の相違に基づく静電容量
の差異によって硬貨を選別する方法、つまり、2枚の電
極板間に選別すべき硬貨を挿入し、該硬貨の外観による
静電容量の差異によって硬貨を選別するものが、例え
ば、特公昭39−21291号公報に開示されている。
の差異によって硬貨を選別する方法、つまり、2枚の電
極板間に選別すべき硬貨を挿入し、該硬貨の外観による
静電容量の差異によって硬貨を選別するものが、例え
ば、特公昭39−21291号公報に開示されている。
ここで開示されている選別方法は、2枚の電極板間に選
別すべき硬貨を挿入した時、電極板間の静電容量に変化
が生じるので、2枚の電極板をコンデンサブリッジの1
つ、あるいは発振回路の発振要素の1つとして接続し、
コンデンサブリッジの不平衡、あるいは発振回路の発
振,非発振により、硬貨を選別するものである。
別すべき硬貨を挿入した時、電極板間の静電容量に変化
が生じるので、2枚の電極板をコンデンサブリッジの1
つ、あるいは発振回路の発振要素の1つとして接続し、
コンデンサブリッジの不平衡、あるいは発振回路の発
振,非発振により、硬貨を選別するものである。
しかし、対向電極の構造が単に2枚の電極板を対向させ
ただけであるため、電極板から出力される電気力線が拡
散し、微細な凹凸の変化を検出することができず、確実
性に劣るという問題があった。
ただけであるため、電極板から出力される電気力線が拡
散し、微細な凹凸の変化を検出することができず、確実
性に劣るという問題があった。
そこで、この発明は、硬貨の厚みあるいは模様に確実に
識別することができる硬貨識別装置を提供することを目
的とするものである。
識別することができる硬貨識別装置を提供することを目
的とするものである。
上記目的を達成するために、第1の発明は、硬貨通路の
一側部に第1のセンサ電極を配設するとともに、前記硬
貨通路を挟んで該硬貨通路の他側部に前記第1のセンサ
電極と対向して第2のセンサ電極を配設し、前記第1お
よび第2のセンサ電極の容量の変化に基づき前記硬貨通
路を通過する硬貨の種類を識別する硬貨識別装置におい
て、所定周波数の発振信号を出力する発振回路と、前記
発振回路の発振信号を入力し、前記第1のセンサ電極の
容量を含む第1の共振回路と、前記発振回路の反転発振
信号を入力し、前記第2のセンサ電極の容量を含む第2
の共振回路と、前記第1のセンサ電極を囲んで設けら
れ、前記第1の共振回路の出力が第1のバッファを介し
て印加される第1のガードリング電極と、前記第2のセ
ンサ電極を囲んで設けられ、前記第2の共振回路の出力
が第2のバッファを介して印加される第2のガードリン
グ電極と、前記第1および第2のバッファの出力をそれ
ぞれ検波整流する第1および第2の検波整流回路と、前
記第1および第2の検波整流回路の出力信号を加算する
加算回路と、前記加算回路の出力信号を所定の基準電圧
と比較することにより硬貨の種類を識別する検出回路と
を具備することを特徴とする。
一側部に第1のセンサ電極を配設するとともに、前記硬
貨通路を挟んで該硬貨通路の他側部に前記第1のセンサ
電極と対向して第2のセンサ電極を配設し、前記第1お
よび第2のセンサ電極の容量の変化に基づき前記硬貨通
路を通過する硬貨の種類を識別する硬貨識別装置におい
て、所定周波数の発振信号を出力する発振回路と、前記
発振回路の発振信号を入力し、前記第1のセンサ電極の
容量を含む第1の共振回路と、前記発振回路の反転発振
信号を入力し、前記第2のセンサ電極の容量を含む第2
の共振回路と、前記第1のセンサ電極を囲んで設けら
れ、前記第1の共振回路の出力が第1のバッファを介し
て印加される第1のガードリング電極と、前記第2のセ
ンサ電極を囲んで設けられ、前記第2の共振回路の出力
が第2のバッファを介して印加される第2のガードリン
グ電極と、前記第1および第2のバッファの出力をそれ
ぞれ検波整流する第1および第2の検波整流回路と、前
記第1および第2の検波整流回路の出力信号を加算する
加算回路と、前記加算回路の出力信号を所定の基準電圧
と比較することにより硬貨の種類を識別する検出回路と
を具備することを特徴とする。
また、第2の発明は、硬貨通路の一側部に第1のセンサ
電極を配設するとともに、前記硬貨通路を挟んで該硬貨
通路の他側部に前記第1のセンサ電極と対向して第2の
センサ電極を配設し、前記第1および第2のセンサ電極
の容量の変化に基づき前記硬貨通路を通過する硬貨の種
