JPH07120453B2 - 電子式硬貨選別装置の硬貨返却信号発生装置 - Google Patents
電子式硬貨選別装置の硬貨返却信号発生装置Info
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- JPH07120453B2 JPH07120453B2 JP1037644A JP3764489A JPH07120453B2 JP H07120453 B2 JPH07120453 B2 JP H07120453B2 JP 1037644 A JP1037644 A JP 1037644A JP 3764489 A JP3764489 A JP 3764489A JP H07120453 B2 JPH07120453 B2 JP H07120453B2
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Description
置において、投入硬貨の返却操作が行われたことを示す
硬貨返却信号を発生する硬貨返却信号発生装置に関す
る。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
一旦硬貨を投入したのち商品の購入をやめる場合、利用
者が返却レバーを操作すると、投入硬貨を返却するよう
に構成されている。 この時、この返却レバーの操作により硬貨選別装置の硬
貨通路を開放して、この部分に詰った硬貨も返却できる
ように構成されており、この硬貨通路の開放動作に基づ
いて硬貨返却信号を発生するようになっている。 このため従来は、この硬貨通路の開放と連動する専用の
スイッチが設けられており、このスイッチから硬貨返却
信号を発生させていた。
する装置の部品点数が多くなり、コスト高になるという
問題があった。 そこで本発明は電子式硬貨選別装置の選別コイルから得
られる信号を利用する硬貨返却信号発生装置を提供する
ことにより前記の問題を解消することを課題とする。
に沿って順次設けられると共に、それぞれが当該硬貨通
路を挟んで対向するように設けられた第1及び第2組の
選別コイル(1A,1B,2A,2B)と、該第1及第2組の選別
コイルをそれぞれ1辺とし、待機状態で平衡するように
された第1及び第2の交流ブリッジ回路(ω,R1,R2,L1,
L2)と、該第1及び第2の交流ブリッジ回路の出力電圧
をそれぞれ検出して出力する第1及び第2の検出回路
(11,21,12,22)とを備え、前記検出回路の出力電圧に
基づいて、前記硬貨通路に投入された硬貨を選別すると
共に、前記硬貨通路の開放を検知して硬貨返却信号を発
生する電子式硬貨選別装置の硬貨返却信号発生装置にお
いて、前記第1及び第2の検出回路の出力電圧が所定値
に達したことをそれぞれ検出して出力する第1及び第2
の比較回路(41,42)と、該第1及び第2の比較回路の
出力の論理積により前記硬貨返却信号を発生する論理積
回路(50)とを備えることを特徴としている。
るとき、硬貨通路を挟んで対向する選別コイルのインピ
ーダンス変化は各組について同時に発生する。 通常、硬貨投入によって生ずる選別コイルのインピーダ
ンス変化は、硬貨がその通路を転がり落下する過程で生
ずるため、硬貨経路の前後関係にある選別コイルの組の
間では、各組の選別コイルのインピーダンス変化が時間
的に前後して発生し、同時ではない。 従って、第1及び第2の比較回路並びに論理積回路によ
り第1及び第2組の選別コイルのインピーダンスが同時
に変化したことを検出し、硬貨の返却操作時に硬貨の投
入とは区別して硬貨返却信号を発生する。
明する。第3図は電子式硬貨選別装置内の選別コイルの
配置と硬貨通路との関係を示す側面図、また第4図およ
び第5図は第3図の上方からこの装置を見たときの平面
図で、第4図は硬貨の選別が行われる通常の状態を示
し、第5図は硬貨の返却操作等に基づいて硬貨通路が開
放された状態を示している。 第3図ないし第5図において01は硬貨投入口、02は投入
された硬貨(この例では100円硬貨とする)、03は硬貨
通路(の底面のレール部)、WA,WBは硬貨通路03に対す
る側壁を形成する側壁部である。そしてこの側壁部WA,W
Bは第4図、第5図に示すように蝶番HGによって互いに
結合され、第5図に示すように硬貨返却時には側壁部WB
が側壁部WAに対し蝶番HGを軸にして回転し、硬貨通路03
を開放するように構成されている。 第3図に示すように硬貨投入口01より投入された硬貨02
は硬貨通路03上を転がりながら落下して行く。1A,1Bお
よび2A,2Bはこの硬貨通路03に沿って配置された選別コ
イルで、第1図で述べるように発振電源ωによって励磁
されており、自身が発生する交番磁界中を硬貨02が通過
するときの交番磁界の変化、従って選別コイルのインピ
ーダンスの変化を各種の回路を介して検出するものであ
る。なおここで1A,1Bは主に硬貨02の材質,厚さを検出
するための選別コイル、2A,2Bは主に硬貨02の外径を検
出するための選別コイルである。 ここで選別コイル1A,2Aは側壁部WAに埋込まれ、またコ
イル1B,2Bは側壁部WBに埋込まれている。そして選別コ
イル1Aと2Aとは硬貨通路03を挟んでそれぞれ選別コイル
1Bと2Bとに対向するように配置されている。そして選別
コイル1Aと1Bとは第1図に示すように直列に接続され、
また選別コイル2Aと2Bも同様に直列に接続されている。 第1図は本発明の一実施例としての合理的な構成を示す
回路図である。同図においてL1,L2は基準のインダクタ
ンス素子、1A,1B及び2A,2Bは前記の選別コイル、R1,R2
は抵抗器、ωは発振電源であり、これらで2つのブリッ
ジ回路を構成している。このブリッジの出力はそれぞれ
差動増幅器11,12に入力されて増巾され、この差動増幅
