JPH01193988A - 電子式硬貨選別装置の判定方法 - Google Patents

電子式硬貨選別装置の判定方法

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JPH01193988A
JPH01193988A JP1835188A JP1835188A JPH01193988A JP H01193988 A JPH01193988 A JP H01193988A JP 1835188 A JP1835188 A JP 1835188A JP 1835188 A JP1835188 A JP 1835188A JP H01193988 A JPH01193988 A JP H01193988A
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JP
Japan
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coin
sorting
circuit
coils
variation
Prior art date
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Pending
Application number
JP1835188A
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English (en)
Inventor
Shinji Yokomori
伸二 横森
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は硬貨通路に沿い選別コイルを配置して複数種
類の硬貨の正偽を判定する電子式硬貨選別装置(以下電
子コインメックとも略称する)における硬貨種別の判定
方法に関するもので、特に500円硬貨と韓国500ウ
オン硬貨のように選別コイルからの検出値の分布領域が
近接する場合であっても、正しく硬貨の種別を弁別し得
るようにした判定方法に関する。 なお以下、硬貨をコインとも略称する。また各図におい
て同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。また論理
“I″、“0″は単に“1”、“0”と記すものとする
【従来の技術】
第3図はこの種の電子コインノック内の硬貨通路の原理
構成図、第4図はこの電子コインノックの基本回路構成
を示すブロック図である。 第3図において硬貨投入口1より投入された硬貨(この
例では500円硬貨とする)2は硬貨通路3上を転りな
がら落下して行く。Ll、L2はこの硬貨通路3に沿っ
て配置された選別コイルで、第4図で述べるように交流
電源10によって励磁されており、自身が発生する交番
磁界中を硬貨2が通過するときの交番磁界の変化を各種
の回路を介して検出するものである。なおここでLlは
主に硬貨2の材質、厚さを検出するための選別コイル、
L2は主に硬貨2の外径を検出するための選別コイルで
ある。 次に第4図において、10は所定の周波数ωの交流電源
であり、選別コイルLl、同コイルL1の直列抵抗R1
,基準コイルし、同コイルLの直列抵抗Rからなる第1
のブリッジ回路と、選別コイルクL2.同コイルL2の
直列抵抗R2,基準コイルし、直列抵抗Rからなる第2
のブリッジ回路とに対する励振電源になっている。 IL 12はそれぞれ選別コイルLl、L2の検出電圧
、従って前記第1.第2のブリッジ回路の検出電圧を増
巾する差動増巾回路、21.22はそれぞれ差動増巾回
路11.12の出力電圧を整流する整流回路、3L32
はそれぞれ整流回路21.22の出力電圧のピーク検出
値PL、P2を出力するピーク検出回路である。 また41.42はそれぞれピーク検出値PI、P2をそ
れぞれ所定値、この例では第5図で述べる500円硬貨
判定範囲AI、A2と比較する比較回路で、ピーク検出
値PI、P2がそれぞれ判定範囲AI、A2内にあると
きのみ“1゛を出力する。 次に50は比較回路41および42の出力のAND条件
を求めるAND回路で、その出力が1”のとき、選別対
象の硬貨を正貨とみなすものである。 従来はこの第4図のように硬貨2の通過による選別コイ
ルLL、L2の発振磁界の変化を検出する回路を設けて
、この変化による検出値がそれぞれ所定の範囲内にある
とき正貨であると判定していた。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述のような判定方式では、正貨にかなり
近催した外国貨が排除しにくいという欠点があった。例
えば第5図(a)、 (b)はそれぞれ前記選別コイル
Ll、L2による前記ピーク検出値P1、R2の硬貨種
別(この場合500円硬貨と韓国500ウオン硬貨)に
対応する分布特性を示す。ここで同図のように500円
硬貨判定範囲AI、A2をピーク検出値PI、P2の径
年変化、温度変化を考慮して500円硬貨分布範囲01
1.012より十分広くとると、ピーク検出値PL、P
2共に500円硬貨判定範囲AI、A2内に韓国500
ウオン硬貨の分布範囲021 、 R22が入るため5
00ウオン硬貨を500円硬貨として判定するという問
題点があった。 そこで本発明の目的は第4図の回路にさらに、ピーク検
出値PL、P2を入力変数として所定の演算式に与えて
得た演算値を所定値と比較する回路を付加し、この比較
出力と、第4図の回路の比較出力とのAND条件を求め
る硬貨判定方法を提供することにより、上述の問題点を
除去し、正貨に類似した正貨以外のものを確実に排除す
ることにある。
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために本発明の方法は、r硬貨通
路(3など)に沿い複数の選別コイル(Ll、L2など
)を配置し、(交流電源10.直列抵抗R1,R2等を
介して)この選別コイルにそれぞれ交流磁界を発生させ
、(基準コイルし、直列抵抗R2差動増巾回路lL12
、整流回路21,22、ピーク検出回路31.32など
を介して得た)硬貨による前記交流磁界の変化量(に対
応するピーク検出値PI、P2など)により硬貨の正偽
を判別する電子式硬貨選別装置において、 前記選別コイルごとの前記変化量が全てそれぞれ対応す
る所定の範囲(500円硬貨判定範囲Al。 A2など)内にあり、かつ 前記の各変化量のうち少くとも所定の2つの選別コイル