類を識別する硬貨識別装置において、所定周波数の発振
信号を出力する発振回路と、前記発振回路の発振信号を
入力し、前記第1のセンサ電極の容量を含む共振回路
と、前記第1のセンサ電極を囲んで設けられ、前記第1
の共振回路の出力がバッファを介して印加される第1の
ガードリング電極と、前記第2のセンサ電極を接地する
手段と、前記第2のセンサ電極を囲んで設けられ、接地
される第2のガードリング電極と、前記バッファの出力
を検波整流する検波整流回路と、前記検波整流回路の出
力信号を所定の基準電圧と比較することにより硬貨の種
類を識別する検出回路とを具備することを特徴とする。
電極を配設するとともに、前記硬貨通路を挟んで該硬貨
通路の他側部に前記第1のセンサ電極と対向して第2の
センサ電極を配設し、前記第1および第2のセンサ電極
の容量の変化に基づき前記硬貨通路を通過する硬貨の種
類を識別する硬貨識別装置において、所定周波数の発振
信号を出力する発振回路と、前記発振回路の発振信号を
入力し、前記第1のセンサ電極の容量を含む共振回路
と、前記第1のセンサ電極を囲んで設けられ、前記第1
の共振回路の出力がバッファを介して印加される第1の
ガードリング電極と、前記第2のセンサ電極を接地する
手段と、前記第2のセンサ電極を囲んで設けられ、接地
される第2のガードリング電極と、前記バッファの出力
を検波整流する検波整流回路と、前記検波整流回路の出
力信号を所定の基準電圧と比較することにより硬貨の種
類を識別する検出回路とを具備することを特徴とする。
硬貨の通路の両側に配設された第1および第2のセンサ
電極とその電極から発生する電気力線の拡散を防止する
第1および第2のガードリング電極により、硬貨通路を
横切るように電気力線が印加される。
電極とその電極から発生する電気力線の拡散を防止する
第1および第2のガードリング電極により、硬貨通路を
横切るように電気力線が印加される。
この状態で硬貨が通過すると、電極の静電容量が変化
し、これに伴って共振回路の出力電圧が変動する。この
変動は硬貨の厚みあるいは模様の変化に追随する。そこ
で、この変動分の電圧あるいは波形形状によって厚みお
よび模様を検知する。
し、これに伴って共振回路の出力電圧が変動する。この
変動は硬貨の厚みあるいは模様の変化に追随する。そこ
で、この変動分の電圧あるいは波形形状によって厚みお
よび模様を検知する。
例えば、共振回路の出力電圧の変動幅がある定められた
基準電圧の範囲内であれば、その硬貨は定められた厚み
の範囲内にあると認められる。また、ある所定の電圧を
複数回よぎるような波形形状であれば、その硬貨は定め
られた厚みで変動していることが考えられ、“模様あ
り”と判定できる。
基準電圧の範囲内であれば、その硬貨は定められた厚み
の範囲内にあると認められる。また、ある所定の電圧を
複数回よぎるような波形形状であれば、その硬貨は定め
られた厚みで変動していることが考えられ、“模様あ
り”と判定できる。
この場合、ガードリング電極によってセンサ電極の電気
力線がビーム状に絞られるので硬貨の厚みを微細に検出
することができる。
力線がビーム状に絞られるので硬貨の厚みを微細に検出
することができる。
第1図は、この発明による硬貨識別装置の一実施例を示
した回路図である。図において、硬貨通路の両側部に
は、硬貨1の表裏を臨むように電極2,3が対向して配設
されている。これらの電極2および3は第2図の硬貨通
路横断面図に示すように、中心部に配置されたセンサ電
極4A,4Bと、その周囲を囲むように配置され、センサ電
極4A,4Bからの電気力線6の拡散を防止するガードリン
グ電極5A,5Bとで構成されている。
した回路図である。図において、硬貨通路の両側部に
は、硬貨1の表裏を臨むように電極2,3が対向して配設
されている。これらの電極2および3は第2図の硬貨通
路横断面図に示すように、中心部に配置されたセンサ電
極4A,4Bと、その周囲を囲むように配置され、センサ電
極4A,4Bからの電気力線6の拡散を防止するガードリン
グ電極5A,5Bとで構成されている。
このうちセンサ電極4Aには共振回路7の出力信号が、ま
たセンサ電極4Bには共振回路8の出力信号が印加されて
いる。共振回路7はコイルL1,コンデンサC1および電極
2を含む浮遊容量C1fで決まる共振周波数f0で共振し、
また共振回路8はコイルL2,コンデンサC2および電極3