器11,12の出力はそれぞれ整流平滑回路21,22に入力され
て整流されたのち平滑化され、この整流平滑回路21,22
の出力21a,22aはそれぞれ比較回路41,42に入力されて所
定値COM1,COM2と比較され、さらにこの比較回路41,42の
出力41a,42aは共にAND回路50に入力されてこの出力41a,
42aの論理積が求められ、そしてこの論理積出力が硬貨
返却信号RTとなる。 この2つのブリッジ回路は待機状態で平衡するようにイ
ンダクタンス素子L1,L2により調整されており、投入さ
れた硬貨02が第4図のように選別コイル1A,1Bの間、お
よび2A,2Bの間を通過するとき、または返却操作により
第5図のように硬貨通路03が開放されたときは、各選別
コイル1A,1B,2A,2Bのインピーダンスが変化して平衡状
態が崩れ不平衡状態となる。 第2図は第1図の各部の動作説明用のタイムチャート
で、第2図の期間T1は第4図のように硬貨02が選別コイ
ル部を通過して選別が行われるときのタイムチャートで
あり、第2図の期間T2は第5図のように硬貨通路03の開
放が行われるときのタイムチャートである。なお第2図
の(1),(2)はそれぞれ第1図の整流平滑回路の出
力21a,22aを示し、同図の(3),(4)はそれぞれ第
1図の比較回路の出力41a,42aを示し、同図(5)は第
1図のAND回路50の出力としての硬貨返却信号RTを示
す。 第2図を説明すると、期間T1においては、硬貨02はまず
最初に選別コイル1A,1B間を通過し、次に選別コイル2A,
2B間を通過する。従って比較回路41,42の出力41a,42aは
同時に“High"とならないためAND回路50の出力は“Low"
のままで硬貨返却信号RTは出力されない。 他方、硬貨の返却操作を行ったときは、期間T2のよう
に、選別コイル1Aと1B間および2Aと2B間のそれぞれの間
隔が同時に広がるため比較回路の出力41a,42aは同時に"
High"となり、AND回路50の出力は“High"となり硬貨返
却信号RTが出力される。
を挟んで対向する選別コイル複数組のインピーダンスが
同時に変化したことを検出して、硬貨の返却操作が行わ
れたと判断することとしたので、簡単な構成でこの返却
操作の実施を示す硬貨返却信号を発生させることができ
る。
回路図、第2図は第1図の動作説明用のタイムチャー
ト、第3図は選別コイルと硬貨通路との配置関係を示す
側面図、第4図は第3図に対応する通常時の平面図、第
5図は第3図に対応する硬貨通路開放時の平面図であ
る。 01:硬貨投入口、02:硬貨、03:硬貨通路、WA,WB:側壁
部、HG:蝶番、1A,1B,2A,2B:選別コイル、L1,L2:インダ
クタンス素子、R1,R2:抵抗器、ω:発振電源、11,12:差
動振巾回路、21,22:整流平滑回路、41,42:比較回路、5
0:AND回路、RT:硬貨返却信号。
Claims (1)
- 【請求項1】硬貨通路に沿って順次設けられると共に、
それぞれが当該硬貨通路を挟んで対向するように設けら
れた第1及び第2組の選別コイルと、該第1及び第2組
の選別コイルをそれぞれ1辺とし、待機状態で平衡する
ようにされた第1及び第2の交流ブリッジ回路と、該第
1及び第2の交流ブリッジ回路の出力電圧をそれぞれ検
出して出力する第1及び第2の検出回路とを備え、前記
検出回路の出力電圧に基づいて、前記硬貨通路に投入さ
れた硬貨を選別すると共に、前記硬貨通路の開放を検知
して硬貨返却信号を発生する電子式硬貨選別装置の硬貨
返却信号発生装置において、前記第1及び第2の検出回
路の出力電圧が所定値に達したことをそれぞれ検出して
出力する第1及び第2の比較回路と、該第1及び第2の
比較回路の出力の論理積により前記硬貨返却信号を発生
する論理積回路とを備えることを特徴とする電子式硬貨
選別装置の硬貨返却信号発生装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1037644A JPH07120453B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 電子式硬貨選別装置の硬貨返却信号発生装置 |
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JP1037644A JPH07120453B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 電子式硬貨選別装置の硬貨返却信号発生装置 |
Publications (2)
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ID=12503360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (3)
Country | Link |
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US4705154A (en) * | 1985-05-17 | 1987-11-10 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Coin selection apparatus |
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1990
- 1990-02-15 KR KR1019900001820A patent/KR930006099B1/ko not_active IP Right Cessation
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