についての前記変化量を変数として(演算回路60など
を介し)所定の演算式へ与えて得られた演算値(演算出
力P3など)が対応する所定の範囲(500円硬貨判定
範囲81など)内にあるとき、当該の硬貨を正貨である
と判定するように1するものとする。
【作 用】
この発明は、複数の選別コイルの硬貨通過に基づく磁界
変化量がすべてそれぞれの選別コイルに対応する所定の
範囲内にあり、かつこれらの磁界変化量を所定の演算式
に変数として与えて演算して得た値も所定の範囲内にあ
ったとき当該の硬貨を正貨と判定することで正貨に近似
した外国貨などを排除しやすくすることにある。
【実施例】
第1図は本発明の一実施例としての構成を示すブロック
回路図で、第4図に対応する。また第2図は第1図の動
作説明用の特性分布図である。 第1図においては、第4図に対し演算回路60と比較回
路43が付加され、またAND回路50に置換わる新た
なAND回路50Aが比較回路41〜43の各比較出力
のAND条件を求めて硬貨種別の判定を行うように構成
されている。ここで演算回路60はピーク検出値P1お
よびR2に所定の演算を施して演算出力P3を出力する
ものであり、この例では演算回路60は、下記(1)弐
の演算を行うものとする。 P3=P1 ・cosθ+P2−sinθ−(1)但し
後述のようにθは弁別対象の類似硬貨の性質に応じて定
まる角度である。また比較回路43は前記演算出力P3
を所定の基準値(この場合後述の500円硬貨判定範囲
Bl)と比較して前記演算出力P3が前記判定範囲Bl
内にあるときのみ“1”を出力する。 第2図は第5図(a)、 (b)の特性分布を同一平面
内の面積領域で表したもので、第2図の横軸はピーク検
出値P1を、同じく縦軸はピーク検出値P2を示し、円
010は第5図の500円硬貨分布領域Dll、DI2
に対応する面積領域を、また円020は第5図の500
ウオン硬貨分布領域D21.D22対応する面積領域を
それぞれ示している。 そして円010の中心01は前記500円硬貨分布領域
Dll、012のそれぞれの中心値P 1 =100.
 P 2−200で定まる座標点に位置し、円D20の
中心02は前記500ウオン硬貨分布領域021.D2
2のそれぞれの中心値P 1 =120. P l =
210で定まる座標点に位置している。 また角度θは線分01,02がPI軸となす角度である
。そしてまた500円硬貨判定範囲Aは第5図(a)、
 (b)の同判定範囲AI、A2に対応する面積領域で
ある。 このように表した時前記の(1)式で示される演算出力
P3の500円硬貨、500ウオン硬貨についての分布
は第2図の対応する分布領域D13.D23のように、
ピーク検出値P1の横軸と前記の角度θをなす演算出力
P3の軸に対する円010.020の正射影領域として
示される。 従って演算出力P3に対し500円硬貨分布領域013
を含む充分広い500円硬貨判定範囲B1を設定しても
、500ウオン硬貨についての演算出力P3の分布領域
D23と重なることがない。つまり演算出力P3を用い
ればこの2つの硬貨500円と500ウオンとを弁別で
きることが判る。 なお第2図の500円硬貨判定範囲Bはピーク検出値P
i、P2と演算出力P3とを含めた総合の判定範囲につ
いての面積領域を示す。
【発明の効果】
本発明によれば硬貨通路に沿い複数の選別コイルを配置
し、この選別コイルにそれぞれ交流磁界を発生させ、硬
貨による前記交流磁界の変化量により硬貨の正偽を判別
する電子式硬貨選別装置において、 前記選別コイルごとの前記変化量が全てそれぞれ対応す
る所定の範囲内にあり、かつ 前記の各変化量のうち少くとも所定の2つの選別コイル
についての前記変化量を変数として所定の演算式へ与え
て得られた演算値が対応する所定の範囲内にあるとき、
当該の硬貨を正貨であると判定するようにしたので、 例えば500円正貨に近似した特性値を示す外国貨、例
えば韓国500ウオン硬貨等を排除しやすくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての要部構成を示すブロ
ック回路図、第2図は第1図の動作説明用の特性分布図
、第3図は硬貨通路の原理構成図、第4図は第1図に対
応する従来のブロック回路図、第5図は第4図の動作説
明用の特性分布図である。 2:硬貨、3:硬貨通路、Ll、L1選別コイル、L;
基準コイル、R1,R2,R:直列抵抗、10:発振電
源、lL12  :差動増巾回路、21゜22:整流回
路、31.32:ピーク検出回路、41〜43:比較回
路、50A:AND回路、6旧演算回路、Pi、P2:
ピーク検出値、P3:演算出力、A(AI、A2)、B
 (Bl):  500円硬貨判定範囲。 イシ駄弁理士 山 口  厳

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)硬貨通路に沿い複数の選別コイルを配置し、この選
    別コイルにそれぞれ交流磁界を発生させ、硬貨による前
    記交流磁界の変化量により硬貨の正偽を判別する電子式
    硬貨選別装置において、前記選別コイルごとの前記変化
    量が全てそれぞれ対応する所定の範囲内にあり、かつ 前記の各変化量のうち少くとも所定の2つの選別コイル
    についての前記変化量を変数として所定の演算式へ与え
    て得られた演算値が対応する所定の範囲内にあるとき、
    当該の硬貨を正貨であると判定するようにしたことを特
    徴とする電子式硬貨選別装置の判定方法。
JP1835188A 1988-01-28 1988-01-28 電子式硬貨選別装置の判定方法 Pending JPH01193988A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5316119A (en) * 1991-03-27 1994-05-31 Nippon Conlux Co., Ltd. Method and apparatus for discriminating between true and false coins or the like

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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