を含む浮遊容量C2fで決まる共振周波数f0で共振するも
ので、前者の共振回路7には周波数f1で発振する発振器
9の発振信号が入力され、後者の共振回路8には発振器
9の発振信号を反転回路10で反転した反対極性の発振信
号が入力されている。
たセンサ電極4Bには共振回路8の出力信号が印加されて
いる。共振回路7はコイルL1,コンデンサC1および電極
2を含む浮遊容量C1fで決まる共振周波数f0で共振し、
また共振回路8はコイルL2,コンデンサC2および電極3
を含む浮遊容量C2fで決まる共振周波数f0で共振するも
ので、前者の共振回路7には周波数f1で発振する発振器
9の発振信号が入力され、後者の共振回路8には発振器
9の発振信号を反転回路10で反転した反対極性の発振信
号が入力されている。
この場合、発振周波数f1は共振周波数f0より高めに設定
されており、f0で共振しているときC1およびC2の両端に
は電圧V1が発生するように構成されている。
されており、f0で共振しているときC1およびC2の両端に
は電圧V1が発生するように構成されている。
次に、C1およびC2の出力端はそれぞれ対応するセンサ電
極4A,4Bに接続されている他に、バッファ11および12の
入力に接続されている。そして、それぞれのバッファ1
1,12の出力は電極2および3のガードリング電極5A,5B
に印加され、第2図の如くセンサ電極4A,4Bの電気力線
6の拡散を防ぐ役目をしている。
極4A,4Bに接続されている他に、バッファ11および12の
入力に接続されている。そして、それぞれのバッファ1
1,12の出力は電極2および3のガードリング電極5A,5B
に印加され、第2図の如くセンサ電極4A,4Bの電気力線
6の拡散を防ぐ役目をしている。
すなわち、電気力線6をビーム状にすることによって硬
貨の細部の変化をみることが可能となる。
貨の細部の変化をみることが可能となる。
また、センサ電極位置での検知出力の初期計測開始点が
確実に設定できる。バッファ11および12の出力はそれぞ
れけ検波整流回路13,14にも接続され、ここで周波数f1
の信号成分は直流化され、次段の加算回路15で加算され
た後、厚み検知回路16および模様検知回路17に入力され
る。
確実に設定できる。バッファ11および12の出力はそれぞ
れけ検波整流回路13,14にも接続され、ここで周波数f1
の信号成分は直流化され、次段の加算回路15で加算され
た後、厚み検知回路16および模様検知回路17に入力され
る。
厚み検知回路16および模様検知回路17は、硬貨通過時に
おける加算回路15の出力電圧信号により、その電圧変動
分が適切な厚みに対応した範囲内にあるか否かによって
厚みの適否を、また硬貨の模様に対応した波形形状とな
っているか否かによって模様の有無を検知するものであ
り、その検知結果は制御部18に送出され、正偽および金
種の判定がなされることとなる。
おける加算回路15の出力電圧信号により、その電圧変動
分が適切な厚みに対応した範囲内にあるか否かによって
厚みの適否を、また硬貨の模様に対応した波形形状とな
っているか否かによって模様の有無を検知するものであ
り、その検知結果は制御部18に送出され、正偽および金
種の判定がなされることとなる。
以上の構成において、硬貨1が通過する場合の動作を説
明する。まず、待機状態においては、コンデンサC1およ
びC2の両端では第3図に示すようにV1の電圧が発生して
いる。この状態で、硬貨1が投入され、硬貨1が電極2
および3の間を通過すると、その通過時間の間、電極2,
3間の静電容量が変化し、第3図の共振波形の曲線は実
線からの破線のように低周波数側へ移動し、コンデンサ
C1およびC2の両端にかかる電圧はV1よりV2に減少する。
この場合、硬貨通過時の容量変化は微小で0.1PF以下で
あるが、共振周波数がずれるために、その微細な変動を
大きな振幅の電圧変動としてとらえることができる。
明する。まず、待機状態においては、コンデンサC1およ
びC2の両端では第3図に示すようにV1の電圧が発生して
いる。この状態で、硬貨1が投入され、硬貨1が電極2
および3の間を通過すると、その通過時間の間、電極2,
3間の静電容量が変化し、第3図の共振波形の曲線は実
線からの破線のように低周波数側へ移動し、コンデンサ
C1およびC2の両端にかかる電圧はV1よりV2に減少する。
この場合、硬貨通過時の容量変化は微小で0.1PF以下で
あるが、共振周波数がずれるために、その微細な変動を
大きな振幅の電圧変動としてとらえることができる。
そこで、コンデンサC1およびC2での電圧変動分はバッフ
ァ11,12を経て検波整流回路13,14で検波整流され、第4
図に示す波形a(実線)およびb(破線)のような波形
となる。
ァ11,12を経て検波整流回路13,14で検波整流され、第4
図に示す波形a(実線)およびb(破線)のような波形
となる。
ここで、5図に示すように、電極2,3の距離をD、電極
2と硬貨1の表面との距離をD1、電極3と硬貨1の裏面
との距離をD2としたとき、硬貨の厚み(t)はt=D−
(D1+D2)で表わされる。
2と硬貨1の表面との距離をD1、電極3と硬貨1の裏面
との距離をD2としたとき、硬貨の厚み(t)はt=D−
(D1+D2)で表わされる。
そこで、第4図における実線aの波形と破線bとの波形
を加算したc(一点鎖線)の波形は、前記の式より硬貨
の厚み(微細的にみれば硬貨両側の模様)と相関関係が
ある。つまり、加算した波形cを利用すれば、電極2,3
間を通過した硬貨1の厚みは電極2側寄りに通過した場
合も、電極3側寄りに通過した場合でもその厚みtが検
出可能となる。
を加算したc(一点鎖線)の波形は、前記の式より硬貨
の厚み(微細的にみれば硬貨両側の模様)と相関関係が
ある。つまり、加算した波形cを利用すれば、電極2,3
間を通過した硬貨1の厚みは電極2側寄りに通過した場
合も、電極3側寄りに通過した場合でもその厚みtが検
出可能となる。
厚み検知回路16の詳細は図示しないが、第4図の如く基
準電圧Vth1およびVth2を設定し、前記波形cの底部がこ
れらの基準電圧の範囲内に入っているか否かをコンパレ
ータ等で検出する。
準電圧Vth1およびVth2を設定し、前記波形cの底部がこ
れらの基準電圧の範囲内に入っているか否かをコンパレ
ータ等で検出する。
また、模様検知回路17の詳細も図示しないが、第6図の
ように基準電圧Vth3を設定し、前記波形cの底部がVth3
を、例えば、3点以上よぎれば“模様あり”と検知す
る。模様のない偽貨の場合は加算回路15の出力波形Cは
第7図に示すようにd(実線)あるいはe(破線)で示
すような波形形状となり、Vth3を3点以上よぎることが
なく、模様なしとして識別する。
ように基準電圧Vth3を設定し、前記波形cの底部がVth3
を、例えば、3点以上よぎれば“模様あり”と検知す
る。模様のない偽貨の場合は加算回路15の出力波形Cは
第7図に示すようにd(実線)あるいはe(破線)で示
すような波形形状となり、Vth3を3点以上よぎることが
なく、模様なしとして識別する。
なお、上記の実施例はVth1,Vth2,Vth3を固定している
が、次のようにして可変設定することもできる。すなわ
ち、第8図に示すように、加算回路15の出力波形cの立
下完了時点でその時点の電圧を基準にしてある一定電圧
(α,β,γ)をシフトさせてVth1,Vth2,Vth3を設定す
る。このようにすれば、湿度や塵の付着等の環境変化で
あっても厚みおよび模様を確実に検出することができ
る。
が、次のようにして可変設定することもできる。すなわ
ち、第8図に示すように、加算回路15の出力波形cの立
下完了時点でその時点の電圧を基準にしてある一定電圧
(α,β,γ)をシフトさせてVth1,Vth2,Vth3を設定す
る。このようにすれば、湿度や塵の付着等の環境変化で
あっても厚みおよび模様を確実に検出することができ
る。
また、模様検知にVth3を使わずに第9図に示すように加
算回路15の出力波形cと、この波形Cに遅延性を持たせ
た波形c′とを比較することにより、模様の凹凸に対応
したパルス波形を取出し、このパルス波形におけるパル
ス数およびパルス幅によって模様の有無を検知すること
も可能である。
算回路15の出力波形cと、この波形Cに遅延性を持たせ
た波形c′とを比較することにより、模様の凹凸に対応
したパルス波形を取出し、このパルス波形におけるパル
ス数およびパルス幅によって模様の有無を検知すること
も可能である。
また、上記の実施例と異なり、第10図に示すように電極
2,3のうち3には信号を印加せず接地電位(0V)とし、
硬貨1と電極2との間の静電容量の変化に起因するコン
デンサC1出力電圧波形の電圧変位によって硬貨の厚みお
よび模様を検出することも可能である。この場合、厚み
検知回路16は変位検知回路16′として機能し、模様検知
回路17は硬貨片面の模様を検知する回路として機能する
ようにすればよい。また、硬貨1と電極2とは、第11図
に示すように電極2と硬貨1との距離Dが一定に保持さ
れるようにその相対関係を設定することが必要である。
これは、硬貨1の通路を電極2側あるいは3側へ傾ける
ことによって容易に実現することができる。
2,3のうち3には信号を印加せず接地電位(0V)とし、
硬貨1と電極2との間の静電容量の変化に起因するコン
デンサC1出力電圧波形の電圧変位によって硬貨の厚みお
よび模様を検出することも可能である。この場合、厚み
検知回路16は変位検知回路16′として機能し、模様検知
回路17は硬貨片面の模様を検知する回路として機能する
ようにすればよい。また、硬貨1と電極2とは、第11図
に示すように電極2と硬貨1との距離Dが一定に保持さ
れるようにその相対関係を設定することが必要である。
これは、硬貨1の通路を電極2側あるいは3側へ傾ける
ことによって容易に実現することができる。
さらに、上記実施例では硬貨の厚みと模様の両方を検知
する構成を示したが、一方のみを検出する構成にしても
よい。
する構成を示したが、一方のみを検出する構成にしても
よい。
以上説明したようにこの発明によれば、センサ電極の周
囲に電気力線の拡散を防止するガードリング電極を配設
した1対の電極間の静電容量の変化と、この静電容量の
変化に起因する共振電圧の変動幅および波形形状によ
り、硬貨の厚みあるいは模様を検出するように構成した
ため、硬貨の種別を確実に識別することができる。
囲に電気力線の拡散を防止するガードリング電極を配設
した1対の電極間の静電容量の変化と、この静電容量の
変化に起因する共振電圧の変動幅および波形形状によ
り、硬貨の厚みあるいは模様を検出するように構成した
ため、硬貨の種別を確実に識別することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は対向
電極の詳細構成図、第3図は共振出力波形の変化を説明
するための波形図、第4図は厚み検出動作を説明するた
めの波形図、第5図は硬貨の厚みと静電容量の関係を説
明するための説明図、第6図および第7図は模様検出動
作を説明するための波形図、第8図は厚みおよび模様検
出のための基準電圧の可変設定方法の説明用波形図、第
9図は模様検出方法の他の方法を説明するための波形
図、第10図は本発明の他の実施例を示す回路図、第11図
は第10図における電極と硬貨の位置関係を示す説明図で
ある。 1……硬貨、2,3……電極、4A,4B……センサ電極、5A,5
B……ガードリング電極、6……電気力線、7,8……共振
回路、9……発振器、10……反転回路、11,12……バッ
ファ、13,14……検波整流回路、15……加算回路、16…
…厚み検知回路、17……模様検知回路、18……制御部。
電極の詳細構成図、第3図は共振出力波形の変化を説明
するための波形図、第4図は厚み検出動作を説明するた
めの波形図、第5図は硬貨の厚みと静電容量の関係を説
明するための説明図、第6図および第7図は模様検出動
作を説明するための波形図、第8図は厚みおよび模様検
出のための基準電圧の可変設定方法の説明用波形図、第
9図は模様検出方法の他の方法を説明するための波形
図、第10図は本発明の他の実施例を示す回路図、第11図
は第10図における電極と硬貨の位置関係を示す説明図で
ある。 1……硬貨、2,3……電極、4A,4B……センサ電極、5A,5
B……ガードリング電極、6……電気力線、7,8……共振
回路、9……発振器、10……反転回路、11,12……バッ
ファ、13,14……検波整流回路、15……加算回路、16…
…厚み検知回路、17……模様検知回路、18……制御部。
Claims (2)
- 【請求項1】硬貨通路の一側部に第1のセンサ電極を配
設するとともに、前記硬貨通路を挟んで該硬貨通路の他
側部に前記第1のセンサ電極と対向して第2のセンサ電
極を配設し、前記第1および第2のセンサ電極の容量の
変化に基づき前記硬貨通路を通過する硬貨の種類を識別
する硬貨識別装置において、 所定周波数の発振信号を出力する発振回路と、 前記発振回路の発振信号を入力し、前記第1のセンサ電
極の容量を含む第1の共振回路と、 前記発振回路の反転発振信号を入力し、前記第2のセン
サ電極の容量を含む第2の共振回路と、 前記第1のセンサ電極を囲んで設けられ、前記第1の共
振回路の出力が第1のバッファを介して印加される第1
のガードリング電極と、 前記第2のセンサ電極を囲んで設けられ、前記第2の共
振回路の出力が第2のバッファを介して印加される第2
のガードリング電極と、 前記第1および第2のバッファの出力をそれぞれ検波整
流する第1および第2の検波整流回路と、 前記第1および第2の検波整流回路の出力信号を加算す
る加算回路と、 前記加算回路の出力信号を所定の基準電圧と比較するこ
とにより硬貨の種類を識別する検出回路と を具備することを特徴とする硬貨識別装置。 - 【請求項2】硬貨通路の一側部に第1のセンサ電極を配
設するとともに、前記硬貨通路を挟んで該硬貨通路の他
側部に前記第1のセンサ電極と対向して第2のセンサ電
極を配設し、前記第1および第2のセンサ電極の容量の
変化に基づき前記硬貨通路を通過する硬貨の種類を識別
する硬貨識別装置において、 所定周波数の発振信号を出力する発振回路と、 前記発振回路の発振信号を入力し、前記第1のセンサ電
極の容量を含む共振回路と、 前記第1のセンサ電極を囲んで設けられ、前記第1の共
振回路の出力がバッファを介して印加される第1のガー
ドリング電極と、 前記第2のセンサ電極を接地する手段と、 前記第2のセンサ電極を囲んで設けられ、接地される第
2のガードリング電極と、 前記バッファの出力を検波整流する検波整流回路と、 前記検波整流回路の出力信号を所定の基準電圧と比較す
ることにより硬貨の種類を識別する検出回路と を具備することを特徴とする硬貨識別装置。
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ES89305093T ES2050795T3 (es) | 1988-05-27 | 1989-05-19 | Verificador de validez de monedas. |
EP89305093A EP0343871B1 (en) | 1988-05-27 | 1989-05-19 | Coin validator |
CA000600222A CA1304782C (en) | 1988-05-27 | 1989-05-19 | Coin validator |
DE68914030T DE68914030T2 (de) | 1988-05-27 | 1989-05-19 | Münzprüfer. |
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US5404987A (en) * | 1989-10-18 | 1995-04-11 | Mars Incorporated | Method and apparatus for validating money |
GB2238152B (en) * | 1989-10-18 | 1994-07-27 | Mars Inc | Method and apparatus for validating coins |
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US5542880A (en) * | 1990-05-14 | 1996-08-06 | Cummins-Allison Corp. | Coin handling system with shunting mechanism |
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GB2310070B (en) * | 1996-02-08 | 1999-10-27 | Mars Inc | Coin diameter measurement |
GB2323200B (en) | 1997-02-24 | 2001-02-28 | Mars Inc | Coin validator |
US5997395A (en) * | 1998-03-17 | 1999-12-07 | Cummins-Allison Corp. | High speed coin sorter having a reduced size |
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SE522752C2 (sv) | 2001-11-05 | 2004-03-02 | Scan Coin Ind Ab | Metod att driva en myntdiskriminator och en myntdiskriminator där påverkan på spolorgan mäts när mynt utsätts för magnetfält alstrade av spolorgan utanför myntet |
US20040092222A1 (en) * | 2002-11-07 | 2004-05-13 | Bogdan Kowalczyk | Stationary head for a disc-type coin processing device having a solid lubricant disposed thereon |
KR100960126B1 (ko) * | 2003-02-25 | 2010-05-27 | 엘지엔시스(주) | 지폐 투입기에서의 지폐두께 측정 방법 |
EP1668602B1 (en) | 2003-09-24 | 2010-04-21 | Scan Coin Ab | Coin discriminator |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5269395A (en) * | 1975-12-05 | 1977-06-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Coin detector |
US4184366A (en) * | 1976-06-08 | 1980-01-22 | Butler Frederick R | Coin testing apparatus |
JPS5382387A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-20 | Isao Iida | Device for detecting number of goods |
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JPS6188387A (ja) * | 1984-10-06 | 1986-05-06 | 富士電機株式会社 | 紙葉類判別装置 |
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1988
- 1988-05-27 JP JP63129985A patent/JPH0786939B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-05-19 DE DE68914030T patent/DE68914030T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-19 EP EP89305093A patent/EP0343871B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-19 CA CA000600222A patent/CA1304782C/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-19 ES ES89305093T patent/ES2050795T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-19 US US07/354,047 patent/US5002174A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-25 KR KR1019890007021A patent/KR920004083B1/ko not_active IP Right Cessation
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DE68914030T2 (de) | 1994-10-13 |
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CA1304782C (en) | 1992-07-07 |
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